JPH09198535A - 車両用自動料金課金システムの障害物検出装置 - Google Patents
車両用自動料金課金システムの障害物検出装置Info
- Publication number
- JPH09198535A JPH09198535A JP8007641A JP764196A JPH09198535A JP H09198535 A JPH09198535 A JP H09198535A JP 8007641 A JP8007641 A JP 8007641A JP 764196 A JP764196 A JP 764196A JP H09198535 A JPH09198535 A JP H09198535A
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- JP
- Japan
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- antenna
- vehicle
- impedance
- obstacle
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- Pending
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用自動料金課金システムのアンテナ部に
対する受信障害物を検出して、良好な受信状態を確保さ
せる障害物検出装置を提供する。 【解決手段】 車載機１２の障害物検出装置３３は、ア
ンテナ部３１付近の電波障害物を検出する。障害物検出
装置３３は、アンテナ部３１の共振周波数で発振してア
ンテナ部３１から微弱電波を発信させる発振回路３４を
備える。この発振回路３４とアンテナ部３１との間に
は、発振回路３４の発振中にアンテナ部３１のアンテナ
インピーダンスの変化を検知するインピーダンス検知回
路３５が接続される。インピーダンス検知回路３５は、
インピーダンスの悪化や定在波の存在を検知して、アン
テナ部３１付近に障害物が存在することを検出する。障
害物が検出された場合には、インピーダンス検知回路３
５は表示回路３６に信号を送り出す。表示回路３６は、
受信した信号に基づいて表示部３７を作動させる。
対する受信障害物を検出して、良好な受信状態を確保さ
せる障害物検出装置を提供する。 【解決手段】 車載機１２の障害物検出装置３３は、ア
ンテナ部３１付近の電波障害物を検出する。障害物検出
装置３３は、アンテナ部３１の共振周波数で発振してア
ンテナ部３１から微弱電波を発信させる発振回路３４を
備える。この発振回路３４とアンテナ部３１との間に
は、発振回路３４の発振中にアンテナ部３１のアンテナ
インピーダンスの変化を検知するインピーダンス検知回
路３５が接続される。インピーダンス検知回路３５は、
インピーダンスの悪化や定在波の存在を検知して、アン
テナ部３１付近に障害物が存在することを検出する。障
害物が検出された場合には、インピーダンス検知回路３
５は表示回路３６に信号を送り出す。表示回路３６は、
受信した信号に基づいて表示部３７を作動させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の通過に応じ
て道路の通行料等を自動的に課金する自動料金課金シス
テムに関する。
て道路の通行料等を自動的に課金する自動料金課金シス
テムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、高速道路等における自動料金
課金システムは知られている。この自動料金課金システ
ムでは、料金所に設置された路上機から通過車両に向け
て電波を発信する。電波を受信した車載機は、路上機に
向けてその車両固有の識別信号を発信する。この識別信
号を高速道路入口料金所および出口料金所で登録するこ
とによって、通行料を自動的に計算し課金する。
課金システムは知られている。この自動料金課金システ
ムでは、料金所に設置された路上機から通過車両に向け
て電波を発信する。電波を受信した車載機は、路上機に
向けてその車両固有の識別信号を発信する。この識別信
号を高速道路入口料金所および出口料金所で登録するこ
とによって、通行料を自動的に計算し課金する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この種の車両用自動料
金課金システムの車載機では、路上機からの信号をアン
テナ部が受信し、受信した信号に基づいて、識別信号発
生回路が車両の識別信号を路上機に向けて返信する。
金課金システムの車載機では、路上機からの信号をアン
テナ部が受信し、受信した信号に基づいて、識別信号発
生回路が車両の識別信号を路上機に向けて返信する。
【０００４】アンテナ部は、一般に、受信状態を良好に
するために、ルームミラーやインストルメンタルパネル
の上面に取り付けられる。しかしながら、インストルメ
