JPH09196750A - 圧電型振動センサ装置 - Google Patents
圧電型振動センサ装置Info
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- JPH09196750A JPH09196750A JP435496A JP435496A JPH09196750A JP H09196750 A JPH09196750 A JP H09196750A JP 435496 A JP435496 A JP 435496A JP 435496 A JP435496 A JP 435496A JP H09196750 A JPH09196750 A JP H09196750A
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- Japan
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- piezoelectric
- vibration sensor
- recess
- sensor device
- piezoelectric vibration
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造時に荷重体のずれが生じにくく、このこ
とから、この圧電型振動センサ装置の他軸感度が大きく
なったり、短絡が発生する等の不良を生じにくく、高精
度の要求にも耐える圧電型振動センサ装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 収納体2に設けられた凹所6の底部5
に、圧電体26と荷重体10とを接着してなる圧電型振
動センサ12の圧電体26側を接着し、信号処理回路基
盤14をこの収納体2の凹所6の開口部にかけわたし、
この開口部側で収納覆体4を前記収納体2と嵌合して一
体化してなる圧電型振動センサ装置において、前記荷重
体10の圧電体接着面11と、前記収納体2に設けられ
た凹所6の底部5のうち、いずれか一方または両方に、
凹部を形成し、これら凹部において、前記圧電体26を
位置決めし、固定する。
とから、この圧電型振動センサ装置の他軸感度が大きく
なったり、短絡が発生する等の不良を生じにくく、高精
度の要求にも耐える圧電型振動センサ装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 収納体2に設けられた凹所6の底部5
に、圧電体26と荷重体10とを接着してなる圧電型振
動センサ12の圧電体26側を接着し、信号処理回路基
盤14をこの収納体2の凹所6の開口部にかけわたし、
この開口部側で収納覆体4を前記収納体2と嵌合して一
体化してなる圧電型振動センサ装置において、前記荷重
体10の圧電体接着面11と、前記収納体2に設けられ
た凹所6の底部5のうち、いずれか一方または両方に、
凹部を形成し、これら凹部において、前記圧電体26を
位置決めし、固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電型振動センサ
をパッケージ内に収容してなる圧電型振動センサ装置に
関する。
をパッケージ内に収容してなる圧電型振動センサ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、この種の圧電型振動センサ
装置として、先の特願平7−278093号に記載のも
のを出願している。図3は、係る先行出願の圧電型振動
センサ装置の構造を示すものである。
装置として、先の特願平7−278093号に記載のも
のを出願している。図3は、係る先行出願の圧電型振動
センサ装置の構造を示すものである。
【0003】この圧電型振動センサ装置のパッケージ1
は、導電性材料よりなる収納体2と収納覆体4より構成
されている。以下、パッケージ1の収納体2側を下部、
収納覆体4側を上部として、この例の圧電型振動センサ
装置の構造について、以下に説明する。
は、導電性材料よりなる収納体2と収納覆体4より構成
されている。以下、パッケージ1の収納体2側を下部、
収納覆体4側を上部として、この例の圧電型振動センサ
装置の構造について、以下に説明する。
【0004】上記収納体2には凹所6が設けられてお
り、この凹所6の底部5には、圧電体26と、導電性材
料からなる荷重体10とを、導電性接着層(図示せず)
を介して接着して形成された圧電型振動センサ12の圧
電体側が接着されている。この凹所6の開口部の周縁部
によって、信号処理回路基盤14が支持されており、こ
の信号処理回路基盤14を覆うようにして、収納覆体4
が、上述の収納体2の凹所6の開口部側で嵌合されてい
る。収納覆体上部22に設けられたケーブル取り出し口
25には、ケーブル24が固定されている。
り、この凹所6の底部5には、圧電体26と、導電性材
料からなる荷重体10とを、導電性接着層(図示せず)
を介して接着して形成された圧電型振動センサ12の圧
電体側が接着されている。この凹所6の開口部の周縁部
によって、信号処理回路基盤14が支持されており、こ
の信号処理回路基盤14を覆うようにして、収納覆体4
