JPH09196557A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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Publication number
JPH09196557A
JPH09196557A JP8003192A JP319296A JPH09196557A JP H09196557 A JPH09196557 A JP H09196557A JP 8003192 A JP8003192 A JP 8003192A JP 319296 A JP319296 A JP 319296A JP H09196557 A JPH09196557 A JP H09196557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
garbage
mounting box
base cabinet
processing device
Prior art date
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JP8003192A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hosono
俊昭 細野
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乾燥処理中に使用者が触れないように安全確実
にロックする。 【解決手段】搭載ボックス4に生ゴミ処理装置2を搭載
し、この生ゴミ処理装置2を搭載ボックス4と共にキッ
チンシンク6の下部のベースキャビネット8に搬入した
状態で乾燥処理中は熱応答変形部材44を熱変形させて
押圧付勢部材46を変位させて被押圧ロック部材54を
搬送と案内のレール20,18それぞれのロック溝20
a,18a内にロックし、これによって使用者が搭載ボ
ックス4をベースキャビネット8外に搬出するのをロッ
クする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、―般家庭とか飲食
店等の厨房などから発生する生ゴミを衛生的に加熱乾燥
処理する生ゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば一般家庭用の生ゴミ処理装置にお
いては、生ゴミを加熱乾燥しているときは生ゴミの燃焼
炉などは高温状態になっているから、燃焼炉などの乾燥
炉に不用意に使用者が触れないようすることが必要であ
る。そのため例えば特開平3―194312号公報に
は、処理中に使用者が燃焼炉に触れないようにするた
め、開閉自在な蓋体と排気口とを有する燃焼炉と、触れ
の開閉を検知する位置検知手段と、排気口に連通して設
けた浄化器と、この浄化器の内部に組み込まれる温度検
知志太と、燃焼炉および浄化器を覆う外枠ケースと、蓋
体を閉に保持する外枠ケース内のロックユニットと、温
度検知手段が検知した温度により処理中であることを判
定する処理中判定手段と、この判定手段からの信号と位
置検知信号からの信号とにより処理中はロックユニット
を駆動して蓋体が開のときは運転できないようにした技
術が記述されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マイコンなどでの電気
的制御関係では暴走とか誤動作が全く無いとは必ずしも
言えない。上記公報に記述されている生ゴミ処理装置に
よれば、電気的制御にてロックとか蓋の開閉位置検出を
行っているから、加熱乾燥運転中にマイコンを含む電気
的制御関係に何等かの要因が作用して暴走とか誤動作な
どが発生してしまった場合には、乾燥炉内が高温である
にもかかわらず蓋のロックが解除されてしまう可能性が
指摘される。
【0004】
【課題を解決する手段】請求項1に係る本発明は、搭載
ボックスに搭載されてキャビネット等の収容体内に搬入
されて加熱乾燥処理されている状態においては、その処
理の際の高温の熱に応答して変形する熱応答変形部材に
よって前記収容体側に前記搭載ボックスをロックして該
収容体外への当該搭載ボックスの搬出を機械的にロック
する安全ロック装置を備えたことによって上述した課題
を解決している。
