JPH09200140A - 光受信装置 - Google Patents
光受信装置Info
- Publication number
- JPH09200140A JPH09200140A JP8006655A JP665596A JPH09200140A JP H09200140 A JPH09200140 A JP H09200140A JP 8006655 A JP8006655 A JP 8006655A JP 665596 A JP665596 A JP 665596A JP H09200140 A JPH09200140 A JP H09200140A
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- Japan
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- output
- power
- optical
- variable attenuator
- control
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動利得制御の応答速度を高速化し、かつ光
受信装置の固体差及び環境変化による利得変動も抑制で
きるように自動利得制御する光受信装置を提供する。 【解決手段】 受光素子1の光電流を利用して、高速な
光受信電力変動にも応答する光電流検出部6により検出
された光電流値に応じて増幅器2と第一可変減衰器3で
構成する第一の可変利得増幅回路の利得を制御する第一
の制御部7と、光受信装置の出力電力を高周波電力検出
部8により検出して、第二可変減衰器4と増幅器5で構
成する第二の可変利得増幅回路の利得を帰還制御方式に
より制御する第二の制御部9とを備えた。
受信装置の固体差及び環境変化による利得変動も抑制で
きるように自動利得制御する光受信装置を提供する。 【解決手段】 受光素子1の光電流を利用して、高速な
光受信電力変動にも応答する光電流検出部6により検出
された光電流値に応じて増幅器2と第一可変減衰器3で
構成する第一の可変利得増幅回路の利得を制御する第一
の制御部7と、光受信装置の出力電力を高周波電力検出
部8により検出して、第二可変減衰器4と増幅器5で構
成する第二の可変利得増幅回路の利得を帰還制御方式に
より制御する第二の制御部9とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動利得制御機能
を有する光受信装置に関するものである。
を有する光受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の光受信装置としては図3に
示した構成が知られている。図3はその要部を示すブロ
ック図であり、図中、21は光信号を電気信号に変換する
受光素子、22は前記受光素子21の電気信号出力を増幅す
る増幅器、23は可変減衰器、24はこの可変減衰器23の出
力電気信号を増幅する増幅器、25は前記増幅器24の出力
電気信号からパイロット信号電力の電力値を検出するパ
イロット信号検出部、26は前記パイロット信号検出部25
よりのパイロット信号電力の電力値に基づき、前記可変
減衰器23の減衰量を制御する制御部である。なお、Rは
前記受光素子21の調整用抵抗、Tは出力端子である。
示した構成が知られている。図3はその要部を示すブロ
ック図であり、図中、21は光信号を電気信号に変換する
受光素子、22は前記受光素子21の電気信号出力を増幅す
る増幅器、23は可変減衰器、24はこの可変減衰器23の出
力電気信号を増幅する増幅器、25は前記増幅器24の出力
電気信号からパイロット信号電力の電力値を検出するパ
イロット信号検出部、26は前記パイロット信号検出部25
よりのパイロット信号電力の電力値に基づき、前記可変
減衰器23の減衰量を制御する制御部である。なお、Rは
前記受光素子21の調整用抵抗、Tは出力端子である。
【0003】次にその動作について説明する。まず、外
部より伝送されてきた光信号は、受光素子21において電
気信号に変換され、可変減衰器23においてその電気信号
の電力が調整されて、再び増幅器24により増幅され出力
端子Tより出力される。ここでパイロット信号検出部25
によって前記増幅器24の出力電気信号に予め挿入されて
いるパイロット信号を検波してパイロット信号の出力電
力を検出し、この検出されたパイロット信号の出力電力
に応じて前記制御部26により出力端子Tからの出力電力
が一定になるように可変減衰器23の減衰量を制御する。
このような帰還制御方式により、光受信電力変動と、光
受信装置の固体差、及び環境変化による利得変動を抑制
している。
部より伝送されてきた光信号は、受光素子21において電
気信号に変換され、可変減衰器23においてその電気信号
の電力が調整されて、再び増幅器24により増幅され出力
端子Tより出力される。ここでパイロット信号検出部25
