JPH09201385A - 可動床水洗トイレ - Google Patents
可動床水洗トイレInfo
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- JPH09201385A JPH09201385A JP8030145A JP3014596A JPH09201385A JP H09201385 A JPH09201385 A JP H09201385A JP 8030145 A JP8030145 A JP 8030145A JP 3014596 A JP3014596 A JP 3014596A JP H09201385 A JPH09201385 A JP H09201385A
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- toilet
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D11/00—Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
- E03D11/12—Swivel-mounted bowls, e.g. for use in restricted spaces slidably or movably mounted bowls; combinations with flushing and disinfecting devices actuated by the swiveling or sliding movement of the bowl
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 身体不自由な人や患者が、トイレの不使用時
は水洗トイレを室内の収納庫内に入れておき、使用時は
簡単に取り出せると共に、使用後は自動的に洗浄できる
ようにして、介護人の手間の掛からないようにする。 【解決手段】 収納庫の１一側に開閉可能な可動化粧板
２を設けると共に、収納庫内には可動化粧板２と直角向
きに連結され一体をなしている可動床板６を設けた。上
記床板６上には可撓排水管９を連結した便器８を設置す
ると共に適所に水洗タンク11を取付け、該水洗タンク11
と上記便器８とを可撓給水管12で連結してある。而し
て、可動化粧板２の開閉に伴って、可動床板６と共に便
器８を取出したり収納できるようにした。
は水洗トイレを室内の収納庫内に入れておき、使用時は
簡単に取り出せると共に、使用後は自動的に洗浄できる
ようにして、介護人の手間の掛からないようにする。 【解決手段】 収納庫の１一側に開閉可能な可動化粧板
２を設けると共に、収納庫内には可動化粧板２と直角向
きに連結され一体をなしている可動床板６を設けた。上
記床板６上には可撓排水管９を連結した便器８を設置す
ると共に適所に水洗タンク11を取付け、該水洗タンク11
と上記便器８とを可撓給水管12で連結してある。而し
て、可動化粧板２の開閉に伴って、可動床板６と共に便
器８を取出したり収納できるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の技術分野】本発明は、身体不自由な人や患者
が家庭、病院等において使用する可動水洗トイレに関す
る。
が家庭、病院等において使用する可動水洗トイレに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、身体不自由な人や患者は、家庭、
病院等においては、腰掛けて使用できる移動可能な便器
が一般に用いられている。
病院等においては、腰掛けて使用できる移動可能な便器
が一般に用いられている。
【０００３】
【発明が解決すべき課題】しかし、上記従来の便器は使
用後の洗浄、防臭、換気等のために、介護人の大変な手
間を必要としたものであり、更に室内の見える処に便器
が常に用意してあることは、人目に好ましいものでなか
った。そこで本発明では、不使用時は便器が見えないよ
うに室内の収納庫内に入れておき、使用時は簡単に取り
出せるようにし、更に使用後は自動的に洗浄できるよう
にして、介護人の手間の掛からないようにすると共に、
トイレの設置箇所を自在に選択できるようにして、特に
介護用として有効に利用できるようにしたものである。
用後の洗浄、防臭、換気等のために、介護人の大変な手
