JPH09200012A - 位相変調器及び位相変調方法 - Google Patents

位相変調器及び位相変調方法

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JPH09200012A
JPH09200012A JP8347706A JP34770696A JPH09200012A JP H09200012 A JPH09200012 A JP H09200012A JP 8347706 A JP8347706 A JP 8347706A JP 34770696 A JP34770696 A JP 34770696A JP H09200012 A JPH09200012 A JP H09200012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】位相変調器の回路構成を簡単にすると共に、出
力パルスのエッジ位置を制御する際の分解能を高くす
る。 【解決手段】プログラマブル・パルス発生器110は、
制御値信号源112からの制御値に応じて、入力信号v
cの各エッジ位置を制御した出力パルス信号voを発生す
る。パルス発生器は、制御値に応じて入力信号を計数し
た時点(粗調)で、制御値に応じて遅延を行って(微
調)出力パルスを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形を位相変調し
てパルス化出力信号を発生する位相変調器及び位相変調
方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】クロッ
ク信号は、デジタル・システムをタイミング調整するた
めに用いられる矩形波である。クロック信号の偽の(ス
プリアス)位相変調により、システム動作に問題が生じ
る。よって、クロック位相変調器によりこのスプリアス
変調をシミュレーションして、非常状態におけるシステ
ム性能を試験することは有用である。
【0003】位相変調の従来技術の1つを図3に示す。
位相拘束ループ(PLL)10は、発振器14からのキ
ャリア信号vcに拘束された電圧制御発振器(VCO)
12を含んでいる。位相検出器16の出力に加算される
変調信号vmにより、出力信号voを位相変調する。
【0004】PLL法の欠点の1つは、位相検出器16
のダイナミック・レンジが制限される点と、この位相検
出器に非直線性の可能性がある点である。これら欠点
は、位相変調の振幅を制限し、振幅歪みを起こすかもし
れない。他の欠点は、閉ざされたループの周波数範囲が
制限され、周波数応答が平坦にならないかもしれないこ
とである。これは、位相変調の周波数を制限し、周波数
歪みの可能性が生じる。PLLを用いた位相変調のより
詳細については、1991年にプレンティス・ホールか
ら発行されたディ・エッチ・ホラバー著「位相拘束ルー
プ回路の設計」の第9−1章に記載されている。
【0005】位相変調の他の従来技術は、図4に示す如
きダイレクト・デジタル・シンセサイザ(DDS)であ
る。DDS18は、出力信号voの位相を制御する数値
入力Nmを受ける。発振器19からのクロック信号vc
各パルスにおいて、数値Nfをアキュムレータ(累積
器)20で加算して、位相を表す数値Npを形成する。
位相変調に比例する数値Nmを加算器22にてNpに加算
する。この和Np+Nmは、数値Nsを発生する正弦波ル
ックアップ・テーブル(LUT)24用のアドレスとし
て機能する。数値Nsは、和Np+Nmにより表せる位相
における正弦波の値である。デジタル・アナログ変換器
(DAC)26及び低域通過フィルタ(LPF)28
が、Nsに比例する正弦波電圧voを発生する。スタンフ
ォード・テレコミュニケーション製STEL−2173
型装置は、かかるDDSの一例である。
【0006】このDDS法の欠点は、特に高速動作用の
ものにおいて、回路が複雑であるため、高価となる点で
ある。とりわけ、アキュムレータ20、正弦波ルックア
ップ・テーブル24及びDAC26の各々に大規模な回
路を必要とする。回路の大きさが、動作速度を遅くする
遅延の原因となる。よって、高速動作には、ガリウム砒
素半導体などの高価な技術が必要となる。
【0007】本発明の目的は、かかる従来技術を改善し
た位相変調器及び位相変調方法を提供するものであり、
必要な回路を少なくし、分解能の校正を改善し、エッジ
位置の分解能を高くする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の欠点を
解決し、他の利点を追加できる。この改善技術の形式
は、独立に位置指定可能なエッジを有する出力信号を発
生する装置及び方法である。この技術の位相変調器は、
インターバル・カウンタ又は遅延器の如く、出力信号を
発生するプログラマブル(プログラム可能な)パルス発
生器と、このパルス発生器に制御値のシーケンスを供給
する制御値信号源とを具えている。この制御値は、連続
した出力パルス間の時間を決定する。
【0009】詳細には、矩形波クロック信号の如き入力
波形に対する出力信号の各エッジの位置を制御値に応答
して決める。出力信号のエッジに応答して連続した制御
値を供給することにより、出力信号の連続したエッジ間
の時間内に、このシーケンス内の次の各制御値をプログ
ラマブル・パルス発生器で利用可能にする。よって、出
力信号から独立して制御値が変化する結果により生じる
スプリアス・エッジ、誤配置エッジ又はエッジ欠落を避
けることができる時点にて、パルス発生器をセットアッ
プする。
【0010】本発明の好適な実施例によれば、プログラ
マブル・インターバル・カウンタは、フリー・ランニン
グ(自動走行)カウンタを具えており、その出力をメモ
リ内の制御値と比較して、出力パルスを発生する。な
お、制御値は、メモリを節約するモジュロ・データ値に
できる。
【0011】本発明の他の実施例によれば、プログラマ
