JPH04264528A - 単純マトリクス液晶表示装置 - Google Patents

単純マトリクス液晶表示装置

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JPH04264528A
JPH04264528A JP3026535A JP2653591A JPH04264528A JP H04264528 A JPH04264528 A JP H04264528A JP 3026535 A JP3026535 A JP 3026535A JP 2653591 A JP2653591 A JP 2653591A JP H04264528 A JPH04264528 A JP H04264528A
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Sachiko Ichimura
市村 幸子
Shinji Shimada
伸二 島田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶等の表示媒体を用
いた、高い開口率を有するアクティブマトリクス表示装
置及び単純マトリクス表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的なアクティブマトリクス方
式のツイスティッドネマティック(TN)型液晶表示装
置の断面模式図を図5に、この表示装置を構成するアク
ティブマトリクス基板の平面図を図7に示す。この表示
装置は、図7に示すように、ゲートバス配線5と、ソー
スバス配線6とによって形成された矩形の各領域に、絵
素電極3が形成されている。図5に示すように、各絵素
電極3は絶縁性基板1上に形成され、絵素電極3にはス
イッチング素子として薄膜トランジスタ(以下では「T
FT」と称する)2が接続されている。基板1に対向す
る対向基板10上には対向電極13が形成され、絵素電
極3と対向電極13との間の液晶層8に電圧が印加され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなアクティブ
マトリクス表示装置では、ゲートバス配線5及びソース
バス配線6と、絵素電極3とをある程度の距離を置いて
形成する必要がある。そのため、絵素電極3の面積をあ
る程度以上に大きくできず、表示装置の開口率、即ち、
表示画面に対する絵素電極の表示に寄与する面積の割合
を高めることができないという問題点がある。このよう
な問題点を解決するため、図6の断面模式図に示すアク
ティブマトリクス表示装置が提案されている。図6の表
示装置では、絵素電極3はTFT2を覆う絶縁膜4上に
設けられ、絵素電極3とTFT2とは絶縁膜4に設けら
れたコンタクトホールを介して電気的に接続されている
。図6の構成では、絵素電極3の面積はゲートバス配線
5及びソースバス配線6に制約されないので、開口率を
高めることができる。
【0004】しかし、図6の表示装置では、隣接する絵
素電極3間のリークを防止するため、絵素電極3間に一
定のスペースを置かなければならない。このスペースは
、絵素電極3の作製時のパターン精度、目標歩留りの設
定値により異なるが、例えば5μm以上、30μm以下
の範囲に設定される。特に大型で高精細の表示を行う表
示装置では相対的に絵素電極3の占める面積の割合が小
さくなるので、開口率は50%以下と非常に小さくなる
。開口率が小さいと表示画面が暗くなるため、表示品位
の低下につながる。また、対向基板上にブラックマスク
が形成される場合には、アクティブマトリクス基板と対
向基板との位置ずれを考慮して、ブラックマスクは、絵
素電極3の周縁部を覆うように形成されるため、更に開
口率が低下するという問題点もある。
【0005】また、単純マトリクス方式の表示装置に於
いても同様の問題点がある。図8に従来の単純マトリク
スTN型表示装置の断面図を、図9にその表示装置を構
成する一方の基板の平面図を示す。この表示装置は、図
8に示すように一対の絶縁性基板1及び10を有し、基
板1上には、図9に示すように平行する多数の表示電極
15が形成されている。基板1に対向する対向基板10
上には、表示電極15とは直交する方向に平行する多数
の表示電極16が形成されいている。更に基板1及び1
0上には配向膜27がそれぞれ形成され、基板1及び1
0間には、液晶層8が封入されている。表示電極15及
び16の交差部分が絵素となる。この表示装置に於いて
も、隣接する表示電極15の間には、一定のスペースを
