JPH09198277A - エミュレータ装置 - Google Patents

エミュレータ装置

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JPH09198277A
JPH09198277A JP8007304A JP730496A JPH09198277A JP H09198277 A JPH09198277 A JP H09198277A JP 8007304 A JP8007304 A JP 8007304A JP 730496 A JP730496 A JP 730496A JP H09198277 A JPH09198277 A JP H09198277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
debug
write message
host computer
buffer memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP8007304A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinari Fukui
昭也 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp filed Critical Renesas Design Corp
Priority to JP8007304A priority Critical patent/JPH09198277A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバッグライトの手法を用いたデバッグを行
う必要がある場合には、デバッグライトメッセージを転
送するための専用の通信回路をターゲット上に別個設け
なければ実施することができず、汎用性に欠けるなどの
課題があった。 【解決手段】 プログラムに埋め込まれたデバッグライ
トメッセージを表示する旨の命令を検出すると、そのデ
バッグライトメッセージをFIFOバッファメモリ15
に格納するエミュレーションCPU13を設けるととも
に、デバッグライトメッセージがFIFOバッファメモ
リ15に格納されると、割込信号を発生するコンパレー
タ17を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュータのプログラムを開発する際に、そのプログラムの
デバッグに使用するエミュレータ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のエミュレータ装置を示す構
成図であり、図において、1はエミュレーションCPU
バス、2はコントロールCPUバス、3はマイクロコン
ピュータのプログラムを開発するホスト計算機、3aは
ホスト計算機3のCRT、4はホスト計算機3が開発し
たプログラムのデバッグを行う際、バス切替回路7を制
御してエミュレーションメモリ8をコントロールCPU
バス2側に接続し、通信回路6が受信したプログラムを
エミュレーションメモリ8に格納するコントロールCP
U、5はプログラム等を一時的に格納するコントロール
CPUメモリ、6はホスト計算機3から伝送されるプロ
グラム等を受信する通信回路である。
【0003】また、7はコントロールCPU4に制御さ
れ、エミュレーションメモリ8をエミュレーションCP
Uバス1またはコントロールCPUバス2のいずれか一
方に接続するバス切替回路、8はホスト計算機3が開発
したプログラムを格納するエミュレーションメモリ、9
はエミュレーションメモリ8に格納されたプログラムに
したがってマイクロコンピュータをエミュレートするエ
ミュレーションCPUである。
【0004】次に動作について説明する。ホスト計算機
3が開発したプログラムのデバッグを行う場合、これか
らプログラムのデバッグを開始する旨をエミュレータ装
置に知らせるため、ホスト計算機3がデバッグ開始信号
をエミュレータ装置に伝送する。そして、エミュレータ
装置の通信回路6がデバッグ開始信号を受信すると、そ
のデバッグ開始信号をコントロールCPU4に伝送し、
コントロールCPU4がデバッグの開始を認識する。そ
して、ホスト計算機3からデバッグするプログラムが伝
送されてくると、通信回路6が当該プログラムを受信し
てコントロールCPUメモリ5に格納する。
【0005】そして、コントロールCPU4はコントロ
ールCPUメモリ5にプログラムが格納されると、バス
切替回路7を制御してエミュレーションメモリ8をコン
トロールCPUバス2側に接続し、当該プログラムをエ
ミュレーションメモリ8に格納する。そして、当該プロ
グラムのすべてをエミュレーションメモリ8に格納する
と、バス切替回路7を制御してエミュレーションメモリ
8をエミュレーションCPUバス1側に接続する。
【0006】このようにして、ホスト計算機3により開
発されたプログラムがエミュレーションメモリ8に格納
されると、エミュレーションCPU9が当該プログラム
にしたがってターゲット上のマイクロコンピュータをエ