間を必要としたものであり、更に室内の見える処に便器
が常に用意してあることは、人目に好ましいものでなか
った。そこで本発明では、不使用時は便器が見えないよ
うに室内の収納庫内に入れておき、使用時は簡単に取り
出せるようにし、更に使用後は自動的に洗浄できるよう
にして、介護人の手間の掛からないようにすると共に、
トイレの設置箇所を自在に選択できるようにして、特に
介護用として有効に利用できるようにしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる水洗トイレは、収納庫の一側に開閉
可能な可動化粧板を設け、収納庫内には可動化粧板と直
角向きに連結され一体をなしている可動床板を設け、該
床板上には可撓排水管を連結した便器を設置すると共
に、収納庫内適所に水洗タンクを取付け、該水洗タンク
と上記便器とを可撓給水管で連結した。而して、可動床
板は可動化粧板を開閉し、収納庫内をスライドさせて、
可動化粧板側から便器と共に取出したり収納できるよう
にした。また、収納庫の一側を可動化粧板とし、その下
側端部を開閉可能に軸着すると共に、可動化粧板の内側
に便器を設置してあり、可動化粧板を前後に開閉するこ
とにより便器を取出したり、収納できるようにする場合
もある。更に、床下側に設置するようにした収納庫の上
側を可動化粧板とし、この化粧板の軸着部に直角向きの
可動床板を設けて便器を設置し、可動化粧板の起伏によ
り便器を取出したり、収納できるようにすることもでき
る。
め、本発明にかかる水洗トイレは、収納庫の一側に開閉
可能な可動化粧板を設け、収納庫内には可動化粧板と直
角向きに連結され一体をなしている可動床板を設け、該
床板上には可撓排水管を連結した便器を設置すると共
に、収納庫内適所に水洗タンクを取付け、該水洗タンク
と上記便器とを可撓給水管で連結した。而して、可動床
板は可動化粧板を開閉し、収納庫内をスライドさせて、
可動化粧板側から便器と共に取出したり収納できるよう
にした。また、収納庫の一側を可動化粧板とし、その下
側端部を開閉可能に軸着すると共に、可動化粧板の内側
に便器を設置してあり、可動化粧板を前後に開閉するこ
とにより便器を取出したり、収納できるようにする場合
もある。更に、床下側に設置するようにした収納庫の上
側を可動化粧板とし、この化粧板の軸着部に直角向きの
可動床板を設けて便器を設置し、可動化粧板の起伏によ
り便器を取出したり、収納できるようにすることもでき
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明に係る水洗トイレは、収納
庫の一側に開閉可能な可動化粧板を設け、収納庫内には
可動化粧板と一体をなしている可動床板をスライド可能
に設け、該床板上には可撓排水管を連結した便器を設置
すると共に、収納庫内適所に水洗タンクを取付け、該水
洗タンクと上記便器とを可撓給水管で連結した。而し
て、可動化粧板を回転し開閉することにより、可動床板
と共に便器を取出したり、収納できるようにした。ま
た、可動化粧板を開けて可動床板をスライドさせながら
引き出したり押し込むことにより、便器を取出したり収
納できるようにした。更に、収納庫一側の可動化粧板を
前側に倒したり、起立させることにより便器を取出した
り、収納できるようにすることもできる。更にまた、床
下側に設置するようにした収納庫の上側を可動化粧板と
し、これを起伏させることにより可動床板と共に便器を
取出したり収納できるようにする場合もある。
庫の一側に開閉可能な可動化粧板を設け、収納庫内には
可動化粧板と一体をなしている可動床板をスライド可能
に設け、該床板上には可撓排水管を連結した便器を設置
すると共に、収納庫内適所に水洗タンクを取付け、該水
洗タンクと上記便器とを可撓給水管で連結した。而し
て、可動化粧板を回転し開閉することにより、可動床板
と共に便器を取出したり、収納できるようにした。ま
た、可動化粧板を開けて可動床板をスライドさせながら
引き出したり押し込むことにより、便器を取出したり収
納できるようにした。更に、収納庫一側の可動化粧板を
前側に倒したり、起立させることにより便器を取出した
り、収納できるようにすることもできる。更にまた、床
下側に設置するようにした収納庫の上側を可動化粧板と
し、これを起伏させることにより可動床板と共に便器を
