JPH11110687A - 車両速度監視システム - Google Patents
車両速度監視システムInfo
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- JPH11110687A JPH11110687A JP26560197A JP26560197A JPH11110687A JP H11110687 A JPH11110687 A JP H11110687A JP 26560197 A JP26560197 A JP 26560197A JP 26560197 A JP26560197 A JP 26560197A JP H11110687 A JPH11110687 A JP H11110687A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ナンバープレートの写真撮影に依存せず交通違
反車両を特定できる。 【解決手段】車両速度監視装置１は沿道に設置され走行
車両の速度違反を監視する。車載用速度違反申告装置２
は、車両に搭載され、車両速度監視装置１からの制限速
度情報を受信して、違反速度で走行した場合に速度違反
を行ったことを申告するための速度違反情報を車両速度
監視装置１へ自動的に送出する。車両装置制御部９は、
制限速度情報の示す制限速度と走行速度計測部８が計測
した走行速度とを比較し、制限速度を超えたか否かを判
定し速度違反であるときに、車両固有情報記録部１３の
ナンバープレートの番号などの車両固有のデータを含ん
だ速度違反情報を生成し、無線送受信部７を介して車両
速度監視装置１へ送出する。速度違反車両情報生成部５
は、速度違反情報に基づいて違反車両を特定し、所定の
通報先へ通報するための速度違反車両情報を生成する。
反車両を特定できる。 【解決手段】車両速度監視装置１は沿道に設置され走行
車両の速度違反を監視する。車載用速度違反申告装置２
は、車両に搭載され、車両速度監視装置１からの制限速
度情報を受信して、違反速度で走行した場合に速度違反
を行ったことを申告するための速度違反情報を車両速度
監視装置１へ自動的に送出する。車両装置制御部９は、
制限速度情報の示す制限速度と走行速度計測部８が計測
した走行速度とを比較し、制限速度を超えたか否かを判
定し速度違反であるときに、車両固有情報記録部１３の
ナンバープレートの番号などの車両固有のデータを含ん
だ速度違反情報を生成し、無線送受信部７を介して車両
速度監視装置１へ送出する。速度違反車両情報生成部５
は、速度違反情報に基づいて違反車両を特定し、所定の
通報先へ通報するための速度違反車両情報を生成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両速度監視システ
ムに関し、特に走行車両に対して各種の車両情報を無線
により車両速度監視装置へ申告させ、申告された車両情
報に基づいて速度違反車両の特定を行う車両速度監視シ
ステムに関する。
ムに関し、特に走行車両に対して各種の車両情報を無線
により車両速度監視装置へ申告させ、申告された車両情
報に基づいて速度違反車両の特定を行う車両速度監視シ
ステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両速度監視システムは、特開平
４−１４９７００号公報に開示されているように、道路
を走行する車両の走行速度を、路肩などに設けられたレ
ーダを用いて構成される車両速度検知装置を用いて測定
し、速度違反車を検知したら撮影装置（カメラ）を作動
させて、速度違反車の前部および後部のナンバープレー
ト取り付け場所の近辺を車両の前方および後方から撮影
する。車両速度検知装置は、一般的にはレーダによって
電波を走行車両に向け発射し車両から反射して返ってき
た電波を受信しその周波数の変化を調べて、検知された
ドップラー効果による周波数のずれより車両の速度を測
定して速度違反を検知することができる。上述したよう
に車両の前面に取り付けられたナンバープレートと車両
の後部に取り付けられたナンバープレートとを撮影する
ことにより、ナンバープレートの確認をより確実に行う
ことができ、二輪車のようにナンバープレートが車両後
部にしか取り付けられていない場合でも、その車両後部
のナンバープレートの確認を行うことができる。
４−１４９７００号公報に開示されているように、道路
を走行する車両の走行速度を、路肩などに設けられたレ
ーダを用いて構成される車両速度検知装置を用いて測定
し、速度違反車を検知したら撮影装置（カメラ）を作動
させて、速度違反車の前部および後部のナンバープレー
ト取り付け場所の近辺を車両の前方および後方から撮影
する。車両速度検知装置は、一般的にはレーダによって
電波を走行車両に向け発射し車両から反射して返ってき
た電波を受信しその周波数の変化を調べて、検知された
ドップラー効果による周波数のずれより車両の速度を測
定して速度違反を検知することができる。上述したよう
に車両の前面に取り付けられたナンバープレートと車両
の後部に取り付けられたナンバープレートとを撮影する
ことにより、ナンバープレートの確認をより確実に行う
ことができ、二輪車のようにナンバープレートが車両後
部にしか取り付けられていない場合でも、その車両後部
のナンバープレートの確認を行うことができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の車両速
度監視システムは、走行車両の速度を速度検知装置を用
いて速度違反車を検知し、ナンバープレートの撮影装置
を作動させて速度違反車のナンバープレート取り付け場
所の近辺を車両の前方および後方から撮影することによ
り、速度違反車を特定するようになっているが、ナンバ
ープレートが汚れてナンバープレートの文字や数字が識
別しにくい場合とか、悪質な運転者があらかじめナンバ
ープレートを車両から取り外したり、ナンバープレート
