JPH09201736A - 被加工物の搬送方法及び装置 - Google Patents
被加工物の搬送方法及び装置Info
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- JPH09201736A JPH09201736A JP1282396A JP1282396A JPH09201736A JP H09201736 A JPH09201736 A JP H09201736A JP 1282396 A JP1282396 A JP 1282396A JP 1282396 A JP1282396 A JP 1282396A JP H09201736 A JPH09201736 A JP H09201736A
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- station
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】並行作業ステーションと単独作業ステーション
とが混在していても、単一の駆動手段を用いて有効にピ
ッチ搬送する。 【解決手段】シリンダ装置10が起動されて空き状態に
なっているステーション以外のステーションのパレット
にフック31が係合してピッチ送りをし、それぞれ次の
ステーションにパレットを移動させる。シリンダ装置1
0が起動され、ステーション5、6、7及び8にあるパ
レットD、E、F及びGのみをピッチ送りする。ステー
ション2、3、4及び10、11においてワークについ
て所定の作業が行われる。つぎに、引渡ステーションか
らパレットJが次工程に引き渡されるとともに、ステー
ション1には、前工程のステーションからパレットZが
搬入される。このとき並行作業ステーション6、7では
パレットD、Eのワークの加工作業が並行して行われ
る。そして、並行作業ステーション以外のステーション
にあるパレットがピッチ送りされる。
とが混在していても、単一の駆動手段を用いて有効にピ
ッチ搬送する。 【解決手段】シリンダ装置10が起動されて空き状態に
なっているステーション以外のステーションのパレット
にフック31が係合してピッチ送りをし、それぞれ次の
ステーションにパレットを移動させる。シリンダ装置1
0が起動され、ステーション5、6、7及び8にあるパ
レットD、E、F及びGのみをピッチ送りする。ステー
ション2、3、4及び10、11においてワークについ
て所定の作業が行われる。つぎに、引渡ステーションか
らパレットJが次工程に引き渡されるとともに、ステー
ション1には、前工程のステーションからパレットZが
搬入される。このとき並行作業ステーション6、7では
パレットD、Eのワークの加工作業が並行して行われ
る。そして、並行作業ステーション以外のステーション
にあるパレットがピッチ送りされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のステーションに
配置される被加工物を1度にピッチ搬送することができ
る搬送装置に関する。
配置される被加工物を1度にピッチ搬送することができ
る搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の作業工程を別個のステーションで
行うことによって製品を製造する場合には、あるステー
ションにおける作業が完了すると、被加工物は別の作業
ステーションに搬送される。被加工物にたいして複数の
作業ステーションが設けられる場合において、各作業ス
テーションにある被加工物をそれぞれ次の工程の作業ス
テーションに搬送する場合には、いわゆるピッチ搬送装
置を好適に用いることができる。このピッチ搬送は、対
象となる全ての作業ステーションの作業の完了をまって
同じタイミングで搬送動作を行うようになっている。実
開平5−31852号公報には、このようなピッチ搬送
装置の例が開示されている。上記のようにピッチ搬送装
置は、複数の作業ステーションにある被加工物を同時に
移動させるものであるので、搬送のタクト間隔は最も時
間の長い作業ステーションに依存するすることとなる。
このため、作業時間の長い作業工程を分割して別々の作
業ステーションで行ようにして各作業ステーションでの
作業時間の差を極力少なくすることが望ましい。
行うことによって製品を製造する場合には、あるステー
ションにおける作業が完了すると、被加工物は別の作業
ステーションに搬送される。被加工物にたいして複数の
作業ステーションが設けられる場合において、各作業ス
テーションにある被加工物をそれぞれ次の工程の作業ス
テーションに搬送する場合には、いわゆるピッチ搬送装
置を好適に用いることができる。このピッチ搬送は、対
象となる全ての作業ステーションの作業の完了をまって
同じタイミングで搬送動作を行うようになっている。実
開平5−31852号公報には、このようなピッチ搬送
装置の例が開示されている。上記のようにピッチ搬送装
置は、複数の作業ステーションにある被加工物を同時に
移動させるものであるので、搬送のタクト間隔は最も時
間の長い作業ステーションに依存するすることとなる。
このため、作業時間の長い作業工程を分割して別々の作
業ステーションで行ようにして各作業ステーションでの
作業時間の差を極力少なくすることが望ましい。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、作業を分割
できない場合において、各作業ステーション間の作業時
間の差が大きい場合には、短い作業時間の作業ステーシ
ョンにある被加工物は作業が完了した後の搬送待ちの時
間が長くなって、作業能率が低下する。このことに鑑