設ける必要がある。従って、単純マトリクス型の表示装
置に於いても、開口率を上げることができないという問
題点がある。
【0006】また、単純マトリクスTN型表示装置では
、図10の断面図及び図11の平面図に示すように、ブ
ラックマスク28が設けられる場合がある。この場合も
同様に、開口率を上げることはできない。
【0007】本発明の目的は、絵素電極の面積が大きく
、高い開口率を有するアクティブマトリクス表示装置を
提供することである。また、本発明の他の目的は、表示
電極の面積が大きく、高い開口率を有する単純マトリク
ス表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス表示装置は、一対の絶縁性基板と、該基板間に封
入された表示媒体と、該基板の何れか一方に配された、
該表示媒体に電圧を印加するための絵素電極と、を有す
るアクティブマトリクス表示装置であって、隣接する該
絵素電極の端部が、互いに該表示装置の厚さ方向にずれ
ており、そのことによって上記目的が達成される。
【0009】また、隣接する該絵素電極の端部が、互い
に絶縁膜を挟んで重畳されている構成とすることができ
る。
【0010】また、前記絵素電極が透明導電膜からなる
構成とすることができる。
【0011】更に、前記絵素電極が金属反射膜からなる
構成とすることができる。
【0012】本発明の単純マトリクス表示装置は、一対
の絶縁性基板と、該基板間に封入された表示媒体と、該
基板のそれぞれに互いに交差する方向に形成された表示
電極と、を有する単純マトリクス表示装置であって、該
基板の少なくとも一方に於いて、隣接する該表示電極の
側部が互いに該表示装置の厚さ方向にずれており、その
ことによって上記目的が達成される。
【0013】また、隣接する前記表示電極の端部が、互
いに絶縁膜を挟んで重畳されている構成とすることがで
きる。
【0014】また、前記表示電極が透明導電膜からなる
構成とすることができる。
【0015】更に、前記表示電極が金属反射膜からなる
構成とすることができる。
【0016】
【作用】本発明のアクティブマトリクス表示装置に於い
ては、隣接する絵素電極の端部が、互いに表示装置の厚
さ方向にずれて形成されているので、隣接する絵素電極
間のスペースを設ける必要がなくなる。従って、本発明
のアクティブマトリクス表示装置では絵素電極以外の表
示に寄与しない部分の面積を小さくすることが可能とな
り、開口率が向上する。
【0017】また、本発明の単純マトリクス表示装置に
於いては、隣接する表示電極の側部が、互いに表示装置
の厚さ方向にずれて形成されているので、隣接する表示
電極間のスペースを設ける必要がなくなる。従って、本
発明の単純マトリクス表示装置では絵素電極以外の表示
に寄与しない部分の面積を小さくする、若しくは全くな
くしてしまうことが可能となり、開口率が向上する。
【0018】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0019】(実施例1)図1に本発明のアクティブマ
トリクス表示装置の一実施例の断面図を示す。図2に図
1の表示装置を構成するアクティブマトリクス基板の平
面図を示す。本実施例は、透過型TNモードのアクティ
ブマトリクス表示装置であり、一対のガラス基板1及び
10と、該基板1及び10間に封入された表示媒体とし
ての液晶層8とを有する。基板1上にはゲートバス配線
5と、これにゲート絶縁膜9を挟んで交差するソースバ
ス配線6とが形成されている。ゲートバス配線5からは
ゲート電極7が分岐し、該ゲート電極7上にはTFT2
が形成されている。ゲートバス配線5及びゲート電極7
はTaからなり、ゲート絶縁膜9はSiNxからなる。 また、ソースバス配線6はTiからなる。
【0020】TFT2は公知の方法によって作製される
。ゲート電極7上にはゲート絶縁膜9を挟んでアモルフ
ァスシリコン(a−Si)からなるチャネル層21が形
成されている。チャネル層21上のゲート電極7の上方
にはエッチングストッパ22が形成され、チャネル層2
1の両側部上にソース電極23及びドレイン電極24が
形成されている。ソース電極23及びドレイン電極24
はソースバス配線6と同時に形成され、従ってこれらも
Tiからなる。
【0021】ソース電極23及びドレイン電極24上に
はITO(Indium tin oxide)膜25
がパターン形成され、更に、ITO膜25上を覆ってS
iNxからなる絶縁膜4が基板1上の全面に形成されて
いる。ドレイン電極に接続されたITO膜25上の絶縁
