JPH07263383A - エッチング方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

エッチング方法および半導体装置の製造方法

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JPH07263383A
JPH07263383A JP5549294A JP5549294A JPH07263383A JP H07263383 A JPH07263383 A JP H07263383A JP 5549294 A JP5549294 A JP 5549294A JP 5549294 A JP5549294 A JP 5549294A JP H07263383 A JPH07263383 A JP H07263383A
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JP
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etching
etching method
light
semiconductor
gas
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JP5549294A
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English (en)
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Seiji Yamamoto
清二 山本
信一郎 ▲高▼谷
Shinichiro Takatani
Kozo Mochiji
広造 持地
浩幸 ▲高▼澤
Hiroyuki Takazawa
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組成の異なる半導体間のエッチング選択比を高
く維持したまま、素子に損傷を与えることなく、異方性
の高いエッチングを行うエッチング方法と、これを用い
た半導体装置の製造方法とを実現する。 【構成】分子線バルブ106,107より複数のエッチ
ャントガス(Cl2111,O2112)を導入する真空
槽103の中に被エッチング半導体試料101を設置
し、その表面にエキシマレーザ107から放射されたレ
ーザ光108を照射し、該レーザ光108の強度を調節
して光励起選択エッチングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
係り、特に、複数種類の化合物半導体層のエッチングに
おいて、異なる半導体層間に高い選択性を有するエッチ
ング方法、およびこれを用いた半導体装置の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造において、半導体表面
をエッチングする方法のうち、本発明に係る光励起エッ
チングとしては、マキとエーリックによるアプライド
フィジクス レターズ、55巻、1989年、91ペー
ジに開示された方法、および石井等により、応用物理学
会第54回秋季年会、第三分冊1147ページに開示さ
れた方法などがある。これらの方法では、エッチャント
ガスである塩素ガスをGaAs表面に吸着させ、この表面
にレーザ光を照射して表面反応を誘起し、GaAsをエッ
チングする。このエッチング方法は、表面を励起するこ
とにより吸着ガスと半導体との反応を誘起しており、い
わゆる表面励起型のエッチング方法である。また、水銀
ランプを用いたInAlAs/InGaAsの選択エッチング
方法も報告されている(日刊工業新聞1992年3月2
4日、および、原田等、電子情報通信学会技術報告ED
91‐130)。この方法も光を用いているが、気相で
エッチャントガスが励起されて生じるラジカルによりエ
ッチングする方法であり、上記の表面励起型のエッチン
グとは異なる。また、現在、量産で行われているGaAs
/AlGaAsの選択エッチングは、反応性イオンエッチ
ングが主流となっている(例えば、サリミアン等、アプ
ライド フィジィクス レターズ、51巻、1083ペ
ージ、1987年)。この方法も、ラジカルおよびイオ
ンによるエッチングであり、表面励起型のエッチングで
はない。
【0003】半導体装置の製造において、例えば、化合
物半導体電界効果型トランジスタのゲート電極下部の不
要な半導体層を除去する工程、すなわち、ゲートリセス
エッチングにおいては、上記反応性イオンエッチングが
通常よく用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の、塩素ガスを表