【0005】前記本発明は、好ましくは前記ロック動作
に応答して使用者にロック中であることを表示する表示
手段を備えてもよい。
【0006】前記本発明は好ましくは前記表示手段は通
電されて点灯する表示器であり、この表示器は通常時は
主電源で、停電中には主電源の代わりのバックアップ電
源で駆動されるようにしてもよい。
【0007】前記本発明は好ましくは所要時には前記ロ
ックを強制的に解除するロック解除手段を配備してもよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
生ゴミ処理装置について図面を参照して説明する。
【0009】図1は、本発明の実施の形態に係る生ゴミ
処理装置がキッチン(台所)シンクの下部収納部に収納
される状態を示す側面図であり、図2は、図1で示され
ている生ゴミ処理装置の正面図である。
【0010】これらの図を参照して、本実施の形態の生
ゴミ処理装置2は搭載ボックス4内に搭載されている。
この搭載ボックス4はキッチンシンク6下部のベースキ
ャビネット8内に搬入搬出自在に構成されている。キッ
チンシンク6下部には排水管10が取り付けられてい
る。この排水管10はベースキャビネット8内の下部壁
12を通して図示していない下水道に通じている。
【0011】ベースキャビネット8はキッチンシンク6
を支持するための支持壁14で囲まれてなり、前部側の
支持壁14には開閉ドア16が設置されている。ベース
キャビネット8の側部側の支持壁14は図面にあらわさ
れていないが、搭載ボックス4の矢印A方向の搬入搬出
のガイドとなる横断面凹型の案内レール18が設けられ
ている。搭載ボックス4のボックス壁4c,4dには案
内レール18で案内される搬送レール20が取り付けら
れている。
【0012】なお、搭載ボックス4は、前後側のボック
ス壁4a,4bと両側のボックス壁4c,4dと底側の
ボックス壁4eとで上部開口のボックス状になってお
り、図1では図面的には生ゴミ処理装置2の乾燥炉22
等は搬送レール20を含め、その搬送レール20が取り
付けられている手前の側部側のボックス壁4cで隠され
て見えないが図面の理解のため実線で示されている。ま
た、図2に示される生ゴミ処理装置2も正面図であるか
ら、生ゴミ処理装置2等は搭載ボックス4の前側のボッ
クス壁4aで隠されて見えないが、図面の理解のために
実線で示されている。
【0013】生ゴミ処理装置2は、乾燥炉22を有し、
この乾燥炉22は円筒形でかつ上部の生ゴミ投入口に蓋
体24が矢印B方向に開閉可能に取り付けられており、
蓋体24を開けて内部に生ゴミが投入されるようになっ
ている。乾燥炉22の外周囲には、乾燥炉22内で生ゴ
ミを乾燥する際に生ゴミから発生する水蒸気成分を凝縮
するための凝縮手段としての凝縮パイプ26が累旋状に
巻回されている。生ゴミ処理装置2は生ゴミの処理動作
を制御する制御部28を有し、この制御部28は搭載ボ
ックス4の前側のボックス壁4aに取り付けられてい
る。
【0014】生ゴミ処理装置2はまた、吸引脱臭器30
と、排水ホース32と、ヒータブロック34と、安全ロ
ック装置36とを備えている。吸引脱臭器30は凝縮パ
イプ26の下端に取り付けられ、排水ホース32はゴム
などからなりその一端側が吸引脱臭器30に、他端側が
排水管19にそれぞれ接続されている。ヒータブロック
34は乾燥炉22の外周囲に取り付けられている。この
ヒータブロック34は乾燥炉22の底部に設けられても
構わない。搭載ボックス4の前側のボックス壁4aには
排気口38が形成されている。
【0015】本発明においては、乾燥炉22の蓋体24
を開けて生ゴミ投入口から生ゴミを乾燥炉22内に投入
した後、蓋体24を閉め、それから搭載ボックス4をベ
ースキャビネット8内に搬入して生ゴミ処理装置2をベ
ースキャビネット8に収納した状態で、制御部28の制
御によって乾燥炉22内の生ゴミをヒータブロック34
による加熱によって乾燥処理するのであるが、この乾燥
処理中に搭載ボックス4が搬出されたり、あるいは乾燥
処理後でも乾燥炉が高温であるとか、乾燥炉22の蓋体
24を開けて内部から高温の水蒸気が噴出するとかし
て、使用者の安全を保てなくなるのを防止するために、
安全ロック装置36を配備している。
【0016】この安全ロック装置36の詳しい機構およ
