JPH09201988A - 記録装置および画像書き込み方法 - Google Patents

記録装置および画像書き込み方法

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JPH09201988A
JPH09201988A JP1222996A JP1222996A JPH09201988A JP H09201988 A JPH09201988 A JP H09201988A JP 1222996 A JP1222996 A JP 1222996A JP 1222996 A JP1222996 A JP 1222996A JP H09201988 A JPH09201988 A JP H09201988A
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heating means
image
recording
heating
density
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JP1222996A
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Yasuo Katano
泰男 片野
Minoru Morikawa
穣 森川
Shinji Tanaka
田中  慎二
Toshio Kawakubo
俊夫 川久保
Hiromichi Komai
博道 駒井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非画像部が多い画像において、ドット加熱手
段の耐久劣化を防止して画像を形成する。 【解決手段】 記録体1は、液体に接触した状態で加熱
し、冷却を受けると液体に対する後退接触角が低下する
記録体材料を基板に塗布し、予め塗布膜全面を液体と接
触した状態で加熱して後退接触角を低下させておく。こ
の記録体1に対して画像解像度に対応する加熱ドット密
度をもつ第一の加熱手段2と、第一の加熱手段2の加熱
ドット密度よりも粗い密度の第二の加熱手段3を記録体
1の主走査方向に配置しておき、主走査方向に非画像領
域がある場合は、第二の加熱手段3で加熱して撥インク
性をもたせ、その領域で第一の加熱手段を加熱させない
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置および画
像書き込み方法に関し、より詳細には、感熱濡れ性変化
を利用して画像形成する記録装置および該記録装置を用
いて画像形成する画像書き込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報に応じた液体の付着性領域と非
液体付着性領域を区別して画像形成する方法として、本
出願人は、特開平3−178478号公報において、感
熱濡れ性変化を利用した画像形成方法を開示した。より
詳細には、液体と接した状態で加熱されると後退接触角
が低下して液体付着性を示し、液体と非接触状態で加熱
されると後退接触角が増加し非液体付着性を示す記録体
材料を用いて後退接触角の異なる所望のパターン領域を
作り、色材を含む現象剤で現像して可視像を得る画像形
成方法である。しかし、液体と接触した状態で加熱する
加熱手段としてサーマルヘッドのような高精細な接触加
熱装置を用いると、記録体表面とサーマルヘッドとが直
接接触をするので熱エネルギの損失が少なく、画像のシ
ャープネスを高くする効果がある。この反面、サーマル
ヘッドは、電子部品や電気配線を有しているので、液体
に対する耐久性が低くなり破損する恐れがある。
【0003】このような課題に対し、本出願人は、先
に、前記記録体材料を用い、該記録体材料の被膜全面を
液体に接触した状態で加熱して、後退接触角が低下した
状態とし、その後、後退接触角が低下した状態の記録体
材料の面に画像信号に応じて非画像部を空気中で加熱
し、被膜上に画像を形成する下記の方法を提案してい
る。
【0004】図11は、従来の画像形成方法を説明する
ための記録体断面図で、図11(A)は記録体全面が親
インク状態、図11(B)は非画像部を加熱する状態、
図11(C)は記録体上に非画像部と画像部を形成した
状態を示し、図中、21は記録体、22は基板、23は
記録層、24は非画像部、25は画像部である。
【0005】図11に示す記録体21は、基板22の上
面に、前述の感熱濡れ性をもった記録体材料による記録
層23を形成したもので、図11(A)は、液体と接触
した状態で加熱することにより記録層23を全面親イン
ク状態とした記録体21を示す図である。図11(B)
に示す記録体21は、全面親インク状態の記録層23を
画像信号に応じて非画像部となる矢印で示す加熱部分を
空気中で加熱して撥インク性を与え、図11(C)に示
すように加熱された部分は撥インク性を示す非画像部2
4a,24bとなり、非加熱部分は親インク性を示す画
像部25となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示した従来の
画像形成によれば、もし、記録層23に形成する画像部
