JP3639128B2 - 鍵盤楽器の鍵支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ピアノなどにおいてシャーシの鍵支点に鍵を回動自在に支持する鍵盤楽器の鍵支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の鍵支持装置として、例えば実開昭63−153296号公報に開示されたものが知られている。この鍵支持装置では、鍵の左右の側壁の後端に、後方に開放する半円形状の軸受孔がそれぞれ形成される一方、シャーシには、鍵の左右の軸受孔が回動自在にそれぞれ嵌合する、短い丸棒状の左右の鍵支点が形成されている。また、鍵とシャーシの間には、鍵をシャーシ側に付勢する引張ばねが設けられている。以上の構成により、鍵は、鍵支点への軸受孔の嵌合を引張ばねにより保持された状態で、鍵支点に回動自在に支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の鍵支持装置では、鍵を鍵支点に保持するために、引張ばねを鍵ごとに設けなければならず、その分、部品点数が増大し、組立にも手間がかかることにより、製造コストが上昇してしまう。また、鍵の側壁の後端部を切り欠くようにして軸受孔が形成されているため、側壁の断面の減少によって、鍵支点付近の鍵の強度が低下する。鍵の鍵支点付近の部分は、演奏中に鍵に作用する荷重を支持する鍵支点から反力を直接、受ける部分であるので、鍵のこのような強度低下によって、鍵の極強打時の変形および破損や、耐久性の低下などの不具合を生じるおそれがある。
【0004】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、鍵の強度を高めることができるとともに、部品点数の削減と組立の容易化によって製造コストを削減することができる鍵盤楽器の鍵支持装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、シャーシの鍵支点に鍵を回動自在に支持する鍵盤楽器の鍵支持装置であって、鍵は、天壁および左右の側壁を有し、底面が開放するように構成され、左右の側壁には、互いに対向するように内方に突出し且つ内側面に下広がりのテーパ面を有する被支持突起がそれぞれ形成され、天壁の被支持突起の上方の部分には、側壁の弾性変形を可能にするための切欠が形成され、鍵支点は、シャーシに上方に突出して設けられた係合突起と、この係合突起の下側に隣接して設けられ、被支持突起が回動自在に嵌合可能な支持穴とを有し、係合突起の左右の外側面は、被支持突起を支持穴に嵌合させる際に被支持突起のテーパ面に係合することによって側壁を弾性変形させるとともに、被支持突起を係合突起に抜止め状態で係合させる、下広がりのテーパ面を有していることを特徴とする。
【0006】
この鍵盤楽器の鍵支持装置では、鍵支点への鍵の取付けは、次のようにして行われる。すなわち、鍵の左右の被支持突起を鍵支点の係合突起にまたがるように載せた状態で、鍵を押し下げると、被支持突起の各テーパ面が係合突起の左右のテーパ面に沿って案内されることによって、両側壁は係合突起によって外方へ押し広げられるように弾性変形する。そして、被支持突起が係合突起から外れた時点で、側壁が弾性復帰することにより、被支持突起は、係合突起で抜止めされた状態で、支持穴に回動自在に嵌合する。
【0007】
このように、本発明の鍵支持装置では、鍵の被支持突起を鍵支点の係合突起に位置合わせして、鍵を押し下げるだけで、鍵支点に鍵を取り付けることができ、その組立を容易に行うことができる。また、鍵が鍵支点に抜止め状態で嵌合することによって、鍵支点に保持されるので、この目的のために鍵ごとに設けられていた従来の引張ばねは不要となり、その分、部品点数を削減できる。さらに、鍵の鍵支点に支持される部分が、被支持突起として突起状に構成されているので、これを軸受孔で構成していた従来の場合のような側壁の断面減少による強度低下がないとともに、この被支持突起が側壁を補強する作用を果たすことにより、鍵の強度を高めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1および図2は、本発明の一実施形態による鍵支持装置を組み込んだ電子ピアノの鍵盤装置を示している。この鍵盤装置1は、88鍵用のものであり、両図に示すように、シャーシ2と、シャーシ2の後端部に回動自在に取り付けられた白鍵3aおよび黒鍵3bから成る88個の鍵3(両図には白鍵3aおよび黒鍵3bの各1個のみ図示)と、鍵3ごとにシャーシ2の中央部に回動自在に取り付けられた複数のハンマー4(両図に1個のみ図示)などを備えている。
