JPH0920028A - 熱記録装置 - Google Patents

熱記録装置

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JPH0920028A
JPH0920028A JP7173370A JP17337095A JPH0920028A JP H0920028 A JPH0920028 A JP H0920028A JP 7173370 A JP7173370 A JP 7173370A JP 17337095 A JP17337095 A JP 17337095A JP H0920028 A JPH0920028 A JP H0920028A
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JP
Japan
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heat
recording
recording material
preheating
temperature
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JP7173370A
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Shinji Imai
真二 今井
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/475Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves
    • B41J2/4753Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves using thermosensitive substrates, e.g. paper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/38Preheating, i.e. heating to a temperature insufficient to cause printing

Abstract

(57)【要約】 【課題】予熱温度を高く設定することができ、しかも、
低コストで効率的な記録作業を行うことのできる熱記録
装置を提供する。 【解決手段】感熱記録材料Sを予熱ブロック29により
予熱した後、レーザビームLを照射することにより画像
等を記録し、次いで、冷却ブロック31により前記感熱
記録材料Sを冷却することで、かぶりのない良好な画像
等を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録材料を予
熱した状態で所定の熱エネルギを付与し、画像等の記録
を行う熱記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料に対して熱エネルギを付与
し、画像等の記録を行う熱記録装置が普及している。特
に、熱源としてレーザを用いることで高速記録を可能と
したものが出現している(特開昭50−23617号、
特開昭58−94494号、特開昭62−77983
号、特開昭62−78964号等参照)。
【0003】本出願人は、このような熱記録方法に適用
され、良好な画像を高品位で記録することのできる感熱
記録材料として、支持体上に発色剤、顕色剤および光吸
収色素(光熱変換剤)を備え、供給される熱エネルギに
応じた濃度で発色する材料を開発し、特許出願している
(特願平3−62684号、特願平3−187494号
参照)。
【0004】この感熱記録材料は、支持体に、少なくと
も塩基性染料前駆体を含有するマイクロカプセル、顕色
剤および光吸収色素を水に難溶または不溶の有機溶剤に
溶解せしめた後、乳化分散した乳化物を含有する塗布液
を塗布して形成せしめた感熱層を有する。
【0005】塩基性染料前駆体は、エレクトロンを供与
して、あるいは酸等のプロトンを受容して発色する性質
を有するものであって、通常略無色で、ラクトン、ラク
タム、サルトン、スピロピラン、エステル、アミド等の
部分骨格を有し、顕色剤と接触してこれらの部分骨格が
開環若しくは開裂する化合物が用いられる。具体的に
は、クリスタルバイオレットラクトン、ベンゾイルロイ
コメチレンブルー、マラカイトグリーンラクトン、ロー
ダミンBラクタム、1,3,3−トリメチル−6’−エ
チル−8’−ブトキシインドリノベンゾスピロピラン等
がある。
【0006】これらの発色剤に対する顕色剤としては、