ミュレートし、デバッグを行う。
【0007】なお、高級言語を用いたプログラムのデバ
ッグ手法として、デバッグライトと呼ばれる手法、即
ち、プログラム中にメッセージ(以下、デバッグライト
メッセージという)を表示する命令(例えば、C言語で
あれば、printf関数等)を予め埋め込んでおき
(図8参照)、プログラムのエミュレート時にデバッグ
ライトメッセージをホスト計算機3のCRT3aに表示
することによりデバッグを行う手法があるが、上記従来
例の場合、エミュレーションCPU9が当該プログラム
にしたがってターゲット上のマイクロコンピュータをエ
ミュレートする際、エミュレーションCPU9とコント
ロールCPU4が完全に切り離されているので、デバッ
グライトメッセージをホスト計算機3に転送することが
できず、デバッグライトの手法を用いたデバッグは行う
ことができない。
【0008】そこで、デバッグライトの手法を用いたデ
バッグを行う必要がある場合には、図9に示すように、
デバッグライトメッセージを転送するための専用の通信
回路をターゲット上に別個設け、デバッグライトメッセ
ージを表示用計算機に転送して表示するようにしてい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のエミュレータ装
置は以上のように構成されているので、デバッグライト
の手法を用いたデバッグを行う必要がある場合には、デ
バッグライトメッセージを転送するための専用の通信回
路をターゲット上に別個設けなければ実施することがで
きず、汎用性に欠けるなどの課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、デバッグライトメッセージを転送
するための専用の通信回路をターゲット上に別個設ける
ことなく、デバッグライトの手法を用いたデバッグを行
うことができるエミュレータ装置を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るエミュレータ装置は、プログラムに埋め込まれたデバ
ッグライトメッセージを表示する旨の命令を検出する
と、そのデバッグライトメッセージをバッファメモリに
格納するエミュレーション手段を設けるとともに、デバ
ッグライトメッセージがバッファメモリに格納される
と、割込信号を発生する割込発生手段を設け、メッセー
ジ転送手段が当該割込信号を受けたとき、バッファメモ
リに格納されたデバッグライトメッセージをホスト計算
機に転送するようにしたものである。
【0012】請求項2記載の発明に係るエミュレータ装
置は、改行コードがバッファメモリに格納されると、割
込発生手段がデバッグライトメッセージの格納が終了し
たものと判断して、割込信号を発生するようにしたもの
である。
【0013】請求項3記載の発明に係るエミュレータ装
置は、プログラムに埋め込まれたデバッグライトメッセ
ージを表示する旨の命令を検出すると、そのデバッグラ
イトメッセージをバッファメモリに格納し、かつ、割込
信号を発生するエミュレーション手段を設け、メッセー
ジ転送手段が当該割込信号を受けたとき、バッファメモ
リに格納されたデバッグライトメッセージをホスト計算
機に転送するようにしたものである。
【0014】請求項4記載の発明に係るエミュレータ装
置は、エミュレーション手段がデバッグライトメッセー
ジをバッファメモリに格納した後、割込信号を発生する
ようにしたものである。
【0015】請求項5記載の発明に係るエミュレータ装
置は、メッセージ転送手段がデバッグライトメッセージ
をホスト計算機に転送する際、当該ホスト計算機に対し
てデバッグライトメッセージの表示を指示するようにし
たものである。
【0016】請求項6記載の発明に係るエミュレータ装
置は、メッセージ転送手段がデバッグライトメッセージ
をホスト計算機に転送する際、当該ホスト計算機に対し
てデバッグライトメッセージの格納を指示するようにし
たものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
ミュレータ装置を示す構成図であり、図において、1は
エミュレーションCPUバス、2はコントロールCPU
バス、3はマイクロコンピュータのプログラムを開発す
るホスト計算機、3aはホスト計算機3のCRT、11
はコントロールCPU18に制御され、エミュレーショ
ンメモリ12をエミュレーションCPUバス1またはコ
ントロールCPUバス2のいずれか一方に接続するバス
切替回路(記憶手段)、12はホスト計算機3により開
発されたデバッグライトメッセージが埋め込まれたプロ
グラムを格納するエミュレーションメモリ(記憶手段)
である。
【0018】また、13はエミュレーションメモリ12
に格納されたプログラムにしたがってマイクロコンピュ
ータをエミュレートするとともに、そのプログラムに埋
め込まれたデバッグライトメッセージを表示する旨の命
令を検出すると、そのデバッグライトメッセージをラッ
チ回路14に出力するエミュレーションCPU(エミュ
レーション手段)、14はエミュレーションCPU13
のメモリ空間に割り付けられた疑似I/Oポートであっ