【0009】
シャーシ2は、中央の6個の中間シャーシ2a(図3に1個のみ図示)と、図4に示す最低音部用シャーシ2bと、図5に示す最高音部用シャーシ2cの、計8個のシャーシにより分割構成され、左右方向に並んだ状態で棚板5上に支持されている。
【0010】
中間シャーシ2aは、図3に示すように、F鍵からE鍵までの1オクターブ分、計12個の鍵3(7個の白鍵3aと5個の黒鍵3b)およびハンマー4を支持するものであり、同じ寸法および形状を有し、同一の金型で成形されたABS樹脂などの射出成形品で構成されている。最低音部用および最高音部用シャーシ2b、2cは、図4および図5に示すように、中間シャーシ2aの一部として構成されている。より具体的には、最低音部用シャーシ2bは、中間シャーシ2aを切断線A−A’に沿って切断した右側の部分で構成されている。一方、最高音部用シャーシ2cは、中間シャーシ2aを切断線B−B’に沿って切断した左側の部分で構成されている。
【0011】
以上の計8個のシャーシ2は、図1に示すように、左右方向に延びる4本の連結バー6にねじ7で固定され、連結バー6上に左右方向に並んだ状態で連結されている。各連結バー6は、シャーシ2の左右方向の全体に渡る長さの細長い1本のアングル状のものであり、例えば鋼板の曲げ加工によって形成されている。また、前後方向に延びる補強用のリブ8がオクターブごとに配置され(図1に1個のみ図示)、連結バー6間にねじ9で固定されている。このリブ8は、例えば1枚の鋼板を金型を用いて曲げプレス加工することによって、形成されている。以上のように連結バー6で連結され、リブ8で補強されたシャーシ2は、前後の連結バー6を介して、ねじ10で棚板5に固定されている。
【0012】
シャーシ2の後端部には、鍵3を回動自在に支持する鍵支点11が、鍵3ごとに設けられている。各鍵支点11は、図6に示すように、シャーシ2に形成された左右の支持壁53、53と、これらの支持壁53、53の上部間に上方に突出して一体に形成された係合突起54と、係合突起54の下側に隣接して、支持壁53、53間を貫通するように形成された支持穴55とを有している。係合突起54の左右の側面は、下広がりのテーパ面56になっている。
【0013】
一方、鍵3は、例えばAS樹脂の射出成形品で構成されており、図7に示すように、左右の側壁3c、3cと天壁3dから成り、底面が開放している。天壁3dの後端部には切欠57が形成され、鍵3の背面は切欠57に連なるように開放されており、それにより、側壁3cの後端部が弾性変形できるようになっている。また、両側壁3c、3cの後端部には、切欠57の下方に位置して、互いに対向するように内方に突出する被支持突起23、23がそれぞれ形成されており、各被支持突起23の内側面の下半部は、下広がりのテーパ面58になっている。なお、図7中の符号3eは、切欠57の前側に形成された補強用のリブである。そして、鍵3の被支持突起23、23が鍵支点11の支持穴55に係合することによって、鍵3がシャーシ2に回動自在に支持されている。
【0014】
具体的には、鍵支点11への鍵3の取付けは、次のようにして行われる。すなわち、鍵3の左右の被支持突起23、23を係合突起54にまたがるように載せた状態で、鍵3を押し下げると、被支持突起23の各テーパ面58が係合突起54の左右のテーパ面56に沿って案内されることによって、両側壁3c、3cは係合突起54によって外方へ押し広げられるように弾性変形する。そして、被支持突起23が係合突起54から外れた時点で、側壁3cが弾性復帰することにより、被支持突起23は、係合突起54で抜止めされた状態で、支持穴55に回動自在に嵌合する(図8参照)。このように、鍵3の被支持突起23、23を係合突起54に位置合わせして、鍵3を押し下げるだけで、鍵3を鍵支点11に容易に取り付けることができる。
【0015】
また、シャーシ2には、その中央部にハンマー4を支持するハンマー用軸穴12が、さらに、前部およびハンマー用軸穴12の前後には、ハンマー4が通過する第1〜第3ハンマー通過孔13a〜13cが、第1ハンマー通過孔13aの後ろ側には、鍵3の両側壁3c、3cの前部に形成したフック状のストッパ部14が通過する鍵通過孔15が、それぞれ鍵3ごとに形成されている。さらに、シャーシ2には、第1ハンマー通過孔13aの前側で各白鍵3aに相当する位置に白鍵用ガイド16aが、鍵通過孔15の後ろ側で各黒鍵3bに相当する位置に黒鍵用ガイド16bが、それぞれ立設されている。
