JPH09198599A - 駐車場管理システム及びそのセンサ - Google Patents

駐車場管理システム及びそのセンサ

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JPH09198599A
JPH09198599A JP449896A JP449896A JPH09198599A JP H09198599 A JPH09198599 A JP H09198599A JP 449896 A JP449896 A JP 449896A JP 449896 A JP449896 A JP 449896A JP H09198599 A JPH09198599 A JP H09198599A
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JP
Japan
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sensor
vehicle
parking
parking lot
tire
Prior art date
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Pending
Application number
JP449896A
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English (en)
Inventor
Noriyoshi Sakurai
紀佳 桜井
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Icom Inc
Original Assignee
Icom Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場管理システムに関し、確実に駐車枠内
の車両を検知できるようにした駐車場管理システムを提
供することを目的とする。 【解決手段】 駐車枠1 ごとに設けられた車両3 の有無
を検出するセンサ5 と、各センサ5 の検出信号を受信し
て駐車場全体の駐車状況を関しする中央監視手段とを備
える駐車場管理システムにおいて、上記センサ5 を上記
駐車枠1 の幅方向の中央部で、駐車枠後部の床面又は地
面に設置されたタイヤ止め2 の前面よりも後方の床面又
は地面に配置し、センサ5 の指向方向を斜め前方に設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場管理システ
ム及びそのセンサに関し、特に、確実に駐車枠内の車両
を検知できるようにした駐車場管理システム及びそのセ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車場の利用状況を把握するため
に、駐車場の駐車枠ごとに車両の有無を検出する例えば
超音波センサなどのセンサを設け、各駐車枠のセンサの
検出結果を有線あるいは無線の通信手段を用いて中央監
視手段に入力し、その検出結果を中央監視手段の表示装
置に表示するようにした駐車場管理システムが提案され
ている(特開平6−348999号公報等参照)。
【0003】図4の平面図に示すように、各駐車枠10
1の後方には例えば左右1対のタイヤ止め102が設置
され、駐車枠101に進入した車両103のタイヤ10
4をこのタイヤ止め102に受け止めることにより、車
両103が一定以上進入できないようにしている。そし
て、図4及び図5の側面図に示すように、この左右いず
れか一方の上に上記センサ105を設置し、図5に矢印
Bで示すように、このセンサ105の指向方向を前方に
水平に向けて、タイヤ止め102に当たっているタイヤ
104あるいはその近傍で止められたタイヤ104を検
出し、中央監視手段にその検出信号を発するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タイヤ止め1
02がその機能を十分に発揮するためには一定の高さを
有することが必要であり、タイヤ径の大きい車両に対応
できる高さにすれば、タイヤ径が小さい車両のバンパー
がセンサ105に衝突してセンサ105を破壊すること
があり、これを防止するためにタイヤ止め102の高さ
をセンサ105の高さだけ低くすると、タイヤ径の大き
い車両のタイヤ104が乗り上げてセンサ105を破壊
するという問題がある。
【0005】しかも、実際の駐車場ではドライバの技量
によって例えば、車体の幅方向にずれて進入したり、斜
めに進入したり、浅く進入したりすることが頻繁に生じ
ており、このような場合にはタイヤ104がセンサ10
5の直前の一定の距離内に停止されないことがある。
【0006】このような場合には、従来の駐車場管理シ
ステムでは、一般にセンサ105の左右方向の指向性が
狭いために、タイヤ104がセンサ105から車両10
3の幅方向にずれて駐車されている時に車両103を検
出することができなくなり、正確に駐車場の利用状況を
把握できなくなる。
【0007】そこで、センサ105の位置を高くし、セ
ンサ105に車体を検出させることを試みたのである
が、この場合には、車体の地上高が低い車両のバンパー
などに当たってセンサ105が破壊されるという問題
や、車体の地上高が高いRV(Re-creation Vehicle)車
