JPH09199452A - エッチング方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

エッチング方法および半導体装置の製造方法

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JPH09199452A
JPH09199452A JP542396A JP542396A JPH09199452A JP H09199452 A JPH09199452 A JP H09199452A JP 542396 A JP542396 A JP 542396A JP 542396 A JP542396 A JP 542396A JP H09199452 A JPH09199452 A JP H09199452A
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gas
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浩幸 ▲高▼澤
Hiroyuki Takazawa
信一郎 ▲高▼谷
Shinichiro Takatani
Seiji Yamamoto
清二 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング用真空槽内の残留酸素を積極的に
は利用せずに、InGaAs/InAlAs選択比10
0以上を安定的に得るエッチング方法を提供する。 【解決手段】 HBrとF2の混合ガス雰囲気下で、I
nGaAsおよびInAlAsが積層された半導体試料
に波長193nmのエキシマレーザ光を照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体のエッチング
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の高性能化に対して、
InP結晶に格子整合するInxAl1 -xAs(x=0.
52、以下特記しない場合はすべてx=0.52として
InAlAsと記す)やInyGa1-yAs(y=0.5
3、以下特記しない場合はすべてy=0.53としてI
nGaAsと記す)のような材料系を用いた素子の研究
開発が盛んになりつつある。半導体素子の性能ばらつき
低減化のために、半導体層の所望の深さまでの除去を行
なう高精度の半導体加工を行なう必要があるため、In
GaAs/InAlAs系の低損傷な選択エッチング技
術の開発が切望されてきた。
【0003】InGaAs/InAlAs系の選択エッ
チング技術の報告はジャーナル オブ バキューム サ
イエンス アンド テクノロジィー(J. Vac. Sci. Tec
hnol.) B13(2), 1995, pp.247-252においてなされてお
り、到達真空度10~6Torrの真空槽で、HBrガス
およびエキシマランプを用いて、InGaAsのエッチ
ング速度6.2nm/分、InAlAsのエッチング速
度0.061nm/分、選択比約100を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、HBrガスお
よびエキシマランプを用いた前述の選択エッチング技術
ではInGaAs/InAlAs選択エッチングを行な
うためにエッチング用真空槽内の残留酸素を利用してい
るので、選択比の制御が実際上困難であるという問題が
あった。
【0005】本発明の目的はエッチング用真空槽内の残
留酸素を積極的には利用せずに、大きい選択比を安定的
に得る新しいエッチング方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はGaを含む被エッチング層およびAlを含
むエッチング停止層の積層構造を有する半導体積層膜が
表面上に形成された試料に、臭素を含む第一のガスとフ
ッ素を含む第二のガスの混合ガス雰囲気の下で、前記第
一のガスを解離させるような波長の光を照射する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のエッチング方法の具体例
として、InGaAs層とInAlAs層の積層構造を
有する半導体積層膜が形成された試料に、HBrとF2
の混合ガス雰囲気の下で、波長約193nmのArFエ
キシマレーザ光を照射する場合について図1を用いて説
明する。約193nmの波長はHBrの最大吸収波長約
179nmに近いため、気相中でHBrを解離させる。
【0008】HBrおよびF2をそれぞれ60mTor
rおよび1mTorrとして混合したガスの雰囲気下
で、ArFエキシマレーザ光量を試料表面上で約10m
J/cm2となるようにして照射した。試料温度は11
0℃とした。この条件におけるInGaAsおよびIn
AlAsのエッチング速度は図1に示すように、それぞ
れ約55nm/分および約0.4nm/分となり、選択
比は約140となり、InAlAs層の表面の露出によ
りエッチングが実用上停止したとみなすことができる。
【0009】このように大きな選択比が得られた要因
は、図1に示したように、HBrガスとF2ガスを混合
して用いることにより、HBrガスもしくはF2ガスを
混合せずに用いる場合と比較して、InGaAsのエッ
チング速度が増大したからである。また図1からわかる
ように、HBrガスとF2ガスを混合して用いることに