【0016】
また、図1に示すように、シャーシ2には、鍵3およびハンマー4の回動を規制するために、鍵下限ストッパ17、ハンマー過回動防止ストッパ18、ハンマー下限ストッパ19、およびハンマー上限ストッパ52が設けられている。鍵下限ストッパ17およびハンマー過回動防止ストッパ18は、鍵通過孔15と黒鍵用ガイド16bの間の同じ位置に、シャーシ2を挟むようにしてシャーシ2の上面および下面にそれぞれ取り付けられている。また、ハンマー下限ストッパ19は、前側の連結バー6の下端部に取り付けられ、ハンマー上限ストッパ52は、白鍵用ガイド16aの後ろ側に位置して、シャーシ2の下面に取り付けられている。これらのストッパ17〜19、52はいずれも、シャーシ2の左右方向の全体にわたる1本の帯状の緩衝材、例えば、表面にフェルトを貼り付けた発泡ウレタンなどで構成されている。
【0017】
さらに、シャーシ2のハンマー用軸穴12の後ろ側には、鍵3の押鍵情報を検出するための鍵スイッチ20が設けられている。この鍵スイッチ20は、シャーシ2にねじ止めされたプリント基板21と、その上面に設けられたスイッチ本体22とを備えている。スイッチ本体22は、シャーシ2の第3ハンマー通過孔13cに下方から臨んでおり、プリント基板21を介して、電子ピアノの発音を制御する制御装置(図示せず)に接続されている。
【0018】
ハンマー4は、前後方向に延びるハンマー本体25と、ハンマー本体25の前端部の左右両側に取り付けられた2枚の質量板26(図1に片側のもののみ図示)とで構成されている。ハンマー本体25は、ABS樹脂の射出成形品などで構成され、その後端部には両側方に突出するピン状の突起27が形成されていて、この突起27がシャーシ2のハンマー用軸穴12に係合することによって、ハンマー4がシャーシ2に回動自在に支持されている。
【0019】
ハンマー本体25のハンマー用軸穴12よりも後ろ側の部分は、スイッチ押圧部28になっており、このスイッチ押圧部28は、シャーシ2の第3ハンマー通過孔13cに臨み、鍵スイッチ20のスイッチ本体22に上方から対向するとともに、このスイッチ押圧部28に、鍵3の下面に設けたアクチュエータ部29が上方から当接している。また、ハンマー本体25は、その中央部がシャーシ2の第2ハンマー通過孔13bを上下に横切ってシャーシ2の下側を前方に延びており、その前端にはストッパ部30が前方に突出して形成されている。
【0020】
また、質量板26は、ハンマー4にアコースティックピアノと同様のタッチ重さを付与するためのものであり、鋼板などの重い材料で構成され、ハンマー過回動防止ストッパ18とハンマー上限ストッパ52の間に位置するような位置関係で、ハンマー本体25に取り付けられている。
【0021】
以上の構成により、鍵3が押鍵されると、鍵3は、そのストッパ部14がシャーシ2の鍵通過孔15を通過しながら下方に回動するとともに、白鍵用ガイド16aまたは黒鍵用ガイド16bにより、左右方向にぶれないように案内される。また、このときの鍵3の下限位置は、その下面が鍵下限ストッパ17に当接することによって規制される(図2の状態)。
【0022】
この鍵3の押鍵に伴い、ハンマー4は、スイッチ押圧部28が鍵3のアクチュエータ部29で押圧されることによって、上方(図1の時計方向)に回動する。この回動の際、ハンマー4の質量板26がシャーシ2の第1ハンマー通過孔13cを通るとともに、質量板26の後ろ側の部分が、押下された鍵3のストッパ部14間を通る。また、白鍵3aのハンマー4の場合には、質量板26は、第1ハンマー通過孔13cを越えて、白鍵3aの両側壁3c間に入り込むようになっている(図2参照)。
【0023】
そして、ハンマー4が所定角度まで回動したときに、そのストッパ部30がハンマー上限ストッパ52に当接する(図2の状態)。鍵3の押鍵が弱打の場合には、ハンマー4の上限位置は、ハンマー上限ストッパ52のみによって規制される。一方、鍵3が強打された場合には、ハンマー4は、ハンマー上限ストッパ52をさらに圧縮させながら上限位置を越えてさらに回動し、ハンマー過回動防止ストッパ18に当接することによって、それ以上の回動を阻止される。
