JPH09198274A - プロセッサとramを有する装置のテスト方法 - Google Patents
プロセッサとramを有する装置のテスト方法Info
- Publication number
- JPH09198274A JPH09198274A JP8027277A JP2727796A JPH09198274A JP H09198274 A JPH09198274 A JP H09198274A JP 8027277 A JP8027277 A JP 8027277A JP 2727796 A JP2727796 A JP 2727796A JP H09198274 A JPH09198274 A JP H09198274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- data
- ram
- different
- bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Microcomputers (AREA)
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセッサとRAM間のアドレスバスの信号
線(アドレス線)の正常または異常を検出する。 【解決手段】 RAMの任意のアドレスへ任意のデータ
を書き込む第1の書き込み処理(ステップS2)を行
い、第1の書き込み処理のアドレスと1bitだけビッ
トパターンの異なるRAMのアドレスへ、第1の書き込
み処理のデータと異なるデータを書き込む第2の書き込
み処理(ステップS3)を行い、第1の書き込み処理の
アドレスからデータを読み出し(ステップS4)、第1
の書き込み処理のデータと読み出したデータの比較を行
い(ステップS5)、異なっている場合は、第1の書き
込み処理のアドレスと、第2の書き込み処理のアドレス
の、ビットパターンの異なる1ビットに対応するアドレ
ス線の異常と判定する。
線(アドレス線)の正常または異常を検出する。 【解決手段】 RAMの任意のアドレスへ任意のデータ
を書き込む第1の書き込み処理(ステップS2)を行
い、第1の書き込み処理のアドレスと1bitだけビッ
トパターンの異なるRAMのアドレスへ、第1の書き込
み処理のデータと異なるデータを書き込む第2の書き込
み処理(ステップS3)を行い、第1の書き込み処理の
アドレスからデータを読み出し(ステップS4)、第1
の書き込み処理のデータと読み出したデータの比較を行
い(ステップS5)、異なっている場合は、第1の書き
込み処理のアドレスと、第2の書き込み処理のアドレス
の、ビットパターンの異なる1ビットに対応するアドレ
ス線の異常と判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセッサとRA
Mを有する装置のテスト方法に関する。
Mを有する装置のテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセッサとRAMを有する装置として
は、パーソナルコンピュータ等、多種多様な装置が存在
する。例えばパーソナルコンピュータにおいては、電源
投入時のセルフテストでRAMのテストを行う。従来の
RAMのテストは、RAMの任意のアドレスに対してテ
ストデータを書き込み、その後に読み出しを行い、書き
込んだ値と読み出した値を比較して、一致していれば正
常、異なっている場合は異常と判定する。このテストを
RAMの全アドレスに対して行うことにより、RAM全
体のテストが行われる。
は、パーソナルコンピュータ等、多種多様な装置が存在
する。例えばパーソナルコンピュータにおいては、電源
投入時のセルフテストでRAMのテストを行う。従来の
RAMのテストは、RAMの任意のアドレスに対してテ
ストデータを書き込み、その後に読み出しを行い、書き
込んだ値と読み出した値を比較して、一致していれば正
常、異なっている場合は異常と判定する。このテストを
RAMの全アドレスに対して行うことにより、RAM全
体のテストが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のテスト方法で
は、アドレス線が故障している場合は異常と判定されな
いという問題点がある。アドレス線に断線、はんだ不良
等の異常が発生している場合、アドレス線はHighレ
ベルまたはLowレベルに固定された状態になっている
と考えられる。したがって、故障したアドレス線だけが
異なるアドレスへのアクセスは、実際にはRAMの同一
アドレスにアクセスを行うことになる。例えば、アドレ
スの最下位ビットに対応するアドレス線が故障してHi
gh状態に固定されている場合に、アドレス0000h
に対するテストは、アドレス0001hをアクセスする
ことになり、RAMのテストとしては正常と判定してし
まう。即ち、アドレス線の故障は異常と判定できない点
で改善余地があった。
