JPH09197443A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
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- JPH09197443A JPH09197443A JP9040230A JP4023097A JPH09197443A JP H09197443 A JPH09197443 A JP H09197443A JP 9040230 A JP9040230 A JP 9040230A JP 4023097 A JP4023097 A JP 4023097A JP H09197443 A JPH09197443 A JP H09197443A
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- Japan
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- display device
- pixel electrodes
- active matrix
- electrode
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- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
を提供することである。 【解決手段】 アクティブマトリクス表示装置に於いて
は、隣接する一方の絵素電極3aと他方の絵素電極3b
の端部を、絶縁膜4aを介在させることにより、表示装
置の厚さ方向にずらせて絵素電極3a及び3bの面積を
拡大する。
Description
を用いた、高い開口率を有するアクティブマトリクス表
示装置に関する。
式のツイスティッドネマティック(TN)型液晶表示装
置の断面模式図を図4に、この表示装置を構成するアク
ティブマトリクス基板の平面図を図5に示す。この表示
装置は、図5に示すように、ゲートバス配線5と、ソー
スバス配線6とによって形成された矩形の各領域に、絵
素電極3が形成されている。図4に示すように、各絵素
電極3は絶縁性基板1上に形成され、絵素電極3にはス
イッチング素子として薄膜トランジスタ(以下では「T
FT」と称する)2が接続されている。絶縁性基板1に
対向する対向基板10上には対向電極13が形成され、
絵素電極3と対向電極13との間の液晶層8に電圧が印
加される。
マトリクス表示装置では、ゲートバス配線5及びソース
バス配線6と、絵素電極3とをある程度の距離を置いて
形成する必要がある。そのため、絵素電極3の面積をあ
る程度以上に大きくできず、表示装置の開口率、即ち、
表示画面に対する絵素電極の表示に寄与する面積の割合
を高めることができないという問題点がある。このよう
な問題点を解決するため、図6の断面模式図に示すアク
ティブマトリクス表示装置が提案されている。図6の表
示装置では、絵素電極3はTFT2を覆う絶縁膜4上に
設けられ、絵素電極3とTFT2とは絶縁膜4に設けら
れたコンタクトホールを介して電気的に接続されてい
る。図6の構成では、絵素電極3の面積はゲートバス配
線5及びソースバス配線6に制約されないので、開口率
を高めることができる。
素電極3間のリークを防止するため、絵素電極3間に一
定のスペースを置かなければならない。このスペース
は、絵素電極3の作製時のパターン精度、目標歩留りの
設定値により異なるが、例えば5μm以上、30μm以
下の範囲に設定される。特に大型で高精細の表示を行う
表示装置では相対的に絵素電極3の占める面積の割合が
小さくなるので、開口率は50%以下と非常に小さくな
る。開口率が小さいと表示画面が暗くなるため、表示品
位の低下につながる。また、対向基板10上にブラック
マスクが形成される場合には、絶縁性基板1と対向基板
10との位置ずれを考慮して、ブラックマスクは、絵素
電極3の周縁部を覆うように形成されるため、更に開口
率が低下するという問題点もある。
く、高い開口率を有するアクティブマトリクス表示装置
を提供することである。
リクス表示装置は、一対の絶縁性基板と、該基板間に封