の文字や数字が識別しにくくなるような細工を施してお
くなどの場合には、ナンバープレートの写真撮影からで
は速度違反車を特定することが困難となってしまうとい
う欠点を有している。
度監視システムは、走行車両の速度を速度検知装置を用
いて速度違反車を検知し、ナンバープレートの撮影装置
を作動させて速度違反車のナンバープレート取り付け場
所の近辺を車両の前方および後方から撮影することによ
り、速度違反車を特定するようになっているが、ナンバ
ープレートが汚れてナンバープレートの文字や数字が識
別しにくい場合とか、悪質な運転者があらかじめナンバ
ープレートを車両から取り外したり、ナンバープレート
の文字や数字が識別しにくくなるような細工を施してお
くなどの場合には、ナンバープレートの写真撮影からで
は速度違反車を特定することが困難となってしまうとい
う欠点を有している。
【０００４】本発明の目的は、ナンバープレートの写真
撮影に依存することなく速度違反車両を迅速に特定でき
る車両速度監視システムを提供することにある。
撮影に依存することなく速度違反車両を迅速に特定でき
る車両速度監視システムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の車両速度監視シ
ステムは、沿道に設置され走行車両の速度違反を監視す
る車両速度監視装置と、車両に搭載され前記車両が違反
速度で走行した場合に速度違反を行ったことを申告する
ための速度違反情報を移動無線により前記車両速度監視
装置へ自動的に送出する車載用速度違反申告装置とを備
え、前記車両速度監視装置から走行車両に対し制限速度
情報を送信し、前記制限速度情報を受信した前記車載用
速度違反申告装置が、自車の走行速度を測定し、前記制
限速度情報が示す制限速度を前記走行速度が超えている
ときは、自車が違反速度で走行したことを申告するため
の速度違反情報を移動無線により前記車両速度監視装置
へ自動的に送出するように構成される。
ステムは、沿道に設置され走行車両の速度違反を監視す
る車両速度監視装置と、車両に搭載され前記車両が違反
速度で走行した場合に速度違反を行ったことを申告する
ための速度違反情報を移動無線により前記車両速度監視
装置へ自動的に送出する車載用速度違反申告装置とを備
え、前記車両速度監視装置から走行車両に対し制限速度
情報を送信し、前記制限速度情報を受信した前記車載用
速度違反申告装置が、自車の走行速度を測定し、前記制
限速度情報が示す制限速度を前記走行速度が超えている
ときは、自車が違反速度で走行したことを申告するため
の速度違反情報を移動無線により前記車両速度監視装置
へ自動的に送出するように構成される。
【０００６】また、本発明の車両速度監視システムは、
沿道に設置され走行車両の速度違反を監視する車両速度
監視装置と、車両に搭載され前記車両が違反速度で走行
した場合に速度違反を行ったことを申告するための速度
違反情報を移動無線により前記車両速度監視装置へ自動
的に送出する車載用速度違反申告装置とを備え、前記車
両速度監視装置は、（Ａ）前記走行車両の制限速度を示
す制限速度情報を送出する第１の無線送信手段、（Ｂ）
速度違反のあった車両に搭載の前記車載用速度違反申告
装置から前記速度違反情報を受信する第１の無線受信手
段、（Ｃ）前記速度違反情報を前記第１の無線受信手段
から受け取ると、前記速度違反情報に基づいて、前記速
度違反情報を送出してきた車両を特定し、所定の通報先
へ通報するための速度違反車両情報を生成する速度違反
車両情報生成手段、を備え、前記車載用速度違反申告装
置は、（Ｄ）前記制限速度情報を受信する第２の無線受
信手段、（Ｅ）前記速度情報を前記第２の無線受信手段
が受信したとき車両の走行速度を測定する走行速度計測
手段、（Ｆ）前記第１の無線送信手段からの制限速度情
報の示す制限速度と前記走行速度計測手段が計測した走
行速度とを比較し、前記走行速度が前記制限速度を超え
たか否かを判定して速度違反を検知し、前記速度違反を
検知したとき、前記速度違反情報を生成する速度違反検
知手段、（Ｇ）前記速度違反検知手段により速度違反が
検知されたときに前記速度違反情報を前記車両速度監視
装置へ送信する第２の無線送信手段、を備えて構成され
る。
沿道に設置され走行車両の速度違反を監視する車両速度
監視装置と、車両に搭載され前記車両が違反速度で走行
した場合に速度違反を行ったことを申告するための速度
違反情報を移動無線により前記車両速度監視装置へ自動
的に送出する車載用速度違反申告装置とを備え、前記車
両速度監視装置は、（Ａ）前記走行車両の制限速度を示
す制限速度情報を送出する第１の無線送信手段、（Ｂ）
速度違反のあった車両に搭載の前記車載用速度違反申告
装置から前記速度違反情報を受信する第１の無線受信手
段、（Ｃ）前記速度違反情報を前記第１の無線受信手段
から受け取ると、前記速度違反情報に基づいて、前記速
度違反情報を送出してきた車両を特定し、所定の通報先
へ通報するための速度違反車両情報を生成する速度違反
車両情報生成手段、を備え、前記車載用速度違反申告装
置は、（Ｄ）前記制限速度情報を受信する第２の無線受
信手段、（Ｅ）前記速度情報を前記第２の無線受信手段
が受信したとき車両の走行速度を測定する走行速度計測
手段、（Ｆ）前記第１の無線送信手段からの制限速度情
報の示す制限速度と前記走行速度計測手段が計測した走
行速度とを比較し、前記走行速度が前記制限速度を超え
たか否かを判定して速度違反を検知し、前記速度違反を
検知したとき、前記速度違反情報を生成する速度違反検
知手段、（Ｇ）前記速度違反検知手段により速度違反が
検知されたときに前記速度違反情報を前記車両速度監視
装置へ送信する第２の無線送信手段、を備えて構成され
る。
【０００７】また、本発明の車両速度監視システムは、
前記第１の無線送信手段が、前記制限速度情報をあらか
じめ決められた時間間隔で送出するように構成される。
