JPH09197220A - コード型ターミネイションケーブル - Google Patents
コード型ターミネイションケーブルInfo
- Publication number
- JPH09197220A JPH09197220A JP8004064A JP406496A JPH09197220A JP H09197220 A JPH09197220 A JP H09197220A JP 8004064 A JP8004064 A JP 8004064A JP 406496 A JP406496 A JP 406496A JP H09197220 A JPH09197220 A JP H09197220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- optical fiber
- cable
- termination
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブル全体の可撓性を確保するとともに、
光ファイバコード自体が必要とする強靭さを確保できる
コード型ターミネイションケーブルを提供する。 【解決手段】 本発明に係るコード型ターミネイション
ケーブルは、並列配置された光ファイバコード1をター
ミネイション3でもって外装被覆してなるものであっ
て、光ファイバコード1のコード被覆素材はショアD硬
度が40〜60の硬いポリ塩化ビニル樹脂であり、か
つ、ターミネイション被覆素材はショアD硬度が20〜
35の軟らかいポリ塩化ビニル樹脂であることを特徴と
している。
光ファイバコード自体が必要とする強靭さを確保できる
コード型ターミネイションケーブルを提供する。 【解決手段】 本発明に係るコード型ターミネイション
ケーブルは、並列配置された光ファイバコード1をター
ミネイション3でもって外装被覆してなるものであっ
て、光ファイバコード1のコード被覆素材はショアD硬
度が40〜60の硬いポリ塩化ビニル樹脂であり、か
つ、ターミネイション被覆素材はショアD硬度が20〜
35の軟らかいポリ塩化ビニル樹脂であることを特徴と
している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送機器への端末
接続などを行う際に使用されるコード型ターミネイショ
ンケーブルに関する。
接続などを行う際に使用されるコード型ターミネイショ
ンケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のコード型ターミネイ
ションケーブル(以下、コードケーブルという)として
は、図1で示すように、互いに並列配置された一対の光
ファイバコード1と、これら光ファイバコード1間に介
装された鋼線2とをターミネイション3でもって一括的
に外装被覆したものがある。そして、この際における光
ファイバコード1のそれぞれは、ケブラーヤーン(アラ
ミド繊維)4を介したうえで光ファイバ素線5の外周囲
をポリ塩化ビニル樹脂からなるコード被覆6でもって被
覆した構成を有しており、これらの光ファイバコード1
を被覆したターミネイション被覆素材もポリ塩化ビニル
樹脂となっている。
ションケーブル(以下、コードケーブルという)として
は、図1で示すように、互いに並列配置された一対の光
ファイバコード1と、これら光ファイバコード1間に介
装された鋼線2とをターミネイション3でもって一括的
に外装被覆したものがある。そして、この際における光
ファイバコード1のそれぞれは、ケブラーヤーン(アラ
ミド繊維)4を介したうえで光ファイバ素線5の外周囲
をポリ塩化ビニル樹脂からなるコード被覆6でもって被
覆した構成を有しており、これらの光ファイバコード1
を被覆したターミネイション被覆素材もポリ塩化ビニル
樹脂となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コードケー
ブルにおいては、ターミネイション3を除去して剥き出
された光ファイバコード1それぞれの端末にコネクタ
(図示せず)を取り付け、かつ、これらコネクタを介し
たうえで伝送機器(図示せず)に対して光ファイバコー
ド1の各々を接続することが行われる。そこで、この種
のコードケーブルでは、ターミネイション3でもって被
覆されたケーブル全体の柔軟性が要求される一方で光フ
ァイバコード1自体はある程度の強靭さを有することが
求められる。しかしながら、従来例に係るコードケーブ
ルにあっては、上記要求に対する十分な配慮が払われて
いないのが実情であり、ターミネイション3でもって被
覆されたケーブル全体が硬過ぎて取り扱い困難であった
り、また、光ファイバコード1が軟らか過ぎて切断され
やすかったりするというような不都合が生じることにな
っていた。
ブルにおいては、ターミネイション3を除去して剥き出
された光ファイバコード1それぞれの端末にコネクタ
(図示せず)を取り付け、かつ、これらコネクタを介し
たうえで伝送機器(図示せず)に対して光ファイバコー
ド1の各々を接続することが行われる。そこで、この種
のコードケーブルでは、ターミネイション3でもって被
覆されたケーブル全体の柔軟性が要求される一方で光フ
ァイバコード1自体はある程度の強靭さを有することが
求められる。しかしながら、従来例に係るコードケーブ
ルにあっては、上記要求に対する十分な配慮が払われて
いないのが実情であり、ターミネイション3でもって被
覆されたケーブル全体が硬過ぎて取り扱い困難であった