が、上述の収納体2の凹所6の開口部側で嵌合されてい
る。収納覆体上部22に設けられたケーブル取り出し口
25には、ケーブル24が固定されている。
【0005】上述の圧電型振動センサ12の荷重体10
上部からは、出力リード線16が引き出され、この出力
リード線16は、前記信号処理回路基盤14に接続され
ている。また、前記信号処理回路基盤14とケーブル2
4とは、電源線20によって接続されている。
上部からは、出力リード線16が引き出され、この出力
リード線16は、前記信号処理回路基盤14に接続され
ている。また、前記信号処理回路基盤14とケーブル2
4とは、電源線20によって接続されている。
【0006】上述のような構造の圧電型振動センサ装置
は、その収納体2の底部が被測定体に接着あるいは、ネ
ジ止め等の方法によって固定されている。すなわち、こ
の被測定体が振動すると、荷重体10が慣性重量として
働き、この荷重体10の下部に接着された圧電体26に
伸張・圧縮歪みが加わる。この際、この圧電体26の上
面と下面に、導電性接着層(図示せず)を介して接着さ
れた荷重体10と収納体2とが電極として働き、これら
の間に上述の伸張・圧縮歪みに応じた電位差が生じるの
である。この電位差(電圧)は、荷重体10上部より引
き出された出力リード線16によって、信号処理回路基
盤14に伝送され、この信号処理回路基盤14上で処理
され、振動信号として、電源線20を経由して、ケーブ
ル24に出力される。
は、その収納体2の底部が被測定体に接着あるいは、ネ
ジ止め等の方法によって固定されている。すなわち、こ
の被測定体が振動すると、荷重体10が慣性重量として
働き、この荷重体10の下部に接着された圧電体26に
伸張・圧縮歪みが加わる。この際、この圧電体26の上
面と下面に、導電性接着層(図示せず)を介して接着さ
れた荷重体10と収納体2とが電極として働き、これら
の間に上述の伸張・圧縮歪みに応じた電位差が生じるの
である。この電位差(電圧)は、荷重体10上部より引
き出された出力リード線16によって、信号処理回路基
盤14に伝送され、この信号処理回路基盤14上で処理
され、振動信号として、電源線20を経由して、ケーブ
ル24に出力される。
【0007】このように、上述の圧電型振動センサ装置
は、圧電体26と導電性材料からなる荷重体10とが、
導電性接着層を介して接着された圧電型振動センサ12
の圧電体26側が、導電性材料からなる収納体2に設け
られた凹所6の底部5に、導電性接着層を介して接着さ
れたものであるので、この荷重体10と収納体2とを電
極として利用することができ、その構造を単純化でき
る。このため以下のような効果が得られる。
は、圧電体26と導電性材料からなる荷重体10とが、
導電性接着層を介して接着された圧電型振動センサ12
の圧電体26側が、導電性材料からなる収納体2に設け
られた凹所6の底部5に、導電性接着層を介して接着さ
れたものであるので、この荷重体10と収納体2とを電
極として利用することができ、その構造を単純化でき
る。このため以下のような効果が得られる。
【0008】すなわち、高い共振周波数を得ること可能
となるため、測定可能周波数域が広域化する。また、製
造が簡単であるので、製造コストの低減を図ることがで
き、さらに、製品の個体間の共振特性のばらつきを少な
くすることができる。また、圧電体26の上面と下面
に、導電性接着層を介して、それぞれ収納体2と荷重体
10とを接着したものであるので、低域カットオフ周波
数を低くすることができ、さらにその測定可能周波数域
を広域化することができる。
となるため、測定可能周波数域が広域化する。また、製
造が簡単であるので、製造コストの低減を図ることがで
き、さらに、製品の個体間の共振特性のばらつきを少な
くすることができる。また、圧電体26の上面と下面
に、導電性接着層を介して、それぞれ収納体2と荷重体
10とを接着したものであるので、低域カットオフ周波
数を低くすることができ、さらにその測定可能周波数域
を広域化することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
圧電型振動センサ装置においては、製造時に上述の荷重
体10と圧電体26との接着位置や、前記圧電体26と
前記収納体2との接着位置がずれることがあり、この結
果、特に前記収納体2に設けられた凹所6内における前
記荷重体10の配置位置がずれ、この圧電型振動センサ
装置の他軸感度が大きくなったり、また、前記荷重体1
0と前記収納体2とが導電性材料からなることから、こ
の圧電型振動センサ装置の使用中にこれらの短絡が発生
する場合がわずかではあるが存在するという問題があっ
た。上述の他軸感度の増大は、特に高精度であることが
要求される場合には好ましくない。
圧電型振動センサ装置においては、製造時に上述の荷重
体10と圧電体26との接着位置や、前記圧電体26と
前記収納体2との接着位置がずれることがあり、この結
果、特に前記収納体2に設けられた凹所6内における前
記荷重体10の配置位置がずれ、この圧電型振動センサ
装置の他軸感度が大きくなったり、また、前記荷重体1
