JPH09202809A - アクリレート重合体をキュアする方法、過酸化物でキュアせるアクリレート重合体およびキュア可能なアクリレート重合体組成物 - Google Patents
アクリレート重合体をキュアする方法、過酸化物でキュアせるアクリレート重合体およびキュア可能なアクリレート重合体組成物Info
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Abstract
され、熱安定性、耐スコーチ性に優れた、キュアせるア
クリレート重合体を提供する。 【解決手段】 アルキル(C4−8)アクリレート、ア
ルキル(C1−3)アクリレート、および、必要なら
ば、エチレン、プロピレン、ブチレン、アクリロニトリ
ル、アルコキシアルキルアクリレートおよびアルキルチ
オアルキルアクリレートの中から選ばれた単量体を共重
合せる共重合体を1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンとm−フ
ェニレンジアミン・マレイミドとを用いて加熱キュアす
る。
Description
体を過酸化物でキュアする方法、過酸化物でキュアせる
アクリレート重合体、およびキュア可能なアクリレート
重合体組成物に関する。
鎖に結合したエステル基側鎖とを有するアクリル酸エス
テルの弾性重合体または共重合体である。アクリレート
重合体は、約200℃までの比較的高温下空気中におけ
る耐老化性および耐オゾン性、ならびに耐膨潤性、耐硬
化性および熱油中におけるその他の変化に耐える特性を
有しており、そのため、種々の自動車分野において有用
である。当初の市販ポリアクリレートは次式(V)
って、冷却するとかたくなり高温では脆化する。このエ
チルエステルをより長鎖のアルキルエステルに代えるこ
とにより可撓性が増大する。しかしながら、長鎖アルキ
ルエステルを用いて得たポリアクリレートは耐油性に劣
る。エチルアクリレートとn−ブチルアクリレートとを
共重合すると耐油性と可撓性とがバランスしたアクリレ
ート共重合体が得られ、このような共重合体は市販され
ている。
によって熱可塑性が低減し、弾性が増大する。ハロゲン
含有単量体と、必要に応じてさらに他の少くとも一種の
単量体をアクリレートと共重合することによってアクリ
レート重合体を変性し、重合体中に反応性キュア部位を
導入することができる。例えば、エチルアクリレートを
少量の2−クロロエチルビニルエーテルと共重合する
と、下記反応式に従って、エーテル結合によって活性化
された塩素原子を有する側鎖が適切な架橋部位を形成す
る。
び硫黄化合物含有キュア系を用いることによって達成さ
れる。ハロゲン含有単量体として2−クロロエチルアク
リレートを含む共重合体は、2−クロロエチルビニルエ
ーテルを含む共重合体と同じタイプのキュア系を用いて
加硫ないしキュアされる。共重合する単量体としてビニ
ルクロロアセテートまたはビニルベンジルクロライドを
用いると、遥かに活性の高いキュア部位が形成される。
共重合する単量体として次式(VI)で表わされるアリル
グリシジルエーテルを用いると非ハロゲンキュア部位が
形成される。
セチル単位を含むアクリレート重合体の架橋に用いるの
と同様なキュア系によって架橋される。アクリレート重
合体とは異なり、多くのエラストマーまたはゴム状重合
体は炭素−炭素不飽和結合を有し、過酸化物でキュア可
能である。過酸化物によるキュアによれば、スコーチ
(すなわち、キュア過程で起こる早期硬化)が最少限に
抑制されて、良好なキュアが達成され、また、重合体鎖
が炭素−炭素結合によって架橋される場合は、キュア生
成物が窒素含有化合物または硫黄含有化合物による加硫
生成物と比較して一般に安定性に優る点で有利である。
って過酸化物ではキュア不可能と考えられている。特開
平5−214196号(1993年8月24日公開)に
は、30〜80重量%のメトキシエチルアクリレート、
20〜70重量%のアルキルアクリレートまたはアルコ
キシアルキルアクリレートおよび0〜30重量%のその
他の共重合可能な単量体からなるアクリルゴムを、有機
過酸化物とビスマレイミドとを含むキュア系で加硫する
ことが開示されている。メトキシ基中にエーテル結合が
存在するためにアクリレート重合体が加硫され易くなる