25が少なく、大部分の記録層23が非画像部24であ
る場合は、画像記録時に記録層23の被膜のほとんどの
部分を加熱することになる。例えば、画像信号がデジタ
ル信号である場合、一般に画像記録は記録層23に対し
てドット状に加熱して行う。記録層23をドット状に加
熱する加熱手段としては、加熱素子をライン状に配置し
た、俗にサーマルヘッドと呼ばれる熱素子アレイがあ
る。しかし、熱素子アレイを構成する熱素子は一般に繰
り返し使用に限りがあり、上述のように非画像部が多い
画像の画像形成においては、熱素子の繰り返し使用頻度
が高く熱素子の劣化を促進するため、画像書き込み手段
の信頼性が低下する恐れがある。
【0007】本発明は、上記課題を解決し、非画像部が
多い画像形成において、熱素子アレイ等のドット状加熱
手段の耐久劣化を防止することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、液体
と接触した状態で加熱冷却されると表面の後退接触角が
低下する性質を有する材料を記録層とした記録体を画像
情報に応じて加熱する加熱手段と、該加熱手段により加
熱された前記記録体に色材を接触させ画像を顕像化させ
る現像手段とを有する記録装置において、前記記録体全
面を予め液体に接触加熱し後退接触角が低下した状態と
した後、画像解像度と同じ密度で書き込みを行う第一の
加熱手段と、該第一の加熱手段の前記密度よりも粗い密
度で書き込みを行う第二の加熱手段とを有し、該第二の
加熱手段を用い画像情報に応じて非画像部を液体の不存
在下で加熱し画像記録を行うようにしたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の記録装置に
おいて、前記第一の加熱手段を、画像解像度と同じ熱素
子密度を有する第一の熱素子アレイとし、前記第二の加
熱手段を、前記第一の熱素子アレイの熱素子密度よりも
粗い熱素子密度を有する第二の熱素子アレイとしたもの
である。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の記録装置に
おいて、前記第一の加熱手段を、画像解像度と同じ熱素
子密度を有する熱素子アレイとし、前記第二の加熱手段
を、記録幅と等しい長さをもつ線状の加熱手段としたも
のである。
【0011】請求項4の発明は、請求項3に記載の記録
装置において、前記第二の加熱手段に、該第二の加熱手
段の前記加熱手段の発熱面が画像情報に応じて前記記録
体から離脱する機構を有するようにしたものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1に記載の記録
装置において、前記第二の加熱手段を光スリットとした
ものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項1に記載の記録
装置において、主走査方向の画像信号に画像部情報があ
る場合、走査線上の画像書き込みは前記第一の加熱手段
のみで行い、それ以外の書き込みは前記第二の加熱手段
により行うようにしたものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記第二の加熱手段による記録速度が、前記第一の
加熱手段による記録速度よりも速いようにしたものであ
る。
【0015】請求項8の発明は、請求項1に記載の記録
装置において、主走査方向の画像信号に画像部情報があ
る場合、画像部情報の大きさに応じてその走査線上の画
像書き込みを前記第一の加熱手段と前記第二の加熱手段
のどちらを選択するか判断をするようにしたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は、本発明による記録装置の
実施の形態を説明するための斜視図であり、図中、1は
記録体、2は第一の加熱手段、3は第二の加熱手段であ
る。
【0017】図1において、記録体1は、例えば、基板
(図示せず)上に記録体材料(図示せず)を塗布した
後、液体の存在下で加熱したもので後退接触角が低下状
態にある。この記録体材料は、前述の如く液体と接触し
た状態で加熱・冷却を受けると液体に対する後退接触角
が低下する材料である。第一の加熱手段2は、画像解像
度に対応する加熱ドット密度を形成可能な記録体1の加
熱手段であり、第二の加熱手段3は、第一の加熱手段2
の加熱ドット密度よりも粗い加熱ドット密度を形成する
ことが可能な記録体1の加熱手段であり、第一の加熱手
段2と第二の加熱手段3とは記録体1上の移動方向を示
す矢印F(副走査方向)と直角な方向(主走査方向)に
離間配置されている。なお、図1においては、矢印Fの
方向に対し、後方側に第二の加熱手段3を、前方側に第
一の加熱手段2を配置しているが、逆の配置でもよい。
【0018】図2は、図1に示した画像書き込み手段の
ドット密度の具体例を説明するための図であり、図中、
4は第一の加熱手段2による1ドットの加熱領域(以
後、ドット4と記す)、5は第二の加熱手段3による1
ドットの加熱領域(以後、ドット5と記す)で、D1は
第一の加熱手段2により記録体材料の感熱濡れ性により