などの場合には検出できないことがあるという問題など
があることが分かった。
【0008】又、車両103の寸法によっても、例えば
軽自動車をセンサ105の反対側に片寄せて駐車した場
合にも、この車両103を検出できないことがある。更
に、駐車枠101の中央部にセンサ105を埋め込むこ
とも試みたが、この場合にはセンサ105への電力供給
用の配線が困難であり、又、センサ105と中央監視手
段とを有線で通信する場合には信号伝送用の配線が困難
になるという問題があり、センサ105と中央監視手段
とを無線で通信する場合には、アンテナの設置及び耐久
性に問題が生じるおそれがあった。
【0009】又更に、駐車枠の後端部にセンサ105を
配置することも試みたが、上述のように車両103が衝
突してセンサ105が破損する恐れが有る上、通行の邪
魔になり、これらの問題をなくそうとすれば駐車場面積
を大きくしなければならないという問題がある。
【0010】特開平6−348999号公報には、駐車
枠101の中央部近傍でタイヤ止め102の上にセンサ
105を配置する構成が示されており、この場合には、
タイヤ104の代わりに車体中央に位置するデファレン
シャルギヤケースなど車体の底部から低く突出している
部分を検出するようにしているので、最低地上高さが高
いRV車などの検出ができないことがあるという問題が
ある。
【0011】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、確実に駐車枠内の車両を検知できるようにし
た駐車場管理システム及びそのセンサを提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、駐車枠ごとに
設けられた車両の有無を検出するセンサと、各センサの
検出信号を受信して駐車場全体の駐車状況を関しする中
央監視手段とを備える駐車場管理システムにおいて、上
記の目的を達成するため、上記センサを駐車枠の幅方向
の中心部で、駐車枠後方の床面又は地面に設置されたタ
イヤ止めの前面よりも後方の床面又は地上に配置し、セ
ンサの指向方向を斜め前上向きに設定することを特徴と
するものである。
【0013】又、本発明に係る駐車場管理システムのセ
ンサは、センサの指向方向を斜め前上向きに設定するた
めに、前面が開放されたセンサブロックとこれの内部に
指向方向を斜め前上向きにして配置されたセンサユニッ
トとを備えることを特徴とする。
【0014】センサの指向方向が斜め前上向きに向いて
いるので、センサは駐車車両の底面ないし後方の面を検
出することになり、車両が斜めに駐車していても、幅方
向にずれて駐車していても、最低地上高が高くても、車
両寸法や駐車位置に関係なく確実に駐車車両の車体を検
出する。
【0015】又、車両のタイヤがタイヤ止めに受け止め
られるので、その前面より後方で床面に配置したセンサ
が車両の車体に接触したり、タイヤで踏まれたりするお
それがなく、車両により破壊される恐れもなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係る駐車場管
理システムを図面に基づいて具体的に説明すれば、以下
の通りである。
【0017】図2の平面図に示すように、本発明の一実
施例に係る駐車場管理システムにおいては、各駐車枠1
の後方の床面(又は地面)に左右1対のタイヤ止め2が
設けられ、このタイヤ止め2に車両2のタイヤ4を受け
止めて車両2が一定以上進入できないようにしている。
【0018】図2及び図1の側面図に示すように、これ
らタイヤ止め2の間でこれらタイヤ止め2よりも更に後
方に例えば超音波センサからなるセンサ5が設けられ、
このセンサ5の指向方向を図1に矢印Aで代表的に示す
ように斜め前上向きに設定し、センサ5が駐車枠1に入
った車両3の車体を検出するようにしている。
【0019】即ち、上記センサ5としては、図3に示す
ように、前面が開放された箱状のセンサブロック5a内
に指向方向の中心線が斜め前上向きになるようにセンサ
ユニット5bを配置したものが用いられる。
【0020】センサ5をタイヤ止め2の前面よりもどの
程度後方に配置するかは特に限定されないが、例えばタ
イヤ止め2の後面にセンサ5の前面が位置するように配
置したり、タイヤ止め2にタイヤ4を当てて停止してい
る車両3の平面投影内に配置したりすることにより駐車
場面積の増大を防止でき、又、駐車枠1の後方の歩行の
障害になることもない。
【0021】ただし、タイヤ止め2より前方に張り出す
ようにセンサ5を設けることは、車両のドライバにセン
サ5を踏みつけないかという不安を与える上、センサ5
がタイヤ4によって踏みつぶされる恐れが生じるので好
ましくない。
【0022】センサ5の指向方向は斜め前上向きであれ
ばよいが、この実施例では、確実にセンサ5が車体を検
出するように、タイヤ止め2の前面で普通自動車の車軸
の高さ程度の高さを通過するように設定している。
【0023】このように設定すれば、これよりも車体の
最低地上高が低い軽自動車の場合には車体の底部ないし
後面がセンサ5によって検出され、普通自動車やこれよ
りも車体の最低地上高が高いRV車の場合には車体の底
部が検出される。又、車両3が浅く進入している場合に
は車体の後面がセンサ5によって検出される。更に、車