によって前記増幅器24の出力電気信号に予め挿入されて
いるパイロット信号を検波してパイロット信号の出力電
力を検出し、この検出されたパイロット信号の出力電力
に応じて前記制御部26により出力端子Tからの出力電力
が一定になるように可変減衰器23の減衰量を制御する。
このような帰還制御方式により、光受信電力変動と、光
受信装置の固体差、及び環境変化による利得変動を抑制
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置は、近来のように広範囲な光受信電力変動に対応しよ
うとした場合、前記帰還制御のループゲインを大きくす
る必要があるが、自動利得制御の応答速度を上げようと
して帯域を広くすると、発振などの不都合な現象を生じ
るため、応答速度を高速化できないという問題点があっ
た。
置は、近来のように広範囲な光受信電力変動に対応しよ
うとした場合、前記帰還制御のループゲインを大きくす
る必要があるが、自動利得制御の応答速度を上げようと
して帯域を広くすると、発振などの不都合な現象を生じ
るため、応答速度を高速化できないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、自動利得制御の応答速度を高速化し、かつ光受信装
置の固体差及び環境変化による利得変動も抑制できるよ
うに自動利得制御する光受信装置を提供することを目的
とする。
で、自動利得制御の応答速度を高速化し、かつ光受信装
置の固体差及び環境変化による利得変動も抑制できるよ
うに自動利得制御する光受信装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、受光素子の光電流を利用して、高速な光受
信電力変動にも応答する光電流検出部により検出された
光電流値に応じて第一の可変利得増幅回路の利得を制御
する第一の制御部と、光受信装置の出力電力を検出し
て、第二の可変利得増幅回路の利得を帰還制御方式によ
り制御する第二の制御部とを備えたものである。
に本発明は、受光素子の光電流を利用して、高速な光受
信電力変動にも応答する光電流検出部により検出された
光電流値に応じて第一の可変利得増幅回路の利得を制御
する第一の制御部と、光受信装置の出力電力を検出し
て、第二の可変利得増幅回路の利得を帰還制御方式によ
り制御する第二の制御部とを備えたものである。
【0007】この本発明によれば、自動利得制御の応答
速度を高速化することができ、かつ光受信装置の固体差
及び環境変化による利得変動も抑制することができる。
速度を高速化することができ、かつ光受信装置の固体差
及び環境変化による利得変動も抑制することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、各実施の形態間
において共通する部分または同一機能を有する部分につ
いては同一符号を用いるものとする。
て図面を参照しながら説明する。なお、各実施の形態間
において共通する部分または同一機能を有する部分につ
いては同一符号を用いるものとする。
【0009】(実施の形態1)図1は本発明の光受信装置
の実施の形態1における要部のブロック図であり、図
中、1は光信号を電気信号に変換する受光素子、2は前
記受光素子1の電気信号出力を増幅する増幅器、3はこ
の増幅器2から出力される電気信号の電力を減衰する第
一可変減衰器で、前記増幅器2と共に第一の可変利得増
幅回路を構成している。4はこの第一可変減衰器3から
出力される電気信号電力を更に減衰する第二可変減衰
器、5は第二可変減衰器4から出力される電気信号電力
を増幅する増幅器で、第二可変減衰器4と共に第二の可
変利得増幅回路を構成している。6は前記受光素子1に
流れる光電流の電流値を検出する光電流検出部、7は第
一制御部であり、光電流検出部6の検波出力に応じて第
一可変減衰器3への制御電圧を変化させ、その減衰量を
制御する。8は増幅器5から出力される電気信号の電力
を検出する高周波電力検出部、9は第二制御部で、高周
波電力検出部8の検波出力に応じて第二可変減衰器4へ
の制御電圧を変化させ、その減衰量を制御する。なお、
Toutは出力端子である。
の実施の形態1における要部のブロック図であり、図
中、1は光信号を電気信号に変換する受光素子、2は前
記受光素子1の電気信号出力を増幅する増幅器、3はこ
の増幅器2から出力される電気信号の電力を減衰する第
一可変減衰器で、前記増幅器2と共に第一の可変利得増
幅回路を構成している。4はこの第一可変減衰器3から
出力される電気信号電力を更に減衰する第二可変減衰
器、5は第二可変減衰器4から出力される電気信号電力
を増幅する増幅器で、第二可変減衰器4と共に第二の可
変利得増幅回路を構成している。6は前記受光素子1に
流れる光電流の電流値を検出する光電流検出部、7は第
一制御部であり、光電流検出部6の検波出力に応じて第
一可変減衰器3への制御電圧を変化させ、その減衰量を