び電気的な制御の構造およびその動作については後述す
るが、その前に上記構成を有する生ゴミ処理装置2の基
本的な動作を説明することにする。
【0017】まず、使用者によりベースキャビネット8
の開閉ドア16が開けられ、それから生ゴミ処理装置2
を搭載している搭載ボックス4がベースキャビネット8
外に搬出される。使用者によって生ゴミ処理装置2の乾
燥炉22の蓋体24が矢印Bのように開けられ、投入口
から生ゴミが投入される。乾燥炉22内には図示されて
いない乾燥鍋と撹拌翼とが設けられており、生ゴミはこ
の乾燥鍋に投入されることになる。こうして生ゴミの投
入が終わると蓋体24が閉じられる。
【0018】その後は搭載ボックス4はベースキャビネ
ット8内へ搬入され、ベースキャビネット8の開閉ドア
14が閉められると生ゴミ処理装置2は生ゴミ処理運転
の待機中となる。そして、使用者によって生ゴミ処理の
ための図示していない操作部が操作されると生ゴミの処
理を開始させる制御部28の制御のもとに乾燥炉22内
で生ゴミが撹拌翼によって撹拌されながら生ゴミの加熱
乾燥運転状態となる。この生ゴミの加熱は乾燥炉22下
部のヒータブロック34が内蔵する加熱ヒータによって
間接的に行われる。こうして、乾燥炉22内の生ゴミは
加熱されそれに含まれている水分は徐々に蒸発させられ
て水蒸気成分を発生させられて乾燥させられる。
【0019】この水蒸気成分は凝縮パイプ26内に導入
されこの凝縮パイプ26で凝縮させられる。凝縮パイプ
26に接続されている吸引脱臭器30は、吸引・排気フ
ァンモータと、加熱されると水蒸気成分中に含まれる臭
気成分を脱臭する作用を発揮する触媒と、この触媒を加
熱するヒータとで構成されており、乾燥炉22内部で発
生した生ゴミからの水蒸気成分を、凝縮パイプ26を通
して吸引することにより、水蒸気を凝縮パイプ26に導
き易くしている。そして、凝縮パイプ26へ吸い込まれ
た生ゴミの発生水蒸気成分は、液体である凝縮水と気体
である臭気ガスとに分離され、凝縮水は排水ホース32
を通り排水管10を経て下水道へ流され、臭気ガスは、
吸引脱臭器30で脱臭されて無臭化されたうえで排気口
38から排気される。
【0020】このようにして、生ゴミの加熱乾燥処理が
進んで行き、水分がすべて蒸発させられると生ゴミの乾
燥処理が終了となる。なお、この排気口38には排気管
の一端側を接続し、この排気管の他端側をベースキャビ
ネット8の奥側の壁体14に接続し、この壁体14から
屋外へと排気させるようにしても構わない。
【0021】次に本発明の生ゴミ処理装置2が装備して
いる安全ロック装置36について図3ないし図7を参照
して詳しく説明する。図3は生ゴミ処理装置2の搭載ボ
ックス4がベースキャビネット8外に搬出されていると
き、図4はその搭載ボックス4がベースキャビネット8
内に搬入されて運転待機中のとき、図5は安全ロック装
置36が作動状態で搭載ボックス4がロックされている
状態にあるとき、図6は安全ロック装置36が作動状態
にあるが、強制的に搭載ボックス4のロックを解除して
いる状態を示し、図7は安全ロック装置36のロック動
作状態を表示させるための電気的な制御回路図である。
【0022】構成において、ヒータブロック34上に高
熱下で強度を維持できる耐熱性の金属または樹脂ででき
た一対の支柱40が所定の間隔を隔てて立設されてい
る。各支柱40それぞれの外周囲には金属製の圧縮バネ
42が装着されている。支柱40間には熱応答変形部材
44が架設されている。熱応答変形部材44はそれぞれ
の両端において支柱40先端部の拡径の抜け止め部40
aで抜け止めされて圧縮バネ42で支柱40先端方向に
押圧付勢されていることでヒータブロック34から該ヒ
ータブロック面に平行の状態で所定の高さ位置で保持さ
れている。熱応答変形部材44は、バイメタルあるいは
形状記憶合金などの材料、要するに温度変化に応じて形
状が後述する態様あるいは必要に応じて他の態様で変形
する金属で形成されている。
【0023】バイメタル式に熱応答変形部材44を構成
した場合では、熱応答変形部材44の一端側は長穴を有
し、この長穴が一方の支柱40に入り込むことで自由端
とされ、他端側が他方の支柱40に固定されており、こ
れによって高温状態で変形して一端側が図4で右側方向