体の幅が小さい軽自動車が左右いずれかに幅寄せされた
状態で駐車している場合でもセンサ5の指向方向に車体
があるので非検出となるおそれはない。
【0024】要するに、駐車車両3の車幅、全長、最低
地上高さなどの車両寸法や駐車枠内の駐車位置に関係な
く確実に駐車車両2の有無を検出できるのである。上記
の一実施例では左右1対のタイヤ止め2が設けられる場
合について説明したが、車幅はほぼ同じ程度の1本のタ
イヤ止め2が設けられる場合にも本発明を適用すること
ができる。この場合、センサ5をタイヤ止め2に内蔵す
ることができる他、タイヤ止め2の後方の床面又は地上
に配置し、その指向方向がタイヤ止めの後上縁よりも高
い位置を通るようにすればよく、必要によっては台を設
けてその上にセンサ5を載せてもよい。
【0025】なお、センサ5としては超音波によるもの
に限らず、紫外線、赤外線、可視光などの光、電波など
を利用したものを用いることができる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のセンサ
は、前面が開放されたセンサブロックとこれの内部に指
向方向を斜め前上向きにして配置されたセンサユニット
とを備えるので、センサの指向方向を斜め前上向きに設
定できる。
【0027】そして、このセンサを用いた本発明の駐車
場管理システムは、センサを上記駐車枠の幅方向の中央
部で、駐車枠後方の床面又は地面に設置されたタイヤ止
めの前面よりも後方の床面又は地面に配置し、センサの
指向方向を斜め前方に設定するので、駐車車両の寸法や
駐車位置に関係なく駐車車両の有無をセンサにより確実
に検出することができ、駐車場の利用状況を正確に把握
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面図である。
【図2】本発明の平面図である。
【図3】本発明のセンサの側面図である。
【図4】従来例の平面図である。
【図5】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 駐車枠 2 タイヤ止め 3 車両 4 タイヤ 5 センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 そこで、センサ105の位置を高くし、
センサ105に車体を検出させることを試みたのである
が、この場合には、車体の地上高が低い車両のバンパー
などに当たってセンサ105が破壊されるという問題
や、車体の地上高が高いRV(Recreational Vehicle )
車などの場合には検出できないことがあるという問題な
どがあることが分かった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 図2の平面図に示すように、本発明の一
実施例に係る駐車場管理システムにおいては、各駐車枠
1の後方の床面(又は地面)に左右1対のタイヤ止め2
が設けられ、このタイヤ止め2に車両のタイヤ4を受
け止めて車両が一定以上進入できないようにしてい
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車枠ごとに設けられた車両の有無を検
    出するセンサと、各センサの検出信号を受信して駐車場
    全体の駐車状況を監視する中央監視手段とを備える駐車
    場管理システムにおいて、 上記センサを上記駐車枠の幅方向の中央部で、駐車枠後
    方の床面又は地面に設置されたタイヤ止めの前面よりも
    後方の床面又は地面に配置し、センサの指向方向を斜め
    前方に設定することを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 【請求項2】 前面が開放されたセンサブロックとこれ
    の内部に指向方向を斜め前上向きにして配置されたセン
    サユニットとを備えることを特徴とする駐車場管理シス
    テムのセンサ。
JP449896A 1996-01-16 1996-01-16 駐車場管理システム及びそのセンサ Pending JPH09198599A (ja)

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JP449896A JPH09198599A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 駐車場管理システム及びそのセンサ

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JP (1) JPH09198599A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100577521B1 (ko) * 2004-04-22 2006-05-10 정영세 주차 감지 스톱퍼와 이를 이용한 주차 유도 장치 및 그제어 방법
JP2017134012A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 オプテックス株式会社 車両検知装置、車両検知装置の制御方法、および車両検知プログラム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040310