ブル遅延回路は、エッジ位置を微調整するために複数の
遅延線出力を発生するリング発振器を具えている。この
遅延線を粗調プログラマブル・インターバル・カウンタ
に完全同期させるために、インターバル・カウンタへの
クロック入力をリング発振器から得てもよい。二重機能
リング発振器は、粗調に基づいて微調を自動的に更正す
る。
【0012】本発明の更に他の実施例によれば、プログ
ラマブル遅延回路は、補間を用いて、2つの位置の間の
微調を実行する。この遅延回路は、パルス整形回路を具
えており、プログラマブル・インターバル・カウンタか
らの隣接したパルスを整形する。組み合わせ(コンバイ
ナ)回路は、制御値に応じて重み付けされた整形パルス
の一部分を組み合わせる。スライス回路(スライサー)
により、コンバイナ回路の出力を矩形出力パルスに形成
する。補間プログラマブル遅延回路は、リング発振器の
出力に対して細かな分解能(高い分解能)を与える。
【0013】本発明の上述及びその他の目的、特徴及び
利点は、添付図を参照した本発明の好適実施例の以下の
説明から明らかになろう。なお、異なる図であっても、
同じ部分は、同じ参照符号で示す。また、添付図は、本
発明の原理を示すものであり、これら添付図によりサイ
ズや重要度を決めるものではない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好適なシステムは、新規
な方法で矩形波を変調する。すなわち、本発明は、位相
や周波数を直接的に制御するのではなく、出力信号の各
エッジの位置を制御する。その結果は、位相又は周波数
変調と同じになるが、その方法が簡単となるために、よ
り高速となり、安価となる。これは、出力信号に応答し
て順次供給された制御値のシーケンスに応じて各エッジ
の独立した配置を可能とするアーキテクチャを用いたエ
ッジ制御回路により実現する。制御値は、出力信号の連
続したエッジ間の時間差に対応してもよい。また、制御
値は、出力信号のエッジ及び入力信号の対応エッジ間の
時間差を表す値でもよいし、この値から求めてもよい。
【0015】図1は、本発明による位相変調器100を
示しており、この位相変調器は、プログラマブル・パル
ス発生器110及び制御値信号源(ソース)112を有
する。外部発振器114は、周波数がfcの入力信号vc
を発生し、プログラマブル・パルス発生器110に入力
する。プログラマブル・パルス発生器110は、出力波
形voを発生する。制御値信号源112は、制御値信号
線116を介して制御値をプログラマブル・パルス発生
器110に出力する。プログラマブル・パルス発生器1
10は、入力信号vc及び制御値信号源112からの制
御値信号を用いて、出力波形voを発生する。制御値信
号線116の値により決まる如く、互いに又は入力信号
cに対してエッジ(立ち上がり、立ち下がり又は両
方)が独立に位置決めされた出力波形voを発生でき
る。
【0016】制御値信号源112は、この制御値信号源
の入力にもなる出力信号voのエッジに応答して、制御
値信号線116に新たな制御値を出力する。制御値信号
源112が出力した制御値は、任意又は指定されたシー
ケンスを形成できるので、その結果、エッジが任意所望
のパターンに配置された矩形波クロック出力信号vo
なる。出力信号voのエッジに応答して新たな制御値の
遷移を作るので、詳細に後述するように、出力信号vo
内にスプリアス・エッジ、誤配置エッジ又はエッジ喪失
を避けることができる。制御値の遷移が生じるレートが
出力信号のエッジの公称周波数のオーダであるため、好
ましくは、制御値の遷移が各エッジで生じるので、制御
値のシーケンスはダイナミックである。制御値のシーケ
ンスがダイナミックであるので、この位相変調は、広帯
域幅及び広いダイナミック・レンジを達成できる。ま
た、本発明の回路は、従来技術よりも、構成が簡単で安
価である。
【0017】所定の位相変調に対して、図2に示すよう
に、矩形波のエッジの時点にて、その位置を計算するこ
とが可能である。この計算アルゴリズムは、後述する。
n番目のエッジ位置が時点tnで、時間が単調に経過す
るとする。制御値を限界内にするには、矩形波が位相変
調されていなければ、各時点tnとそれら位置の差Δtn
を計算するのが通常は便利である。非変調エッジ間の一
定間隔を1/foとする。すなわち、 Δtn=tn−n/fo とする。
【0018】時間をT(=1/fc:分解能)の増分に
量子化すると、これらエッジ部分を値Nnとしてメモリ
内に蓄積できる。ここで Nn=Δtn/T (式1) は、最も近い整数に丸め込みされる。各エッジ毎にメモ
リから新たな値が供給される。プログラマブル・パルス
発生器110が遅延回路ならば、値Nnをメモリから読
み出して、入力パルスの遅延を直接制御するのに利用で
きるので、出力エッジを所定位置に配置できる。しかし
ながら、パルス発生器110は、入力パルスを計数して
前のエッジの後のある数の入力パルスのエッジを位置決
めするインターバル・カウンタでもよい。その場合、値
nを、連続したNn間の差を表す値Mn、即ち、Mn=N
n−Nn-1に変換してもよい。このMnの値を定数Kに加
算してもよく(なお、K=fc/fo)、その結果、値L
nが出力信号の連続したエッジ間の間隔tn−tn-1を表
す。すなわち、 Ln=(tn−tn-1)/T =(Δtn−Δtn-1+1/fo)/T =Nn−Nn-1+K である。
【0019】Lnを制御値メモリから読み出し、プログ
ラマブル・インターバル・カウンタに供給して、エッジ
位置を時間的に制御できる。代わりに、Nn値をメモリ
から読み出して、高速且つ安価で簡単な回路を用いて、
この値を時間的にエッジ位置(Ln)に変換してもよ
い。
【0020】図5の実施例において、プログラマブル・
パルス発生器は、プログラマブル・インターバル・カウ
ンタ210と、プログラマブル遅延回路220の両方を
