JPH09199164A - ナトリウム−硫黄電池の製造法 - Google Patents
ナトリウム−硫黄電池の製造法Info
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- JPH09199164A JPH09199164A JP8007804A JP780496A JPH09199164A JP H09199164 A JPH09199164 A JP H09199164A JP 8007804 A JP8007804 A JP 8007804A JP 780496 A JP780496 A JP 780496A JP H09199164 A JPH09199164 A JP H09199164A
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- alumina ring
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接合部の接合強度を高め、信頼性を向上させ
ることができるナトリウム−硫黄電池の製造法を得る。 【解決手段】 固体電解質管1の開口部にα−アルミナ
リング2をガラス半田接合し、このα−アルミナリング
2の一方の面に陰極蓋3を熱圧接合し、他方の面に陽極
蓋4を熱圧接合するナトリウム−硫黄電池の製造法にお
いて、前記α−アルミナリング2をフッ化水素酸を含む
溶液中に浸漬して表面に二酸化珪素を除去した除去層1
3を形成した後、アルミニウム層12またはアルミニウ
ムを主成分とする合金層を介在させて陰極蓋3および陽
極蓋4を熱圧接合する。
ることができるナトリウム−硫黄電池の製造法を得る。 【解決手段】 固体電解質管1の開口部にα−アルミナ
リング2をガラス半田接合し、このα−アルミナリング
2の一方の面に陰極蓋3を熱圧接合し、他方の面に陽極
蓋4を熱圧接合するナトリウム−硫黄電池の製造法にお
いて、前記α−アルミナリング2をフッ化水素酸を含む
溶液中に浸漬して表面に二酸化珪素を除去した除去層1
3を形成した後、アルミニウム層12またはアルミニウ
ムを主成分とする合金層を介在させて陰極蓋3および陽
極蓋4を熱圧接合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナトリウム−硫黄電
池の製造法に関するもので、さらに詳しく言えば、ナト
リウムイオン伝導性の固体電解質管の開口部にα−アル
ミナリングを接合し、前記α−アルミナリングの一方の
面に熱圧接合した陰極蓋によって前記固体電解質管の内
部に陰極室を形成し、前記α−アルミナリングの他方の
面に熱圧接合した陽極蓋とこの陽極蓋に溶接された電槽
とによって前記固体電解質管の外部に陽極室を形成して
なるナトリウム−硫黄電池の製造法に関するものであ
る。
池の製造法に関するもので、さらに詳しく言えば、ナト
リウムイオン伝導性の固体電解質管の開口部にα−アル
ミナリングを接合し、前記α−アルミナリングの一方の
面に熱圧接合した陰極蓋によって前記固体電解質管の内
部に陰極室を形成し、前記α−アルミナリングの他方の
面に熱圧接合した陽極蓋とこの陽極蓋に溶接された電槽
とによって前記固体電解質管の外部に陽極室を形成して
なるナトリウム−硫黄電池の製造法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のナトリウム−硫黄電池の製造法を
図2により説明する。すなわち、図2のものは、固体電
解質管1の上端にα−アルミナリング2をガラス半田接
合し、このα−アルミナリング2の上面に陰極蓋3を、
下面に陽極蓋4をそれぞれ熱圧接合し、前記陰極蓋3に
は陰極端子5を溶接するとともに、その中央部を貫通し
て陰極集電体としての陰極パイプ6を溶接し、その下方
を内部に金属繊維7が配された前記固体電解質管1内に
挿入し、約150℃の保温下において前記陰極パイプ6
より固体電解質管1内を排気した後、同温度で溶融させ
たナトリウム8を真空充填し、充填後陰極端子5の上端
を封止して陰極室構成体とし、この陰極室構成体を円筒
形の硫黄成形体10が内挿され、陽極集電端子11が溶
接された陽極集電体を兼ねる電槽9内に挿入してその上
端を前記陽極蓋4と真空溶接してなるもので、α−アル