面に吸着させ光を照射して表面反応を起こさせるエッチ
ング方法では、組成の異なる半導体の間で選択エッチン
グを行う方法は、知られていなかった。このため、半導
体装置の製造、例えば、化合物半導体電界効果型トラン
ジスタのゲートリセスエッチングに適用した場合、ある
いは、ヘテロバイポーラトランジスタの不要なエミッタ
層を除去するエッチングに適用した場合、エッチング
を、半導体層の厚さとエッチレートから換算したエッチ
ング時間で制御することになる。しかし、この方法では
チャネル深さに大きなばらつきが生じ、装置機能も低下
し、歩留りも全くあがらない問題が発生する。
【0005】また、CHBr3/O2雰囲気下で水銀ラン
プ光を用いてInGaAs/InAlAsのエッチングを行う
方法では、圧力の高いエッチャントガスに真空紫外光を
照射しており、紫外光によりエッチャントガスが気相中
で励起されて解離し、生成物であるラジカルが生じる。
このラジカルが気相中を拡散して半導体表面に到達し、
半導体をエッチングする。従って、この方法では、異方
性の高いエッチングを行うことが難しい。一方、プラズ
マ利用の反応性イオンエッチング方法では、選択比が高
く、また、異方性の高いエッチングが実現できている。
しかし、プラズマ中のイオンが表面に照射されるので、
加工対象となる半導体素子のサイズが微小となるにつれ
て、エッチングに伴う損傷の問題が出てきた。損傷が入
ると、半導体装置機能が低下し、歩留りも低下する。例
えば、化合物半導体電界効果型トランジスタのゲート電
極下部の不要な半導体層を除去するゲートリセスエッチ
ング工程において、反応性イオンエッチングでは、損傷
が入るためにしきい値電圧がばらつく上に、移動度が低
下するために、相互コンダクタンスが低下する、などの
問題がある。またヘテロバイポーラトランジスタの製造
において不要なエミッタ層を除去する工程で、下地のベ
ース層に損傷が入り、トランジスタの電流増幅率が低下
する、ベース抵抗が増大する、等の問題がある。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、化合物半導体のエッチングを、選択比が
高く、かつ、それを自由に制御でき、さらに、半導体装
置に損傷を与えることなく、異方性の高いエッチングが
できるエッチング方法、およびこれを用いた半導体装置
の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、エッチャントガス雰囲気のもとで半導
体試料表面に光を照射して表面反応を誘起して、組成の
異なる半導体をエッチングする方法において、複数のガ
スを混合したエッチャントガスを用い、そのガス分圧の
合計を1Pa以下とする。そして、エッチャントガスと
しては、少なくとも1種類はハロゲンガス、あるいはハ
ロゲン元素を含む化合物ガスとし、例えば、フッ素と塩
素、あるいは酸素と塩素の混合ガスを用いる。
【0008】また、表面を照射する光はパルス光とし、
例えば、光源としてパルスレーザを用いる。また、エッ
チングを行う半導体としては、主として、GaAsやAl
GaAsなどのIII‐V族化合物半導体を対象とし、エッ
チャントガスとしてフッ素と塩素との混合ガスを用いる
場合には、パルス光のパワーを1mJ/cm2から30m
J/cm2の間とし、酸素と塩素との混合ガスを用いる場
合には、1mJ/cm2から30mJ/cm2の間として、
Alの含有量の少ない化合物半導体を多い半導体に対し
て選択的にエッチングする。
【0009】さらに、半導体表面を照射する光の強度を
調節して、組成の異なる半導体に対するエッチング速さ
の比を調節する。例えば、エッチャントガスとしてフッ
素と塩素との混合ガスを用いる場合には、パルス光のパ
ワーを30mJ/cm2以上にすると、Alの含有量の多
い化合物半導体を少ない半導体に対して、選択的にエッ
チングすることができる。
【0010】そして、化合物半導体電界効果型トランジ
スタのゲート電極下部の不要な半導体層を除去する工程
や、化合物半導体ヘテロバイポーラトランジスタの不要
なエミッタ層を除去する工程において、上記のエッチン
グ方法を効果的に利用して、半導体装置を製造する。
【0011】
【作用】本発明者らは、エキシマレーザ光を表面に照射
してGaAsとAlGaAsをエッチングする場合におい
て、Cl2にO2を添加することにより、著しくGaAs/
AlGaAsエッチング選択比が向上することを見い出し
た。すなわち、光照射による表面励起型エッチングにお
いて、複数のエッチャントガスを用いて光励起選択エッ
チングが可能であることを見い出した。例えばGaAs/
AlGaAsの選択エッチングを行う場合、エッチャント
ガスとしてCl2とO2を用いればよい。