は、アドレス線が故障している場合は異常と判定されな
いという問題点がある。アドレス線に断線、はんだ不良
等の異常が発生している場合、アドレス線はHighレ
ベルまたはLowレベルに固定された状態になっている
と考えられる。したがって、故障したアドレス線だけが
異なるアドレスへのアクセスは、実際にはRAMの同一
アドレスにアクセスを行うことになる。例えば、アドレ
スの最下位ビットに対応するアドレス線が故障してHi
gh状態に固定されている場合に、アドレス0000h
に対するテストは、アドレス0001hをアクセスする
ことになり、RAMのテストとしては正常と判定してし
まう。即ち、アドレス線の故障は異常と判定できない点
で改善余地があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、プロセッサとRAM間のアドレスバスの信号線
(アドレス線)の正常または異常を検出することを目的
とする。
もので、プロセッサとRAM間のアドレスバスの信号線
(アドレス線)の正常または異常を検出することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のプロセッサとRAMを有する装置のテスト
方法は、RAMの任意のアドレスへ任意のデータを書き
込む第1の書き込み処理(ステップS2)を行い、第1
の書き込み処理のアドレスと1bitだけビットパター
ンの異なるRAMのアドレスへ、第1の書き込み処理の
データと異なるデータを書き込む第2の書き込み処理
(ステップS3)を行い、第1の書き込み処理のアドレ
スからデータを読み出し(ステップS4)、第1の書き
込み処理のデータと読み出したデータの比較を行い(ス
テップS5)、異なっている場合は、第1の書き込み処
理のアドレスと、第2の書き込み処理のアドレスの、ビ
ットパターンの異なる1ビットに対応するアドレス線の
異常と判定するように構成されている。
に、本発明のプロセッサとRAMを有する装置のテスト
方法は、RAMの任意のアドレスへ任意のデータを書き
込む第1の書き込み処理(ステップS2)を行い、第1
の書き込み処理のアドレスと1bitだけビットパター
ンの異なるRAMのアドレスへ、第1の書き込み処理の
データと異なるデータを書き込む第2の書き込み処理
(ステップS3)を行い、第1の書き込み処理のアドレ
スからデータを読み出し(ステップS4)、第1の書き
込み処理のデータと読み出したデータの比較を行い(ス
テップS5)、異なっている場合は、第1の書き込み処
理のアドレスと、第2の書き込み処理のアドレスの、ビ
ットパターンの異なる1ビットに対応するアドレス線の
異常と判定するように構成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態を説明する前に、本発
明の概略について説明する。
明の概略について説明する。
【0007】アドレス線に断線、はんだ不良等の異常が
発生していた場合、アドレス線はHighレベルまたは
Lowレベルに固定された状態になっていると考えられ
る。従って、故障したアドレス線だけが異なるアドレス
へのアクセスは実際にはRAMの同一アドレスヘアクセ
スが行われることになる。
発生していた場合、アドレス線はHighレベルまたは
Lowレベルに固定された状態になっていると考えられ
る。従って、故障したアドレス線だけが異なるアドレス
へのアクセスは実際にはRAMの同一アドレスヘアクセ
スが行われることになる。
【0008】本発明では、最初にプロセッサは任意のア
ドレスへ任意のデータを書き込み、次にテストを行うア
ドレス線に対応するビットだけを反転させたアドレスへ
最初と異なるデータを書き込む。その後、最初の書き込
みを行ったアドレスから読み出しを行う。もし、反転さ
せたビットに対応するアドレス線が故障していた場合
は、最初に書き込んだアドレスのデータは次の書き込み
時に上書きされてしまい、最初に書き込んだアドレスを
読み出しても書き込んだデータと異なるデータが読み出
され、故障を検出できる。
ドレスへ任意のデータを書き込み、次にテストを行うア
ドレス線に対応するビットだけを反転させたアドレスへ
最初と異なるデータを書き込む。その後、最初の書き込
みを行ったアドレスから読み出しを行う。もし、反転さ
せたビットに対応するアドレス線が故障していた場合
は、最初に書き込んだアドレスのデータは次の書き込み
時に上書きされてしまい、最初に書き込んだアドレスを
読み出しても書き込んだデータと異なるデータが読み出
され、故障を検出できる。
【0009】例えば、アドレスの最下位ビットに対応す
るアドレス線が故障している場合、アドレス0000h
にデータ55hを書き込んだ後、アドレスの最下位ビッ
トだけが異なるアドレスである0001hにデータAA
hを書き込み、その後にアドレス0000hを読み出し
た場合、アドレス0000hに書き込んだはずの55h
ではなく、上書きされたAAhが読み出されることにな