取出したり収納できるようにする場合もある。
【０００６】
【実施例１】図面に従って本発明の実施例を説明する。
図１乃至図４において、１は矩形状の収納庫であって、
その前面側には可動化粧板２を設けてあり、この化粧板
は、その装着部の上下両側に設けた軸受３に支軸４を嵌
合して開閉可能に取付けてある。５は開閉用の手掛部を
示す。６は可動床板であって、上記可動化粧板２の下側
と連結していると共に、奥部に立設した内壁７で化粧板
２の軸着側とも結合して一体をなしている。８は可動床
板６上に設置した便器であって、可撓排水管９を設けて
排水導管に連結してある。11は便器８の上部一側に設け
た水洗タンクであって、内壁７に装着すると共に可撓給
水管12を設けて、給水導管13に連結してある。而して、
可動化粧板２を回転して開けると同時に可動床板６も便
器８と共にスライドして出て来るようにした。14は可動
床板が軽快にスライドできるように収納庫の底面部に所
要数埋設した単独ボールベアリングであるが、底面部上
が滑らかな場合は必ずしも必要としない。15は可動床板
の前部下側に設けたキャスターであって、可動床板６の
収納時は収納庫１内の底面部欠除部内に入るようになっ
ている。16は内壁７の化粧板２側と反対側に横向きに設
けた補助手摺を示す。また、可動化粧板２を閉じると同
時に可動床板６も底面部上をスライドして便器８と共に
収納庫１内に収納できる。なお、可撓排水管９として
は、化粧板の開閉に伴って自在に変形できる蛇腹状の排
水管を使用し、可撓給水管12としてはゴム管などを使用
した。
図１乃至図４において、１は矩形状の収納庫であって、
その前面側には可動化粧板２を設けてあり、この化粧板
は、その装着部の上下両側に設けた軸受３に支軸４を嵌
合して開閉可能に取付けてある。５は開閉用の手掛部を
示す。６は可動床板であって、上記可動化粧板２の下側
と連結していると共に、奥部に立設した内壁７で化粧板
２の軸着側とも結合して一体をなしている。８は可動床
板６上に設置した便器であって、可撓排水管９を設けて
排水導管に連結してある。11は便器８の上部一側に設け
た水洗タンクであって、内壁７に装着すると共に可撓給
水管12を設けて、給水導管13に連結してある。而して、
可動化粧板２を回転して開けると同時に可動床板６も便
器８と共にスライドして出て来るようにした。14は可動
床板が軽快にスライドできるように収納庫の底面部に所
要数埋設した単独ボールベアリングであるが、底面部上
が滑らかな場合は必ずしも必要としない。15は可動床板
の前部下側に設けたキャスターであって、可動床板６の
収納時は収納庫１内の底面部欠除部内に入るようになっ
ている。16は内壁７の化粧板２側と反対側に横向きに設
けた補助手摺を示す。また、可動化粧板２を閉じると同
時に可動床板６も底面部上をスライドして便器８と共に
収納庫１内に収納できる。なお、可撓排水管９として
は、化粧板の開閉に伴って自在に変形できる蛇腹状の排
水管を使用し、可撓給水管12としてはゴム管などを使用
した。
【０００７】
【実施例２】図５及び図６において、17は収納庫を示
し、その底面部18上には可動床板19を設けてある。この
可動床板の後側には内壁20を立設し、可動床板の一側に
は内壁と直角向きの側壁21を立設してある。22は側壁21
の前端部に装着した可動化粧板であって、収納庫17の前
面を開閉できるようになっている。24は可動床板19上に
設置した便器であって、可撓排水管25を設けて排水導管
26に連結してある。27は便器の上部一側に取り付けた水
洗タンクであって、可撓給水管28を設けて給水導管29に
連結してある。而して、可動床板19を前側にスライドし
て引き出すと、同時に便器24も前側に取り出し得る。ま
た可動床板19を押し込むと便器24も収納庫内に入り、化
粧板19で前側を閉じることができる。図中31は可動床板
に設けたキャスター、32は取付壁21の化粧板22側と反対
側に設けた補助手摺、33は化粧板の手掛部を示す。
し、その底面部18上には可動床板19を設けてある。この
可動床板の後側には内壁20を立設し、可動床板の一側に
は内壁と直角向きの側壁21を立設してある。22は側壁21
の前端部に装着した可動化粧板であって、収納庫17の前
面を開閉できるようになっている。24は可動床板19上に
設置した便器であって、可撓排水管25を設けて排水導管
