JP3470947B2 - 連結整列警告システム - Google Patents
連結整列警告システムInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D53/00—Tractor-trailer combinations; Road trains
- B62D53/04—Tractor-trailer combinations; Road trains comprising a vehicle carrying an essential part of the other vehicle's load by having supporting means for the front or rear part of the other vehicle
- B62D53/08—Fifth wheel traction couplings
- B62D53/12—Fifth wheel traction couplings engaging automatically
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牽引体を被牽引
体、例えば、トレーラと整列させるためのシステムに係
わる。具体的には、本発明は牽引体のドライバーが商業
用トラックの第5輪ヒッチとトレーラのキングピンを整
列させて、特にゼロまたは低可視条件下で両者を確実に
連結させる作業を助けるのに好適である。
体、例えば、トレーラと整列させるためのシステムに係
わる。具体的には、本発明は牽引体のドライバーが商業
用トラックの第5輪ヒッチとトレーラのキングピンを整
列させて、特にゼロまたは低可視条件下で両者を確実に
連結させる作業を助けるのに好適である。
【0002】
【従来の技術】商業用トラックのような車輌をトレーラ
に連結するには、ドライバーは車輌をトレーラと整列さ
せながら、トレーラに対する車輌の位置を絶えず測定し
なければならない。実際には、トレーラに対するトラッ
クの位置を確認するため、トラックから降り、再びトラ
ックに乗り込んで運転し、整列させねばならない。その
上、ドライバーはバックミラーを利用してトラックとト
レーラの水平方向整列関係に近づける一方、垂直方向の
整列関係を多くの場合、“勘”または憶測で判断するこ
とになる。このような方法では連結位置が高すぎたり、
低すぎたり、水平方向にも不整列となる場合が多く、結
果的には、トラック、トレーラ及び/又は連結装置の破
損を招くおそれがある。
に連結するには、ドライバーは車輌をトレーラと整列さ
せながら、トレーラに対する車輌の位置を絶えず測定し
なければならない。実際には、トレーラに対するトラッ
クの位置を確認するため、トラックから降り、再びトラ
ックに乗り込んで運転し、整列させねばならない。その
上、ドライバーはバックミラーを利用してトラックとト
レーラの水平方向整列関係に近づける一方、垂直方向の
整列関係を多くの場合、“勘”または憶測で判断するこ
とになる。このような方法では連結位置が高すぎたり、
低すぎたり、水平方向にも不整列となる場合が多く、結
果的には、トラック、トレーラ及び/又は連結装置の破
損を招くおそれがある。
【0003】連結装置は互いに咬合して機械的連結を達
成するトラック及びトレーラ双方の側の部分からなる。
大型トラック輸送分野では、トラックが第5輪ヒッチと
呼ばれるロッキング集合体を装備し、トレーラには当業
者間でキングピンと呼ばれる装置を取り付けるのが普通
である。キングピンはこれが取り付けられている補強板
に対して垂直に下方へ突出し、補強板はトレーラの底面
に取り付けられる。第5輪ヒッチはキングピンを受容す
るように開口端が後方に向いているのど部を有するヒッ
チプレートと、ヒッチプレートののど部内にキングピン
をロックするロッキング機構を含む。
成するトラック及びトレーラ双方の側の部分からなる。
大型トラック輸送分野では、トラックが第5輪ヒッチと
呼ばれるロッキング集合体を装備し、トレーラには当業
者間でキングピンと呼ばれる装置を取り付けるのが普通
である。キングピンはこれが取り付けられている補強板
に対して垂直に下方へ突出し、補強板はトレーラの底面
に取り付けられる。第5輪ヒッチはキングピンを受容す
るように開口端が後方に向いているのど部を有するヒッ
チプレートと、ヒッチプレートののど部内にキングピン
をロックするロッキング機構を含む。
【0004】牽引体を後退させる時、ドライバーはヒッ
チプレートののど部をキングピンを整列させるのに困難
を経験することが多い。例えば、両者を左右方向に整列
させることができても、のど部に対するキングピンの高
さが両者の正しい咬合を妨げる場合がある。この場合、
トレーラの前下縁が第5輪ヒッチプレートに食い込む
(トレーラ及びキングピンが低すぎる)か、トラックの
運転台がトレーラの車体に食い込む(トレーラ及びキン
グピンが高すぎる)かの事態となるおそれがある。ま
た、キングピンと第5輪ヒッチが一見連結状態となって
も、キングピンがロッキング機構内に正しく着座してい
なれば、いわゆる“ハイカップル”状態となり危険な事
態を招くおそれがある。他方、たとえ両者が互いに正し
い高さで咬合しても、のど部とキングピンとが水平方向
に不整列となるおそれがある。いずれの場合にも、確実
な連結は達成されず、相互連結装置及び/又はトラック
/トレーラが損傷するか、さもなければ危険な状態のま
まとなる。この“勘に頼る作業”は、ドライバーがゼロ
または低視度状態(夜間、悪条件、睡眠室の構造など)
に直面することが多いだけに深刻な問題を伴う。
チプレートののど部をキングピンを整列させるのに困難
を経験することが多い。例えば、両者を左右方向に整列
させることができても、のど部に対するキングピンの高
さが両者の正しい咬合を妨げる場合がある。この場合、
トレーラの前下縁が第5輪ヒッチプレートに食い込む
(トレーラ及びキングピンが低すぎる)か、トラックの
運転台がトレーラの車体に食い込む(トレーラ及びキン
グピンが高すぎる)かの事態となるおそれがある。ま
た、キングピンと第5輪ヒッチが一見連結状態となって
も、キングピンがロッキング機構内に正しく着座してい
なれば、いわゆる“ハイカップル”状態となり危険な事
態を招くおそれがある。他方、たとえ両者が互いに正し
い高さで咬合しても、のど部とキングピンとが水平方向
に不整列となるおそれがある。いずれの場合にも、確実
な連結は達成されず、相互連結装置及び/又はトラック
/トレーラが損傷するか、さもなければ危険な状態のま
まとなる。この“勘に頼る作業”は、ドライバーがゼロ
または低視度状態(夜間、悪条件、睡眠室の構造など)
に直面することが多いだけに深刻な問題を伴う。
【0005】そこで、ドライバーに出力信号を送ってト
レーラに対するトラックの位置を指示するシステムが種
々開発されている。しかし、公知のシステムは“ボール
/ヒッチ”連結分野を標的としたものであり、大型トラ
ック輸送分野に適応させ難い。
レーラに対するトラックの位置を指示するシステムが種
々開発されている。しかし、公知のシステムは“ボール
/ヒッチ”連結分野を標的としたものであり、大型トラ
ック輸送分野に適応させ難い。
【0006】公知の整列システムは左右方向のずれと上
下方向整列度を測定するのに多様な技術を採用してい
る。主な傾向として、これらのシステムは変調パルスビ
ームと赤外線技術を併用する。従って、これらのシステ
ムはその範囲(通常は200フィート以下)が限定さ
れ、牽引側と被牽引側とにそれぞれ別々の赤外線センサ
群を設けることによって左右方向ずれと上下方向整列度
を指示する必要がある。また、赤外線エミッタとセンサ
を牽引側と被牽引側に設ける必要があるから、被牽引側
に遠隔送電する手段が必要となる。当然のことながら、
これらのシステムは応用範囲が制限され、不便でもあ
り、比較的高価である。
下方向整列度を測定するのに多様な技術を採用してい
る。主な傾向として、これらのシステムは変調パルスビ
ームと赤外線技術を併用する。従って、これらのシステ
ムはその範囲(通常は200フィート以下)が限定さ
れ、牽引側と被牽引側とにそれぞれ別々の赤外線センサ
群を設けることによって左右方向ずれと上下方向整列度
を指示する必要がある。また、赤外線エミッタとセンサ
を牽引側と被牽引側に設ける必要があるから、被牽引側
に遠隔送電する手段が必要となる。当然のことながら、
これらのシステムは応用範囲が制限され、不便でもあ
り、比較的高価である。
【0007】要するに、従来の商業用トラック/トレー
ラ連結は第5輪ロックに対するキングピンの位置を直接
視認することが不可能な場合が多いだけに、比較的“暗
中模索”で行われている。しかも、エアバッグ・サスペ
ンションなどの装置がトレーラとトラックの高さを多様
化し、確実な連結をますます困難にする。従って、オペ
レータは外部的な基準点(トレーラの隅部、タイヤな
ど)に頼って確実な連結を試みねばならない。しかし、
このような方法は、上述したように、誤った、または不
完全な、または“無理な連結”となり易い。このような
問題及びそれに伴う損傷は、ドライバーが運転席の設
計、暗さ、天候などに起因する低視度状態に直面した
時、一段と深刻となる。
ラ連結は第5輪ロックに対するキングピンの位置を直接
視認することが不可能な場合が多いだけに、比較的“暗
中模索”で行われている。しかも、エアバッグ・サスペ
ンションなどの装置がトレーラとトラックの高さを多様
化し、確実な連結をますます困難にする。従って、オペ
レータは外部的な基準点(トレーラの隅部、タイヤな
ど)に頼って確実な連結を試みねばならない。しかし、
このような方法は、上述したように、誤った、または不
完全な、または“無理な連結”となり易い。このような
問題及びそれに伴う損傷は、ドライバーが運転席の設
計、暗さ、天候などに起因する低視度状態に直面した
時、一段と深刻となる。
【0008】従って、運送業の分野では、単一の比較的
低コストのユニットに収納され、種々の環境条件下でも
機能する連結警告システムが求められている。所要のシ
ステムは不確実な連結の原因となる高過ぎる、または低
過ぎる、及び左右方向にずれた連結に伴う問題を極力少
なくし、トレーラ、トラック、第5輪ヒッチなどの損傷
を軽減するものでなければならない。
低コストのユニットに収納され、種々の環境条件下でも
機能する連結警告システムが求められている。所要のシ
ステムは不確実な連結の原因となる高過ぎる、または低
過ぎる、及び左右方向にずれた連結に伴う問題を極力少
なくし、トレーラ、トラック、第5輪ヒッチなどの損傷
を軽減するものでなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は牽引体
がトレーラと確実な連結を可能にするのに充分な程度に
整列しているかどうかの可視及び/可聴キューを牽引体
のドライバーに与えるように構成された連結整列警告シ
ステム(CAWS)を提供することにある。特に、例え
ば商業用トラックのような牽引体の第5輪ヒッチをトレ
ーラのキングピンと整列させ、連結するドライバーの作
業を助ける連結整列警告システムを提供するのが本発明
の目的である。特にゼロまたは低視度条件下でドライバ
ーが牽引体を被牽引体と連結するのを助ける連結整列警
告システムを提供せんとするものである。
がトレーラと確実な連結を可能にするのに充分な程度に
整列しているかどうかの可視及び/可聴キューを牽引体
のドライバーに与えるように構成された連結整列警告シ
