JPH09202399A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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Publication number
JPH09202399A
JPH09202399A JP8011299A JP1129996A JPH09202399A JP H09202399 A JPH09202399 A JP H09202399A JP 8011299 A JP8011299 A JP 8011299A JP 1129996 A JP1129996 A JP 1129996A JP H09202399 A JPH09202399 A JP H09202399A
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JP
Japan
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hose
refueling
vehicle
fuel feed
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP8011299A
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English (en)
Inventor
Tokuji Takahashi
徳次 高橋
Hisaaki Iwano
寿明 岩野
Tadashi Hashizawa
正 橋沢
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Tokico Ltd
Tokico Yuki Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Tokico Yuki Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は作業者が車両の後方に回りながら給
油ホースの吊下位置を移動させる際、ホース移動部の台
車がスムーズに移動できず、給油作業を行う作業者に労
力がかかるといった問題を解決するものである。 【解決手段】 給油装置1は、計量ユニット3と、支柱
4と、支柱4の上部に設けられたホース支持部5,6と
を有する。ホース支持部5,6はホース支持部5,6
は、上方から見ると車両14の進入方向に対して所定角
度(α=45°)後方に傾斜して延在しており、給油エ
リアに停車した車両14の上方で車両14の進入方向に
対して斜め方向(Ya方向)に延在するように設けられ
ている。ホース支持部5,6の延在方向は、作業者が車
両14の後方を回って給油ホース11の吊下位置を移動
させる際の移動方向と略一致する方向である。そのた
め、給油ホース11の吊下位置を容易に移動させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油装置に係り、特
に給油エリアに設けられた支柱の上部より水平方向に延
在する給油ホース支持部から給油ホースを吊下させ、車
両の給油口の位置に応じて給油ホースを給油ホース支持
部の延在方向に移動させて車両への給油を容易に行える
よう構成した給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油液を扱う給油所等には、地上設置型給
油装置あるいは天井に設置された懸垂式給油装置等の給
油装置が設置されている。近年になると、地上設置型給
油装置と懸垂式給油装置とを組み合わせた給油装置、す
なわち給油エリアのアイランド上に起立する支柱の上端
にアイランドの長手方向(車両の進入方向)に対して直
交する水平方向に延在する給油ホース支持部を設けた構
成の給油装置が開発されている。
【0003】そして、ホース支持部内には、給油ホース
の吊下位置を移動させるホース移動部が設けられ、この
ホース移動部の台車に給油ホースが接続されているの
で、給油ホースを引くことにより台車が軌道に沿って移
動して給油ホースの吊下位置を変更できるようになって
いる。
【0004】すなわち、この新形の給油装置では、給油
エリアに停車させた自動車の給油口の位置に応じて、上
記給油ホース支持部に設けられたホース移動部により給
油ホースを給油ホース支持部の延在方向に移動させるこ
とができる。そのため、この給油装置では、給油ホース
をホース移動部の軌道に沿って移動させることにより、
自動車の給油口がアイランド側の車体面にあっても、ま
た逆側の車体面にあっても給油できるように構成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
給油装置では、給油ホース支持部が給油エリアの停止位
置に停車した車両の上方を横切るように車両の進入方向
と直交する方向に延在しているため、給油口がアイラン
ド側と逆側の車体面にある場合には、給油所の作業者が
給油ホースを引っ張りながら車体の逆側に移動すること
になるが、給油ホース支持部が車両の上方を横架するよ
うに設けられているので、ホース移動部の台車が車両の
上方を通過する際に給油ホースが車両の車体に接触する
ことがあった。
【0006】そのため、給油所の作業者は、給油ホース
が車体に接触しないように注意しなければならず、例え
ば給油ホースを移動させる際には右手で給油ノズルを持
ち、左手で給油ホースを持ち上げるといった操作をしな
ければならなかった。あるいは給油所の作業者は、給油
ホース支持部から吊下された給油ホースを引っ張りなが
ら車両の後方を大きく迂回するように回って車体の逆側