て、エミュレーションCPU13からデバッグライトメ
ッセージを構成する文字が出力されるごとに、その文字
をFIFOバッファメモリ15に書き込むラッチ回路
(バッファメモリ)、15はデバッグライトメッセージ
を格納するFIFOバッファメモリ(バッファメモ
リ)、16はFIFOバッファメモリ15からデバッグ
ライトメッセージを構成する文字を順次読み込むFIF
Oバッファ読み出し回路(バッファメモリ)、17はデ
バッグライトメッセージの最後部に付加された改行コー
ド“¥n”がラッチ回路14に出力されたか否かを監視
し、改行コード“¥n”がラッチ回路14に出力される
と、割込信号を発生するコンパレータ(割込発生手段)
である。
【0019】また、18はホスト計算機3が開発したプ
ログラムのデバッグを行う際、バス切替回路11を制御
してエミュレーションメモリ12をコントロールCPU
バス2側に接続し、通信回路20が受信したプログラム
をエミュレーションメモリ12に格納する一方、コンパ
レータ17から割込信号を受けると、FIFOバッファ
メモリ15からFIFOバッファ読み出し回路16を介
してデバッグライトメッセージを読み込み、そのデバッ
グライトメッセージを通信回路20を介してホスト計算
機3に転送するコントロールCPU(メッセージ転送手
段)、19はプログラム及びデバッグライトメッセージ
等を一時的に格納するコントロールCPUメモリ(メッ
セージ転送手段)、20はホスト計算機3からプログラ
ム等を受信する一方、デバッグライトメッセージをホス
ト計算機3に送信する通信回路(メッセージ転送手段)
である。因に、図2はこの発明の実施の形態1によるエ
ミュレータ装置の動作を示すフローチャートである。
【0020】次に動作について説明する。ホスト計算機
3が開発したプログラムのデバッグを行う場合、これか
らプログラムのデバッグを開始する旨をエミュレータ装
置に知らせるため、ホスト計算機3がデバッグ開始信号
をエミュレータ装置に伝送する(ステップST1)。そ
して、エミュレータ装置の通信回路20がデバッグ開始
信号を受信すると、そのデバッグ開始信号をコントロー
ルCPU18に伝送し、コントロールCPU18がデバ
ッグの開始を認識する。そして、ホスト計算機3からデ
バッグするプログラムが伝送されてくると、通信回路2
0が当該プログラムを受信して、コントロールCPUメ
モリ19に格納する。
【0021】そして、コントロールCPU18はコント
ロールCPUメモリ19にプログラムが格納されると、
バス切替回路11を制御してエミュレーションメモリ1
2をコントロールCPUバス2側に接続し、当該プログ
ラムをエミュレーションメモリ12に格納する(ステッ
プST2)。そして、コントロールCPU18は当該プ
ログラムのすべてをエミュレーションメモリ12に格納
すると、バス切替回路11を制御してエミュレーション
メモリ12をエミュレーションCPUバス1側に接続す
る。
【0022】このようにして、ホスト計算機3により開
発されたプログラムがエミュレーションメモリ12に格
納されると、エミュレーションCPU13が当該プログ
ラムにしたがってターゲット上のマイクロコンピュータ
をエミュレートするとともに(ステップST3)、その
プログラムに埋め込まれたデバッグライトメッセージを
表示する旨の命令を検出すると(ステップST4)、そ
のデバッグライトメッセージを構成する文字をラッチ回
路14に出力する(ステップST5)。因に、デバッグ
ライトの手法を用いたデバッグを行う場合、デバッグす
るプログラムがC言語であれば、図8に示すように、デ
バッグライトメッセージを表示する旨の命令として、p
rintf関数等がプログラムに記述されている。
【0023】具体的には、デバッグライトメッセージが
“debug¥n”である場合(図8参照)、エミュレ
ーションCPU13はデバッグライトメッセージを構成
する文字のうち、先頭の文字から順番に1文字ずつラッ
チ回路14に出力する。そして、ラッチ回路14が、エ
ミュレーションCPU13から出力された文字を順次F
IFOバッファメモリ15に書き込みを行う。因に、ラ
ッチ回路14は、エミュレーションCPU13のメモリ
空間に割り付けられた疑似I/Oポートであるが、その
メモリ空間における指定番地は、コントロールCPU1
8が、ラッチ回路14内のデコード回路を調整すること
により設定することができる。
【0024】これにより、デバッグライトメッセージが
FIFOバッファメモリ15に格納されることになる
が、デバッグライトメッセージを構成する文字のすべて
がFIFOバッファメモリ15に格納されたら直ちに、
デバッグライトメッセージをホスト計算機3に転送でき
るようにすべく、コンパレータ17が、デバッグライト
メッセージの最後部に付加された改行コード“¥n”が
ラッチ回路14に出力されたか否かを監視し、改行コー
ド“¥n”がラッチ回路14に出力されたとき(ステッ
プST6)、デバッグライトメッセージの格納が終了し
たものと判断して、割込信号を発生する(ステップST
7)。
【0025】そして、コンパレータ17が割込信号を発