具えている。制御値信号源は、メモリ装置214及び2
24を具えており、数値プロセッサ212及び222を
含んでもよい。プログラマブル・インターバル・カウン
タ210は、別の発振器202のLサイクル間隔でパル
スを発生する。プログラマブル遅延回路220は、N1
に応答してその遅延を変化させる。
【0021】プログラマブル・インターバル・カウンタ
を用いる利点は、出力信号voの公称周波数の範囲を広
くできることである。このプログラマブル・インターバ
ル・カウンタは、入力信号vcの入力周波数fcを分周し
て下げるので、出力周波数は、カウンタの最大インター
バルによりfcを分周した値からfc自体までの任意にで
きる。しかし、高い位相分解能又は高い出力周波数を与
えるためには、非常に高速のクロックが必要となる。プ
ログラマブル遅延回路を用いることにより、高い位相分
解能が可能となる。一方、プログラマブル遅延線のみを
用いた場合、充分なダイナミック・レンジを得るには、
この遅延線の長さが充分に長くなければならない。
【0022】入力クロック・パルスが遅延回路を通過す
るにつれて遅延時間を順次短縮することにより、この遅
延回路は、入力クロックの周波数よりも高い周波数出力
を与えることができる。この結果、各入力パルスに対し
て、遅延回路からの多数の出力パルスが得られる。
【0023】周波数及び位相の説明において、周波数の
いかなる変化も位相の変化と見なすことができ、また、
位相の変化を周波数の変化と見なすことができる点に留
意されたい。よって、位相変調は、周波数及び位相の両
方の変調と見なすことができる。
【0024】図5のメモリは、これらメモリが夫々発生
した出力の遅延出力に応じてステップ、即ち、アドレス
信号が変化する。数値プロセッサによる数値処理を省略
してもよく、プログラマブル・インターバル・カウンタ
又はプログラマブル遅延回路のいずれかを省略してもよ
い。N2n及びN1’nを夫々蓄積するメモリ214及び
224は、物理的に同じ素子を共有してもよく、また、
同じアドレスを共有してもよい。通常は、メモリ224
が信号v1に応答して次のアドレスにステップするのが
好ましいが、ある場合には、簡単にして、代わりに信号
oに応答するようにしてもよい。同様に、通常は、メ
モリ214が信号voに応答して次のアドレスにステッ
プするのが好ましいが、ある場合には、簡単にして、代
わりに信号v1に応答するようにしてもよい。この結
果、任意所望のパターンに配置されたエッジを有する矩
形波クロック信号voとなる。
【0025】本発明のある特定実施例を図6に示す。こ
こでは、発振器32からの入力信号vcの周波数fcが、
c=1/T及びfo=fc/Kとなるように選択する。
なお、foは、出力信号voの公称周波数である。メモリ
38に蓄積された値Nnを差分器40により、連続した
nの差を表す値Mn、即ち、Mn=Nn−Nn-1に変換す
る。加算器42は、値Mnに定数K(ここでは、K=fc
/fo)と加算して、上述の式に示すように、出力信号
の連続したエッジ間の間隔tn−tn-1を表す値Lnを得
る。fc=1/Tの周波数でクロックされるモトローラ
社製MC10136型プログラマブル・インターバル・
カウンタの如きカウント・ダウン回路34に各Lnをロ
ードする。Ln個のクロック・サイクルの後、カウント
・ダウン回路34は、最終カウント(計数値)である1
に達し、このカウント・ダウン回路の出力がカウンタ出
力線35を介してアドレス・カウンタ36をステップし
て(即ち、アドレス・カウンタの出力アドレス値を進め
て)、メモリ38の次の値Nnをフェッチする。ロード
信号線37の次のクロック・サイクルのロード期間中
に、出力信号voがカウント・ダウン回路34にLnを
ロードして次の動作を準備する。
【0026】カウント・ダウン回路を用いて位相をシフ
トする既知の技術が存在する点に留意されたい。この従
来技術においては、出力信号を用いてカウント・ダウン
回路に遅延値Lをロードするを準備する。しかし、この
従来技術によるロードは、Lの値を変化させない。よっ
て、従来技術では、出力信号に応答して制御値のシーケ
ンスをステップさせる本発明と異なり、遅延値Lのいか
なる変化も出力信号と独立している。従って、従来技術
は、比較的安定した位相シフトを行うが、本発明の如く
高周波数で、ダイナミックな位相変調を達成できない。
【0027】図7に示すように、変調された矩形波出力
oは、カウント・ダウン回路34からの最終計数出力
から成る。ここでは、T×Lnの間隔である最終計数を
狭いパルスとして示す。ワンショット・マルチバイブレ
ータ又は他のカウント・ダウン回路(図示せず)によ
り、これらパルスを容易に広げることができる。
【0028】図6の実施例では、立ち上がりエッジのみ
を位置決めする。図8に示す如く、トグル・フリップ・
フロップをクロックするvoを用いて、立ち上がりエッ
ジ及び立ち下がりエッジの両方を位置決めできる。図8
に示す別の実施例は、図6の実施例と同様に動作する
が、カウント・ダウン回路34の出力信号がトグル・フ
リップ・フロップ39に入力する点が異なる。図9に示
す如く、信号voの立ち上がりエッジに応じて、フリッ
プ・フロップの出力信号vo’の立ち上がりエッジ及び
立ち下がりエッジを位置決めする。
【0029】図6に示す位相変調器30の分解能は、T
=1/fcである。ナノ秒未満の分解能にとっては、発
振器周波数が1GHzより高くなければならず、これは
回路をより高価にする。fcを高くすることなく、分解
能を細かくする安価な方法を図10に示す。この好適実
施例において、位相変調器50は、遅延がτn=T1×
N1nのプログラマブル遅延回路52を用いて、より細
かな分解能を達成する。なお、細かな分解能値N1
nは、好ましくはメモリ60に蓄積される。荒い分解能
は、メモリ60に同様に蓄積されている荒い分解能値N
nに基づいて、fc=1/T2でクロックされるカウン