み、他の時間の短い作業のステーションを1つづ設けて
単独ステーションとするとともに、時間の長い作業につ
いては同じ作業を複数のステーションで並行して行う並
行作業ステーションを搬送ラインに並列的に配置して、
並行作業ステーションの作業タイミングをずらすことに
よって、単独ステーションの作業の搬送タイミングに合
わせて、いずれかの並行作業ステーションの被加工物が
搬送ラインに乗せるようにすることが知られている。し
かし、このようにすると、複数の並行作業ステーション
からピッチ搬送にかかる搬送ラインに乗せるための特別
の設備及び制御が必要となるので、コスト的スペース的
に不利となる。また、並行作業ステーションを搬送ライ
ンに直列的に複数設けた場合には、単独作業ステーショ
ンと搬送タイミングを同じにすることができないので、
並行作業ステーションについては別個に搬送装置を設け
る必要があり、搬送機構が複雑になるという問題があ
る。
できない場合において、各作業ステーション間の作業時
間の差が大きい場合には、短い作業時間の作業ステーシ
ョンにある被加工物は作業が完了した後の搬送待ちの時
間が長くなって、作業能率が低下する。このことに鑑
み、他の時間の短い作業のステーションを1つづ設けて
単独ステーションとするとともに、時間の長い作業につ
いては同じ作業を複数のステーションで並行して行う並
行作業ステーションを搬送ラインに並列的に配置して、
並行作業ステーションの作業タイミングをずらすことに
よって、単独ステーションの作業の搬送タイミングに合
わせて、いずれかの並行作業ステーションの被加工物が
搬送ラインに乗せるようにすることが知られている。し
かし、このようにすると、複数の並行作業ステーション
からピッチ搬送にかかる搬送ラインに乗せるための特別
の設備及び制御が必要となるので、コスト的スペース的
に不利となる。また、並行作業ステーションを搬送ライ
ンに直列的に複数設けた場合には、単独作業ステーショ
ンと搬送タイミングを同じにすることができないので、
並行作業ステーションについては別個に搬送装置を設け
る必要があり、搬送機構が複雑になるという問題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記のような事
情に鑑みて構成されたもので、並行作業ステーションと
単独作業ステーションとが混在していても、単一の駆動
手段を用いて有効にピッチ搬送することができる搬送装
置及び搬送方法を提供することを目的としている。本発
明の上記目的は、隣接して設けられ作業を並行して行な
う少なくとも2つの並行作業ステーションを含む複数の
ステーションにある被加工物をピッチ送りするための搬
送装置であって、ピッチ送り動作と戻り動作とを繰り返
す搬送部材と、該搬送部材に設けられ全ステーションに
ある被加工物をピッチ送りすることができる第1搬送手
段と、前記搬送部材に設けられ前記並行作業ステーショ
ンを含む特定のステーションにある被加工物のみをピッ
チ送りすることができる第2搬送手段と、前記搬送部材
に設けられ並行作業ステーション以外のステーションに
ある被加工物のみをピッチ送りすることができる第3搬
送手段と、ピッチ送り動作において前記第1乃至第3搬
送手段を切り換える切換手段とを備えたことを特徴とす
る被加工物の搬送装置によって達成することができる。
情に鑑みて構成されたもので、並行作業ステーションと
単独作業ステーションとが混在していても、単一の駆動
手段を用いて有効にピッチ搬送することができる搬送装
置及び搬送方法を提供することを目的としている。本発
明の上記目的は、隣接して設けられ作業を並行して行な
う少なくとも2つの並行作業ステーションを含む複数の
ステーションにある被加工物をピッチ送りするための搬
送装置であって、ピッチ送り動作と戻り動作とを繰り返
す搬送部材と、該搬送部材に設けられ全ステーションに
ある被加工物をピッチ送りすることができる第1搬送手
段と、前記搬送部材に設けられ前記並行作業ステーショ
ンを含む特定のステーションにある被加工物のみをピッ
チ送りすることができる第2搬送手段と、前記搬送部材
に設けられ並行作業ステーション以外のステーションに
ある被加工物のみをピッチ送りすることができる第3搬
送手段と、ピッチ送り動作において前記第1乃至第3搬
送手段を切り換える切換手段とを備えたことを特徴とす
る被加工物の搬送装置によって達成することができる。
【0005】好ましい態様では、前記第1乃至第3搬送
手段の切換は前記搬送部材の回転方向の位置を変えるこ
とによって行うことができるようになっており、第1、
第2、第3搬送手段の順に搬送動作に用いられるように
なっている。この場合において、前記並行作業ステーシ
ョンの前後には被加工物に対する作業を行わないアイド
ルステーションが設けられている。また、好ましい態様
では、前記被加工物は搬送ライン上を移動するパレット
に収容されており、前記搬送部材は、トランスファマシ
ンに設けられている。さらに好ましい態様は、隣接して
設けられ作業を並行して行なう少なくとも2つの並行作
業ステーションを含む複数のステーションにある被加工
物をピッチ送りするための搬送装置であって、ピッチ送
り動作と戻り動作とを繰り返す搬送ロッドと、該搬送ロ
ッドに設けられ全ステーションにある被加工物をピッチ
送りすることができる第1フックと、前記搬送ロッドに
設けられ特定のステーションにある被加工物のみをピッ
チ送りすることができる第2フックと、前記搬送ロッド
に設けられ特定のステーション以外のステーションにあ
る被加工物のみをピッチ送りすることができる第3フッ
クと、ピッチ送り動作において前記搬送ロッドを回転さ
せて前記第1乃至第3フックを切り換える切換手段とを