膜4にはコンタクトホール26が形成されている。絶縁
膜4上にはITOからなる絵素電極3が形成されている
。絵素電極3はコンタクトホール26を介して、ITO
膜25に電気的に接続されている。また、各絵素電極3
は図2に示すように、ゲートバス配線5及びソースバス
配線6上にも形成されている。
【0022】絵素電極3は隣接する絵素電極3a及び3
bから構成されている。一方の絵素電極3aは絶縁膜4
上に絵素電極3bの形成に先だって形成され、絵素電極
3aが形成された後、絵素電極3aの周辺部に絶縁膜4
aがパターン形成される。その後に絵素電極3bがパタ
ーン形成される。従って、隣接する絵素電極3a及び3
bの端部は、絶縁膜4aの介在によって互いに表示装置
の厚さ方向にずれて形成されている。また、図2に示す
ように、ソースバス配線6の延設方向では、絵素電極3
aと絵素電極3bとは絶縁膜4aを挟んで重畳されてい
る。本実施例ではソースバス配線6の延設方向にのみ絵
素電極3a及び3bが重畳されているが、ゲートバス配
線5の延設方向に於いてもこれらが重畳されている構成
とすることができる。
【0023】絵素電極3上には配向膜27が形成されて
いる。また、基板1に対向する基板10上には、ITO
からなる対向電極13及び配向膜27が形成されている
。基板1及び10の間に液晶層8が封入され、液晶セル
が構成されている。更に基板1及び10の両外側にはそ
れぞれ偏光板(図示せず)が設けられている。
【0024】この表示装置のセル構成、即ち、2つの配
向膜27のラビング処理方向及び各偏光板の偏光軸を図
12に示す。図12中、実線oは上側偏光板の偏光軸方
向を示し、矢印mは下側偏光板の偏光軸方向を示す。破
線pは上側基板上の配向膜のラビング処理方向を示し、
矢印nは下側基板上の配向膜のラビング処理方向を示す
。図12に示すように、液晶層8内の液晶分子の捩れ角
は90度であり、本実施例のアクティブマトリクス表示
装置はノーマリホワイトモードである。本実施例では液
晶セルのΔn・d、即ち、複屈折とセル厚との積は、約
0.4に設定されている。液晶層8に添加されるカイラ
ル剤として、CN(Cholesteryl Nano
nate)を用い、その添加量はd/p値、即ち、セル
厚と液晶のヘリカルピッチ長との比が0.1となるよう
に決定した。
【0025】本実施例のアクティブマトリクス表示装置
の、両基板1及び10の貼り合わせのずれを考慮した表
示特性を表1に示す。比較のために、図5に示す従来の
表示装置の表示特性を比較例1に、図6に示す従来の表
示装置の表示特性を比較例2に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1に於て表示輝度とは、最大コントラス
ト比が得られるように表示装置を駆動し、白表示を行っ
た場合に於ける光のパネル透過率である。本実施例では
貼り合わせによるずれが生じた場合も含め、従来の表示
装置に比べて高輝度の表示画面が得られる。また、基板
の貼り合わせのずれが生じても最大コントラスト比が変
化せず、安定したコントラスト比、高い色再現性が得ら
れている。また、開口率も、比較例では35〜50%で
あるのに対し、本実施例では80%にも達し、表示品位
が大きく向上している。
【0028】(実施例2)本実施例のアクティブマトリ
クス表示装置は、上述の実施例1と同様の構成を有して
いるが、絵素電極3がTi金属層からなる点のみが異な
る。従って、本実施例は図1及び図2に示される構成を
有する反射型のアクティブマトリクス表示装置である。 前述の実施例1と同様に、本実施例の両基板1及び10
の貼り合わせのずれを考慮した表示特性を表2に示す。 比較のために、図5に示す構成を有する従来の反射型表
示装置の表示特性を比較例3に、図6に示す構成を有す
る従来の反射型表示装置の表示特性を比較例4に示す。
【0029】
【表2】
【0030】ここで、表示輝度とは、表示装置の画面の
法線に対して45度の方向から入射した光の輝度に対す
る、該法線に対して45度の方向に出射した光の輝度(
若しくは反射率)を表わす。
【0031】本実施例でも貼り合わせによるずれが生じ
た場合も含め、従来の表示装置に比べて高輝度の表示画
面が得られる。また、基板の貼り合わせのずれが生じて
も最大コントラスト比が変化せず、安定したコントラス
ト比、高い色再現性が得られている。また、開口率も、
比較例では50〜70%であるのに対し、本実施例では
100%とすることができ、表示品位が大きく向上して
いる。