ト・ダウン回路54により達成される。これら値は、次
式により、元の位置の値Nnから導出される。 Nn=Δtn/T1 N1n=Nn mod R N2n=(Nn−N1n)/R (式2) なお、R=T2/T1であり、「mod」演算子は、N
nが0からR−1までの範囲内で、NnからRを減算す
るか、加算する。次に、Nn=R×N2n+N1nとな
る。蓄積した値は2進なので、Rが2のべき乗ならば、
かかる計算は簡単である。
【0030】ここで、発振器62からの入力信号vc
周波数fcは、fc=1/T2になるように選択されてい
る。差分器56により、メモリ60にロードされた値N
nを、連続したN2n間の差を表す値Mn、即ち、Mn
N2n−N2n-1に変換する。加算器55により、値Mn
を定数Kに加算して、中間周波数v1の連続エッジ間の
間隔を表す値Lnを得る。なお、K=fc/foである。
c=1/T2の周波数でクロックされるカウント・ダ
ウン回路54に各Lnをロードする。Lnクロック・サイ
クルの後、カウント・ダウン回路54は、その最終計数
値に達し、この計数値がカウンタ信号線57を介してア
ドレス・カウンタ58をステップさせ、ロード信号線5
9の次のクロック・サイクルでロードするようにカウン
ト・ダウン回路54を準備する。アドレス・カウンタ5
8は、メモリ60をステップさせて、次の値N2n及び
N1nを出力させる。変調された中間信号v1は、図11
に示すように、カウント・ダウンか54からの最終計数
値出力から成り、T2×Lnだけ離間している。
【0031】再び図10を参照する。中間信号v1は、
プログラマブル遅延回路52への入力信号となる。レジ
スタ信号線63の遅延した最終計数値の各々の立ち下が
りエッジは、レジスタ64からの値を次の値N1nにス
テップさせて、プログラマブル遅延回路52内の遅延を
τn=T1×N1nとする。細かな分解能T1を、遅延の
精度及び安定性のみにより限定された任意の小さな値に
できる。この実施例の場合、これら値をメモリに蓄積す
る前に、差処理及び和処理を実行でき、N2nよりもむ
しろLnを蓄積してもよい。
【0032】エッジ位置を決めるアルゴリズムを次に説
明する。非変調矩形シーケンスにとって、サイクルにお
ける位相p(t)は、時間に伴って直線的に増加する。
すなわち、p(t)=fotである。変調矩形波の位相
は、p(t)=fot+Δp(t)である。なお、Δp
(t)は、サイクルにおける所望位相変調である。p
(t)が整数(0、1、2・・・)のときに、立ち上が
りエッジが生じる。そして、tnに対して式3を解くこ
とにより、n番目の立ち上がりエッジの時点tnが求ま
る。 fon+Δp(tn)=n Δtn=tn−n/fo (式3)
【0033】この式は、一般的には解けないので、試行
錯誤によりtnを見つけなければならない。しかし、tn
の良好な近似は、相互作用的な方程式を用いて見つける
ことができる。大部分を損失することなく、p(0)=
0とする。そして、 Δf(t)≡d/dt{Δp(t)} t0=0 tn+1=tn+[1/{fo+Δf(tn+0.5/fo2}] Δtn=tn−n/fo (式4)
【0034】公称周波数fo=16の特定例、及びΔp
(t)=(6/2π)・sin(2πt)の正弦波変調
を考慮すると、Δf(t)=6・cos(2πt)とな
り、式4から見つけたΔtnを以下の表に示す。また、
式3から求めたΔtn用の理想値をこの表に示す。この
場合において、式4から求めたΔtnと理想のΔtnとの
差は、6%未満である。分解能がT=0.0001なら
ば、メモリに蓄積された数は、式1により求まる(この
表では、Nnを参照)。T1=0.0001、T2=
0.0005、R=5及びK=125として図10の遅
延線により位相変調器を実現すると、微調分解能数及び
粗調分解能数は、式2により見つかる(表1のN1n
びN2nを参照)。
【0035】
【表1】
【0036】|Δp(t)|<<1又は|Δf|<<f
oならば、非常に簡単なアルゴリズムでΔtnを近似でき
る。 Δtn={−Δp(n/fo)}/fo (式5)
【0037】位相スロープが|N2n−N2n-1|<K/
2の限界内にあると、Nnを減少してメモリを節約す
る。N2nをN3n=N2n mod Kで置換し、演算
n=N2n−N2n-1+Kを次式で置換する。N3n−N
n-1<−K/2に対して、 Ln=N3n−N3n-1+2k、 −K/2≦N3n−N3n-1<K/2に対して、 Ln=N3n−N3n-1+k、K/2≦N3n−N3n-1
対して、 Ln=N3n−N3n-1 (式6)
【0038】この演算は、K=2kのとき、kビットの
符号化数における減算を実行し、常にKのみを加算する
ことにより、簡単に実行できる。
【0039】所望の出力周波数foが非常に高い場合、
発振器周波数fcをfoに等しくして、高価な高周波数カ
ウント・ダウン回路を避けることが望ましい。総ての位
相変調をプログラマブル遅延回路で行い、Nn=N1
n(N2nが存在しない)とする。T2≡1/fo且つR
≡T2/T1とする。なお、T1は、遅延の分解能であ
る。位相スロープが|N1n−N1n-1|<R/4の限界
内とすれば、N1nを減らして、メモリを節約でき、プ
ログラマブル遅延回路の大きさを小さくできる。N1n
をN3n=N1n mod Rで置換する。
【0040】カウント・ダウン回路を用いない実施例を
図12に示す。これは、v1のデューティ・サイクルを
50%にする、特に、高周波数動作をより広い範囲で可
能にするには、通常便利である。T2/4の遅延を付加
した後に、プログラマブル遅延回路74からの遅延した
信号vo出力の立ち下がりエッジがアドレス・カウンタ
76を進める。位相スロープが限界内であることによ
り、この付加的な遅延は、N3nの変動の直前及び直後
に、voの波形が低になることを確実にする。アドレス
・カウンタ76は、メモリ78をステップさせて、次の