26に連結してある。27は便器の上部一側に取り付けた水
洗タンクであって、可撓給水管28を設けて給水導管29に
連結してある。而して、可動床板19を前側にスライドし
て引き出すと、同時に便器24も前側に取り出し得る。ま
た可動床板19を押し込むと便器24も収納庫内に入り、化
粧板19で前側を閉じることができる。図中31は可動床板
に設けたキャスター、32は取付壁21の化粧板22側と反対
側に設けた補助手摺、33は化粧板の手掛部を示す。
【０００８】
【実施例３】図７乃至図９において、34は収納庫を示
し、その底面部35上には可動床板36を設けてある。この
可動床板の後側には内壁37を立設し、可動床板36の一側
には内壁37と直角向きの側壁38を立設してある。39は側
壁38の前端部に蝶番40で回動可能に取付けた可動化粧板
であって、収納庫34の前面を開閉できるようになってい
る。41は可動床板36上に設置した便器であって、可撓排
水管42を設けて排水導管43に連結してある。44は便器41
の上部一側に取り付けた水洗タンクであって、可撓給水
管45を設けて給水導管46に連結してある。なお、図中、
48は可動床板に設けたキャスター、49は取付壁37の化粧
板39側と反対側に設けた補助手摺、50は化粧板の手掛部
を示す。而して、可動化粧板39を開け、可動床板36を前
側に引き出す、便器41もスライドして前側に取り出し得
る。また可動床板36を押し込むと同時に便器41も収納庫
内に入り、化粧板39で前側を閉じることができる。
し、その底面部35上には可動床板36を設けてある。この
可動床板の後側には内壁37を立設し、可動床板36の一側
には内壁37と直角向きの側壁38を立設してある。39は側
壁38の前端部に蝶番40で回動可能に取付けた可動化粧板
であって、収納庫34の前面を開閉できるようになってい
る。41は可動床板36上に設置した便器であって、可撓排
水管42を設けて排水導管43に連結してある。44は便器41
の上部一側に取り付けた水洗タンクであって、可撓給水
管45を設けて給水導管46に連結してある。なお、図中、
48は可動床板に設けたキャスター、49は取付壁37の化粧
板39側と反対側に設けた補助手摺、50は化粧板の手掛部
を示す。而して、可動化粧板39を開け、可動床板36を前
側に引き出す、便器41もスライドして前側に取り出し得
る。また可動床板36を押し込むと同時に便器41も収納庫
内に入り、化粧板39で前側を閉じることができる。
【０００９】
【実施例４】図１０及び図１１において、51は角形の収
納庫であって、ベッド52の下側に設置し得る大きさに形
成されており、その前面側には実施例１の場合と同様に
可動化粧板53を装着してある。この可動化粧板は装着部
の上下両側に設けた軸受54に支軸55を嵌合して開閉可能
に取付けてある。56は可動床板であって、上記化粧板53
の下側と連結していると共に、奥部に立設した内壁57で
化粧板53の軸着側とも結合して一体をなしている。58は
可動床板上に設置した便器であって、可撓排水管59を設
けて排水導管60に連結してある。61はベッド52一側の適
所に取付けた水洗タンクであって、可撓給水管62で便器
58に連結されている。63は取付壁57の化粧床板53側と反
対側に取付けた補助手摺であり、64は可撓給水管62に接
続した電磁弁、65は補助手摺63に沿って設けた電磁弁ス
イッチを示すものである。而して、可動化粧板53を回転
し開けると同時に可動床板56も便器58と共にスライドし
て出て来るようにした。また、化粧板53を閉じると同時
に可動床板56も便器58と共に収納庫51内に収納できる。
67は可動床板に設けたキャスターを示す。なお、この実
施例においては、収納庫の底面部にボールベアリングを
用いていないが、必要な場合には実施例１の場合と同様
に設けるものであって、この点は上記実施例２及び３の
場合も同じである。
納庫であって、ベッド52の下側に設置し得る大きさに形
成されており、その前面側には実施例１の場合と同様に
可動化粧板53を装着してある。この可動化粧板は装着部
の上下両側に設けた軸受54に支軸55を嵌合して開閉可能
に取付けてある。56は可動床板であって、上記化粧板53
の下側と連結していると共に、奥部に立設した内壁57で
化粧板53の軸着側とも結合して一体をなしている。58は
可動床板上に設置した便器であって、可撓排水管59を設