り、また、光ファイバコード1が軟らか過ぎて切断され
やすかったりするというような不都合が生じることにな
っていた。
【0004】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、ケーブル全体の可撓性を確保する
とともに、光ファイバコード自体が必要とする強靭さを
確保することができるコードケーブルの提供を目的とし
ている。
されたものであって、ケーブル全体の可撓性を確保する
とともに、光ファイバコード自体が必要とする強靭さを
確保することができるコードケーブルの提供を目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコードケー
ブルは、並列配置された光ファイバコードをターミネイ
ションでもって外装被覆してなるものであって、光ファ
イバコードのコード被覆素材はショアD硬度が40〜6
0の硬いポリ塩化ビニル樹脂であり、かつ、ターミネイ
ション被覆素材はショアD硬度が20〜35の軟らかい
ポリ塩化ビニル樹脂であることを特徴としている。
ブルは、並列配置された光ファイバコードをターミネイ
ションでもって外装被覆してなるものであって、光ファ
イバコードのコード被覆素材はショアD硬度が40〜6
0の硬いポリ塩化ビニル樹脂であり、かつ、ターミネイ
ション被覆素材はショアD硬度が20〜35の軟らかい
ポリ塩化ビニル樹脂であることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0007】図1は本実施の形態に係るコードケーブル
の横断面構造を示す説明図であり、従来例と同一であ
る。すなわち、この際におけるコードケーブルの構成は
従来例と基本的に異ならないので、本実施の形態では従
来例と同一の図1に基づいたうえでの説明を行う。
の横断面構造を示す説明図であり、従来例と同一であ
る。すなわち、この際におけるコードケーブルの構成は
従来例と基本的に異ならないので、本実施の形態では従
来例と同一の図1に基づいたうえでの説明を行う。
【0008】本実施の形態に係るコードケーブルは、従
来例同様、互いに並列配置された一対の光ファイバコー
ド1と、これら光ファイバコード1同士の間に介装され
た鋼線2とをターミネイション3でもって一括的に外装
被覆してなるものである。そして、この際における光フ
ァイバコード1のそれぞれは、ケブラーヤーン(アラミ
ド繊維)4を介したうえで光ファイバ素線5の外周囲を
コード被覆6でもって被覆した構成を有している。
来例同様、互いに並列配置された一対の光ファイバコー
ド1と、これら光ファイバコード1同士の間に介装され
た鋼線2とをターミネイション3でもって一括的に外装
被覆してなるものである。そして、この際における光フ
ァイバコード1のそれぞれは、ケブラーヤーン(アラミ
ド繊維)4を介したうえで光ファイバ素線5の外周囲を
コード被覆6でもって被覆した構成を有している。
【0009】また、これら光ファイバコード1のそれぞ
れを構成するコード被覆素材、つまりコード被覆6の形
成素材としては、常温下でショアD硬度が40〜60と
なる硬いポリ塩化ビニル樹脂が用いられており、光ファ
イバコード1双方の外周囲を被覆するターミネイション
3の形成素材、つまりターミネイション被覆素材として
は、常温下でショアD硬度が20〜35となる軟らかい
ポリ塩化ビニル樹脂が用いられている。そして、これら
のポリ塩化ビニル樹脂は、低温化での使用に支障を来さ
ないよう−20℃程度の脆化温度を有するものとなって
いる。
れを構成するコード被覆素材、つまりコード被覆6の形
成素材としては、常温下でショアD硬度が40〜60と
なる硬いポリ塩化ビニル樹脂が用いられており、光ファ
イバコード1双方の外周囲を被覆するターミネイション
3の形成素材、つまりターミネイション被覆素材として
は、常温下でショアD硬度が20〜35となる軟らかい
ポリ塩化ビニル樹脂が用いられている。そして、これら
のポリ塩化ビニル樹脂は、低温化での使用に支障を来さ
ないよう−20℃程度の脆化温度を有するものとなって
いる。
【0010】そこで、このような構成とされたコードケ
ーブルにあっては、ショアD硬度が40〜60のポリ塩
化ビニル樹脂からなるコード被覆6でもって被覆された
光ファイバコード1の各々が硬くなるにも拘わらず、シ
ョアD硬度が20〜35のポリ塩化ビニル樹脂からなる
ターミネイション3でもって被覆されたコードケーブル
の全体は軟らかいことになる。なお、本実施の形態に係
るコードケーブルでは光ファイバコード1の本数が2本
であるとしているが、3本以上であってもよいことは勿
論である。
ーブルにあっては、ショアD硬度が40〜60のポリ塩
化ビニル樹脂からなるコード被覆6でもって被覆された
光ファイバコード1の各々が硬くなるにも拘わらず、シ
ョアD硬度が20〜35のポリ塩化ビニル樹脂からなる
ターミネイション3でもって被覆されたコードケーブル
の全体は軟らかいことになる。なお、本実施の形態に係
るコードケーブルでは光ファイバコード1の本数が2本
であるとしているが、3本以上であってもよいことは勿
論である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコー
ドケーブルによれば、光ファイバコードのコード被覆素
材をショアD硬度が40〜60の硬いポリ塩化ビニル樹
脂とし、かつ、ターミネイション被覆素材をショアD硬
