JPH0920193A - 車両内乗員位置検出装置 - Google Patents

車両内乗員位置検出装置

Info

Publication number
JPH0920193A
JPH0920193A JP7194146A JP19414695A JPH0920193A JP H0920193 A JPH0920193 A JP H0920193A JP 7194146 A JP7194146 A JP 7194146A JP 19414695 A JP19414695 A JP 19414695A JP H0920193 A JPH0920193 A JP H0920193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
occupant
propagation time
ultrasonic transducer
ultrasonic
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7194146A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Midorikawa
幸則 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP7194146A priority Critical patent/JPH0920193A/ja
Publication of JPH0920193A publication Critical patent/JPH0920193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両内の乗員の位置を正確に検出できるよう
にする。 【構成】 超音波トランスデューサから輻射された超音
波が当該超音波トランスデューサに戻ってくるまでの伝
播時間を複数回計測し、複数回計測された伝播時間のう
ち最短の伝播時間を用いて車両内の乗員の位置を検出す
ることにより、乗員が特殊な姿勢を一時的にとったた
め、超音波が車内のインテリア等により反射されて当該
超音波トランスデューサに入力されるようなことがあっ
ても、間違った位置検出結果が得られるのを回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内の乗員の位
置を検出する車両内乗員位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両内の乗員の位置を検出する車
両内乗員位置検出装置として、超音波トランスデューサ
から輻射される超音波信号と、この超音波信号が乗員に
より反射されて該超音波トランスデューサに入力された
超音波信号とを用いて、乗員の位置を検出する装置が知
られている(特開平2−31964号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の車
両内乗員位置検出装置では、一回の超音波信号の伝播時
間の測定で得られた伝播時間に基づいて乗員の位置を検
出するため、例えば、乗員の姿勢によっては、乗員によ
り反射された超音波信号が直接超音波トランスデューサ
に戻らず、車内のインテリア等により反射された後、超
音波トランスデューサに戻ったような場合に、本来の伝
播時間より長い伝播時間として認識されるため、間違っ
た乗員位置として検出されてしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その目的は、車両内の乗員の位置を正確に検出
できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信波を発信
する発信手段と、該発信手段により発信された送信波を
受信する受信手段と、前記発信手段にて発信された送信
波が前記受信手段にて受信されるまでの伝播時間を複数
回計測する計測手段と、該計測手段により複数回計測さ
れた伝播時間のうち最短の伝播時間を用いて車両内の乗
員の位置を検出する位置検出手段とを備えているので、
乗員が一時的に特殊な姿勢をとったために、超音波、レ
ーザ光等の送信波が車内のインテリア等により反射され
て受信されるようにことがあっても、車内の乗員の位置
を正確に検出することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を図
面を参照しながら説明する。
【0007】図1は、本発明の実施の一形態例による車
両内乗員位置検出装置の構成等を説明するための説明図
である。
【0008】図1において、1は超音波トランスデュー
サであり、この超音波トランスデューサ1は、送受信型
の超音波トランスデューサであって、ダッシュボード3
の助手席と対向する側面にに取付けられており、図中に
破線で示したように、その指向方向は車両後方を向いて
おり、その特性範囲は狭くなっている。
【0009】2は超音波トランスデューサ1による超音
波の送受信をコントロールすると共に、その送受信結果
に基づいて乗員の位置を検出するコントローラである。
図示省略したが、このコントローラは、内部に信号発生
回路、タイマ、超音波トランスデューサ1を間欠的なパ
ルスで駆動するドライバ、超音波トランスデューサ1が
受信したパルスを増幅して一定レベル以上の信号を検出
するためのコンパレータ、および、超音波トランスデュ
ーサ1による超音波の送受信結果に基づいて乗員の位置
を検出するための各種演算を行うと共に、コントローラ
内の上記各構成部品を統括的に制御するマイコンを有し
ている。
【0010】上記信号発生回路は、例えば、周波数40
KHz、パルス発生期間0.2msec、パルス発生期
間周期25msecの間欠的なパルス信号を発生して、
ドライバに供給し、このドライバは、供給されたパルス
信号に従って超音波トランスデューサ1を駆動すること
により、超音波トランスデューサ1から上記パルス信号
に相当する超音波パルスを輻射させる。
【0011】そして、輻射された超音波パルスが乗員に
よって反射されて超音波トランスデューサ1に入力され
ると、その超音波パルスは、コンパレータにより増幅さ
れた後、タイマに入力される。すると、タイマは、超音
波パルスが輻射されて入力されるまでの伝播時間を計時
する。マイコンは、上述したような一連の動作を複数回
実行するように各部を制御し、その結果得られた複数の
伝播時間のうち、最も短い伝播時間を正規の伝播時間と
して選択し、その選択した伝播時間に基づいて乗員の位
置を算出する。
【0012】次に、マイコンによる上記の制御を、図2
のフローチャートに従って詳細に説明する。
【0013】超音波トランスデューサ1,およびコント
ローラ2に電源が投入されると、マイコンは、まず、上
記信号発生回路に対して、上記のパルス信号を発生して
上記ドライバを介して超音波トランスデューサ1から超
音波パルスを輻射させるように指令する(ステップS
1)。そして、乗員により反射された超音波パルスが超
音波トランスデューサ1に入力されると(ステップS
2)、上記タイマにより超音波パルスの伝播時間tsを
計測させ(ステップS3)、その今回計測された伝播時
間tsが、これまでに計測された最短の伝播時間ta以
下であるか否かを判別する(ステップS4)。
【0014】その結果、今回計測された伝播時間ts
が、これまでに計測された最短の伝播時間ta以下であ
れば、今回計測された伝播時間tsを最短の伝播時間t
aとして設定して(ステップS5)、ステップS6に進
む。一方、最短の伝播時間ta以下でなければ、ステッ
プS5をスキップしてステップS6に進むことにより、
従前の最短の伝播時間taをそのまま、最短の伝播時間
taとして保持する。
【0015】ステップS6では、伝播時間の計測回数n
が予め設定された計測回数kに達したか否かを判別す
る。その結果、予め設定された計測回数kに達していな
ければ、計測回数nをプラス“1”して(ステップS
7)、ステップS1に戻り、同様の処理を繰返す。
【0016】一方、予め設定された計測回数kに達した
ときは、k回計測された伝播時間のうちの最短の伝播時
間taに基づいて、超音波トランスデューサから乗員ま
での距離S{S=(ta/2)×音速}を算出し、この
距離Sに基づいて乗員の位置を検出して(ステップS
8)、終了する。
【0017】このように、超音波パルスの伝播時間を複
数回計測し、そのうちの最短の伝播時間を正規の伝播時
間として選択し、その選択した伝播時間に基づいて乗員
の位置を検出するようにしているので、たとえ乗員が特
殊な姿勢を一時的にとったため、超音波パルスが車内の
インテリア等により反射されて入力されるようなことが
あっても、車内の乗員の位置を正確に検出することが可
能となる。
【0018】なお、本発明は、上記の形態例に限定され
ることなく、例えば、超音波トランスデューサとして
は、送受信型の超音波トランスデューサに限らず、送信
専用の超音波トランスデューサと受信専用の超音波トラ
ンスデューサとを使用することも可能である。
【0019】また、超音波トランスデューサの取付け位
置は、助手席側のダッシュボードに限定されず、車両前
方から後方に向けて輻射されるのであれば、例えばフロ
ントガラス近傍のルーフ内面に取付けたり、または運転
席や助手席のシートバックの後方面に取付けてもよい。
【0020】さらに、送受信に係る送信波も、超音波に
限定されず、例えば赤外線レーザセンサを用いて赤外線
レーザ光を送受信するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信波を発信する発信手段と、該発信手段により発信さ
れた送信波を受信する受信手段と、前記発信手段にて発
信された送信波が前記受信手段にて受信されるまでの伝
播時間を複数回計測する計測手段と、該計測手段により
複数回計測された伝播時間のうち最短の伝播時間を用い
て車両内の乗員の位置を検出する位置検出手段とを備え
ているので、乗員が一時的に特殊な姿勢をとったため
に、超音波、レーザ光等の送信波が車内のインテリア等
により反射されて受信されるようにことがあっても、車
内の乗員の位置を正確に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態例による車両内乗員位置
検出装置の構成等を説明するための説明図である。
【図2】本発明の実施の一形態例による車両内乗員位置
検出動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…超音波トランスデューサ 2…コントローラ 3…ダッシュボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信波を発信する発信手段と、 該発信手段により発信された送信波を受信する受信手段
    と、 前記発信手段にて発信された送信波が前記受信手段にて
    受信されるまでの伝播時間を複数回計測する計測手段
    と、 該計測手段により複数回計測された伝播時間のうち最短
    の伝播時間を用いて車両内の乗員の位置を検出する位置
    検出手段と、 を備えたことを特徴とする車両内乗員位置検出装置。
JP7194146A 1995-07-07 1995-07-07 車両内乗員位置検出装置 Pending JPH0920193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7194146A JPH0920193A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両内乗員位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7194146A JPH0920193A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両内乗員位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0920193A true JPH0920193A (ja) 1997-01-21