備えることでる。
手段の切換は前記搬送部材の回転方向の位置を変えるこ
とによって行うことができるようになっており、第1、
第2、第3搬送手段の順に搬送動作に用いられるように
なっている。この場合において、前記並行作業ステーシ
ョンの前後には被加工物に対する作業を行わないアイド
ルステーションが設けられている。また、好ましい態様
では、前記被加工物は搬送ライン上を移動するパレット
に収容されており、前記搬送部材は、トランスファマシ
ンに設けられている。さらに好ましい態様は、隣接して
設けられ作業を並行して行なう少なくとも2つの並行作
業ステーションを含む複数のステーションにある被加工
物をピッチ送りするための搬送装置であって、ピッチ送
り動作と戻り動作とを繰り返す搬送ロッドと、該搬送ロ
ッドに設けられ全ステーションにある被加工物をピッチ
送りすることができる第1フックと、前記搬送ロッドに
設けられ特定のステーションにある被加工物のみをピッ
チ送りすることができる第2フックと、前記搬送ロッド
に設けられ特定のステーション以外のステーションにあ
る被加工物のみをピッチ送りすることができる第3フッ
クと、ピッチ送り動作において前記搬送ロッドを回転さ
せて前記第1乃至第3フックを切り換える切換手段とを
備えることでる。
【0006】また、本発明の別の特徴によれば、隣接し
て設けられ同一の作業を並行して行なう少なくとも2つ
の並行作業ステーションを含む複数のステーションにあ
る被加工物をピッチ送りする搬送方法あって、ピッチ送
り動作と戻り動作とを繰り返す搬送部材に全ステーショ
ンにある被加工物をピッチ送りすることができる第1搬
送手段と、前記並行作業ステーションを含む特定のステ
ーションにある被加工物のみをピッチ送りすることがで
きる第2搬送手段と、並行作業ステーション以外のステ
ーションにある被加工物のみをピッチ送りすることがで
きる第3搬送手段とを設け、第1搬送手段を用いて全ス
テーションについてピッチ送り動作を行い、これに続い
て第2搬送手段を用いて前記並行作業ステーションを含
む特定のステーションについてピッチ送り動作を行い、
前記並行作業ステーションにおける作業が完了する前
に、該並行作業ステーション以外のステーションについ
てピッチ送りする被加工物の搬送方法が提供される。
て設けられ同一の作業を並行して行なう少なくとも2つ
の並行作業ステーションを含む複数のステーションにあ
る被加工物をピッチ送りする搬送方法あって、ピッチ送
り動作と戻り動作とを繰り返す搬送部材に全ステーショ
ンにある被加工物をピッチ送りすることができる第1搬
送手段と、前記並行作業ステーションを含む特定のステ
ーションにある被加工物のみをピッチ送りすることがで
きる第2搬送手段と、並行作業ステーション以外のステ
ーションにある被加工物のみをピッチ送りすることがで
きる第3搬送手段とを設け、第1搬送手段を用いて全ス
テーションについてピッチ送り動作を行い、これに続い
て第2搬送手段を用いて前記並行作業ステーションを含
む特定のステーションについてピッチ送り動作を行い、
前記並行作業ステーションにおける作業が完了する前
に、該並行作業ステーション以外のステーションについ
てピッチ送りする被加工物の搬送方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によれば、所定の作業を行
うために1つづ設けられる単独作業ステーションと、単
独作業ステーションで行う作業よりも時間のかかる作業
を並行して行うために隣接して少なくとも2つの並行作
業ステーションが設けられる。そして単一のピッチ搬送
装置によって単独作業ステーションにある被加工物と並
行作業ステーションにある被加工物とを単独作業ステー
ションのサイクルタイムで搬送できる。上記のことを確
立するために、並行作業ステーションの前後には被加工
物に対して作業をおこなわないアイドルステーションが
設けられる。そして、ピッチ搬送装置の搬送部材には、
対象となるステーションにある被加工物を選択的に搬送
することができるように複数の異なるフック等の搬送手
段が設けられる。そして、並行作業ステーションについ
ては、並行作業ステーションの数に対応した複数回の連
続ピッチ送り動作によって当該並行作業ステーションに
対して被加工物の搬入搬出を行う。
うために1つづ設けられる単独作業ステーションと、単
独作業ステーションで行う作業よりも時間のかかる作業
を並行して行うために隣接して少なくとも2つの並行作
業ステーションが設けられる。そして単一のピッチ搬送
装置によって単独作業ステーションにある被加工物と並
行作業ステーションにある被加工物とを単独作業ステー
ションのサイクルタイムで搬送できる。上記のことを確
立するために、並行作業ステーションの前後には被加工
物に対して作業をおこなわないアイドルステーションが
設けられる。そして、ピッチ搬送装置の搬送部材には、
対象となるステーションにある被加工物を選択的に搬送
することができるように複数の異なるフック等の搬送手
段が設けられる。そして、並行作業ステーションについ
ては、並行作業ステーションの数に対応した複数回の連
続ピッチ送り動作によって当該並行作業ステーションに
対して被加工物の搬入搬出を行う。
【0008】また、単独作業ステーションにおいて作業
を完了した被加工物の当該作業ステーションからの搬出
は、並行作業ステーションにおける作業の完了を待たず
に当該単独作業ステーションの対してのみピッチ搬送を
行う。なお、全体のステーションについて作業が完了し
た場合には、全体送りをして当該ピッチ搬送装置が対象
とする最初のステーションに被加工物を受け入れるとと
もに、最後のステーションから被加工物を搬出するため