定められた温度、例えば、80℃以上に加熱される加熱
領域をもつドット4間の距離、D2は第二の加熱手段3
により80℃以上に加熱される加熱領域をもつドット5
間の距離、L1は記録体1の移動方向のドット4の長
さ、L2は記録体1の移動方向のドット5の長さをあら
わす。
【0019】図2において、画像解像度をM(dpi…dot
per inch)とすると D1=(25.4/M)mm (1) D2>D1 (2) の関係にある。また、第一の加熱手段2によるドット4
の幅及び長さL1は共にドット4間の距離D1程度が望
ましく、第二の加熱手段3によるドット5の幅は、ドッ
ト5間の距離D2程度であり、長さL2は記録速度を向
上させるために、 L2≧L1 (3) の関係が望ましく、また、第二の加熱手段3によるドッ
ト5の形状は、なるべく四角形の方が望ましい。
【0020】第一の加熱手段2としては、ライン型のサ
ーマルヘッドのごとく所望の加熱ドットを形成可能な熱
素子を信号の主走査方向に並べた熱素子アレイや、所望
の加熱ドットを形成可能な熱素子を信号の副走査方向に
並べたシャトル型サーマルヘッドや所望の加熱ドットを
形成可能な光スポットを信号の主走査方向に走査する方
法などが適する。第二の加熱手段3としては、熱素子ア
レイや光スリットなどが適する。なお、第二の加熱手段
3による加熱領域は必ずしも記録幅全部の必要はない。
また、記録体の全面親インク処理方法は、本出願人が、
特開平−155693号公報に提案したように、記録体
1に記録体材料を塗布した側の記録面に潜像を形成する
ための液体を接触させた状態で熱源により全面加熱して
記録体1の記録体材料を全面低下させる方法、その他の
何れの処理方法も適用できる。
【0021】[実施例1] 記録体:基板−PETフィルム(厚み125μm) 記録層−パーフロロアルキルアクリレート共重合体 インク:油性インク(粘度1000ポアズ) 全面親インク処理方法:記録層表面を110℃に加熱し
たポリエチレングリコール(#600)に20秒間接触
後室温まで冷却し水洗・乾燥した。 第一の加熱手段:50μm×70μmの熱素子を400
dpiの密度で副走査方向に128個並べたシャトル型
サーマルヘッド。 第二の加熱手段:左右余白の大きさに応じて移動可能な
2枚の板状ヒータ。
【0022】図3は、実施例1の記録装置を説明するた
めの斜視図で、図中、6はサーマルヘッドのキャリッ
ジ、7は案内ロッド、8,9は板状のヒータである。
【0023】図3において、矢印Y方向の移動する全面
を親インク処理した記録体1に対して、Y方向と直角な
X方向に長い案内ロッド7に案内されて±X方向に移動
可能なサーマルヘッドのキャリッジ6に設置された上記
特性をもつ第一の加熱手段2(図示せず)により画像領
域の加熱書き込みを行うとともに、記録体1の移動方向
に長く、X方向に所定距離離間し各々±X方向に移動可
能に設置された2枚の板状ヒータ8,9を第二の加熱手
段として、該板状ヒータ8,9を所望の余白幅に応じて
移動し、余白部のみを加熱しながら画像領域を第一の加
熱手段2で加熱した。この結果、画像書き込み後に現像
したところ従来と遜色ない画像が得られた。更に、従来
に比べ第一の加熱手段2による加熱頻度が半分となりサ
ーマルヘッド熱素子への負担が軽減した。
【0024】(第2の実施の形態)本発明による記録装
置の第2の実施の形態は、本発明の前記第1の実施の形
態において、第一の加熱手段2および第二の加熱手段3
を共に熱素子アレイとし、第一の加熱手段2である熱素
子アレイの熱素子密度を画像解像度と同じ密度とし、第
二の加熱手段3である熱素子アレイの熱素子密度を第一
の加熱手段2熱素子アレイの熱素子密度よりも粗くした
もので、各々の加熱手段の加熱源として熱素子アレイを
用いることにより装置の小型化を可能とし、更に接触加
熱であるため熱源と記録体1との距離をきびしく管理す
る必要がなくこのため部品の精度を高くする必要がなく
なる利点を有する。
【0025】[実施例2] 記録体:基板−PETフィルム(厚み125μm) 記録層−パーフロロアルキルアクリレート共重合体 インク:油性インク(粘度1000ポアズ) 全面親インク処理方法:記録層表面を110℃に加熱し
たポリエチレングリコール(#600)に20秒間接触
後室温まで冷却し水洗・乾燥した。 第一の加熱手段:50μm×70μmの熱素子を400
dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン型サ
ーマルヘッド。 第二の加熱手段:100μm×180μmの熱素子20
0dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン型
サーマルヘッド。
【0026】図4は、実施例2による記録装置による画
像書き込み方法を説明するための図で、図中、10は画
像部、11は画像領域、12は非画像領域である。
【0027】記録体1は、全面が親インク処理を施して
おり、図示の破線で示したX1−X1の上部およびX2
2の下部が非画像領域で、中間のX1−X1,X2−X2
に囲まれた領域が画像領域11となっており、画像領域