と考えられる。しかしながら、メトキシ基の存在はアク
リレート重合体の熱安定性およびその他の好ましい性質
を損ないがちである。
術に鑑み、本発明の目的は、エステル基にキュア部位な
いしその他の置換基を持たないアクリレート重合体を過
酸化物でキュアすることによって、改良されたアクリレ
ート重合体を得る方法、ならびに過酸化物キュア可能な
アクリレート重合体組成物および過酸化物でキュアせる
アクリレート重合体を提供することにある。
キシアルキルアクリレートおよび/または他の構造単位
を含み、過酸化物でキュアせるアクリレート重合体であ
って、熱安定性および耐スコーチ性に優れたアクリレー
ト重合体を提供することにある。
面において、実質的に(イ)下記式(I)
る)で表わされる構造単位を少くとも10モル%、
(ロ)下記式(II)
はシアノである)で表わされる構造単位を0〜20モル
%含み、(ハ)下記式(IV)
で表わされる構造単位が残りを占めるアクリレート重合
体を1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,
5−トリメチルシクロヘキサンおよびm−フェニレンジ
アミン・マレイミドと共に温度150〜220℃に加熱
することを特徴とするアクリレート重合体をキュアする
方法が提供される。
の方法で製造された、過酸化物でキュアされたアクリレ
ート重合体が提供される。さらに他の一面においては、
上記アクリレート重合体および、1,1−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サンとm−フェニレンジアミンマレイミドとからなるキ
ュア系とを含んでなることを特徴とするキュア可能なア
クリレート重合体組成物が提供される。さらに他の一面
においては、実質的に(イ)下記式(I)
で表わされる構造単位を少くとも10モル%、(ロ)下
記式(II)
はシアノである)で表わされる構造単位を40モル%以
下、好ましくは10〜15モル%、(ハ)下記式(II
I)
キルまたはアルキルチオアルキルである)で表わされる
構造単位を30モル%以下、好ましくは5〜20モル%
含み、(ニ)下記式(IV)
で表わされる構造単位が残りを占める、過酸化物でキュ
アせるアクリレート重合体が提供される。上記アクリレ
ート重合体はアルキルアクリレートと共重合可能なエチ
レン系不飽和単量体単位を少量(5モル%未満)含んで
いてもよい。
重合体エラストマーは、二種のアルキルアクリレートを
含む単量体混合物を共重合することによって形成される
共重合体である。そのアルキルアクリレートの一つはア
クリル酸のC4〜8アルキルエステル、好ましくはn−
ブチルアクリレートであって、その量は少くとも10モ
ル%である。他のアルキルアクリレートはアクリル酸の
C1〜3アルキルエステルであって、そのアルキル基は
直鎖または分枝鎖のいずれでもよく、このアルキルアク
リレートの具体例としては、メチル、エチルおよびプロ
ピルアクリレートが挙げられる。単量体混合物は30モ
ル%以下、好ましくは20モル%以下のエチレン、プロ
ピレン、1−ブチレンまたはアクリロニトリルを含有し
てもよい。これらの単量体の中ではアクリロニトリルが
好ましい。
ムは乳化、懸濁、溶液または塊状重合法によって製造さ
れる。乳化重合および懸濁重合が最も普通に採用され、
また、重合は一般にラジカル開始剤によって開始され
る。アクリレート重合体を製造する方法は当業者間では
周知であって、それ自体は本発明の一部をなすものでは
ない。
ト重合体を150〜220℃、好ましくは150〜19
0℃において数分間、一般には4〜10分間、過酸化物
キュア系とともに加熱することによって過酸化物でキュ
アする。過酸化物キュア系は、過酸化物キュア剤として
の1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5
−トリメチルシクロヘキサンと助剤ないし促進剤として
のm−フェニレンジアミン・マレイミドを含む。本発明
の実施に際しては、アクリレート重合体ゴムのマスター
バッチを常法によって作成し、常用される製造、例え
ば、ブレンダー、ミキサー、押出機などを用いてキュア
系と混合する。キュア可能または加硫可能な組成物に
は、キュア系に加えて、ステアリン酸のような通常用い