N3nを出力する。図13に示すv1及びvoの波形は例
示であり、R=8で、N3シーケンスは、2、1、0、
7、6、5、4である。v1の第3立ち上がりエッジが
o内に2回現れ、先ずT1N32=0だけ遅延され、次
に、T1N33=T1×7だけ遅延される。
【0041】新たなN3nを供給した後に遅延波形が利
用可能になる前に、プログラマブル遅延回路74のセッ
トアップ時間が(T2に比較して)重要ならば、2個の
プログラマブル遅延回路が必要である。図14は、図1
2のブロック75の代わりに実施可能な遅延線回路75
を示す。遅延線74a及び74bの各々は、入力信号v
1及び制御値N3nを受ける。遅延線74bが偶数順序の
N3nを処理している間に、遅延線74aは、奇数順序
のN3nを処理する。次の連続した制御値N3nをレジス
タ82a又は82bに蓄積して、夫々遅延線74a及び
74bに交互にロードする。アンド・ゲート84a、8
4b、オア・ゲート86、Dフリップ・フロップ88か
ら成る出力ロジックは、遅延線74a及び74bの出力
に対してマルチプレックス機能を実行する。この出力ロ
ジックは、遅延線の交互の動作も制御する。
【0042】特に、遅延線74aの出力信号線83aは
アンド・ゲート84aの入力端に接続され、遅延線74
bの出力信号線83bはアンド・ゲート84bの入力端
に接続される。フリップ・フロップ88のQ及び/Q出
力信号は、アンド・ゲート84a及び84bの別の入力
信号となる。オア・ゲート86は、アンド・ゲート84
a及び84bの出力信号を組み合わせて、変調された出
力信号voを形成する。オア・ゲート86の出力信号を
反転して、フリップ・フロップ88のクロック入力信号
とする。入力信号v1の各サイクル毎に、フリップ・フ
ロップ88の動作により、遅延線74a及び74bの遅
延出力信号を交互に選択する。アンド・ゲート84a及
び84bの出力信号を反転して、レジスタ82a及び8
2bの夫々を付勢する。
【0043】上述の如く、出力信号のエッジに応じて、
新たな制御値への遷移を行うという本発明の概念によ
り、出力信号内のスプリアス・エッジ、誤配置エッジ又
はエッジ喪失を防げる。これらについては、本発明の上
述のいくつかの実施例で説明したので、後述では、出力
信号内の望ましくないエッジを避けるための付加的な条
件について説明する。
【0044】図15は、図12のプログラマブル遅延回
路74の詳細を示す。このプログラマブル遅延回路74
は、直列接続された遅延部Dを含んでおり、各遅延部
は、T2/16の固定の遅延を入力信号v1に与える。
なお、T2=1/foである。P0〜P15の一連のタ
ップは、遅延部D及びマルチプレックサ73の間に並列
に結合されて、マルチプレックサ73への遅延値N3n
入力に応じて出力信号voを発生する。
【0045】図16のタイミング図は、遅延タップP0
〜P15と、遅延回路74の出力信号vo間の関係を示
す。このタイミング図から判る如く、voの立ち下がり
エッジの後に、値N3nは時点T2/4を変化させる。
R=T2/T1で、T1がプログラマブル遅延回路の分
解能である場合、位相スロープが|N3n−N3n-1|<
R/4の限界内であるるので、voの立ち上がりエッジ
が正しく配置される。
【0046】これとは対照的に、図17は、位相スロー
プが限界内でない場合に生じる望ましくない結果を示
す。限界内にない位相スロープ、即ち、大きすぎる位相
変化の結果が、出力信号voにスプリアス・エッジ及び
誤配置エッジとなる。新たな値への遷移時間が正しくな
いと、同様な望ましくない出力の結果となる。正確な遷
移時間により、出力信号voがN3nの変化の直後及び直
前に低となるのを確実にする。図18は、例えば、T2
/8及びT2/2.7の不正確な遷移時間の結果による
スプリアス・エッジ及び誤配置エッジを示す。
【0047】プログラマブル・パルス発生器がカウント
・ダウン回路である本発明の実施例を図6に示した。図
19のタイミング図は、制御値Lnが変化したとき、か
かる実施例が、出力信号voのエッジを、voの立ち下が
りエッジの後の遷移時間T/2に正しく配置することを
示す。このT/2の遷移時間により、位相変化の柔軟性
が高まる。
【0048】これとは対照的に、図20は、出力信号v
oと独立に制御値Lnが変化したときに発生する望ましく
ない結果を示す。この実施例において、代わりに、値L
nは、5T毎に変化する。なお、Tは、発振器信号vc
周期である。図20のタイミング図は、Ln=3のとき
に発生する特別な「スプリアス」エッジを示す。そのと
きまでに、カウント・ダウン回路がLn-1=8の前の値
からのカウント・ダウンを終了し、次の値Ln+1=5を
ロードしているので、Ln=4に関連したエッジがなく
なる。
【0049】上述の例では、スプリアス・エッジ、誤配
置エッジ及びエッジの喪失を防ぐには、制御値の遷移タ
イミングをプログラマブル・パルス発生器の出力信号に
応答させることが必要であることを示している。さら
に、限界内の位相スロープと、正確な遷移タイミング
が、所望結果を達成するのにも必要である。
【0050】本発明のプログラマブル・インターバル・
カウンタ300の特定実施例を図21に示す。ここで
は、fc=1/T及びK=fc/foとなるように、発振
器310からの入力信号vcの周波数fcを選択する。な
お、foは、出力信号v1の公称周波数である。モジュロ
K機能ブロック314により、メモリ322に蓄積され
た値NnをN’nに変換する。なお、N’n=Nn mod
Kである。このモジュロ機能は、NnからN’nまで、
Kを加算又は減算して、0からK−1の範囲内にする。
カウンタ312は、Kの計数を通じて連続的に動作す
る。各計数において、比較器316にて、計数値Mn
N’nの現在の値と比較する。カウンタ312の計数値
nがN’nの値に等しいとき、出力信号v1用のパルス
が発生する。出力信号v1のエッジがアドレス・カウン