の全体搬送を行うようになっている。以下、本発明に実
施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1に
は、本発明の1実施例にかかるピッチ搬送装置すなわち
トランスファマシンの斜視図が示されている。本例のト
ランスファマシン10は、駆動源としてのシリンダ装置
20を備えており、そのピストンロッドはトランスファ
バー30に接続されており、トランスファバー30はシ
リンダ装置20の作動に合わせて軸方向の前後動するよ
うになっている。トランスファバー30は、搬送ライン
に沿って延びており、搬送ライン40は一対の平行なレ
ール41が配設されることによって構成されている。搬
送ラインには、適当な間隔、本例では、1.6m間隔で
複数のステーション1、2が設けられている。そして、
上記平行レール41上にパレットA、Bに位置決めされ
て載置された被加工物すなわちワークが次々に搬送され
てくるようになっている。
を完了した被加工物の当該作業ステーションからの搬出
は、並行作業ステーションにおける作業の完了を待たず
に当該単独作業ステーションの対してのみピッチ搬送を
行う。なお、全体のステーションについて作業が完了し
た場合には、全体送りをして当該ピッチ搬送装置が対象
とする最初のステーションに被加工物を受け入れるとと
もに、最後のステーションから被加工物を搬出するため
の全体搬送を行うようになっている。以下、本発明に実
施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1に
は、本発明の1実施例にかかるピッチ搬送装置すなわち
トランスファマシンの斜視図が示されている。本例のト
ランスファマシン10は、駆動源としてのシリンダ装置
20を備えており、そのピストンロッドはトランスファ
バー30に接続されており、トランスファバー30はシ
リンダ装置20の作動に合わせて軸方向の前後動するよ
うになっている。トランスファバー30は、搬送ライン
に沿って延びており、搬送ライン40は一対の平行なレ
ール41が配設されることによって構成されている。搬
送ラインには、適当な間隔、本例では、1.6m間隔で
複数のステーション1、2が設けられている。そして、
上記平行レール41上にパレットA、Bに位置決めされ
て載置された被加工物すなわちワークが次々に搬送され
てくるようになっている。
【0009】ステーションには、上記パレット上のワー
クに対して所定の加工、洗浄、締めつけ、緩め等を行う
作業ステーション、トランスファマシンが担当する作業
ステーションへの受渡しを行うステーション及び作業を
行わない待ちあるいは空きの状態にあるアイドルステー
ションが設けられる。作業ステーションでは搬送ライン
に近接して所定の作業を行うための工作機械あるいは作
業ロボット42、43が配置されている。作業ステーシ
ョンには、所定の作業工程のためにも1つづつ設けられ
る単独作業ステーションと、同一の作業を並行して行う
並行作業ステーションとが設けられる。上記のトランス
ファバー30は、平行レール41のほぼ真ん中をレール
の延設方向に延びており、そのトランスファバー上に
は、上記ステーションの間隔に対応した間隔でパレット
に係合するフック31、32、33が設けられている。
トランスファバー30上のフックは、トランスファバー
の送り動作の際にワークを載せたパレットに係合して、
パレットをつぎのステーションにピッチ送りするように
なっている。
クに対して所定の加工、洗浄、締めつけ、緩め等を行う
作業ステーション、トランスファマシンが担当する作業
ステーションへの受渡しを行うステーション及び作業を
行わない待ちあるいは空きの状態にあるアイドルステー
ションが設けられる。作業ステーションでは搬送ライン
に近接して所定の作業を行うための工作機械あるいは作
業ロボット42、43が配置されている。作業ステーシ
ョンには、所定の作業工程のためにも1つづつ設けられ
る単独作業ステーションと、同一の作業を並行して行う
並行作業ステーションとが設けられる。上記のトランス
ファバー30は、平行レール41のほぼ真ん中をレール
の延設方向に延びており、そのトランスファバー上に
は、上記ステーションの間隔に対応した間隔でパレット
に係合するフック31、32、33が設けられている。
トランスファバー30上のフックは、トランスファバー
の送り動作の際にワークを載せたパレットに係合して、
パレットをつぎのステーションにピッチ送りするように
なっている。
【0010】本例のフック31、32、33は、図2に
示すようにトランスファバー上において円周方向に所定
の角度間隔、本例では、35°間隔で3つの角度位置に
設けられている。そして、ポジション1の角度位置にあ
るフックは、全ステーションに対応して設けられてお
り、全ステーションにパレットがある場合には全てのパ
レットを1ピッチ送りするようになっている。ポジショ
ン2のフックは図2においてポジション1のフックから
反時計回りに35°の角度位置に設けられており、並行
作業ステーションを含む特定のステーションのパレット
をピッチ送りする場合に用いられる。ポジション3のフ
ックはポジション2のフックからさらに35°反時計方
向に回った位置に設けられており、並行作業ステーショ
ン以外のステーションにあるパレットをピッチ送りする
場合に使用されるものである。したがって、各ステーシ
ョンに対応して図3(a)、または図3(b)に示すよ
うなパターンで設けられる。ポジションの切換のために
は、トランスファバー30を回転させる必要があるが、
この目的のために本例ではラックピニオン機構60が設
けられる。ラック軸61はサーボモータ70に接続され