11内の一部に、破線X1−X1,X2−X2を含まない画
像部10が含まれている。非画像部12をライン型サー
マルヘッドによる上記第二の加熱手段3により加熱し、
画像領域をライン型サーマルヘッドによる上記第一の加
熱手段2により加熱した。画像書き込み後、現像したと
ころ従来と遜色ない画像を得た。更に、従来に比べ第一
の加熱手段2による加熱頻度が1/6となりサーマルヘ
ッド熱素子への負担が大幅に軽減した。
【0028】(第3の実施の形態)本発明による記録装
置の第3の実施の形態は、本発明の前記第1の実施の形
態において、第一の加熱手段2を画像解像度と同じ熱素
子密度を有する熱素子アレイとし、第二の加熱手段3を
線状の発熱体としたもので、第二の加熱手段3を一つの
発熱体とすることで製造コストを下げることができる。
線状の発熱体の大きさは記録体1の記録幅に相当する長
さを有し、且つ線状であることが必要である。また、発
熱体としては発熱抵抗体等が適する。発熱体の幅は狭い
ほど熱拡散が防止でき画像品質がよくなる。おおよそ幅
は画像解像度に相当するドットの長さからその10倍程
度が適当である。
【0029】[実施例3] 記録体:基板−PETフィルム(厚み125μm) 記録層−パーフロロアルキルアクリレート共重合体 インク:油性インク(粘度1000ポアズ) 全面親インク処理方法:記録層表面を110℃に加熱し
たポリエチレングリコール(#600)に20秒間接触
後室温まで冷却し水洗・乾燥した。 第一の加熱手段:50μm×70μmの熱素子を400
dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン型サ
ーマルヘッド。 第二の加熱手段:幅が100μm・長さが記録幅分の線
状ヒータ。
【0030】図4に示す画像を得るため、全面親インク
処理した記録体1を図4の如く非画像部12のみ第二の
加熱手段3で加熱し、画像領域11を第一の加熱手段2
で加熱した。画像書き込み後、現像したところ、従来と
遜色ない画像を得た。更に、従来に比べ、第一の加熱手
段2による加熱頻度が1/6となり熱素子への負担が大
幅に軽減した。
【0031】(第4の実施の形態)前記、第3の実施の
形態による線状の第二の加熱手段3は、形が大きく、熱
容量も大きいため、発熱のon−offの応答時間が長
く、画像が複雑な場合、記録速度を低下させる恐れがあ
る。本発明による記録装置の第4の実施の形態は、前記
本発明の第3の実施の形態における非画像領域12を加
熱する線状の第二の加熱手段3を、常時、発熱状態と
し、記録体1との接触を画像信号に応じて行う接触離脱
する機構を設けて応答性を上げるようにしたものであ
る。
【0032】記録体1との離脱を画像信号に応じて行う
手段として電磁ソレイドや電圧素子や形状記憶金属等を
利用したアクチュエータが適当である。離脱するときの
記録体1との距離は、離脱10秒間に記録層面が後退接
触角が低下開始する温度以下の温度上昇である距離に離
す。
【0033】[実施例4] 記録体:基板−PETフィルム(厚み125μm) 記録層−パーフロロアルキルアクリレート共重合体 インク:油性インク(粘度1000ポアズ) 全面親インク処理法:記録層表面を110℃に加熱した
ポリエチレングリコール(#600)に20秒間接触後
室温まで冷却し水洗・乾燥した。 第一の加熱手段:50μm×70μmの熱素子を400
dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン型サ
ーマルヘッド。 第二の加熱手段:幅が100μm・長さが記録幅分の線
状ヒータ。 第二の加熱手段の記録体との着脱動力源:電磁ソレノイ
ド。
【0034】第2の加熱手段3である線状のヒータを常
時100℃となるように制御し、該線状のヒータを電磁
ソレノイドを用いた機構を設けて記録体1の表面から脱
着可能としたもので、100℃に加熱された線状のヒー
タを記録体1からの離脱距離を2mmとした。図4に示
す画像を得るため、全面親インク処理した記録体1を図
4の如く非画像部12のみ第二の加熱手段3で加熱し、
画像領域11を第1の加熱手段2で加熱した。画像書き
込み後、現像したところ、従来と遜色ない画像を得た。
更に、従来に比べ、第一の加熱手段2による加熱頻度が
1/6となり熱素子への負担が大幅に軽減した。
【0035】(第5の実施の形態)上述した実施の形態
の熱素子を有するサーマルヘッド、および、線状のヒー
タによる第二の加熱手段3は、記録体1に接触して加熱
する接触加熱するものであるが、接触加熱する加熱手段
の機構は、構成の簡素化に優れるが記録体表面を傷つけ
る恐れがある。本発明の第5の実施の形態は、上記課題
を解決するために、光を用いた非接触加熱で、かつ、構
成の簡素化が図れる第二の加熱手段を提供するものであ
る。
【0036】図5は、本発明による記録装置の加熱手段
の第5の実施の形態を説明するための斜視図であり、図
中、13は第二の加熱手段、14はランプ、15は遮光
部材、16は光スリットである。
【0037】図5に示した第二の加熱手段13は、棒状
の連続光源、または、フラッシュ光源等のランプ14の