ステム(CAWS)を提供することにある。特に、例え
ば商業用トラックのような牽引体の第5輪ヒッチをトレ
ーラのキングピンと整列させ、連結するドライバーの作
業を助ける連結整列警告システムを提供するのが本発明
の目的である。特にゼロまたは低視度条件下でドライバ
ーが牽引体を被牽引体と連結するのを助ける連結整列警
告システムを提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の連結整列警告システムはレーザー技術と反
射ターゲットを併用することによって縦横方向のずれ情
報を提供する。具体的には、連結整列警告システムは牽
引体に取り付けたレーザー光源と、トレーラの好ましく
は正面に据付けた逆反射ターゲットを含む。光源及びタ
ーゲットは制御回路と協働することによって牽引体がト
レーラと整列状態にあって確実な連結を可能にするかど
うかを判断し、もし不整列なら、被牽引体及び/または
牽引体を再位置ぎめしなければならないことをドライバ
ーに知らせる。システムがターゲット補捉を検出すれば
牽引体とトレーラの連結素子が正しく咬合するようにす
るには、ユーザーがレーザー光源と逆反射ターゲット
を、牽引体と被牽引体との間の許容不整列範囲も含まれ
るように初期整列させ、この範囲であっても確実な連結
が達成されるようにする。
に、本発明の連結整列警告システムはレーザー技術と反
射ターゲットを併用することによって縦横方向のずれ情
報を提供する。具体的には、連結整列警告システムは牽
引体に取り付けたレーザー光源と、トレーラの好ましく
は正面に据付けた逆反射ターゲットを含む。光源及びタ
ーゲットは制御回路と協働することによって牽引体がト
レーラと整列状態にあって確実な連結を可能にするかど
うかを判断し、もし不整列なら、被牽引体及び/または
牽引体を再位置ぎめしなければならないことをドライバ
ーに知らせる。システムがターゲット補捉を検出すれば
牽引体とトレーラの連結素子が正しく咬合するようにす
るには、ユーザーがレーザー光源と逆反射ターゲット
を、牽引体と被牽引体との間の許容不整列範囲も含まれ
るように初期整列させ、この範囲であっても確実な連結
が達成されるようにする。
【0011】作用については、レーザー光源を作動させ
たら、レーザー光源から発射されるレーザービームをト
レーラに向けて、被牽引側に設けた逆反射ターゲットを
“補捉”する。ターゲットが補捉され、従って、レーザ
ー光がレーザー光源にむかって反射すると、反射光がレ
ーザー光源を囲むセンサ列に入射する。反射光を検出す
ると、センサが検出信号を形成し、この検出信号を制御
回路に伝達し、制御回路は確実な連結が可能かどうかを
判断し、しかる後、ユーザーに表示される指示信号を送
信する。
たら、レーザー光源から発射されるレーザービームをト
レーラに向けて、被牽引側に設けた逆反射ターゲットを
“補捉”する。ターゲットが補捉され、従って、レーザ
ー光がレーザー光源にむかって反射すると、反射光がレ
ーザー光源を囲むセンサ列に入射する。反射光を検出す
ると、センサが検出信号を形成し、この検出信号を制御
回路に伝達し、制御回路は確実な連結が可能かどうかを
判断し、しかる後、ユーザーに表示される指示信号を送
信する。
【0012】疑似信号を検出する可能性を極力少なくす
るため、システムはセンサへ入射する光の角度を制限す
るためセンサへ入射する光の角度を制御するためセンサ
の近傍に配置した空間フィルタを含む。疑似信号に基づ
いてトリガーする可能性を極力少なくするため、ピーク
感度をレーザー光の波長と同調させたフォトレジスタを
使用する。この2つの構成素子は軸外れ光源が確実連結
信号をトリガーするおそれは少なくなる。
るため、システムはセンサへ入射する光の角度を制限す
るためセンサへ入射する光の角度を制御するためセンサ
の近傍に配置した空間フィルタを含む。疑似信号に基づ
いてトリガーする可能性を極力少なくするため、ピーク
感度をレーザー光の波長と同調させたフォトレジスタを
使用する。この2つの構成素子は軸外れ光源が確実連結
信号をトリガーするおそれは少なくなる。
【0013】制御回路はシステムが検出する周囲光の量
に基づいて限界光レベルを設定し、絶えずこの限界レベ
ルを更新して反射レーザービームを検出周囲光から弁別
し、変動する周囲光条件に関係なく連結整列警告システ
ム出力の正確性が維持されるようにする。感知される反
射レーザー光が更新された限界レベルに達すると、シス
テムはユーザーに対して牽引体がトレーラと整列関係に
あることを知らせる。さらに具体的には、牽引体のドラ
イバーが牽引体を操作してトレーラと整列させると、連
結整列警告システムは指示信号を形成し、好ましくはデ
ィスプレーを介して、ドライバーに指示信号を送る。も
しターゲットが補捉されないか、または見失うと、ドラ
イバーはディスプレーの出力から、両者を確実に連結す
るには牽引体及び/または被牽引体をさらに操作する必
要があることを知る。
に基づいて限界光レベルを設定し、絶えずこの限界レベ
ルを更新して反射レーザービームを検出周囲光から弁別
し、変動する周囲光条件に関係なく連結整列警告システ
ム出力の正確性が維持されるようにする。感知される反
射レーザー光が更新された限界レベルに達すると、シス
テムはユーザーに対して牽引体がトレーラと整列関係に
あることを知らせる。さらに具体的には、牽引体のドラ
イバーが牽引体を操作してトレーラと整列させると、連
結整列警告システムは指示信号を形成し、好ましくはデ
ィスプレーを介して、ドライバーに指示信号を送る。も
しターゲットが補捉されないか、または見失うと、ドラ
イバーはディスプレーの出力から、両者を確実に連結す
るには牽引体及び/または被牽引体をさらに操作する必
要があることを知る。
【0014】逆反射ターゲットの性質は、レーザー光と
接触すると、ターゲットがレーザー光を、入射角に関係
なく光源にむかって直接戻すというものである。ターゲ
ットは第5輪ヒッチとキングピンが連結のために整列し
ない限り、レーザー光と光源にむかって反射しないよう
に適正に寸法設定される。ターゲットのサイズは牽引及
び被牽引体間の許容不整列範囲を決定する第5輪ヒッチ
の寸法に相当することが好ましい。従って、被牽引体及
び牽引体が正確に整列していなくても確実な連結が行わ
れることを連結整列警告システムが指示する。
接触すると、ターゲットがレーザー光を、入射角に関係
なく光源にむかって直接戻すというものである。ターゲ
ットは第5輪ヒッチとキングピンが連結のために整列し
ない限り、レーザー光と光源にむかって反射しないよう
に適正に寸法設定される。ターゲットのサイズは牽引及
び被牽引体間の許容不整列範囲を決定する第5輪ヒッチ
の寸法に相当することが好ましい。従って、被牽引体及
び牽引体が正確に整列していなくても確実な連結が行わ
れることを連結整列警告システムが指示する。
【0015】本発明の上記及び上記以外の特徴、利点及
び目的は下記の説明、特許請求の範囲及び添付図面を参
照することで当業者によって理解されるであろう。
び目的は下記の説明、特許請求の範囲及び添付図面を参
照することで当業者によって理解されるであろう。
【0016】
【実施例】図面に沿ってさらに詳細に説明する。図1は
システム内の周囲光及び反射レーザー光を検出すること
によって、牽引体を被牽引体と整列させるための連結警
告システム(CAWS)10の発光/受光部を示す。具
体的には、発光部は強固なハウジング64の内部に設け
た調節自在な支持体14に取り付けられたレーザー光源
12(好ましくはレーザーダイオード)を含む。好まし
い実施例では、詳しくは後述する(図3)ように、最初
の据付けの時に前記ハウジング64を牽引体に取り付け
る。これも図1に示すシステムの受光部は空間フィルタ
18及び一連のセンサ28,30を含む。空間フィルタ
18の近傍には周囲センサ28及びターゲットセンサ3
0への光入射角を制限することによってこれら両センサ
28,30への入射光量を制限する一連の光トンネル2
2、26が形成されている。(周囲センサ28と整列す
る)光トンネル22は周囲センサ28の入射周囲光量が
ターゲットセンサ30への入射周囲光量よりも多くなる
ようにフレア受光端24を有する。
システム内の周囲光及び反射レーザー光を検出すること
によって、牽引体を被牽引体と整列させるための連結警
告システム(CAWS)10の発光/受光部を示す。具
体的には、発光部は強固なハウジング64の内部に設け
た調節自在な支持体14に取り付けられたレーザー光源
12(好ましくはレーザーダイオード)を含む。好まし
い実施例では、詳しくは後述する(図3)ように、最初
の据付けの時に前記ハウジング64を牽引体に取り付け
る。これも図1に示すシステムの受光部は空間フィルタ
18及び一連のセンサ28,30を含む。空間フィルタ
18の近傍には周囲センサ28及びターゲットセンサ3
0への光入射角を制限することによってこれら両センサ
28,30への入射光量を制限する一連の光トンネル2
2、26が形成されている。(周囲センサ28と整列す
る)光トンネル22は周囲センサ28の入射周囲光量が
ターゲットセンサ30への入射周囲光量よりも多くなる
ようにフレア受光端24を有する。
【0017】空間フィルタ18は光源12からの平行光
ビーム15が残らず空間フィルタ18を通過できるよう
に光源12と整列させたトンネル20をも有する。セン
サ28、30は光トンネル22の通路中に設けられ、タ
ーゲットセンサはレーザー光源12からの平行光ビーム
15の軸線の近傍に配置される。作動に際しては、セン
サ28,30が周囲光を含むシステム内の光量を検出す
るとともに、詳しくは後述するように、ターゲットセン
サ30にむかって反射するレーザー光を検出することに
よって、ターゲット補捉が達成されたかどうかを判定す
る。もしターゲット補捉が達成されたら、連結整列警告
システムは整列状態が維持される限り、適正な連結が行
われることを指示する連続的なフィードバックをユーザ
ーに送る。もし整列が維持されないと、システムは反射
レーザー光を検出できず、従って、ユーザーに連続的な
適性連結を表すフィードバックを送らず、ユーザーに対
して、牽引体をトレーラーに連結するため、さらに操作
が必要であるか、または高さ調節に関してシステムをチ
ェックしなければならないことを指示する。
ビーム15が残らず空間フィルタ18を通過できるよう
に光源12と整列させたトンネル20をも有する。セン
サ28、30は光トンネル22の通路中に設けられ、タ
ーゲットセンサはレーザー光源12からの平行光ビーム
15の軸線の近傍に配置される。作動に際しては、セン
サ28,30が周囲光を含むシステム内の光量を検出す
るとともに、詳しくは後述するように、ターゲットセン
サ30にむかって反射するレーザー光を検出することに
よって、ターゲット補捉が達成されたかどうかを判定す
る。もしターゲット補捉が達成されたら、連結整列警告
システムは整列状態が維持される限り、適正な連結が行
われることを指示する連続的なフィードバックをユーザ
ーに送る。もし整列が維持されないと、システムは反射
レーザー光を検出できず、従って、ユーザーに連続的な
適性連結を表すフィードバックを送らず、ユーザーに対
して、牽引体をトレーラーに連結するため、さらに操作
が必要であるか、または高さ調節に関してシステムをチ
ェックしなければならないことを指示する。
【0018】ターゲットを補捉するため、先ず光源12
の出口端13と空間フィルタ18の内壁29との間の銃
