JPH09198036A - 鍵盤装置の鍵支持構造 - Google Patents
鍵盤装置の鍵支持構造Info
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- JPH09198036A JPH09198036A JP8010417A JP1041796A JPH09198036A JP H09198036 A JPH09198036 A JP H09198036A JP 8010417 A JP8010417 A JP 8010417A JP 1041796 A JP1041796 A JP 1041796A JP H09198036 A JPH09198036 A JP H09198036A
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Abstract
成形するのに適し、鍵の組み付けが容易かつ鍵の揺動が
円滑に行われるようにする。 【構成】 鍵20は合成樹脂製のフレームの後端に設け
た枠体12内に収容されて、同枠体12内にて上下方向
に揺動可能に支持されるとともに、後方にばねにより付
勢されている。鍵20の後端部21は方形状に形成さ
れ、その一側面21aの後ろ半分を切り欠いた傾斜面の
上下方向の中央付近には外周面を球面状に形成した突起
21bが形成されている。後端部21の他側面21cは
上下方向を軸とする円柱状に形成されて水平断面は上端
面から下端面にわたって一様な円弧状になっている。鍵
20の後端部21を枠体12内に上方から押し込むこと
により、突起21bを切欠き12aの上端面上及び枠体
12の一側部前端面上を摺動させて勘合溝12bに前方
から勘合させる。
Description
オルガンなどの鍵盤楽器に用いるのに適した鍵盤装置に
係り、特に同鍵盤装置の鍵支持構造に関する。
98号公報に示されているように、金属製のフレームの
後端に合成樹脂製のピンをアウトサート成形により一体
的に組み付け、同ピンに鍵を後端部にて上下方向に揺動
可能に支持させるようにしている。
置にあっては、フレームを金属材料で構成しているため
に鍵盤装置の製造コストが高くなるという問題があっ
た。そこで、フレームを合成樹脂で構成することが図ら
れているが、上記従来の装置と同じ構造ではフレームの
強度を保つことができないため、また合成樹脂でフレー
ムを構成した場合の特徴を生かして各部品の組み付け状
態を良好にするために、フレーム、鍵などの構造が種々
工夫されてきている。
れたもので、その目的は、合成樹脂で成形するのに適
し、鍵の組み付けが容易かつ鍵の揺動が円滑に行われる
鍵盤装置の鍵支持構造を提供することにある。
達成するために、本発明の構成上の特徴は、横方向に並
設されてフレームに組み付けられた複数の鍵を有してな
り、各鍵がその後端部を支点にフレームに対して上下方
向に揺動し、同各鍵の前端部が同フレームに対して上方
に付勢されるとともに所定の高さ以下に制限され、かつ
同各鍵が同フレームに対して後方に付勢されるようにし
てなる鍵盤装置において、フレームの後端部に上方及び
前方を開放させて水平断面コ字状の複数の枠体をそれぞ
れ立設し、同複数の枠体内に複数の鍵の後端部をそれぞ
れ収容するようにしてなり、複数の鍵の後端部一側面に
外周面を球面状に形成した突起をそれぞれ一体的に設
け、各突起に対向する複数の枠体の一側部の上端面を前
方に向けて斜め下方向に切り欠くとともに、同一側部の
内周面上に前端面中央部から後方に向けて突起が勘合す
る勘合溝を設けたことにある。
の後端部を枠体内に上方から押し込もうとすると、突起
は切欠きの傾斜した上端面上を滑りながら斜め下方向前
方に向かって変位する。そして、後端部をさらに下方に
押すと、突起の後端面が枠体の一側部前端面上を下方に
変位して勘合溝の位置まで来ると、突起が勘合溝内を後
方に摺動しながら、後端部は枠体内に組み付けられる。
したがって、鍵の後端部が枠体内に容易に組み付けられ
るとともに、枠体内に必要な強度で保持される。また、
前記組み付け状態では、外周面を球面状に形成した突起
が勘合溝内にて回動するので、鍵は後端部を支点として
円滑に上下方向に揺動する。
複数の枠体の他側部内周面を平面状に形成するととも
に、同他側部内周面に対向する鍵の各後端部の他側面を
水平断面円弧状に形成するようにしたことにある。これ
により、鍵の後端部が枠体内に入り易くなるとともに、
同枠体内にて回動し易くなって鍵の揺動がより円滑に行
われるようになる。
の鍵の下方位置にてフレームに揺動可能に支持されると