長手方向外周を遮光部材15で覆い、該遮光部材15に
は棒状のランプ14と平行な光スリット16を有する。
光スリット14は、画像信号に応じて開口し、発光する
か又は閉じる。光スリット14による遮光は機械的に閉
止しても液晶や非線形光学材料により光開閉するシャッ
タを用いても良い。また、光による加熱効率を向上する
ため記録体中に光吸収層を設ける方がより望ましい。光
スリット14の幅は、光源の強さにより異なるが、記録
体1の移動速度10mm/s以上に対し光照射時に記録
体表面が後退接触角が低下開始温度以上になるように光
源の強さと光スリット14の幅を調整する。
【0038】[実施例5] 記録体:基板−PETフィルム(厚み125μm)に1
μmのカーボン層をコート 記録層−パーフロロアルキルアクリレート共重合体 インク:油性インク(粘度1000ポアズ) 全面親インク処理法:記録層表面を110℃に加熱した
ポリエチレングリコール(#600)に20秒間接触後
室温まで冷却し水洗・乾燥した。 第一の加熱手段:50μm×70μmの熱素子を400
dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン型サ
ーマルヘッド。 第二の加熱手段:キセノンランプ(ウシオ電器製)
【0039】実施例5による第二の加熱手段3は、図5
に示すように、棒状の上記キセノンランプを記録幅方向
に3個並べてランプ14として遮光板15で遮蔽して光
スリット16のスリット幅を100μmとしたもので、
このように構成した第二の加熱手段3を記録体1に対
し、1mmの間隔をあけて配置した。図4に示す画像を
得るため、全面親インク処理した記録体1を図4に示す
如く非画像領域12のみ第二の加熱手段13で加熱し、
画像領域11を上記ライン型サーマルヘッドによる第一
の加熱手段2で加熱した。画像書き込み後、現像したと
ころ、従来と遜色ない画像を得た。更に、従来に比べ、
第一の加熱手段2による加熱頻度が1/6となり熱素子
への負担が大幅に軽減した。
【0040】(第6の実施の形態)次に、前述した本発
明による記録装置の第1の実施の形態において、画像を
書き込むために、第一の加熱手段2と第二の加熱手段3
の加熱タイミンングは、画像の画質と第一の加熱手段2
の加熱頻度に影響するものである。以下に、第一,第二
の加熱手段の加熱タイミング方法に関して述べる。
【0041】図6は、本発明による第6の実施の形態を
説明するための図であり、図2,図4と同様の作用をす
る部分には、図2,図4の場合と同じ参照番号を付して
ある。
【0042】矢印X−Xで示す主走査方向に画像部に相
当するドットがない場合は、非画像領域12であり、こ
の非画像領域12を第二の加熱手段3により加熱し、ド
ット5による撥インク領域を形成し、主走査方向に画像
領域11が存在する場合は、ドット4の長さL1に相当
する1ラインの非画像領域11a,11bをすべて第一
の加熱手段2で加熱する。更に、図5に示す如く、熱拡
散による画像のボケを防止するため、例えば、主走査方
向に画像ドットがあるラインの一つ手前のライン11Y
1,11Y2も第一の加熱手段2で非画像領域12を加熱
する方法がより好ましい。本発明による第6の実施の形
態は、請求項1の発明において、主走査方向の画像信号
に画像部情報がある場合、前記走査線上の画像書き込み
は前記第一の加熱手段のみで行い、それ以外は前記第二
の加熱手段により書き込みを行うものである。
【0043】[実施例6] 記録体:基板−PETフィルム(厚み125μm) 記録層−パーフロロアルキルアクリレート共重合体 インク:油性インク(粘度1000ポアズ) 全面親インク処理法:記録層表面を110℃に加熱した
ポリエチレングリコール(#600)に20秒間接触後
室温まで冷却し水洗・乾燥した。 第一の加熱手段:50μm×70μmの熱素子を400
dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン型サ
ーマルヘッド。 第二の加熱手段:100μm×180μmの熱素子を2
00dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン
型サーマルヘッド。
【0044】図7は、実施例6による画像書き込み方法
を説明するための図であり、図4と同様の作用をする部
分には、図4の場合と同じ参照番号を付してある。
【0045】図7に示すように、矢印Xで示す主走査方
向に破線X1−X1と破線X2−X2で囲まれた領域、およ
び、破線X3−X3の下部領域に画像部10に相当する領
域がある場合、画像部10を除いた非画像領域を第一の
加熱手段2を用いて加熱し、それ以外の破線X1−X1
上部、および、破線X2−X2と破線X3−X3で囲まれた
領域を第二の加熱手段3により非画像領域を加熱した。
画像書き込み後、現像したところ、従来と遜色ない画像
を得た。更に、従来に比べ、第一の加熱手段2による加
熱頻度が1/4となり熱素子への負担が大幅に軽減し
た。
【0046】(第7の実施の形態)さて、前記第1や第
6の実施の形態において、第二の加熱手段3により主走
査方向1ラインすべて加熱できるということは、ライン