身状トンネル16を通過する平行レーザー光ビーム15
をレーザー光源12から放射する。トンネル16は平行
レーザービーム15が周囲センサ30,28に達するこ
となくすべて空間フィルタ18のトンネル20を通過で
きるようにする。換言すると、トンネル16はシステム
が偽信号を検出するチャンスを極力少なくする。詳しく
は後述するように、いったんターゲットが補捉される
と、即ち、レーザー光がターゲットに入射すると、光ビ
ーム15は少なくともその一部が空間フィルタ18にむ
かって反射する。好ましい実施例では(後述する)逆反
射ターゲットを採用するから、レーザー光はそのままレ
ーザー光源12にむかって反射し、従って、原理的には
ターゲットセンサ30に入射する(該センサ30はレー
ザー光ビームの通路近傍に位置する)。次いで、信号が
(後述するように)処理され、もし充分な反射レーザー
光量が検出されると、連結整列警告システムは被牽引体
及び牽引体が整列状態にあり、正しい連結が可能である
こと指示する。牽引体が被牽引体と整列状態のままであ
る限り、システムはユーザーがそれ以上縦横方向の調節
操作しなくても適正な連結が行われることを指示する。
の出口端13と空間フィルタ18の内壁29との間の銃
身状トンネル16を通過する平行レーザー光ビーム15
をレーザー光源12から放射する。トンネル16は平行
レーザービーム15が周囲センサ30,28に達するこ
となくすべて空間フィルタ18のトンネル20を通過で
きるようにする。換言すると、トンネル16はシステム
が偽信号を検出するチャンスを極力少なくする。詳しく
は後述するように、いったんターゲットが補捉される
と、即ち、レーザー光がターゲットに入射すると、光ビ
ーム15は少なくともその一部が空間フィルタ18にむ
かって反射する。好ましい実施例では(後述する)逆反
射ターゲットを採用するから、レーザー光はそのままレ
ーザー光源12にむかって反射し、従って、原理的には
ターゲットセンサ30に入射する(該センサ30はレー
ザー光ビームの通路近傍に位置する)。次いで、信号が
(後述するように)処理され、もし充分な反射レーザー
光量が検出されると、連結整列警告システムは被牽引体
及び牽引体が整列状態にあり、正しい連結が可能である
こと指示する。牽引体が被牽引体と整列状態のままであ
る限り、システムはユーザーがそれ以上縦横方向の調節
操作しなくても適正な連結が行われることを指示する。
【0019】センサ28,30は光学トンネル22の通
路にそれぞれ設けられ、ターゲットセンサ30はレーザ
ー光源12から発射される平行光ビーム15の光軸近傍
に配置される。センサ28,30は周囲光を含むセンサ
内の光量を検出し、詳しくは後述するように、ターゲッ
トセンサ30にむかって反射するレーザー光を検出する
ことによって、ターゲット補捉が達成されたかどうかを
判断する。達成されると、連結整列警告システムはユー
ザーに対して連続的なフィードバックを提供して、整列
が維持される限り適正な連結が行われることを指示す
る。整列が維持されなければ、システムは反射レーザー
光を検出しないから、ユーザーに連続的な適正連結フィ
ードバックを提供せず、従って、ユーザーに対して、牽
引体をトレーラに連結するにはさらに操車が必要である
か、または高さ調節のためのシステムをチェックすべき
であることを指示する。
路にそれぞれ設けられ、ターゲットセンサ30はレーザ
ー光源12から発射される平行光ビーム15の光軸近傍
に配置される。センサ28,30は周囲光を含むセンサ
内の光量を検出し、詳しくは後述するように、ターゲッ
トセンサ30にむかって反射するレーザー光を検出する
ことによって、ターゲット補捉が達成されたかどうかを
判断する。達成されると、連結整列警告システムはユー
ザーに対して連続的なフィードバックを提供して、整列
が維持される限り適正な連結が行われることを指示す
る。整列が維持されなければ、システムは反射レーザー
光を検出しないから、ユーザーに連続的な適正連結フィ
ードバックを提供せず、従って、ユーザーに対して、牽
引体をトレーラに連結するにはさらに操車が必要である
か、または高さ調節のためのシステムをチェックすべき
であることを指示する。
【0020】ターゲット補捉を達成するには、レーザー
光源12が平行光ビーム15を発射し、このビームが先
ず光源12の出力端13と空間フィルタ18の内壁29
との間の銃身型トンネル16を通過する。トンネル16
を通過することによって、平行光ビーム15は周囲のセ
ンサ30,28に達することなく、残らず空間フィルタ
18のトンネル20に進入する。換言すると、トンネル
16はシステムが疑似信号を検出する可能性を極力少な
くする。詳しくは後述するように、ターゲットに入射し
たら、光ビーム15は少なくともその一部が空間フィル
タ18にむかって反射される。好ましい実施態様では、
逆反射ターゲット(後述)を使用するから、レーザー光
は直接レーザー光源12にむかって反射し、従って、原
理的にはターゲットセンサ30に入射する(センサ30
はレーザー光ビームの経路近傍に位置する)。次いで信
号は(後述するように)処理され、もし充分な量の反射
レーザー光が検出されると、連結整列警告システムは被
牽引体及び牽引体が整列状態にあって適正な連結が可能
であることを指示する。牽引体が被牽引体と整列のまま
である限り、システムはユーザーが左右方向または上下
方向調節操作しなくても確実な連結が行われることを指
示する。
光源12が平行光ビーム15を発射し、このビームが先
ず光源12の出力端13と空間フィルタ18の内壁29
との間の銃身型トンネル16を通過する。トンネル16
を通過することによって、平行光ビーム15は周囲のセ
ンサ30,28に達することなく、残らず空間フィルタ
18のトンネル20に進入する。換言すると、トンネル
16はシステムが疑似信号を検出する可能性を極力少な
くする。詳しくは後述するように、ターゲットに入射し
たら、光ビーム15は少なくともその一部が空間フィル
タ18にむかって反射される。好ましい実施態様では、
逆反射ターゲット(後述)を使用するから、レーザー光
は直接レーザー光源12にむかって反射し、従って、原
理的にはターゲットセンサ30に入射する(センサ30
はレーザー光ビームの経路近傍に位置する)。次いで信
号は(後述するように)処理され、もし充分な量の反射
レーザー光が検出されると、連結整列警告システムは被
牽引体及び牽引体が整列状態にあって適正な連結が可能
であることを指示する。牽引体が被牽引体と整列のまま
である限り、システムはユーザーが左右方向または上下
方向調節操作しなくても確実な連結が行われることを指
示する。
【0021】好ましい実施態様では、センサ28,30
はレーザー光源12から発射される光ビーム15の波長
(〜655mm)と同調のピーク感度を有するCdSe
フォトレジスタからなる。空間フィルタ18は所定厚さ
の不透明な非反射性媒質、典型例としては、厚さ約0.
75インチの黒色硬質ゴムまたはプラスチック媒質から
なる。従って、空間フィルタ18は空間フィルタ18に
入射する光の反射を最小限に抑え、他の明るい光源が疑
似信号を形成する可能性が極力少なくし、ターゲット補
捉が達成されたがどうかをシステムが確実に識別する可
能性を最大限に高める。
はレーザー光源12から発射される光ビーム15の波長
(〜655mm)と同調のピーク感度を有するCdSe
フォトレジスタからなる。空間フィルタ18は所定厚さ
の不透明な非反射性媒質、典型例としては、厚さ約0.
75インチの黒色硬質ゴムまたはプラスチック媒質から
なる。従って、空間フィルタ18は空間フィルタ18に
入射する光の反射を最小限に抑え、他の明るい光源が疑
似信号を形成する可能性が極力少なくし、ターゲット補
捉が達成されたがどうかをシステムが確実に識別する可
能性を最大限に高める。
【0022】図2のブロックタイヤグラムは連結整列警
告システムの動作を示す。一般に、センサ28,30が
システム内の周囲光を検出したのち、制御回路38が検
出された周囲光レベルに基づく限界光レベルを算出す
る。次いで、連結整列警告システムはターゲットセンサ
30の検出光レベルが前記限界光レベルに達しているか
どうかを判断する。もし、限界光レベルに達したと判断
されると、制御回路38はユーザーに対し、反射レーザ
ー光が受光されており、ターゲット補捉が達成されたこ
とを指示する。
告システムの動作を示す。一般に、センサ28,30が
システム内の周囲光を検出したのち、制御回路38が検
出された周囲光レベルに基づく限界光レベルを算出す
る。次いで、連結整列警告システムはターゲットセンサ
30の検出光レベルが前記限界光レベルに達しているか
どうかを判断する。もし、限界光レベルに達したと判断
されると、制御回路38はユーザーに対し、反射レーザ
ー光が受光されており、ターゲット補捉が達成されたこ
とを指示する。
【0023】さらに具体的には、作動させる際には、電
力コンバータ48を介して、好ましくは車輌のバッテリ
から連結整列警告システムに給電する。(後述のよう
に、リレーを介してマイクロプロセッサによって制御さ
れる)レーザー光源12を消灯させると、周囲センサ2
8及びターゲットセンサ30がこれらのセンサ28,3
0に入射する周囲光量を検出する。好ましい実施態様で
は、システムはそれぞれが1対ずつ空間フィルタ18
(図1)のトンネル20から等距離に設けた2個の周囲
センサ28及び2個のターゲットセンサ30を含む。周
囲光の検出中、センサ28,30はアナログ出力信号、
好ましくは電圧信号を別々のA/Dコンバータ40,4
2に伝送する。アナログ出力信号の電圧レベルは感知さ
れる照度レベルに応じて変化する。各A/Dコンバータ
はセンサ28,30からの信号を受信する2つの入力を
有する。好ましい実施態様では、A/Dコンバータ4
0,42はアナログ出力信号を高精度の計数値に変換す
るための12ビット解像力を有する。
力コンバータ48を介して、好ましくは車輌のバッテリ
から連結整列警告システムに給電する。(後述のよう
に、リレーを介してマイクロプロセッサによって制御さ
れる)レーザー光源12を消灯させると、周囲センサ2
8及びターゲットセンサ30がこれらのセンサ28,3
0に入射する周囲光量を検出する。好ましい実施態様で
は、システムはそれぞれが1対ずつ空間フィルタ18
(図1)のトンネル20から等距離に設けた2個の周囲
センサ28及び2個のターゲットセンサ30を含む。周
囲光の検出中、センサ28,30はアナログ出力信号、
好ましくは電圧信号を別々のA/Dコンバータ40,4
2に伝送する。アナログ出力信号の電圧レベルは感知さ
れる照度レベルに応じて変化する。各A/Dコンバータ
はセンサ28,30からの信号を受信する2つの入力を
有する。好ましい実施態様では、A/Dコンバータ4
0,42はアナログ出力信号を高精度の計数値に変換す
るための12ビット解像力を有する。
【0024】A/Dコンバータからの計数値は(好まし
くは、プログラム制御及びデータ記憶のためのEPRO
Mテクノロジーを含む)マイクロプロセッサ46へ転送
され、このマイクロプロセッサ46は(詳しくは後述す
るように)ターゲット補捉の達成を連結整列警告システ
ムが知らせる前に検出しなければならない反射レーザー
光の限界レベルを計算する。この限界レベルを計算した
のち、マイクロプロセッサ46がリレー44を作動させ
ることによってレーザー光源に給電する。レーザー光源
12、好ましくはレーザーダイオードが平行レーザー光
