JPH09201105A - 乗用耕耘機の耕耘深さ表示装置 - Google Patents

乗用耕耘機の耕耘深さ表示装置

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JPH09201105A
JPH09201105A JP2847496A JP2847496A JPH09201105A JP H09201105 A JPH09201105 A JP H09201105A JP 2847496 A JP2847496 A JP 2847496A JP 2847496 A JP2847496 A JP 2847496A JP H09201105 A JPH09201105 A JP H09201105A
Authority
JP
Japan
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bending
piece
support frame
operator
rotary
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2847496A
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English (en)
Inventor
Michiyoshi Hosoda
通良 細田
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Mametora Agric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mametora Agric Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mametora Agric Machinery Co Ltd filed Critical Mametora Agric Machinery Co Ltd
Priority to JP2847496A priority Critical patent/JPH09201105A/ja
Publication of JPH09201105A publication Critical patent/JPH09201105A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者が操縦者席に座っていても簡易な装置で
耕耘深さを正確に確認できる耕耘深さ表示装置を提供す
る。 【解決する手段】乗用耕耘機10の支持フレーム11の
後端を側面視くの字形の機体フレーム16に形成した連
結片17と枢軸18を介して回動角変更自在に連結す
る。ロータリカバー20の上面に基台30を取付け、基
台30に取付けたピン30aにバネ鋼で形成した巻尺状
の屈伸片31の基端を巻付けて固定する。屈伸片31
は、支持フレーム11の下面に設けた通孔11aから挿
入して中空の支持フレーム11内を挿通し、支持フレー
ム11の上面に設けた通孔11bから取出して先端を自
由端にする。屈伸片31の先端が操縦者席36の前方に
露出するので、作業者が操縦者席36に座ったままの姿
勢で屈伸片31の目盛りを見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前輪と後輪の中間
の機体中央に操縦者席とロータリ部を配し、前輪の支持
フレームを機体の左右方向の枢軸を介して機体に対し回
動自在に連結し、この回動角を変更することによりロー
タリ部の高さを調整する乗用耕耘機の耕耘深さ表示装置
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】乗用耕耘機は、機体の
前後に前輪と後輪を備え、前輪と後輪の機体中央にロー
タリ部を配設し、前輪を装着する支持フレームと、後輪
を装着する機体フレームとを回動自在に連結する。支持
フレームと機体フレームの回動角を変更することにより
ロータリ部のロータリを昇降して耕耘作業を行う。耕耘
作業を行う場合、作業者は乗用耕耘機を運転しながら所
定の耕耘深さにするためにロータリの昇降具合を確認す
る必要がある。
【0003】ところが、ロータリは操縦者席の下方にあ
るため、作業者にとって運転しながらロータリの耕耘深
さがどのくらいであるかを正確に判断することは困難で
あり且つロータリの耕耘深さを確認するために身を乗出
すことは作業者に加重の負担を強いる。
【0004】このように、耕耘深さの判断は困難であ
り、また場所により耕耘深さにバラツキが生じると、耕
耘が不十分で作物の成育或いは収穫に悪影響を与える。
そこで、本発明は、作業者が操縦者席に座っていても簡
易な装置で耕耘深さを正確に確認できる耕耘深さ表示装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するため請求項
1記載の発明は、前輪と後輪の中間の機体中央に操縦者
席とロータリ部を配し、前輪の支持フレームを機体の左
右方向の枢軸を介して機体に対し回動自在に連結し、こ
の回動角を変更することによりロータリ部の高さを調整
する乗用耕耘機において、折り曲げ自在な屈伸片の基端
を前記機体に固定し、基端とは反対側の屈伸片の自由端
を前記支持フレームに摺動自在に取り付けて前記操縦者
席の前方にのぞませることを特徴とする。また、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、屈伸片