ンタルパネルの上面にアンテナ部を設置した場合には、
運転者が地図やチケットをそのインストルメンタルパネ
ル上面にのせることが多々あり、その結果、アンテナ部
が路上機からの電波を受信することができないことが考
えられる。アンテナ部がその電波を受信することができ
ないと、路上機側で車両を認識することができず、運転
者に対して通行料等を表示することも不可能となる。
するために、ルームミラーやインストルメンタルパネル
の上面に取り付けられる。しかしながら、インストルメ
ンタルパネルの上面にアンテナ部を設置した場合には、
運転者が地図やチケットをそのインストルメンタルパネ
ル上面にのせることが多々あり、その結果、アンテナ部
が路上機からの電波を受信することができないことが考
えられる。アンテナ部がその電波を受信することができ
ないと、路上機側で車両を認識することができず、運転
者に対して通行料等を表示することも不可能となる。
【０００５】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、車両用自動料金課金システムのアンテナ部に対する
受信障害物を検出して、良好な受信状態を確保させる障
害物検出装置を提供することを目的とする。
で、車両用自動料金課金システムのアンテナ部に対する
受信障害物を検出して、良好な受信状態を確保させる障
害物検出装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１発明によれば、道路側に設置された送信部から
の信号を受信するアンテナ部と、受信した信号に基づい
て車両の識別信号を送信部に向けて返信する識別信号発
生回路とを備え、返信された識別信号に基づいて車両の
通行料金を自動的に課金させる車両用自動料金課金シス
テム装置において、アンテナ部の共振周波数で発振して
アンテナ部から微弱電波を発信させる発振回路と、アン
テナ部および発振回路間に接続されて、発振回路の発振
中にインピーダンスを検知するインピーダンス検知回路
と、検知されたインピーダンスに基づいて所定の表示を
行う表示部とを備える車両用自動料金課金システムの障
害物検出装置が提供される。
に、第１発明によれば、道路側に設置された送信部から
の信号を受信するアンテナ部と、受信した信号に基づい
て車両の識別信号を送信部に向けて返信する識別信号発
生回路とを備え、返信された識別信号に基づいて車両の
通行料金を自動的に課金させる車両用自動料金課金シス
テム装置において、アンテナ部の共振周波数で発振して
アンテナ部から微弱電波を発信させる発振回路と、アン
テナ部および発振回路間に接続されて、発振回路の発振
中にインピーダンスを検知するインピーダンス検知回路
と、検知されたインピーダンスに基づいて所定の表示を
行う表示部とを備える車両用自動料金課金システムの障
害物検出装置が提供される。
【０００７】また、第２発明によれば、第１発明に係る
障害物検出装置において、インピーダンス検知回路は、
アンテナ部のインピーダンスの悪化または定在波を検知
し、この検知結果に基づいて表示部は所定の表示を行う
ことを特徴とする。
障害物検出装置において、インピーダンス検知回路は、
アンテナ部のインピーダンスの悪化または定在波を検知
し、この検知結果に基づいて表示部は所定の表示を行う
ことを特徴とする。
【０００８】さらに、第３発明によれば、第１または第
２発明に係る障害物検出装置において、表示部は、ＬＥ
Ｄ表示、音声表示およびブザー表示のいずれかを行うこ
とを特徴とする。
２発明に係る障害物検出装置において、表示部は、ＬＥ
Ｄ表示、音声表示およびブザー表示のいずれかを行うこ
とを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の好適な実施形態を説明する。
明の好適な実施形態を説明する。
【００１０】図１は自動料金課金システムの全体構成を
示す。この自動料金課金システム１０は、例えば高速道
路の料金所に設置される道路側自動料金システムとして
の路上機１１と、車両のルームミラーやインストルメン
タルパネル上面に取り付けられる車両用自動料金課金シ
ステムとしての車載機１２とを備える。
示す。この自動料金課金システム１０は、例えば高速道
路の料金所に設置される道路側自動料金システムとして
の路上機１１と、車両のルームミラーやインストルメン
タルパネル上面に取り付けられる車両用自動料金課金シ
ステムとしての車載機１２とを備える。
【００１１】路上機１１は、アンテナ部２１を通じて、
常時、通行車両に向けて電波信号を送信する送信部２２
を備える。課金回路２３は、電波信号に応答して車両か
ら返信されてくる識別信号を処理して、車両の通行区間
を特定したり、特定された通行区間に基づいて通行料金
を割り出しその通行料金の数値情報信号を車両に向けて
送信したりすることができる。例えば、割り出された通
行料金は、自動的に記録され、後日、識別信号に基づい
