JPH09203166A - 建築用シングル材 - Google Patents

建築用シングル材

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JPH09203166A
JPH09203166A JP1253596A JP1253596A JPH09203166A JP H09203166 A JPH09203166 A JP H09203166A JP 1253596 A JP1253596 A JP 1253596A JP 1253596 A JP1253596 A JP 1253596A JP H09203166 A JPH09203166 A JP H09203166A
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JP
Japan
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asphalt
layer
foil
copper
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP1253596A
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English (en)
Inventor
Yasuo Terajima
靖夫 寺島
Yoichi Baba
洋一 馬場
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SANKIN KENZAI KOJI KK
Original Assignee
SANKIN KENZAI KOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で、美観、防黴性、防苔性、施工性、耐
久性、経済性のいずれにも優れた建築用材料の提供。 【解決手段】 アスファルト含浸繊維層の両面にアスフ
ァルト層を有し、さらに、片側のアスファルト層の表面
に、銅、鉛および亜鉛から選ばれる金属のいずれかを主
成分とする厚みが 200μm 以下の箔が接着されてなる建
築用シングル材、および、アスファルト含浸繊維層の両
面にアスファルト層を有し、さらに、片側のアスファル
ト層の表面に、銅、鉛および亜鉛から選ばれる金属のい
ずれかを主成分とする平均粒径が75〜1000μm の粒子で
形成される被覆層を有する建築用シングル材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根材、壁材、そ
の他の建築用材料として用いられる軽量で美観、施工性
および耐久性に優れた建築用材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般住宅、事務所などの屋根材と
しては瓦または銅などの非鉄金属板が多く用いられてい
る。しかし、瓦を屋根材として用いた場合は、屋根の重
量が大きくなり建築物の耐震性の確保に限界があった。
【0003】一方、銅などの非鉄金属板は、瓦に比べて
軽量であり、美観および耐久性にも優れることから屋根
材として用いられているが、加工性および価格の面から
一般的な屋根材として用いるには難点を有し、また気温
の変化に伴う金属板の熱伸縮への配慮が必要であり施工
性に問題があった。一方、近年、繊維層にアスファルト
を含浸した建築材料であるアスファルトシングル材(以
下シングル材と記す)が、建築物の屋根や外壁として使
用されるようになった。
【0004】シングル材は、軽量で加工性、経済性の面
で優れた建築用材料であるが、長期使用時の耐候性に難
があり、また黴や苔が生えやすく長期使用に際して美観
の面で改善すべき余地が残されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点を解決し、軽量で美観、施工性、耐久性、経
済性のいずれにも優れた建築用材料の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、アスファ
ルト含浸繊維層の両面にアスファルト層を有し、さら
に、片側のアスファルト層の表面に、銅、鉛および亜鉛
から選ばれる金属のいずれかを主成分とする厚みが 200
μm 以下の箔が接着されてなることを特徴とする建築用
