JPH09201171A - こんにゃくセット及び食品ピースセットの製造方法・製造装置 - Google Patents

こんにゃくセット及び食品ピースセットの製造方法・製造装置

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JPH09201171A
JPH09201171A JP8028710A JP2871096A JPH09201171A JP H09201171 A JPH09201171 A JP H09201171A JP 8028710 A JP8028710 A JP 8028710A JP 2871096 A JP2871096 A JP 2871096A JP H09201171 A JPH09201171 A JP H09201171A
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JP
Japan
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konjac
food
cutting
piece
pieces
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JP8028710A
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English (en)
Inventor
Shigetaro Matsumoto
茂太郎 松本
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MATSUMOTO SHOKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
MATSUMOTO SHOKUHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理の手間が省け、皿等に盛りつけても転が
るようなことがなく、箸でつまみ易く、斬新な外観であ
り食欲、興趣をそそり、購買意欲を喚起可能なこんにゃ
く等の食品ピースセットを簡単かつ低廉に製造する。 【解決手段】 装填枠1内に積み重ねて装填したほぼ平
板状のこんにゃく31を上方から押圧し、仕切刃12で複数
の区画に仕切られ、各区画には、調理時の切断が不要な
ように、目的とする形状のピースに切断するための輪郭
部形成用刃13が設けられた抜型11を通過させて切断分離
し、ほぼ平行に対向する一対の面の輪郭部を切断形成し
た多数個の食品ピースを各区画毎に個別に受け器21に回
収してセットを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、こんにゃく(ピー
ス)セット及び該こんにゃくセットの生産に適した食品
ピースセットの製造方法・製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既に市販されているこんにゃくとして、
長さ15cm程度の直方体のこんにゃくがあるが、調理
時に包丁で切ったり、ちぎったりする必要があり手間が
かかる。ほぼ球形に形成した玉こんにゃくは調理時に切
る必要はないものの、その製造が面倒である。また、滑
りやすい性質を有するこんにゃくにあってほぼ球形のた
め、不安定で転がり易く、箸でつまみにくいという不都
合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、調理の手間
が省け、かつ安定する形状であり皿等に盛りつけても転
がるようなことがなく、箸でつまみ易く、かつ、製造が
容易であり、また、斬新な外観であり食欲、興趣をそそ
り、購買意欲を喚起可能であり、さらには、下ごしらえ
等の準備が不要で電子レンジで短時間にこんにゃく煮物
を作ることができるこんにゃくセットを提供することを
目的とする。
【0004】また、本発明に係る食品ピースセットの製
造方法・製造装置は、上記のようなこんにゃくセットの
製造に適したもので、複雑な工程、動作を必要とせずに
ほぼ平板状の食品から多数個の食品ピースからなる食品
ピースセットを同時に複数組、簡単、確実かつ低廉に製
造することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】調理時の切断が不要なよ
うに、ほぼ平板状のこんにゃくを、目的とする形状のこ
んにゃくピースに切断するための輪郭部形成用刃が設け
られた抜型により切断分離することにより、ほぼ平行に