けて排水導管60に連結してある。61はベッド52一側の適
所に取付けた水洗タンクであって、可撓給水管62で便器
58に連結されている。63は取付壁57の化粧床板53側と反
対側に取付けた補助手摺であり、64は可撓給水管62に接
続した電磁弁、65は補助手摺63に沿って設けた電磁弁ス
イッチを示すものである。而して、可動化粧板53を回転
し開けると同時に可動床板56も便器58と共にスライドし
て出て来るようにした。また、化粧板53を閉じると同時
に可動床板56も便器58と共に収納庫51内に収納できる。
67は可動床板に設けたキャスターを示す。なお、この実
施例においては、収納庫の底面部にボールベアリングを
用いていないが、必要な場合には実施例１の場合と同様
に設けるものであって、この点は上記実施例２及び３の
場合も同じである。
【００１０】
【実施例５】図１２乃至図１４において、68は角形の収
納庫であって、その前側の可動化粧板69は下側端部を軸
着70して開閉可能に取付けてある。71は可動化粧板69の
下側端部内側に、これと直角向きに設けた可動床板であ
って、その一側部には化粧板69と平行に補助手摺72を設
けてあり、他側には側板80が設けてある。73は上記化粧
板69の内側に設置した便器であって、可撓排水管74を設
けて排水導管75に接続すると共に、可撓給水管76を設け
て収納庫68内の水洗タンク77に接続してある。図中47は
電磁弁、66は電磁弁スイッチを示す。而して、可動化粧
板69を前側に回転して倒すと便器73を取出すことがで
き、それと同時に可動床板71が立ち上るので補助手摺72
が便器73の一側に配置される。また、可動化粧板69を起
立させて収納庫68を閉じると、同時に便器73を収納する
ことができ、可動床板71も補助手摺72と共に収納され
る。78は可動化粧板69の回転動作を容易にするため、必
要に応じ設けたバランスウエートであって、化粧板の軸
着70部と一体をなしている軸アームに吊り下げてある。
納庫であって、その前側の可動化粧板69は下側端部を軸
着70して開閉可能に取付けてある。71は可動化粧板69の
下側端部内側に、これと直角向きに設けた可動床板であ
って、その一側部には化粧板69と平行に補助手摺72を設
けてあり、他側には側板80が設けてある。73は上記化粧
板69の内側に設置した便器であって、可撓排水管74を設
けて排水導管75に接続すると共に、可撓給水管76を設け
て収納庫68内の水洗タンク77に接続してある。図中47は
電磁弁、66は電磁弁スイッチを示す。而して、可動化粧
板69を前側に回転して倒すと便器73を取出すことがで
き、それと同時に可動床板71が立ち上るので補助手摺72
が便器73の一側に配置される。また、可動化粧板69を起
立させて収納庫68を閉じると、同時に便器73を収納する
ことができ、可動床板71も補助手摺72と共に収納され
る。78は可動化粧板69の回転動作を容易にするため、必
要に応じ設けたバランスウエートであって、化粧板の軸
着70部と一体をなしている軸アームに吊り下げてある。
【００１１】
【実施例６】図１５及び図１６において、81は床82の下
側に設置するようにした角形の収納庫であって、その上
側の可動化粧板83は一側端部を軸着84して起伏可能に取
付けてある。85は化粧板内側の両側縁に、直角向きに設
けた補助手摺を示す。86は化粧板83の軸着84部内側に沿
って、直角向きに設けた可動床板である。87は可動床板
86上に設置された便器であって、可撓排水管88を設けて
排水導管89に接続されていると共に、可撓給水管90を設
けて、床82上の適所に配置された水洗タンク91に接続さ
れている。92は可撓給水管90に接続した電磁弁であり、
93は補助手摺85に沿って設けた電磁弁スイッチを示す。
而して、化粧板83を回転し起立させると同時に可動床板
86が水平位置まで回動するので、便器87を取り出すこと
ができると共に、可動化粧板83に設けた補助手摺85が便
器87の両側上部に配置される。また化粧板83を伏倒させ
ると、可動床板86も下方に回動し便器87を収納すること
ができる。94は可動床板86が水平位置で固定されるため
のストッパー、95は収納位置で固定されるためのストッ
パーを夫々示す。上記可撓排水管88及び可撓給水管90
は、化粧板の開閉に伴って自由に変形できるものを使用