タ320を進ませて、遅延線318によるTK/2の遅
延後に、メモリ322内の次のNnを抽出する。詳細に
後述する如く、N’nの次の値を比較器316内のTK
の正確な計数サイクル中に確実に供給して、遅延TK/
2が曖昧になるのを避ける。
【0051】この技術は、位相スロープが|Nn+1−Nn
|<K/2の限界内の限り、適切に動作する。モジュロ
K機能が図6内の回路の差分器40及び加算器42を容
易に実現するので、この実施例は望ましい。代わりに、
モジュロK値N’nをメモリ322に蓄積して、必要な
メモリの大きさを小さくできる。プログラマブル・イン
ターバル・カウンタ300は、図5の一般的な実施例の
素子202、210、212及び214の機能を達成で
きる点に留意されたい。
【0052】図22に示すように、変調した出力信号v
1は、比較器316からのパルスを具えている。vcの時
間ラインは、各インターバルTに対応するチック・マー
クを示す。時間ラインCは、カウンタ312によるKま
での計数の連続サイクルを示す。ここで、各計数インタ
ーバルは、Tに等しく、TKの計数サイクルは、公称出
力パルス期間に等しい。図22に示す如く、各計数サイ
クルTKの開始に対して、出力パルスが時間差TN
n(TN4及びTN5として示すように)及びTN’n
て生じる。上述の如く、遅延TK/2により、N’n
次の値が適切なタイミングで比較器316に存在する。
N’n=2の初期値である計数Mn=Nn’のときにv1
の第1パルス出力が生じる点に留意すれば、上述を理解
できよう。TK/2の遅延を行うことなく、4に等しい
N’nの次の値をMnと比較して、v1の時間ラインの点
線400で示すように、Mn=4のときに、パルス出力
が2計数後に発生する。その代わり、カウンタ312が
計数Mn>4まで計数する期間中、次のN’n値=4の変
化がTK/2だけ遅延する。Mnの計数がKに達する
と、0にリセットし、次の計数サイクルTK内の新たな
計数を新たなN’n=4と比較して、正確なパルスを4
02で発生する。
【0053】図15の実施例は、プログラマブル遅延回
路7の一形式を示している。別の実施例のプログラマブ
ル遅延回路340を図23に示す。この実施例におい
て、プログラマブル遅延回路340は、リング発振器3
50、マルチプレックサ(MUX)352及びアンド・
ゲート354を具えている。図25に詳細に示すリング
発振器350は、水晶発振器357、位相検出器359
及びリング発振器回路350aを具えている。このリン
グ発振器回路350aは、一連の遅延部356を含んで
いる。これら遅延部の各々は、ベース・クロック信号v
cに固定遅延T1を与える。なお、T1=T2/Rであ
り、T2=1/fcであり、Rは、遅延部356の総数
に等しい。各遅延部356からのタップは、前段からの
タップと共にXOR(排他的オア)ゲート358に結合
され、同じ周波数であるが互いにサイクルの1/Rだけ
時間がオフセットされた一連の信号v0c、v1c、v2
c、v3cを発生する(図24参照)。
【0054】最終遅延部356dの反転出力信号を第1
遅延部356aの入力端に供給することにより、発振器
回路350aは、その出力パターンによるサイクルを繰
り返す。図26のタイミング・ラインを参照すると、第
1遅延部356aへの入力は、時間T2で高であるパル
ス信号voとして示される。このパルスは、遅延線部3
56を通過し、各遅延線部は、図示のように遅延線信号
v1、v2及びv3に遅延T1を与える。また、遅延線
信号v3をT1だけ遅延させ、反転して、v0の立ち下
がりエッジに対応させる。低の信号が再び遅延線部35
6を通過して、遅延線部356dの後で高に反転される
まで、信号v0は、他の時間T2の間、低を維持する。
図26に示す如く、遅延線出力信号v0cは、v0及び
v1に実行されたXOR機能の結果である。他の遅延線
出力信号v1c、v2cおよv3cは、v1及びv2、v
2及びv3、並びにv3及び/v0に夫々XOR機能を
実施することにより発生する。
【0055】図15で説明した如きプログラマブル遅延
回路の問題は、時間に対する温度変動が遅延線周期をシ
フトさせるので、遅延期間と入力信号v1の周期との間
にミスマッチが生じることである。リング発振器350
の構成に固有の本来の校正を行って、この周期のミスマ
ッチを防止する。リング発振器350の構成が固定遅延
T1のR個の一連の遅延部356であるので、出力信号
cの周期T2が、T2=R×T1を保証する。
【0056】さらに、時間及び温度による周波数fc
ドリフトを防止するために、リング発振器350aを水
晶発振器357に従属させる。位相検出器359は、水
晶発振器入力をv0cと比較して、遅延部356の遅延
T1を制御する制御信号vdを発生する。
【0057】再び図23において、マルチプレックサ3
52は、このマルチプレックサ352へ入力する遅延値
N1nに基づき、遅延信号v0c、v1c、v2c、v3c
の1つを選択する。また、リング発振器350は、クロ
ック信号vcを発生し、このクロック信号を(図10の
カウンタ54の如き)プログラマブル・インターバル・
カウンタの入力に利用することができる。図10のカウ
ント・ダウン回路54の荒い分解能の出力v1をアンド
・ゲート354(図23)に供給して、図24のタイミ
ング図に示すように、細かい分解能出力voを決定す
る。カウント・ダウン回路54(図10)からの入力信
号v1のエッジから、出力voのパルスをT1×N1n
け遅延させる点に留意されたい。この実施例の1つの利
点は、細かい遅延T1=T2/Rが入力発振器であるリ
ング発振器350を自動的に校正する点である。出力v
oのエッジを用いて、図10のメモリ60の如きメモリ
から次のN1nを抽出できる。プログラマブル遅延回路
340が図5の一般的実施例の要素202及び220の
機能を実行できる点に留意されたい。