より、HBrガスもしくはF2ガスを混合せずに用いる
場合と比較して、InAlAsのエッチング速度は低減
している。これは選択比を増大させるのに寄与してい
る。
【0010】本発明のエッチング方法はHBrガスにF
2ガスを積極的に混合しているので、高い選択比を安定
的に実現することができる。本エッチング条件では、I
nGaAsのエッチング速度は前記文献の報告と比較し
ておよそ1桁増大しており、エッチング時間を低減して
製造コストを低減する。
【0011】この具体例ではInGaAs層とInAl
As層の積層構造を有する半導体積層膜が形成された試
料を用いたが、GaAs層とAlzGa1-zAs(0<z
<1)層の積層構造を有する半導体積層膜が形成された
試料でも同様の選択エッチングが可能である。
【0012】また臭素を含む第一のガスとして臭素ガス
Br2を用いても良い。その場合はBr2の最大吸収波長
415nmに近い波長の光を用いることで、Br2の解
離を促進させることができる。さらにフッ素を含む第二
のガスとしてCF4やSF6などを用いても同様の効果が
得られる。
【0013】さて一般に半導体のエッチング加工におい
ては加工損傷が少ないほどよい。加工損傷による結晶劣
化が素子の性能低下や性能ばらつき増大を引き起こすか
らである。
【0014】本発明のエッチング方法が低損傷であるこ
とを図2を用いて説明する。図2はエッチング時間に対
してシートキャリア濃度Nsおよび電子移動度μeの測
定値をプロットで示したものである。測定にはファン
デル ポー(van derPauw)法を用いた。エ
ッチング条件は前述の条件とした。図2中の破線は上述
のエッチング速度を用いてシートキャリア濃度Nsのエ
ッチング時間変化の計算値を示した。
【0015】図3に試作の結晶構造を示した。構造であ
り、半絶縁性InP基板1の一主面に分子線エピタキシ
ー(MBE;Molecular Beam Epit
axy)法により、バッファ層となるノンドープInA
lAs層2、チャネル層となるノンドープInGaAs
層3、スペーサ層となるノンドープInAlAs層4
(2nm)、キャリア供給層となるn型InAlAs層
5(12nm)、バリア層となるノンドープInAlA
s層6(10nm)、オーミック層となるn型InGa
As層7(10nm)を半絶縁性InP基板1側から順
次成長させた。ここで、各半導体層のIn組成比xおよ
びyは、前述のようにInP基板に格子整合するように
それぞれx=0.52およびy=0.53とした。
【0016】エッチング条件は前述の具体例と同じく、
HBrおよびF2をそれぞれ60mTorrおよび1m
Torrとし、ArFエキシマレーザ光量を試料表面上
で約10mJ/cm2となるようにし、試料温度を11
0℃とした。InGaAsのエッチング速度は約55n
m/分なので、InGaAs層7は約11秒で除去され
る。したがって図2におけるエッチング時間4分はIn
GaAs層7が除去されたあとInAlAs層6を約3
分49秒間エッチング(オーバーエッチング)したこと
になる。
【0017】図2に示すようにエッチング時間の増加に
ともなってシートキャリア濃度Nsは減少するが、これ
はオーミック層となるn型InGaAs層7が除去され
たあとバリア層となるノンドープInAlAs層6が約
0.4nm/分の速度でエッチングされることによるも
のである。また、エッチング時間の増加にともなって電
子移動度μeも減少するが、これはシートキャリア濃度
Nsの減少によって不純物散乱に対するしゃへいが減少
することが原因であり、正常な現象である。
【0018】エッチングによって加工損傷が生じればシ
ートキャリア濃度Nsの測定値は計算値から大きくはず
れて低下するが、図2におけるシートキャリア濃度Ns
の測定値と計算値はよく一致しているため、加工損傷は
実用上無いといえ、本発明のエッチング方法が低損傷で
あることを示している。
【0019】次に本発明のエッチング方法を実施するた
めのエッチング装置について図4を用いて説明する。
【0020】エッチングされる試料101は真空槽10
2内の試料ホルダ103に装着される。真空槽102は
真空ポンプ104で少なくとも5×10~7Torr以下
の真空度に達するまで排気される。
【0021】真空槽102には電磁弁105とバリアブ
ルリークバルブ106が設置され、ここからマスフロー
コントローラ107によって流量調節されたガス(臭化
水素ガス(HBr)とフッ素ガス(F2)の混合ガス)
108がガスボンベ109から真空槽102に連続的に
導入される。ガス108は後述のレーザ装置111から
発振されるパルスレーザ光に同期させて、パルス的に導
入してもよい。その際に電磁弁105にところに分子線
バルブを設置することにより、反応性ガス108をパル
ス的にかつ指向的に導入してもよい。分子線バルブを用
いることで、試料101近傍のガス圧を増大させること
ができるため、エッチング速度を増大させてエッチング
時間を低減させることができ、かつ反応性ガスの利用効
率を増大できるので、製造コストを低減できる。
【0022】パルスレーザ光110はレーザ装置111
から発振され、光学系112を通り、窓113を通して
真空槽102内の試料101に照射される。光学系11
2は光量調節用のアッテネータ、光量分布均一化用のホ
モジナイザ、光量調節および光量分布均一化後の光を所
望の面積にするためのレンズを備えている(図示せ