Family

ID=16319686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7194146A Pending JPH0920193A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両内乗員位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0920193A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6304179B1 (en) Ultrasonic occupant position sensing system
US4658385A (en) Obstacle detection system
US6431001B1 (en) Obstacle detecting system having snow detecting function
US8503265B2 (en) Obstacle detection apparatus and method for detecting obstacle
EP2560022B1 (en) Obstacle detection system
JPH041314B2 (ja)
US11353568B2 (en) Ultrasonic object detection device
US6279396B1 (en) Ultrasonic-wave distance measuring method and apparatus of separate transmission and reception type reflection system
CN110285777A (zh) 超声波传感器和电子设备
JP3221821B2 (ja) 車両用障害物監視装置
JP2002148347A (ja) 車両用障害物検知装置
JP2658361B2 (ja) 超音波式距離測定装置
JP3587147B2 (ja) 車両用障害物検知装置
KR20180039868A (ko) 초음파 센싱 장치 및 제어 방법
JPH0920193A (ja) 車両内乗員位置検出装置
JP3325712B2 (ja) 超音波探触子制御方法並びに超音波探触子及び超音波診断装置
JP3145592B2 (ja) 車両用障害物検知装置
JP2002372585A (ja) 車両用障害物検出装置
JP3399197B2 (ja) 距離検出装置
JPH07159531A (ja) 車両の障害物検知装置
JP2001273595A (ja) 自動車用障害物検知装置
JP2002350540A (ja) 超音波の伝播時間算出装置及び車両用障害物検知システム
JPH08292257A (ja) 超音波センサ
JPH0676199A (ja) 車両用近接警報装置
KR930000749B1 (ko) 자동차의 사이드 백미러 사각지대의 물체감지장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607