内で加熱のon−offを行う必要がないことであり、
その分信号のやりとりをする必要がなく、加熱時間を第
一の加熱手段2よりも速くすることが可能となる。即
ち、第二の加熱手段3により加熱を行う場合、記録体1
の移動速度を速くし記録速度を上げれば、記録体1全体
の記録時間を短縮できる。本発明による第7の実施の形
態は、第一の加熱手段2の記録速度に対し記録体1の移
動速度を速くすることにより、第二の加熱手段3による
記録速度を大きくし、記録体1全体の記録時間を短縮す
るようにする画像書き込み方法である。
【0047】[実施例7] 記録体:基板−PETフィルム(厚み125μm) 記録層−パーフロロアルキルアクリレート共重合体 インク:油性インク(粘度1000ポアズ) 全面親インク処理法:記録層表面を110℃に加熱した
ポリエチレングリコール(#600)に20秒間接触後
室温まで冷却し水洗・乾燥した。 第一の加熱手段:50μm×70μmの熱素子を400
dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン型サ
ーマルヘッド。 第二の加熱手段:100μm×180μmの熱素子を2
00dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン
型サーマルヘッド。
【0048】図7に示すように、主走査方向(X方向)
に画像部10に相当する、例えば、破線X1−X1と破線
2−X2で囲まれた領域、および、破線X3−X3の下部
領域がある場合は、第一の加熱手段2を用い画像部10
を除いた非画像部を加熱し、それ以外の破線X1−X1
上部、および、破線X2−X2と破線X3−X3で囲まれた
領域の非画像部を第二の加熱手段3により加熱した。こ
の時、第二の加熱手段3を実行するときの記録速度を通
常の2倍とした。画像書き込み後、現像したところ従来
と遜色ない画像を得た。更に、従来に比べ、第一の加熱
手段2による加熱頻度が1/4となり熱素子への負担が
大幅に軽減し、かつ、記録速度が2/3になり高速化し
た。
【0049】(第8の実施の形態)請求項6,7の発明
においては、主走査方向の画像信号に画像情報がある場
合は、その走査線上の画像書き込みを第一の加熱手段2
による書き込みを行っているが、第一の加熱手段2が熱
素子である場合は、なるべく加熱頻度を下げた方が熱素
子の劣化を防止できる。本発明の第8の実施の形態は、
請求項6,7の加熱方法を一歩進めて、主走査方向に画
像部10に相当するドットがある場合でも、その量や位
置に応じて第二の加熱手段3により加熱を行うものであ
る。
【0050】図8は、主走査方向に長方形の画像部が1
個ある場合の画像書き込み方法を説明するための図で、
画像部10が、画像領域11の線11X−11X、およ
び、線11Y−11Yで囲まれた部分である場合であ
る。この場合の画像書き込み方法は、非画像領域12を
第二の加熱手段3で加熱し、画像部10を囲む非画像領
域11a,11b(<D2)、および、11Y1,11Y
2(=L1)を第一の加熱手段2で加熱して、熱素子の
加熱頻度を下げている。
【0051】図9は、主走査方向に長方形の画像部が近
接してある場合の画像書き込み方法を説明するための図
で、画像領域10に画像部10−1と10−2との間隔
10cが第二の加熱手段3のドット5の幅よりも狭い場
合は、間隔10cの部分を含み画像部10−1,10−
2の外側の部分10a,10b(<D2)、および、第
一の加熱手段2のドットの長さに相当する11Y1,1
1Y2(=L1)を第一の加熱手段2で加熱して撥イン
ク領域を形成する。画像領域10に他の画像部10−3
があり、これと近接した画像部がない場合は、図8の場
合が適用される。
【0052】図9に示したように、画像部10どうしが
近く、その間隔が第二の加熱手段3の加熱ドット5より
も狭い場合、その領域は第一の加熱手段2を用い、画像
部10どうしが第二の加熱手段3の加熱ドット5よりも
広ければその間を第二の加熱手段3により行う。このよ
うにどちらかの加熱手段を用いるかは予め情報処理部に
て計算し、その判断により実行する。だいたいの判断の
目安として、主走査方向の画像部間隔LLが、 LL>2・D2 程度の場合、その画像部10近傍の非画像領域12を第
二の加熱手段3で加熱する。
【0053】[実施例8] 記録体:基板−PETフィルム(厚み125μm) 記録層−パーフロロアルキルアクリレート共重合体 インク:油性インク(粘度1000ポアズ) 全面親インク処理法:記録層表面を110℃に加熱した
ポリエチレングリコール(#600)に20秒間接触後
室温まで冷却し水洗・乾燥した。 第一の加熱手段:50μm×70μmの熱素子を400
dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン型サ
ーマルヘッド。 第二の加熱手段:100μm×180μmの熱素子を2
00dpiの密度で主走査方向に記録幅分並べたライン
型サーマルヘッド。
【0054】図10は、実施例8による画像書き込み方
法を説明するための図であり、主走査方向に画像部10