したが、この点は各実施例とも同一である。なお、この
実施例においては図示者略したが、可動化粧板83の回転
動作を容易にするため、実施例５の場合と同様の構造で
バランスウエートを設けることもできる。
側に設置するようにした角形の収納庫であって、その上
側の可動化粧板83は一側端部を軸着84して起伏可能に取
付けてある。85は化粧板内側の両側縁に、直角向きに設
けた補助手摺を示す。86は化粧板83の軸着84部内側に沿
って、直角向きに設けた可動床板である。87は可動床板
86上に設置された便器であって、可撓排水管88を設けて
排水導管89に接続されていると共に、可撓給水管90を設
けて、床82上の適所に配置された水洗タンク91に接続さ
れている。92は可撓給水管90に接続した電磁弁であり、
93は補助手摺85に沿って設けた電磁弁スイッチを示す。
而して、化粧板83を回転し起立させると同時に可動床板
86が水平位置まで回動するので、便器87を取り出すこと
ができると共に、可動化粧板83に設けた補助手摺85が便
器87の両側上部に配置される。また化粧板83を伏倒させ
ると、可動床板86も下方に回動し便器87を収納すること
ができる。94は可動床板86が水平位置で固定されるため
のストッパー、95は収納位置で固定されるためのストッ
パーを夫々示す。上記可撓排水管88及び可撓給水管90
は、化粧板の開閉に伴って自由に変形できるものを使用
したが、この点は各実施例とも同一である。なお、この
実施例においては図示者略したが、可動化粧板83の回転
動作を容易にするため、実施例５の場合と同様の構造で
バランスウエートを設けることもできる。
【０００１２】
【発明の効果】本発明に係る可動床水洗トイレによる
と、家庭や病院等において、身体の不自由な人や患者が
必要に応じて収納庫内から簡単に取り出して使用できる
と共に、使用後は自動的に洗浄して収納庫内に入れてお
くことができるので、介護人の手間の掛からないように
することができる。而して、室内の防臭、換気等の必要
性も少なくなり、便器やトイレも目に付かなくなるの
で、常に室内を爽快な状態に維持できる。また、トイレ
の設置箇所を選択できるので特に介護用としては有効で
あり、トイレ使用時以外は収納できるので狭い部屋でも
有効に利用できる。なお、この発明の水洗トイレによる
と、トイレの設置予定箇所そばに排水、給水設備があれ
ば、ポータブル水洗トイレとしても利用できる。
と、家庭や病院等において、身体の不自由な人や患者が
必要に応じて収納庫内から簡単に取り出して使用できる
と共に、使用後は自動的に洗浄して収納庫内に入れてお
くことができるので、介護人の手間の掛からないように
することができる。而して、室内の防臭、換気等の必要
性も少なくなり、便器やトイレも目に付かなくなるの
で、常に室内を爽快な状態に維持できる。また、トイレ
の設置箇所を選択できるので特に介護用としては有効で
あり、トイレ使用時以外は収納できるので狭い部屋でも
有効に利用できる。なお、この発明の水洗トイレによる
と、トイレの設置予定箇所そばに排水、給水設備があれ
ば、ポータブル水洗トイレとしても利用できる。
【０００１３】
【図１】実施例１におけるトイレの取り出した状態の平
面断面図である。
面断面図である。
【図２】同上側面図である。
【図３】図１におけるＡーＡ線断面図である。
【図４】トイレを収納した状態の側断面図である。
【図５】実施例２におけるトイレの取り出した状態の平
面断面図である。
面断面図である。
【図６】同上側断面図である。
【図７】実施例３におけるトイレの取り出した状態の平
面断面図である。
面断面図である。
【図８】同上側面図である。
【図９】収納した状態の断面図である。
【図１０】実施例４におけるトイレの取り出した状態の
平面断面図である。
平面断面図である。
【図１１】同上側面図である。
【図１２】実施例５におけるトイレの取り出した状態の
平面断面図である。
平面断面図である。
【図１３】同上側面図である。
【図１４】バランスウエートを設けた場合の概略図であ
る。
る。
【図１５】実施例６におけるトイレの取り出した状態の
平面断面図である。
平面断面図である。
【図１６】同上側面図である。