【0012】従来の反応性イオンエッチングでも、塩素
の化合物ガス(例えばCCl4)とフッ素の化合物ガス
(例えばSF6)の混合ガスを用いてGaAs/AlGaAs
の選択エッチングを行っていた。この反応性イオンエッ
チングでは、プラズマの中に発生する塩素やフッ素のラ
ジカルおよびイオンが表面に作用して、エッチング反応
が起こっていた。しかし、本発明におけるエッチング
は、反応性ガスの吸着した表面を光で励起して反応を誘
起しており、従来の反応性イオンエッチングとは反応機
構が全く異なる。従って、光を用いて表面反応を誘起す
る表面励起型エッチングで複数のガスを用いて選択的な
エッチングを発現せしめることが可能であることは、反
応性イオンエッチングにおける従来例からは、容易に類
推できるものではなかった。
【0013】また、CHBr3/O2雰囲気下で水銀ラン
プ光を用いてInGaAs/InAlAsのエッチングを行う
従来例も、前述のように気相中で生じるラジカルを用い
ているので、本発明におけるエッチングとは機構が異な
る。前出の文献(原田等、電子情報通信学会技術報告E
D91‐130)に記載されているように、この従来例
ではエッチャントガスの圧力は1000Paであり、こ
のように高い圧力では、気相中で生成されるラジカルに
よるエッチングが支配的となる。
【0014】清浄表面の原子数は1cm2あたり約1015
個である。上記光励起気相反応において、エッチングに
寄与するラジカルは表面に近いものだけと考えられ、1
cm2のエッチングには表面から1cm、すなわち体積に
して1cm3の気体が寄与すると仮定できる。したがっ
て、いわゆる理想気体の状態方程式から、1cm3あたり
10Paの気体は、常温ではおよそ2×1015個の分子
を含むことが算出される。さらに、光励起気相反応と光
励起表面反応の断面積がほぼ等しいと仮定すると、反応
の寄与の大小は、単に反応に関与する原子数あるいは分
子数の大小関係で決まる。表面の原子数は1cm2あたり
約1015個であるから、光励起表面反応が支配的となる
には、エッチャントガス分子の個数を1cm3あたりおよ
そ1015個よりも少なくすればよい。すなわち、エッチ
ャントガスの分圧の合計を1Pa以下とすれば、気相中
のエッチャントガスの量は、表面に化学吸着したエッチ
ャントガスの量に比べてはるかに小さくなる。従って、
気相中で励起されるエッチャントガスによるエッチング
に比べて、エッチングは表面励起型のエッチングが支配
的となる。
【0015】次に、エッチャントガスとして酸素と塩素
との混合ガスを用いた場合に推定されるAlGaAsのエ
ッチング停止機構を、図5を用いて説明する。まず、反
応性イオンエッチングでは、図5(a)に示すように、
イオンを用いているために損傷が深く入り、不揮発性の
化合物であるAlOxが厚く生じ、イオンがAl以外の原
子に到達できなくなった時点でエッチングが停止する。
一方、本発明の光励起エッチングでは、図5(b)に示
すように、エッチャントガスの分圧を低くすることによ
り、表面付近のみにエッチャントガスが供給され、表面
にAlOx層が生じた時点でエッチングが停止する。な
お、レーザ光のパワーは表面のAlOxの脱離が起こる値
以下とする必要がある。パルス幅20ns程度の通常の
エキシマレーザでは、パルス当たりのパワーを30mJ
/cm2以下とすれば、AlOxの脱離は十分抑えられる。
【0016】一方、エッチャントガスとしてフッ素と塩
素の混合ガスを用いた場合にも、レーザ光のパワーが3
0mJ/cm2以上では、AlGaAsの方がGaAsよりも
エッチングが速く進むことを見いだした。すなわち、酸
素と塩素を用いた場合とは逆の選択エッチングができる
ことがわかった。この原因は、AlGaAsをエッチング
する場合には、Alのフッ化物が成長しきれずに光刺激
によって脱離しやすいためと考えられる。塩素のみを用
いた場合も同様に、AlGaAsのエッチングの方が速く
なる。これはAlの塩化物が光刺激によって脱離しやす
いためである。
【0017】レーザのパワーが30mJ/cm2より小さ
い場合には、光刺激によるAlのフッ化物や塩化物の光
刺激脱離はほとんど起こらなくなる。この条件では、表
面に不揮発性の化合物であるAlFxが形成されて、エッ
チングが停止する。従って、GaAsをAlGaAsに対し
選択的にエッチングすることができる。
【0018】以上に述べたように、Alの塩化物および
フッ化物の光刺激脱離を利用して、レーザの強度を調節
することによりAlGaAsをGaAsに対し選択的にエッ
チングすることができる。この場合、塩素あるいはフッ
素等の一種類のハロゲン化合物を用いてもよい。例え
ば、パルス幅20nsのパルスレーザを用いた場合に
