JPH09199919A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH09199919A
JPH09199919A JP2842396A JP2842396A JPH09199919A JP H09199919 A JPH09199919 A JP H09199919A JP 2842396 A JP2842396 A JP 2842396A JP 2842396 A JP2842396 A JP 2842396A JP H09199919 A JPH09199919 A JP H09199919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna element
antenna
signal
antenna device
flexible
Prior art date
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Pending
Application number
JP2842396A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiro Arai
道郎 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd, Yokowo Mfg Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
Priority to JP2842396A priority Critical patent/JPH09199919A/ja
Publication of JPH09199919A publication Critical patent/JPH09199919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FM信号帯域の信号を送受信するアンテナ装
置を、偏平かつ小型化して他の構造物に接着により添設
させる。 【解決手段】 可撓性を有するとともに、FM信号帯域
の信号が共振する実効長の導電線を、一平面上で所定幅
でジグザグ状としてアンテナエレメント10を形成す
る。このアンテナエレメント10を、可撓性を有する樹
脂で成形されて偏平な上・下ケース20,18内に収納
する。下ケース18の底面に接着テープからなる接着部
22,22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM信号帯域の信
号を送受信するためのアンテナ装置であり、特に偏平か
つ小型化して、他の構造物等に接着により添設できるよ
うにしたアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FM信号帯域の信号を送受信するための
従来のアンテナ装置は、約1mの長さのロッドアンテ
ナ、若しくは約1mの実効長を有するヘリカルコイルア
ンテナが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の約1mの長さの
ロッドアンテナでは、長過ぎて他の構造物等に添設する
ことができにくい。特に、車室内等の狭い空間にあって
は、邪魔にならずに配設することは困難である。
【0004】そこで、ヘリカルコイルアンテナとして物
理的アンテナ長さを短かくすることで、狭い空間にも配
設することが容易となる。しかるに、このヘリカルコイ
ルアンテナを他の構造物に接着により添付する場合、接
着面積が不十分となり易く、確実な固定ができにくい。
また、ヘリカルコイルのコイル径の分だけ他の構造物の
接着面から突出することとなり、外観上満足できなかっ
た。
【0005】本発明は、かかる従来のアンテナ装置の不
具合を改善すべくなされたもので、偏平かつ小型化する
ことで他の構造物等に容易かつ確実に接着により添設で
きるようにしたアンテナ装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のアンテナ装置は、可撓性を有するととも
に、FM信号帯域の信号が共振する実効長の導電線を、
一平面上で所定の振幅巾で九十九折りに折り曲げてアン
テナエレメントを形成し、このアンテナエレメントを可
撓性を有するとともに偏平な絶縁ケースに収納し、この
絶縁ケースの偏平な一方の面に接着部を配設して構成さ
れている。
【0007】また、可撓性を有する絶縁基板上に、所定
の振幅巾で九十九折りにFM信号帯域の信号が共振する
実効長の導電線を配設してアンテナエレメントを形成
し、前記絶縁基板を可撓性を有するとともに偏平な絶縁
ケースに収納し、この絶縁ケースの偏平な一方の面に接
着部を配設して構成しても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図1
ないし図3を参照して説明する。図1は、本発明のアン
テナ装置の一実施例の分解斜視図であり、図2は、本発
明のアンテナ装置を座席の背もたれの側面に添設した図
であり、図3は、本発明のアンテナ装置が長さ方向およ
び幅方向に直交する方向に可撓性を有することを示す図
である。
【0009】図において、FM信号帯域の信号が共振す
る約1mの実効長を有し、隣青銅等の可撓性を有するソ
リッドワイヤまたはピアノ線等からなる導電線が、一平
面上で所定の振幅巾でジグザグ状に折り曲げられてアン
テナエレメント10が形成される。このアンテナエレメ
ントの基端は、整合回路12に接続される。この整合回
路12には、一端に同軸コネクタ14が設けられた同軸
ケーブル16の他端が接続される。そして、アンテナエ
レメント10および整合回路12が、可撓性を有する樹
脂で偏平に成形されて、しかも浅い凹部18aを有する
下ケース18に収納される。また、凹部18aには、ア
ンテナエレメント10のピッチがずれないように適宜に
突起18b,18b…が設けられる。さらに、アンテナ
エレメント10および整合回路12を覆って、可撓性を
有する樹脂で偏平に成形された上ケース20が、下ケー
ス18に被せられ、適宜に固定される。上ケース20と
下ケース18により絶縁ケースが構成される。上ケース
20と下ケース18の固定は、接着や一方から突出する