シングル材である。
【0007】また、第2の発明は、アスファルト含浸繊
維層の両面にアスファルト層を有し、さらに、片側のア
スファルト層の表面に、銅、鉛および亜鉛から選ばれる
金属のいずれかを主成分とする平均粒径が75〜1000μm
の粒子で形成される被覆層を有することを特徴とする建
築用シングル材である。また、前記第1の発明および第
2の発明においては、他の片側のアスファルト層の表面
に鉱物質粒子で形成された被覆層を有することが好まし
い。
【0008】さらに、前記第1の発明および第2の発明
においては、前記箔または金属粒子が、アスファルト系
接着剤またはタールウレタンを主成分とする接着剤、ま
たはタールエポキシを主成分とする接着剤、またはそれ
らの混合物からなる接着剤により、前記の片側のアスフ
ァルト層の表面に接着されていることが好ましい。前記
第1の発明および第2の発明の建築用シングル材は、特
に屋根材として好ましく用いられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明者らは、前記従来技術の問題点を解決する
ため鋭意検討を行った結果、アスファルト含浸繊維層の
上層のアスファルト層の表面に金属箔を接着するか、ま
たはアスファルト層の上層として金属粒子からなる層を
形成することにより、周囲温度の変化に対しても耐久性
が良好で美観、施工性および耐候性に優れた軽量の建築
用材料が得られることを見出し本発明に到った。
【0010】本発明に用いられる基材としては、無機繊
維、合成繊維、動植物性繊維のフェルト、不織布、織布
など、繊維層にアスファルトが含浸され、該アスファル
ト含浸繊維層の両面にアスファルト層を有するものが用
いられる。先ず、第1の発明について述べる。図1、図
2に本発明の建築用シングル材の断面図を示す。
【0011】図1、図2において、1は基材、2は銅、
鉛および亜鉛から選ばれる金属のいずれかを主成分とす
る箔、3は接着剤層を示し、基材1はアスファルトが含
浸された繊維層(以下、アスファルト含浸繊維層と記
す)4とアスファルト層5a、5bから構成されてい
る。基材1のアスファルト含浸繊維層4に含浸するアス
ファルトとしては石油系のストレートアスファルトを用
い、アスファルト層5a、5bのアスファルトとしては
石油系のブローンアスファルトを用いることが好まし
い。
【0012】第1の発明においては、上記基材1の片側
のアスファルト層5aの表面に厚みが 200μm 以下、よ
り好ましくは30〜 120μm の銅箔、鉛箔、亜鉛箔、銅合
金箔、鉛合金箔、または亜鉛合金箔(以下箔と記す)か
ら選ばれる箔を接着する。箔の厚みが30μm 未満の場
合、破損が生じ易くなる問題があり、 200μm 超えの場
合、価格が増大し経済性が低下するとともに、可撓性が
小さくなり、加工性、作業性が悪化し、また軽量化の目
的が達成できない。
【0013】合金箔としては銅、鉛または亜鉛いずれか
の含有量が50wt%以上の合金箔であることが好ましい。
また、銅箔使用の場合、より好ましくは、熱間時の伸び
率の高い銅箔(通称HTE箔)を用いることにより、加
熱条件下、曲げ加工を行う際に形状変化に追従し易く、
基材との密着性を長期間保持可能となる。
【0014】さらに銅箔または銅合金箔使用の場合は、
後記のように、銅の色調、銅酸化物の色調により美観を
得ることができるが、予め銅箔または銅合金箔の表面に
人工緑青の皮膜を形成することにより、意匠性、景観性
をさらに高めることが可能となる。本発明における基材
1と箔2との接着は、(1)図1の本発明の建築用シン
グル材に示されるように、基材1、箔2のいずれかまた
は両者に接着剤を塗布した後、乾燥し、次いで基材1と
箔2の積層体を加圧または加熱・加圧する方法、または
(2)図2の本発明の建築用シングル材に示されるよう
に、接着剤を用いずに、基材1と箔2の積層体を加熱・
加圧し、アスファルト層5aと箔2とを直接接着する方
法を用いることが可能であり、より好ましくは箔2の耐
剥離強度の面から(1)による方法が好ましい。
【0015】さらに、接着剤層を形成する方法として
は、基材1と箔2の間に接着剤で構成されたフィルムを
挟持した積層体を加熱・加圧する方法を用いることもで
きる。なお、前記(1)または(2)による方法におい
ては、予め、基材1を減圧下、使用最高温度以下の温度