0と前記収納体2とが導電性材料からなることから、こ
の圧電型振動センサ装置の使用中にこれらの短絡が発生
する場合がわずかではあるが存在するという問題があっ
た。上述の他軸感度の増大は、特に高精度であることが
要求される場合には好ましくない。
【0010】本発明は前記事情を艦みてなされたもの
で、上述のような構造を基本とする圧電型振動センサ装
置において、その製造時に荷重体10のずれが生じにく
く、このことから、この圧電型振動センサ装置の他軸感
度が大きくなったり、この圧電型振動センサの使用中に
前記荷重体10と前記収納体2の短絡が発生する等の不
良を生じにくく、高精度の要求にも耐える圧電型振動セ
ンサ装置を提供することを目的とする。
で、上述のような構造を基本とする圧電型振動センサ装
置において、その製造時に荷重体10のずれが生じにく
く、このことから、この圧電型振動センサ装置の他軸感
度が大きくなったり、この圧電型振動センサの使用中に
前記荷重体10と前記収納体2の短絡が発生する等の不
良を生じにくく、高精度の要求にも耐える圧電型振動セ
ンサ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電型振動セン
サ装置においては、上述のような構造の圧電型振動セン
サ装置を基本とし、荷重体の圧電体接着面と、収納体に
設けられた凹所の底部のうち、いずれか一方または両方
に凹部を形成し、これら凹部において、前記圧電体を位
置決めし、固定することを前記課題の解決手段とした。
また、上記凹部の形状を浅皿状とし、これらの凹部の底
部の直径を、前記圧電体の上面または下面のそれぞれの
外周部上の1点からこの外周部上の他の1点を結ぶ直線
の最大距離の1.0〜1.1倍とし、これらの凹部の開
口部の直径を、前記底部の直径の1.03倍以上とする
こともできる。
サ装置においては、上述のような構造の圧電型振動セン
サ装置を基本とし、荷重体の圧電体接着面と、収納体に
設けられた凹所の底部のうち、いずれか一方または両方
に凹部を形成し、これら凹部において、前記圧電体を位
置決めし、固定することを前記課題の解決手段とした。
また、上記凹部の形状を浅皿状とし、これらの凹部の底
部の直径を、前記圧電体の上面または下面のそれぞれの
外周部上の1点からこの外周部上の他の1点を結ぶ直線
の最大距離の1.0〜1.1倍とし、これらの凹部の開
口部の直径を、前記底部の直径の1.03倍以上とする
こともできる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1、図2は、本発明の圧電型振
動センサ装置の一例の構造を示すものである。この圧電
型振動センサ装置の特徴は、荷重体10の圧電体接着面
11と、収納体2に設けられた凹所6の底部5とに、そ
れぞれ浅皿状の凹部13と凹部3が形成され、これら凹
部13、凹部3に、圧電体26の上面と下面が接着され
ている点である。すなわち、これら凹部13、凹部3に
よって前記圧電体26が位置決めされ、固定されている
のである。
動センサ装置の一例の構造を示すものである。この圧電
型振動センサ装置の特徴は、荷重体10の圧電体接着面
11と、収納体2に設けられた凹所6の底部5とに、そ
れぞれ浅皿状の凹部13と凹部3が形成され、これら凹
部13、凹部3に、圧電体26の上面と下面が接着され
ている点である。すなわち、これら凹部13、凹部3に
よって前記圧電体26が位置決めされ、固定されている
のである。
【0013】また、前記圧電体26が、前記凹部13、
凹部3におさめられた場合、これら凹部13、凹部3が
浅皿状であるので、隙間27、27が存在することにな
る。したがって、前記圧電体26を接着するのに用いら
れる導電性接着剤が、接着の際にこれら凹部13、凹部
3からあふれたりしないようになっており、このため、
この導電性接着剤があふれて、前記圧電体26の側面に
接触し、この圧電型振動センサ装置が不良となるような
ことがない。
凹部3におさめられた場合、これら凹部13、凹部3が
浅皿状であるので、隙間27、27が存在することにな
る。したがって、前記圧電体26を接着するのに用いら
れる導電性接着剤が、接着の際にこれら凹部13、凹部
3からあふれたりしないようになっており、このため、
この導電性接着剤があふれて、前記圧電体26の側面に
接触し、この圧電型振動センサ装置が不良となるような
ことがない。
【0014】上述の凹部13または凹部3の底部の直径
d1は、前記圧電体26の上面または下面のそれぞれの
外周部上の1点から前記外周部上の他の1点を結ぶ最大
距離、すなわち対角距離aの1.0〜1.1倍とするこ
とが好ましい。1.1倍よりも大きいと、圧電体26を
正しく位置決めし、固定することができない。
d1は、前記圧電体26の上面または下面のそれぞれの
外周部上の1点から前記外周部上の他の1点を結ぶ最大
距離、すなわち対角距離aの1.0〜1.1倍とするこ
とが好ましい。1.1倍よりも大きいと、圧電体26を
正しく位置決めし、固定することができない。
【0015】前記凹部13または凹部3の開口部の直径
d2は、前記d1の1.03倍以上とすることが好まし
く、さらに好ましくは1.03〜1.5倍とする。1.