ビーム(図1中の15)を発射し、この平行レーザー光
ビーム15が被牽引体に設けたターゲットに向けられ、
適正な整列状態であれば再びレーザー光源12にむかっ
て反射される。
くは、プログラム制御及びデータ記憶のためのEPRO
Mテクノロジーを含む)マイクロプロセッサ46へ転送
され、このマイクロプロセッサ46は(詳しくは後述す
るように)ターゲット補捉の達成を連結整列警告システ
ムが知らせる前に検出しなければならない反射レーザー
光の限界レベルを計算する。この限界レベルを計算した
のち、マイクロプロセッサ46がリレー44を作動させ
ることによってレーザー光源に給電する。レーザー光源
12、好ましくはレーザーダイオードが平行レーザー光
ビーム(図1中の15)を発射し、この平行レーザー光
ビーム15が被牽引体に設けたターゲットに向けられ、
適正な整列状態であれば再びレーザー光源12にむかっ
て反射される。
【0025】牽引体のドライバーが被牽引体との確実な
連結を試みると、センサ28,30が周囲光と、ターゲ
ット補捉時の反射レーザー光との双方を検出する。先に
述べた通り、特に図1から明らかなように、光学トンネ
ル22の開口端がフレアしているから、比較的多量の周
囲光が周囲センサ28に入射する。また、逆反射ターゲ
ットは(後述するように)入射角に関係なく光源にむか
って光を反射するから、反射レーザー光の多くは周囲セ
ンサ28よりもターゲットセンサ30に入射し、レーザ
ー光ビーム15の光軸近くに配置されているターゲット
センサ30は比較的多量の反射レーザー光を受光する。
ただし、ターゲットセンサ30も周囲光を検出するか
ら、周囲光レベルが高くなると、反射レーザー光を検出
周囲光から弁別し難くなる。
連結を試みると、センサ28,30が周囲光と、ターゲ
ット補捉時の反射レーザー光との双方を検出する。先に
述べた通り、特に図1から明らかなように、光学トンネ
ル22の開口端がフレアしているから、比較的多量の周
囲光が周囲センサ28に入射する。また、逆反射ターゲ
ットは(後述するように)入射角に関係なく光源にむか
って光を反射するから、反射レーザー光の多くは周囲セ
ンサ28よりもターゲットセンサ30に入射し、レーザ
ー光ビーム15の光軸近くに配置されているターゲット
センサ30は比較的多量の反射レーザー光を受光する。
ただし、ターゲットセンサ30も周囲光を検出するか
ら、周囲光レベルが高くなると、反射レーザー光を検出
周囲光から弁別し難くなる。
【0026】本発明の連結整列警告システム10は感知
された周囲光の最新レベルに基づいて限界光レベルを絶
えず更新することによってこの問題を解決する。ドライ
バーが牽引体を後退させる間、マイクロプロセッサ46
は周期的にリレー44へ信号を送り、リレー44はこの
信号に応答して所定時間、好ましくは約1/2秒に亘っ
てレーザー光源12への給電を断つ。この時間中に、シ
ステムは当然の事ながら周囲光だけを検出している4個
のセンサ28,30すべてを同時に読み取る。これらの
信号はA/Dコンバータ40,42に伝送され、次い
で、A/Dコンバータ40,42から出力されるディジ
タル信号がマイクロプロセッサ46へ転送され、処理さ
れて新しい限界レベルが設定される。周期的にレーザー
光源を消灯し、新しい限界レベルを設定することによ
り、システムは周囲光レベルが変化する場合でも、ター
ゲットが補捉されたかどうかを確実に指示することがで
きる。
された周囲光の最新レベルに基づいて限界光レベルを絶
えず更新することによってこの問題を解決する。ドライ
バーが牽引体を後退させる間、マイクロプロセッサ46
は周期的にリレー44へ信号を送り、リレー44はこの
信号に応答して所定時間、好ましくは約1/2秒に亘っ
てレーザー光源12への給電を断つ。この時間中に、シ
ステムは当然の事ながら周囲光だけを検出している4個
のセンサ28,30すべてを同時に読み取る。これらの
信号はA/Dコンバータ40,42に伝送され、次い
で、A/Dコンバータ40,42から出力されるディジ
タル信号がマイクロプロセッサ46へ転送され、処理さ
れて新しい限界レベルが設定される。周期的にレーザー
光源を消灯し、新しい限界レベルを設定することによ
り、システムは周囲光レベルが変化する場合でも、ター
ゲットが補捉されたかどうかを確実に指示することがで
きる。
【0027】連結整列警告システムが新しい限界光レベ
ルを設定すると、マイクロプロセッサ46がレーザー光
源12を点灯させ、連結整列警告システムがセンサ2
8,30を読み、ターゲットセンサ30からのディジタ
ル信号がこの限界レベルに達しているかを、マイクロプ
ロセッサ46にプログラムされている指示セットを介し
て判断する。マイクロプロセッサ46は先ずディジタル
ターゲット信号を処理し、次いで、ターゲットセンサ信
号が計算された限界レベルに達しているかどうかを判断
し、もし達しているなら、ターゲット補捉の達成をユー
ザーに知らせる指示信号をインジケータ50へ伝送す
る。インジケータ50はこの指示信号を、例えば、LE
D表示及び/または可聴出力する。実施態様の一つとし
て連結整列警告システムが反射レーザー光を検出してい
る限り、LED表示が点灯し続けるように構成する。も
し牽引体及び被牽引体が不整列状態になると、センサは
もはや反射レーザー光を検出せず、プロセッサはLED
を消灯することによって、ドライバーに対し、確実に連
結するためには牽引体と被牽引体を再位置ぎめする必要
があることを指示する。
ルを設定すると、マイクロプロセッサ46がレーザー光
源12を点灯させ、連結整列警告システムがセンサ2
8,30を読み、ターゲットセンサ30からのディジタ
ル信号がこの限界レベルに達しているかを、マイクロプ
ロセッサ46にプログラムされている指示セットを介し
て判断する。マイクロプロセッサ46は先ずディジタル
ターゲット信号を処理し、次いで、ターゲットセンサ信
号が計算された限界レベルに達しているかどうかを判断
し、もし達しているなら、ターゲット補捉の達成をユー
ザーに知らせる指示信号をインジケータ50へ伝送す
る。インジケータ50はこの指示信号を、例えば、LE
D表示及び/または可聴出力する。実施態様の一つとし
て連結整列警告システムが反射レーザー光を検出してい
る限り、LED表示が点灯し続けるように構成する。も
し牽引体及び被牽引体が不整列状態になると、センサは
もはや反射レーザー光を検出せず、プロセッサはLED
を消灯することによって、ドライバーに対し、確実に連
結するためには牽引体と被牽引体を再位置ぎめする必要
があることを指示する。
【0028】検出される周囲光レベルと、マイクロプロ
セッサ46によって算出される限界レベルとの関係をグ
ラフで示したのが図7である。フォトレジスタセンサを
使用するから、センサ28,30の抵抗値が測定され、
システムが検出する光量との関係において抵抗レベル
(周囲、ターゲット及び限界レベル)を示している。当
業者には明らかなように、センサの抵抗レベルはセンサ
に一定電流を通し、センサの電圧レベルをモニターする
ことによって測定すればよい。なお、センサへの入射光
量が次第に増大すると、即ち、システムを夜間ではな
く、昼間に使用すると、各センサの抵抗が低下する。
セッサ46によって算出される限界レベルとの関係をグ
ラフで示したのが図7である。フォトレジスタセンサを
使用するから、センサ28,30の抵抗値が測定され、
システムが検出する光量との関係において抵抗レベル
(周囲、ターゲット及び限界レベル)を示している。当
業者には明らかなように、センサの抵抗レベルはセンサ
に一定電流を通し、センサの電圧レベルをモニターする
ことによって測定すればよい。なお、センサへの入射光
量が次第に増大すると、即ち、システムを夜間ではな
く、昼間に使用すると、各センサの抵抗が低下する。
【0029】上述した通り、“限界”曲線は連結整列警
告システムがユーザーに対してターゲットが捕捉された
ことを指示する前にターゲットセンサが到達すべき抵抗
レベルを示す曲線である。周囲光が主として人工光、例
えばヘッドライトからの光である夜間では、周囲センサ
28の受光量は極めて少ないから、(ターゲットセンサ
が反射レーザー光を検出している場合)ターゲットセン
サ30の測定抵抗値は周囲センサ28の測定抵抗値より
もはるかに低い。しかし、システムがもっと明るい周囲
光条件下で、例えば、昼間に使用される場合、ターゲッ
トセンサ30が反射レーザー光と周囲光の双方を受光し
ておれば、周囲センサ28の測定抵抗値は激減し、ター
ゲットセンサ30の測定抵抗値に近づく。その結果、夜
間に較べ昼間では、ターゲット捕捉が達成されたかどう
かの判断がはるかに難しくなるから、連結整列警告シス
テムは変化する周囲条件に対応して最大限の識別度を得
るため絶えず限界レベルを更新することになる。
告システムがユーザーに対してターゲットが捕捉された
ことを指示する前にターゲットセンサが到達すべき抵抗
レベルを示す曲線である。周囲光が主として人工光、例
えばヘッドライトからの光である夜間では、周囲センサ
28の受光量は極めて少ないから、(ターゲットセンサ
が反射レーザー光を検出している場合)ターゲットセン
サ30の測定抵抗値は周囲センサ28の測定抵抗値より
もはるかに低い。しかし、システムがもっと明るい周囲
光条件下で、例えば、昼間に使用される場合、ターゲッ
トセンサ30が反射レーザー光と周囲光の双方を受光し
ておれば、周囲センサ28の測定抵抗値は激減し、ター
ゲットセンサ30の測定抵抗値に近づく。その結果、夜
間に較べ昼間では、ターゲット捕捉が達成されたかどう
かの判断がはるかに難しくなるから、連結整列警告シス
テムは変化する周囲条件に対応して最大限の識別度を得
るため絶えず限界レベルを更新することになる。
【0030】システム内の光量に基づいて絶えず限界抵
抗レベルを更新するとともに、比較的高い解像力のA/
Dコンバータを組み込むことによって、図7に示す所要
の関係に基づいて限界レベルを計算するようにプログラ
ムされているマイクロプロセッサ46はターゲットセン
サ30の測定抵抗値が計算された限界抵抗値に達してい
るかどうかを判断する。もし達していれば、マイクロプ
ロセッサ46はインジケータ(図2中の50)に指示信
号を送ってユーザーに対し、ターゲットが捕捉されてい
ることを知らせる。従って、連結整列警告システムは動
作中に存在する周囲光の現在量に関係なく、確実に機能
する。
抗レベルを更新するとともに、比較的高い解像力のA/
Dコンバータを組み込むことによって、図7に示す所要
の関係に基づいて限界レベルを計算するようにプログラ
ムされているマイクロプロセッサ46はターゲットセン
サ30の測定抵抗値が計算された限界抵抗値に達してい
るかどうかを判断する。もし達していれば、マイクロプ
ロセッサ46はインジケータ(図2中の50)に指示信
号を送ってユーザーに対し、ターゲットが捕捉されてい
ることを知らせる。従って、連結整列警告システムは動
作中に存在する周囲光の現在量に関係なく、確実に機能
する。
【0031】図3及び図4に沿って連結整列警告システ
ム10の初期設定及び動作をさらに詳細に説明する。図
3及び図4には、平らな地面でのシステムの初期整列
を、牽引体60と被牽引体62に設けた位置ぎめ素子と
共に示した。連結整列警告システム10はレーザー光源
12、センサ28,30(図3及び図4には図示しな
い)制御回路38及び逆反射ターゲット70を収容する
丈夫なハウジング64を含み、ハウジング64内の上記