フェノール化合物、有機酸若しくはその金属塩、オキシ
安息香酸エステル等の酸性物質が用いられる。顕色剤は
融点が50〜250℃のものが好ましく、特に融点が6
0〜200℃の水に難溶性のフェノールまたは有機酸が
望ましい。これらの顕色剤の具体例は、例えば、特開昭
61−291183号に記載されている。
【0007】光吸収色素は、可視光領域における光の吸
収が少なく、赤外線領域の波長の吸収率が特に高い色素
が好ましい。この色素としては、シアニン系色素、フタ
ロシアニン系色素、ピリリウム系・チオピリリウム系色
素、アズレニウム系色素、スクワリリウム系色素、N
i、Cr等の金属錯塩系色素、ナフトキノン系・アント
ラキノン系色素、インドフェノール系色素、インドアニ
リン系色素、トリフェニルメタン系色素、トリアリルメ
タン系色素、アミニウム系・ジインモニウム系色素、ニ
トロソ化合物等を挙げることができる。これらの中でも
特に近赤外光を発振する半導体レーザが実用化されてい
る観点から、波長が700〜900nmの近赤外領域の
光の吸収率が高いものを使用することが好ましい。
【0008】ところで、このような感熱記録材料は、安
定した保存状態を維持するため、低い熱エネルギでは発
色しないように構成されている。従って、所望の発色状
態を得るためには、かなりの熱エネルギが必要である。
この結果、発色までの熱エネルギの閾値分だけダイナミ
ックレンジが狭くなり、高階調の画像を得ることが困難
となる不都合がある。また、発色させるための装置側の
負担も相当に大きなものとなってしまう。
【0009】そこで、本出願人は、ヒートローラ等を用
いて前記感熱記録材料を発色直前の温度まで予熱した
後、記録情報に応じて変調されたレーザビームを当該感
熱記録材料に照射することにより、高出力を要すること
なく高階調の画像を高精度に記録することのできる熱記
録方法を開発している(特開平6−198924号公報
参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の熱記
録方法において、感熱記録材料の発色感度を高くするた
めには、予熱温度を出来るだけ高く設定する必要があ
る。しかしながら、感熱記録材料の予熱は、レーザビー
ムによる記録時における感熱層のみの局所的な加熱と異
なり、支持体を含む感熱記録材料全体に対して行われる
ため、図7に示すように、感熱記録材料の温度Tは、レ
ーザビームによる記録完了後、その経過時間tに従い自
然放熱によりゆっくりと低下することになる。従って、
前記感熱記録材料は、所定の温度以上に加熱されている
時間が相当に長くなるため、その間に地肌濃度が上昇す
る「かぶり」が生じてしまう。例えば、医療用に用いら
れる感熱記録材料は、シャーカステンに装着するために
ある程度の腰の強さが要求されるので、厚めに設定する
必要があるが、このような厚い感熱記録材料の場合に
は、自然放熱による温度低下に要する時間が長く、従っ
て、前記かぶりの発生が特に顕著となる。そのため、予
熱温度を高く設定することが困難であった。
【0011】本発明は、前記の不具合に鑑みてなされた
ものであり、予熱温度を高く設定することができ、しか
も、低コストで効率的な記録作業を行うことのできる熱
記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、供給される熱エネルギに応じた濃度で
発色する感熱記録材料に対して、発色熱エネルギ未満の
熱エネルギを供給することで予熱を行った後、前記感熱
記録材料に記録情報に応じた所定の発色熱エネルギを供
給することで前記記録情報の記録を行う熱記録装置にお
いて、前記発色熱エネルギを供給する記録手段による前
記感熱記録材料の記録位置の上流側に配設され、前記感
熱記録材料に発色熱エネルギ未満の熱エネルギを供給す
る予熱手段と、前記記録位置あるいはその下流側におけ
る前記記録位置近傍に配設され、前記感熱記録材料を冷
却する冷却手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】本発明の熱記録装置では、感熱記録材料を
予熱手段により発色直前の予熱温度まで加熱した後、記
録手段により情報の記録を行い、次いで、前記感熱記録
材料を冷却手段により強制的に冷却することにより、感
熱記録材料の温度を速やかに低下させ、かぶりの発生を
回避する。この場合、予熱温度を可能な限り高く設定す
ることができ、これによって、記録手段のダイナミック
レンジを確保し、且つ、高速での記録が可能となる。
【0014】なお、冷却手段を記録位置に配するように