生すると、コントロールCPU18が、FIFOバッフ
ァメモリ15からFIFOバッファ読み出し回路16を
介してデバッグライトメッセージを読み込み、一旦、デ
バッグライトメッセージをコントロールCPUメモリ1
9に格納する。そして、コントロールCPU18は、コ
ントロールCPUメモリ19からデバッグライトメッセ
ージを読み込み、そのデバッグライトメッセージを通信
回路20を介してホスト計算機3に転送する(ステップ
ST8)。因に、デバッグライトメッセージを一旦コン
トロールCPUメモリ19に格納してから転送する理由
は、通常、FIFOバッファメモリ15に対するデバッ
グライトメッセージの書き込み速度に比べて、ホスト計
算機3との通信速度が遅いので、FIFOバッファメモ
リ15からデバッグライトメッセージがオーバーフロー
するのを防止するためである。
【0026】これにより、ホスト計算機3はデバッグラ
イトメッセージを取得するので、デバッグライトメッセ
ージをCRT3aに表示することができるようになる。
【0027】以上より、この実施の形態1によれば、プ
ログラムに埋め込まれたデバッグライトメッセージを表
示する旨の命令を検出すると、そのデバッグライトメッ
セージをFIFOバッファメモリ15に格納するエミュ
レーションCPU13を設けるとともに、デバッグライ
トメッセージがFIFOバッファメモリ15に格納され
ると、割込信号を発生するコンパレータ17を設け、コ
ントロールCPU18が当該割込信号を受けたとき、F
IFOバッファメモリ15に格納されたデバッグライト
メッセージを通信回路20を介してホスト計算機3に転
送するように構成したので、従来のもののように、デバ
ッグライトメッセージを転送するための専用の通信回路
をターゲット上に別個設けることなく、デバッグライト
の手法を用いたデバッグを行うことができる効果を奏す
る。
【0028】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるエミュレータ装置を示す構成図であり、図に
おいて、図1のものと同一符号は同一または相当部分を
示すので説明を省略する。21はエミュレーションメモ
リ12に格納されたプログラムにしたがってマイクロコ
ンピュータをエミュレートするとともに、そのプログラ
ムに埋め込まれたデバッグライトメッセージを表示する
旨の命令を検出すると、そのデバッグライトメッセージ
を構成する文字のすべてをラッチ回路14に出力した
後、割込信号を発生する旨を示す指令を出力するエミュ
レーションCPU(エミュレーション手段)、22はエ
ミュレーションCPU21から割込信号を発生する旨を
示す指令を受けると、割込信号を発生する割込発生回路
(エミュレーション手段)である。因に、図4はこの発
明の実施の形態2によるエミュレータ装置の動作を示す
フローチャートである。
【0029】次に動作について説明する。エミュレーシ
ョンCPU21及び割込発生回路22以外は、上記実施
の形態1と同様であるので、エミュレーションCPU2
1及び割込発生回路22についてのみ説明する。即ち、
ホスト計算機3により開発されたプログラムがエミュレ
ーションメモリ12に格納されると、エミュレーション
CPU21が当該プログラムにしたがってターゲット上
のマイクロコンピュータをエミュレートするとともに
(ステップST3)、そのプログラムに埋め込まれたデ
バッグライトメッセージを表示する旨の命令を検出する
と(ステップST4)、そのデバッグライトメッセージ
を構成する文字をラッチ回路14に出力する(ステップ
ST5)。
【0030】そして、エミュレーションCPU21がデ
バッグライトメッセージを構成する文字を出力すると、
上記実施の形態1では、コンパレータ17が改行コード
“¥n”を検出することにより、デバッグライトメッセ
ージを構成する文字のすべてがFIFOバッファメモリ
15に格納されたか否かを判断していたが、この実施の
形態2では、エミュレーションCPU21が、ラッチ回
路14に対して自己が出力した文字数をカウントし、予
め設定された文字数だけ文字を出力すると、デバッグラ
イトメッセージを構成する文字のすべてをFIFOバッ
ファメモリ15に格納したものと判断する(ステップS
T11)。
【0031】例えば、デバッグライトメッセージが“d
ebug”の場合には、予め文字数が“5”に設定さ
れ、出力した文字数が“5”になると、割込発生回路2
2に対して割込信号を発生する旨を示す指令を出力す
る。これにより、割込発生回路22がコントロールCP
U18に対して割込信号を発生する(ステップST
7)。以下、上記実施の形態1と同様であるので説明を
省略する。
【0032】以上より、この実施の形態2によれば、プ
ログラムに埋め込まれたデバッグライトメッセージを表
示する旨の命令を検出すると、そのデバッグライトメッ
セージを構成する文字のすべてをラッチ回路14に出力
した後、割込信号を発生する旨を示す指令を出力するエ
ミュレーションCPU21を設け、コントロールCPU
18が当該割込信号を受けたとき、FIFOバッファメ
モリ15に格納されたデバッグライトメッセージをホス