03倍未満であると、前記圧電体圧電体26をこれら凹
部13、凹部3に接着する際に、導電性接着剤があふれ
やすくなる場合があり、1.5倍を越えると、装置が大
型化する場合がある。これら凹部13または凹部3の深
さbは、この圧電型振動センサ装置を使用している際に
も前記荷重体10と前記収納体2が接触しないように設
定する。これらの凹部13と凹部3は、上述の条件を満
たすものであれば、全く同様のものでなくてもよい。
d2は、前記d1の1.03倍以上とすることが好まし
く、さらに好ましくは1.03〜1.5倍とする。1.
03倍未満であると、前記圧電体圧電体26をこれら凹
部13、凹部3に接着する際に、導電性接着剤があふれ
やすくなる場合があり、1.5倍を越えると、装置が大
型化する場合がある。これら凹部13または凹部3の深
さbは、この圧電型振動センサ装置を使用している際に
も前記荷重体10と前記収納体2が接触しないように設
定する。これらの凹部13と凹部3は、上述の条件を満
たすものであれば、全く同様のものでなくてもよい。
【0016】上述の凹部13と凹部3は、どちらか一方
だけ設けてもよい。ただし、前記収納体2に設けられた
凹所6内における前記荷重体10の配置位置をより安定
にするためには、両方設けた方が好ましい。また、これ
ら凹部13と凹部3は、前記圧電体26を位置決めし、
固定することができればよく、特にその形状を限定する
ことはないが、この圧電体26を接着する際に用いられ
る導電性接着剤があふれにくいように、その開口部にむ
かって広がるような形状のものであると望ましい。一般
に圧電体26としては角形のものが用いられるので、こ
れら凹部3と凹部13は、上述のような浅皿状であると
好ましい。
だけ設けてもよい。ただし、前記収納体2に設けられた
凹所6内における前記荷重体10の配置位置をより安定
にするためには、両方設けた方が好ましい。また、これ
ら凹部13と凹部3は、前記圧電体26を位置決めし、
固定することができればよく、特にその形状を限定する
ことはないが、この圧電体26を接着する際に用いられ
る導電性接着剤があふれにくいように、その開口部にむ
かって広がるような形状のものであると望ましい。一般
に圧電体26としては角形のものが用いられるので、こ
れら凹部3と凹部13は、上述のような浅皿状であると
好ましい。
【0017】また、上述の収納体2に設けられた凹所6
の深さDは、上述の圧電型振動センサ12の凹所6内の
高さHより、1〜7mm大きいことが望ましい。1mm未満
であると、出力リード線16の半田付け等の固定が難し
く、上述の荷重体10上部から、この荷重体10と収納
体2の間に生じた電位差(電圧)を出力することが困難
となる。また、7mmを越えても、大きな問題はないが、
装置自体が大きくなるので、通常は好ましくない。この
範囲になるように、HとDを設定すれば、出力リード線
16の剛性により、上述の荷重体10の慣性運動が制限
されることはない。
の深さDは、上述の圧電型振動センサ12の凹所6内の
高さHより、1〜7mm大きいことが望ましい。1mm未満
であると、出力リード線16の半田付け等の固定が難し
く、上述の荷重体10上部から、この荷重体10と収納
体2の間に生じた電位差(電圧)を出力することが困難
となる。また、7mmを越えても、大きな問題はないが、
装置自体が大きくなるので、通常は好ましくない。この
範囲になるように、HとDを設定すれば、出力リード線
16の剛性により、上述の荷重体10の慣性運動が制限
されることはない。
【0018】つぎに、この例の圧電型振動センサ装置の
製造方法の例について説明する。まず、圧電体26の上
面に導電性接着剤を塗布し、導電性接着層(図示せず)
を介して、荷重体10の圧電体接着面11に設けられた
凹部13に接着し、圧電型振動センサ12とする。この
圧電型振動センサ12の圧電体26側に導電性接着剤を
塗布し、収納体2に設けられた凹所6の底部5に設けら
れた凹部3におさめ、導電性接着層(図示せず)を介し
て接着する。
製造方法の例について説明する。まず、圧電体26の上
面に導電性接着剤を塗布し、導電性接着層(図示せず)
を介して、荷重体10の圧電体接着面11に設けられた
凹部13に接着し、圧電型振動センサ12とする。この
圧電型振動センサ12の圧電体26側に導電性接着剤を
塗布し、収納体2に設けられた凹所6の底部5に設けら
れた凹部3におさめ、導電性接着層(図示せず)を介し
て接着する。
【0019】つぎに、この圧電型振動センサ12を構成
する荷重体10上部に、出力リード線16の片端をはん
だ付けで固定し、もう一方の端を信号処理回路基盤14
に接続する。この信号処理回路基盤14を、収納体2に
設けられた凹所6の開口部の周縁部に、エポキシ系接着
剤を介して接着する。つぎに、この信号処理回路基盤1
4とケーブル24とを、電源線20によって接続する。
最後に、収納覆体4を、上述の信号処理回路基盤14を
覆うようにして、収納体2の開口部方向で嵌合し、収納
覆体上部22に設けられたケーブル取り出し口25に、