対向する一対の面の輪郭部を予め切断形成して得た多数
個のこんにゃくピースからなるこんにゃくセットであ
る。このため、包丁、まな板を用いる必要がなく、調理
の手間が省け、かつ安定する形状であり皿等に盛りつけ
ても転がるようなことがなく、箸でつまみ易い。そし
て、製造が容易である。
【0006】調理時の切断が不要とは、商品を購入した
後、調理の際、包丁等を用いて切断することなく、その
ままの形態で料理に供することができる状態をいう。ほ
ぼ平板状とは全体が平板状であればよく、平面部が厳密
に平らでなくてもよく平面部に凹凸等が形成されていて
もよい。この平面部が、抜型で分離切断された後、ほぼ
平行に対向する一対の面に相当するものとなる。
【0007】また、前記こんにゃくセットにあって、魚
等の水中動物の形状にデザインされたこんにゃくピース
を密封包装したものが好ましい。こんにゃくとして従来
にない斬新な外観であり、とかく敬遠されがちな子供、
若年層にも親しみやすく、水中動物の形状にデザインさ
れているため、おでんや汁物に入れるとあたかも汁中を
泳いでいるような風情をかもし出し、食欲、興趣をそそ
り、また購買意欲を喚起することができる。水中動物は
魚の他、いか、たこ、えび、かに、貝等が挙げられる。
【0008】さらに、前記こんにゃくセットに煮汁と削
り節とを組み合わせてなるこんにゃくセットとすること
ができる。こんにゃく(ピース)セットと煮汁と削り節
とを一つのセット商品としたものであり、調理時にはこ
んにゃく(ピース)セットと煮汁と削り節とを一の器に
あけ、電子レンジで加熱することにより、極めて簡単か
つ短時間におかず等に適したこんにゃく煮物を作ること
ができ、包丁、まな板が不要なのは勿論、鍋を使う必要
がなく、キッチンを汚したくないという要求に応えるこ
とができる。
【0009】本発明に係る食品ピースセットの製造方法
は、ほぼ平板状の食品を積み重ね、仕切刃で複数の区画
に仕切られ、各区画には、目的とする形状の食品ピース
に切断するための輪郭部形成用刃が設けられた抜型によ
り、前記ほぼ平板状の食品を積み重ね方向に切断分離
し、前記抜型によって切断分離することによりほぼ平行
に対向する一対の面の輪郭部を切断形成した多数個の食
品ピースを、前記各区画毎に個別に回収して同時に複数
のセットを得るものである。
【0010】複雑な工程、動作を必要とせずにほぼ平板
状の食品から多数個の食品ピースからなる食品ピースセ
ットを一回の切断分離で同時に複数組、簡単かつ低廉に
製造できる。各区画の面積を等しくすれば、得られる各
セットの量は常に一定となり、また、各区画から得られ
るピースを同じ形状とすれば、同形状、同量のピースを
含む複数組のセットが確実に得られ、製品のばらつきを
防止することができる。
【0011】前記食品ピースセットの製造方法にあっ
て、前記平板状の食品として、色彩の異なるものを積み
重ねることにより、各区画毎に同形で色彩の異なる食品
ピースを一定割合で確実に含む食品ピースセットを得る
ことができる。例えば、従来の玉こんにゃくにあっては
異なる色彩の玉を混ぜ合わせた後、手作業でまとめてい
たため、セットにおける異なる色彩の玉の配合割合がま
ちまちであり、ばらつきが生じたが、そのようなことは
確実に解消される。
【0012】また、前記食品ピースセットの製造方法に
あって、前記平板状の食品はこんにゃくであり、前記食
品ピースは魚等の水中動物の形状にデザインされたこん
にゃくピースであるものとするのが好ましい。上記のよ
うに、調理の手間が省け、斬新な外観であり食欲、興趣
をそそり、購買意欲を喚起可能なこんにゃくセットを得
ることができる。
【0013】本発明に係る食品ピースセットの製造装置
は、ほぼ平板状の食品を積み重ねて装填可能な装填枠
と、仕切刃で複数の区画に仕切られ、各区画には、目的
とする形状の食品ピースに切断分離するための輪郭部形
成用刃が設けられた、前記装填枠の下方に位置する抜型
と、前記装填枠に装填したほぼ平板状の食品を上方から
押圧する押圧部材と、前記抜型を通過して切断分離され
ることによりほぼ平行に対向する一対の面の輪郭部が切
断形成された多数個の食品ピースを、前記各区画毎に個
別に回収して同時に複数のセットを得るための受け器と
を具備してなるものである。
【0014】装置として簡単な構成とすることができ、
複雑な動作を必要とせずにほぼ平板状の食品から多数個
の食品ピースからなる食品ピースセットを一回の切断分
離で同時に複数組、簡単、確実かつ低廉に製造できる。
各区画の面積を等しくすれば、得られる各セットの量は