素子は、レーザー光がターゲット70に入射している限
り、互いに協働してドライバーに対し、牽引体60と被
牽引体62の整列を絶えず指示する信号を送る。
ム10の初期設定及び動作をさらに詳細に説明する。図
3及び図4には、平らな地面でのシステムの初期整列
を、牽引体60と被牽引体62に設けた位置ぎめ素子と
共に示した。連結整列警告システム10はレーザー光源
12、センサ28,30(図3及び図4には図示しな
い)制御回路38及び逆反射ターゲット70を収容する
丈夫なハウジング64を含み、ハウジング64内の上記
素子は、レーザー光がターゲット70に入射している限
り、互いに協働してドライバーに対し、牽引体60と被
牽引体62の整列を絶えず指示する信号を送る。
【0032】図3及び図4は牽引体及び被牽引体60,
62に設けられたロッキング装置をも示す。具体的に
は、被牽引体62はその下面76から突出するいわゆる
キングピン74を具備する。他方、牽引体60はいわゆ
る第5輪ヒッチ78を具備する。第5輪ヒッチ78はキ
ングピン74を受容するためののど部82(図4)を有
し、かつ、ほぼ中央に設けた取付けブラケット83を中
心に揺動するヒッチプレート80を含む。第5輪ヒッチ
78はのど部82の開口端86を後方に向け、牽引体6
0と被牽引体62が連結した時、被牽引体62のキング
ピン74を受容し、ロックするように牽引体60(図
4)のフレーム79に取り付ける。
62に設けられたロッキング装置をも示す。具体的に
は、被牽引体62はその下面76から突出するいわゆる
キングピン74を具備する。他方、牽引体60はいわゆ
る第5輪ヒッチ78を具備する。第5輪ヒッチ78はキ
ングピン74を受容するためののど部82(図4)を有
し、かつ、ほぼ中央に設けた取付けブラケット83を中
心に揺動するヒッチプレート80を含む。第5輪ヒッチ
78はのど部82の開口端86を後方に向け、牽引体6
0と被牽引体62が連結した時、被牽引体62のキング
ピン74を受容し、ロックするように牽引体60(図
4)のフレーム79に取り付ける。
【0033】図3及び図4に示す好ましい実施態様で
は、レーザー光源12からの光ビーム15が牽引体60
の後壁66にほぼ垂直な方向に進むように、グリースや
汚染物が付着する領域よりも上方で前記後壁66にハウ
ジング64を取り付ける。さらに詳しくは、この丈夫な
ハウジング64はヒッチプレート80が水平な状態にあ
る時の該ヒッチプレート80の頂面84と、特に図3に
示すようにハウジング64に取り付けられているレーザ
ー光源12からの光ビーム15の光軸とによって画定さ
れる高さXに取り付けられる。逆反射ターゲット70は
ハウジング64が取り付けられている高さXに対応する
高さに位置するように被牽引体62の正面垂直面68に
取り付けられる。即ち、逆反射ターゲット70は(連結
時に地面から高さがヒッチプレート80の頂面84と同
じ高さになる)被牽引体62の下面76と、逆反射ター
ゲット70の下面72とによって画定される距離Xで面
68に取り付けられ、牽引体60と被牽引体62が図3
に示すように水平な地面に位置している場合、レーザー
光ビーム15は逆反射ターゲット70の下面72と接触
する。
は、レーザー光源12からの光ビーム15が牽引体60
の後壁66にほぼ垂直な方向に進むように、グリースや
汚染物が付着する領域よりも上方で前記後壁66にハウ
ジング64を取り付ける。さらに詳しくは、この丈夫な
ハウジング64はヒッチプレート80が水平な状態にあ
る時の該ヒッチプレート80の頂面84と、特に図3に
示すようにハウジング64に取り付けられているレーザ
ー光源12からの光ビーム15の光軸とによって画定さ
れる高さXに取り付けられる。逆反射ターゲット70は
ハウジング64が取り付けられている高さXに対応する
高さに位置するように被牽引体62の正面垂直面68に
取り付けられる。即ち、逆反射ターゲット70は(連結
時に地面から高さがヒッチプレート80の頂面84と同
じ高さになる)被牽引体62の下面76と、逆反射ター
ゲット70の下面72とによって画定される距離Xで面
68に取り付けられ、牽引体60と被牽引体62が図3
に示すように水平な地面に位置している場合、レーザー
光ビーム15は逆反射ターゲット70の下面72と接触
する。
【0034】(後述する)上下方向許容不整列範囲を考
慮に入れて、ターゲット70の下縁72及び中心入射す
るように光ビーム15を初期整列させる。図4から明ら
かなように、ハウジング64は光ビーム15が第5輪ヒ
ッチ78ののど部82の中心軸線に対応する、牽引体6
0の後壁66の幅の中央部から垂直に発射されるように
取付られている。逆反射ターゲット70は被牽引体62
の面68の幅の中央に位置する。この位置はキングピン
74の位置と対応する。即ち、キングピン74も被牽引
体62の幅の中央に位置する。複数のトレーラに交互に
取付けることができるように、ハウジング64とターゲ
ット70の位置をずらしてもよい。なお、好ましい実施
態様では、逆反射ターゲット70を被牽引体62に着脱
自在として、取付けを容易にするとともに適応性を高め
る。例えば、ターゲット70に磁性裏張りを設けること
によって、初期据付けの際の連結整列警告システムの固
定及び整列を比較的容易に行うことができる。
慮に入れて、ターゲット70の下縁72及び中心入射す
るように光ビーム15を初期整列させる。図4から明ら
かなように、ハウジング64は光ビーム15が第5輪ヒ
ッチ78ののど部82の中心軸線に対応する、牽引体6
0の後壁66の幅の中央部から垂直に発射されるように
取付られている。逆反射ターゲット70は被牽引体62
の面68の幅の中央に位置する。この位置はキングピン
74の位置と対応する。即ち、キングピン74も被牽引
体62の幅の中央に位置する。複数のトレーラに交互に
取付けることができるように、ハウジング64とターゲ
ット70の位置をずらしてもよい。なお、好ましい実施
態様では、逆反射ターゲット70を被牽引体62に着脱
自在として、取付けを容易にするとともに適応性を高め
る。例えば、ターゲット70に磁性裏張りを設けること
によって、初期据付けの際の連結整列警告システムの固
定及び整列を比較的容易に行うことができる。
【0035】連結整列警告システム構成素子の初期整列
に際して高さXを測定する代わりに、先ず被牽引体62
を牽引体60と連結してから、ユーザーがハウジング6
4に対する逆反射ターゲット70の位置を調節すること
によって図3及び図4に示す整列を達成してもよい。こ
の場合、ユーザーは連結整列警告システムを作動させ牽
引体60と被牽引体62が水平な地面に位置する限り、
光ビーム15の光軸がターゲット70の下面72の中心
に向くようにハウジング64及びターゲット70を位置
ぎめする。初期据付け及び整列を行うためのこのアプロ
ーチは運送の分野で特に有用である。即ちユーザーは先
ず連結し、ハウジング64を逆反射ターゲット70と整
列させ、次いで、この初期整列で得られた各素子の相対
位置に従って残余の牽引体及び被牽引体にハウジング6
4及び逆反射ターゲット70を取付けるだけでよいから
である。
に際して高さXを測定する代わりに、先ず被牽引体62
を牽引体60と連結してから、ユーザーがハウジング6
4に対する逆反射ターゲット70の位置を調節すること
によって図3及び図4に示す整列を達成してもよい。こ
の場合、ユーザーは連結整列警告システムを作動させ牽
引体60と被牽引体62が水平な地面に位置する限り、
光ビーム15の光軸がターゲット70の下面72の中心
に向くようにハウジング64及びターゲット70を位置
ぎめする。初期据付け及び整列を行うためのこのアプロ
ーチは運送の分野で特に有用である。即ちユーザーは先
ず連結し、ハウジング64を逆反射ターゲット70と整
列させ、次いで、この初期整列で得られた各素子の相対
位置に従って残余の牽引体及び被牽引体にハウジング6
4及び逆反射ターゲット70を取付けるだけでよいから
である。
【0036】逆反射ターゲット70に固有の特性を連結
整列警告システム10の使用時に活用することが好まし
い。逆反射ターゲット70は、レーザー光源12からの
レーザー光が入射すると、入射角に関係なく光源12に
むかってレーザー光を直接反射するという性質を有す
る。ターゲット70は間隔の詰まった小型コーナーチュ
ーブレフレクタ列を有し、各レフレクタは光ビームをそ
の光源にむかって反射するように互いに直交する3面の
壁を含む。また、キューブレフレクタに入射する光ビー
ムがすべてレーザー光源12にむかって反射されるよう
にするため、各コーナーキューブレフレクタの表面は極
めて反射能の高い材料で形成されている。従って、ター
ゲットセンサ30をレーザー光源12の光軸の近傍に配
置し、これらのセンサを読むことによって、連結整列警
告システムはターゲットが捕捉されているかどうかを確
実に判断できる。なお、好ましい実施態様では、逆反射
ターゲット70は±45°の範囲内の偏角連結接近を修
正することができる。然るべき性能を発掘する市販の逆
反射ターゲットとしてはBanner Enginee
ring社製のModel BRT−2×2及びNai
s Aromat社製のModel UZZ112があ
る。
整列警告システム10の使用時に活用することが好まし
い。逆反射ターゲット70は、レーザー光源12からの
レーザー光が入射すると、入射角に関係なく光源12に
むかってレーザー光を直接反射するという性質を有す
る。ターゲット70は間隔の詰まった小型コーナーチュ
ーブレフレクタ列を有し、各レフレクタは光ビームをそ
の光源にむかって反射するように互いに直交する3面の
壁を含む。また、キューブレフレクタに入射する光ビー
ムがすべてレーザー光源12にむかって反射されるよう
にするため、各コーナーキューブレフレクタの表面は極
めて反射能の高い材料で形成されている。従って、ター
ゲットセンサ30をレーザー光源12の光軸の近傍に配
置し、これらのセンサを読むことによって、連結整列警
告システムはターゲットが捕捉されているかどうかを確
実に判断できる。なお、好ましい実施態様では、逆反射
ターゲット70は±45°の範囲内の偏角連結接近を修
正することができる。然るべき性能を発掘する市販の逆
反射ターゲットとしてはBanner Enginee
ring社製のModel BRT−2×2及びNai
s Aromat社製のModel UZZ112があ
る。
【0037】キングピン74が第5輪ヒッチ78ののど
部82に進入しなければロッキング装置は結合しない
が、牽引体60と被牽引体62の不整列量が許容範囲内
なら、確実な連結が行われる。左右方向の不整列裕度は
第5輪ヒッチ78の寸法、具体的には第5輪ヒッチ78
ののど部82の開口端86の寸法によって決まる。上下
方向裕度は(図示しないが)のど部82の開口端86に
おけるランプが被牽引体62の正面下縁87と安全に咬
合して、前記被牽引体62を連結動作中に適正な高さま
で“リフト”できる最大高さによってきまる(図3)。
特に図5及び図6から明らかなように、好ましい実施態
様では、逆反射ターゲット70が矩形であり、その寸法
はほぼ高さ4インチ×幅12インチであり、第5輪ヒッ
チ78ののど部82の開口及びキングピン74の寸法に
相当する。レーザー光ビーム15が逆反射ターゲット7
0に入射している間、連結整列警告システムはターゲッ
ト捕捉を感知し、ドライバーが牽引体60を後進させる
と、被牽引体62の下面76がヒッチプレート80の頂
面84と接触し、キングピン74がのど部82に進入し