ともに前端部にて各鍵に係合した揺動レバーの自重によ
り各鍵の前端部が上方にそれぞれ付勢され、フレームに
組み付けられて複数の揺動レバーの後端部の下方への揺
動をそれぞれ規制するストッパにより各鍵の前端部が所
定の高さ以下に規制され、かつ複数の鍵の下方に設けら
れ後端にて複数の鍵の各前端部内周面にそれぞれ係止さ
れるとともに前端にて複数の揺動レバーにそれぞれ係止
されたばね部材により複数の鍵をフレームに対してそれ
ぞれ後方に付勢するようにしたことにある。これによ
り、鍵の前端部の上方への付勢、同前端部の上方位置の
規制、及び鍵の後方への付勢が、簡単な構成により行わ
れるようになる。
を用いて説明すると、図1は右端の一部の鍵及び同鍵に
関係した各部品を取り外した状態を示す楽器用鍵盤装置
の斜視図である。この鍵盤装置は、合成樹脂により一体
成形したフレーム10を備えている。フレーム10上に
は複数の鍵20が横方向に並設されているとともに、各
鍵20の下方にはフレーム10に組み付けた揺動レバー
30がそれぞれ設けられている。
開放させて断面コ字状に合成樹脂により一体成形され、
後端部21にてフレーム10に上下方向に揺動可能に支
持されるとともにばね部材を構成する板ばね41により
後方に付勢されている。鍵20の後端部21は図3,4
に詳細に示すように方形状に形成され、その一側面21
aは後ろ半分を切り欠いて後端に向かうにしたがって幅
狭となる傾斜面を形成しており、同傾斜面の上下方向の
中央付近には外周面を球面状に形成した突起21bが形
成されている。後端部21の他側面21cは上下方向を
軸とする円柱状に形成されて水平断面は上端面から下端
面にわたって一様な円弧状になっている。後端部21の
近傍手前側の鍵20の下面からは台形状の突出片21d
が突出していて、突出片21dは、フレーム10の一部
を構成し鍵20の後部下方に水平に延設した水平板11
に設けた貫通窓11aを貫通している。
ーム10の後端部には、上方及び前方を開放させ水平断
面コ字状に形成された複数の枠体12がそれぞれ立設し
ている。各枠体12は鍵20の各後端部21を収容する
もので、突起21bに対向する一側部には上端面を前方
に向けて斜め下方向に切り欠いた切欠き12aが設けら
れるとともに、同一側部の内周面上には前端面中央部か
ら後方に向けて突起21bが勘合する勘合溝12bが形
成されている。
に、フレーム10の前端水平部13に立設された鍵ガイ
ド42により、同鍵20の押鍵時に垂直に案内されるよ
うになっている。また、前端水平部13上にはフェルト
等を重ねた長尺の鍵ストッパ43も鍵盤横方向に延設さ
れて固着され、同ストッパ43は鍵20の下方への変位
を規制する。なお、黒鍵20に関しては、フレーム10
の水平板11に立設された鍵ガイド44により同鍵20
の押鍵時に垂直に案内されるようになっているととも
に、水平板11上にフェルト等を重ねて鍵盤横方向に延
設された長尺の鍵ストッパ45により同鍵20の下方へ
の変位が規制される。ただし、これらの鍵ストッパ4
3,45は演奏による通常の押鍵時に各鍵20の下方へ
の変位を規制するものではなく、同通常の押鍵時には鍵
20の下端面は鍵ストッパ43,45の上面から離間し
た状態にある。一方、鍵20の上に子供が乗ったり、重
い物を置いたりした場合などのように、非常に大きな下
方への力が鍵20に加わった場合には、鍵ストッパ4
3,45が鍵20の下方への変位を規制して鍵20の異
常な変形による破壊を防止する。
は、同下面からほぼ垂直下方に延設した駆動部23が一
体的に形成されている。駆動部23は、図2,5,6に
示すように、後方を開放させて水平断面コ字状に形成さ
れ、下端には後方に突出した薄肉の係合片24が一体的
に形成されている。係合片24の中央部には方形状の貫
通穴24aが形成されており、同穴24aには弾性部材
25が固定されている。弾性部材25は、半円柱状に形
成されて半円弧状側面を上方及び下方にそれぞれ向けて
係合片24の厚さにほぼ等しい距離を隔てて対向させて
なる第1及び第2摺動部25a,25bと、両摺動部2
5a,25bを連結する方形状の連結部25cとにより
一体的に形成され、第1及び第2摺動部25a,25b
の両軸線方向を横方向に向けて係合片24に貫通穴24
aを介して勘合されている。弾性部材25、少なくとも
第1及び第2摺動部25a,25bの円弧状外周面は滑
り易い合成樹脂等の材料を用いるとともに滑り易く表面
加工されており、必要に応じてグリスなどの潤滑剤が塗
布されている。また、弾性部材25の連結部25cは、