前記第１の無線送信手段が、前記制限速度情報をあらか
じめ決められた時間間隔で送出するように構成される。
【０００８】また、本発明の車両速度監視システムは、
沿道に設置され走行車両の速度違反を監視し、速度違反
の車両について所定の通報先へ通報するための速度違反
車両情報を生成する車両速度監視装置と、前記車両速度
監視装置から移動無線で送信される走行車両の制限速度
を示す制限速度情報を受信し、車両に搭載され違反速度
で走行した場合に速度違反を行ったことを申告するため
の速度違反情報を移動無線により前記車両速度監視装置
へ自動的に送出する車載用速度違反申告装置とを備え、
前記車両速度監視装置が、（Ａ）前記制限速度情報を内
蔵する第１のアンテナを介して送出し、速度違反のあっ
た車両の車載用速度違反申告装置から前記第１のアンテ
ナを介して前記速度違反情報を受信する第１の無線送受
信部、（Ｂ）速度違反情報を前記第１の無線送受信部か
ら受け取ると、前記速度違反情報に基づいて、前記速度
違反情報を送出してきた車両を特定し、所定の通報先へ
通報するための前記速度違反車両情報を生成する速度違
反車両情報生成部、を備え、前記車載用速度違反申告装
置が、（Ｃ）内蔵する第２のアンテナを介して前記制限
速度情報を受信し、速度違反時に前記速度違反情報を前
記車両速度監視装置へ前記第２のアンテナを介して送信
する第２の無線送受信部、（Ｄ）前記制限速度情報を前
記第２の無線送受信部が受信したとき車両の走行速度を
測定する走行速度計測部、（Ｅ）前記第２の無線送受信
部が受信した前記制限速度情報の示す制限速度と前記走
行速度計測部が計測した走行速度とを比較し、前記走行
速度が前記制限速度を超えたか否かを判定して速度違反
を検知し、前記速度違反が検知されたときに前記速度違
反情報を生成する車両装置制御部、（Ｆ）前記車両装置
制御部により速度違反が検知されたとき、前記車両装置
制御部により制御されて前記速度違反を知らせる警告音
を発する警告音発生部、（Ｇ）前記車両装置制御部によ
り速度違反が検知されたとき、前記車両装置制御部によ
り制御されて速度違反を知らせる表示を行う表示部、
（Ｈ）前記車両装置制御部が速度違反情報を生成したと
き、前記速度違反情報に含まれる、前記制限速度情報お
よび速度違反時の前記走行速度情報を前記車両装置制御
部により制御されて記録する速度違反情報記録部、
（Ｉ）前記速度違反情報の生成の際に前記車両装置制御
部により読み出され前記速度違反情報の生成に使用され
る車両固有情報を記録した車両固有情報記録部、を備え
て構成される。
沿道に設置され走行車両の速度違反を監視し、速度違反
の車両について所定の通報先へ通報するための速度違反
車両情報を生成する車両速度監視装置と、前記車両速度
監視装置から移動無線で送信される走行車両の制限速度
を示す制限速度情報を受信し、車両に搭載され違反速度
で走行した場合に速度違反を行ったことを申告するため
の速度違反情報を移動無線により前記車両速度監視装置
へ自動的に送出する車載用速度違反申告装置とを備え、
前記車両速度監視装置が、（Ａ）前記制限速度情報を内
蔵する第１のアンテナを介して送出し、速度違反のあっ
た車両の車載用速度違反申告装置から前記第１のアンテ
ナを介して前記速度違反情報を受信する第１の無線送受
信部、（Ｂ）速度違反情報を前記第１の無線送受信部か
ら受け取ると、前記速度違反情報に基づいて、前記速度
違反情報を送出してきた車両を特定し、所定の通報先へ
通報するための前記速度違反車両情報を生成する速度違
反車両情報生成部、を備え、前記車載用速度違反申告装
置が、（Ｃ）内蔵する第２のアンテナを介して前記制限
速度情報を受信し、速度違反時に前記速度違反情報を前
記車両速度監視装置へ前記第２のアンテナを介して送信
する第２の無線送受信部、（Ｄ）前記制限速度情報を前
記第２の無線送受信部が受信したとき車両の走行速度を
測定する走行速度計測部、（Ｅ）前記第２の無線送受信
部が受信した前記制限速度情報の示す制限速度と前記走
行速度計測部が計測した走行速度とを比較し、前記走行
速度が前記制限速度を超えたか否かを判定して速度違反
を検知し、前記速度違反が検知されたときに前記速度違
反情報を生成する車両装置制御部、（Ｆ）前記車両装置
制御部により速度違反が検知されたとき、前記車両装置
制御部により制御されて前記速度違反を知らせる警告音
を発する警告音発生部、（Ｇ）前記車両装置制御部によ
り速度違反が検知されたとき、前記車両装置制御部によ
り制御されて速度違反を知らせる表示を行う表示部、
（Ｈ）前記車両装置制御部が速度違反情報を生成したと
き、前記速度違反情報に含まれる、前記制限速度情報お
よび速度違反時の前記走行速度情報を前記車両装置制御
部により制御されて記録する速度違反情報記録部、
（Ｉ）前記速度違反情報の生成の際に前記車両装置制御
部により読み出され前記速度違反情報の生成に使用され
る車両固有情報を記録した車両固有情報記録部、を備え
て構成される。
【０００９】また、本発明の車両速度監視システムは、
前記制限速度情報が、制限速度の値および現在時刻を示
すデータであるように構成される。
前記制限速度情報が、制限速度の値および現在時刻を示
すデータであるように構成される。
【００１０】また、本発明の車両速度監視システムは、
前記速度違反情報が、制限速度，走行速度および車両番
号とを含むように構成される。
前記速度違反情報が、制限速度，走行速度および車両番
号とを含むように構成される。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１２】図１は、本発明の車両速度監視システムの
実施の一形態を示すブロック図である。
実施の一形態を示すブロック図である。
【００１３】図１に示す本実施の形態の車両速度監視シ
ステムは、沿道に設置され走行車両の速度違反を監視す
る車両速度監視装置１と、車両に搭載され、車両速度監
視装置１から移動無線で送信される、走行車両の制限速