ミナリング2と陰極蓋3または陽極蓋4との熱圧接合
を、α−アルナリング2と陰極蓋3または陽極蓋4との
間に高純度のアルミニウム層12を介在させて不活性ガ
ス中、真空中または大気中で約500〜650℃の温度
下で加圧し、このアルミニウム層12をα−アルミナリ
ング2と陰極蓋3および陽極蓋4とに相互拡散させるこ
とによって行っている。
図2により説明する。すなわち、図2のものは、固体電
解質管1の上端にα−アルミナリング2をガラス半田接
合し、このα−アルミナリング2の上面に陰極蓋3を、
下面に陽極蓋4をそれぞれ熱圧接合し、前記陰極蓋3に
は陰極端子5を溶接するとともに、その中央部を貫通し
て陰極集電体としての陰極パイプ6を溶接し、その下方
を内部に金属繊維7が配された前記固体電解質管1内に
挿入し、約150℃の保温下において前記陰極パイプ6
より固体電解質管1内を排気した後、同温度で溶融させ
たナトリウム8を真空充填し、充填後陰極端子5の上端
を封止して陰極室構成体とし、この陰極室構成体を円筒
形の硫黄成形体10が内挿され、陽極集電端子11が溶
接された陽極集電体を兼ねる電槽9内に挿入してその上
端を前記陽極蓋4と真空溶接してなるもので、α−アル
ミナリング2と陰極蓋3または陽極蓋4との熱圧接合
を、α−アルナリング2と陰極蓋3または陽極蓋4との
間に高純度のアルミニウム層12を介在させて不活性ガ
ス中、真空中または大気中で約500〜650℃の温度
下で加圧し、このアルミニウム層12をα−アルミナリ
ング2と陰極蓋3および陽極蓋4とに相互拡散させるこ
とによって行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のナトリ
ウム−硫黄電池の製造法では、陰極活物質としてのナト
リウムや反応生成物としての多硫化ナトリウムとα−ア
ルミナリング中のシリコンとによって熱圧接合部にアル
ミニウム、ナトリウム、シリコンからなる腐食相が生成
することがあり、この腐食相が長期間使用するうちに気
密不良の発生原因になるという問題があった。
ウム−硫黄電池の製造法では、陰極活物質としてのナト
リウムや反応生成物としての多硫化ナトリウムとα−ア
ルミナリング中のシリコンとによって熱圧接合部にアル
ミニウム、ナトリウム、シリコンからなる腐食相が生成
することがあり、この腐食相が長期間使用するうちに気
密不良の発生原因になるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ナトリウムイオン伝導性の固体電解質管
の開口部にα−アルミナリングを接合し、前記α−アル
ミナリングの一方の面に陰極蓋を熱圧接合し、この陰極
蓋によって密閉される陰極室と、前記α−アルミナリン
グの他方の面に陽極蓋を熱圧接合し、この陽極蓋によっ
て密閉される陽極室とを形成するナトリウム−硫黄電池
の製造法において、前記α−アルミナリングを、フッ化
水素酸を含む溶液中に浸漬した後、陰極蓋および陽極蓋
とα−アルミナリングとの間にアルミニウム層またはア
ルミニウムを主成分とする合金層を介在させて熱圧接合
することを特徴とするものである。
め、本発明は、ナトリウムイオン伝導性の固体電解質管
の開口部にα−アルミナリングを接合し、前記α−アル
ミナリングの一方の面に陰極蓋を熱圧接合し、この陰極
蓋によって密閉される陰極室と、前記α−アルミナリン
グの他方の面に陽極蓋を熱圧接合し、この陽極蓋によっ
て密閉される陽極室とを形成するナトリウム−硫黄電池
の製造法において、前記α−アルミナリングを、フッ化
水素酸を含む溶液中に浸漬した後、陰極蓋および陽極蓋
とα−アルミナリングとの間にアルミニウム層またはア
ルミニウムを主成分とする合金層を介在させて熱圧接合
することを特徴とするものである。
【0005】また、本発明は、前記したナトリウム−硫
黄電池の製造法において、フッ化水素酸を含む溶液は硝
酸、塩酸または硫酸のうち少なくとも1種を含むもので
あることを特徴とするものである。
黄電池の製造法において、フッ化水素酸を含む溶液は硝
酸、塩酸または硫酸のうち少なくとも1種を含むもので
あることを特徴とするものである。
【0006】さらに、本発明は、前記したナトリウム−
硫黄電池の製造法において、陰極蓋、陽極蓋およびアル