入された表示媒体と、該基板の何れか一方に配された、
該表示媒体に電圧を印加するための絵素電極と、を有す
るアクティブマトリクス表示装置であって、隣接する該
絵素電極の端部が、互いに該表示装置の厚さ方向に、該
絵素電極の厚みより大きくずれており、そのことによっ
て上記目的が達成される。
に絶縁膜を挟んで重畳されている構成とすることができ
る。
構成とすることができる。
構成とすることができる。
於いては、隣接する絵素電極の端部が、互いに表示装置
の厚さ方向に、絵素電極の厚みより大きくずれて形成さ
れているので、隣接する絵素電極間のスペースを設ける
必要がなくなる。従って、本発明のアクティブマトリク
ス表示装置では絵素電極以外の表示に寄与しない部分の
面積を小さくすることが可能となり、開口率が向上す
る。
明する。
トリクス表示装置の一実施例の断面図を示す。図2に図
1の表示装置を構成するアクティブマトリクス基板の平
面図を示す。本実施例は、透過型TNモードのアクティ
ブマトリクス表示装置であり、一対のガラスからなる絶
縁性基板1及び対向基板10と、絶縁性基板1及び対向
基板10間に封入された表示媒体としての液晶層8とを
有する。絶縁性基板1上にはゲートバス配線5と、これ
にゲート絶縁膜9を挟んで交差するソースバス配線6と
が形成されている。ゲートバス配線5からはゲート電極
7が分岐し、ゲート電極7上にはTFT2が形成されて
いる。ゲートバス配線5及びゲート電極7はTaからな
り、ゲート絶縁膜9はSiNXからなる。また、ソース
バス配線6はTiからなる。
る。ゲート電極7上にはゲート絶縁膜9を挟んでアモル
ファスシリコン(a−Si)からなるチャネル層21が
形成されている。チャネル層21上のゲート電極7の上
方にはエッチングストッパ22が形成され、チャネル層
21の両側部上にソース電極23及びドレイン電極24
が形成されている。ソース電極23及びドレイン電極2
4はソースバス配線6と同時に形成され、従ってこれら
もTiからなる。
はITO(Indium tinoxide)膜25が
パターン形成され、更に、ITO膜25上を覆ってSi
NXからなる絶縁膜4が絶縁性基板1上の全面に形成さ
れている。ドレイン電極24に接続されたITO膜25
上の絶縁膜4にはコンタクトホール26が形成されてい
る。絶縁膜4上にはITOからなる絵素電極3が形成さ
れている。絵素電極3はコンタクトホール26を介し
て、ITO膜25に電気的に接続されている。また、各
絵素電極3は図2に示すように、ゲートバス配線5及び
ソースバス配線6上にも形成されている。
bから構成されている。一方の絵素電極3aは絶縁膜4
上に絵素電極3bの形成に先だって形成され、絵素電極
3aが形成された後、絵素電極3aの周辺部に絶縁膜4
aがパターン形成される。その後に絵素電極3bがパタ
ーン形成される。従って、隣接する絵素電極3a及び3
bの端部は、絶縁膜4aの介在によって互いに表示装置
の厚さ方向に、絵素電極3bの端部の厚みより大きくず
れて形成されている。また、図2に示すように、ソース
バス配線6の延設方向では、絵素電極3aと絵素電極3
bとは絶縁膜4aを挟んで重畳されている。本実施例で
はソースバス配線6の延設方向にのみ絵素電極3a及び
3bが重畳されているが、ゲートバス配線5の延設方向
に於いてもこれらが重畳されている構成とすることがで
きる。
いる。また、絶縁性基板1に対向する対向基板10上に
は、ITOからなる対向電極13及び配向膜27が形成
されている。絶縁性基板1及び対向基板10の間に液晶
層8が封入され、液晶セルが構成されている。更に絶縁
性基板1及び対向基板10の両外側にはそれぞれ偏光板
(図示せず)が設けられている。
向膜27のラビング処理方向及び各偏光板の偏光軸を図
3に示す。図3中、実線oは上側偏光板の偏光軸方向を
示し、矢印mは上側基板上の配向膜のラビング処理方向
を示す。破線pは下側偏光板の偏光軸方向を示し、矢印
nは下側基板上の配向膜のラビング処理方向を示す。図
3に示すように、液晶層8内の液晶分子の捩れ角は90
度であり、本実施例のアクティブマトリクス表示装置は
ノーマリホワイトモードである。本実施例では液晶セル
のΔn・d値、即ち、複屈折とセル厚との積は、約0.