【0024】
また、このハンマー4の回動に伴い、そのスイッチ押圧部28が鍵スイッチ20のスイッチ本体22を押下し、オン動作させることによって、鍵3の押鍵情報が検出され、その検出結果に応じて、制御装置により電子ピアノの発音が制御される。
【0025】
この状態から鍵3が離鍵されると、鍵3およびハンマー4はそれぞれの初期位置に復帰回動し、このときのハンマー4の下限位置は、ストッパ部30がハンマー下限ストッパ19に当接することによって規制され、鍵3の上限位置は、そのストッパ部14がハンマー過回動防止ストッパ18に当接することによって規制される(図1の状態)。すなわち、ハンマー過回動防止ストッパ18は、鍵3の上限位置を規制する鍵上限ストッパとして兼用されている。
【0026】
以上のように、本実施形態によれば、鍵3の被支持突起23を鍵支点11の係合突起54に位置合わせして、鍵3を押し下げるだけで、鍵3を鍵支点11に取り付けることができ、その組立を容易に行うことができる。また、鍵3が鍵支点11に抜止め状態で嵌合することによって、鍵支点11に保持されるので、この目的のために鍵ごとに設けられていた従来の引張ばねは不要となり、その分、部品点数を削減でき、組立の容易化と相まって製造コストを削減することができる。さらに、鍵3の鍵支点11に支持される部分が、被支持突起23として突起状に構成されているので、これを軸受孔で構成していた従来の場合のような側壁の断面減少による強度低下がないとともに、この被支持突起23が側壁3cを補強する作用を果たすことにより、鍵3の強度を高めることができる。
【0027】
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態で示した各構成要素の材質などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。また、実施形態は、本発明を電子ピアノに適用した例であるが、本発明は、これに限らず、シンセサイザなどの他のタイプの電子楽器に適用することも、もちろん可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の鍵盤楽器の鍵支持装置は、鍵の強度を高めることができるとともに、部品点数の削減と組立の容易化によって製造コストを削減することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による鍵支持装置を組み込んだ電子ピアノの鍵盤装置の離鍵状態における側断面図である。
【図2】図1の鍵盤装置の押鍵状態における側断面図である。
【図3】中間シャーシの(a)平面図および(b)側断面図である。
【図4】最低音部用シャーシの平面図である。
【図5】最高音部用シャーシの平面図である。
【図6】シャーシの鍵支点周辺の(a)平面図、(b)側面図、および(c)背面図である。
【図7】鍵の後端部の(a)平面図、(b)C−C線に沿う断面図、および(c)背面図である。
【図8】鍵を鍵支点に取り付けた状態の(a)平面図、(b)D−D線に沿う断面図、および(c)背面図である。
【符号の説明】
2 シャーシ
3 鍵
3c 鍵の側壁
3d 鍵の天壁
11 鍵支点
23 被支持突起
54 係合突起
55 支持穴
56 係合突起のテーパ面
57 切欠
58 被支持突起のテーパ面

Claims (1)

  1. シャーシの鍵支点に鍵を回動自在に支持する鍵盤楽器の鍵支持装置であって、
    前記鍵は、天壁および左右の側壁を有し、底面が開放するように構成され、前記左右の側壁には、互いに対向するように内方に突出し且つ内側面に下広がりのテーパ面を有する被支持突起がそれぞれ形成され、前記天壁の前記被支持突起の上方の部分には、前記側壁の弾性変形を可能にするための切欠が形成され、
    前記鍵支点は、前記シャーシに上方に突出して設けられた係合突起と、この係合突起の下側に隣接して設けられ、前記被支持突起が回動自在に嵌合可能な支持穴とを有し、前記係合突起の左右の外側面は、前記被支持突起を前記支持穴に嵌合させる際に前記被支持突起の前記テーパ面に係合することによって前記側壁を弾性変形させるとともに、前記被支持突起を前記係合突起に抜止め状態で係合させる、下広がりのテーパ面を有していることを特徴とする鍵盤楽器の鍵支持装置。
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