【0058】プログラマブル遅延回路の更に別の実施例
を図27に示す。この実施例のプログラマブル遅延回路
360は、補間を用いて、2つの時間位置間のより細か
な分解能を達成する。これら2つの時間位置は、v1
おけるプログラマブル・インターバル・カウンタからの
パルス出力から成る2つの隣接位置であり、このパルス
は、Dフリップ・フロップ362によりT2だけ遅延さ
れてv1’になる。第1パルス成形回路364は、v1
ら三角波パルスyを形成するが、このパルスyが図28
に示すように約2×T2幅の立ち上がり傾斜を有する。
同様に、第2パルス成形回路366は、yからT2だけ
遅延した三角波パルスy’をv1’から形成する。デジ
タル・アナログ変換器(DAC)372がメモリからの
遅延値N1nを変換して、重み係数aを発生する。な
お、a=N1n/Rであり、R=T2/T1である。こ
の重み係数aを用いて、マルチプライア(乗算器)36
8、370によりy及びy’の部分を夫々重み付けす
る。これらを次に加算器374で組み合わせて、時間的
にパルスy及びy’間に配置されたパルスzを形成す
る。N1=0、1、2及び3で定義される4つの異なる
重み値に対するその結果の加算信号zを図28に示す。
しきい値スライス回路(スライサ)376は、加算信号
がスライス・レベルに達するとパルスを開始して、zパ
ルスから矩形波パルスvoを形成する。
【0059】出力voのエッジを用いて、図10のメモ
リ60の如きメモリから次のN1nを抽出する。図28
に示すように、y及びy’の組み合わせの重みづけを決
定する遅延値N1nは、出力vo内の遅延N1×T1も決
定する。分解能T1は、ノイズ及びタイミング・スキュ
ーのみにより制限される。この実施例の回路は、他のプ
ログラマブル遅延回路の実施例よりも複雑であるが、分
解能がより高い遅延が可能である。
【0060】図27の実施例を図23のリング発振器の
2つの隣接した位相にも適用できる点に留意された。さ
らに、プログラマブル遅延回路360を図5のプログラ
マブル遅延回路220に適用することもできる点に留意
されたい。図21のカウンタの実施例を両方の遅延実施
例(図23及び図27)と組み合わせて、分解能が荒
い、細かい、非常に細かい連続したステージを達成でき
る。
【0061】制御値を決定する上述のアルゴリズム及び
数値処理は、本発明をこれらアルゴリズム及び処理に限
定するものではない。これらは、上述の実施例と共に位
相変調を実際に達成できることを示すために説明したに
過ぎない。
【0062】本発明を好適な実施例に沿って図示し説明
したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変更が
可能なことが当業者には理解できよう。
【0063】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、出力信号の
エッジに応答して新たな制御値の遷移を作るので、出力
信号内にスプリアス・エッジ、誤配置エッジ又はエッジ
喪失を避けることができる。また、制御値の遷移が生じ
るレートが出力信号のエッジの公称周波数のオーダであ
るため、好ましくは、制御値の遷移が各エッジで生じる
ので、制御値のシーケンスはダイナミックである。制御
値のシーケンスがダイナミックであるので、この位相変
調は、広帯域幅及び広いダイナミック・レンジを達成で
きる。また、本発明の回路は、従来技術よりも、構成が
簡単で安価である。よって、本発明は、必要回路が少な
く、分解能の校正が改善され、エッジ位置の分解能を高
くできる位相変調器及び位相変調方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一般的な実施例のブロック図である。
【図2】本発明を用いたシステムにより発生するエッジ
位置を時間的に示すタイミング図である。
【図3】位相拘束ループによる従来の位相変調器のブロ
ック図である。
【図4】ダイレクト・デジタル・シンセサイザを用いた
従来の位相変調器のブロック図である。
【図5】本発明の実施例のブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図7】図6の位相変調器により発生した変調出力信号
のタイミング図である。
【図8】立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジを位置
決めするフリップ・フロップによる図6の実施例のブロ
ック図である。
【図9】図8の位相変調器により発生した変調出力信号
のタイミング図である。
【図10】本発明の好適実施例のブロック図である。
【図11】図10の位相変調器により可能な細かな分解
能のタイミング図である。
【図12】カウント・ダウン回路を用いない本発明の実
施例のブロック図である。
【図13】図12の位相変調器により発生する変調出力
信号のタイミング図である。
【図14】2つの遅延線を具えたプログラマブル遅延回
路のブロック図である。
【図15】図12のプログラマブル遅延回路のブロック
図である。
【図16】正確な遷移タイミングで、制限内の位相スロ
ープである図15のプログラマブル遅延回路が発生した
変調出力信号のタイミング図である。
【図17】位相スロープが限界外の点を除いて図16に
類似したタイミング図である。
【図18】遷移時間が不正確な点を除いて図16に類似
したタイミング図である。
【図19】遷移時間が正確な図6のプログラマブル・イ
ンターバル・カウンタが発生した変調出力信号のタイミ
ング図である。
【図20】遷移時間が不正確な点を除いて図19に類似
したタイミング図である。
【図21】荒い位相変調を行う本発明の実施例のブロッ
ク図である。
【図22】図21の位相変調器が発生した変調出力信号
のタイミング図である。
【図23】プログラマブル遅延回路としてリング発振器
を有する本発明の実施例のブロック図である。