【0032】本実施例では、前述の実施例1と同様に、
配向膜27のラビング処理方向及び各偏光板の偏光軸を
図12に示すように設定したが、表示輝度は実施例1よ
りかなり小さくなっている。従って、反射型の表示装置
では他の表示モードを用いる必要があるが、表示モード
を変更しても、本発明の効果は表2と同様に現れること
が確認された。
【0033】上記実施例1及び2では、前述のように各
パラメータを設定したが、セルのΔn・d値を0.24
以上、0.56以下の範囲内に設定し、添加するカイラ
ル剤として各種のものを用い、d/p値が0.01以上
、0.5以下であれば、同様の結果が得られることが確
認されている。また、ゲートバス配線5及びソースバス
配線6として、Ta、Ti以外のCr、Mo、Ni、C
u、Au、Al等の単体または合金を用いることもでき
る。
【0034】(実施例3)本実施例の単純マトリクスT
N型表示装置の断面図を図3に、その表示装置を構成す
る一方の基板の平面図を図4に示す。この表示装置は、
図3に示すように一対の絶縁性基板1及び10を有し、
基板1上には、図4に示すように平行する多数の表示電
極15が形成されている。表示電極15は表示電極15
aと15bからなる。表示電極15aは基板1上に形成
され、表示電極15a上には絶縁膜14が全面に形成さ
れている。絶縁膜14上には表示電極15bが形成され
ている。従って、表示電極15aと表示電極15bとは
絶縁膜14の介在によって離隔されている。また、隣接
する表示電極15a及び15bのそれぞれの側部は絶縁
膜14の介在によって互いに表示装置の厚さ方向にずれ
ている。
【0035】更に表示電極15b及び絶縁膜14を覆っ
て配向膜27が形成されている。基板1に対向する対向
基板10上には、表示電極15とは直交する方向に平行
する多数の表示電極16が形成されいている。更に基板
10上には配向膜27がそれぞれ形成され、基板1及び
10間には、液晶層8が封入されている。表示電極15
及び16の交差部分が絵素となる。更に基板1及び10
の両外側にはそれぞれ偏光板(図示せず)が設けられて
いる。尚、本実施例に於て、表示電極15a及び15b
のそれぞれの側部が互い重畳されている構成とすること
もできる。
【0036】本実施例に於けるセル構成を図13に示す
。本実施例では図3の駆動用のセルに加えて、図示しな
い補償セルが設けられている。図13中、実線oは上側
偏光板の偏光軸方向であり、矢印q及びsは、それぞれ
駆動セル(下側セル)の上側基板上の配向膜のラビング
処理方向及び補償セル(上側セル)の上側基板上の配向
膜のラビング処理方向を示す。同様に、破線pは下側偏
光板の偏光軸方向であり、矢印r及びtは、駆動セル(
下側セル)の下側基板上の配向膜のラビング処理方向を
示す。図13に示すように、液晶層8内の液晶分子の捩
れ角は240度であり、本実施例の表示装置はノーマリ
ホワイトモードである。本実施例では液晶セルのΔn・
dの値は、約0.9に設定されている。液晶層8に添加
されるカイラル剤としてCNを用い、その添加量はd/
p値が0.55となるように決定した。
【0037】本実施例の単純マトリクス表示装置の表示
特性を表3に示す。比較のために、図8に示す従来の表
示装置に補償セルを設けた場合の表示特性を比較例5に
示し、図10に示す従来の表示装置に補償セルを設けた
場合の表示特性を比較例6に示す。
【0038】
【表3】
【0039】本実施例でも従来の表示装置に比べて、最
大コントラスト及び表示輝度のいずれも従来より向上し
、高品位の表示画面が得られる。また、開口率も、比較
例では約80%であるのに対し、本実施例では100%
とすることができ、表示品位が大きく向上している。 また、基板の貼り合わせのずれが生じても最大コントラ
スト比が変化せず、安定したコントラスト比、高い色再
現性が得られている。
【0040】本実施例では図13に示すセル構成を用い
たが、これと異なるセル構成を用いても、本実施例と同
様の効果が得られることが確認されている。
【0041】(実施例4)本実施例の単純マトリクス表
示装置は、上述の実施例3と同様の構成を有しているが
、表示電極15a及び15bがTi金属層からなる点の
みが異なる。従って、本実施例は図3及び図4に示され
る構成を有する反射型の単純マトリクス表示装置である
。前述の実施例3と同様に、本実施例の表示装置の表示
特性を表4に示す。比較のために、図8に示す構成を有
する従来の反射型表示装置の表示特性を比較例7に示す
【0042】
【表4】
【0043】本実施例でも従来の表示装置に比べて、最