条件で加熱・乾燥し、アスファルト中の揮発分を除去し
ておくことが建築用シングル材の耐久性の面から好まし
い。
【0016】接着剤としては、好ましくはアスファルト
系接着剤、ウレタン系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、
ポリクロロプレン、ニトリルゴム、ブタジエンゴム、ス
チレン−ブタジエンゴムなどのゴム系接着剤、アクリル
系接着剤などの熱可塑性接着剤が例示され、より好まし
くは、アスファルト層5aとの相溶性の面から、アスフ
ァルト系接着剤、タールウレタンを主成分とする接着
剤、またはタールエポキシを主成分とする接着剤が好ま
しい。
【0017】なお、アスファルト系接着剤としては、
ストレートアスファルト、アスファルトを石油ナフサ
などの溶剤に溶解したアスファルトプライマー、または
ストレートアスファルトなどのアスファルトと前記ゴ
ム系接着剤を混合したゴムアスファルト系接着剤が例示
され、箔2とアスファルト層5aとの接着界面における
耐剥離強度の面からゴムアスファルト系接着剤がより好
ましい。
【0018】なお、前記した箔、特に銅箔を接着剤を用
いて基材1に接着する場合は、Cuイオンなど金属イオン
が接着剤の層へ移行し、樹脂の架橋を脆化し、箔の接着
力が経時的に低下する恐れがあるため、銅箔など箔の少
なくとも接着面側の表面にZnめっきなどの防錆処理を施
すことが好ましい。また、このような接着力低下の防止
策として接着剤にシランカップリング剤を添加する方法
を用いることができる。
【0019】さらに、本発明においては図3および図4
に示すように基材1の他の片側のアスファルト層5bの
表面に鉱物質粒子が散布されてなる層(以下鉱物質粒子
層と記す)6を有することが好ましい。これは気温上昇
時のアスファルト層5bの過度の軟化、それに伴う施工
部分の変形を防止するためである。
【0020】前記鉱物質粒子としては、天然または人造
の鉱物質粒子を用いることができ、好ましくはタルク、
イルメナイト、炭酸カルシウム、ギルソナイト、または
それらの混合物などが例示されるが、特にその種類に制
限されるものではない。以上述べた本第1の発明によ
り、重厚な金属の色調、または金属酸化生成物の美麗な
色調を有し、美観、景観に優れ、施工性、耐久性に優れ
た軽量の建築材料を経済的に得ることが可能となった。
【0021】本発明の建築用シングル材は、シングル材
を構成している銅、鉛または亜鉛などの金属から溶出す
る金属イオンの作用により、従来のシングル材の欠点で
あった黴や苔の生育を防止することが可能であり、その
美観、景観を経時的に低下させることがないという利点
を有する。また、本発明の建築用シングル材は、従来の
シングル材に対して防火性に優れるという利点を有す
る。
【0022】以上述べたように、本発明の建築用シング
ル材は、基材の有する軽量性、可撓性などの特性と金属
の有する美観、防火性、防黴性、防苔性などの特性、す
なわち基材および金属の両者の特性を発揮した加工性、
施工性、耐久性に優れた建築用材料といえる。次に、第
2の発明について述べる。
【0023】図5および図6に本発明の建築用シングル
材の断面図を示す。図5において、7は銅、鉛および亜
鉛から選ばれる金属のいずれかを主成分とする粒子で形
成された被覆層を示し、他の符号は前記図1と同じ内容
を示す。本発明の建築用シングル材は、基材1の片側の
アスファルト層5aの表面に、平均粒径が75〜1000μm
の銅粒子、銅合金粒子、鉛粒子、鉛合金粒子、亜鉛粒子
および亜鉛合金粒子から選ばれる金属粒子で形成される
被覆層(以下金属粒子被覆層と記す)7を有する。
【0024】本発明において、前記金属粒子の平均粒径
が75μm 未満の場合は、金属粒子がアスファルト層深部
に沈着し易くなり必要金属粒子の量が多くなり、また、
金属粒子の美観効果を発揮せしめることができず、逆に
1000μm 超えの場合、建築用シングル材の加工、施工
性、美観効果が低下する。前記合金粒子としては、銅、
鉛または亜鉛いずれかの含有量が50wt%以上の合金粒子
であることが好ましい。
【0025】本発明において用いられる金属粒子は溶
融金属の水アトマイズ、ガスアトマイズなどアトマイズ
法で得られる球状または不規則形状の金属粒子、金属
酸化物の粉末を還元して得られる金属粒子、電解法で