してもよい。感熱記録材料が搬送されているため、記録
位置に来た時に即に冷却されるわけではなく、タイムラ
グがあるので、記録位置では予熱された状態が維持され
ているからである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態の熱記録装置
10を示す。この熱記録装置10は、レーザビームL
(記録手段)を矢印A方向に主走査し、矢印B方向に副
走査搬送される感熱記録材料Sに画像等を記録するもの
であり、レーザビームLを出力するレーザダイオード1
2と、前記レーザビームLを平行光束とするコリメータ
レンズ14と、シリンドリカルレンズ16と、反射ミラ
ー18と、レーザビームLを偏向するポリゴンミラー2
0と、fθレンズ22と、前記シリンドリカルレンズ1
6と共働してポリゴンミラー20の面倒れを補正するシ
リンドリカルミラー24と、感熱記録材料Sを挟持して
副走査搬送する二対のニップローラ26a、26bおよ
び28a、28bと、前記ニップローラ26a、26b
および28a、28b間にあって、前記レーザビームL
と対向する側から感熱記録材料Sに当接する予熱ブロッ
ク29(予熱手段)および冷却ブロック31(冷却手
段)と、前記予熱ブロック29に対して予熱温度に設定
するための電流を供給する電源30aと前記冷却ブロッ
ク31に対して冷却温度に設定するための電流を供給す
る電源30bとを備える。電源30a、30bは、制御
部32によって制御され、また、レーザダイオード12
は、ドライバ34を介して前記制御部32によって制御
される。
【0016】ここで、図2に示すように、前記予熱ブロ
ック29は、感熱記録材料SのレーザビームLによる記
録位置よりも所定距離だけ上流側(ニップローラ26
a、26b側)に当接するブロック体からなる。この予
熱ブロック29は、搬送方向に対する接触幅の小さいエ
ッジ部29aを介して感熱記録材料Sに当接する。ま
た、冷却ブロック31は、前記記録位置よりも所定距離
だけ下流側(ニップローラ28a、28b側)に当接す
る金属製のブロック体からなり、前記予熱ブロック29
と同様の形状からなるエッジ部31aを介して感熱記録
材料Sに当接する。なお、予熱ブロック29は、熱エネ
ルギの散逸を防止するため、断熱部材33を介して熱記
録装置10側に保持される。一方、冷却ブロック31
は、熱エネルギを効率的に放出するため、熱伝導率の大
きい金属部材35を介して熱記録装置10側に保持され
る。
【0017】感熱記録材料Sは、支持体42上に発色
剤、顕色剤および光熱変換剤を備えた感熱層44を形成
し、さらに、前記感熱層44上に保護層46を形成して
構成される。なお、感熱層44の構成材料としては、前
述したように、特願平3−62684号、特願平3−1
87494号等に記載されたものを用いることができ
る。
【0018】本実施形態の熱記録装置10は、基本的に
は以上のように構成されるものであり、次に、この熱記
録装置10の動作および作用効果について説明する。
【0019】制御部32は、電源30aを駆動し、感熱
記録材料Sをニップローラ26a、26bおよび28
a、28b間に挟持した状態で矢印B方向に副走査搬送
させながら予熱を行う。すなわち、予熱ブロック29に
対して電源30aから所定の電流を供給することによ
り、感熱記録材料Sを発色直前の温度まで予熱する。図
3の特性曲線aは、感熱記録材料Sの温度と発色濃度と
の関係を示したものである。この特性曲線aの場合、感
熱記録材料Sは、発色直前の温度T1まで予熱される。
【0020】そこで、前記のようにして予熱ブロック2
9により感熱記録材料Sを予熱した後、制御部32は、
ドライバ34を介してレーザダイオード12を駆動す
る。レーザダイオード12は、感熱記録材料Sに記録す
る画像等の階調に応じて変調されたレーザビームLを出
力する。前記レーザビームLは、コリメータレンズ14
によって平行光束とされた後、シリンドリカルレンズ1
6および反射ミラー18を介してポリゴンミラー20に
導かれる。ポリゴンミラー20は高速で回転しており、
その反射面によって反射され且つ矢印A方向に偏向され
たレーザビームLは、fθレンズ22およびシリンドリ
カルミラー24を介して感熱記録材料Sに導かれ、矢印
B方向に副走査搬送される前記感熱記録材料Sを主走査
する。この結果、感熱記録材料Sの感熱層44には、レ
ーザビームLによって所定の熱エネルギが供給され、こ
れによって階調画像等が記録されることになる。
【0021】ここで、前記感熱記録材料Sは、予熱ブロ
ック29から供給される熱エネルギによって図3に示す