上述のケーブル24を固定し、圧電型振動センサ装置と
する。
する荷重体10上部に、出力リード線16の片端をはん
だ付けで固定し、もう一方の端を信号処理回路基盤14
に接続する。この信号処理回路基盤14を、収納体2に
設けられた凹所6の開口部の周縁部に、エポキシ系接着
剤を介して接着する。つぎに、この信号処理回路基盤1
4とケーブル24とを、電源線20によって接続する。
最後に、収納覆体4を、上述の信号処理回路基盤14を
覆うようにして、収納体2の開口部方向で嵌合し、収納
覆体上部22に設けられたケーブル取り出し口25に、
上述のケーブル24を固定し、圧電型振動センサ装置と
する。
【0020】上述の製造方法の例においては、圧電体2
6と荷重体10とを接着した後、この圧電体26と収納
体2とを接着していることになるが、これらの接着を同
時に行うこともできる。すなわち、前記圧電体26の両
面に導電性接着剤を塗布し、この両面に、それぞれ、導
電性接着層(図示せず)を介して、荷重体10の圧電体
接着面11に設けられた凹部13と、前記収納体2の底
部5に設けられた凹部3とを、同時に接着する。
6と荷重体10とを接着した後、この圧電体26と収納
体2とを接着していることになるが、これらの接着を同
時に行うこともできる。すなわち、前記圧電体26の両
面に導電性接着剤を塗布し、この両面に、それぞれ、導
電性接着層(図示せず)を介して、荷重体10の圧電体
接着面11に設けられた凹部13と、前記収納体2の底
部5に設けられた凹部3とを、同時に接着する。
【0021】パッケージ1を構成する収納体2と収納覆
体4に用いられる材料としては、導電性を有するもので
あれば、特に限定することはないが、例えば、ステンレ
ス、カーボン繊維強化プラスティック等を用いることが
できる。また、その熱伝導率は、0.4cal/cm/s/K以下
であり、かつ、この収納体2の肉厚は2〜6mmである
と、検知部の温度に対する、周囲の温度変化の影響を小
さくすることができるので、好ましい。圧電体26とし
ては、ポリフッ化ビニリデン等の高分子圧電材料や、チ
タン酸ジルコン酸鉛(以下PZT)等のセラミックス圧
電材料等を用いることができる。荷重体10としては、
その目的によって、真鍮、ステンレス、銅等の導電性材
料からなる任意の質量のものを用いることができる。
体4に用いられる材料としては、導電性を有するもので
あれば、特に限定することはないが、例えば、ステンレ
ス、カーボン繊維強化プラスティック等を用いることが
できる。また、その熱伝導率は、0.4cal/cm/s/K以下
であり、かつ、この収納体2の肉厚は2〜6mmである
と、検知部の温度に対する、周囲の温度変化の影響を小
さくすることができるので、好ましい。圧電体26とし
ては、ポリフッ化ビニリデン等の高分子圧電材料や、チ
タン酸ジルコン酸鉛(以下PZT)等のセラミックス圧
電材料等を用いることができる。荷重体10としては、
その目的によって、真鍮、ステンレス、銅等の導電性材
料からなる任意の質量のものを用いることができる。
【0022】導電性接着層(図示せず)を形成する導電
性接着剤は、その体積抵抗率が1×103Ω・cm以下
であると好ましい。また、その弾性率が1×106〜1
×109Paであることが好ましい。1×106Pa未満であ
ると、この導電性接着層(図示せず)が柔らかすぎて、
高い共振周波数を得ることが困難になり、測定可能周波
数が狭域化する場合があり、1×109Paを越えると、
収納体2との熱膨張率係数の違いから、温度が変化した
場合に、圧電体26に熱歪みが生じやすく、センサ出力
の温度特性が悪くなる。具体的には、エポキシ系接着
剤、アクリル系接着剤、ポリイミド系接着剤等を用いる
ことができる。また、この導電性接着層(図示せず)の
厚みは、5〜100μmであることが望ましい。5μm未
満であると十分に接着できず、100μmを越えると、
高い共振周波数を得ることが困難になる。
性接着剤は、その体積抵抗率が1×103Ω・cm以下
であると好ましい。また、その弾性率が1×106〜1
×109Paであることが好ましい。1×106Pa未満であ
ると、この導電性接着層(図示せず)が柔らかすぎて、
高い共振周波数を得ることが困難になり、測定可能周波
数が狭域化する場合があり、1×109Paを越えると、
収納体2との熱膨張率係数の違いから、温度が変化した
場合に、圧電体26に熱歪みが生じやすく、センサ出力
の温度特性が悪くなる。具体的には、エポキシ系接着
剤、アクリル系接着剤、ポリイミド系接着剤等を用いる
ことができる。また、この導電性接着層(図示せず)の
厚みは、5〜100μmであることが望ましい。5μm未
満であると十分に接着できず、100μmを越えると、
高い共振周波数を得ることが困難になる。
【0023】出力リード線16は、はんだ付け等の公知
の方法によって、荷重体10の上部と接着することがで
きる。ケーブル24は、コネクタ等を使って公知の方法
により、ケーブル取り出し口25に固定し、また、公知