必要に応じて接着剤により係合片24に接着固定され
る。
は、鍵20の前端部の下面からほぼ垂直下方に延設する
とともに前方に曲げて延設したL字状の駆動部が一体的
に形成されている。黒鍵20に関する駆動部23の構成
は白鍵20と同じである。
うに、合成樹脂製のレバー基部31と金属製の錘32と
により構成されている。レバー基部31は長尺状かつ平
板状に成形されて、長手方向を前後方向にかつ板面を垂
直に鍵20の前部分下方に配置されている。レバー基部
31は下面中央部にて切り欠いた鍵盤横方向を軸線とす
る円筒部31aを有し、同円筒部31aは軸線方向に厚
肉に成形されている。この円筒部31aは前方斜め下方
にて開放されていて、フレーム10の前方下端位置から
後方斜め上方に延設された傾斜板14の上端部に設けた
回動支持部15に組み付けられている。回動支持部15
は鍵盤横方向を軸線として円柱状に形成され、円筒部3
1aは回動支持部15の外周上に回動可能に勘合されて
いる。また、回動支持部15の外周上には環状溝15a
が形成されているとともに、円筒部31aの内周面上に
は小突起31a1が形成されており、回動支持部15に
対する円筒部31aの組み付け状態にて、小突起31a
1が環状溝15aに回動可能に勘合してレバー基部31
の鍵盤横方向への変位が規制される。
方に付勢されている。板ばね41は、図8に示すよう
に、前部分にて二股に成形された一対の脚部41a,4
1aを有し、同脚部41a,41aはレバー基部31の
薄肉部を挟んで前方に延設されて、前端にて揺動レバー
31の円筒部31aの外周上に当接するとともにレバー
基部31に適宜設けた厚肉部に係止されている。板ばね
41の中間位置には両側に突出した一対の突起片41
b,41bが形成されていて、同板ばね41の突起片4
1b,41bより後方部分を水平板11に設けた貫通窓
11bを下方から上方に貫通させるようにしている。貫
通窓11bの後部分は板ばね41の幅より若干広く設定
されており、同後部分を下面にて横切るように係合バー
11cが設けられているとともに、同バー11cの若干
前方位置には水平板11から下方へ突起した突起部11
dが設けられている。
を隔てて上下方向に二股に分けた一対の脚部31b,3
1cが形成され、上方に位置する脚部31bは下方に位
置する脚部31cより短く設定されている。両脚部31
b,31cの間には鍵20の駆動部23の各下端に設け
た係合片24が進入し、各係合片24に組み付けた弾性
部材24が両脚部31b,31cに当接している。これ
により、駆動部23の各下端部は、両脚部31b,31
cに揺動レバー30の長手方向へ摺動可能かつ上下方向
に相互に力が伝達可能にそれぞれ係合される。
と脚部31cとの間にて、下方に突出したスイッチ駆動
部31dが形成されている。スイッチ駆動部31dは、
傾斜板14に設けた貫通窓14aを介してプリント基盤
50上に組み付けた一対のゴム接点スイッチ51,51
に対向している。プリント基盤50は傾斜板14の下面
に同板14とほぼ平行に組み付けられており、一対のゴ
ム接点スイッチ51,51は各鍵20毎に設けられて鍵
盤横方向に2列に配列されている。スイッチ駆動部31
dは前後に一対の脚を備えており、同一対の脚は、各鍵
20の押鍵時に一対のゴム接点スイッチ51,51をプ
リント基盤50に対してほぼ直角に押圧するように設定
されている。
にレバー基部31をアウトサート成形することによりレ
バー基部31に一体的に組み付けられている。錘32の
後部は織り曲げて重ね合わされており、この折り曲げ部
分の長さを変更することにより錘32の重さを調節でき
るようになっている。
面板16の上面には、フェルト等を重ね合わせて構成し
た長尺のストッパ46が上方を向けて鍵盤横方向に延設
して固着されている。また、フレーム10の後端部に位
置する上面板17の下面には、フェルト等を重ね合わせ
て構成した長尺のストッパ47が下方を向けて鍵盤横方
向に延設して固着されている。これにより、揺動レバー
30の錘32の後端部の下方及び上方への各変位がそれ
ぞれ規制されるとともに、各鍵20,30の前端部の上
方及び下方への各変位も間接的に規制される。
においては、揺動レバー30を円筒部31aにて回動支
持部15に勘合させる。次に、板ばね41をその両脚部
41a,41aがレバー基部31の薄肉部の両側に来る
ように同基部31に組み付けるとともに、脚部41a,
41aの前端をレバー基部31の円筒部31aの外周上
に当接させる。この状態で、板ばね41の後端部分を下