4に設定されている。液晶層8に添加されるカイラル剤
として、CN(CholesterylNanonat
e)を用い、その添加量はd/p値、即ち、セル厚と液
晶のヘリカルピッチ長との比が0.1となるように決定
した。
の、絶縁性基板1及び対向基板10の貼り合わせのずれ
を考慮した表示特性を表1に示す。比較のために、図4
に示す従来の表示装置の表示特性を比較例1に、図6に
示す従来の表示装置の表示特性を比較例2に示す。
スト比が得られるように表示装置を駆動し、白表示を行
った場合に於ける光のパネル透過率である。本実施例で
は貼り合わせによるずれが生じた場合も含め、従来の表
示装置に比べて高輝度の表示画面が得られる。また、基
板の貼り合わせのずれが生じても最大コントラスト比が
変化せず、安定したコントラスト比、高い色再現性が得
られている。また、開口率も、比較例では35〜50%
であるのに対し、本実施例では80%にも達し、表示品
位が大きく向上している。
クス表示装置は、上述の実施例1と同様の構成を有して
いるが、絵素電極3がTi金属層からなる点のみが異な
る。従って、本実施例は図1及び図2に示される構成を
有する反射型のアクティブマトリクス表示装置である。
前述の実施例1と同様に、本実施例の絶縁性基板1及び
対向基板10の貼り合わせのずれを考慮した表示特性を
表2に示す。比較のために、図4に示す構成を有する従
来の反射型表示装置の表示特性を比較例3に、図6に示
す構成を有する従来の反射型表示装置の表示特性を比較
例4に示す。
法線に対して45度の方向から入射した光の輝度に対す
る、該法線に対して45度の方向に出射した光の輝度
(若しくは反射率)を表わす。
た場合も含め、従来の表示装置に比べて高輝度の表示画
面が得られる。また、基板の貼り合わせのずれが生じて
も最大コントラスト比が変化せず、安定したコントラス
ト比、高い色再現性が得られている。また、開口率も、
比較例では50〜70%であるのに対し、本実施例では
100%とすることができ、表示品位が大きく向上して
いる。
配向膜27のラビング処理方向及び各偏光板の偏光軸を
図3に示すように設定したが、表示輝度は実施例1より
かなり小さくなっている。従って、反射型の表示装置で
は他の表示モードを用いる必要があるが、表示モードを
変更しても、本発明の効果は表2と同様に現れることが
確認された。
パラメータを設定したが、セルのΔn・d値を0.24
以上、0.56以下の範囲内に設定し、添加するカイラ
ル剤として各種のものを用い、d/p値が0.01以
上、0.5以下であれば、同様の結果が得られることが
確認されている。また、ゲートバス配線5及びソースバ
ス配線6として、Ta、Ti以外のCr、Mo、Ni、
Cu、Au、Al等の単体または合金を用いることもで
きる。
Oを用いたが、他の透明導電膜を用いることもできる。
また、実施例2では、絵素電極3としてTiを用いた
が、Al、Mo、又はこれらの合金を用いることもでき
る。更に、上記実施例1、2では絶縁膜4としてSiN
Xを用いたが、SiO2、SiO、Ta2O5等、他の絶縁
膜を用いても同様の効果が得られる。
は、隣接する絵素電極の端部が、互いに表示装置の厚さ
方向に、絵素電極の厚みより大きくずれた構成を有して
いる。この構成により、絵素電極の間に表示に寄与しな
いスペースを設ける必要がなくなり、開口率が向上す
る。従って、本発明によれば高コントラスト、高輝度の
表示画面が得られ、画像品位の向上に寄与することがで
きる。
施例の断面図である。
ス基板の平面図である。
ル構成を示す図である。
である。
ス基板の平面図である。
トリクス表示装置の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の絶縁性基板と、該基板間に封入さ
れた表示媒体と、該基板の何れか一方に配された、該表
示媒体に電圧を印加するための絵素電極と、を有するア
クティブマトリクス表示装置であって、隣接する該絵素
電極の端部が、互いに該表示装置の厚さ方向に、該絵素
電極の厚みより大きくずれていることを特徴とするアク
ティブマトリクス表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4023097A JP3145944B2 (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4023097A JP3145944B2 (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2653591A Division JP2653559B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 単純マトリクス液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09197443A true JPH09197443A (ja) | 1997-07-31 |
JP3145944B2 JP3145944B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=12574942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4023097A Expired - Lifetime JP3145944B2 (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3145944B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6476900B1 (en) | 1997-12-17 | 2002-11-05 | Hyundai Display Technology Inc. | Liquid crystal display |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP4023097A patent/JP3145944B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6476900B1 (en) | 1997-12-17 | 2002-11-05 | Hyundai Display Technology Inc. | Liquid crystal display |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3145944B2 (ja) | 2001-03-12 |
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