１ 収納庫 ２ 可動化粧板 ４ 支軸 ６ 可動床板 ８ 便器 ９ 可撓排水管 11 水洗タンク 14 ボールベアリング 15 キャスター 16 補助手摺 17 収納庫 18 底面部 19 可動床板 22 可動化粧板 24 便器 25 可撓排水管 27 水洗タンク 31 キャスター 32 補助手摺 34 収納庫 35 底面部 36 可動床板 37 取付壁 38 側壁 39 可動化粧板 40 蝶番 41 便器 42 可撓排水管 43 排水導管 44 水洗タンク 45 可撓給水管 48 キャスター 49 補助手摺 51 収納庫 52 ベッド 53 可動化粧板 56 可動床板 58 便器 59 可撓排水管 61 水洗タンク 62 可撓排水管 63 補助手摺 67 キャスター 68 収納庫 69 可動化粧板 71 可動床板 72 補助手摺 73 便器 74 可撓排水管 76 可撓給水管 77 水洗タンク 78 バランスウエート 81 収納庫 83 可動化粧板 85 補助手摺 86 可動床板 87 便器 88 可撓排水管 90 可撓給水管 91 水洗タンク
Claims (7)
- 【請求項１】 収納庫の一側に開閉可能な可動化粧板を
設け、収納庫内には可動化粧板と一体をなしている可動
床板を設け、該床板上には可撓排水管を連結した便器を
設置すると共に、収納庫内適所に水洗タンクを取付け、
該水洗タンクと上記便器とを可撓給水管で連結したこと
を特徴とする可動床水洗トイレ。 - 【請求項２】 可動化粧板は収納庫の前側に回転可能に
軸着してあると共に、水洗タンクは便器の上部一側に固
定してあって、化粧板の開閉と同時に便器を取り出した
り、収納できるようにしたことを特徴とする請求項１に
記載の可動水洗トイレ。 - 【請求項３】 可動床板は収納庫内をスライドできるよ
うにして、便器及び水洗タンクと共に化粧板側から取り
出したり、収納できるようにしたことを特徴とする請求
項１に記載の可動水洗トイレ。 - 【請求項４】 収納庫はベッド下側に設置し得る大きさ
にして、その前側面に開閉可能な可動化粧板を取付け、
収納庫内には可動化粧板と一体をなしている可動床板を
設け、該床板上には可撓排水管を連結した便器を設ける
と共に、ベッド一側の適所に水洗タンクを取付け、該水
洗タンクと便器とを可撓給水管で連結したことを特徴と
する可動床水洗トイレ。 - 【請求項５】 可動床板はボールベアリングを取付けた
底面部上に載置すると共に、可動床板の前部下側にキャ
スターを設けたことを特徴とする請求項１、２、３また
４に記載の可動床水洗トイレ。 - 【請求項６】 収納庫の一側を可動化粧板となし、その
下側端部を開閉可能に軸着すると共に、軸着部の内側に
は、これと直角向きの可動床板を一体に設け、上記化粧
板内側には可撓排水管を連結した便器を設置し、収納庫
内適所に水洗タンクを取り付け、該水洗タンクは可撓給
水管で便器に連結してあり、可動化粧板を前後に開閉す
ることにより便器を取出したり、収納できるようにした
ことを特徴とする可動床水洗トイレ。 - 【請求項７】 収納庫の上側に可動化粧板を開閉可能に
取付けて、その軸着部に可動化粧板と直角向きの可動床
板を一体に設け、該可動床板には、可撓排水管を連結し
た便器を取り付けると共に収納庫外適所に設けた水洗タ
ンクと可撓給水管で連結してあり、可動化粧板の起伏に
より便器を取出したり、収納できるようにしたことを特
徴とする可動床水洗トイレ。
Priority Applications (8)
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|---|---|---|---|
| JP8030145A JP2960881B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 可動床水洗トイレ |
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| GB9622076A GB2318592B (en) | 1996-01-25 | 1996-10-23 | Toilet pan assembly |
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- 1996-11-14 DE DE19647072A patent/DE19647072A1/de not_active Ceased
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