て車両の登録主に請求される。
常時、通行車両に向けて電波信号を送信する送信部２２
を備える。課金回路２３は、電波信号に応答して車両か
ら返信されてくる識別信号を処理して、車両の通行区間
を特定したり、特定された通行区間に基づいて通行料金
を割り出しその通行料金の数値情報信号を車両に向けて
送信したりすることができる。例えば、割り出された通
行料金は、自動的に記録され、後日、識別信号に基づい
て車両の登録主に請求される。
【００１２】車載機１２は、送信部２２からの電波信号
を受信するアンテナ部３１と、受信した信号に基づいて
車両固有の識別信号を送信部２２に向けて返信する識別
信号発生回路３２と、アンテナ部３１付近の電波障害物
を検出する障害物検出装置３３を備える。障害物検出装
置３３は、好ましくはアンテナ部３１の共振周波数で発
振してアンテナ部３１から微弱電波を発信させる発振回
路３４を備えている。この発振回路３４とアンテナ部３
１との間には、発振回路３４の発振中にアンテナ部３１
のアンテナインピーダンスの変化を検知するインピーダ
ンス検知回路３５が接続される。
を受信するアンテナ部３１と、受信した信号に基づいて
車両固有の識別信号を送信部２２に向けて返信する識別
信号発生回路３２と、アンテナ部３１付近の電波障害物
を検出する障害物検出装置３３を備える。障害物検出装
置３３は、好ましくはアンテナ部３１の共振周波数で発
振してアンテナ部３１から微弱電波を発信させる発振回
路３４を備えている。この発振回路３４とアンテナ部３
１との間には、発振回路３４の発振中にアンテナ部３１
のアンテナインピーダンスの変化を検知するインピーダ
ンス検知回路３５が接続される。
【００１３】インピーダンス検知回路３５は、アンテナ
インピーダンスの悪化や定在波の存在を検知して、アン
テナ部３１付近に障害物が存在することを検出する。障
害物が検出された場合には、インピーダンス検知回路３
５は表示回路３６に信号を送り出す。表示回路３６は、
受信した信号に基づいて表示部３７を作動させる。表示
部３７には、ＬＥＤによって構成されたインジケータ
や、音声表示、ブザー表示を採用することができる。
インピーダンスの悪化や定在波の存在を検知して、アン
テナ部３１付近に障害物が存在することを検出する。障
害物が検出された場合には、インピーダンス検知回路３
５は表示回路３６に信号を送り出す。表示回路３６は、
受信した信号に基づいて表示部３７を作動させる。表示
部３７には、ＬＥＤによって構成されたインジケータ
や、音声表示、ブザー表示を採用することができる。
【００１４】いま、仮に、運転者が地図やチケット等を
車載機１２のアンテナ部３１上に放置したとする。発振
回路３４によって微弱電波を発信していたアンテナ部３
１では、電波障害に応じてアンテナインピーダンスが悪
化する。このインピーダンスの悪化はインピーダンス検
知回路３５によって検知され、この検知の結果、障害物
によって車載機１２および路上機１１間の電波の送受信
が確保することができないことが表示部３７に表示さ
れ、その事実が運転者に喚起される。運転者が障害物を
取り除けば、アンテナインピーダンスが回復し、表示部
３７の表示は終了する。これによって、常に良好なアン
テナ部３１の送受信状態を確保することが可能となる。
車載機１２のアンテナ部３１上に放置したとする。発振
回路３４によって微弱電波を発信していたアンテナ部３
１では、電波障害に応じてアンテナインピーダンスが悪
化する。このインピーダンスの悪化はインピーダンス検
知回路３５によって検知され、この検知の結果、障害物
によって車載機１２および路上機１１間の電波の送受信
が確保することができないことが表示部３７に表示さ
れ、その事実が運転者に喚起される。運転者が障害物を
取り除けば、アンテナインピーダンスが回復し、表示部
３７の表示は終了する。これによって、常に良好なアン
テナ部３１の送受信状態を確保することが可能となる。
【００１５】なお、前記インピーダンス検知回路３５に
代えて感圧型の検出器等を用い、電波の透過性に拘わら
ず全ての障害物を検出するようにすることもできる。
代えて感圧型の検出器等を用い、電波の透過性に拘わら
ず全ての障害物を検出するようにすることもできる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表示部を
通じて障害物の存在を運転者に喚起して、常に良好なア
ンテナ部の送受信状態を確保することが可能となる。
通じて障害物の存在を運転者に喚起して、常に良好なア
ンテナ部の送受信状態を確保することが可能となる。
【図１】 本発明が適用される自動料金課金システムの
全体構成を示す図である。
全体構成を示す図である。
２２ 送信部、３１ アンテナ部、３２ 識別信号発生
回路、３３ 障害物検出装置、３４ 発振回路、３５
インピーダンス検知回路、３７ 表示部。
回路、３３ 障害物検出装置、３４ 発振回路、３５