り、異常が検出できる。このテストをRAMのすべての
アドレス線に対して行うことにより、RAMの全アドレ
ス線の故障が検出できる。
るアドレス線が故障している場合、アドレス0000h
にデータ55hを書き込んだ後、アドレスの最下位ビッ
トだけが異なるアドレスである0001hにデータAA
hを書き込み、その後にアドレス0000hを読み出し
た場合、アドレス0000hに書き込んだはずの55h
ではなく、上書きされたAAhが読み出されることにな
り、異常が検出できる。このテストをRAMのすべての
アドレス線に対して行うことにより、RAMの全アドレ
ス線の故障が検出できる。
【0010】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は、本発明によるプロセッサとRAM
を有する装置のテスト方法の一実施例を示すブロック結
線図である。
を有する装置のテスト方法の一実施例を示すブロック結
線図である。
【0012】図1において、RAM1は、16本のアド
レス線A0〜A15と、8本のデータ線D0〜D7を有
する64kbyteのRAMである。プロセッサ2はR
AM1と接続され、RAM1のアクセスを行う。RAM
1はプロセッサ2のアドレス空間の0000h番地から
FFFFh番地にマッピングされている。
レス線A0〜A15と、8本のデータ線D0〜D7を有
する64kbyteのRAMである。プロセッサ2はR
AM1と接続され、RAM1のアクセスを行う。RAM
1はプロセッサ2のアドレス空間の0000h番地から
FFFFh番地にマッピングされている。
【0013】図2に、本発明の一実施例のフローチャー
トを示す。本実施例では最下位のアドレス線から最上位
のアドレス線へ順番にテストを行う。以下、図2のフロ
ーチャートに従って説明を行う。
トを示す。本実施例では最下位のアドレス線から最上位
のアドレス線へ順番にテストを行う。以下、図2のフロ
ーチャートに従って説明を行う。
【0014】ステップS1で、アドレス線番号を0に設
定する。ステップS2で、RAM1の先頭アドレスへ基
準データを書き込む。図1の場合は、先頭アドレスは0
000h番地である。ステップS3で、RAM1の先頭
アドレスのビットパターンと比較してアドレス線番号が
示すビットの値のみが異なるアドレスへ、テストデータ
を書き込む。図1の場合は、アドレス線番号が0の場
合、アドレスは0001h番地となる。テストデータは
基準データと異なるデータであれば何でもよい。ステッ
プS4で、RAM1の先頭アドレスからデータを読み出
す。
定する。ステップS2で、RAM1の先頭アドレスへ基
準データを書き込む。図1の場合は、先頭アドレスは0
000h番地である。ステップS3で、RAM1の先頭
アドレスのビットパターンと比較してアドレス線番号が
示すビットの値のみが異なるアドレスへ、テストデータ
を書き込む。図1の場合は、アドレス線番号が0の場
合、アドレスは0001h番地となる。テストデータは
基準データと異なるデータであれば何でもよい。ステッ
プS4で、RAM1の先頭アドレスからデータを読み出
す。
【0015】ステップS5で、読み出したデータと基準
データの比較を行う。異なっている場合は、ステップS
6で異常と判定する。一致している場合は、ステップS
7でアドレス線番号を1インクリメントする。ステップ
S8で、アドレス線番号とアドレス線の本数を比較す
る。アドレス線番号がアドレス線の本数より小さい場合
は、ステップS2へ戻り、次のアドレス線のテストを行
う。図1の場合は、アドレス線番号がアドレス線の本数
である16より小さい場合に、ステップS2へ戻る。ア
ドレス線番号がアドレス線の本数と等しいかまたは大き
い場合は、ステップS9で正常と判定してプログラムを
終了する。
データの比較を行う。異なっている場合は、ステップS
6で異常と判定する。一致している場合は、ステップS
7でアドレス線番号を1インクリメントする。ステップ
S8で、アドレス線番号とアドレス線の本数を比較す
る。アドレス線番号がアドレス線の本数より小さい場合
は、ステップS2へ戻り、次のアドレス線のテストを行
う。図1の場合は、アドレス線番号がアドレス線の本数
である16より小さい場合に、ステップS2へ戻る。ア
ドレス線番号がアドレス線の本数と等しいかまたは大き
い場合は、ステップS9で正常と判定してプログラムを
終了する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明のプロセッサとR
AMを有する装置のテスト方法によれば、RAMの任意
のアドレスへ任意のデータを書き込む第1の書き込み処
理を行い、第1の書き込み処理のアドレスと1bitだ
けビットパターンの異なるRAMのアドレスへ、第1の
書き込み処理のデータと異なるデータを書き込む第2の
書き込み処理を行い、第1の書き込み処理のアドレスか
らデータを読み出し、第1の書き込み処理のデータと読