は、レーザ強度を30mJ/cm2以上にすればよい。
【0019】本発明により、光を用いて表面反応を誘起
するエッチングにおいて、異なる組成の半導体の選択エ
ッチングが可能となり、この方法を利用して、エッチン
グ深さの精密な制御が可能となる。本発明を半導体装置
の製造に用いた場合、素子特性のばらつきの少ない半導
体装置を再現性良く製造することができる。しかも、本
発明のエッチング方法では、イオンや電子などの粒子を
用いずに、脱離のエネルギーを光照射によって与えてい
るので、イオンを用いる反応性イオンエッチングに比べ
て、はるかに低損傷である。従って、損傷による素子特
性の劣化もない。また、光の直進性のために、異方性の
高いエッチングが可能となる。
【0020】なお、表面反応の誘起に用いる光はパルス
光でなくてもよく、連続的に照射してもよい。ただし、
連続照射の場合には、半導体表面の温度が必要以上に上
昇してしまうため、素子特性の劣化などの可能性があ
り、さらに、エッチングにより、平坦な表面を得ること
が難しい。一方、パルス光を用いる場合には、エッチャ
ントガスが半導体表面に均一に吸着した後、パルス光に
より一定量だけエッチングされるので、より平坦な表面
が得られる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)本発明に係るエッチング方法の第一の実施
例として、Cl2とO2をエッチャントガスとしてGaAs
/AlGaAsを選択エッチングする場合について、図1
を用いて説明する。
【0022】まず、GaAs試料101を、真空ポンプ1
02で排気して10~6Pa以下の真空度に達した真空層
103中に設置する。GaAs試料101はマニピュレー
タ104の先端の温度制御可能な試料台に装着する。こ
の真空槽103には分子線バルブ105,106がつい
ており、ここからエキシマレーザ107の発振と同期し
てCl2111とO2112をパルス的に真空槽103中
へ導入する。導入方法は、パルス的に限らず、連続的で
も構わない。また、分子線でなく、単にガスとして真空
中に導入してもよい。このようなエッチャントガス雰囲
気下で、GaAs表面に波長248nmのエキシマレーザ
光108(繰り返し周波数:10Hz、強度:20mJ
/cm2)を石英窓109を通して照射する。Cl2111
の分圧を4.0×10~3Pa、O2112の分圧を3.3×
10~5Paとした場合、1時間あたり0.5μmエッチン
グされた。四重極質量分析計110を用いてエッチング
時の反応生成物を調べたところ、Asの塩化物(AsCl2
+など)が検出された。すなわち、エッチング反応が進
行していることが生成物の点からも確認された。次に、
試料101をAlGaAsに入れ替え、同様な条件で光励
起エッチングをした。ただし、AlGaAsの混晶比はAl
が0.3に対しGaが0.7とした。この時、1時間あた
り0.05μmエッチングされた。生成する酸化物の量
は四重極質量分析計110の測定感度以下であった。以
上の結果から、GaAs/AlGaAsのエッチング選択比
として10を得ることができた。
【0023】本発明のエッチング方法における損傷の程
度を評価するため、GaAs基板上に成長したAlGaAs
/InGaAs界面に誘起される二次元電子ガスのキャリ
ア濃度と移動度をファンデルパウ(van der Pauw)素
子を用いて評価した。ただし、二次元電子ガスの表面か
らの深さは32nmとした。図2は、横軸にレーザ光照
射時間、縦軸にエッチャントガスを導入せずに光のみを
表面に照射した時のシートキャリア濃度と移動度とをプ
ロットしたものである。キャリア濃度、移動度ともに低
下は見られず、損傷の無いことが確認された。エッチャ
ントガスを導入した時にも同様の結果が得られた。
【0024】光源はレーザに限らず、シンクロトロン放
射、またはチョッパー付きのランプなどの連続光源でも
よい。
【0025】以上の実施例では試料の昇温は行わなかっ
たが、試料を加熱してもよい。この場合、蒸気圧の低い
反応生成物が表面に残存するのを防ぐことができ、より
平坦性の高いエッチング表面が得られる。また、反対に
試料は冷却してもよい。この場合、エッチャントガスの
吸着が効率よく進み、エッチングの効率がよくなる。
【0026】(実施例2)本発明に係るエッチング方法
の第二の実施例として、二次元電子ガスをチャネルに用
いる化合物半導体電界効果型トランジスタ、所謂 HE
MT(high electron mobility transistor)の製造方
法を図3(a),(b)、および図4(a),(b)によ
り説明する。
【0027】まず、半絶縁性GaAs基板301上に分子
線エピタキシ法によりアンドープGaAs層302、アン