大コントラスト及び表示輝度のいずれも従来より向上し
、高品位の表示画面が得られる。また、開口率も、比較
例では約80%であるのに対し、本実施例では100%
とすることができ、表示品位が大きく向上している。 また、基板の貼り合わせのずれが生じても最大コントラ
スト比が変化せず、安定したコントラスト比、高い色再
現性が得られている。
【0044】本実施例では、前述の実施例3と同様に図
13に示すセル構成を用いたが、表示輝度は実施例3よ
りかなり小さくなっている。従って、反射型の表示装置
では他の表示モードを用いる必要があるが、表示モード
を変更しても、本発明の効果は表4と同様に現れること
が確認された。
【0045】上記実施例3及び4では、前述のように各
パラメータを設定したが、セルのΔn・d値を0.65
以上、1.10以下の範囲内に設定し、添加するカイラ
ル剤として各種のものを用い、d/p値が0.45以上
、0.80以下でも、同様の結果が得られることが確認
されている。
【0046】上記実施例1及び3では、絵素電極3並び
に表示電極15及び16としてITOを用いたが、他の
透明導電膜を用いることもできる。また、実施例2及び
4では、絵素電極3及び表示電極15としてTiを用い
たが、Al、Mo、又はこれらの合金を用いることもで
きる。更に、上記実施例1〜4では絶縁膜4及び14と
してSiNxを用いたが、SiO2、SiO、Ta2O
5等、他の絶縁膜を用いても同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】本発明のアクティブマトリクス表示装置
は、隣接する絵素電極の端部が互いに表示装置の厚さ方
向にずれた構成を有している。また、本発明の単純マト
リクス表示装置は、隣接する表示電極の側部が互いに表
示装置の厚さ方向にずれた構成を有している。これらの
構成により、絵素電極の間又は表示電極の間に表示に寄
与しないスペースを設ける必要がなくなり、開口率が向
上する。従って、本発明によれば高コントラスト、高輝
度の表示画面が得られ、画像品位の向上に寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクティブマトリクス表示装置の一実
施例の断面図である。
【図2】図1の表示装置を構成するアクティブマトリク
ス基板の平面図である。
【図3】本発明の単純マトリクス表示装置の断面図であ
る。
【図4】図3の表示装置を構成する一方の基板の平面図
である。
【図5】従来のアクティブマトリクス表示装置の断面図
である。
【図6】図5の表示装置を改良した従来のアクティブマ
トリクス表示装置の断面図である。
【図7】図5の表示装置を構成するアクティブマトリク
ス基板の平面図である。
【図8】従来の単純マトリクス表示装置の断面図である
【図9】図8の表示装置を構成する一方の基板の平面図
である。
【図10】ブラックマスクを設けた従来の単純マトリク
ス表示装置の断面図である。
【図11】図10の表示装置を構成する一方の基板の平
面である。
【図12】図1に示すアクティブマトリクス表示装置の
セル構成を示す図である。
【図13】図3に示す単純マトリクス表示装置のセル構
成を示す図である。
【符号の説明】
1,10  絶縁性基板 2  TFT 3,3a,3b  絵素電極 4,14  絶縁膜 5  ゲートバス配線 6  ソースバス配線 7  ゲート電極 8  液晶層 9  ゲート絶縁膜 15,15a,15b,16  表示電極26  コン
タクトホール 27  配向膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の絶縁性基板と、該基板間に封入され
    た表示媒体と、該基板の何れか一方に配された、該表示
    媒体に電圧を印加するための絵素電極と、を有するアク
    ティブマトリクス表示装置であって、隣接する該絵素電
    極の端部が、互いに該表示装置の厚さ方向にずれている
    アクティブマトリクス表示装置。
  2. 【請求項2】一対の絶縁性基板と、該基板間に封入され
    た表示媒体と、該基板のそれぞれに互いに交差する方向
    に形成された表示電極と、を有する単純マトリクス表示
    装置であって、該基板の少なくとも一方に於いて、隣接
    する該表示電極の側部が互いに該表示装置の厚さ方向に
    ずれている単純マトリクス表示装置。
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