度が20〜35の軟らかいポリ塩化ビニル樹脂としてい
るので、ケーブル全体の可撓性を確保しながら光ファイ
バコード自体が必要とする強靭さを確保できるという効
果が得られる。
ドケーブルによれば、光ファイバコードのコード被覆素
材をショアD硬度が40〜60の硬いポリ塩化ビニル樹
脂とし、かつ、ターミネイション被覆素材をショアD硬
度が20〜35の軟らかいポリ塩化ビニル樹脂としてい
るので、ケーブル全体の可撓性を確保しながら光ファイ
バコード自体が必要とする強靭さを確保できるという効
果が得られる。
【図1】本実施の形態及び従来例に係るコードケーブル
の横断面構造を示す説明面である。
の横断面構造を示す説明面である。
1 光ファイバコード 3 ターミネイション 6 コード被覆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大泉 晴郎 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 辻 貢司 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】並列配置された光ファイバコードをターミ
ネイションでもって一括的に外装被覆してなるコード型
ターミネイションケーブルであって、 光ファイバコードのコード被覆素材はショアD硬度が4
0〜60の硬いポリ塩化ビニル樹脂であり、かつ、ター
ミネイション被覆素材はショアD硬度が20〜35の軟
らかいポリ塩化ビニル樹脂であることを特徴とするコー
ド型ターミネイションケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8004064A JPH09197220A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | コード型ターミネイションケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8004064A JPH09197220A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | コード型ターミネイションケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09197220A true JPH09197220A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11574419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8004064A Pending JPH09197220A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | コード型ターミネイションケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09197220A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001095002A1 (fr) * | 2000-06-06 | 2001-12-13 | Asahi Glass Company, Limited | Cable a fibres optiques |
JP2009265394A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバケーブル |
JP2010039049A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Fujikura Ltd | 光ファイバケーブル |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP8004064A patent/JPH09197220A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001095002A1 (fr) * | 2000-06-06 | 2001-12-13 | Asahi Glass Company, Limited | Cable a fibres optiques |
US6829420B2 (en) | 2000-06-06 | 2004-12-07 | Asahi Glass Company, Limited | Optical fiber cable including freely movable plastic optical fibers |
JP4670218B2 (ja) * | 2000-06-06 | 2011-04-13 | 旭硝子株式会社 | 光ファイバーケーブル |
JP2009265394A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバケーブル |
JP2010039049A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Fujikura Ltd | 光ファイバケーブル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031127 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040224 |