得られる金属粒子などが例示され、その製造方法は制限
されるものではない。また、銅粒子、銅合金粒子を使用
する場合は、後記のように、銅の色調、銅酸化物の色調
により美観を得ることができるが、予め銅粒子または銅
合金粒子の表面に人工緑青の皮膜を形成することによ
り、意匠性、景観性をさらに高めることが可能となる。
【0026】本発明における金属粒子被覆層7の形成方
法としては、(1)基材1を加熱し、アスファルト層5
aを軟化状態とし、アスファルト層5aの表面に金属粒
子を散布する方法、(2)基材1のアスファルト層5a
の表面に金属粒子の縣濁液を散布または塗布した後、基
材1を乾燥、加熱し、金属粒子を接着する方法などが例
示され、接着後ロールなどを用いて金属粒子被覆層7を
加圧し、金属粒子とアスファルト層5aとの接着をより
強固にすることも好ましい。
【0027】なお、本発明の建築用シングル材の耐久性
の面から、前記(1)の方法においては、基材1の加熱
を減圧下で行い、金属粒子を散布する前に予めアスファ
ルト中の揮発分を除去しておくことが好ましく、また前
記(2)の方法においては、金属粒子縣濁液を散布、塗
布する前に基材1を減圧下で加熱し、アスファルト中の
揮発分を除去しておくことが好ましい。
【0028】本発明の建築用シングル材においては、接
着剤は必ずしも必要ではないが、建築用シングル材の耐
久性の面から接着剤を使用することがより好ましい。こ
の場合の接着剤としては、前記第1の発明で例示した接
着剤が好ましく使用できる。また、接着剤を使用する場
合は、金属イオンによる金属粒子の接着力の経時的低下
を防止するために、金属粒子表面を防錆処理して添加す
ることが好ましい。
【0029】また、接着剤を使用する場合は、前記金属
粒子を縣濁せしめた石油ナフサなどの有機溶剤中に接着
剤を溶解し、該有機溶剤を基材1のアスファルト層5a
の表面に散布または塗布し、好ましくは減圧下で加熱・
乾燥する方法を用いることができる。さらに、本発明に
おいては前記第1の発明と同様の理由で、図7および図
8に示すように基材1の他の片側のアスファルト層5b
の表面に鉱物質粒子が散布されてなる鉱物質粒子層6を
有することが好ましい。
【0030】鉱物質粒子としては、前記第1の発明と同
様の鉱物質粒子が好ましく用いられるが、特にその種類
に制限されるものではない。本発明の建築用シングル材
は、前記第1の発明の建築用シングル材と同様に、軽量
で、美観、防黴性、防苔性、施工性、耐久性のいずれに
も優れた建築用材料である。
【0031】また本発明の建築用シングル材は、従来の
着色砂に代えて前記金属粒子を用いるため、シングル材
を構成している銅、鉛または亜鉛などの金属から溶出す
る金属イオンの作用により、従来のシングル材の欠点で
あった黴や苔の生育を防止することが可能であり、その
美観、景観を経時的に低下させることがないという利点
を有する。
【0032】以上述べたように、本発明の建築用シング
ル材は、基材の有する軽量性、可撓性などの特性と金属
の有する美観、防火性、防黴性、防苔性などの特性、す
なわち基材および金属の両者の特性を発揮した加工性、
施工性、耐久性に優れた建築用材料といえる。なお、前
記した第1の発明および第2の発明の建築用シングル材
は、通常のアスファルトシングル材と同様にタブ部を設
けたシングル材も含まれ、また表面、裏面のいずれか一
方または両者の一部または全面に接着剤層を設け、その
表面に剥離紙を被覆したシングル材も含まれる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。 (実施例1)合成繊維不織布にストレートアスファルト
を含浸し、さらにその両面にブローンアスファルトを被
覆し基材を作製した。
【0034】得られた基材を減圧下で加熱・乾燥した
後、加熱条件下で、片面のブローンアスファルト層の表
面にタルクの粉末を散布し、片面に鉱物質粒子層を有す
る長さ:915mm 、巾:305mm 、厚み:6mmの素材を作製
した。得られた素材の他の片面のアスファルト層の表面
にスチレン−ブタジエンゴムとストレートアスファルト
を主成分とするゴムアスファルト系接着剤を塗布し、乾
燥した後、長さ:915mm 、巾:305mm 、厚み:70μm の
銅箔を積層し、加熱・加圧し、本発明の建築用シングル
材を試作した。