方から上方に向けて貫通窓11bを貫通させるととも
に、突起片41b,41bの後端を係合バー11cに当
接させる。一方、突起片41b,41bの上面は突起部
11dに当接し、板ばね41の突起片41b,41bよ
り前方部分は下方に湾曲する。したがって、揺動レバー
30は回動支持部15上に後方から押し付けられるの
で、同レバー30は回動支持部15上に容易に離脱しな
いように簡単に組み付けられる。
21の内端面に当接させて、同ばね41をS字状に変形
させる。これにより、鍵20は後方へ板ばね41により
付勢される。この付勢状態にて、駆動部23の係合片2
4を揺動レバー30の脚部31b,31cの間に挿入す
るようにして弾性部材25を脚部31b,31c間に勘
合させるとともに、鍵ガイド42を鍵20の前端部内側
に進入させ、鍵20の後端部21を枠体12内に上方か
ら押し込む。これにより、後端部21の突起21bは切
欠き12aの傾斜した上端面上を滑りながら斜め下方向
前方に向かって変位する。後端部21をさらに下方に押
すと、突起21aの後端面(平面)が枠体12の一側部
前端面上を下方に変位して勘合溝12bの位置まで来る
と、突起21bが勘合溝12b内を後方に摺動しなが
ら、後端部21は枠体12内に組み付けられる。この場
合、後端部21の他側面21cは円筒状に形成されてい
て同他側面21cは枠体12の平らな内側平面上を摺動
するので、鍵20の後端部はフレーム10の枠体12に
容易に組み付けられる。
組み付け状態では、後端部21の一側面21aは枠体1
2の勘合溝12bを設けた内側面とは離間されるととも
に、各後端部21の後端面も枠体12の後内側面とは離
間している。
置の動作を説明する。鍵20のいずれも押鍵操作しない
状態では、揺動レバー30の錘32の後端部はその自重
によりストッパ46に当接しており、揺動レバー30、
鍵20は図2の実線に示した状態にある。この状態で、
鍵20を各前端部22近傍位置にて押圧すると、鍵20
は揺動レバー30の錘32の自重に対抗して後端部21
を支点に図2にて反時計回りに揺動し始める。そして、
鍵20が所定の深さまで押鍵されると、錘32の後端部
が図2にて2点鎖線で示すようにストッパ47に当接し
て鍵20の前端部22の下方への変位が規制される。そ
して、鍵20を離鍵すれば、錘32の後端がストッパ4
6に当接するまで、錘32の自重により揺動レバー30
は回動支持部15を支点に図2にて時計方向に揺動して
原点位置に復帰する。
後端部21の一側面21aに設けた突起21bが球面に
形成した外周面にて勘合溝12bの内周面に当接し、同
後端部21の円筒上に形成した他側面21cが枠体12
の平面に形成した一内側面に当接しているので、鍵20
は後端部21を支点として円滑に上下方向に揺動し、鍵
タッチ感が良好になる。
にある鍵盤装置の斜視図である。
す拡大斜視図である。
平面図である。
部の拡大分解斜視図である。
拡大縦断側面図である。
動レバーの側面図である。
端水平部、14…傾斜板、15…回動支持部、16…下
面板、17…上面板、20…鍵、21…後端部、21b
…突起、23…駆動部、24…係合片、25…弾性部
材、30…揺動レバー、31…レバー基部、31a…円
筒部、31b,31c…脚部、32…錘、41…板ば
ね、42,44…鍵ガイド、46,47…ストッパ。
Claims (4)
- 【請求項1】 横方向に並設されてフレームに組み付け
られた複数の鍵を有してなり、前記各鍵がその後端部を
支点に前記フレームに対して上下方向に揺動し、同各鍵
の前端部が同フレームに対して上方に付勢されるととも
に所定の高さ以下に制限され、かつ同各鍵が同フレーム
に対して後方に付勢されるようにしてなる鍵盤装置にお
いて、前記フレームの後端部に上方及び前方を開放させ
て水平断面コ字状の複数の枠体をそれぞれ立設し、同複
数の枠体内に前記複数の鍵の後端部をそれぞれ収容する
ようにしてなり、前記複数の鍵の後端部一側面に外周面
を球面状に形成した突起をそれぞれ一体的に設け、前記
各突起に対向する前記複数の枠体の一側部の上端面を前
方に向けて斜め下方向に切り欠くとともに、同一側部の
内周面上に前端面中央部から後方に向けて前記突起が勘
合する勘合溝を設けたことを特徴とする鍵盤装置の鍵支
持構造。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の鍵盤装置の鍵支持
構造において、前記複数の枠体の他側部内周面を平面状
に形成するとともに、同他側部内周面に対向する鍵の各
後端部の他側面を水平断面円弧状に形成するようにした