ており、サーボモータ70の回転量とラック軸61の軸
方向の移動量が対応しており、ラック軸61の軸方向の
移動量はトランスファバー30上のピニオン62の回転
量と対応するので、これによってトランスファバー30
を回転させてフック31、32、33のポジションを切
り換えることができる。
示すようにトランスファバー上において円周方向に所定
の角度間隔、本例では、35°間隔で3つの角度位置に
設けられている。そして、ポジション1の角度位置にあ
るフックは、全ステーションに対応して設けられてお
り、全ステーションにパレットがある場合には全てのパ
レットを1ピッチ送りするようになっている。ポジショ
ン2のフックは図2においてポジション1のフックから
反時計回りに35°の角度位置に設けられており、並行
作業ステーションを含む特定のステーションのパレット
をピッチ送りする場合に用いられる。ポジション3のフ
ックはポジション2のフックからさらに35°反時計方
向に回った位置に設けられており、並行作業ステーショ
ン以外のステーションにあるパレットをピッチ送りする
場合に使用されるものである。したがって、各ステーシ
ョンに対応して図3(a)、または図3(b)に示すよ
うなパターンで設けられる。ポジションの切換のために
は、トランスファバー30を回転させる必要があるが、
この目的のために本例ではラックピニオン機構60が設
けられる。ラック軸61はサーボモータ70に接続され
ており、サーボモータ70の回転量とラック軸61の軸
方向の移動量が対応しており、ラック軸61の軸方向の
移動量はトランスファバー30上のピニオン62の回転
量と対応するので、これによってトランスファバー30
を回転させてフック31、32、33のポジションを切
り換えることができる。
【0011】また、本例のピニオン62はシリンダ装置
動作によってシリンダ20のピストンロッドが往復動す
るのに係わらずラック軸61との噛み合い状態を維持す
るようになっているすなわち、トランスファバー30の
前後動については許容するようになっており、回転力だ
けをトランスファバー30に伝達する。このためにトラ
ンスファバー30には、シリンダの往復動のストローク
(1.6m)に対応するキーが設けられ、ピニオン62
のキー溝63に嵌合している。なお、トランスファバー
30の回転位置は、上記したようにピッチ送りのための
3つのポジションと、戻り動作のための1のポジション
の4つの回転方向のポジションをとり得るようになって
いる。そして、トランスファバー30の戻り動作の場合
には、パレットと係合するフックは設けられていないポ
ジション1のフックの位置から35°時計方向に回った
ポジション4をとるようになっている。すなわち上記サ
ーボモータは所定の命令に従って駆動し、上記4つのポ
ジションを選択的にとるように動作する。次に、上記の
トランスファマシン10を用いた各ステーションにおけ
るワークの搬送動作について説明する。
動作によってシリンダ20のピストンロッドが往復動す
るのに係わらずラック軸61との噛み合い状態を維持す
るようになっているすなわち、トランスファバー30の
前後動については許容するようになっており、回転力だ
けをトランスファバー30に伝達する。このためにトラ
ンスファバー30には、シリンダの往復動のストローク
(1.6m)に対応するキーが設けられ、ピニオン62
のキー溝63に嵌合している。なお、トランスファバー
30の回転位置は、上記したようにピッチ送りのための
3つのポジションと、戻り動作のための1のポジション
の4つの回転方向のポジションをとり得るようになって
いる。そして、トランスファバー30の戻り動作の場合
には、パレットと係合するフックは設けられていないポ
ジション1のフックの位置から35°時計方向に回った
ポジション4をとるようになっている。すなわち上記サ
ーボモータは所定の命令に従って駆動し、上記4つのポ
ジションを選択的にとるように動作する。次に、上記の
トランスファマシン10を用いた各ステーションにおけ
るワークの搬送動作について説明する。
【0012】本例においては、図4に示すように、トラ
ンスファマシン10は12のステーションを対象に設け
られている。ステーション1は、前工程からパレットを
引き取る引取ステーション、ステーション2は、パレッ
ト上のワークを位置決めして締めつけする締付ステーシ
ョン、ステーション3、4は、ワークに対して所定の加
工を行う加工ステーション、ステーション5は、アイド
ルステーション、ステーション6、7は所定の加工を行
う加工ステーション、ステーション8、9はアイドルス
テーション、ステーション10はワークの洗浄を行う洗
浄ステーション、ステーション11は、ワークの弛め作
業を行う弛めステーション及びステーション12は、パ
レットの次工程に搬出する引渡ステーションである。加
工ステーション3、4は、加工ステーション6、7に比
べて作業時間の短いステーションであり、それぞれ異な
る加工作業を行うステーションである上記の単独作業ス
テーションである。また、加工ステーション6、7は上
記の並行作業ステーションであり、同一内容の作業を並
行して行う作業ステーションである。
ンスファマシン10は12のステーションを対象に設け
られている。ステーション1は、前工程からパレットを
引き取る引取ステーション、ステーション2は、パレッ
ト上のワークを位置決めして締めつけする締付ステーシ
ョン、ステーション3、4は、ワークに対して所定の加
工を行う加工ステーション、ステーション5は、アイド
ルステーション、ステーション6、7は所定の加工を行
う加工ステーション、ステーション8、9はアイドルス
テーション、ステーション10はワークの洗浄を行う洗