制御する。8は増幅器5から出力される電気信号の電力
を検出する高周波電力検出部、9は第二制御部で、高周
波電力検出部8の検波出力に応じて第二可変減衰器4へ
の制御電圧を変化させ、その減衰量を制御する。なお、
Toutは出力端子である。
【0010】次にその動作について説明する。まず、外
部より伝送されてきた光信号は、受光素子1において電
気信号に変換され、増幅器2により増幅された後、第一
可変減衰器3と第二可変減衰器4を経由して増幅器5に
より増幅されて出力端子Toutに導かれる。この間にお
いて、光電流検出部6と高周波電力検出部8の検波出力
に応じて、第一制御部7と第二制御部9がそれぞれ第一
可変減衰器3と第二可変減衰器4を制御することで、光
受信装置としての出力電力を一定に維持している。即
ち、光電流検出部6は光受信電力に応じて光電流変化を
検出して第一制御部7に送出し、第一制御部7では検出
された光電流値に応じて第一可変減衰器3の減衰量を制
御することによって光受信電力変動を抑制しており、一
方、高周波電力検出部8は増幅器5の出力信号電力を検
出して、第二制御部9に送出し、第二制御部9では検出
された出力信号の電力値に応じて第二可変減衰器4の減
衰量を帰還制御方式により制御することによって光受信
装置の固体差及び環境変化による利得変動で生じる光受
信装置の出力電力の変動を吸収し、出力電力を一定に維
持している。
部より伝送されてきた光信号は、受光素子1において電
気信号に変換され、増幅器2により増幅された後、第一
可変減衰器3と第二可変減衰器4を経由して増幅器5に
より増幅されて出力端子Toutに導かれる。この間にお
いて、光電流検出部6と高周波電力検出部8の検波出力
に応じて、第一制御部7と第二制御部9がそれぞれ第一
可変減衰器3と第二可変減衰器4を制御することで、光
受信装置としての出力電力を一定に維持している。即
ち、光電流検出部6は光受信電力に応じて光電流変化を
検出して第一制御部7に送出し、第一制御部7では検出
された光電流値に応じて第一可変減衰器3の減衰量を制
御することによって光受信電力変動を抑制しており、一
方、高周波電力検出部8は増幅器5の出力信号電力を検
出して、第二制御部9に送出し、第二制御部9では検出
された出力信号の電力値に応じて第二可変減衰器4の減
衰量を帰還制御方式により制御することによって光受信
装置の固体差及び環境変化による利得変動で生じる光受
信装置の出力電力の変動を吸収し、出力電力を一定に維
持している。
【0011】本実施の形態1によれば、光受信電力の変
動に対して受光素子の光電流を検出して可変減衰器を制
御することにより、光受信電力の高速な変動による光受
信装置の出力電力の変動が抑制できるため自動利得制御
機能の応答速度が向上し、かつ光受信装置の出力電力を
検出して可変減衰器を制御する帰還制御方式を併用する
ことによって、光受信装置の固体差及び環境変化による
利得変動で生じる光受信装置の出力電力の変動を抑制す
ることができる。
動に対して受光素子の光電流を検出して可変減衰器を制
御することにより、光受信電力の高速な変動による光受
信装置の出力電力の変動が抑制できるため自動利得制御
機能の応答速度が向上し、かつ光受信装置の出力電力を
検出して可変減衰器を制御する帰還制御方式を併用する
ことによって、光受信装置の固体差及び環境変化による
利得変動で生じる光受信装置の出力電力の変動を抑制す
ることができる。
【0012】(実施の形態2)図2は本発明の光受信装置
の実施の形態2における要部のブロック図であり、図
中、1は光信号を電気信号に変換する受光素子、2は前
記受光素子1の電気信号出力を増幅する増幅器、3はこ
の増幅器2から出力される電気信号電力をディジタル的
に減衰するディジタル構成の第一可変減衰器で、前記増
幅器2と共に第一の可変利得増幅回路を構成している。
4はこの第一可変減衰器3から出力される電気信号電力
を更に減衰する第二可変減衰器、5は第二可変減衰器4
から出力される電気信号電力を増幅する増幅器で、第二
可変減衰器4と共に第二の可変利得増幅回路を構成して
いる。6は前記受光素子1に流れる光電流の電流値を検
出する光電流検出部、10はA/D変換に伴う折り返し雑
音を防ぐアンチ・エイリアス・フィルタであるローパス
フィルタ、11はA/D変換器、7は第一制御部であり、
光電流検出部6の検波出力に応じて第一可変減衰器3へ
の制御電圧を変化させ、その減衰量を制御する。8は増
幅器5から出力される電気信号の電力を検出する高周波
電力検出部、9は第二制御部で、高周波電力検出部8の
検波出力に応じて第二可変減衰器4への制御電圧を変化
させ、その減衰量を制御する。なお、Toutは出力端子
である。
の実施の形態2における要部のブロック図であり、図
中、1は光信号を電気信号に変換する受光素子、2は前
記受光素子1の電気信号出力を増幅する増幅器、3はこ
の増幅器2から出力される電気信号電力をディジタル的