ドープInGaAs層303、アンドープAlGaAs層30
4、n型AlGaAs層305、アンドープAlGaAs層3
06、n+型GaAs層307を順次成長させる。アンド
ープInGaAs層303はチャネル層であり、InAs混
晶比は0.25、厚さは8nmとした。また、アンドープ
AlGaAs層304、n型AlGaAs層305、アンドー
プAlGaAs層306の厚さの合計は30nmとした。こ
の値は完成したトランジスタのゲート電極からチャネル
までの深さに相当する。つぎに、ゲート電極部分に開口
パターンを有するSiO2膜308を表面に形成する(図
3(a))。該SiO2膜のパターン形成には、通常のリ
ソグラフィ法およびプラズマドライエッチング法を用
い、まず開口を形成した後、再度全面にSiO2膜を堆積
しドライエッチングを施し、初めに形成した開口部に側
壁を設け、寸法の小さい開口パターンを得る。次いで、
SiO2膜308をマスクにしてn+GaAs層307を除
去する工程を、本発明により行う。ただし、Cl2の分圧
を4.0×10~3Pa、O2の分圧を3.3×10~5Paと
した。また、レーザ強度は20mJ/cm2とした。光励
起によるエッチングは、アンドープAlGaAs層306
で停止する。なお、エッチングが該アンドープAlGaA
s層306に到達した後もしばらくエッチングを続け、
n+GaAs層307を横方向にエッチングさせる(図3
(b))。これは、後に形成するゲート電極との接触を
避けるためである。次いで、指向性蒸着法でゲート金属
膜を蒸着し、余分のゲート金属膜をリソグラフィ法を用
いて除去し、ゲート電極309を形成する(図4
(a))。ゲート長が0.2μmとなるようにSiO2
308の開口長さ、ゲート金属蒸着の際の指向性等を調
節した。最後にソース、ドレイン電極の領域のSiO2
308を除去して開口を形成し、AuGeからなる金属膜
を該開口に形成し、400℃程度に加熱して該金属膜を
下のn+GaAs層307と合金化させてソース電極31
0およびドレイン電極311を形成することにより、ト
ランジスタを完成させた(図4(b))。
【0028】以上の工程のうち、n+GaAs層307を
除去する工程を選択性を持たない光励起エッチングで行
った場合、n+GaAs層307とアンドープAlGaAs層
306の界面で正確にエッチングを終了させることは困
難である。このため、ゲート電極からチャネルまでの深
さがばらついてしまい、トランジスタのしきい値電圧が
ばらつく問題が生じる。しかし、本実施例によれば、n
+GaAs層307のみ選択的にエッチングすることがで
き、アンドープAlGaAs層306との界面で正確にエ
ッチングを停止させることができるので、ゲート電極か
らチャネルまでの深さを精密に制御することができ、し
きい値ばらつきの少ないトランジスタを再現性よく製造
できる。しかも、前述のようにアンドープAlGaAs層
306との界面で深さ方向のエッチングを停止させた
後、横方向のエッチングのみ進行させることができ、ゲ
ート電極とn+GaAs層307との接触を容易に回避す
ることができる。また本エッチングを従来のプラズマド
ライエッチングで行った場合、表面にイオンの衝撃等に
よる損傷が入り欠陥準位が発生するため、チャネルの移
動度やキャリア濃度が低下してしまう。このため、トラ
ンジスタの相互コンダクタンスが低下する、しきい値電
圧がばらつく、等の問題があった。しかし、本実施例の
方法によれば、欠陥準位の発生がなくなり、特性の良好
なトランジスタが再現性よく得られる。本実施例のトラ
ンジスタの相互コンダクタンスは、300mS/mmで
あった。
【0029】以上では本発明をHEMTの製造に応用し
た例を説明したが、n型あるいはp型にドープされた半
導体層をチャネルに用いる電界効果型トランジスタに応
用した場合も、同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0030】また、本発明に係るエッチング方法を他の
電子素子、光素子および集積回路の製造に用いてもよ
く、所望の半導体層のみを高い選択比でエッチングする
ことができ、電子素子、光素子および集積回路を再現性
よく製造することができる。しかも、従来のプラズマエ
ッチングのような損傷の問題もなく、特にバイポーラト
ランジスタや発光素子で問題となるような少数キャリア
の寿命低下の問題もない。
【0031】(実施例3)次に、本発明に係るエッチン
グ方法を化合物半導体バイポーラトランジスタの製造に
用いる場合の実施例を、図6,7により説明する。
【0032】まず、半絶縁性ガリウムヒ素基板400上
に分子線エピタキシ法により、n型GaAsからなるコレ