浄ステーション、ステーション11は、ワークの弛め作
業を行う弛めステーション及びステーション12は、パ
レットの次工程に搬出する引渡ステーションである。加
工ステーション3、4は、加工ステーション6、7に比
べて作業時間の短いステーションであり、それぞれ異な
る加工作業を行うステーションである上記の単独作業ス
テーションである。また、加工ステーション6、7は上
記の並行作業ステーションであり、同一内容の作業を並
行して行う作業ステーションである。
【0013】図4(a)の状態は、本例のトランスファ
マシンが対象とする最初のステーションである引き取り
ステーション1に未加工のワークを載置したパレットA
が搬入された状態である。また、最終ステーションであ
る引渡ステーション12からは本例のトランスファマシ
ンが対象とするステーションでのすべての処理を終えた
ワークを載置したパレットはすでに次工程に引き渡し済
であり、ステーション12は空き状態となっている。ま
た、アイドルステーション8も空き状態になっている。
本例ではそれ以外のステーションは、パレットA、B、
C、D、E、F、G、H、I及びJがそれぞれ位置して
いる。この状態からまずサーボモータが起動されて、ト
ランスファバーのポジション1が真上にくるようにす
る。ポジション1には、上記したように全ステーション
に対応してパレット搬送フックが存在する。そして、シ
リンダ装置10が起動されて空き状態になっているステ
ーション以外のステーションのパレットにフック31が
係合してピッチ送りをし、それぞれ次のステーションに
パレットを移動させ、図4(b)の状態にする。なお、
空きステーションにはパレットは置かれていないので、
フック31は空送りすることになる。
マシンが対象とする最初のステーションである引き取り
ステーション1に未加工のワークを載置したパレットA
が搬入された状態である。また、最終ステーションであ
る引渡ステーション12からは本例のトランスファマシ
ンが対象とするステーションでのすべての処理を終えた
ワークを載置したパレットはすでに次工程に引き渡し済
であり、ステーション12は空き状態となっている。ま
た、アイドルステーション8も空き状態になっている。
本例ではそれ以外のステーションは、パレットA、B、
C、D、E、F、G、H、I及びJがそれぞれ位置して
いる。この状態からまずサーボモータが起動されて、ト
ランスファバーのポジション1が真上にくるようにす
る。ポジション1には、上記したように全ステーション
に対応してパレット搬送フックが存在する。そして、シ
リンダ装置10が起動されて空き状態になっているステ
ーション以外のステーションのパレットにフック31が
係合してピッチ送りをし、それぞれ次のステーションに
パレットを移動させ、図4(b)の状態にする。なお、
空きステーションにはパレットは置かれていないので、
フック31は空送りすることになる。
【0014】これによって、空きステーションはそれぞ
れステーション1とステーション9となり、引き取りス
テーション1は前工程からのパレットの受入れが整って
待ちの状態となる。つぎにサーボモータ70が起動され
て、トランスファバー30を回転させてフックがもう設
けられていないポジション4の戻り位置がトランスファ
バー30の真上なるようにする。この状態で再びシリン
ダ装置10が起動され、トランスファバー30は、パレ
ットと干渉することなく戻り動作を行う。つぎに、再び
サーボモータ70が起動されて、ポジション2のフック
32が真上の位置になるようにトランスファバーを回転
する。ポジション2では、フック32は、ステーション
5、6、7及び8に対応して設けられている。そして、
シリンダ装置10が起動された、ステーション5、6、
7及び8にあるパレットD、E、F及びGのみをピッチ
送りして図4の(c)の状態にする。これによって、空
きステーションは、ステーション1と、5となる。ここ
で、ステーション5、6、7及び8については図4の
(a)から図4の(b)の状態、さらに図4の(c)の
状態となるまで、ピッチ送りが2回連続して行われるこ
とに注目する必要がある。その後、トランスファバー3
0は上記と同様に戻り動作によってもとの位置に戻され
る。
れステーション1とステーション9となり、引き取りス
テーション1は前工程からのパレットの受入れが整って
待ちの状態となる。つぎにサーボモータ70が起動され
て、トランスファバー30を回転させてフックがもう設
けられていないポジション4の戻り位置がトランスファ
バー30の真上なるようにする。この状態で再びシリン
ダ装置10が起動され、トランスファバー30は、パレ
ットと干渉することなく戻り動作を行う。つぎに、再び
サーボモータ70が起動されて、ポジション2のフック
32が真上の位置になるようにトランスファバーを回転
する。ポジション2では、フック32は、ステーション
5、6、7及び8に対応して設けられている。そして、
シリンダ装置10が起動された、ステーション5、6、
7及び8にあるパレットD、E、F及びGのみをピッチ
送りして図4の(c)の状態にする。これによって、空
きステーションは、ステーション1と、5となる。ここ
で、ステーション5、6、7及び8については図4の
(a)から図4の(b)の状態、さらに図4の(c)の
状態となるまで、ピッチ送りが2回連続して行われるこ
とに注目する必要がある。その後、トランスファバー3
0は上記と同様に戻り動作によってもとの位置に戻され
る。
【0015】そして、図4の(c)の位置において、ス
テーション2、3、4及び10、11においてワークに
ついて所定の作業が行われる。つぎに、これらのステー