に減衰するディジタル構成の第一可変減衰器で、前記増
幅器2と共に第一の可変利得増幅回路を構成している。
4はこの第一可変減衰器3から出力される電気信号電力
を更に減衰する第二可変減衰器、5は第二可変減衰器4
から出力される電気信号電力を増幅する増幅器で、第二
可変減衰器4と共に第二の可変利得増幅回路を構成して
いる。6は前記受光素子1に流れる光電流の電流値を検
出する光電流検出部、10はA/D変換に伴う折り返し雑
音を防ぐアンチ・エイリアス・フィルタであるローパス
フィルタ、11はA/D変換器、7は第一制御部であり、
光電流検出部6の検波出力に応じて第一可変減衰器3へ
の制御電圧を変化させ、その減衰量を制御する。8は増
幅器5から出力される電気信号の電力を検出する高周波
電力検出部、9は第二制御部で、高周波電力検出部8の
検波出力に応じて第二可変減衰器4への制御電圧を変化
させ、その減衰量を制御する。なお、Toutは出力端子
である。
【0013】本実施の形態2は、前記実施の形態1にお
ける光電流検出部6の出力による第一可変減衰器3の制
御をディジタル化した点が特長であり、以下、その動作
について説明する。まず、外部より伝送されてきた光信
号は、受光素子1において電気信号に変換され、増幅器
2により増幅された後、第一可変減衰器3と第二可変減
衰器4を経由して増幅器5により増幅されて出力端子T
outに導かれる。この間において、光電流検出部6と高
周波電力検出部8の検波出力に応じて、第一制御部7と
第二制御部9がそれぞれ第一可変減衰器3と第二可変減
衰器4を制御することで、光受信装置としての出力電力
を一定に維持しているのは前記実施の形態1と同様であ
るが、第一可変減衰器3をディジタル構成にしたこと
と、これに伴い光電流検出部6から第一制御部7に至る
回路にローパスフィルタ10とA/D変換器11を配置して
可変減衰器の非直線性を排除し、光受信電力の高速な変
動のより良い抑制を図った点が特長である。即ち、光電
流検出部6は光受信電力に応じた光電流変化を検出して
ローパスフィルタ10に送り、A/D変換に伴う折り返し
雑音を防いでA/D変換器11によりアナログ信号からデ
ィジタル信号に変換し、第一制御部7に送出する。第一
制御部7ではA/D変換された光受信電力の変動量をコ
ード変換し、これに応じて第一可変減衰器3の減衰量を
ディジタル的に制御することによって光受信電力変動を
抑制する。一方、高周波電力検出部8は前記実施の形態
1と同様に増幅器5の出力信号の電力を検出して、第二
制御部9に送出し、第二制御部9では検出された出力信
号の電力値に応じて第二可変減衰器4の減衰量を帰還制
御方式により制御することによって光受信装置の固体差
及び環境変化による利得変動で生じる光受信装置の出力
電力の変動を吸収し、出力電力を一定に維持している。
ける光電流検出部6の出力による第一可変減衰器3の制
御をディジタル化した点が特長であり、以下、その動作
について説明する。まず、外部より伝送されてきた光信
号は、受光素子1において電気信号に変換され、増幅器
2により増幅された後、第一可変減衰器3と第二可変減
衰器4を経由して増幅器5により増幅されて出力端子T
outに導かれる。この間において、光電流検出部6と高
周波電力検出部8の検波出力に応じて、第一制御部7と
第二制御部9がそれぞれ第一可変減衰器3と第二可変減
衰器4を制御することで、光受信装置としての出力電力
を一定に維持しているのは前記実施の形態1と同様であ
るが、第一可変減衰器3をディジタル構成にしたこと
と、これに伴い光電流検出部6から第一制御部7に至る
回路にローパスフィルタ10とA/D変換器11を配置して
可変減衰器の非直線性を排除し、光受信電力の高速な変
動のより良い抑制を図った点が特長である。即ち、光電
流検出部6は光受信電力に応じた光電流変化を検出して
ローパスフィルタ10に送り、A/D変換に伴う折り返し
雑音を防いでA/D変換器11によりアナログ信号からデ
ィジタル信号に変換し、第一制御部7に送出する。第一
制御部7ではA/D変換された光受信電力の変動量をコ
ード変換し、これに応じて第一可変減衰器3の減衰量を
ディジタル的に制御することによって光受信電力変動を
抑制する。一方、高周波電力検出部8は前記実施の形態
1と同様に増幅器5の出力信号の電力を検出して、第二
制御部9に送出し、第二制御部9では検出された出力信
号の電力値に応じて第二可変減衰器4の減衰量を帰還制
御方式により制御することによって光受信装置の固体差
及び環境変化による利得変動で生じる光受信装置の出力
電力の変動を吸収し、出力電力を一定に維持している。
【0014】本実施の形態2によれば、A/D変換器と
第一可変減衰器のディジタル化により、可変減衰器の減
衰特性の非直線性を排除でき、光受信電力の高速な変動
の抑制をより効果的に行うことができる。
第一可変減衰器のディジタル化により、可変減衰器の減
衰特性の非直線性を排除でき、光受信電力の高速な変動