ことを特徴とする鍵盤装置の鍵支持構造。 - 【請求項3】 横方向に並設された複数の鍵と、前記複
数の鍵の下方に配設されて各鍵をその後端部にて上下方
向にそれぞれ揺動可能に支持させてなるフレームと、前
記複数の鍵の下方位置にて前記フレームに揺動可能に支
持されてなり前端部にて各鍵に係合して自重により各鍵
の前端部を上方にそれぞれ付勢する複数の揺動レバー
と、前記フレームに組み付けられて前記複数の揺動レバ
ーの後端部の下方への揺動をそれぞれ規制するストッパ
と、前記複数の鍵の下方に設けられ後端にて前記複数の
鍵の各前端部内周面にそれぞれ係止されるとともに前端
にて前記複数の揺動レバーにそれぞれ係止されて前記複
数の鍵を前記フレームに対してそれぞれ後方に付勢する
ばね部材とを備えた鍵盤装置において、前記フレームの
後端部に上方及び前方を開放させて水平断面コ字状の複
数の枠体を立設して前記複数の枠体内に前記複数の鍵の
各後端部をそれぞれ収容するようにしてなり、前記複数
の鍵の各後端部一側面に外周面を球面状に形成した突起
をそれぞれ一体的に設け、前記各突起に対向する前記複
数の枠体の一側部の上端面を前方斜め下方向に切り欠く
とともに、同一側部に前端面中央部から後方に向けて前
記突起が勘合する勘合溝を設けたことを特徴とする鍵盤
装置の鍵支持構造。 - 【請求項4】 前記請求項3に記載の鍵盤装置の鍵支持
構造において、前記複数の枠体の他側部内周面を平面状
に形成するとともに、同他側部内周面に対向する鍵の各
後端部の他側面を断面円弧状に形成するようにしたこと
を特徴とする鍵盤装置の鍵支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08010417A JP3094886B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 鍵盤装置の鍵支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08010417A JP3094886B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 鍵盤装置の鍵支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09198036A true JPH09198036A (ja) | 1997-07-31 |
JP3094886B2 JP3094886B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=11749581
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JP08010417A Expired - Fee Related JP3094886B2 (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 鍵盤装置の鍵支持構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3094886B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009276780A (ja) * | 2005-07-21 | 2009-11-26 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
US7772474B2 (en) | 2006-09-15 | 2010-08-10 | Yamaha Corporation | Keyboard device with an anti-floating part for electronic musical instrument |
JP2011027854A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 |
CN104464705A (zh) * | 2013-09-19 | 2015-03-25 | 株式会社扩乐格 | 键盘装置 |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP08010417A patent/JP3094886B2/ja not_active Expired - Fee Related
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