ションでの作業が完了すると、引渡ステーションからパ
レットJが次工程に引き渡されるとともに、ステーショ
ン1には、前工程のステーションからパレットZが搬入
されて、図4(d)で示す状態となる。そして、このと
き並行作業ステーション6、7ではパレットD、Eのワ
ークの加工作業が並行して行われる。上記図4(d)の
状態においてステーション2、3、4及び10、11の
作業が完了することに対応して、トランスファバーのフ
ックはポジション3のフックが真上になるようにサーボ
モータが起動されており、つぎに、シリンダ装置が起動
されて、これらのステーションに引き取りステーション
に新たに搬入されたパレットZ及びパレットA、B、C
及びパレットF、G、H及びIがピッチ送りされてそれ
ぞれ次のステーションに移動させられる。これによっ
て、図4(e)の状態となる。すなわち、図4の(d)
の状態から図4(e)の状態なる場合には並行作業ステ
ーション以外のステーションにあるパレットがピッチ送
りされる。すなわち、ポジション3のフック33も用い
てのピッチ送りの際には並行作業ステーション6、7の
作業は継続して行われており、他のステーションのパレ
ットの搬送の影響を受けない。
テーション2、3、4及び10、11においてワークに
ついて所定の作業が行われる。つぎに、これらのステー
ションでの作業が完了すると、引渡ステーションからパ
レットJが次工程に引き渡されるとともに、ステーショ
ン1には、前工程のステーションからパレットZが搬入
されて、図4(d)で示す状態となる。そして、このと
き並行作業ステーション6、7ではパレットD、Eのワ
ークの加工作業が並行して行われる。上記図4(d)の
状態においてステーション2、3、4及び10、11の
作業が完了することに対応して、トランスファバーのフ
ックはポジション3のフックが真上になるようにサーボ
モータが起動されており、つぎに、シリンダ装置が起動
されて、これらのステーションに引き取りステーション
に新たに搬入されたパレットZ及びパレットA、B、C
及びパレットF、G、H及びIがピッチ送りされてそれ
ぞれ次のステーションに移動させられる。これによっ
て、図4(e)の状態となる。すなわち、図4の(d)
の状態から図4(e)の状態なる場合には並行作業ステ
ーション以外のステーションにあるパレットがピッチ送
りされる。すなわち、ポジション3のフック33も用い
てのピッチ送りの際には並行作業ステーション6、7の
作業は継続して行われており、他のステーションのパレ
ットの搬送の影響を受けない。
【0016】そして、並行作業ステーションの作業が完
了するとともに、この間引き取りステーション1には、
前工程からのパレットYが搬入されている。また、最終
ステーション12からはパレットIが搬出されている。
これによって、トランスファマシン10の対象ステーシ
ョン1〜12は図4の(f)の状態となり、二つのパレ
ットが入れ代わってはいるが図4(a)の状態と同じ状
態にに戻る。以上の搬送手順によれば、1回の並行作業
ステーションにおける作業の間に2つの単独作業ステー
ションのパレットを処理することができる。すなわち、
並行作業ステーションと単独作業ステーションとの混在
状態にも係わらず単独作業ステーションの時間間隔をベ
ースとした効率の良い搬送を行うことができる。
了するとともに、この間引き取りステーション1には、
前工程からのパレットYが搬入されている。また、最終
ステーション12からはパレットIが搬出されている。
これによって、トランスファマシン10の対象ステーシ
ョン1〜12は図4の(f)の状態となり、二つのパレ
ットが入れ代わってはいるが図4(a)の状態と同じ状
態にに戻る。以上の搬送手順によれば、1回の並行作業
ステーションにおける作業の間に2つの単独作業ステー
ションのパレットを処理することができる。すなわち、
並行作業ステーションと単独作業ステーションとの混在
状態にも係わらず単独作業ステーションの時間間隔をベ
ースとした効率の良い搬送を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、単一のピ
ッチ搬送装置、単一の搬送部材を用いて並行作業ステー
ションと単独作業ステーションとの混在ラインの搬送を
単独作業ステーションのサイクルタイムで効率よく搬送
処理を行うことができる。なお、並行作業ステーション
の数は上記の例では2であるが、これに限られることは
なく、単独作業ステーションの数も上記の実施例に限定
されるものではない。
ッチ搬送装置、単一の搬送部材を用いて並行作業ステー
ションと単独作業ステーションとの混在ラインの搬送を
単独作業ステーションのサイクルタイムで効率よく搬送
処理を行うことができる。なお、並行作業ステーション
の数は上記の例では2であるが、これに限られることは
なく、単独作業ステーションの数も上記の実施例に限定
されるものではない。
【図1】本発明の1実施にかかるピッチ搬送装置を用い
たシステムのの斜視図、
たシステムのの斜視図、
【図2】トランスファバー上のフックの配置を示すため
の説明図、
の説明図、
【図3】トランスファバーのフックの設置パターンを示
す説明図、
す説明図、
【図4】本発明のかかる搬送装置を用いた場合のピッチ
送り、作業に関する各ステーションの状態を示す説明図
である。
送り、作業に関する各ステーションの状態を示す説明図
である。
10 トランスファマシン 20 シリンダ装置 30 トランスファバー 31、32、33 フック 40 搬送ライン 61 ラック軸 62 ピニオン。
Claims (6)
- 【請求項1】隣接して設けられ作業を並行して行なう少
なくとも2つの並行作業ステーションを含む複数のステ