ず)。光学系112は試料101に照射されるパルスレ
ーザ光110の面内均一性を向上させ、試料101にお
けるエッチング量の面内均一性を向上させて製造歩留ま
りを向上させる。これに光量測定装置や光量分布測定装
置を装着することにより、エッチング中に光量や光量分
布を手動もしくは自動で調節することが可能である。
【0023】試料ホルダ103には温度モニタ114が
装備されていて、試料101の温度を感知することがで
きる。感知した温度は温度制御回路(図示せず)により
フィードバックをかけて、試料101の温度を加熱冷却
装置115によって調節している。
【0024】試料101は真空ポンプ116によって真
空槽102と同程度の真空度に達することのできる副真
空槽117を介して真空槽102に搬入および搬出され
る。
【0025】(実施例1)本発明のエッチング方法の一
実施例について図5および図6を用いて説明する。図5
および図6は本発明のエッチング方法を用いてHEMT
(High Electron Mobility T
ransistor)のゲートリセスを作製するための
工程図である。
【0026】HEMT作製工程で図5に示す工程に至る
までの工程を以下に記載する。 半絶縁性InP基板1
の一主面に、MBE法により、バッファ層となるノンド
ープInAlAs層2、チャネル層となるノンドープI
nGaAs層3、スペーサ層となるノンドープInAl
As層4(2nm)、キャリア供給層となるn型InA
lAs層5(12nm)、バリア層となるノンドープI
nAlAs層6(10nm)、オーミック層となるn型
InGaAs層7(100nm)を半絶縁性InP基板
1側から順次成長させた。ここで、各半導体層のIn組
成比xおよびyは、前述のようにInP基板に格子整合す
るようにそれぞれx=0.52およびy=0.53とし
た。本実施例における半導体層構造はInGaAs層7
の厚さ以外図3に示したものと同一なので図3の参照番
号と同じ参照番号を用いた。
【0027】次いで、通常のホトリソグラフィ技術と通
常のウェットエッチング技術を用いてHEMT作製領域
以外の部分に、表面から少なくともバッファ層となるノ
ンドープInAlAs層2に到達する溝を形成した(図
示せず)。
【0028】次いで、絶縁膜8を堆積させ、通常のホト
リソグラフィ技術と通常のドライエッチング法によりソ
ース電極とドレイン電極を形成する部分を開口し、ソー
ス電極9とドレイン電極10を形成した。ここで絶縁膜
8としては酸化珪素SiO2を用いたが、他の物質、た
とえば窒化珪素SiNxとしてもよいし、複数の絶縁物
質の積層構造としてもよい。
【0029】次いで、通常のホトリソグラフィ技術と通
常のドライエッチング法によりゲート長にあたる開口1
1を絶縁膜8に形成した。以上の工程を経たものの断面
図が図6であり、図4における試料101となる。図6
における絶縁膜8上には前述のホトリソグラフィ工程で
用いたホトレジスト膜が被着されたままとなっている
が、ホトレジスト膜は省略した。
【0030】そして図6に示すように、本発明のエッチ
ング方法を用いてゲート電極を形成する部分のオーミッ
ク層となるn型InGaAs層7をエッチングし、バリ
ア層となるノンドープInAlAs層6の表面を露出さ
せた。エッチング条件は前述したものを用い、エッチン
グ時間は4分とした。そのうち約2分がバリア層となる
ノンドープInAlAs層6の表面を露出させるまでの
オーミック層となるn型InGaAs層7の実質的なエ
ッチング時間、残り約2分が開口11からソース電極9
およびドレイン電極10にそれぞれ向かう方向へのエッ
チング(サイドエッチング)に要するオーバーエッチン
グ時間である。サイドエッチングを行なう理由は、HE
MTのゲート耐圧を増大させることができるためであ
る。次いで、ゲート電極を形成してHEMTを完成させ
た(図示せず)。電極形成法には通常のリフトオフ法を
用いた。
【0031】前述のオーバーエッチング2分は図2に示
したエッチング時間で約2分11秒に相当するものであ
る。したがって本実施例のHEMTを作製するにあたっ
ては加工損傷は実用上無いといえる。
【0032】本実施例では図5に示す基板1にInPを
用いたが、それをGaAs基板として、バッファ層とな
るノンドープInAlAs層2で歪みを緩和することに
より、図5における半導体層3ないし7をInPに格子
整合するように結晶成長することもできる(樋口ら、信
学技報,ED94-117, 1995, pp.27-32)。この場合は原料
コストを低減する効果がある。
【0033】本実施例ではエッチングを前述の条件にて
行なったが、前述の条件にこだわることなくHEMTの
設計構造によって本発明の趣旨を逸脱しない範囲で条件
を変化させることができる。
【0034】(実施例2)本発明のエッチング方法を用
いた半導体装置の製造方法の別の実施例について図7な
いし図10を用いて説明する。図7ないし図10は本発
明のエッチング方法によってJFET(Junctio
n Field Effect Transisto
r)を製造するための工程図である。
【0035】図7に示すように半絶縁性InP基板51
一主面上にMBE法によりノンドープInAlAs層5
2、n型InGaAs層53、n型InAlAs層5
4、ゲート電極となるp型InGaAs層55が半絶縁
性InP基板51側から順次成長させた。次いで、通常