常に一定となり、また、各区画から得られるピースが同
じ形状となるように輪郭部形成用刃を設ければ、同形
状、同量のピースを含む複数組のセットが確実に得ら
れ、製品のばらつきを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、こ
んにゃくピースからなるこんにゃくセットの製造例を挙
げ、図面を参照して説明する。図1はこんにゃくピース
セットの製造装置を概略的に示す片側断面正面図、図2
はこんにゃくピースセットの製造装置の装填枠1と抜型
11と受け器21との位置関係を示す平面図、図3は抜
型11の平面図、図4は図3A−A断面図、図5(a)
(b)はこんにゃくピース33の斜視図である。なお、
図2において仕切刃12及び輪郭部形成用刃13の肉厚
は便宜上省略してある。
【0016】こんにゃくピースセットの製造装置は、装
填枠1と、装填枠1の下部に位置される抜型11と、抜
型11の下方に位置される受け器21とを有している。
装填枠1は周側面が壁2で囲まれた筒状をなしており、
この枠1の大きさに適合する、公知の方法で製造された
ほぼ平板状のこんにゃく(素材)31が装填枠内に積み
重ねて装填される。装填は手動で行っても自動的に行う
ようにしてもよい。
【0017】抜型11は、図2,3,4に示すように、
十字形をなす仕切刃12で複数の区画(本例では4個で
あるが、適宜増減することができる)に仕切られてお
り、各区画には、調理時の切断が不要なように、目的と
する形状のこんにゃくピースに切断するための輪郭部形
成用刃13が設けられている。輪郭部形成用刃13は各
区画において各区画を分割するように平面からみて線状
をなしている。その肉厚は特に限定されるものではない
が、こんにゃくの場合通常約1mm程度でよい。
【0018】本例では、目的とする形状が魚であり、こ
の魚形を形成するために必要な輪郭部形成用刃13が各
区画に設けられている。本例では各区画毎に一枚のほぼ
平板状のこんにゃく当り5個のピースが得られるように
輪郭部形成用刃13が設けられており、各区画の大きさ
は約3.5cm×7cmである。各区画の輪郭部形成用
刃13は必ずしも同じ形状でなくてもよいが、抜型11
を複数区画に等分割し、輪郭部形成用刃13を同形状
(対称形状)とすれば、得られる各セットを確実に同
量、同形状のピースを含むものとすることができる。各
区画毎に異なる形状の輪郭部形成用刃13を設ければ、
異なるピース形状を含むセットが同時に得られる。符号
14は抜型の枠部である。
【0019】抜型11は、装填枠1の下方に配置され
(本例では抜型11の上に装填枠1が載置され、適宜手
段で両者は支持部材等に固定される)、装填枠1とは別
体をなしている。別体とすることにより、抜型11を取
替えるだけで種々の形状のピースを製造することができ
便利であるが、装填枠1と一体化させてもよい。
【0020】抜型11の下方に位置される受け器21
は、抜型の各区画毎に個別に回収してセットを得るため
のものであり、したがって区画に対応する数(本例では
4個)に分割されている。各受け器21同士は分離して
いても連結されていてもよい。各受け器21は、図2に
示すように、抜型11の仕切刃12で仕切られた各区画
とそれぞれ対応するようにセットされる。図1に示すよ
うに抜型11と各受け器21との間に空間を設け、誘導
板41等を介在させて抜型11から各受け器21へと誘
導するようにしてもよいのは勿論である。受け器21の
セットは手動で行ってもよいし、自動的に順次セットさ
れるようにしてもよい。
【0021】しかして、こんにゃくピースセットの製造
は次のように行われる。先ず、装填枠1にほぼ平板状の
こんにゃく31を積み重ねて装填する。積み重ねる枚数
は特に限定されるものではなく、必要に応じて適宜選択
される。例えばそれぞれ色彩の異なる厚さ約1cmの平
板状のこんにゃく31を4枚積み重ねる。装填枠1内に
積み重ねられたほぼ平板状のこんにゃく31は抜型11
の上に載置された状態となる。
【0022】次いで、装填枠1に積み重ねて装填したほ
ぼ平板状のこんにゃく31を押圧板等の押圧部材(図示
省略)を用いて手動又は自動により、上方から押圧する
ことにより、積み重ねたほぼ平板状のこんにゃく31を
抜型11を通過させて切断分離する。抜型11によって
切断分離することによりほぼ平行に対向する一対の面
(ほぼ平板状のこんにゃくの平板部がこれに相当するも
のとなる)34,35の輪郭部が切断形成されたこんに
ゃくピース33が得られる(図5参照)。輪郭形成用刃
13は、各区画を分割するように平面からみて線状をな
しているので、ほぼ平板状のこんにゃく31を、目的と
する形状のこんにゃくピースに切断「分離」するもので
あり、平板状のこんにゃく31に無駄になる部分が生じ
ない点も有益である。
【0023】抜型11を通過して得られたこんにゃくピ
ース33は、各区画毎に個別にそれぞれの受け器21に
回収され、こんにゃくピースセットが同時に複数組得ら
れる。ほぼ平板状のこんにゃく31として色彩の異なる
ものを積み重ねると、同形で色彩の異なるこんにゃくピ
ースを一定割合で確実に含むこんにゃくピースセットを
抜型11の各区画毎に得ることができる。本例のよう
に、抜型11を4区画に等分割し、各区画の輪郭部形成
用刃13を同形状として各区画当り5個のピースが得ら
れるようにした場合、例えば、黒、赤、黄、緑の4色の
ほぼ平板状のこんにゃくを積み重ねて切断すれば、一回
の切断で、黒、赤、黄、緑ぞれぞれが互いに同形状のピ
ース(各色5個)を確実に含む20ピースを1セットと
した4組のこんにゃくピースセットが同時に得られるこ
とになり、製品のばらつきを防止することができる。
【0024】上記こんにゃくセットは、通常用いられる
方法で、例えば水と一緒に合成樹脂製袋等に密封包装す
ることができる。受け器21自体を包装容器としてもよ
い。なお、多数個とは、個々のピースの大きさ、食品の
種類、包装体の大きさ等により様々であるが、少なくと
も単数ではなく、例えば長さ3〜5cm程度のこんにゃ
くでは、一般消費者向けとして10〜40程度のものが
適当である。
【0025】さらに、前記こんにゃくセットに煮汁と削
り節とを組み合わせてなるこんにゃくセットとしたもの
は新規なセット商品として期待される。例えば、上記の
方法で製造したDHAを配合した4色のこんにゃくピー
ス(長さ約3.5cm、厚さ約1.2cm)120gと
煮汁(だしつゆ)30g、花かつお1g(各密封包装)
を組み合わせたこんにゃくセットでは、これらを器にあ
け、電子レンジで加熱することによりわずか3分でおか
ず、お弁当、おつまみ等に適したこんにゃく煮物が簡単
に実現され、モニター調査では鍋で煮るよりもおいしい
との結果も得られた。上記のようなセット商品とする場
合、一定の味をだすために一定量の煮汁に対して常に一
定量のこんにゃくピースを合わせることが要求される
が、本発明方法・装置によれば、一定量のこんにゃくピ
ースセットが確実に得られるので、このようなセット商
品に対して極めて好適に用いられる。
【0026】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は上記のものに限定されるものではなく、本発明
の範囲内で適宜変更、付加等して実施できるものであ
る。また、本発明に係る食品ピースの製造方法・製造装
置はこんにゃくの製造に適しているがこれに限られるも
のではなく、練物、ゼリー等、可能な限り他の食品にも
適用できる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るこんにゃくピースからなる
こんにゃくセットは、包丁、まな板を用いる必要がな
く、調理の手間が省け、かつ安定する形状であり皿等に
盛りつけても転がるようなことがなく、箸でつまみ易
い。そして、製造が容易である。
【0028】また、魚等の水中動物の形状にデザインさ
れたこんにゃくピースを密封包装したものは、こんにゃ
くとして従来にない斬新な外観であり、とかく敬遠され
がちな子供、若年層にも親しみやすく、水中動物の形状
にデザインされているため、おでんや汁物に入れるとあ
たかも汁中を泳いでいるような風情をかもし出し、食
欲、興趣をそそり、また購買意欲を喚起することができ
る。
【0029】さらに、前記こんにゃくセットに煮汁と削
り節とを組み合わせてなるこんにゃくセットは、こんに
ゃく(ピース)セットと煮汁と削り節とを一つのセット
商品としたものであり、調理時にはこんにゃく(ピー
ス)セットと煮汁と削り節とを一の器にあけ、電子レン
ジで加熱することにより、極めて簡単かつ短時間におか
ず等に適したこんにゃく煮物を作ることができ、包丁、
まな板が不要なのは勿論、鍋を使う必要がなく、キッチ
ンを汚したくないという要求に応えることができる。
【0030】本発明に係る食品ピースセットの製造方法
は、複雑な工程、動作を必要とせずにほぼ平板状の食品
から多数個の食品ピースからなる食品ピースセットを一
回の切断分離で同時に複数組、簡単かつ低廉に製造で
き、同形状、同量のピースを含む複数組のセットを確実
に得、製品のばらつきを防止することができる。