て第5輪ヒッチ78とキングピン74を連結する。被牽
引体62の高さが図5に示す高さ以下なら、連結整列警
告システムは被牽引体62の高さが初期高さ理想的には
図5に示す高さより4インチ以上低く成らない限り、引
き続き適正整列であることを指示する。被牽引体62が
図5に示す高さより4インチ以上低いと、被牽引体62
の面68がヒッチプレート80のフロア開口部端86に
食込む。
部82に進入しなければロッキング装置は結合しない
が、牽引体60と被牽引体62の不整列量が許容範囲内
なら、確実な連結が行われる。左右方向の不整列裕度は
第5輪ヒッチ78の寸法、具体的には第5輪ヒッチ78
ののど部82の開口端86の寸法によって決まる。上下
方向裕度は(図示しないが)のど部82の開口端86に
おけるランプが被牽引体62の正面下縁87と安全に咬
合して、前記被牽引体62を連結動作中に適正な高さま
で“リフト”できる最大高さによってきまる(図3)。
特に図5及び図6から明らかなように、好ましい実施態
様では、逆反射ターゲット70が矩形であり、その寸法
はほぼ高さ4インチ×幅12インチであり、第5輪ヒッ
チ78ののど部82の開口及びキングピン74の寸法に
相当する。レーザー光ビーム15が逆反射ターゲット7
0に入射している間、連結整列警告システムはターゲッ
ト捕捉を感知し、ドライバーが牽引体60を後進させる
と、被牽引体62の下面76がヒッチプレート80の頂
面84と接触し、キングピン74がのど部82に進入し
て第5輪ヒッチ78とキングピン74を連結する。被牽
引体62の高さが図5に示す高さ以下なら、連結整列警
告システムは被牽引体62の高さが初期高さ理想的には
図5に示す高さより4インチ以上低く成らない限り、引
き続き適正整列であることを指示する。被牽引体62が
図5に示す高さより4インチ以上低いと、被牽引体62
の面68がヒッチプレート80のフロア開口部端86に
食込む。
【0038】本発明は高さ4インチの逆反射ターゲット
を利用することによってこの問題を回避する。もし、被
牽引体62、従って、これに取付けられる逆反射ターゲ
ット70が初期整列時よりも4インチ以上低ければ、レ
ーザー光ビーム15は逆反射ターゲット70に入射せ
ず、レーザー光がハウジング64にむかって反射するこ
ともない。従って、連結整列警告システム10は反射レ
ーザー光を検出せず、ユーザーに対して、ターゲットが
捕捉されていない。即ち、牽引体及び/または被牽引体
を再位置きめしない限り、確実な連結は行われないこと
を指示する。同様に、もし被牽引体62が(牽引体60
に対して)初期整列時よりも高い位置にあるか、または
牽引体60、具体的にはレーザー光ビーム15が初期整
列時よりも低い位置にあるなら、キングピン74は高過
ぎて第5輪ヒッチ78ののど部82に進入できず、確実
な連結は起こり得ない(図10)。この場合、図8及び
図10に示すように、レーザー光は逆反射ターゲット7
0と接触せず、システムはターゲットが捕捉されなかっ
たことを指示する。
を利用することによってこの問題を回避する。もし、被
牽引体62、従って、これに取付けられる逆反射ターゲ
ット70が初期整列時よりも4インチ以上低ければ、レ
ーザー光ビーム15は逆反射ターゲット70に入射せ
ず、レーザー光がハウジング64にむかって反射するこ
ともない。従って、連結整列警告システム10は反射レ
ーザー光を検出せず、ユーザーに対して、ターゲットが
捕捉されていない。即ち、牽引体及び/または被牽引体
を再位置きめしない限り、確実な連結は行われないこと
を指示する。同様に、もし被牽引体62が(牽引体60
に対して)初期整列時よりも高い位置にあるか、または
牽引体60、具体的にはレーザー光ビーム15が初期整
列時よりも低い位置にあるなら、キングピン74は高過
ぎて第5輪ヒッチ78ののど部82に進入できず、確実
な連結は起こり得ない(図10)。この場合、図8及び
図10に示すように、レーザー光は逆反射ターゲット7
0と接触せず、システムはターゲットが捕捉されなかっ
たことを指示する。
【0039】特に図6から明らかなように、連結整列警
告システム10は12インチの左右方向不整列を許容す
る。ハウジング64内に設けられたレーザー光源12は
レーザー光ビーム15が逆反射ターゲット70の中心に
入射するよう初期整列されており、逆反射ターゲット7
0の幅は12インチであるから、もし、牽引体60のド
ライバーによる接近が(図4に示す)初期整列の中心線
から左右いずれかに6インチ以上外れていると、システ
ムはドライバーに対して、牽引体60が被牽引体62と
連結不可能であることを知らせる。図9及び11に示す
ように、もしドライバーによる接近が初期整列中心線か
ら6インチ以上外れていると、光ビーム15は逆反射タ
ーゲット70で反射せず、従って、逆反射ターゲット7
0はレーザー光をハウジング64へ逆行させることはな
い。センサ28,30は反射レーザー光を検出せず、シ
ステムは当然、ターゲットが捕捉されなかったことをユ
ーザーに指示する。もしそのまま接近を続けても、確実
な連結は起こらず、構成各部の破損を招く。連結整列警
告システムはユーザーが牽引体と被牽引体との間の不整
列を修正する充分な時間を与えられるように、絶えずこ
の位置情報を提供する。
告システム10は12インチの左右方向不整列を許容す
る。ハウジング64内に設けられたレーザー光源12は
レーザー光ビーム15が逆反射ターゲット70の中心に
入射するよう初期整列されており、逆反射ターゲット7
0の幅は12インチであるから、もし、牽引体60のド
ライバーによる接近が(図4に示す)初期整列の中心線
から左右いずれかに6インチ以上外れていると、システ
ムはドライバーに対して、牽引体60が被牽引体62と
連結不可能であることを知らせる。図9及び11に示す
ように、もしドライバーによる接近が初期整列中心線か
ら6インチ以上外れていると、光ビーム15は逆反射タ
ーゲット70で反射せず、従って、逆反射ターゲット7
0はレーザー光をハウジング64へ逆行させることはな
い。センサ28,30は反射レーザー光を検出せず、シ
ステムは当然、ターゲットが捕捉されなかったことをユ
ーザーに指示する。もしそのまま接近を続けても、確実
な連結は起こらず、構成各部の破損を招く。連結整列警
告システムはユーザーが牽引体と被牽引体との間の不整
列を修正する充分な時間を与えられるように、絶えずこ
の位置情報を提供する。
【0040】システムの動作を図12に示す。図示のよ
うに、好ましい実施態様では、システムは100が作動
すると(ステップ101)、A/Dコンバータが初期設
定され(ステップ102)、同時にレーザー光源12が
給電を断たれる(ステップ104)。次いで、マイクロ
プロセッサのクロック信号がスタートし(ステップ10
6)、周囲及びターゲットセンサが読取られ(ステップ
108)、ディジタル化されてプロセッサに入力され、
(上述したように)システム内の周囲光量に基づいて限
界レベルが計算される(ステップ110)。次に、レー
ザー光源が給電され(ステップ112)、ドライバーが
牽引体と被牽引体との連結を試みる間、センサが連続的
に読取られる(ステップ114)。センサ信号がA/D
コンバータによってディジタル化されてプロセッサに入
力されると、プロセッサはS−MIN値を算出し(ステ
ップ116)、計算された限界レベルとS−MIN値が
比較される(ステップ118)。(上記)好ましい実施
態様において、もしS−MIN値が限界レベル以下な
ら、適正連結信号(ステップ120)がインジケータに
送られ、もし限界レベル以下でなければ、インジケータ
はオフのままである(ステップ121)。牽引体のドラ
イバーが適正連結を試みる間、システムは上記プロセス
を繰り返えす。また、入力された読取り値に基づいてS
−MIN値が算出されるごとに、プロセッサはクロック
信号が2秒以上であるかどうかを質問し(ステップ12
2)、もし2秒以上なら、システム内の周囲光の最新量
に基づいて新しい限界レベルを算出する。
うに、好ましい実施態様では、システムは100が作動
すると(ステップ101)、A/Dコンバータが初期設
定され(ステップ102)、同時にレーザー光源12が
給電を断たれる(ステップ104)。次いで、マイクロ
プロセッサのクロック信号がスタートし(ステップ10
6)、周囲及びターゲットセンサが読取られ(ステップ
108)、ディジタル化されてプロセッサに入力され、
(上述したように)システム内の周囲光量に基づいて限
界レベルが計算される(ステップ110)。次に、レー
ザー光源が給電され(ステップ112)、ドライバーが
牽引体と被牽引体との連結を試みる間、センサが連続的
に読取られる(ステップ114)。センサ信号がA/D
コンバータによってディジタル化されてプロセッサに入
力されると、プロセッサはS−MIN値を算出し(ステ
ップ116)、計算された限界レベルとS−MIN値が
比較される(ステップ118)。(上記)好ましい実施
態様において、もしS−MIN値が限界レベル以下な
ら、適正連結信号(ステップ120)がインジケータに
送られ、もし限界レベル以下でなければ、インジケータ
はオフのままである(ステップ121)。牽引体のドラ
イバーが適正連結を試みる間、システムは上記プロセス
を繰り返えす。また、入力された読取り値に基づいてS
−MIN値が算出されるごとに、プロセッサはクロック
信号が2秒以上であるかどうかを質問し(ステップ12
2)、もし2秒以上なら、システム内の周囲光の最新量
に基づいて新しい限界レベルを算出する。
【0041】本発明の他の実施態様として、例えば、レ
ーザー光源12をジンバル・システムに取付けることに
よって被牽引体の位置を多次元追跡できるようにレーザ
ー光源12を牽引体に取付けてもよい。このシステムで
は、被牽引体と牽引体との相対高さが、例えば、坂道を
後進する時のように変化してもレーザー光はターゲット
を捕捉し続けることができる。さらにまた、このシステ
ムは左右方向に逆反射ターゲットを走査して、被牽引体
に対する牽引体の位置を2次元追跡するのに好適であ
る。測定された方位角及び仰角をディスプレー装置を介
してユーザーに伝送することによって、被牽引体と適正
連結するための牽引体操作を一段と容易にすることがで
きる。
ーザー光源12をジンバル・システムに取付けることに
よって被牽引体の位置を多次元追跡できるようにレーザ
ー光源12を牽引体に取付けてもよい。このシステムで
は、被牽引体と牽引体との相対高さが、例えば、坂道を
後進する時のように変化してもレーザー光はターゲット
を捕捉し続けることができる。さらにまた、このシステ
ムは左右方向に逆反射ターゲットを走査して、被牽引体
に対する牽引体の位置を2次元追跡するのに好適であ
る。測定された方位角及び仰角をディスプレー装置を介
してユーザーに伝送することによって、被牽引体と適正
連結するための牽引体操作を一段と容易にすることがで
きる。
【0042】さらに他の実施態様として、レーザー光に
対応する波長の光だけを通過させるように設定された帯
域フィルタによって検出光信号を処理することも考えら
れる。フィルタが信号を通過させると、システムは必然
的に反射レーザー光を検出することになり、従って、タ
ーゲットが捕捉されたことをユーザーに知らせることに
なる。また、レーザー光ビームをデータビットで変調し
てから検出光信号を処理することによってデータが存在
するかどうかを判定するようにすれば、システムはユー
ザーに対して、反射レーザー光が感知されたかどうか、