度を示す制限速度情報を受信して、違反速度で走行した
場合に速度違反を行ったことを申告するための速度違反
情報を移動無線により車両速度監視装置１へ自動的に送
出する車載用速度違反申告装置２とから構成される。
ステムは、沿道に設置され走行車両の速度違反を監視す
る車両速度監視装置１と、車両に搭載され、車両速度監
視装置１から移動無線で送信される、走行車両の制限速
度を示す制限速度情報を受信して、違反速度で走行した
場合に速度違反を行ったことを申告するための速度違反
情報を移動無線により車両速度監視装置１へ自動的に送
出する車載用速度違反申告装置２とから構成される。
【００１４】また、車両速度監視装置１は、制限速度情
報を内蔵するアンテナ４を介してあらかじめ決められた
時間間隔で無線により送出し、速度違反のあった車両の
車載用速度違反申告装置２からの速度違反情報をアンテ
ナ４を介して受信する無線送受信部３と、無線送受信部
３から受け取った速度違反情報に基づき速度違反情報を
送出してきた車両を特定し、所定の通報先へ通報するた
めの速度違反車両情報を生成する速度違反車両情報生成
部５とから構成される。
報を内蔵するアンテナ４を介してあらかじめ決められた
時間間隔で無線により送出し、速度違反のあった車両の
車載用速度違反申告装置２からの速度違反情報をアンテ
ナ４を介して受信する無線送受信部３と、無線送受信部
３から受け取った速度違反情報に基づき速度違反情報を
送出してきた車両を特定し、所定の通報先へ通報するた
めの速度違反車両情報を生成する速度違反車両情報生成
部５とから構成される。
【００１５】また、車載用速度違反申告装置２は、内蔵
するアンテナ６を介して制限速度情報を受信し、走行速
度が制限速度を超えているときには速度違反情報を車両
速度監視装置１へアンテナ６を介して送信する無線送受
信部７と、制限速度情報を無線送受信部７が受信したと
き車両の走行速度を測定する走行速度計測部８と、無線
送受信部７が受信した制限速度情報の示す制限速度と走
行速度計測部８が計測した走行速度とを比較して、走行
速度が制限速度を超えたか否かを判定し速度違反である
ことが検知されたときに速度違反情報を生成する車両装
置制御部９と、車両装置制御部９により速度違反が検知
されたとき、速度違反を知らせる警告音を発する警告音
発生部１０と、車両装置制御部９により速度違反が検知
されたとき、速度違反を知らせる表示を行う表示部１１
と、車両装置制御部９が速度違反情報を生成したとき、
速度違反情報に含まれる、制限速度情報および走行速度
情報を記録する記録部１２と、車両装置制御部９により
生成される速度違反情報の生成の際に使用される車両番
号（ナンバープレートの番号）などの車両固有のデータ
を記録した車両固有情報記録部１３とから構成される。
するアンテナ６を介して制限速度情報を受信し、走行速
度が制限速度を超えているときには速度違反情報を車両
速度監視装置１へアンテナ６を介して送信する無線送受
信部７と、制限速度情報を無線送受信部７が受信したと
き車両の走行速度を測定する走行速度計測部８と、無線
送受信部７が受信した制限速度情報の示す制限速度と走
行速度計測部８が計測した走行速度とを比較して、走行
速度が制限速度を超えたか否かを判定し速度違反である
ことが検知されたときに速度違反情報を生成する車両装
置制御部９と、車両装置制御部９により速度違反が検知
されたとき、速度違反を知らせる警告音を発する警告音
発生部１０と、車両装置制御部９により速度違反が検知
されたとき、速度違反を知らせる表示を行う表示部１１
と、車両装置制御部９が速度違反情報を生成したとき、
速度違反情報に含まれる、制限速度情報および走行速度
情報を記録する記録部１２と、車両装置制御部９により
生成される速度違反情報の生成の際に使用される車両番
号（ナンバープレートの番号）などの車両固有のデータ
を記録した車両固有情報記録部１３とから構成される。
【００１６】次に、動作を説明する。
【００１７】図１において、車両速度監視装置１の無線
送受信部３は、走行車両の制限速度を示す制限速度情報
をあらかじめ決められた時間間隔でアンテナ４を介して
無線により送出する。車載用速度違反申告装置２の無線
送受信部７は、アンテナ６を介して制限速度情報を受信
して車両装置制御部９へ渡す。車両装置制御部９は、制
限速度情報を受けとると、走行速度計測部８へ自車の走
行速度の計測を指示する。走行速度計測部８は、車両装
置制御部９からの指示に基づき、自車の走行速度を測定
し、車両装置制御部９へ計測した自車の走行速度を報告
する。車両装置制御部９は、無線送受信部７が受信した
制限速度情報の示す制限速度と走行速度計測部８が計測
した自車の走行速度とを比較し、走行速度が制限速度を
超えたか否かを判定する。もし、自車の走行速度が制限
速度を超えているときは、速度違反と判定し、警告音発
生部１０へ速度違反を知らせる警告音を発するように指
示するとともに、速度違反を知らせる表示を行うように
表示部１１へ指示する。また、車両装置制御部９は、速
度違反が検知されたことを車両速度監視装置１へ知らせ
るための、速度違反情報を生成する。この速度違反情報
は、車両速度監視装置１から通報された制限速度と、そ
れに対する計測された自車の走行速度と、制限速度をど
れだけ超過したかを示す速度データと、車両固有情報記
録部１３に記録された車両番号，車両製造番号，車両製
造メーカ名，車両所有者名，車両所有者住所などの車両
固有のデータとから構成される。このため、車両装置制
御部９は、車両固有情報記録部１３から上記の車両番
号，車両製造番号，車両製造メーカ名，車両所有者名，
車両所有者住所などの車両固有のデータを読み出して速
度違反情報の生成に使用する。また、車両装置制御部９
は、後で行われる検証のために、速度違反情報に含まれ
る、制限速度情報および走行速度情報を記録部１２へ記
録する。また、車両装置制御部９は、生成した速度違反