られる滑剤、カーボンブラック充填剤および抗酸化剤な
どを含有せしめてもよい。抗酸化剤を含有せしめるとキ
ュア生成物の引張強度が増大するが、キュア速度が低下
し、圧縮永久歪が増大する難点がある。圧縮永久歪は、
キュアの程度を示す目安となるものであって、試料を平
板間に挟んで試験温度にて所定時間圧縮し、その後圧縮
力を解放して、試料を所定時間回復せしめることによっ
て測定される。未回復の高さ(%)が圧縮永久歪であ
る。
製に際しては、キュア系を除く全成分を室温(25℃)
にてバンバリーミキサーを用いて混合した。次いで、
1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−
トリメチルシクロヘキサンとm−フェニレンジアミン・
マレイミドとからなるキュア系および必要に応じて抗酸
化剤を加え、バンバリーミキサーを用いて組成物を均一
に混合した。
は、他のエラストマー生成物の場合と同様な方法によっ
て加工され、圧縮、トランスファーおよび射出などの方
法により成形される。成形方法の中では射出成形が好ま
しい。常法に従ってキュアないし加硫されたアクリレー
ト重合体パーツから製作される製品、特に自動車分野で
用いられる製品では、厳しい要件が課せられるため、一
般に、一次キュアの後でポストキュアが行われる。これ
とは対照的に、本発明の過酸化物でキュアせるアクリレ
ート重合体から得られる製品は良好な圧縮永久歪値を示
すためポストキュアは必ずしも不可欠ではない。
するが、本発明の範囲はこれらの実施例によって限定さ
れるものではない。実施例1〜8 上記の方法に従って、表1に示すキュア可能な組成物を
調製した。すなわち、キュア系を除く全ての成分を室温
においてバンバリーミキサーを用いて混合し、次いで、
キュア系を加えて、組成物を均一に混合した。
クリレートとエチルアクリレートとの等モル量混合物で
あった。カーボンブラックはゴム配合に常用されるファ
ーネスブラックであり、また滑剤としてステアリン酸を
用いた。キュア系は、過酸化物として1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサンおよび促進剤としてm−フェニレンジアミン・
マレイミドからなるものであった。
よびキュア中に加わる力に対する反応などの加工特性を
評価した。実施例1〜8の加硫可能な組成物の加工特性
は、ムーニー粘度計(大ローター、125℃)およびレ
オメーター・オシレート・ディスク(ミクロダイ、10
cpm、アーク3°、190℃)を用いて測定した。測
定結果を表2に示す。
ず)した実施例1、2、5および6の組成物の物性は表
3のとおりであった。
4時間ポストキュアした実施例1、2、5および6の組
成物の物性は表4のとおりであった。
ト重合体の酸化安定性を測定した。すなわち、重合体か
らダンベル試料を切り出し、炉中で循環熱空気にあてて
加速老化試験を行った。ゴム製品を特に自動車分野に用
いる場合に重要な特性である耐熱油性も評価した。キュ
アせる実施例1、2、5および6のアクリレート重合体
の試験結果を表5および表6に示す。
アを行ったが、180℃および190℃においてキュア
を行った場合にもほぼ同様な結果が得られた。実施例1
〜8の過酸化物でキュアせるアクリレート重合体の引張
強さ、圧縮永久歪などの物性はポストキュアによって大
きく改良されることはなかった。
む組成物を調製し、170℃において過酸化物でキュア
した。
単量体単位の量(重量%)は表8のとおりであった。表
8中の単量体の略号は以下のとおりである。 EA エチルアクリレート BA ブチルアクリレート MEA メトキシエチルアクリレート ACN アクリロニトリル
およびレオメーター・オシレート・ディスク(ミクロダ
イ、10cpm、アーク3°、190℃)を用いて加硫
可能な組成物の加工特性を評価した。結果を表9に示
す。
アせず)組成物の物性は表10のとおりであった。
酸化安定性を評価した。結果を表11に示す。
例示であって、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではなく、当業者ならば本発明の範囲内において種々
の改変を容易になし得るであろう。
することによって、キュア過程における早期架橋が最小