に回り込むことにより給油ホースが車体に接触しないよ
うにしていた。従って、給油口がアイランドと逆側の車
体面にある場合には、給油作業に手間がかかり、給油ホ
ースが車体に接触しないように気を付けなければならな
かった。
【0007】また、作業者は給油口へ移動する際に給油
ホースを移動方向(給油ホース支持部の延在方向)と直
交する方向に引っ張ることになるため、ホース移動部の
台車がスムーズに移動できず、給油作業を行う作業者に
労力がかかるばかりか、給油ホースに無理な張力が作用
するといった問題があった。
【0008】また、給油終了後、給油ホースをアイラン
ド側に戻す作業を行う際にも上記と同様に給油ホースが
車体に接触しないように注意する必要があった。そこ
で、本発明は上記問題を解決した給油装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、給
油エリアに設けられた支柱と、該支柱の上部より該給油
エリアに交差するように水平方向に延在し給油ホースが
吊下された給油ホース支持部と、該給油ホース支持部内
に設けられ該給油ホースの吊下位置を該給油ホース支持
部の延在方向に移動させるホース移動部とを有する給油
装置において、前記給油ホース支持部を前記給油エリア
に対して斜め方向に交差するように延在して設けたこと
を特徴とするものである。
【0010】従って、本発明によれば、給油ホース支持
部が給油エリアに対して斜め方向に交差するように設け
られているので、給油ホースを給油ホース支持部に沿っ
て移動させるだけで、給油ホースが車体に接触しないよ
うに移動させることができる。そのため、給油口がアイ
ランドと逆側の車体面に設けられた車両に給油する場合
でもスムーズに給油ホースを移動させることができ、給
油ホースが車体に接触しないように神経を使わずに済
む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例につき説明する。図1は本発明になる給油装置の一実
施例の平面図、図2は給油装置の正面図、図3は車両の
退出方向からみた給油装置の側面図である。
【0012】給油装置1は、地上設置型給油装置と懸垂
式給油装置とを組み合わせたものであり、給油所のアイ
ランド2上に設置された計量ユニット3と、計量ユニッ
ト3と隣接して設けられた支柱4と、支柱4の上端から
水平方向に延在するホース支持部5,6と、ホース支持
部5,6に設けられたホース移動部7,8とよりなる。
計量ユニット3は、内部にポンプ,流量計,流量演算回
路(共に図示せず)等が収納され、正面3a及び背面3
bには給油量及び金額を表示する表示器9などが設けら
れている。
【0013】また、計量ユニット3は正面3a及び背面
3bに3個のノズル掛け10が設けられており、各ノズ
ル掛け10にはホース移動部7,8から吊下された給油
ホース11の先端に接続された給油ノズル12が掛けら
れている。ホース支持部5,6は、給油所の高所に位置
するように支柱4の上端に支持されており、支柱4の正
面4a,背面4bより水平方向に延在している。
【0014】支柱4の内部には、油液を送液するための
送液管路13が配設されている。この送液管路13は、
下端が計量ユニット3内のポンプ(図示せず)に接続さ
れ、上端がホース支持部5,6内の管路を介して給油ホ
ース11に接続されている。ホース支持部5,6は、上
方から見ると給油エリアに対して交差するように延在し
ており、アイランド2と平行な車両14の進入方向に対
して所定角度(α=45°)後方に傾斜して延在してい
る。すなわち、ホース支持部5,6は、給油エリアに停
車した車両14の上方で車両14の進入方向に対して斜
め方向(Ya方向)に延在するように設けられており、
図1に示すように夫々支柱4の正面4a,背面4bから
給油エリアに停車した車両14の後方に向けて延在して
いる。
【0015】このように車両14の後方に向けて斜めに
延在するホース支持部5,6の延在方向は、車両14の
給油口18がアイランド2と逆側にある場合、作業者が
車両14の後方を回って給油ホース11の吊下位置を移
動させる際の移動方向と略一致する方向である。そのた
め、作業者が車両14の後方を迂回するように歩くこと
により、無理なく給油ホース11の吊下位置を移動させ
ることができる。
【0016】図4は車両14の進入方向からみたホース
支持部5の縦断面図である。尚、ホース支持部5に設け
られたホース移動部7とホース支持部6に設けられたホ
ース移動部8とは、夫々同一構成であるので、ここでは
ホース移動部7の構成について説明し、ホース移動部8
の説明は省略する。
【0017】ホース移動部7は、ホース支持部5の底部
にYa,Yb方向に延在して設けられた軌道15と、軌
道15に沿ってYa,Yb方向に移動する台車16とが
設けられている。尚、軌道15及び台車16は、各給油
ホース11毎に設けられており、本実施例ではホース支
持部5内に3系統のホース移動部7が設けられている。
【0018】また、支柱4内に配設された送液管路13
に接続された管路19がホース支持部5内に導かれてお
り、さらに管路19に接続された中継ホース17が湾曲
して台車16の上部に接続されている。そして、給油ホ
ース11の上端部は台車16の下部に接続されて中継ホ
ース17と連通されている。中継ホース17は可撓性を
有するため、台車16の移動を妨げないように湾曲部分
を移動させるように設けられている。
【0019】上記構成になる給油装置1においては、各
台車16及び給油ホース11は給油のための車両14が
給油エリアに到着するまで、ホース移動部7の基端A
(原点位置)に位置している。ここで、給油所に到着し
た車両14の給油口がアイランド2側に位置する向きで