【0031】前記食品ピースセットの製造方法にあっ
て、前記平板状の食品として、色彩の異なるものを積み
重ねることにより、各区画毎に同形で色彩の異なる食品
ピースを一定割合で確実に含む食品ピースセットを得る
ことができる。
【0032】また、前記食品ピースセットの製造方法に
あって、前記平板状の食品はこんにゃくであり、前記食
品ピースは魚等の水中動物の形状にデザインされたこん
にゃくピースであるものは、上記のように、調理の手間
が省け、斬新な外観であり食欲、興趣をそそり、購買意
欲を喚起可能なこんにゃくセットを得ることができる。
【0033】本発明に係る食品ピースセットの製造装置
は、装置として簡単な構成とすることができ、複雑な動
作を必要とせずにほぼ平板状の食品から多数個の食品ピ
ースからなる食品ピースセットを一回の切断分離で同時
に複数組、簡単、確実かつ低廉に製造でき、同形状、同
量のピースを含む複数組のセットを確実に得、製品のば
らつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】こんにゃくピースセットの製造装置を概略的に
示す片側断面正面図である。
【図2】こんにゃくピースセットの製造装置の装填枠1
と抜型11と受け器21との位置関係を示す平面図であ
る。
【図3】抜型11の平面図である。
【図4】図3A−A断面図である。
【図5】(a)(b)はこんにゃくピース33の斜視図
である。
【符号の説明】
1 装填枠 11 抜型 12 仕切刃 13 輪郭部形成用刃 21 受け器 31 平板状のこんにゃく 33 こんにゃくピース 34,35 ほぼ平行に対向する一対の面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理時の切断が不要なように、ほぼ平板
    状のこんにゃくを、目的とする形状のこんにゃくピース
    に切断するための輪郭部形成用刃が設けられた抜型によ
    り切断分離することにより、ほぼ平行に対向する一対の
    面の輪郭部を予め切断形成して得た多数個のこんにゃく
    ピースからなるこんにゃくセット。
  2. 【請求項2】 魚等の水中動物の形状にデザインされた
    こんにゃくピースを密封包装した請求項1記載のこんに
    ゃくセット。
  3. 【請求項3】 前記こんにゃくセットに煮汁と削り節と
    を組み合わせてなる請求項1又は2記載のこんにゃくセ
    ット。
  4. 【請求項4】 ほぼ平板状の食品を積み重ね、 仕切刃で複数の区画に仕切られ、各区画には、目的とす
    る形状の食品ピースに切断するための輪郭部形成用刃が
    設けられた抜型により、前記ほぼ平板状の食品を積み重
    ね方向に切断分離し、 前記抜型によって切断分離することによりほぼ平行に対
    向する一対の面の輪郭部を切断形成した多数個の食品ピ
    ースを、 前記各区画毎に個別に回収して同時に複数のセットを得
    る食品ピースセットの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記平板状の食品として、色彩の異なる
    ものを積み重ねる請求項4記載の食品ピースセットの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記平板状の食品はこんにゃくであり、
    前記食品ピースは魚等の水中動物の形状にデザインされ
    たこんにゃくピースである請求項4又は5記載の食品ピ
    ースセットの製造方法。
  7. 【請求項7】 ほぼ平板状の食品を積み重ねて装填可能
    な装填枠と、 仕切刃で複数の区画に仕切られ、各区画には、目的とす
    る形状の食品ピースに切断分離するための輪郭部形成用
    刃が設けられた、前記装填枠の下方に位置する抜型と、 前記装填枠に装填したほぼ平板状の食品を上方から押圧
    する押圧部材と、 前記抜型を通過して切断分離されることによりほぼ平行
    に対向する一対の面の輪郭部が切断形成された多数個の
    食品ピースを、前記各区画毎に個別に回収して同時に複
    数のセットを得るための受け器とを具備してなる食品ピ
    ースセットの製造装置。
JP8028710A 1996-01-24 1996-01-24 こんにゃくセット及び食品ピースセットの製造方法・製造装置 Pending JPH09201171A (ja)

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