情報を、車両速度監視装置１へ通報すべく、速度違反情
報の送信可否の許可を得るための信号を車両速度監視装
置１へアンテナ６を介して送出し、車両速度監視装置１
から許可の応答があったら、車両速度監視装置１へ速度
違反情報をアンテナ６を介して送出する。このとき、車
両速度監視装置１へ速度違反情報の送出を、あらかじめ
決められた回数（例えば３回）だけ繰返し送出するよう
にすることにより、車両速度監視装置１への速度違反情
報の送出を確実にすることができる。なお、上記の車両
速度監視装置１と、車載用速度違反申告装置２との間の
無線による交信は、自動車無線の技術により達成するこ
とができる。
送受信部３は、走行車両の制限速度を示す制限速度情報
をあらかじめ決められた時間間隔でアンテナ４を介して
無線により送出する。車載用速度違反申告装置２の無線
送受信部７は、アンテナ６を介して制限速度情報を受信
して車両装置制御部９へ渡す。車両装置制御部９は、制
限速度情報を受けとると、走行速度計測部８へ自車の走
行速度の計測を指示する。走行速度計測部８は、車両装
置制御部９からの指示に基づき、自車の走行速度を測定
し、車両装置制御部９へ計測した自車の走行速度を報告
する。車両装置制御部９は、無線送受信部７が受信した
制限速度情報の示す制限速度と走行速度計測部８が計測
した自車の走行速度とを比較し、走行速度が制限速度を
超えたか否かを判定する。もし、自車の走行速度が制限
速度を超えているときは、速度違反と判定し、警告音発
生部１０へ速度違反を知らせる警告音を発するように指
示するとともに、速度違反を知らせる表示を行うように
表示部１１へ指示する。また、車両装置制御部９は、速
度違反が検知されたことを車両速度監視装置１へ知らせ
るための、速度違反情報を生成する。この速度違反情報
は、車両速度監視装置１から通報された制限速度と、そ
れに対する計測された自車の走行速度と、制限速度をど
れだけ超過したかを示す速度データと、車両固有情報記
録部１３に記録された車両番号，車両製造番号，車両製
造メーカ名，車両所有者名，車両所有者住所などの車両
固有のデータとから構成される。このため、車両装置制
御部９は、車両固有情報記録部１３から上記の車両番
号，車両製造番号，車両製造メーカ名，車両所有者名，
車両所有者住所などの車両固有のデータを読み出して速
度違反情報の生成に使用する。また、車両装置制御部９
は、後で行われる検証のために、速度違反情報に含まれ
る、制限速度情報および走行速度情報を記録部１２へ記
録する。また、車両装置制御部９は、生成した速度違反
情報を、車両速度監視装置１へ通報すべく、速度違反情
報の送信可否の許可を得るための信号を車両速度監視装
置１へアンテナ６を介して送出し、車両速度監視装置１
から許可の応答があったら、車両速度監視装置１へ速度
違反情報をアンテナ６を介して送出する。このとき、車
両速度監視装置１へ速度違反情報の送出を、あらかじめ
決められた回数（例えば３回）だけ繰返し送出するよう
にすることにより、車両速度監視装置１への速度違反情
報の送出を確実にすることができる。なお、上記の車両
速度監視装置１と、車載用速度違反申告装置２との間の
無線による交信は、自動車無線の技術により達成するこ
とができる。
【００１８】車両速度監視装置１の無線送受信部３は、
速度違反のあった車両の車載用速度違反申告装置２から
アンテナ４を介して速度違反情報を受信し、速度違反車
両情報生成部５へ渡す。速度違反車両情報生成部５は、
速度違反情報を無線送受信部３から受け取ると、速度違
反情報に基づいて、速度違反情報を送出してきた車両を
特定し、所定の通報先へ通報するための速度違反車両情
報を生成する。この生成された速度違反車両情報は、例
えば、車両の速度違反を取り締る最寄りの警察などの関
係機関に通報される。関係機関は、通報された上述した
速度違反車両情報に含まれる車両番号，車両所有者名お
よび車両所有者住所などの車両固有のデータから、直ち
にその車両の所有者が特定でき、速度違反を取り締りを
遂行することができる。
速度違反のあった車両の車載用速度違反申告装置２から
アンテナ４を介して速度違反情報を受信し、速度違反車
両情報生成部５へ渡す。速度違反車両情報生成部５は、
速度違反情報を無線送受信部３から受け取ると、速度違
反情報に基づいて、速度違反情報を送出してきた車両を
特定し、所定の通報先へ通報するための速度違反車両情
報を生成する。この生成された速度違反車両情報は、例
えば、車両の速度違反を取り締る最寄りの警察などの関
係機関に通報される。関係機関は、通報された上述した
速度違反車両情報に含まれる車両番号，車両所有者名お
よび車両所有者住所などの車両固有のデータから、直ち
にその車両の所有者が特定でき、速度違反を取り締りを
遂行することができる。
【００１９】なお、上記の車両速度監視装置１は、速度
違反車の取り締りを行う道路の沿道に設置されるが、車
両速度監視装置１から送信される走行車両の制限速度を
示す制限速度情報は、監視領域内の監視対象となってい
る道路上の、車両速度監視装置１が設置されている近傍
の路上を走行中の車両が容易に受信できるように、か
つ、近くの監視の対象外の道路上を走行中の車両には受
信されにくいように送信できるようアンテナ４の設置方
法および車両速度監視装置１からの送信電波の出力レベ
ル等が考慮されているものとする。
違反車の取り締りを行う道路の沿道に設置されるが、車
両速度監視装置１から送信される走行車両の制限速度を
示す制限速度情報は、監視領域内の監視対象となってい
る道路上の、車両速度監視装置１が設置されている近傍
の路上を走行中の車両が容易に受信できるように、か
つ、近くの監視の対象外の道路上を走行中の車両には受
信されにくいように送信できるようアンテナ４の設置方
法および車両速度監視装置１からの送信電波の出力レベ
ル等が考慮されているものとする。
【００２０】また、車両速度監視装置１からの制限速度