−1,10−2、および、10−3が破線で示す長方形
11,X12,X22,X21、および、長方形X31,X32
42,X41に囲まれている。画像部10−1,10−2
を除いた長方形X11,X12,X22,X21内、および、画
像部10−3を除いた長方形X31,X32,X42,X41
第一の加熱手段2で加熱し、それ以外の非画像領域12
を第二の加熱手段3で加熱した。この結果、画像書き込
み後、現像したところ従来と遜色ない画像を得た。更
に、従来に比べ、第一の加熱手段2による加熱頻度が1
/8となり熱素子への負担が大幅に軽減した。
【0055】
【発明の効果】
請求項1に対応する効果:液体と接触した状態で加熱冷
却されると表面の後退接触角が低下する性質を有する材
料を記録層とした記録体を画像情報に応じて加熱する加
熱手段と、該加熱手段により加熱された前記記録体に色
材を接触させ画像を顕像化させる現像手段とを有する記
録装置において、前記記録体全面を予め液体に接触加熱
し後退接触角が低下した状態とした後、画像解像度と同
じ密度で書き込みを行う第一の加熱手段と、該第一の加
熱手段の前記密度よりも粗い密度で書き込みを行う第二
の加熱手段とを有し、該第二の加熱手段を用い画像情報
に応じて非画像部を液体の不存在下で加熱し画像記録を
行ったので、従来の記録装置に比べ加熱手段の耐久性が
向上する。
【0056】請求項2に対応する効果:請求項1の発明
において、前記第一の加熱手段を、画像解像度と同じ熱
素子密度を有する第一の熱素子アレイとし、前記第二の
加熱手段を、前記第一の熱素子アレイの熱素子密度より
も粗い熱素子密度を有する第二の熱素子アレイとしたの
で、従来に対し装置を大型化せずに機能が向上する。
【0057】請求項3に対応する効果:請求項1の発明
において、前記第一の加熱手段を、画像解像度と同じ熱
素子密度を有する熱素子アレイとし、前記第二の加熱手
段を、記録幅と等しい長さをもつ線状の加熱手段とした
ので、請求項2の発明に比べ、装置コストを下げられ
る。
【0058】請求項4に対応する効果:請求項3の発明
において、前記第二の加熱手段に、該第二の加熱手段の
記録幅と等しい長さをもつ線状の加熱手段の発熱面が画
像情報に応じて前記記録体から離脱する機構を有するの
で、加熱応答性が向上し、従来に比べ記録速度を下げる
ことなく機能が向上する。
【0059】請求項5に対応する効果:請求項1の発明
において、前記第二の加熱手段を光スリットとし、非接
触加熱としたため、記録体に対する機械的劣化が低減
し、従来よりも耐久性が低下することなく機能が向上す
る。
【0060】請求項6に対応する効果:請求項1の発明
において、主走査方向の画像信号に画像部情報がある場
合、走査線上の画像書き込みは前記第一の加熱手段のみ
で行い、それ以外は前記第二の加熱手段により書き込み
を行ったので、効率よく加熱が行える。
【0061】請求項7に対応する効果:請求項6の発明
において、前記第二の加熱手段による記録速度が前記第
一の加熱手段による記録速度よりも速くしたので、従来
よりも記録速度が向上する。
【0062】請求項8に対応する効果:請求項1の発明
において、主走査方向の画像信号に画像部情報がある場
合、画像部情報の大きさに応じてその走査線上の画像書
き込みを前記第一の加熱手段と前記第二の加熱手段のど
ちらを選択するか判断をするので、熱素子に対する負担
が減り、装置全体の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による記録装置の実施の形態を説明す
るための斜視図である。
【図2】 図1に示した画像書き込み手段のドット密度
の具体例を説明するための図である。
【図3】 実施例1の記録装置を説明するための斜視図
である。
【図4】 実施例2による記録装置による画像書き込み
方法を説明するための図である。
【図5】 本発明による記録装置の加熱手段の実施の形
態を説明するための斜視図である。
【図6】 本発明による画像書き込み方法の第1の実施
の形態を説明するための図である。
【図7】 実施例6による画像書き込み方法を説明する
ための図である。
【図8】 主走査方向に長方形の画像部が1個ある場合
の画像書き込み方法を説明するための図である。
【図9】 主走査方向に長方形の画像部が近接してある
場合の画像書き込み方法を説明するための図である。
【図10】 実施例8による画像書き込み方法を説明す
るための図である。
【図11】 従来の画像形成方法を説明するための記録
体断面図である。
【符号の説明】
1…記録体、2…第一の加熱手段、3…第二の加熱手
段、4…第一の加熱手段2による1ドットの加熱領域
(以後、ドット4と記す)、5…第二の加熱手段3によ
る1ドットの加熱領域(以後、ドット5と記す)、6…
サーマルヘッドのキャリッジ、7…案内ロッド、8,9
…板状のヒータ、10…画像部、11…画像領域、12
…非画像領域、13…第二の加熱手段、14…ランプ、