インピーダンス検知回路、３７ 表示部。
Claims (3)
- 【請求項１】 道路側に設置された送信部からの信号を
受信するアンテナ部と、受信した信号に基づいて車両の
識別信号を送信部に向けて返信する識別信号発生回路と
を備え、返信された識別信号に基づいて車両の通行料金
を自動的に課金する車両用自動料金課金システム装置に
おいて、 アンテナ部の共振周波数で発振してアンテナ部から微弱
電波を発信させる発振回路と、 アンテナ部および発振回路間に接続されて、発振回路の
発振中にアンテナインピーダンスを検知するインピーダ
ンス検知回路と、 検知されたインピーダンスに基づいて所定の表示を行う
表示部とを備えることを特徴とする車両用自動料金課金
システムの障害物検出装置。 - 【請求項２】 前記インピーダンス検知回路は、アンテ
ナ部のアンテナインピーダンスの悪化または定在波の存
在を検知し、この検知結果に基づいて表示部は所定の表
示を行うことを特徴とする請求項１に記載の車両用自動
料金課金システムの障害物検出装置。 - 【請求項３】 前記表示部は、ＬＥＤ表示、音声表示お
よびブザー表示のいずれかを行うことを特徴とする請求
項１または２に記載の車両用自動料金課金システムの障
害物検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8007641A JPH09198535A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 車両用自動料金課金システムの障害物検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8007641A JPH09198535A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 車両用自動料金課金システムの障害物検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09198535A true JPH09198535A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11671463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8007641A Pending JPH09198535A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 車両用自動料金課金システムの障害物検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09198535A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6753773B2 (en) | 2000-05-19 | 2004-06-22 | Denso Corporation | Vehicle communication device having switchable operation mode and radio wave intensity checking device |
| JP2007323312A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toyota Motor Corp | 自動料金収受システム用車載装置 |
| JP2017016326A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 株式会社東芝 | 路側システム及び制御方法 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8007641A patent/JPH09198535A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6753773B2 (en) | 2000-05-19 | 2004-06-22 | Denso Corporation | Vehicle communication device having switchable operation mode and radio wave intensity checking device |
| JP2007323312A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toyota Motor Corp | 自動料金収受システム用車載装置 |
| JP2017016326A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 株式会社東芝 | 路側システム及び制御方法 |
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