に変位できるようにしてもよく、また、形状記憶合金で
ある場合では、両端側がそれぞれ支柱40に対してそれ
の高温状態では記憶形状に応じて図4の形状から図5の
形状のようにその中央部が突出変形するように構成され
ている。このように熱応答変形部材44は形状記憶合金
で構成されて高温状態では図4から図5の形状に変形さ
せることが可能となっている。また、バイメタル式では
図5のような変形とは異なるが、バイメタル式で構成し
た熱応答変形部材44の自由端側である一端側を図5の
変位位置におくと後述のロック動作を同様に実現実施で
きる。
【0024】このようにして構成される熱応答変形部材
44の略中央にはレバー状に左右方向に延びる押圧付勢
部材46の一端側が固定されている。この押圧付勢部材
46は熱応答変形部材44の変形に応じて先端位置が変
位させられるが、その途中部には、押圧付勢部材44の
先端位置を強制的に図5から図4の元の位置に復帰させ
る解除操作部材48の一端側が回動可能に取り付けられ
ている。この解除操作部材48は途中部48aが搭載ボ
ックス4の壁体またはベースキャビネット8の壁体の適
宜箇所に取り付けられ、他端側がこの途中部48aを中
心にして回動操作されることによってその一端側に取り
付けられてある押圧付勢部材46を復帰位置方向に移動
させ得るようになっている。
【0025】搭載ボックス4のボックス壁に固定されて
いる搬送レール18にも一対の支柱50が立設され、こ
れら支柱50にはそれぞれ圧縮バネ52が装着されてい
るとともに、被押圧部材54が両端側において該支柱5
0に抜け止め部50aで抜け止めされて装着され、圧縮
バネ52で押圧付勢部材46方向に押圧付勢されてい
る。被押圧部材54は押圧付勢部材46方向に突出して
該押圧付勢部材で押圧される押圧面54aを備えた大径
突出部分54bと、搬送レール20方向に突出した小径
突出部分54cとを有し、この小径突出部分54cは搬
送レール20と案内レール18とにそれぞれ形成された
ロック溝20a,18aにロック可能な径に形成されて
いる。
【0026】被押圧ロック部材54の大径突出部分54
aの下面にはスイッチ作動体56が設けられ、搬送レー
ル20側にはこのスイッチ作動体56で押圧されて接点
が閉じるスイッチ部材58が配備されている。このスイ
ッチ部材58の接点は図7で示すようにロック表示器6
0と電流制限抵抗62とを介して生ゴミ処理装置の例え
ば制御部28用の主電源64に直列に接続されている。
この電源64には並列にバックアップ電源66が接続さ
れている。図7では制御部28と電源64との接続構成
は図示していない。
【0027】上記安全ロック装置36の動作について説
明することにする。搭載ボックス4がベースキャビネッ
ト8外にあるときは図3の状態である。この状態ではヒ
ータブロック34には通電されていないから、ヒータブ
ロック34からは熱がなく、したがって、熱応答変形部
材44は熱変形をしていない。そして、搬送レール20
と案内レール18それぞれのロック溝20a,18aも
一致していない。そして、搭載ボックス4がベースキャ
ビネット8内に搬入され、ベースキャビネット8の開閉
ドア16が閉められると、図4の生ゴミの乾燥運転の待
機中となる。この待機中では搬送レール20と案内レー
ル18それぞれのロック溝20a,18aは一致してい
る。
【0028】次に、生ゴミ処理装置2の乾燥炉22の加
熱運転が開始され、その運転が進むと、ヒータブロック
34の温度が徐々に上昇し、それに伴って乾燥炉22下
部の温度も上昇して行く。そうすると、安全ロック装置
36の熱応答変形部材44はヒータブロック34で加熱
されて図5のように変形してくる。熱応答変形部材44
のこの変形によって押圧付勢部材46の先端位置が移動
し、被押圧ロック部材54の大径突出部分54bの押圧
面54aが押圧付勢部材46によって押圧されることに
なる。この押圧によって、被押圧ロック部材54の小径
突出部分54cが搬送レール20と案内レール18それ
ぞれのロック20a,18a溝内に入り込んでこのロッ
ク溝20a,18aでロックされる。これによって搭載
ボックス4はベースキャビネット8側にロックされてし
まい、使用者が開閉ドア16を開けて搭載ボックス4を
外へ搬出しようとしても搬出できない。
【0029】こうして、被押圧ロック部材54がロック