の方法によって、電源線20をこのケーブル24に接続
すればよい。
の方法によって、荷重体10の上部と接着することがで
きる。ケーブル24は、コネクタ等を使って公知の方法
により、ケーブル取り出し口25に固定し、また、公知
の方法によって、電源線20をこのケーブル24に接続
すればよい。
【0024】このように、上述の圧電型振動センサ装置
においては、上述の荷重体10の圧電体接着面11に設
けられた凹部13と、上述の収納体2に形成された凹所
6の底部5に設けられた凹部3において、圧電体26
が、正しく位置決めされて固定されるようになっている
ので、凹所6内の荷重体10の配置位置のずれが生じに
くく、このため、他軸感度が大きくなったりする問題
や、この圧電型振動センサ装置の使用中における前記荷
重体10と前記収納体2との短絡等は発生しにくいよう
になっているものである。またこれら凹部13、凹部3
の形状は浅皿状であるので、前記圧電体26の接着の際
に、導電性接着剤があふれたりしないようになってお
り、この導電性接着剤があふれて、前記圧電体の側面に
接触して、この圧電型振動センサ装置が不良となること
がないものである。
においては、上述の荷重体10の圧電体接着面11に設
けられた凹部13と、上述の収納体2に形成された凹所
6の底部5に設けられた凹部3において、圧電体26
が、正しく位置決めされて固定されるようになっている
ので、凹所6内の荷重体10の配置位置のずれが生じに
くく、このため、他軸感度が大きくなったりする問題
や、この圧電型振動センサ装置の使用中における前記荷
重体10と前記収納体2との短絡等は発生しにくいよう
になっているものである。またこれら凹部13、凹部3
の形状は浅皿状であるので、前記圧電体26の接着の際
に、導電性接着剤があふれたりしないようになってお
り、この導電性接着剤があふれて、前記圧電体の側面に
接触して、この圧電型振動センサ装置が不良となること
がないものである。
【0025】また、上述のように前記荷重体10と前記
圧電体26とを接着して圧電型振動センサ12とする場
合と、前記圧電型振動センサ12の圧電体26側を前記
収納体2に接着する際の位置決め、固定が容易であるの
で、製造時の操作がやりやすくなる。このため、前記圧
電体26の両面に導電性接着剤を塗布して、この圧電体
26に、前記荷重体10と前記収納体2とを一括して同
時に接着することもでき、製造工程の短縮化を図ること
ができる。
圧電体26とを接着して圧電型振動センサ12とする場
合と、前記圧電型振動センサ12の圧電体26側を前記
収納体2に接着する際の位置決め、固定が容易であるの
で、製造時の操作がやりやすくなる。このため、前記圧
電体26の両面に導電性接着剤を塗布して、この圧電体
26に、前記荷重体10と前記収納体2とを一括して同
時に接着することもでき、製造工程の短縮化を図ること
ができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して詳しく説明す
る。 (実施例)図1に示した構造の圧電型振動センサ装置を
上述のようにして作成した。圧電体26として、一辺が
5mmの正方形で、その対角距離aは7.1mm、厚みが2
mmのPZT板を用いた。この圧電体26の上面に、導電
性接着剤として、体積抵抗率10ー1Ω・cm、弾性率1
×108Paであるエポキシ系接着剤を塗布して、質量1
gの真鍮製の荷重体10の圧電体接着面11に設けられ
た、その底部の直径d1が7.1mm、開口部の直径d2
が7.5mm、深さbが0.5mmである凹部13におさめ
て接着して、圧電型振動センサ12を作成した。上述の
底部の直径d1は前記対角距離aの1.0倍で、前記開
口部の直径d2は前記底部の直径d1の1.06倍であ
った。このとき、形成された導電性接着層(図示せず)
の厚さは約20μmであった。
る。 (実施例)図1に示した構造の圧電型振動センサ装置を
上述のようにして作成した。圧電体26として、一辺が
5mmの正方形で、その対角距離aは7.1mm、厚みが2
mmのPZT板を用いた。この圧電体26の上面に、導電
性接着剤として、体積抵抗率10ー1Ω・cm、弾性率1
×108Paであるエポキシ系接着剤を塗布して、質量1
gの真鍮製の荷重体10の圧電体接着面11に設けられ
た、その底部の直径d1が7.1mm、開口部の直径d2
が7.5mm、深さbが0.5mmである凹部13におさめ
て接着して、圧電型振動センサ12を作成した。上述の
底部の直径d1は前記対角距離aの1.0倍で、前記開
口部の直径d2は前記底部の直径d1の1.06倍であ
った。このとき、形成された導電性接着層(図示せず)
の厚さは約20μmであった。
【0027】このようにして作成した圧電型振動センサ
12の圧電体26側を、熱伝導率0.04cal/cm/s/Kで
あるステンレス鋼からなる収納体2の凹所6の底部5に
設けられた上述の凹部13と同様の形状と大きさである
凹部3に、導電性接着剤として、体積抵抗率10ー1Ω・