み出したデータの比較を行い、異なっている場合は、第
1の書き込み処理のアドレスと、第2の書き込み処理の
アドレスの、ビットパターンの異なる1ビットに対応す
るアドレス線の異常と判定するようにしたので、プロセ
ッサとRAM間のアドレスバスの信号線(アドレス線)
の正常または異常を検出することが可能となる。
AMを有する装置のテスト方法によれば、RAMの任意
のアドレスへ任意のデータを書き込む第1の書き込み処
理を行い、第1の書き込み処理のアドレスと1bitだ
けビットパターンの異なるRAMのアドレスへ、第1の
書き込み処理のデータと異なるデータを書き込む第2の
書き込み処理を行い、第1の書き込み処理のアドレスか
らデータを読み出し、第1の書き込み処理のデータと読
み出したデータの比較を行い、異なっている場合は、第
1の書き込み処理のアドレスと、第2の書き込み処理の
アドレスの、ビットパターンの異なる1ビットに対応す
るアドレス線の異常と判定するようにしたので、プロセ
ッサとRAM間のアドレスバスの信号線(アドレス線)
の正常または異常を検出することが可能となる。
【図1】本発明によるプロセッサとRAMを有する装置
のテスト方法の一実施例を示すブロック結線図である。
のテスト方法の一実施例を示すブロック結線図である。
【図2】本発明によるプロセッサとRAMを有する装置
のテスト方法の一実施例を示すフローチャートである。
のテスト方法の一実施例を示すフローチャートである。
1 RAM 2 プロセッサ
Claims (2)
- 【請求項1】RAMの任意のアドレスへ任意のデータを
書き込む第1の書き込み処理を行い、 第1の書き込み処理のアドレスと1bitだけビットパ
ターンの異なるRAMのアドレスへ、第1の書き込み処
理のデータと異なるデータを書き込む第2の書き込み処
理を行い、 第1の書き込み処理のアドレスからデータを読み出し、 第1の書き込み処理のデータと読み出したデータの比較
を行い、異なっている場合は、第1の書き込み処理のア
ドレスと、第2の書き込み処理のアドレスの、ビットパ
ターンの異なる1ビットに対応するアドレス線の異常と
判定するプロセッサとRAMを有する装置のテスト方
法。 - 【請求項2】前記任意のアドレスをインクリメントまた
はデクリメントすることにより、RAMのすべてのアド
レス線のテストを行うことを特徴とする請求項1に記載
のプロセッサとRAMを有する装置のテスト方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8027277A JPH09198274A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | プロセッサとramを有する装置のテスト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8027277A JPH09198274A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | プロセッサとramを有する装置のテスト方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09198274A true JPH09198274A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12216586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8027277A Pending JPH09198274A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | プロセッサとramを有する装置のテスト方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09198274A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7251766B2 (en) | 1999-02-02 | 2007-07-31 | Fujitsu Limited | Test method and test circuit for electronic device |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP8027277A patent/JPH09198274A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7251766B2 (en) | 1999-02-02 | 2007-07-31 | Fujitsu Limited | Test method and test circuit for electronic device |
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