ミニウム層またはアルミニウムを主成分とする合金層は
シリコンの含有量が0.1%以下のものであることを特
徴とするものである。
硫黄電池の製造法において、陰極蓋、陽極蓋およびアル
ミニウム層またはアルミニウムを主成分とする合金層は
シリコンの含有量が0.1%以下のものであることを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0008】図1は本発明のナトリウム−硫黄電池の製
造法によって製造されたナトリウム−硫黄電池の要部断
面図で、図2と同一部分には同じ符号を付して以下の説
明を省略する。
造法によって製造されたナトリウム−硫黄電池の要部断
面図で、図2と同一部分には同じ符号を付して以下の説
明を省略する。
【0009】本発明の特徴は、図1に示した如く、α−
アルミナリング2を、フッ化水素酸を含む溶液中に浸漬
してα−アルミナリング2の表面に二酸化珪素が除去さ
れた除去層13を形成した後、前記陰極蓋3および陽極
蓋4とα−アルミナリング2とをアルミニウム層12を
介在させて熱圧接合したことであり、これによって熱圧
接合部にアルミニウム、ナトリウム、シリコンからなる
腐食相の生成を防止するようにしたことである。
アルミナリング2を、フッ化水素酸を含む溶液中に浸漬
してα−アルミナリング2の表面に二酸化珪素が除去さ
れた除去層13を形成した後、前記陰極蓋3および陽極
蓋4とα−アルミナリング2とをアルミニウム層12を
介在させて熱圧接合したことであり、これによって熱圧
接合部にアルミニウム、ナトリウム、シリコンからなる
腐食相の生成を防止するようにしたことである。
【0010】なお、前記フッ化水素酸を含む溶液には硝
酸、塩酸または硫酸のうち少なくとも1種を含ませるこ
とにより、α−アルミナリング2の表面から二酸化珪素
を除去する速度を速くすることかできる。
酸、塩酸または硫酸のうち少なくとも1種を含ませるこ
とにより、α−アルミナリング2の表面から二酸化珪素
を除去する速度を速くすることかできる。
【0011】また、前記陰極蓋3、陽極蓋4およびアル
ミニウム層12はシリコンの含有量を0.1%以下のも
のにすることにより、このシリコンによってアルミニウ
ム、ナトリウム、シリコンからなる腐食相の生成を防止
することができる。
ミニウム層12はシリコンの含有量を0.1%以下のも
のにすることにより、このシリコンによってアルミニウ
ム、ナトリウム、シリコンからなる腐食相の生成を防止
することができる。
【0012】
【実施例】α−アルミナリング2を、100℃に加熱し
たフッ化水素酸の20%溶液中に浸漬して表面の二酸化
珪素を除去した除去層13を形成し、純水で前記フッ化
水素酸溶液を洗浄した後、ナトリウムイオン伝導性の固
体電解質管1の開口部にガラス半田で接合し、このα−
アルミナリング2の一方の面に面にシリコンの含有量が
0.1%以下のステンレス製の陰極蓋3を、他方の面に
同材質からなる陽極蓋4を、シリコンの含有量が0.1
%以下のアルミニウム層12を介在させて真空中、60
0℃の温度下で30分間加圧して得た熱圧接合体Aと、
上記のような処理をしたα−アルミナリング2の一方の
面に面にシリコンの含有量が1.0%のステンレス製の
陰極蓋3を、他方の面に同材質からなる陽極蓋4を、シ
リコンの含有量が1.0%のアルミニウム層12を介在
させて真空中、600℃の温度下で30分間加圧して得
た熱圧接合体Bと、前記フッ化水素酸溶液中に浸漬せず
にα−アルミナリング2の一方の面にシリコンの含有量
が1.0%のステンレス製の陰極蓋3を、他方の面に同
材質からなる陽極蓋4を、シリコンの含有量が1.0%
のアルミニウム層12を介在させて同条件で熱圧接合し
て得た熱圧接合体Cとを400℃の溶融ナトリウム中に
浸漬して10日間経過後、30日間経過後および80日
間経過後それぞれ室温で引っ張り試験を行い、前記溶融
ナトリウム中に浸漬前の引っ張り試験の結果と比較し、
比較結果を表1に示す。
たフッ化水素酸の20%溶液中に浸漬して表面の二酸化
珪素を除去した除去層13を形成し、純水で前記フッ化
水素酸溶液を洗浄した後、ナトリウムイオン伝導性の固
体電解質管1の開口部にガラス半田で接合し、このα−
アルミナリング2の一方の面に面にシリコンの含有量が