従って、ターゲットが捕捉されたかどうかを指示するこ
とができる。
対応する波長の光だけを通過させるように設定された帯
域フィルタによって検出光信号を処理することも考えら
れる。フィルタが信号を通過させると、システムは必然
的に反射レーザー光を検出することになり、従って、タ
ーゲットが捕捉されたことをユーザーに知らせることに
なる。また、レーザー光ビームをデータビットで変調し
てから検出光信号を処理することによってデータが存在
するかどうかを判定するようにすれば、システムはユー
ザーに対して、反射レーザー光が感知されたかどうか、
従って、ターゲットが捕捉されたかどうかを指示するこ
とができる。
【0043】システム全体の電源として、牽引体の電
源、典型例としては、12ボルトのバッテリを利用すれ
ばよい。インジケータは牽引体の外部ミラーに取り付け
るのが好ましいが、車輌のオペレータがモニターできる
なら、運転室など適当な場所に設置すればよい。システ
ムはユーザーが手動で操作できるが、車輌の動作と連動
させてもよい。例えば、牽引体の後進を感知して連結整
列警告システムを作動させるようにシステムを構成する
ことができる。連結整列警告システムの作動を停止させ
るには、トレーラのヒッチ装置のロッキング機構がロッ
クされるとこれを感知するロックセンサを開示している
本願の出願人により1997年3月9日付公告のヨーロ
ッパ出願EP0794110号に開示の第5輪ヒッチ連
結制御システムと本発明のシステムを併用すればよい。
EP0794110号に開示の連結整列警告システムを
介在させることによって、例えば、ロックセンサが第5
輪ヒッチとキングピンとの係合を感知すると、ロックセ
ンサ信号に応答して整列警告システムの作動が停止する
というように、作動/停止を自動制御することができ
る。
源、典型例としては、12ボルトのバッテリを利用すれ
ばよい。インジケータは牽引体の外部ミラーに取り付け
るのが好ましいが、車輌のオペレータがモニターできる
なら、運転室など適当な場所に設置すればよい。システ
ムはユーザーが手動で操作できるが、車輌の動作と連動
させてもよい。例えば、牽引体の後進を感知して連結整
列警告システムを作動させるようにシステムを構成する
ことができる。連結整列警告システムの作動を停止させ
るには、トレーラのヒッチ装置のロッキング機構がロッ
クされるとこれを感知するロックセンサを開示している
本願の出願人により1997年3月9日付公告のヨーロ
ッパ出願EP0794110号に開示の第5輪ヒッチ連
結制御システムと本発明のシステムを併用すればよい。
EP0794110号に開示の連結整列警告システムを
介在させることによって、例えば、ロックセンサが第5
輪ヒッチとキングピンとの係合を感知すると、ロックセ
ンサ信号に応答して整列警告システムの作動が停止する
というように、作動/停止を自動制御することができ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明では牽引体がトレーラと確実な連
結を可能にするのに充分な程度に整列しているかどうか
の可視及び/可聴キューを牽引体のドライバーに与える
ように構成された連結整列警告システム(CAWS)を
提供することができる。特に、例えば商業用トラックの
ような牽引体の第5輪ヒッチをトレーラのキングピンと
整列させ、連結するドライバーの作業を助ける効果があ
る。また、ゼロまたは低視度条件下でドライバーが牽引
体を被牽引体と連結するのを助けることができる。従っ
て、安全で確実な牽引体とトレーラの連結を可能とす
る。
結を可能にするのに充分な程度に整列しているかどうか
の可視及び/可聴キューを牽引体のドライバーに与える
ように構成された連結整列警告システム(CAWS)を
提供することができる。特に、例えば商業用トラックの
ような牽引体の第5輪ヒッチをトレーラのキングピンと
整列させ、連結するドライバーの作業を助ける効果があ
る。また、ゼロまたは低視度条件下でドライバーが牽引
体を被牽引体と連結するのを助けることができる。従っ
て、安全で確実な牽引体とトレーラの連結を可能とす
る。
【0045】本発明の整列システムの用途は多様であ
る。例えば、トラック運送業務の雇用主はこのシステム
を初歩ドライバーの訓練装置として利用することがで
き、経験を積んだドライバーにとっても困難を伴うこと
が多い。従来なら“勘が頼り”だった連結作業に関し
て、ドライバーに明るい指針を提供することができる。
本発明を利用してドライバーを訓練することによって、
新規採用のドライバーが装置を損傷させる可能性を極力
少なくし、訓練に要する総コストを著しく軽減すること
になる。プロセッサのデータ記憶能力を利用すること
で、本発明のシステムを万一事故が起こった場合に“ブ
ラックボックス”として利用することができる。即ち、
雇用主はドライバーが連結整列警告システムの信号に留
意したかどうかを判断することができる。例えば、連結
整列警告システムを上記出願の連結制御システムと併用
することによって、ドライバーが連結を試みる際のフィ
ードバック情報をも記録することができる。上記出願の
接近感知能力を利用すれば、所定範囲内での、好ましく
は連結寸前における位置データ記憶の開始をマイクロプ
ロセッサに指令することができる。記録されたデータを
分析することによって、ユーザーはドライバーが牽引体
と被牽引体との整列を指示する連結整列警告システムの
信号に応答して牽引体を操作したかどうかを判定でき
る。
る。例えば、トラック運送業務の雇用主はこのシステム
を初歩ドライバーの訓練装置として利用することがで
き、経験を積んだドライバーにとっても困難を伴うこと
が多い。従来なら“勘が頼り”だった連結作業に関し
て、ドライバーに明るい指針を提供することができる。
本発明を利用してドライバーを訓練することによって、
新規採用のドライバーが装置を損傷させる可能性を極力
少なくし、訓練に要する総コストを著しく軽減すること
になる。プロセッサのデータ記憶能力を利用すること
で、本発明のシステムを万一事故が起こった場合に“ブ
ラックボックス”として利用することができる。即ち、
雇用主はドライバーが連結整列警告システムの信号に留
意したかどうかを判断することができる。例えば、連結
整列警告システムを上記出願の連結制御システムと併用
することによって、ドライバーが連結を試みる際のフィ
ードバック情報をも記録することができる。上記出願の
接近感知能力を利用すれば、所定範囲内での、好ましく
は連結寸前における位置データ記憶の開始をマイクロプ
ロセッサに指令することができる。記録されたデータを
分析することによって、ユーザーはドライバーが牽引体
と被牽引体との整列を指示する連結整列警告システムの
信号に応答して牽引体を操作したかどうかを判定でき
る。
【0046】本発明はトレーラの後部を積み込みドック
と整列させる目的にも利用できる。運送に伴うその他の
多様な整列作業にも利用できる。例えば、船舶の係留場
に逆反射ターゲットを取り付ける一方、船舶に主要素子
を取り付けることによってドライバーの係留作業を助け
ることができる。
と整列させる目的にも利用できる。運送に伴うその他の
多様な整列作業にも利用できる。例えば、船舶の係留場
に逆反射ターゲットを取り付ける一方、船舶に主要素子
を取り付けることによってドライバーの係留作業を助け
ることができる。
【0047】従来のシステムとは異なり、本発明システ
ムはいかなる車輌/トレーラ組み合わせにも適応でき
る。部品数が少なくてすむから、製造コストもその分低
くなる。
ムはいかなる車輌/トレーラ組み合わせにも適応でき
る。部品数が少なくてすむから、製造コストもその分低
くなる。
【0048】以上の説明は好ましい実施態様に関する説
明であり、当業者なら本発明に種々の変更を加えること
ができるであろう。従って、図面に沿って説明した実施
態様はあくまでも本発明の理解を容易にするのがその目
的であり、本発明の範囲を制限するためのものではな
い。本発明の範囲は特許法などの原則に従って解釈され
るべき特許請求の範囲に記載の事項によって限定され
る。
明であり、当業者なら本発明に種々の変更を加えること
ができるであろう。従って、図面に沿って説明した実施
態様はあくまでも本発明の理解を容易にするのがその目
的であり、本発明の範囲を制限するためのものではな
い。本発明の範囲は特許法などの原則に従って解釈され
るべき特許請求の範囲に記載の事項によって限定され
る。
【図1】本発明の連結整列警告システムにおける送/受
光素子の拡大頂面図。
光素子の拡大頂面図。
【図2】上記連結整列警告システムの主要信号処理素子
を示すブロックダイヤグラム。
を示すブロックダイヤグラム。
【図3】主要システム素子の初期整列を示す本発明の連
結整列警告システムを有する牽引体及び被牽引体の簡略
化した側面図。
結整列警告システムを有する牽引体及び被牽引体の簡略
化した側面図。
【図4】主要システム素子の初期整列を示す本発明の連
結整列警告システムを有する牽引体及び被牽引体の簡略
化した頂面図。
結整列警告システムを有する牽引体及び被牽引体の簡略
化した頂面図。
【図5】システムの垂直方向裕度を示す連結整列警告シ
ステムを有する牽引体及び被牽引体の簡略化した側面
図。
ステムを有する牽引体及び被牽引体の簡略化した側面
図。
【図6】システムの垂直方向裕度を示す連結整列警告シ
ステムを有する牽引体及び被牽引体の簡略化した頂面
図。
ステムを有する牽引体及び被牽引体の簡略化した頂面
図。
【図7】検出周波光レベルと、制御回路によって設定さ
れた限界レベルとの所要の関係を示すグラフ。
れた限界レベルとの所要の関係を示すグラフ。
【図8】牽引体と被牽引体の間の垂直方向不整列を示す
本発明の簡略化した側面図。
本発明の簡略化した側面図。
【図9】牽引体と被牽引体の間の水平方向不整列を示す
本発明の簡略化した頂面図。
本発明の簡略化した頂面図。
【図10】牽引体と被牽引体の間の垂直方向不整列を示
す図8と同様の簡略化した側面図。
す図8と同様の簡略化した側面図。
【図11】牽引体と被牽引体の間の水平方向不整列を示
す図9と同様の簡略化した頂面図。
す図9と同様の簡略化した頂面図。
【図12】連結整列警告システムの動作を示すブロック
ダイヤグラム。
ダイヤグラム。
10 連結整列警告システム
12 レーザー光源
13 出口端
14 支持体
15 平行光ビーム
16 銃身状トンネル
18 空間フィルター
20 トンネル
22 光トンネル
24 フレア受光端
26 光トンネル
28 センサ
29 内壁
30 センサ
38 制御回路
40 A/Dコンバータ
42 A/Dコンバータ
44 リレー
46 マイクロプロセッサ
48 電力コンバータ
50 インジケータ
60 牽引体
62 被牽引体
64 ハウジング
66 後壁
68 正面垂直面
70 逆反射ターゲット
72 下面
74 キングピン
76 下面
78 第5輪ヒッチ
79 フレーム
80 ヒッチプレート
82 のど部
83 取付けブラケット
84 頂面
86 開口端
87 正面下縁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−131957(JP,A)
特開 平8−268015(JP,A)
特開 昭56−116566(JP,A)
米国特許5951035(US,A)
米国特許5729194(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60D 1/01