cm、弾性率1×108Paであるエポキシ系接着剤を塗
布して接着した。このとき形成された導電性接着層(図
示せず)の厚さは約20μmであった。上述の収納体2
の肉厚は4mmであった。
12の圧電体26側を、熱伝導率0.04cal/cm/s/Kで
あるステンレス鋼からなる収納体2の凹所6の底部5に
設けられた上述の凹部13と同様の形状と大きさである
凹部3に、導電性接着剤として、体積抵抗率10ー1Ω・
cm、弾性率1×108Paであるエポキシ系接着剤を塗
布して接着した。このとき形成された導電性接着層(図
示せず)の厚さは約20μmであった。上述の収納体2
の肉厚は4mmであった。
【0028】この圧電型振動センサ12を構成する荷重
体10上部に、出力リード線16の片端をはんだ付けで
固定し、もう一方の端を信号処理回路基盤14に接続し
た。この信号処理回路基盤14を、上述の収納体2に設
けられた凹所6の開口部の周縁部に、エポキシ系接着剤
を介して接着した。つぎに、この信号処理回路基盤14
とケーブル24とを、電源線20によって接続した。最
後に、上述の収納体2と同様の材料によって形成され、
その肉厚が1mmである収納覆体4を、上述の信号処理回
路基盤14を覆うようにして、収納体2の開口部方向で
嵌合し、さらに、収納覆体上部22に設けられたケーブ
ル取り出し口25に、上述のケーブル24を固定した。
体10上部に、出力リード線16の片端をはんだ付けで
固定し、もう一方の端を信号処理回路基盤14に接続し
た。この信号処理回路基盤14を、上述の収納体2に設
けられた凹所6の開口部の周縁部に、エポキシ系接着剤
を介して接着した。つぎに、この信号処理回路基盤14
とケーブル24とを、電源線20によって接続した。最
後に、上述の収納体2と同様の材料によって形成され、
その肉厚が1mmである収納覆体4を、上述の信号処理回
路基盤14を覆うようにして、収納体2の開口部方向で
嵌合し、さらに、収納覆体上部22に設けられたケーブ
ル取り出し口25に、上述のケーブル24を固定した。
【0029】(比較例)図3に示した構造の圧電型振動
センサ装置を作成した。比較例の圧電型振動センサ装置
と、上述の実施例の圧電型振動センサ装置において異な
るところは、荷重体10の圧電体接着面11と収納体2
の凹所6の底部5のいずれにも、凹部が設けられていな
い点である。
センサ装置を作成した。比較例の圧電型振動センサ装置
と、上述の実施例の圧電型振動センサ装置において異な
るところは、荷重体10の圧電体接着面11と収納体2
の凹所6の底部5のいずれにも、凹部が設けられていな
い点である。
【0030】上述のようにして、実施例と比較例の圧電
型振動センサ装置を、それぞれ50台作成し、それらの
周波数特性を測定し、他軸感度(50台の平均値)とそ
れぞれ50台中の不良率を評価した。この結果を表1に
示す。
型振動センサ装置を、それぞれ50台作成し、それらの
周波数特性を測定し、他軸感度(50台の平均値)とそ
れぞれ50台中の不良率を評価した。この結果を表1に
示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1より、本発明に係る実施例の圧電型振
動センサ装置は、比較例の圧電型振動センサ装置と比較
して、他軸感度と不良率が低くなっていることがわか
る。
動センサ装置は、比較例の圧電型振動センサ装置と比較
して、他軸感度と不良率が低くなっていることがわか
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧電型振
動センサ装置は、荷重体の圧電体接着面と、収納体に設
けられた凹所の底部のうち、どちらか一方または両方に
凹部が形成され、これらの凹部によって圧電体が位置決
め、固定されたものであるので、前記凹所内の荷重体の
配置位置のずれが生じにくく、このため、他軸感度が大
きくなったりする問題や、この圧電型振動センサ装置の
使用中に前記荷重体と前記収納体との短絡等は発生しに
くいようになっているものである。また、上述の凹部
は、この圧電型振動センサ装置の製造時に、導電性接着
剤があふれたりしないような形状になっているので、こ
の導電性接着剤があふれて、前記圧電体の側面に接触
し、この圧電型振動センサ装置が不良となることがない
ものである。
動センサ装置は、荷重体の圧電体接着面と、収納体に設
けられた凹所の底部のうち、どちらか一方または両方に
凹部が形成され、これらの凹部によって圧電体が位置決
め、固定されたものであるので、前記凹所内の荷重体の
配置位置のずれが生じにくく、このため、他軸感度が大
きくなったりする問題や、この圧電型振動センサ装置の
使用中に前記荷重体と前記収納体との短絡等は発生しに
くいようになっているものである。また、上述の凹部
は、この圧電型振動センサ装置の製造時に、導電性接着
剤があふれたりしないような形状になっているので、こ
の導電性接着剤があふれて、前記圧電体の側面に接触
し、この圧電型振動センサ装置が不良となることがない
ものである。