ーションにある被加工物をピッチ送りするための搬送装
置であって、 ピッチ送り動作と戻り動作とを繰り返す搬送部材と、 該搬送部材に設けられ全ステーションにある被加工物を
ピッチ送りすることができる第1搬送手段と、 前記搬送部材に設けられ前記並行作業ステーションを含
む特定のステーションにある被加工物のみをピッチ送り
することができる第2搬送手段と、 前記搬送部材に設けられ並行作業ステーション以外のス
テーションにある被加工物のみをピッチ送りすることが
できる第3搬送手段と、 ピッチ送り動作において前記第1乃至第3搬送手段を切
り換える切換手段とを備えたことを特徴とする被加工物
の搬送装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記第1乃至第3搬送
手段の切換は前記搬送部材の回転方向の位置を変えるこ
とによって行うことができるようになっており、第1、
第2、第3搬送手段の順に切換が行われることを特徴と
する搬送装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記並行作業ステーシ
ョンの前後には被加工物に対する作業を行わないアイド
ルステーションが設けられていることを特徴とする搬送
装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記被加工物は搬送ラ
イン上を移動するパレットに収容されており、前記搬送
部材は、トランスファマシンに設けられていることを特
徴とする搬送装置。 - 【請求項5】隣接して設けられ作業を並行して行なう少
なくとも2つの並行作業ステーションを含む複数のステ
ーションにある被加工物をピッチ送りするための搬送装
置であって、 ピッチ送り動作と戻り動作とを繰り返す搬送ロッドと、 該搬送ロッドに設けられ全ステーションにある被加工物
をピッチ送りすることができる第1フックと、 前記搬送ロッドに設けられ特定のステーションにある被
加工物のみをピッチ送りすることができる第2フック
と、 前記搬送ロッドに設けられ特定のステーション以外のス
テーションにある被加工物のみをピッチ送りすることが
できる第3フックと、 ピッチ送り動作において前記搬送ロッドを回転させて前
記第1乃至第3フックを切り換える切換手段とを備えた
ことを特徴とする被加工物の搬送装置。 - 【請求項6】隣接して設けられ作業を並行して行なう少
なくとも2つの並行作業ステーションを含む複数のステ
ーションにある被加工物をピッチ送りする搬送方法あっ
て、 ピッチ送り動作と戻り動作とを繰り返す搬送部材に全ス
テーションにある被加工物をピッチ送りすることができ
る第1搬送手段と、前記並行作業ステーションを含む特
定のステーションにある被加工物のみをピッチ送りする
ことができる第2搬送手段と、並行作業ステーション以
外のステーションにある被加工物のみをピッチ送りする
ことができる第3搬送手段とを設け、 第1搬送手段を用いて全ステーションについてピッチ送
り動作を行い、これに続いて第2搬送手段を用いて前記
並行作業ステーションを含む特定のステーションについ
てピッチ送り動作を行い、 前記並行作業ステーションにおける作業が完了する前
に、該並行作業ステーション以外のステーションについ
てピッチ送りすることを特徴とする被加工物の搬送方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1282396A JPH09201736A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 被加工物の搬送方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1282396A JPH09201736A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 被加工物の搬送方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09201736A true JPH09201736A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11816113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1282396A Pending JPH09201736A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 被加工物の搬送方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09201736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020044599A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 株式会社デンソー | 搬送処理装置及び搬送処理方法 |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP1282396A patent/JPH09201736A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020044599A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 株式会社デンソー | 搬送処理装置及び搬送処理方法 |
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