情報を受信した車載用速度違反申告装置２が、自車の走
行速度を計測し速度違反のあった場合に車両速度監視装
置１へ速度違反情報の送出を行うまでの所要時間内にも
車両は走行しているので、車両速度監視装置１へ速度違
反情報の送出を行うことができるような状態になったと
きの車両の走行位置は、車両速度監視装置１から制限速
度情報を受信した地点よりある程度離れていることにな
るが、そのときの車載用速度違反申告装置２から、車両
速度監視装置１への速度違反情報の送出電波が車両速度
監視装置１に受信されるように、アンテナ４の設置方法
および車載用速度違反申告装置２からの送信電波の出力
レベル等が考慮されているものとする。
情報を受信した車載用速度違反申告装置２が、自車の走
行速度を計測し速度違反のあった場合に車両速度監視装
置１へ速度違反情報の送出を行うまでの所要時間内にも
車両は走行しているので、車両速度監視装置１へ速度違
反情報の送出を行うことができるような状態になったと
きの車両の走行位置は、車両速度監視装置１から制限速
度情報を受信した地点よりある程度離れていることにな
るが、そのときの車載用速度違反申告装置２から、車両
速度監視装置１への速度違反情報の送出電波が車両速度
監視装置１に受信されるように、アンテナ４の設置方法
および車載用速度違反申告装置２からの送信電波の出力
レベル等が考慮されているものとする。
【００２１】なお、車両固有のデータを記録した車両固
有情報記録部１３は、ＲＯＭ（リード・オンリイ・メモ
リ），メモリカードまたはＭＯ（光・磁気ディスク）等
の容易に内容を書き換えできないメモリで構成され、本
発明の車両速度監視システムの実施にあたっては、例え
ば、陸運局等の関係機関で車両の登録を行う際にはナン
バープレートと一緒に車両に取り付けて使用するように
することが考えられる。
有情報記録部１３は、ＲＯＭ（リード・オンリイ・メモ
リ），メモリカードまたはＭＯ（光・磁気ディスク）等
の容易に内容を書き換えできないメモリで構成され、本
発明の車両速度監視システムの実施にあたっては、例え
ば、陸運局等の関係機関で車両の登録を行う際にはナン
バープレートと一緒に車両に取り付けて使用するように
することが考えられる。
【００２２】また、本発明の車両速度監視システムの実
施にあたっては、車載用速度違反申告装置２を搭載して
いない車両は、法的にもまた車両の構造的にも車両の運
用ができないようにすることが必要となる。
施にあたっては、車載用速度違反申告装置２を搭載して
いない車両は、法的にもまた車両の構造的にも車両の運
用ができないようにすることが必要となる。
【００２３】また、速度違反情報に含まれる、制限速度
情報および走行速度情報を記録する記録部１２は、後日
の検証のために車両の所有者にはその内容を書き換える
ことができない構造であるものとする。
情報および走行速度情報を記録する記録部１２は、後日
の検証のために車両の所有者にはその内容を書き換える
ことができない構造であるものとする。
【００２４】上記説明では、車両の速度違反の監視のた
めに、車両速度監視装置１の無線送受信部３は、走行車
両の制限速度を示す制限速度情報をあらかじめ決められ
た時間間隔でアンテナ４を介して無線により送出するよ
うにし、車載用速度違反申告装置２には、走行速度を検
知する手段として、車両の走行速度を測定する走行速度
計測部８と、制限速度情報の示す制限速度と走行速度計
測部８が計測した走行速度とを比較して速度違反である
ことが検知したときに速度違反情報を生成する車両装置
制御部９とを備えたシステムで車両の速度違反の監視を
行う動作を説明したが、例えば、車両速度監視装置１か
ら、制限速度情報の外に、走行中の車両が外部から衝撃
を受けたことがあるか否かを問う情報を電波で走行中の
車両に送信し、車両は、走行速度計測手段の外に衝撃セ
ンサを備え、当て逃げあるいは人間のひき逃げ等の際に
車両が受けた衝撃を検知し記録しておくように構成する
ことにより、当て逃げあるいは人間のひき逃げ等の事件
に関する関連情報を得ることができるようにすることも
可能である。すなわち、車両が交通違反を犯したか否か
を示す情報を収集するための情報収集システムとして構
成することも可能である。
めに、車両速度監視装置１の無線送受信部３は、走行車
両の制限速度を示す制限速度情報をあらかじめ決められ
た時間間隔でアンテナ４を介して無線により送出するよ
うにし、車載用速度違反申告装置２には、走行速度を検
知する手段として、車両の走行速度を測定する走行速度
計測部８と、制限速度情報の示す制限速度と走行速度計
測部８が計測した走行速度とを比較して速度違反である
ことが検知したときに速度違反情報を生成する車両装置
制御部９とを備えたシステムで車両の速度違反の監視を
行う動作を説明したが、例えば、車両速度監視装置１か
ら、制限速度情報の外に、走行中の車両が外部から衝撃
を受けたことがあるか否かを問う情報を電波で走行中の
車両に送信し、車両は、走行速度計測手段の外に衝撃セ
ンサを備え、当て逃げあるいは人間のひき逃げ等の際に
車両が受けた衝撃を検知し記録しておくように構成する
ことにより、当て逃げあるいは人間のひき逃げ等の事件
に関する関連情報を得ることができるようにすることも
可能である。すなわち、車両が交通違反を犯したか否か
を示す情報を収集するための情報収集システムとして構
成することも可能である。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両速度
監視システムは、沿道に設置され走行車両の速度違反を
監視する車両速度監視装置と、車両に搭載され前記車両
が違反速度で走行した場合に速度違反を行ったことを申
告するための速度違反情報を移動無線により前記車両速
度監視装置へ自動的に送出する車載用速度違反申告装置
とを備え、車両速度監視装置から走行車両に対し制限速
度情報を送信し、制限速度情報を受信した前記車載用速