クタ層401、p型GaAsからなるベース層402、n
型AlGaAsからなるエミッタ層403を順次成長させ
た後、エミッタ電極404を形成する(図6(a))。
ただし、ベース層402の厚さは30nm、エミッタ層
403の厚さは100nmとした。次いで、該エミッタ
電極404をマスクにしてエミッタ層403をエッチン
グする(図6(b))。このエッチングは、分圧4.0
×10~3Paの塩素ガス雰囲気でKrFレーザ光を照射し
て行う。ただし、基板温度は室温で、KrFレーザ光の
パワーは35mJ/cm2、パルス幅は20nsである。
次いで、エミッタ電極404とエミッタ層403の側面
に絶縁体からなる側壁405を形成した後、ベース電極
406を形成する(図7(a))。最後に、周辺のベー
ス層402を除去してコレクタ層401を露出させ、コ
レクタ電極407を形成することにより、バイポーラト
ランジスタが完成する(図7(b))。
【0033】以上の製造工程におけるエミッタ層403
のエッチングの際、深さを厳密に制御してベース層40
2が露出した時点でエッチングを終了させる必要があ
る。これは、エミッタ層403が残ってしまった場合や
ベース層402が薄くなってしまった場合のいずれも、
ベース電極406の接触抵抗が大きくなってしまうため
である。このためにはエミッタ層403であるAlGaA
sをベース層402であるGaAsに対し選択的にエッチ
ングするエッチング法が望まれる。しかし、従来のドラ
イエッチング法では、このような選択エッチングを行う
方法は知られていなかった。一方、本発明者等は、塩素
等のハロゲンガス雰囲気でパルスレーザ光を照射した場
合、AlGaAsのようなAlを含む化合物半導体はGaAs
のようなAlを含まない化合物半導体に比べエッチング
されやすく、35mJ/cm2と比較的高いパワーでは、
Alを含む化合物半導体の選択的エッチングが可能であ
ることを見いだした。これはハロゲン原子がアルミニウ
ムと化学結合を作り易く、またパルスレーザ光照射の際
に下地との結合が切れて脱離しやすいためである。本実
施例に従えば、エミッタ層403であるAlGaAs層の
みを除去し、ベース層402であるGaAs層が露出した
時にエッチングを停止させることができ、不要部分のエ
ミッタ層403のみ選択的に除去することができる。し
かも、下地のベース層に与えるダメージも小さいので、
欠陥準位を介してキャリアが再結合して電流増幅率が低
下するという問題は生じない。また、接触抵抗の小さい
ベース電極406を歩留り良く形成することができる。
本実施例では、塩素のみでエッチングしたが、フッ素を
混ぜてもよい。
【0034】本実施例ではAlGaAsとGaAsからなる
バイポーラトランジスタの場合について説明したが、I
nP,InGaAs,InAlAs,InGaAsP等、他の化合
物半導体を用いた場合についても同様の結果が得られ
る。
【0035】(実施例4)次に、本発明に係るエッチン
グ方法を、化合物半導体バイポーラトランジスタの製造
に用いる他の実施例について、図8,9を用いて説明す
る。
【0036】まず、半絶縁性GaAs基板400上に分子
線エピタキシ法により、n型GaAsからなるコレクタ層
401,p型GaAsからなるベース層402、n型Al
GaAsからなるエミッタ層403を順次成長させた後、
エミッタ電極404を形成する(図8(a))。ただし
ベース層402の厚さは30nm、エミッタ層403の
厚さは100nmとした。ここまでの工程は、実施例3
と同じである。次いで、該エミッタ電極404をマスク
にして、エミッタ層403をエッチングする(図8
(b))。ただし、エミッタ層403は20nm程度残
してエッチングを停止させる。以下、本エッチング工程
を第一のエッチング工程と呼ぶ。次いで、エミッタ電極
404とエミッタ層403の側面に絶縁体からなる側壁
405を形成した後、エミッタ電極404と側壁405
をマスクにして、第一のエッチング工程で残したベース
電極作成部分のエミッタ層403を除去する。以下、本
エッチング工程を第二のエッチング工程と呼ぶ。エミッ
タ層403をエッチングする第一のエッチング工程と第
二のエッチング工程とは、いずれも分圧4.0×10~3
Paの塩素ガス雰囲気でKrFレーザ光を照射して行う。
基板温度は室温で、KrFレーザ光のパワーは35mJ
/cm2、パルス幅は20nsである。次いで、側壁の側
方部にベース層402に接触させてベース電極406を
形成する(図9(a))。最後に、周辺のベース層40
2を除去してコレクタ層401を露出させ、コレクタ電
極407を形成すると、バイポーラトランジスタが完成
する(図9(b))。
【0037】本実施例では実施例3と異なりエミッタ層