温度T1まで予熱されているため、前記レーザダイオー
ド12を熱記録装置10が設置された場所の室温から温
度T2の広い範囲で制御する必要はない。従って、レー
ザダイオード12は、温度T1から温度T2の範囲で制
御され、高階調の画像等を感熱記録材料Sに形成する。
また、レーザダイオード12は、高出力を要求されない
ため、熱記録装置10全体の構成も簡素化され、且つ、
廉価なものとなる。なお、温度T1は、感熱記録材料S
の発色特性に応じて40〜275℃の間に設定し、さら
に望ましくは、マイクロカプセルのガラス転移温度が7
0〜150℃であるため、70〜150℃の間に設定す
るのがよい。
【0022】次に、画像等の記録された感熱記録材料S
は、レーザビームLによる記録位置よりも下流側に配設
された冷却ブロック31により急激に冷却される。図4
における実線は、時刻t1において予熱ブロック29に
より予熱温度T1まで加熱された後、時刻t2において
レーザビームLにより記録温度まで加熱され、さらに、
時刻t3において冷却ブロック31により急激に冷却さ
れた感熱記録材料Sの温度変化を示している。
【0023】この場合、従来は、記録後において感熱記
録材料Sを強制的に冷却していなかったため、予熱温度
T1で感熱記録材料Sを加熱すると、図4の一点鎖線で
示すように、時刻t3以降の残熱の影響で感熱記録材料
Sにかぶりが生じてしまう。そこで、前記かぶりを回避
するためには、点線で示すように、予熱温度T0を前記
した予熱温度T1よりも低く設定し、前記残熱の影響が
出ないようにしなければならない。これに対して、本実
施形態では、感熱記録材料Sを時刻t3以降において急
激に冷却しているため、その間に発色濃度が増加してか
ぶりが発生するおそれはない。従って、本実施形態で
は、感熱記録材料Sを発色直前の温度T1まで予熱し、
記録後にかぶりを生じさせることなく、高画質に記録を
行うことができる。また、レーザビームLの最大限のダ
イナミックレンジを確保することができ、これによって
廉価なレーザダイオード12を用いた記録を行うことが
できる。さらに、予熱温度を高く設定することができる
ため、感熱記録材料Sの感度が高くなり、これによって
高速な記録動作が可能となり、記録効率が向上する効果
が得られる。
【0024】なお、この実施形態において、予熱ブロッ
ク29での予熱からレーザビームLでの記録に至るまで
の時間を所定時間の範囲内に設定することにより、熱エ
ネルギが感熱層44に十分に伝達され且つ自然放熱によ
る温度低下の少ない予熱後の一定の温度範囲内で一層高
精度な記録を行うことができる。ちなみに、前記時間
は、予熱ブロック29による予熱位置とレーザビームL
による記録位置との間の距離、あるいは、感熱記録材料
Sの搬送速度によって設定することができる。また、冷
却ブロック31による感熱記録材料Sの冷却位置は、レ
ーザビームLによる記録位置と同位置に設定してもよ
い。また、冷却ブロック31は、かぶりの発生を防ぐた
めにフイルムの温度を低下させることができればよいの
で、予熱ブロック29に比較すると、その設定温度精度
はラフでよい。
【0025】図5は、本発明の他の実施形態を示したも
のである。この実施形態では、予熱ブロック37および
冷却ブロック39が感熱記録材料Sと接触する部分を円
弧状とし、各ローラ41、43により感熱記録材料Sを
前記各予熱ブロック37、冷却ブロック39に当接させ
るようにしている。この場合、感熱記録材料Sをローラ
41、43および予熱ブロック37、冷却ブロック39
間に確実に保持して搬送することができるため、振動等
の影響を受けない状態で高精度に記録を行うことができ
る。また、ローラ43を感熱記録材料Sの搬送方向の下
流側に配設することにより、感熱記録材料Sが冷却ブロ
ック39に接触している幅を長く設定することができる
ため、前記感熱記録材料Sを前記冷却ブロック39によ
って速やかに冷却し、記録された画像等に対するかぶり
の発生を確実に回避することができる。
【0026】図6は、図5に示す実施形態におけるロー
ラ41、43の径を小さくしたものであり、各小径ロー
ラ45、47は、例えば、図6に示すようなホルダ4
9、51によって保持することができる。この場合、図
5に示す実施形態と同様に、感熱記録材料Sを確実に保
持した状態で高精度な記録を行うことができる。また、
小径ローラ45、47を用いることにより、小径ローラ
45、47の間の間隔を狭く設定し、小径ローラ45に
よるフイルムのニップで開始される予熱開始時刻からレ
ーザビームLによる記録に至る時間を短くし、これによ