度違反申告装置が、自車の走行速度を測定し、制限速度
情報が示す制限速度を超えているときは、違反速度で走
行したことを申告するための速度違反情報を移動無線に
より車両速度監視装置へ自動的に送出するように構成し
たことにより、走行車両の速度違反があった場合、ナン
バープレートに依存することなく違反車両を迅速に特定
でき、速度違反車両の取り締りを容易に行うことができ
るという効果を有している。
監視システムは、沿道に設置され走行車両の速度違反を
監視する車両速度監視装置と、車両に搭載され前記車両
が違反速度で走行した場合に速度違反を行ったことを申
告するための速度違反情報を移動無線により前記車両速
度監視装置へ自動的に送出する車載用速度違反申告装置
とを備え、車両速度監視装置から走行車両に対し制限速
度情報を送信し、制限速度情報を受信した前記車載用速
度違反申告装置が、自車の走行速度を測定し、制限速度
情報が示す制限速度を超えているときは、違反速度で走
行したことを申告するための速度違反情報を移動無線に
より車両速度監視装置へ自動的に送出するように構成し
たことにより、走行車両の速度違反があった場合、ナン
バープレートに依存することなく違反車両を迅速に特定
でき、速度違反車両の取り締りを容易に行うことができ
るという効果を有している。
【図１】本発明の車両速度監視システムの実施の一形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
１ 車両速度監視装置 ２ 車載用速度違反申告装置 ３ 無線送受信部 ４ アンテナ ５ 速度違反車両情報生成部 ６ アンテナ ７ 無線送受信部 ８ 走行速度計測部 ９ 車両装置制御部 １０ 警告音発生部 １１ 表示部 １２ 記録部 １３ 車両固有情報記録部
Claims (6)
- 【請求項１】 沿道に設置され走行車両の速度違反を監
視する車両速度監視装置と、車両に搭載され前記車両が
違反速度で走行した場合に速度違反を行ったことを申告
するための速度違反情報を移動無線により前記車両速度
監視装置へ自動的に送出する車載用速度違反申告装置と
を備え、前記車両速度監視装置から走行車両に対し制限
速度情報を送信し、前記制限速度情報を受信した前記車
載用速度違反申告装置が、自車の走行速度を測定し、前
記制限速度情報が示す制限速度を前記走行速度が超えて
いるときは、自車が違反速度で走行したことを申告する
ための速度違反情報を移動無線により前記車両速度監視
装置へ自動的に送出することを特徴とする車両速度監視
システム。 - 【請求項２】 沿道に設置され走行車両の速度違反を監
視する車両速度監視装置と、車両に搭載され前記車両が
違反速度で走行した場合に速度違反を行ったことを申告
するための速度違反情報を移動無線により前記車両速度
監視装置へ自動的に送出する車載用速度違反申告装置と
を備え、前記車両速度監視装置は、（Ａ）前記走行車両
の制限速度を示す制限速度情報を送出する第１の無線送
信手段、（Ｂ）速度違反のあった車両に搭載の前記車載
用速度違反申告装置から前記速度違反情報を受信する第
１の無線受信手段、（Ｃ）前記速度違反情報を前記第１
の無線受信手段から受け取ると、前記速度違反情報に基
づいて、前記速度違反情報を送出してきた車両を特定
し、所定の通報先へ通報するための速度違反車両情報を
生成する速度違反車両情報生成手段、を備え、前記車載
用速度違反申告装置は、（Ｄ）前記制限速度情報を受信
する第２の無線受信手段、（Ｅ）前記速度情報を前記第
２の無線受信手段が受信したとき車両の走行速度を測定
する走行速度計測手段、（Ｆ）前記第１の無線送信手段
からの制限速度情報の示す制限速度と前記走行速度計測
手段が計測した走行速度とを比較し、前記走行速度が前
記制限速度を超えたか否かを判定して速度違反を検知
し、前記速度違反を検知したとき、前記速度違反情報を
生成する速度違反検知手段、（Ｇ）前記速度違反検知手
段により速度違反が検知されたときに前記速度違反情報
を前記車両速度監視装置へ送信する第２の無線送信手
段、を備えたことを特徴とする車両速度監視システム。 - 【請求項３】 請求項２記載の車両速度監視システムに
おいて、前記第１の無線送信手段が、前記制限速度情報
をあらかじめ決められた時間間隔で送出することを特徴
とする車両速度監視システム。 - 【請求項４】 沿道に設置され走行車両の速度違反を監
視し、速度違反の車両について所定の通報先へ通報する
ための速度違反車両情報を生成する車両速度監視装置
と、前記車両速度監視装置から移動無線で送信される走
行車両の制限速度を示す制限速度情報を受信し、車両に
搭載され違反速度で走行した場合に速度違反を行ったこ
とを申告するための速度違反情報を移動無線により前記
車両速度監視装置へ自動的に送出する車載用速度違反申
告装置とを備え、前記車両速度監視装置が、（Ａ）前記
制限速度情報を内蔵する第１のアンテナを介して送出
し、速度違反のあった車両の車載用速度違反申告装置か
ら前記第１のアンテナを介して前記速度違反情報を受信
する第１の無線送受信部、（Ｂ）速度違反情報を前記第
１の無線送受信部から受け取ると、前記速度違反情報に
基づいて、前記速度違反情報を送出してきた車両を特定
し、所定の通報先へ通報するための前記速度違反車両情
報を生成する速度違反車両情報生成部、を備え、 前記車載用速度違反申告装置が、（Ｃ）内蔵する第２の
アンテナを介して前記制限速度情報を受信し、速度違反
時に前記速度違反情報を前記車両速度監視装置へ前記第
２のアンテナを介して送信する第２の無線送受信部、
（Ｄ）前記制限速度情報を前記第２の無線送受信部が受
信したとき車両の走行速度を測定する走行速度計測部、
（Ｅ）前記第２の無線送受信部が受信した前記制限速度
情報の示す制限速度と前記走行速度計測部が計測した走
行速度とを比較し、前記走行速度が前記制限速度を超え
たか否かを判定して速度違反を検知し、前記速度違反が