停車した場合、給油前の給油ホース11の吊下位置がホ
ース支持部5の基端Aであるため、台車16を移動させ
て給油ホース11の吊下位置を変更する必要がない。そ
のため、給油所の作業者は、給油ノズル12をノズル掛
け10から外してそのまま車両14の給油口に差し込み
燃料タンク(図示せず)に給油する。
【0020】しかし、給油所に到着した車両14の給油
口18が支柱4の反対側に位置する向きで停車した場
合、図1に示すように給油所の作業者は給油ノズル12
をノズル掛け10から外した後、給油ホース11をYa
方向に引っ張ることにより、台車16を軌道15に沿っ
てホース支持部5の先端側Bへ移動させる。そして、給
油ホース11の吊下位置が給油口18の上方となる位置
に変更されると、給油ノズル12を車両14の給油口1
8に差し込み燃料タンク(図示せず)に給油する。
【0021】このように、車両14の給油口18がアイ
ランド2と反対側に位置するように車両14を停車させ
た場合、作業者は給油ホース11をYa方向に引っ張り
ながら車両14の後方を迂回して給油ホース11が車両
14の車体に接触しないようにする必要がある。その
際、ホース支持部5が車両14の上方で車両14の進入
方向に対して斜め方向(Ya方向)に延在するように設
けられているので、作業者の移動方向とホース移動部7
の軌道15に沿って移動する台車16の移動方向が略一
致する。
【0022】そのため、作業者は給油ホース11を引き
ながら車両14の後方を回ることにより、台車16をス
ムーズに移動させて給油ホース11の吊下位置を容易に
変更することができる。よって、作業者の労力を軽減で
きると共に給油ホース11に無理な張力を作用させずに
済み、給油ホース11の吊下位置の移動操作が容易に行
える。
【0023】給油が終了すると、作業者は台車16をホ
ース支持部5の基端Aに復帰させるように給油ホース1
1を逆方向(Yb方向)に引っ張る。尚、上記実施例で
は、ホース支持部5が車両14の進入方向に対して45
°の角度で傾斜するように設けた構成を一例として説明
したが、これに限らず、角度αは45°以外の任意の角
度(例えば30°あるいは60°)に変更しても良いの
は勿論である。
【0024】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、給油ホー
ス支持部が給油エリアに対して斜めに交差するように設
けられているので、給油ホースを給油ホース支持部に沿
って移動させるだけで、給油ホースが車体に接触しない
ように移動させることができる。そのため、給油口がア
イランドと逆側の車体面に設けられた車両に給油する場
合でも給油ホースが車体に接触しないように神経を使わ
ずに済む。また、作業者は給油ホースを引っ張りながら
車両の後方を迂回して給油ホースが車両の車体に接触し
ないようにする際、作業者の移動方向とホース移動部に
おける吊下位置の移動方向が一致するため、給油ホース
をスムーズに移動させることができる。そのため、作業
者の労力を軽減できると共に給油ホースに無理な張力を
作用させずに済み、給油ホースの吊下位置の移動操作が
容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の一実施例の平面図であ
る。
【図2】本発明になる給油装置の正面図である。
【図3】給油装置を車両の退出方向からみた側面図であ
る。
【図4】ホース移動部の内部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 給油装置 2 アイランド 3 計量ユニット 4 支柱 5,6 ホース支持部 7,8 ホース移動部 11 給油ホース 12 給油ノズル 15 軌道 16 台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋沢 正 東京都目黒区目黒3丁目9番1号 トキコ 油器株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油エリアに設けられた支柱と、該支柱
    の上部より該給油エリアに交差するように水平方向に延
    在し給油ホースが吊下された給油ホース支持部と、該給
    油ホース支持部内に設けられ該給油ホースの吊下位置を
    該給油ホース支持部の延在方向に移動させるホース移動
    部とを有する給油装置において、 前記給油ホース支持部を前記給油エリアに対して斜め方
    向に交差するように延在して設けたことを特徴とする給
    油装置。
JP8011299A 1996-01-25 1996-01-25 給油装置 Pending JPH09202399A (ja)

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JP8011299A JPH09202399A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 給油装置

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JPH09202399A true JPH09202399A (ja) 1997-08-05

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JP8011299A Pending JPH09202399A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 給油装置

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