のホトリソグラフィ技術と通常のウェットエッチング技
術を用いてJFET作製領域以外の部分に、少なくとも
ゲート電極となるp型InGaAs層55、n型InA
lAs層54、n型InGaAs層53を貫通する溝を
形成した(図示せず)。次いで、ゲート電極56を形成
した。
【0036】次いで図8で、本発明のエッチング方法を
用いてゲート電極56をエッチングマスクとしてゲート
電極となるp型InGaAs層55のうちゲート電極5
6の下部以外の部分を除去し、n型InAlAs層54
の表面を出した。ここでは図4に示したエッチング装置
により、前述の条件で行なった。選択比は約140であ
るので、ゲート電極となるp型InGaAs層55とn
型InAlAs層54のほぼ接合界面においてエッチン
グは停止する。
【0037】次いで図9で、絶縁膜を堆積させ、通常の
ドライエッチング法により側壁57を形成した。ここで
絶縁膜としては酸化珪素SiO2を用いたが、他の物
質、たとえば窒化珪素SiNxとしてもよい。次いで、
n型InAlAs層54をウェットエッチング法により
除去したあと、本発明のエッチング方法により、実施例
1に述べた条件でn型InGaAs層53のエッチング
を行ない、ノンドープInAlAs層52の表面を露出
させた。
【0038】次いで図10に示すように、MOVPE
(Metal Organic Vapor Phas
e Epitaxy)法によりn型InGaAs層(5
8および59)を選択成長させ、ソース電極60および
ドレイン電極61を形成してJFETを完成させた。
【0039】本実施例ではエッチングを前述の条件にて
行なったが、前述の条件にこだわることなくJFETの
設計構造によって本発明の趣旨を逸脱しない範囲で条件
を変化させることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、半導体装置の製造にお
ける歩留まりを向上させ、かつエッチング時間を低減さ
せるので、半導体装置の製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるInGaAsとIn
AlAsのエッチング速度およびエッチング速度比を示
す特性図。
【図2】本発明の一実施例におけるエッチング速度とシ
ートキャリア濃度Ns、電子移動度μeとの関係をそれ
ぞれ示す特性図。
【図3】図2の特性図を測定するための試料構造の説明
図。
【図4】本発明のエッチング方法を実現するためのエッ
チング装置のブロック図。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法の実施例1の工
程図の要部の断面図。
【図6】図5に示した後の工程図の要部の断面図。
【図7】本発明に係る半導体装置の製造方法の実施例2
の工程図の要部の断面図。
【図8】図7に示した後の工程図の要部の断面図。
【図9】図8に示した後の工程図の要部の断面図。
【図10】図9に示した後の工程図の要部の断面図。
【符号の説明】
1…半絶縁性InP基板、2…バッファ層となるノンド
ープInAlAs層、3…チャネル層となるノンドープ
InGaAs層、4…スペーサ層となるノンドープIn
AlAs層、5…キャリア供給層となるn型InAlA
s層、6…バリア層となるノンドープInAlAs層、
7…オーミック層となるn型InGaAs。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Gaを含む被エッチング層およびAlを含
    むエッチング停止層の積層構造を有する半導体積層膜が
    表面上に形成された試料に、臭素を含む第一のガスとフ
    ッ素を含む第二のガスの混合ガス雰囲気の下で、前記第
    一のガスを解離させるような波長の光を照射することに
    より、前記第一のガスもしくは第二のガスの一方のみの
    雰囲気下で前記光を照射する場合と比較して、前記Ga
    を含む被エッチング層のエッチング速度を増大させるこ
    とを特徴とするエッチング方法。
  2. 【請求項2】前記Gaを含む被エッチング層はIn組成
    比xが0より大で1未満であるInxGa1-xAsであ
    り、前記Alを含むエッチング停止層はIn組成比yが
    0より大で1未満であるInyAl1-yAsである請求項
    1に記載のエッチング方法。
  3. 【請求項3】前記第一のガスはHBrであり、前記第二
    のガスはF2であり、前記光はArFエキシマレーザか
    ら放出される波長約193nmのレーザパルス光である
    請求項1もしくは2に記載のエッチング方法。
  4. 【請求項4】HEMT(High Electron
    Mobility Transistor)のゲートリ
    セス形成工程に請求項1,2はたは3に記載のエッチン
    グ方法を用いる半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】JFET(Junction Field
    Effect Transistor)のソース電極
    もしくはドレイン電極となる半導体層を形成させるため
    の溝を形成する工程に請求項1,2または3に記載のエ
    ッチング方法を用いる半導体装置の製造方法。
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