係合爪等のいかなる構造であっても良い。そして、下ケ
ース18の底面に接着両面テープ等による接着部22,
22が設けられる。もって、本発明のアンテナ装置24
が構成される。
【0010】かかる構成において、アンテナエレメント
10がジグザグ状であるので、アンテナエレメント10
の長さ方向の実際の寸法は短かいものとなる。しかも一
平面上でジグザグ状とされるので、偏平なものである。
そこで、下ケース18の底面に設けた接着部22,22
により、車の座席の背もたれ等の側面に、図2のごと
く、広い接着面積によって確実かつ容易に接着添設され
得る。
【0011】ここで、アンテナエレメント10および上
・下ケース20,18は、いずれも可撓性がある。そこ
で、図3(a),(b)に示すごとく、本発明のアンテ
ナ装置は、長さ方向および幅方向のいずれに対しても直
交する方向に容易に湾曲し得る。そこで、座席等の添設
させる他の構造物の添設面の形状に応じて、本発明のア
ンテナ装置を適宜に湾曲させることで、その接着がより
確実なものとなる。
【0012】次に、本発明のアンテナ装置の他の実施例
を、図4を参照して説明する。図4は、本発明のアンテ
ナ装置の他の実施例の分解斜視図である。図4におい
て、図1と同じ部材には同一符号を付けて重複する説明
を省略する。
【0013】図4において、図1と相違するところは、
可撓性を有する絶縁基板30上に、所定の振幅巾で蛇行
して、しかもFM信号帯域の信号が共振する実効長に導
電線が配設されてアンテナエレメント10が形成され
る。しかも、絶縁基板30の一端部に整合回路12が搭
載され、この整合回路12にアンテナエレメント10の
基端が接続される。また、整合回路12には、同軸ケー
ブル16の一端が接続される。
【0014】なお、図1に示す実施例では、ソリッドワ
イヤを導電線としてアンテナエレメント10を形成し、
図4に示す実施例では、基板上にエッチングや蒸着等に
より形成した導電箔による導電線でアンテナエレメント
10を形成したが、これに限られず、ジグザグ形状に板
金を打ち抜いたものや絶縁被覆電線をジグザグ状とした
ものであっても良い。また、アンテナエレメント10の
形状は、ジグザグ状や蛇行するものに限られず、所定の
振幅巾の矩形波形状であっても良く、長さ方向が短かく
なるように九十九折りに折り曲げられた形状であれば良
い。さらに、ソリッドワイヤを用いてアンテナエレメン
ト10を形成するならば、そのピッチを固定すべく、下
ケース18に凹部18aに代えてアンテナエレメント1
0と同形状の溝を設け、この溝にアンテナエレメント1
0が挿入されるようにしても良い。また、ジグザグ状の
アンテナエレメント10を2枚の樹脂薄膜等で挟持接着
して、ピッチの変化を防止しても良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を
奏する。
【0016】請求項1記載のアンテナ装置にあっては、
アンテナ装置を偏平かつ小型化でき、座席等の他の構造
物に広い接着面積で容易かつ確実に接着添設することが
できる。しかも、他の構造物の接着面から大きく突出す
ることもなく、外観的に優れているとともに、外部から
の衝撃も受けにくい。
【0017】また、請求項2記載のアンテナ装置にあっ
ては、基板上にアンテナエレメントと整合回路をなす回
路を同時に形成することができ、量産に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の一実施例の分解斜視図
である。
【図2】本発明のアンテナ装置を座席の背もたれの側面
に添設した図である。
【図3】本発明のアンテナ装置が可撓性を有することを
示し、(a)は長さ方向に対して直交方向に湾曲するこ
とを示す図であり、(b)は幅方向に対して直交方向に
湾曲することを示す図である。
【図4】本発明のアンテナ装置の他の実施例の分解斜視
図である。
【符号の説明】
10 アンテナエレメント 18 下ケース 20 上ケース 24 本発明のアンテナ装置 30 絶縁基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するとともに、FM信号帯域
    の信号が共振する実効長の導電線を、一平面上で所定の
    振幅巾で九十九折りに折り曲げてアンテナエレメントを
    形成し、このアンテナエレメントを可撓性を有するとと
    もに偏平な絶縁ケースに収納し、この絶縁ケースの偏平
    な一方の面に接着部を配設して構成したことを特徴とす
    るアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 可撓性を有する絶縁基板上に、所定の振
    幅巾で九十九折りにFM信号帯域の信号が共振する実効
    長の導電線を配設してアンテナエレメントを形成し、前
    記絶縁基板を可撓性を有するとともに偏平な絶縁ケース
    に収納し、この絶縁ケースの偏平な一方の面に接着部を
    配設して構成したことを特徴とするアンテナ装置。
JP2842396A 1996-01-23 1996-01-23 アンテナ装置 Pending JPH09199919A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002290132A (ja) * 2000-12-26 2002-10-04 Furukawa Electric Co Ltd:The 小型アンテナ及びその製造方法
EP1294046A2 (en) * 2001-09-17 2003-03-19 Nokia Corporation Internal broadcast reception system for mobile phones
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JP2010533998A (ja) * 2007-05-17 2010-10-28 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 爆発性環境のためのアンテナ装置

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