【図24】図23の位相変調器が発生する変調出力信号
のタイミング図である。
【図25】図23のリング発振器のブロック図である。
【図26】図25のリング発振器のタイミング図であ
る。
【図27】細かな分解能を得るために補間を用いた本発
明の他の実施例のブロック図である。
【図28】図27の位相変調器が行う時間分解能のタイ
ミング図である。
【符号の説明】
30、100 位相変調器 32、62 発振器 34、54 カウント・ダウン回路 36、58、76 アドレス・カウンタ 38、60、78、214、224 メモリ 39、88 Dフリップ・フロップ 40、56 差分回路 42、55 加算器 52、74、220 プログラマブル遅延回路 64、82 レジスタ 73、352 マルチプレックサ 110 プログラマブル・パルス発生器 112 制御値信号源 114 発振器 210 プログラマブル・インターバル・カウンタ 212、222 数値プロセッサ 316 比較器 318、356 遅延回路 350 リング発振器 357 水晶発振器 359 位相検出器 364、366 パルス整形回路 376 スライス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・ジー・クニエリム アメリカ合衆国 オレゴン州 97005 ビ ーバートーン サウスウエスト バーロ ウ・ロード 14170

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形を変調する位相変調器であって、 上記波形に対する各エッジの位置が制御値に応じて決ま
    るパルス化出力信号を発生するプログラマブル・パルス
    発生器と、 該プログラマブル・パルス発生器に結合され、上記制御
    値のシーケンスを発生する制御値信号源とを具え、 上記プログラマブル・パルス発生器は、 上記波形を受けて、公称パルス周期定数まで繰り返し計
    数を行うカウンタと、 該カウンタと結合し、上記パルス周期が上記制御値に等
    しいときに上記パルス化出力信号を発生する比較器とを
    有することを特徴とする位相変調器。
  2. 【請求項2】 波形を変調する位相変調器であって、 上記波形を受け、上記波形に対する各エッジの位置が第
    1制御値に応じて決まるパルス化中間信号を発生するプ
    ログラマブル・インターバル・カウンタと、 該プログラマブル・インターバル・カウンタに結合さ
    れ、上記第1制御値のシーケンスを発生する第1制御値
    信号源と、 上記中間信号を受け、上記中間信号に対する各エッジの
    位置が第2制御値に応じて決まるパルス化出力信号を発
    生するプログラマブル遅延回路と、 該プログラマブル遅延回路に結合され、上記第2制御値
    のシーケンスを発生し、該シーケンスの次の第2制御値
    を上記出力信号のエッジに応答して上記プログラマブル
    遅延回路に供給する第2制御値信号源とを具え、 上記プログラマブル遅延回路は、 直列結合され各々が出力端を有する複数の遅延線部を含
    むリング発振器と、 上記第2制御値に対応する遅延線部出力の1つを選択す
    るマルチプレクサと、 該マルチプレクサの出力及び上記中間信号を受け、上記
    パルス化出力信号を発生するロジック回路とを具えたこ
    とを特徴とする位相変調器。
  3. 【請求項3】 波形を変調する位相変調器であって、 上記波形に対する各エッジの位置が制御値に応じて決ま
    るパルス化出力信号を発生するプログラマブル・パルス
    発生器と、 該プログラマブル・パルス発生器に結合され、上記制御
    値のシーケンスを発生する制御値信号源とを具え、 上記プログラマブル・パルス発生器は、 上記波形から第1整形信号を形成する第1パルス整形回
    路と、 遅延波形から第2整形信号を形成する第2パルス整形回
    路と、 上記制御値に対応する重みにより重み付けされた上記第
    1及び第2整形信号の部分を組み合わせする組み合わせ
    回路と、 該組み合わせ回路の出力をしきい値と比較して上記パル
    ス化出力信号を発生するしきい値回路とを含むことを特
    徴とする位相変調器。
  4. 【請求項4】 波形を位相変調する方法であって、 上記波形を受け、 制御値を発生し、 公称パルス周期定数まで繰り返し計数し、 このパルス周期計数値を上記制御値と比較し、 上記パルス周期計数値が上記制御値と等しいときにパル
    ス化出力信号を出力することを特徴とする位相変調方
    法。
  5. 【請求項5】 波形を位相変調する方法であって、 上記波形を受ける第1ステップと、 制御値のシーケンスを発生する第2ステップと、 上記波形に対する各エッジの位置が上記制御値に応じて
    決まるパルス化出力信号を発生する第3ステップとを具
    え該第3ステップは、 リング発振器からの一連の遅延線信号を求め、 上記制御値に対する上記遅延線信号の1つを選択し、 この選択した遅延線信号に応じて上記波形を遅延して、
    上記パルス化出力信号を発生することを特徴とする位相
    変調方法。
  6. 【請求項6】 波形を位相変調する方法であって、 上記波形を受る第1ステップと、 制御信号のシーケンスを発生する第2ステップと、 上記波形に対する各エッジの位置が制御値に応じて決ま
    るパルス化出力信号を発生する第3ステップとを具え、 該第3ステップは、 上記波形から第1整形信号を形成し、 遅延波形から第2整形信号を形成し、 上記制御信号に対応する重みにより重み付けされた上記
    第1及び第2整形信号の部分を組み合わせ、 この組み合わせた信号をしきい値と比較して上記パルス
    化出力信号を発生することを特徴とする位相変調方法。
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