の抑制をより効果的に行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受光素
子の光電流検出と高周波電力検出の併用による自動制御
を行うことにより、自動利得制御装置の応答速度を高速
化でき、かつ光受信装置の固体差や、環境変化による利
得変動で生じる光受信装置の出力電力変動をも抑制する
ことができるという有利な効果が得られる。
子の光電流検出と高周波電力検出の併用による自動制御
を行うことにより、自動利得制御装置の応答速度を高速
化でき、かつ光受信装置の固体差や、環境変化による利
得変動で生じる光受信装置の出力電力変動をも抑制する
ことができるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の光受信装置の実施の形態1における要
部のブロック図である。
部のブロック図である。
【図2】本発明の光受信装置の実施の形態2における要
部のブロック図である。
部のブロック図である。
【図3】従来の光受信装置の一例を示す要部のブロック
図である。
図である。
1…受光素子、 2,5…増幅器、 3…第一可変減衰
器、 4…第二可変減衰器、 6…光電流検出部、 7
…第一制御部、 8…高周波電力検出部、 9…第二制
御部、 10…ローパスフィルタ、 11…A/D変換器。
器、 4…第二可変減衰器、 6…光電流検出部、 7
…第一制御部、 8…高周波電力検出部、 9…第二制
御部、 10…ローパスフィルタ、 11…A/D変換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/26
Claims (2)
- 【請求項1】 光信号を電気信号に変換する受光素子
と、前記受光素子の出力電気信号を増幅する第一の可変
利得増幅回路と、前記受光素子の光電流を検出する光電
流検出部と、前記光電流検出部の検波出力に応じて前記
第一の可変利得増幅回路の利得を制御する第一の制御部
と、前記第一の可変利得増幅回路の出力電気信号を増幅
する第二の可変利得増幅回路と、前記第二の可変利得増
幅回路から出力される電気信号の電力を検出する高周波
電力検出部と、前記高周波電力検出部の検波出力に応じ
て前記第二の可変利得増幅回路の利得を帰還制御方式に
より制御する第二の制御部を備えたことを特徴とする光
受信装置。 - 【請求項2】 第一の可変利得増幅回路の可変利得手段
としてディジタル式可変減衰器を用い、これを前記光電
流検出部の直後に設けたA/D変換器の出力に基づき前
記第一の制御部により制御することを特徴とする請求項
1記載の光受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8006655A JPH09200140A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 光受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8006655A JPH09200140A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 光受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200140A true JPH09200140A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11644400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8006655A Pending JPH09200140A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 光受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09200140A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020038860A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | 新日本無線株式会社 | 光センサ回路 |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP8006655A patent/JPH09200140A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020038860A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | 新日本無線株式会社 | 光センサ回路 |
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