溝20a,18aにロックされると、搭載ボックス4は
ベースキャビネット8から搬出させることができなくな
る。また、このロック状態では被押圧ロック部材54の
大径突出部分54b下面のスイッチ作動体56によって
スイッチ58は接点が閉じられるので、ロック表示器6
0は電源64が供給されて点灯し、使用者はこの点灯か
ら搭載ボックス4がロックされていることを確認でき
る。
【0030】また、加熱乾燥運転中に停電が発生すると
制御部28を含め一切の運転動作ができないが、ヒータ
ブロック34の温度が低下していないため、それが安全
な温度になるまでは被押圧ロック部材54は押圧付勢部
材46で押圧されてロックされ、搭載ボックス4はベー
スキャビネット8側にロックされたままであるからその
安全面は確保されている。そして、その主電源64が停
電してもバックアップ電源66があるために、ロック表
示器60はロック表示しているので、使用者は搭載ボッ
クス4がロックされていることを確認できる。停電が解
除されると、主電源64によるロック表示器60の点灯
動作になるが、停電中に消費されたバックアップ電源6
6は主電源64で自動的に充電されることによって次の
停電に備えられる。
【0031】こうして、生ゴミの加熱乾燥の処理が終了
するとヒータブロック34への通電が停止し、ヒータブ
ロック34の温度が低下してくるが、その温度が安全な
温度に低下するまでは被押圧ロック部材54は搬送レー
ル20と案内レール18それぞれのロック溝20a,1
8aにロックされているので、搭載ボックス4をベース
キャビネット8外に搬出できず、したがって、安全であ
る。一方、そのヒータブロック34の温度が安全な温度
以下に低下してくると、熱応答変形部材44は元の形状
に復帰し、それに伴い押圧付勢部材46も元の位置に復
帰する結果、被押圧ロック部材54は圧縮バネ52の作
用でロック溝20a,18aによるロックから解除する
方向に復帰する。
【0032】この復帰によって被押圧ロック部材54の
大径突出部分54b下面のスイッチ作動体56はスイッ
チ58を押圧しなくなるから、スイッチ58の接点はオ
フし、これによってロック表示器60には通電されなく
なって消灯し、使用者はロックが解除されて搭載ボック
ス4をベースキャビネット8外に搬出しても安全である
ことを確認できる。
【0033】なお、加熱乾燥運転中において、乾燥炉2
2周辺の温度が高く搭載ボックス4がベースキャビネッ
ト8側にロックされていても、何らかの理由、たとえ
ば、製造上の関係や検査、メンテナンス性の関係など、
一般の使用者が使用する以外の理由で運転を停止し搭載
ボックス4を搬出したい場合には、そのロックを強制的
に解除する必要がある。そういう場合には、ロック解除
棒48を図6で示すように運転待機中と同じ位置に戻す
ことによって、押圧付勢部材46を元の位置に復帰させ
て被押圧ロック部材54のロック動作を解除してもよ
い。
【0034】なお、上述の実施の形態においてはロック
状態の確認のための表示手段としてのロック表示器は電
源の印加で点灯する発光ダイオードであったが、発光ダ
イオードではなく他の発光素子例えば発光トランジスタ
とかその他であってもよい。また、このロック表示器は
外部から確認できる位置例えばベースキャビネットの適
宜位置あるいはキッチンシンクの適宜位置、あるいは搭
載ボックスなどに配備するとよい。また、このロック表
示器は実施の形態においては電気的に駆動されている
が、電気的に駆動されるものに限定されるものではな
く、例えば被押圧ロック部材の移動と共に機械的に移動
する移動部材を設け、この移動部材に表示マークを付
し、この表示マークが外部から確認できるようにしても
構わない。
【0035】なお、実施の形態においては、生ゴミ処理
装置は乾燥処理中の高温から使用者が触れないようにす
るために搭載ボックスに搭載されてキッチンシンクの下
部にある収容体としてのベースキャビネットに収納され
るようにしたが、ベースキャビネットに限定されるもの
ではなく、他の収容体であっても構わない。
【0036】なお、実施の形態においては、生ゴミ処理
装置の乾燥処理中における搭載ボックスの搬出をロック
する機構を被押圧ロック部材と搬送および案内それぞれ
のレールに形成されているロック溝との嵌合によってい
たが、これに限定されるものではなく、要するに搭載ボ
ックスの搬出をロックできる機構であればよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば次の効果を
奏することができる。
【0038】請求項1の発明 生ゴミ処理装置で生ゴミの乾燥処理中はそれを搭載して
いる搭載ボックスが収容体内に機械的にロックされるか
ら、電気的制御系統によるロックのように例えばマイコ
ンの暴走とか誤動作によるロックの解除のおそれがな
く、使用者に対する安全を確実に確保できる。
【0039】請求項2の発明 搭載ボックスのロック状態を表示手段で表示するから使
用者は安心して生ゴミ処理装置を運転させることができ
る。
【0040】請求項3の発明 停電してもバックアップ電源によってロックが維持され
るから、停電時での使用者の安全を確保できる。
【0041】請求項4の発明 搭載ボックスのロックを乾燥処理中でも強制的に解除で
きるから製造上の関係とかメンテナンスなどでの取り扱
いが便利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る生ゴミ処理装置、こ
れの搭載ボックス、キッチンシンクおよびベースキャビ
ネットそれぞれの側面図。
【図2】図1の生ゴミ処理装置の正面図。
【図3】図1の生ゴミ処理装置の安全ロック装置の構成
図。
【図4】図1の生ゴミ処理装置の安全ロック装置の構成
図。
【図5】図1の生ゴミ処理装置の安全ロック装置の構成
図。
【図6】図1の生ゴミ処理装置の安全ロック装置の構成
図。
【図7】安全ロック装置におけるロック表示のための回
路図。
【符号の説明】
2 生ゴミ処理装置 4 搭載ボックス 6 キッチンシンク 8 ベースキャビネット 10 排水管 18 案内レール 18a ロック溝 20 搬送レール 20a ロック溝 22 乾燥炉 24 蓋体 26 凝縮パイプ 34 ヒータブロック 36 安全ロック装置 44 熱応答変形部材 46 押圧付勢部材 48 ロック解除部材 54 被押圧ロック部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搭載ボックスに搭載されてキャビネット等
    の収容体内に搬入されて加熱乾燥処理されている状態に
    おいては、その処理の際の高温の熱に応答して変形する
    熱応答変形部材によって前記収容体側に前記搭載ボック
    スをロックして該収容体外への当該搭載ボックスの搬出
    を機械的にロックする安全ロック装置を備えたことを特
    徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック動作に応答して使用者にロッ
    ク中であることを表示する表示手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は通電されて点灯する表示器
    であり、この表示器は通常時は主電源で、停電中には主
    電源の代わりのバックアップ電源で駆動されることを特
    徴とする請求項2記載の生ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】所要時には前記ロックを強制的に解除する
    ロック解除手段を配備したことを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の生ゴミ処理装置。
JP8003192A 1996-01-11 1996-01-11 生ゴミ処理装置 Pending JPH09196557A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057144A1 (ja) * 2004-11-05 2006-06-01 Takeshi Abe 排水兼、乾燥式生ゴミ処理機付き流し台シンク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006057144A1 (ja) * 2004-11-05 2006-06-01 Takeshi Abe 排水兼、乾燥式生ゴミ処理機付き流し台シンク

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