ト計算機3に転送するように構成したので、従来のもの
のように、デバッグライトメッセージを転送するための
専用の通信回路をターゲット上に別個設けることなく、
デバッグライトの手法を用いたデバッグを行うことがで
きる効果を奏する。また、この実施の形態2によれば、
必ずしも、デバッグライトメッセージの最後部に改行コ
ード“¥n”を付加する必要がないので、上記実施の形
態1よりも、装置の汎用性が向上する効果を奏する。
【0033】実施の形態3.上記実施の形態1,2で
は、単にデバッグライトメッセージをホスト計算機3に
転送するものについて示したが、デバッグライトメッセ
ージをホスト計算機3に転送する際、デバッグライトメ
ッセージの表示を指示する指令を出力するようにしても
よい。これにより、ホスト計算機3は、エミュレータ装
置から伝送されてきたデータが如何なるものであるのか
を識別することなく、デバッグライトメッセージが伝送
されてきたことを認識することができるため、速やかに
デバッグライトメッセージをCRT3aに表示すること
ができるようになる。
【0034】実施の形態4.上記実施の形態1,2で
は、単にデバッグライトメッセージをホスト計算機3に
転送するものについて示したが、デバッグライトメッセ
ージをホスト計算機3に転送する際、デバッグライトメ
ッセージの格納を指示する指令を出力するようにしても
よい。これにより、ホスト計算機3は、エミュレータ装
置から伝送されてきたデータが如何なるものであるのか
を識別することなく、デバッグライトメッセージが伝送
されてきたことを認識することができるため、速やかに
デバッグライトメッセージを記憶装置3bに格納するこ
とができるようになる(図5,6参照)。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、プログラムに埋め込まれたデバッグライトメッセ
ージを表示する旨の命令を検出すると、そのデバッグラ
イトメッセージをバッファメモリに格納するエミュレー
ション手段を設けるとともに、デバッグライトメッセー
ジがバッファメモリに格納されると、割込信号を発生す
る割込発生手段を設け、メッセージ転送手段が当該割込
信号を受けたとき、バッファメモリに格納されたデバッ
グライトメッセージをホスト計算機に転送するように構
成したので、デバッグライトメッセージを転送するため
の専用の通信回路をターゲット上に別個設けることな
く、デバッグライトの手法を用いたデバッグを行うこと
ができる効果がある。
【0036】請求項2記載の発明によれば、改行コード
がバッファメモリに格納されると、割込発生手段がデバ
ッグライトメッセージの格納が終了したものと判断し
て、割込信号を発生するように構成したので、デバッグ
ライトメッセージを構成する文字のすべてを確実に転送
できる効果がある。
【0037】請求項3記載の発明によれば、プログラム
に埋め込まれたデバッグライトメッセージを表示する旨
の命令を検出すると、そのデバッグライトメッセージを
バッファメモリに格納し、かつ、割込信号を発生するエ
ミュレーション手段を設け、メッセージ転送手段が当該
割込信号を受けたとき、バッファメモリに格納されたデ
バッグライトメッセージをホスト計算機に転送するよう
に構成したので、デバッグライトメッセージを転送する
ための専用の通信回路をターゲット上に別個設けること
なく、デバッグライトの手法を用いたデバッグを行うこ
とができる効果がある。
【0038】請求項4記載の発明によれば、エミュレー
ション手段がデバッグライトメッセージをバッファメモ
リに格納した後、割込信号を発生するように構成したの
で、デバッグライトメッセージを構成する文字のすべて
を確実に転送できる効果がある。
【0039】請求項5記載の発明によれば、メッセージ
転送手段がデバッグライトメッセージをホスト計算機に
転送する際、当該ホスト計算機に対してデバッグライト
メッセージの表示を指示するように構成したので、ホス
ト計算機は、エミュレータ装置から伝送されてきたデー
タが如何なるものであるのかを識別することなく、デバ
ッグライトメッセージが伝送されてきたことを認識する
ことができるようになり、その結果、速やかにデバッグ
ライトメッセージをCRTに表示することができる効果
がある。
【0040】請求項6記載の発明によれば、メッセージ
転送手段がデバッグライトメッセージをホスト計算機に
転送する際、当該ホスト計算機に対してデバッグライト
メッセージの格納を指示するように構成したので、ホス
ト計算機は、エミュレータ装置から伝送されてきたデー
タが如何なるものであるのかを識別することなく、デバ
ッグライトメッセージが伝送されてきたことを認識する
ことができるようになり、その結果、速やかにデバッグ
ライトメッセージを記憶装置に格納することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエミュレータ
装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるエミュレータ
装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2によるエミュレータ
装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるエミュレータ
装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態4によるエミュレータ
装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるエミュレータ
装置を示す構成図である。
【図7】 従来のエミュレータ装置を示す構成図であ
る。
【図8】 デバッグライトメッセージが埋め込まれたプ
ログラムを示す説明図である。
【図9】 エミュレータ装置と他の機器間の接続関係を
示す構成図である。
【符号の説明】
3 ホスト計算機、11 バス切替回路(記憶手段)、
12 エミュレーションメモリ(記憶手段)、13,2
1 エミュレーションCPU(エミュレーション手
段)、14 ラッチ回路(バッファメモリ)、15 F
IFOバッファメモリ(バッファメモリ)、16 FI
FOバッファ読み出し回路(バッファメモリ)、17
コンパレータ(割込発生手段)、18 コントロールC
PU(メッセージ転送手段)、19 コントロールCP
Uメモリ(メッセージ転送手段)、20 通信回路(メ
ッセージ転送手段)、22 割込発生回路(エミュレー
ション手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバッグライトメッセージが埋め込まれ
    たプログラムを格納する記憶手段と、上記記憶手段に格
    納されたプログラムにしたがってマイクロコンピュータ
    をエミュレートするとともに、そのプログラムに埋め込
    まれたデバッグライトメッセージを表示する旨の命令を
    検出すると、そのデバッグライトメッセージをバッファ
    メモリに格納するエミュレーション手段と、上記エミュ
    レーション手段によりデバッグライトメッセージがバッ
    ファメモリに格納されると、割込信号を発生する割込発
    生手段と、上記割込発生手段から割込信号を受けると、
    上記バッファメモリに格納されたデバッグライトメッセ
    ージをホスト計算機に転送するメッセージ転送手段とを
    備えたエミュレータ装置。
  2. 【請求項2】 エミュレーション手段により改行コード
    がバッファメモリに格納されると、割込発生手段はデバ
    ッグライトメッセージの格納が終了したものと判断し
    て、割込信号を発生することを特徴とする請求項1記載
    のエミュレータ装置。
  3. 【請求項3】 デバッグライトメッセージが埋め込まれ
    たプログラムを格納する記憶手段と、上記記憶手段に格
    納されたプログラムにしたがってマイクロコンピュータ
    をエミュレートするとともに、そのプログラムに埋め込
    まれたデバッグライトメッセージを表示する旨の命令を
    検出すると、そのデバッグライトメッセージをバッファ
    メモリに格納し、かつ、割込信号を発生するエミュレー
    ション手段と、上記エミュレーション手段から割込信号
    を受けると、上記バッファメモリに格納されたデバッグ
    ライトメッセージをホスト計算機に転送するメッセージ
    転送手段とを備えたエミュレータ装置。
  4. 【請求項4】 エミュレーション手段はデバッグライト
    メッセージをバッファメモリに格納した後、割込信号を
    発生することを特徴とする請求項3記載のエミュレータ
    装置。
  5. 【請求項5】 メッセージ転送手段はデバッグライトメ
    ッセージをホスト計算機に転送する際、当該ホスト計算
    機に対してデバッグライトメッセージの表示を指示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれ
    か1項記載のエミュレータ装置。
  6. 【請求項6】 メッセージ転送手段はデバッグライトメ
    ッセージをホスト計算機に転送する際、当該ホスト計算
    機に対してデバッグライトメッセージの格納を指示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれ
    か1項記載のエミュレータ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141138A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Kyocera Mita Corp 情報処理装置

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JP2007141138A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Kyocera Mita Corp 情報処理装置

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