403の側部に一部エミッタ層を残した。これはエミッ
タ層403からベース層402に拡散したキャリアが表
面に到達して表面の欠陥準位で消失するのを防ぐためで
ある。エミッタ層403はベース層402よりバンドギ
ャップが大きいので、キャリアに対し障壁となるので、
キャリアが表面に到達するのを防ぐことができる。
【0038】本実施例でエミッタ層403をエッチング
する二つの工程のうち、第一のエッチング工程では、残
すエミッタ層403の厚さを選択エッチングを用いずに
制御する必要がある。本発明によるエッチング法では、
選択エッチングを用いない場合においてもエッチング量
の面内、試料間のばらつきが小さいので、本エッチング
工程も歩留りよくおこなうことができる。第二のエッチ
ング工程では、残したエミッタ層403のみを選択的に
除去し、ベース層402が露出した時点で自動的にエッ
チングを停止させることができるので、接触抵抗の小さ
いベース電極406を再現性よく作成することができ
る。また、下地へのダメージも小さいので、欠陥準位を
介してキャリアが再結合して電流増幅率が低下するとい
う問題も生じない。本実施例では、塩素のみでエッチン
グしたが、フッ素を混ぜてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエッ
チング方法および半導体装置の製造方法において、複数
のガスを混合したエッチャントガスを用いたり、試料表
面を照射するパルス光の強度を調節したりすることによ
り、組成の異なる半導体間を大きな選択比でエッチング
することができ、かつ、低損傷で異方性の高いエッチン
グを行うことができるので、高速化合物半導体デバイス
の製造において、素子機能の向上と歩留りの向上を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ光励起選択エッチング方法
を実施する装置の概略図である。
【図2】光照射により誘起される二次元電子ガスのシー
トキャリア濃度と移動度の光照射時間依存性を示す図で
ある。
【図3】本発明に係るエッチング法を用いた化合物半導
体電界効果型トランジスタの製造工程を示す断面図であ
る。
【図4】図3に同じ。
【図5】反応性イオンエッチング(a)と光励起エッチ
ング(b)とにおけるエッチング反応機構の違いを示す
図である。
【図6】本発明に係るエッチング法を用いた化合物半導
体バイポーラトランジスタの製造工程を示す断面図であ
る。
【図7】図6に同じ。
【図8】本発明に係るエッチング法を用いた化合物半導
体バイポーラトランジスタの他の製造工程を示す断面図
である。
【図9】図8に同じ。
【符号の説明】
101…試料 102…真空ポンプ 103…真空槽 104…マニピュレ
ータ 105…分子線バルブ 106…分子線バル
ブ 107…エキシマレーザ 108…レーザ光 109…石英窓 110…四重極質量
分析計 111…塩素ガス 112…酸素ガス 301…半絶縁性GaAs基板 302…アンドープ
GaAs層 303…アンドープInGaAs層 304…アンドープ
AlGaAs層 305…n型AlGaAs層 306…アンドープ
AlGaAs層 307…n+型GaAs層 308…SiO2膜 309…ゲート電極 310…ソース電極 311…ドレイン電極 400…半絶縁性G
aAs基板 401…コレクタ層 402…ベース層 403…エミッタ層 404…エミッタ電
極 405…絶縁体側壁 406…ベース電極 407…コレクタ電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/73 21/338 29/812 29/778 H01L 29/72 9171−4M 29/80 F 9171−4M H (72)発明者 ▲高▼澤 浩幸 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エッチャントガス雰囲気のもとで光を試料
    表面に照射し、表面反応を誘起して組成の異なる半導体
    をエッチングするエッチング方法において、複数のガス
    を混合したエッチャントガスを用い、上記半導体を選択
    的にエッチングすることを特徴とするエッチング方法。
  2. 【請求項2】上記エッチャントガスの分圧の合計を1P
    a以下とすることを特徴とする請求項1に記載のエッチ
    ング方法。
  3. 【請求項3】上記エッチャントガスとして、少なくとも
    1種類はハロゲンガス、あるいはハロゲン元素を含む化
    合物ガスであることを特徴とする請求項1または2に記
    載のエッチング方法。
  4. 【請求項4】上記エッチャントガスとして、フッ素と塩