限に抑制され、良好なキュアが達成される。キュア生成
物は、その重合体鎖が炭素−炭素結合により架橋されて
いて、従来の窒素含有および/または硫黄含有加硫剤で
加硫することによって得られるキュア品と比較して、一
般に安定性が高く、耐熱性に優れている。
Claims (9)
- 【請求項1】 実質的に(イ)下記式(I) 【化1】 (式中のR1はC4〜8のアルキルである)で表わされ
る構造単位を少くとも10モル%、(ロ)下記式(II) 【化2】 (式中のR2は水素、メチル、エチルまたはシアノであ
る)で表わされる構造単位を0〜20モル%含み、
(ハ)下記式(IV) 【化3】 (式中のR4はC1〜3アルキルである)で表わされる
構造単位が残りを占めるアクリレート重合体を1,1−
ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサンおよびm−フェニレンジアミン・マレ
イミドと共に温度150〜220℃に加熱することを特
徴とするアクリレート重合体をキュアする方法。 - 【請求項2】 式(I)中のR1がブチルであり、式(I
V)中のR4がエチルである請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 アクリレート重合体が実質的に等モル量
の式(I)で表わされる構造単位と式(IV)で表わされ
る構造単位とからなる請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法に
よって製造された、過酸化物でキュアされたアクリレー
ト重合体。 - 【請求項5】 実質的に(イ)下記式(I) 【化4】 (式中のR1はC4〜8アルキルである)で表わされる
構造単位を少くとも10モル%、(ロ)下記式(II) 【化5】 (式中のR2は水素、メチル、エチルまたはシアノであ
る)で表わされる構造単位を0〜20モル%含み、
(ハ)下記式(IV) 【化6】 (式中のR4はC1〜3アルキルである)で表わされる
構造単位が残りを占めるアクリレート重合体、1,1−
ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサンおよびm−フェニレンジアミン・マレ
イミドを含んでなることを特徴とするキュア可能なアク
リレート重合体組成物。 - 【請求項6】 式(I)中のR1がブチルであり、式(I
V)中のR4がエチルである請求項5記載の組成物。 - 【請求項7】 アクリレート重合体が実質的に等モル量
の式(I)で表わされる構造単位と式(IV)で表わされ
る構造単位とからなる請求項5または6記載の組成物。 - 【請求項8】 実質的に(イ)下記式(I) 【化7】 (式中のR1はC4〜8アルキルである)で表わされる
構造単位を少くとも10モル%、(ロ)下記式(II) 【化8】 (式中のR2は水素、メチル、エチルまたはシアノであ
る)で表わされる構造単位を10〜15モル%、(ハ)
下記式(III) 【化9】 (式中のR3はC2〜12アルコキシアルキルまたはア
ルキルチオアルキルである)で表わされる構造単位を5
〜20モル%含み、(ニ)下記式(IV) 【化10】 (式中のR4はC1〜3アルキルである)で表わされる
構造単位が残りを占める、過酸化物でキュアせるアクリ
レート重合体。 - 【請求項9】 式(I)中のR1がブチルであり、式(I
I)中のR2がシアノであり、式(III)中のR3がメトキ
シエチルであり、式(IV)中のR4がエチルである請求
項8記載のキュアせるアクリレート重合体。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
US08/547,925 | 1995-10-25 | ||
US08/547,925 US5589550A (en) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | Peroxide-cured polyacrylates |
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JP (1) | JPH09202809A (ja) |
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