B62D 53/08
G01B 11/00
Claims (41)
- 【請求項1】 牽引体に被牽引体を連結するための整列
警告システムにおいて、牽引体に取り付けられていて、
光ビームを発射する光源と;受光して検出信号を出力す
るため牽引体に取り付けられている少なくとも1個のセ
ンサと;検出信号を受信し、検出信号に応答して指示信
号を出力する制御回路と;前記指示信号に応答して牽引
体が被牽引体と整列しているかどうかを指示するインジ
ケータ;から成ることを特徴とする連結整列警告システ
ム。 - 【請求項2】 前記少なくとも1つのセンサに入射でき
る角度を制限するため、前記少なくとも1つのセンサの
近傍に配置された空間フィルタをも含むことを特徴とす
る請求項1に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項3】 前記光源が平行光ビームを発射すること
を特徴とする請求項1に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項4】 前記光源がレーザー・ダイオードである
ことを特徴とする請求項1に記載の連結整列警告システ
ム。 - 【請求項5】 前記少なくとも1つのセンサが周囲光及
び被牽引体からの光ビームを受光することを特徴とする
請求項1に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項6】 前記少なくとも1つのセンサが1列に配
列された複数のセンサーを含み、受光して対応する複数
の検出信号を出力することを特徴とする請求項5に記載
の連結整列警告システム。 - 【請求項7】 前記制御回路が検出信号を処理し、かつ
指示信号を形成して該指示信号を前記インジケータに送
信するプロセッサを含むことを特徴とする請求項6に記
載の連結整列警告システム。 - 【請求項8】 前記制御回路が前記複数の検出信号をデ
ィジタル化し、前記ディジタル化検出信号を、該ディジ
タル化検出信号を処理して指示信号を形成する前記プロ
セッサへ送信するため前記複数のセンサを電気的に接続
する少なくとも1つのA/Dコンバータをも含むことを
特徴とする請求項7に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項9】 複数のディジタル化検出信号に基づいて
限界光レベルを算出するように前記プロセッサをプログ
ラムしたことを特徴とする請求項8に記載の連結整列警
告システム。 - 【請求項10】 前記制御回路が前記光源を作動させる
ためのリレーをも含むことを特徴とする請求項8に記載
の連結整列警告システム。 - 【請求項11】 前記プロセッサが前記リレーを制御す
ることを特徴とする請求項10に記載の連結整列警告シ
ステム。 - 【請求項12】 所定時間に亘って前記光源の作動を解
き、前記所定時間に亘って複数のディジタル化検出信号
に基づく限界光レベルを算出するように前記プロセッサ
をプログラムしたことを特徴とする請求項11に記載の
連結整列警告システム。 - 【請求項13】 前記センサの少なくとも1つが被牽引
体から送られる前記光ビームを検出して検出信号を形成
するため前記光源の近傍に設けたターゲットセンサであ
ることを特徴とする請求項12に記載の連結整列警告シ
ステム。 - 【請求項14】 牽引体が被牽引体と整列しているかど
うかを、限界光レベル及び検出信号に基づいて判断する
ように前記プロセッサをプログラムしたことを特徴とす
る請求項13に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項15】 オペレータが牽引体を被牽引体と整列
させようとする際に、前記プロセッサが牽引体に対する
被牽引体の位置に関するデータを記憶することを特徴と
する請求項14に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項16】 着脱自在に被牽引体に取り付けられ
て、前記光源から発射された光ビームを牽引体にむかっ
て反射させる反射ターゲットをも含むことを特徴とする
請求項5に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項17】 被牽引体から送られる光ビームが前記
反射光ビームであることを特徴とする請求項16に記載
の連結整列警告システム。 - 【請求項18】 前記反射ターゲットがコーナーキュー
ブレフレクタであることを特徴とする請求項17に記載
の連結整列警告システム。 - 【請求項19】 縦横両方向の許容不整列範囲を超えて
被牽引体が牽引体と連結するであろうことを指示するこ
とを特徴とする請求項18に記載の連結整列警告システ
ム。 - 【請求項20】 前記反射ターゲットが前記縦横許容不
整列範囲に相当する寸法を有することを特徴とする請求
項19に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項21】 前記縦横両方向の許容不整列範囲が横
約30cm×縦約10cmであることを特徴とする請求
項20に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項22】 前記空間フィルタが所定の厚さを有
し、第1面、第2面及び前記第1面及び前記第2面を貫
通する少なくとも1つのトンネルを有することを特徴と
する請求項2に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項23】 前記少なくとも1つのトンネルが開口
を有し、前記少なくとも1つのセンサへの光の入射角を
広げるため前記開口をフレアさせたことを特徴とする請
求項22に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項24】 前記空間フィルタが不透明な非反射性
材料から成ることを特徴とする請求項23に記載の連結
整列警告システム。 - 【請求項25】 前記光源及び前記少なくとも1つのセ
ンサを、牽引体に取り付けたハウジング内に設けたこと
を特徴とする請求項24に記載の連結整列警告システ
ム。 - 【請求項26】 前記空間フィルタを前記ハウジング内
に設けたことを特徴とする請求項25に記載の連結整列
警告システム。 - 【請求項27】 前記光源を、該光源の較正及び初期整
列を行うことができる調節自在な支持体内に設け、前記
調節自在な支持体を前記ハウジング内に設けたことを特
徴とする請求項26に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項28】 前記少なくとも1つのセンサがフォト
レジスタ・センサであることを特徴とする請求項1に記
載の連結整列警告システム。 - 【請求項29】 前記フォトレジスタ・センサがCdS
eフォトレジスタ・センサであることを特徴とする請求
項28に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項30】 前記インジケータが表示素子を含むこ
とを特徴とする請求項1に記載の連結整列警告システ
ム。 - 【請求項31】 前記インジケータが前記制御回路から
前記指示信号を受信し、牽引体が被牽引体と整列してい
るかどうかを表示することを特徴とする請求項30に記
載の連結整列警告システム。 - 【請求項32】 トレーラを牽引体と連結するための整
列警告システムにおいて、牽引体に取り付け可能な、光
ビーム発射光源と;入射光ビームを牽引体にむかって反
射するようにトレーラに取り付けることができる反射タ
ーゲットと;反射光ビームを受光して、反射光ビームが
受光されつつあることを指示する出力信号を形成するよ
うに、牽引体に取り付けることができる少なくとも1つ
のセンサと;前記少なくとも1つのセンサによって形成
された出力信号に応答して、牽引体がトレーラと整列し
ているかどうかを指示するインジケータ;から成ること
を特徴とする連結整列警告システム。 - 【請求項33】 前記少なくとも1つのセンサに入射す
る光の角度を制限するため、前記少なくとも1つのセン
サの近傍に配置した空間フィルタをも含むことを特徴と
する請求項32に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項34】 前記反射ターゲットが頂縁及び底縁を
有し、着脱自在にトレーラに取り付けることができるこ
とを特徴とする請求項33に記載の連結整列警告システ
ム。 - 【請求項35】 前記反射ターゲットが前記反射ターゲ
ットをトレーラに取り付けるための磁性面を含むことを
特徴とする請求項34に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項36】 前記光源から発する光ビームが牽引体
の第5輪ヒッチののど部と整列するように、前記光源を
牽引体に取り付けたことを特徴とする請求項35に記載
の連結整列警告システム。 - 【請求項37】 初期整列時に前記光源から発する光ビ
ームが前記反射ターゲットの底縁の中央部に入射するよ
うに、前記反射ターゲットをトレーラに取り付けたこと
を特徴とする請求項36に記載の連結整列警告システ
ム。 - 【請求項38】 前記光源がレーザーダイオードである
ことを特徴とする請求項37に記載の整列警告システ
ム。 - 【請求項39】 トレーラを牽引体に連結するための整
列警告システムにおいて、牽引体に取り付けられてレー
ザー光ビームを発射するレーザーダイオードと;トレー
ラに取り付けられて、入射するレーザー光ビームを牽引
体にむかって反射する逆反射ターゲットと;牽引体に取
り付けられ、周囲光を受光して第1出力信号を形成する
少なくとも1つの周囲光センサと;牽引体に取り付けら
れ、反射レーザー光ビームを受光して第2出力信号を形
成する少なくとも1つのターゲットセンサと;第1及び
第2出力信号を受信して指示信号を形成する処理回路
と;指示信号に応答して、牽引体がトレーラと整列して
いるかどうかをユーザーに知らせるインジケータ;から
成り、前記処理回路が第1出力信号から限界光レベルを
算出し、第2出力信号のレベルを前記限界レベルと比較
し、第2出力信号のレベルが限界レベルに達すると指示
信号を形成して、牽引体がトレーラと整列しているかど
うかを知らせることを特徴とする連結整列警告システ
ム。 - 【請求項40】 前記処理回路がリレーをも含み、該リ
レーがマイクロプロセッサによって制御されて所定時間
に亘り周期的に前記レーザーダイオードの作動を停止さ
せることにより、前記マイクロプロセッサが前記所定時
間内に前記限界光レベルを更新できるようにしたことを
特徴とする請求項39に記載の連結整列警告システム。 - 【請求項41】 移動体を静止体と整列させるための整
列警告システムにおいて、移動体に取り付けられて光ビ
ームを発射する光源と;静止体に着脱自在に取り付けら
れ、入射する光ビームを移動体にむかって反射する反射
ターゲットと;移動体に取り付けられ、反射光ビームを
受光して出力信号を形成する少なくとも1つのセンサ
と;出力信号を受信し、出力信号のレベルが反射光ビー
ムが受光されつつあることを示唆すると指示信号を出力
する処理装置と;指示信号に応答して、移動体が静止体
と整列しているかどうかを指示するインジケータ;から
成ることを特徴とする連結整列警告システム。
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