検知されたときに前記速度違反情報を生成する車両装置
制御部、（Ｆ）前記車両装置制御部により速度違反が検
知されたとき、前記車両装置制御部により制御されて前
記速度違反を知らせる警告音を発する警告音発生部、
（Ｇ）前記車両装置制御部により速度違反が検知された
とき、前記車両装置制御部により制御されて速度違反を
知らせる表示を行う表示部、（Ｈ）前記車両装置制御部
が速度違反情報を生成したとき、前記速度違反情報に含
まれる、前記制限速度情報および速度違反時の前記走行
速度情報を前記車両装置制御部により制御されて記録す
る速度違反情報記録部、（Ｉ）前記速度違反情報の生成
の際に前記車両装置制御部により読み出され前記速度違
反情報の生成に使用される車両固有情報を記録した車両
固有情報記録部、を備えたことを特徴とする車両速度監
視システム。 - 【請求項５】 請求項２または請求項４記載の車両速度
監視システムにおいて、前記制限速度情報が、制限速度
の値および現在時刻を示すデータであることを特徴とす
る車両速度監視システム。 - 【請求項６】 請求項２または請求項４記載の車両速度
監視システムにおいて、前記速度違反情報が、制限速
度，走行速度および車両番号とを含むことを特徴とする
車両速度監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26560197A JPH11110687A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 車両速度監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26560197A JPH11110687A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 車両速度監視システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11110687A true JPH11110687A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17419403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26560197A Pending JPH11110687A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 車両速度監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11110687A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002312897A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-25 | Denso Corp | 違反事実申告装置及び交通違反取締システム |
| JP2003331388A (ja) * | 2002-05-09 | 2003-11-21 | Denso Corp | 運転状態監視システム、路側送信機及び車載機 |
| JP2022084758A (ja) * | 2021-06-17 | 2022-06-07 | 阿波▲羅▼智▲聯▼（北京）科技有限公司 | 車両監視方法、装置、電子機器、記憶媒体、コンピュータプログラム、クラウド制御プラットフォームおよび車路連携システム |
| US11747163B2 (en) | 2005-09-22 | 2023-09-05 | Intellectual Ventures Ii Llc | Device, system and method for controlling speed of a vehicle using a positional information device |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26560197A patent/JPH11110687A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002312897A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-25 | Denso Corp | 違反事実申告装置及び交通違反取締システム |
| JP2003331388A (ja) * | 2002-05-09 | 2003-11-21 | Denso Corp | 運転状態監視システム、路側送信機及び車載機 |
| US11747163B2 (en) | 2005-09-22 | 2023-09-05 | Intellectual Ventures Ii Llc | Device, system and method for controlling speed of a vehicle using a positional information device |
| US11933628B2 (en) | 2005-09-22 | 2024-03-19 | Intellectual Ventures Ii Llc | Device, system and method for controlling speed of a vehicle using a positional information device |
| JP2022084758A (ja) * | 2021-06-17 | 2022-06-07 | 阿波▲羅▼智▲聯▼（北京）科技有限公司 | 車両監視方法、装置、電子機器、記憶媒体、コンピュータプログラム、クラウド制御プラットフォームおよび車路連携システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991124 |