ってさらに予熱温度を高く設定することができ、記録効
率の向上を図ることができる。なお、冷却ブロック39
に対して感熱記録材料Sを当接させるために小径ローラ
47を用いる代わりに、図5に示すようにローラ43を
配設することにより、感熱記録材料Sの前記冷却ブロッ
ク39に対する接触幅を大きくして、冷却効率を向上さ
せることができる。
【0027】また、上述した実施形態において、冷却ブ
ロック39による感熱記録材料Sの冷却温度を支持体4
2のガラス転移温度以下に設定することにより、例え
ば、感熱記録材料Sが冷却ブロック39とローラ43と
によって挟持された状態で冷却されつつ搬送されるた
め、その間に加熱された感熱記録材料Sのカールを強制
して固定することが可能となり、良好な状態で感熱記録
材料Sを搬出することができる。
【0028】なお、レーザダイオード12を用いて記録
を行う代わりに、サーマルヘッドを用いて記録を行うよ
うにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る熱記録装置によれば、以下
の効果が得られる。
【0030】すなわち、感熱記録材料を予熱手段により
発色直前の予熱温度まで加熱した後、記録手段により情
報の記録を行い、次いで、前記感熱記録材料を冷却手段
により強制的に冷却することにより、感熱記録材料の温
度を速やかに低下させ、かぶりの発生を回避することが
できる。また、かぶりの影響が無いため、予熱温度を可
能な限り発色直前の温度まで高く設定することができ
る。従って、記録手段のダイナミックレンジを十分に確
保して高精度な記録を実現するとともに、記録速度が向
上するため、記録効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の熱記録装置の構成図である。
【図2】図1に示す感熱記録材料およびその記録部位近
傍の構成図である。
【図3】感熱記録材料の発色特性の説明図である。
【図4】感熱記録材料の温度変化の説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態の熱記録装置における記
録部位近傍の構成図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態の熱記録装置にお
ける記録部位近傍の構成図である。
【図7】従来の記録後冷却を行わない場合における感熱
記録材料の温度変化の説明図である。
【符号の説明】
10…熱記録装置 12…レーザダ
イオード 20…ポリゴンミラー 26a、26b、28a、28b…ニップローラ 29、37…予熱ブロック 31、39…冷
却ブロック 30a、30b…電源 32…制御部 L…レーザビーム S…感熱記録材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される熱エネルギに応じた濃度で発色
    する感熱記録材料に対して、発色熱エネルギ未満の熱エ
    ネルギを供給することで予熱を行った後、前記感熱記録
    材料に記録情報に応じた所定の発色熱エネルギを供給す
    ることで前記記録情報の記録を行う熱記録装置におい
    て、 前記発色熱エネルギを供給する記録手段による前記感熱
    記録材料の記録位置の上流側に配設され、前記感熱記録
    材料に発色熱エネルギ未満の熱エネルギを供給する予熱
    手段と、 前記記録位置あるいはその下流側における前記記録位置
    近傍に配設され、前記感熱記録材料を冷却する冷却手段
    と、 を備えることを特徴とする熱記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、 前記予熱手段は、前記感熱記録材料に接触する加熱ブロ
    ックからなり、前記冷却手段は、前記感熱記録材料に接
    触する冷却ブロックからなることを特徴とする熱記録装
    置。
JP7173370A 1995-07-10 1995-07-10 熱記録装置 Pending JPH0920028A (ja)

Priority Applications (2)

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JP7173370A JPH0920028A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 熱記録装置
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