15…遮光部材、16…光スリット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川久保 俊夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 駒井 博道 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体と接触した状態で加熱冷却されると
    表面の後退接触角が低下する性質を有する材料を記録層
    とした記録体を画像情報に応じて加熱する加熱手段と、
    該加熱手段により加熱された前記記録体に色材を接触さ
    せ画像を顕像化させる現像手段とを有する記録装置にお
    いて、前記記録体全面を予め液体に接触加熱し後退接触
    角が低下した状態とした後、画像解像度と同じ密度で書
    き込みを行う第一の加熱手段と、該第一の加熱手段の前
    記密度よりも粗い密度で書き込みを行う第二の加熱手段
    とを有し、該第二の加熱手段を用い画像情報に応じて非
    画像部を液体の不存在下で加熱し画像記録を行うことを
    特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の加熱手段は、画像解像度と同
    じ熱素子密度を有する第一の熱素子アレイであり、前記
    第二の加熱手段は、前記第一の熱素子アレイの熱素子密
    度よりも粗い熱素子密度を有する第二の熱素子アレイで
    あることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の加熱手段は、画像解像度と同
    じ熱素子密度を有する熱素子アレイであり、前記第二の
    加熱手段は、記録幅と等しい長さをもつ線状の加熱手段
    であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第二の加熱手段は、該第二の加熱手
    段の前記加熱手段の発熱面が画像情報に応じて前記記録
    体から離脱する機構を有することを特徴とする請求項3
    に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第二の加熱手段は光スリットである
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の記録装置において、主
    走査方向の画像信号に画像部情報がある場合、走査線上
    の画像書き込みは前記第一の加熱手段のみで行い、それ
    以外の書き込みは前記第二の加熱手段により行うことを
    特徴とする画像書き込み方法。
  7. 【請求項7】 前記第二の加熱手段による記録速度が、
    前記第一の加熱手段による記録速度よりも速いことを特
    徴とする請求項6に記載の画像書き込み方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の記録装置において、主
    走査方向の画像信号に画像部情報がある場合、画像部情
    報の大きさに応じてその走査線上の画像書き込みを前記
    第一の加熱手段と前記第二の加熱手段のどちらを選択す
    るか判断をすることを特徴とする画像書き込み方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000051819A1 (fr) * 1999-03-02 2000-09-08 Ricoh Company, Ltd. Corps d'enregistrement d'image, et dispositif d'imagerie utilisant ledit corps d'enregistrement d'image

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000051819A1 (fr) * 1999-03-02 2000-09-08 Ricoh Company, Ltd. Corps d'enregistrement d'image, et dispositif d'imagerie utilisant ledit corps d'enregistrement d'image
US6589708B1 (en) 1999-03-02 2003-07-08 Ricoh Company, Ltd. Image recording body and image forming device using the image recording body
US6961074B2 (en) 1999-03-02 2005-11-01 Ricoh Company, Ltd. Image recording body and image forming apparatus by use of the same
US7061513B2 (en) 1999-03-02 2006-06-13 Ricoh Company, Ltd. Image recording body and image forming apparatus by use of the same

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