    素との混合ガスを用いることを特徴とする請求項3に記
    載のエッチング方法。
  5. 【請求項5】上記エッチャントガスとして、酸素と塩素
    との混合ガスを用いることを特徴とする請求項3に記載
    のエッチング方法。
  6. 【請求項6】上記エッチングに用いる光が、パルス光で
    あることを特徴とする請求項1から5までのいずれかの
    項に記載のエッチング方法。
  7. 【請求項7】上記パルス光が、パルスレーザ光であるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のエッチング方法。
  8. 【請求項8】上記半導体はIII‐V族化合物半導体であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のエッチング方法。
  9. 【請求項9】上記化合物半導体がAlGaAsであり、Al
    とAsとの混晶比が0から1であることを特徴とする請
    求項8に記載のエッチング方法。
  10. 【請求項10】Al含有量の異なる複数の化合物半導体
    よりなる半導体試料に対して光照射により選択的にエッ
    チングするエッチング方法において、エッチャントガス
    としてフッ素と塩素の混合ガスを用い、かつ、照射光と
    して、パワーが1mJ/cm2から30mJ/cm2までの
    間にあるパルス光を用いたことを特徴とするエッチング
    方法。
  11. 【請求項11】Al含有量の異なる複数の化合物半導体
    よりなる半導体試料に対して光照射により選択的にエッ
    チングするエッチング方法において、エッチャントガス
    として酸素と塩素との混合ガスを用い、かつ、照射光と
    して、パワーが1mJ/cm2から30mJ/cm2までの
    間にあるパルス光を用いたことを特徴とするエッチング
    方法。
  12. 【請求項12】エッチャントガス雰囲気のもとで光を試
    料表面に照射し、表面反応を誘起して組成の異なる半導
    体をエッチングするエッチング方法において、上記光の
    強度を調節して、上記組成の異なる半導体のエッチング
    速さの比を調節することを特徴とするエッチング方法。
  13. 【請求項13】上記エッチャントガスの分圧の合計を1
    Pa以下とすることを特徴とする請求項12に記載のエ
    ッチング方法。
  14. 【請求項14】上記エッチャントガスとして、少なくと
    も1種類はハロゲンガス、あるいはハロゲン元素を含む
    化合物ガスであることを特徴とする請求項12または1
    3に記載のエッチング方法。
  15. 【請求項15】上記エッチャントガスとして、フッ素と
    塩素の混合ガスを用いることを特徴とする請求項14に
    記載のエッチング方法。
  16. 【請求項16】上記エッチングに用いる光が、パルス光
    であることを特徴とする請求項12から15までのいず
    れかの項に記載のエッチング方法。
  17. 【請求項17】上記パルス光が、パルスレーザ光である
    ことを特徴とする請求項16に記載のエッチング方法。
  18. 【請求項18】上記半導体はIII‐V族化合物半導体で
    あることを特徴とする請求項12に記載のエッチング方
    法。
  19. 【請求項19】上記化合物半導体がAlGaAsであり、
    AlとAsとの混晶比が0から1であることを特徴とする
    請求項18に記載のエッチング方法。
  20. 【請求項20】Al含有量の異なる複数の化合物半導体
    よりなる半導体試料を光照射により選択的にエッチング
    するエッチング方法において、照射光として、パワーが
    30mJ/cm2以上のパルス光を用いたことを特徴とす
    るエッチング方法。
  21. 【請求項21】化合物半導体電界効果型トランジスタの
    ゲート電極下部の不要な半導体層を除去する工程におい
    て、請求項1から請求項20までのいずれかの項に記載
    のエッチング方法を用いることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  22. 【請求項22】化合物半導体ヘテロバイポーラトランジ
    スタの不要なエミッタ層を除去する工程において、請求
    項1から請求項20までのいずれかの項に記載のエッチ
    ング方法を用いることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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