【0035】(実施例2)銅箔に代えて、長さ:915mm
、巾:305mm 、厚み: 100μm の鉛箔、亜鉛箔を使用
した以外は実施例1と同様にして建築用シングル材を試
作した。 (実施例3)銅箔に代えて、片面にZnめっきを施した長
さ:915mm 、巾:305mm 、厚み:70μm の銅箔を用い、
Znめっき側を接着層とした以外は実施例1と同様にして
建築用シングル材を試作した。
【0036】(実施例4)実施例1と同様に片面に鉱物
質粒子層を有する長さ:915mm 、巾:305mm 、厚み:6
mmのアスファルト被覆基材を作製した。得られた素材を
減圧下で、加熱・乾燥した。次に、平均粒径が 200μm
の銅微粒子およびストレートアスファルトが縣濁、溶解
した石油ナフサを、他の片面のアスファルト層の表面に
塗布した後、乾燥し、さらに実施例1で用いた加熱装置
中で60℃に加熱し、建築用シングル材を試作した。
【0037】(実施例5)銅微粒子に代えて平均粒径が
200μm の鉛微粒子、亜鉛微粒子を使用した以外は実施
例4と同様にして建築用シングル材を試作した。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、重厚
な金属の色調、または金属酸化生成物の色調または緑青
の色調を有し、美観、防黴性、防苔性に優れ、施工性、
耐久性に優れた軽量の建築材料が得られた。また、本発
明により、防火性、耐震性に優れた建築材料が得られ
た。
【0039】さらに本発明の建築用シングル材は、その
美観、景観を経時的に低下させることがないという利点
も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築用シングル材の断面図である。
【図2】本発明の建築用シングル材の断面図である。
【図3】本発明の建築用シングル材の断面図である。
【図4】本発明の建築用シングル材の断面図である。
【図5】本発明の建築用シングル材の断面図である。
【図6】本発明の建築用シングル材の断面図である。
【図7】本発明の建築用シングル材の断面図である。
【図8】本発明の建築用シングル材の断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 箔 3 接着剤層 4 アスファルト含浸繊維層 5a、5b アスファルト層 6 鉱物質粒子層 7 金属粒子被覆層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト含浸繊維層の両面にアスフ
    ァルト層を有し、さらに、片側のアスファルト層の表面
    に、銅、鉛および亜鉛から選ばれる金属のいずれかを主
    成分とする厚みが 200μm 以下の箔が接着されてなるこ
    とを特徴とする建築用シングル材。
  2. 【請求項2】 アスファルト含浸繊維層の両面にアスフ
    ァルト層を有し、さらに、片側のアスファルト層の表面
    に、銅、鉛および亜鉛から選ばれる金属のいずれかを主
    成分とする平均粒径が75〜1000μm の粒子で形成される
    被覆層を有することを特徴とする建築用シングル材。
JP1253596A 1996-01-29 1996-01-29 建築用シングル材 Pending JPH09203166A (ja)

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JP1253596A JPH09203166A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 建築用シングル材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070983A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Ube Ind Ltd 防水シート材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070983A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Ube Ind Ltd 防水シート材

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