0.1%以下のステンレス製の陰極蓋3を、他方の面に
同材質からなる陽極蓋4を、シリコンの含有量が0.1
%以下のアルミニウム層12を介在させて真空中、60
0℃の温度下で30分間加圧して得た熱圧接合体Aと、
上記のような処理をしたα−アルミナリング2の一方の
面に面にシリコンの含有量が1.0%のステンレス製の
陰極蓋3を、他方の面に同材質からなる陽極蓋4を、シ
リコンの含有量が1.0%のアルミニウム層12を介在
させて真空中、600℃の温度下で30分間加圧して得
た熱圧接合体Bと、前記フッ化水素酸溶液中に浸漬せず
にα−アルミナリング2の一方の面にシリコンの含有量
が1.0%のステンレス製の陰極蓋3を、他方の面に同
材質からなる陽極蓋4を、シリコンの含有量が1.0%
のアルミニウム層12を介在させて同条件で熱圧接合し
て得た熱圧接合体Cとを400℃の溶融ナトリウム中に
浸漬して10日間経過後、30日間経過後および80日
間経過後それぞれ室温で引っ張り試験を行い、前記溶融
ナトリウム中に浸漬前の引っ張り試験の結果と比較し、
比較結果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】表1から、熱圧接合体Aは熱圧接合体Bお
よびCと比較して引っ張り強度が大きく、400℃の溶
融ナトリウム中に浸漬して80日間経過しても引っ張り
強度の低下が小さいことがわかる。
よびCと比較して引っ張り強度が大きく、400℃の溶
融ナトリウム中に浸漬して80日間経過しても引っ張り
強度の低下が小さいことがわかる。
【0015】このことから、α−アルミナリング2をフ
ッ化水素酸溶液中に浸漬し、表面に二酸化珪素を除去し
た除去層13を形成すると、熱圧接合部にアルミニウ
ム、ナトリウム、シリコンからなる腐食相が生成するの
を抑制することができるとともに、陰極蓋3、陽極蓋4
およびアルミニウム層12に含有されるシリコンの量を
0.1%以下にすると上記した効果をより高めることが
できる。
ッ化水素酸溶液中に浸漬し、表面に二酸化珪素を除去し
た除去層13を形成すると、熱圧接合部にアルミニウ
ム、ナトリウム、シリコンからなる腐食相が生成するの
を抑制することができるとともに、陰極蓋3、陽極蓋4
およびアルミニウム層12に含有されるシリコンの量を
0.1%以下にすると上記した効果をより高めることが
できる。
【0016】なお、前記フッ化水素酸溶液中には硝酸、
塩酸または硫酸のうち少なくとも1種を含ませると、α
−アルミナリング2の表面から二酸化珪素を短時間で除
去することができるので、これらを含ませることもでき
る。
塩酸または硫酸のうち少なくとも1種を含ませると、α
−アルミナリング2の表面から二酸化珪素を短時間で除
去することができるので、これらを含ませることもでき
る。
【0017】上記した実施例ではα−アルミナリング2
を固体電解質管1の開口部にガラス半田接合する前にα
−アルミナリング2の表面に二酸化珪素を除去した除去
層13を形成したが、α−アルミナリング2を固体電解
質管1の開口部にガラス半田接合した後にα−アルミナ
リング2の表面に二酸化珪素を除去した除去層13を形
成してもよいことは言うまでもない。
を固体電解質管1の開口部にガラス半田接合する前にα
−アルミナリング2の表面に二酸化珪素を除去した除去
層13を形成したが、α−アルミナリング2を固体電解
質管1の開口部にガラス半田接合した後にα−アルミナ
リング2の表面に二酸化珪素を除去した除去層13を形
成してもよいことは言うまでもない。
【0018】また、前記アルミニウム層12に代えてア
ルミニウムを主成分とする合金層を使用することもでき
る。
ルミニウムを主成分とする合金層を使用することもでき
る。
【0019】
【発明の効果】上記した如く、本発明は、α−アルミナ
リングと陰極蓋3および陽極蓋4とを熱圧接合する際、
その接合強度を大きくすることができるので、ナトリウ
ム−硫黄電池の量産時の信頼性を向上させることがで
き、長期間の使用に耐えるナトリウム−硫黄電池を得る
ことができる。
リングと陰極蓋3および陽極蓋4とを熱圧接合する際、
その接合強度を大きくすることができるので、ナトリウ
ム−硫黄電池の量産時の信頼性を向上させることがで
き、長期間の使用に耐えるナトリウム−硫黄電池を得る