が帯状の鋼板製で、その横断面が弧状に湾曲しているこ
とを特徴とする。また、請求項3記載の発明は、請求項
1記載の発明において、屈伸片の自由端に目盛りを表示
したことを特徴とする。また、請求項4記載の発明は、
請求項1記載の発明において、屈伸片の基端をロータリ
部のロータリカバーに固定することを特徴とする。ま
た、請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、支持フレームを中空に形成し、これに屈伸片を挿通
し、その自由端を操縦者席前方の支持フレームの通孔よ
り外に進退自在に突出することを特徴とする。
【0006】
【発明を実施する形態例】図1に、本発明を実施した乗
用耕耘機の側面図を示す。乗用耕耘機10は、中央に中
空のパイプで形成した支持フレーム11を設け、支持フ
レーム11の先端に前部シャーシ13を連結して左右に
前輪14を配設する。前部シャーシ13の中央から斜め
上方にはハンドル15を立設する。支持フレーム11の
後端は、図2に示すように、側面視くの字形の機体フレ
ーム16に形成した連結片17と枢軸18を介して回動
角変更自在に連結する。支持フレーム11と機体フレー
ム16の間にはロータリカバー20とロータリ21を取
付ける。
【0007】機体フレーム16の後部にはエンジン35
を搭載し、機体フレーム16に内蔵する図示しないミッ
ションに動力を伝達する。このミッションは図示しない
一方のチェーンを介して駆動軸23と連結する。駆動軸
23の両端には後輪24を固定する。図示しない他方の
チェーンはロータリ21の駆動軸22と連結する。支持
フレーム11の後部には油圧シリンダ25を取付け、シ
リンダロッド27を機体フレーム16に形成した突片2
8に連結する。油圧シリンダ25の上部の支持フレーム
11に操縦者席36を固定し、操縦者席36の横に図示
しない油圧シリンダ25の上昇・下降スイッチを配設す
る。
【0008】図3に示すように、ロータリカバー20の
上面に基台30を取付け、基台30に取付けたピン30
aにバネ鋼で形成した巻尺状の屈伸片31の基端を巻付
けて固定する。基台30は、図2に示すように、機体フ
レーム16に直接取付けてもよい。また、屈伸片31は
鋼板或いは線鋼で形成してもよい。
【0009】屈伸片31は、支持フレーム11の下面に
設けた通孔11aから挿入して中空の支持フレーム11
内を挿通し、支持フレーム11の上面に設けた通孔11
bから取出して先端を自由端にする。支持フレーム11
内の通孔11a付近には屈伸片31を挿通して案内する
案内具32を取付ける。また、通孔11bには防護カバ
ー33を取付け、屈伸片31の先端の露出部には目盛り
を刻設する。
【0010】本発明を実施した乗用耕耘機10は以上の
ような構成で、作業者が操縦者席36に座りながら機体
の進行方向を確認して耕耘作業を行う。耕耘作業中は、
操縦者席36の下方前方にロータリ21の位置を表示す
る屈伸片31の目盛りを見ることができる。このため、
従来のようにロータリ21の位置を確認するときに、作
業者が操縦者席36から身を乗り出して下方を見る必要
がないので、運転に支障をきたすことがない。
【0011】図4に示すように、ロータリ21を降ろし
て耕耘作業を行うときは、上昇・下降スイッチを下降方
向に入れて油圧シリンダ25のシリンダロッド27を伸
長する。これにより、枢軸18を軸に機体フレーム16
が回動してロータリ21の駆動軸22が図2に示すBか
らAの位置に移動し、ロータリ21の位置が相対的に下
がる。ロータリ21が下がると、ロータリカバー20の
上面に取付けた基台30も下がり、基台30に基端を巻
付けた屈伸片31が下方に引かれる。このため、屈伸片
31の先端が図2に示すCからDの位置に移動する。屈
伸片31の先端が移動した長さがロータリ21の下降距
離を表すので、作業者は屈伸片31の目盛りを見て乗用
耕耘機10の耕耘深さを知ることができる。ロータリ2
1が下降して屈伸片31の目盛りが所定の位置にきた
ら、作業者は油圧シリンダ25の作動を停止してロータ
リ21の位置を決定する。
【0012】以上のように本発明では、作業者が操縦者
席36に座ったままの姿勢で乗用耕耘機10の耕耘深さ
を知ることができる。このため、耕耘深さの設定が正確
かつ容易にできるようになり、耕耘作業の効率を大幅に
向上することができる。また、屈伸片31の横断面を弧
状に湾曲して形成することにより、屈伸片31の剛性を
さらに向上することができる。屈伸片31は支持フレー
ム11内を挿通するので、耕耘作業の邪魔にならないと
いう効果を奏する。また、屈伸片31の先端は操縦者席
36の前方に露出するため、作業者が操縦者席36に座
ったままの姿勢で屈伸片31の目盛りを見ることができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明で
は、前輪と後輪の中間の機体中央に操縦者席とロータリ
部を配し、前輪の支持フレームを機体の左右方向の枢軸
を介して機体に対し回動自在に連結し、この回動角を変
更することによりロータリ部の高さを調整する乗用耕耘
機において、折り曲げ自在な屈伸片の基端を前記機体に
固定し、基端とは反対側の屈伸片の自由端を前記支持フ
レームに摺動自在に取り付けて前記操縦者席の前方にの
ぞませる。従って、本発明によれば、支持フレームの回
動角を変更するとロータリ部の高さが変り、同時に屈伸
片の基端が機体と一体に移動して、ロータリ部の高さに
応じて屈伸片の自由端が支持フレームに対して摺動自在
に移動する。このため、作業者が操縦者席に座りながら
屈伸片の自由端を見るだけで容易にロータリ部の高さを
知ることができ、所定の耕耘深さで耕耘できる。また、
ロータリ部の高さを確認するために身を乗出す必要がな
いので、労力を軽減して耕耘作業の能率向上を図ること
ができると共に、所定の耕耘深さで耕耘するので作物の
成育がよくなり、生産性が向上する。
【0014】請求項2記載の発明では、屈伸片が帯状の
鋼板製で、その横断面を弧状に湾曲させる。従って、本
発明によれば、屈伸片の剛性を高めて屈伸片が曲がった
り折れたりするのを防止することができる。
【0015】請求項3記載の発明では、屈伸片の自由端
に目盛りを表示する。従って、本発明によれば、正確な
耕耘深さを知ることができ、田畑をバラツキのない所定
の耕耘深さで耕耘できるので作物の成育がよくなり、生
産性が向上する。
【0016】請求項4記載の発明では、屈伸片の基端を
ロータリ部のロータリカバーに固定する。従って、本発
明によれば、ロータリ部の昇降状態を直接屈伸片の自由
端に表示することができる。
【0017】請求項5記載の発明では、支持フレームを
中空に形成し、これに屈伸片を挿通し、その自由端を操
縦者席前方の支持フレームの通孔より外に進退自在に突
出する。従って、本発明によれば、屈伸片が支持フレー
ムの中にあるので、作業者の邪魔にならず、耕耘深さ表
示装置の故障も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した乗用耕耘機の側面図である。
【図2】支持フレームに対する機体フレームの回動を示
す動作説明図である。
【図3】耕耘深さ表示装置の一部省略斜視図である。
【図4】図1でロータリを下げた状態の乗用耕耘機の側
面図である。
【符号の説明】
10 乗用耕耘機後 11 支持フレーム 13 前部シャーシ 14 前輪 15 ハンドル 16 機体フレーム 17 連結片 18 枢軸 20 ロータリカバー 21 ロータリ 22 駆動軸 23 駆動軸 24 後輪 25 油圧シリンダ 27 シリンダロッド 28 突片 30 基台 31 屈伸片 32 案内具 33 防護カバー 35 エンジン 36 操縦者席

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪と後輪の中間の機体中央に操縦者席
    とロータリ部を配し、前輪の支持フレームを機体の左右
    方向の枢軸を介して機体に対し回動自在に連結し、この
    回動角を変更することによりロータリ部の高さを調整す
    る乗用耕耘機において、 折り曲げ自在な屈伸片の基端を前記機体に固定し、基端
    とは反対側の屈伸片の自由端を前記支持フレームに摺動
    自在に取り付けて前記操縦者席の前方にのぞませること
    を特徴とする乗用耕耘機の耕耘深さ表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、屈伸片が
    帯状の鋼板製で、その横断面が弧状に湾曲していること
    を特徴とする乗用耕耘機の耕耘深さ表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、屈伸片の
    自由端に目盛りを表示したことを特徴とする乗用耕耘機
    の耕耘深さ表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明において、屈伸片の
    基端をロータリ部のロータリカバーに固定することを特
    徴とする乗用耕耘機の耕耘深さ表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発明において、支持フレ
    ームを中空に形成し、これに屈伸片を挿通し、その自由
    端を操縦者席前方の支持フレームの通孔より外に進退自
    在に突出することを特徴とする乗用耕耘機の耕耘深さ表
    示装置。
JP2847496A 1996-01-23 1996-01-23 乗用耕耘機の耕耘深さ表示装置 Withdrawn JPH09201105A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000018A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Kubota Corp ロータリ耕耘機
CN103444283A (zh) * 2013-09-04 2013-12-18 湖南长沙果福车业有限公司 一种微型耕耘机
JP2021101632A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 小橋工業株式会社 農作業機
JP2021101644A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 小橋工業株式会社 農作業機
CN113163707A (zh) * 2018-09-26 2021-07-23 印德蒂尔农业科技私人有限公司 农用车辆

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401