【0034】また、上述のように前記荷重体と前記圧電
体とを接着して圧電型振動センサとする場合と、前記圧
電型振動センサの圧電体側を前記収納体に接着する際の
位置決め、固定が容易であるので、製造操作がやりやす
くなる。このため、前記圧電体の両面に導電性接着剤を
塗布して、この圧電体と、前記荷重体と前記収納体との
接着を一括して同時に行うこともでき、製造操作が簡便
になる。
体とを接着して圧電型振動センサとする場合と、前記圧
電型振動センサの圧電体側を前記収納体に接着する際の
位置決め、固定が容易であるので、製造操作がやりやす
くなる。このため、前記圧電体の両面に導電性接着剤を
塗布して、この圧電体と、前記荷重体と前記収納体との
接着を一括して同時に行うこともでき、製造操作が簡便
になる。
【図1】 本発明の圧電型振動センサ装置の一例の構造
を示すものである。
を示すものである。
【図2】 本発明における圧電型振動センサを圧電体側
から見た状態を示したものである。
から見た状態を示したものである。
【図3】 先行発明記載の圧電型振動センサ装置の構造
の一例を示すものである。
の一例を示すものである。
2・・・収納体、3・・・凹部、5・・・底部、6・・
・凹所、10・・・荷重体、11・・・圧電体接着面、
13・・・凹部、26・・・圧電体
・凹所、10・・・荷重体、11・・・圧電体接着面、
13・・・凹部、26・・・圧電体
Claims (2)
- 【請求項1】 収納体に設けられた凹所の底部に、荷重
体と圧電体とを接着してなる圧電型振動センサの圧電体
側が接着され、 信号処理回路基盤が、前記収納体の開口部で支持され、 前記信号回路基盤を覆うように収納覆体と収納体とが一
体化されてなる圧電型振動センサ装置であって、 前記荷重体の圧電体接着面と、前記収納体に設けられた
凹所の底部のうち、いずれか一方または両方に、凹部が
形成され、これら凹部において、前記圧電体を位置決
め、固定したことを特徴とする圧電型振動センサ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧電型振動センサ装置に
おいて、凹部は浅皿状であり、これらの凹部の底部の直
径は、前記圧電体の上面または下面のそれぞれの外周部
上の1点から前記外周部上の他の1点を結ぶ直線の最大
距離の1.0〜1.1倍であり、これらの凹部の開口部
の直径は、前記底部の直径の1.03倍以上であること
を特徴とする圧電型振動センサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP435496A JPH09196750A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 圧電型振動センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP435496A JPH09196750A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 圧電型振動センサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09196750A true JPH09196750A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11582079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP435496A Pending JPH09196750A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 圧電型振動センサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09196750A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9966526B2 (en) | 2012-06-05 | 2018-05-08 | Mitsui Chemicals, Inc. | Piezoelectric device and process for producing piezoelectric device |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP435496A patent/JPH09196750A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9966526B2 (en) | 2012-06-05 | 2018-05-08 | Mitsui Chemicals, Inc. | Piezoelectric device and process for producing piezoelectric device |
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