ことができる。
【図1】本発明の製造法に係るナトリウム−硫黄電池の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図2】従来の製造法に係るナトリウム−硫黄電池の要
部断面図である。
部断面図である。
1 固体電解質管 2 α−アルミナリング 3 陰極蓋 4 陽極蓋 12 アルミニウム層 13 除去層
Claims (3)
- 【請求項1】 ナトリウムイオン伝導性の固体電解質管
の開口部にα−アルミナリングを接合し、前記α−アル
ミナリングの一方の面に陰極蓋を熱圧接合し、この陰極
蓋によって密閉される陰極室と、前記α−アルミナリン
グの他方の面に陽極蓋を熱圧接合し、この陽極蓋によっ
て密閉される陽極室とを形成するナトリウム−硫黄電池
の製造法において、前記α−アルミナリングを、フッ化
水素酸を含む溶液中に浸漬した後、陰極蓋および陽極蓋
とα−アルミナリングとの間にアルミニウム層またはア
ルミニウムを主成分とする合金層を介在させて熱圧接合
することを特徴とするナトリウム−硫黄電池の製造法 - 【請求項2】 請求項1記載のナトリウム−硫黄電池の
製造法において、フッ化水素酸を含む溶液は硝酸、塩酸
または硫酸のうち少なくとも1種を含むものであること
を特徴とするナトリウム−硫黄電池の製造法 - 【請求項3】 請求項1記載のナトリウム−硫黄電池の
製造法において、陰極蓋、陽極蓋およびアルミニウム層
またはアルミニウムを主成分とする合金層はシリコンの
含有量が0.1%以下のものであることを特徴とするナ
トリウム−硫黄電池の製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8007804A JPH09199164A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ナトリウム−硫黄電池の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8007804A JPH09199164A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ナトリウム−硫黄電池の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09199164A true JPH09199164A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11675820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8007804A Pending JPH09199164A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ナトリウム−硫黄電池の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09199164A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008224498A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | New Industry Research Organization | セラミックス基板又は無機耐熱性基板の洗浄方法及びこれを用いた素子の製造方法並びに素子 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8007804A patent/JPH09199164A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008224498A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | New Industry Research Organization | セラミックス基板又は無機耐熱性基板の洗浄方法及びこれを用いた素子の製造方法並びに素子 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |