JPH09195308A - 油圧ショベルの制御回路 - Google Patents
油圧ショベルの制御回路Info
- Publication number
- JPH09195308A JPH09195308A JP8007764A JP776496A JPH09195308A JP H09195308 A JPH09195308 A JP H09195308A JP 8007764 A JP8007764 A JP 8007764A JP 776496 A JP776496 A JP 776496A JP H09195308 A JPH09195308 A JP H09195308A
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- JP
- Japan
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- boom
- valve
- directional control
- control valve
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 油圧ショベルにて床掘り作業を行う場合に、
ブーム上げ操作及び下げ操作に対応して最適なアーム閉
じ速度が得られるようにする。 【解決手段】 第1及び第2の油圧モータ1,2に夫々
センタバイパス油路3,4とパラレル油路5,6とを設
け、夫々の油路にブーム速度切替弁15,旋回モータ7
用の方向制御弁8,アームシリンダ9用の方向制御弁1
0,ブームシリンダ11用の方向制御弁12等を適宜配
設する。また、パラレル油路5の下流に可変絞り弁20
を介装し、ブーム上げパイロット信号圧P1 と旋回パイ
ロット信号圧P2 とをシャトル弁22で高圧選択して、
可変絞り弁20の絞り閉じ側のパイロットポート20c
へ作用させる構成とした。
ブーム上げ操作及び下げ操作に対応して最適なアーム閉
じ速度が得られるようにする。 【解決手段】 第1及び第2の油圧モータ1,2に夫々
センタバイパス油路3,4とパラレル油路5,6とを設
け、夫々の油路にブーム速度切替弁15,旋回モータ7
用の方向制御弁8,アームシリンダ9用の方向制御弁1
0,ブームシリンダ11用の方向制御弁12等を適宜配
設する。また、パラレル油路5の下流に可変絞り弁20
を介装し、ブーム上げパイロット信号圧P1 と旋回パイ
ロット信号圧P2 とをシャトル弁22で高圧選択して、
可変絞り弁20の絞り閉じ側のパイロットポート20c
へ作用させる構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベルの制御
回路に関するものであり、特に、複数の油圧ポンプに夫
々センタバイパス油路とパラレル油路を設けて各方向制
御弁を適宜配設した油圧ショベルの制御回路に関するも
のである。
回路に関するものであり、特に、複数の油圧ポンプに夫
々センタバイパス油路とパラレル油路を設けて各方向制
御弁を適宜配設した油圧ショベルの制御回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧ショベルの制御回路の一例を
図4に示す。第1及び第2の油圧モータ1,2に夫々セ
ンタバイパス油路3,4とパラレル油路5,6とを設
け、第1の油圧ポンプ1側に旋回モータ7用の方向制御
弁8とアームシリンダ9用の方向制御弁10をポンプ下
流に向けて適宜配設する。一方、第2の油圧ポンプ2側
にブームシリンダ11用の方向制御弁12や他のアクチ
ュエータ(例えばバケットシリンダ)用の方向制御弁1
3等を適宜配設する。
図4に示す。第1及び第2の油圧モータ1,2に夫々セ
ンタバイパス油路3,4とパラレル油路5,6とを設
け、第1の油圧ポンプ1側に旋回モータ7用の方向制御
弁8とアームシリンダ9用の方向制御弁10をポンプ下
流に向けて適宜配設する。一方、第2の油圧ポンプ2側
にブームシリンダ11用の方向制御弁12や他のアクチ
ュエータ(例えばバケットシリンダ)用の方向制御弁1
3等を適宜配設する。
【0003】ここで、押し付け掘削時に旋回モータ7の
押し付け力を確保するため、パラレル油路5の下流に絞
り14を設けてある。また、ダンプ積み作業時にサイク
ルタイムを短縮するため、旋回モータ用の方向制御弁8
の上流にブーム速度切替弁15を設け、ブーム上げパイ
ロット信号圧P1 に応じて該ブーム速度切替弁15を1
5bの位置へ切り替え、第1の油圧ポンプ1の圧力油を
分岐して油路16からブームシリンダ用の方向制御弁1
2へ合流させることにより、ブーム上げ速度が上昇する
ように構成されている。
押し付け力を確保するため、パラレル油路5の下流に絞
り14を設けてある。また、ダンプ積み作業時にサイク
ルタイムを短縮するため、旋回モータ用の方向制御弁8
の上流にブーム速度切替弁15を設け、ブーム上げパイ
ロット信号圧P1 に応じて該ブーム速度切替弁15を1
5bの位置へ切り替え、第1の油圧ポンプ1の圧力油を
分岐して油路16からブームシリンダ用の方向制御弁1
2へ合流させることにより、ブーム上げ速度が上昇する
ように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧ショベルに
て床掘り作業をする場合、図5に示すように、アーム1
7の閉じ操作とブーム18の上げ操作とを同時に行って
バケット19を矢印方向へ水平引きする。そして、バケ
ット19が近づくに従ってブーム上げ操作を遅くし、図
6の姿勢に至った後には、ブーム18を下げ操作する。
て床掘り作業をする場合、図5に示すように、アーム1
7の閉じ操作とブーム18の上げ操作とを同時に行って
バケット19を矢印方向へ水平引きする。そして、バケ
ット19が近づくに従ってブーム上げ操作を遅くし、図
6の姿勢に至った後には、ブーム18を下げ操作する。
【0005】このとき、ブーム上げ操作中は、図4に示
したブーム速度切替弁15がブーム上げパイロット信号
圧P1 によって15bの位置に切り替わり、ブームシリ
ンダ11へ供給される圧力油の流量が増加してブーム上
げ速度が上昇する。また、第1の油圧ポンプ1の圧力油
はパラレル油路5を経てアームシリンダ用の方向制御弁
10へ供給されるが、パラレル油路5に絞り弁14を介
装してあるため、アームシリンダ9へ供給される圧力油
の流量は制限される。従って、ブーム上げ操作中はアー
ム閉じ速度が低下する。
したブーム速度切替弁15がブーム上げパイロット信号
圧P1 によって15bの位置に切り替わり、ブームシリ
ンダ11へ供給される圧力油の流量が増加してブーム上
げ速度が上昇する。また、第1の油圧ポンプ1の圧力油
はパラレル油路5を経てアームシリンダ用の方向制御弁
10へ供給されるが、パラレル油路5に絞り弁14を介
装してあるため、アームシリンダ9へ供給される圧力油
の流量は制限される。従って、ブーム上げ操作中はアー
ム閉じ速度が低下する。
【0006】一方、ブーム上げ操作から下げ操作へ切り
替えたときは、前記ブーム速度切替弁15が15aの位
置に復帰してセンタバイパス油路3が開放されるため、
アームシリンダ9へ供給される圧力油の流量が急増す
る。従って、アーム閉じ速度が急激に上昇することにな
り、それに対応してブーム下げ操作を調整しなければな
らず、オペーレータには高度の技術と労力が必要とされ
ていた。
替えたときは、前記ブーム速度切替弁15が15aの位
置に復帰してセンタバイパス油路3が開放されるため、
アームシリンダ9へ供給される圧力油の流量が急増す
る。従って、アーム閉じ速度が急激に上昇することにな
り、それに対応してブーム下げ操作を調整しなければな
らず、オペーレータには高度の技術と労力が必要とされ
ていた。
【0007】そこで、油圧ショベルにて床掘り作業を行
う場合に、ブーム上げ操作及び下げ操作に対応して最適
なアーム閉じ速度が得られるようにするために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
う場合に、ブーム上げ操作及び下げ操作に対応して最適
なアーム閉じ速度が得られるようにするために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、第1及び第2の油圧
ポンプに夫々センタバイパス油路とパラレル油路を設
け、第1の油圧ポンプ側にブーム速度切替弁と旋回モー
タ用の方向制御弁並びにアームシリンダ用の方向制御弁
をポンプ下流に向けて適宜配設するとともに、第2の油
圧ポンプ側にブームシリンダ用の方向制御弁等を適宜配
設し、ブーム上げパイロット信号圧に応じて前記ブーム
速度切替弁から第1の油圧ポンプの圧力油を分岐してブ
ームシリンダ用の方向制御弁へ合流させる油路を設けた
油圧ショベルの制御回路に於いて、前記第1の油圧ポン
プのパラレル油路の下流であって、アームシリンダ用の
方向制御弁の上流位置に可変絞り弁を介装し、ブーム上
げパイロット信号圧と旋回パイロット信号圧とを高圧選
択するシャトル弁を設け、該シャトル弁の2次圧を前記
可変絞り弁の絞り閉じ側へ作用させた油圧ショベルの制
御回路を提供するものである。
するために提案されたものであり、第1及び第2の油圧
ポンプに夫々センタバイパス油路とパラレル油路を設
け、第1の油圧ポンプ側にブーム速度切替弁と旋回モー
タ用の方向制御弁並びにアームシリンダ用の方向制御弁
をポンプ下流に向けて適宜配設するとともに、第2の油
圧ポンプ側にブームシリンダ用の方向制御弁等を適宜配
設し、ブーム上げパイロット信号圧に応じて前記ブーム
速度切替弁から第1の油圧ポンプの圧力油を分岐してブ
ームシリンダ用の方向制御弁へ合流させる油路を設けた
油圧ショベルの制御回路に於いて、前記第1の油圧ポン
プのパラレル油路の下流であって、アームシリンダ用の
方向制御弁の上流位置に可変絞り弁を介装し、ブーム上
げパイロット信号圧と旋回パイロット信号圧とを高圧選
択するシャトル弁を設け、該シャトル弁の2次圧を前記
可変絞り弁の絞り閉じ側へ作用させた油圧ショベルの制
御回路を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と同一構成
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と同一構成
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0010】図1は油圧ショベルの制御回路の一例を示
し、第1の油圧モータ1のパラレル油路5の下流であっ
て、アームシリンダ用の方向制御弁10の上流位置に可
変絞り弁20を介装する。該可変絞り弁20は全開位置
20aと絞り位置20bの2位置を有しており、全開位
置20aがノーマル位置となっている。
し、第1の油圧モータ1のパラレル油路5の下流であっ
て、アームシリンダ用の方向制御弁10の上流位置に可
変絞り弁20を介装する。該可変絞り弁20は全開位置
20aと絞り位置20bの2位置を有しており、全開位
置20aがノーマル位置となっている。
【0011】また、旋回モータ用の方向制御弁8に作用
する左右の旋回パイロット信号圧をシャトル弁21で高
圧選択するとともに、該シャトル弁21で選択された旋
回パイロット信号圧P2 とブーム上げパイロット信号圧
P1 とを高圧選択するシャトル弁22を設ける。そし
て、このシャトル弁22の2次圧を前記可変絞り弁20
の絞り閉じ側のパイロットポート20cへ作用させる。
する左右の旋回パイロット信号圧をシャトル弁21で高
圧選択するとともに、該シャトル弁21で選択された旋
回パイロット信号圧P2 とブーム上げパイロット信号圧
P1 とを高圧選択するシャトル弁22を設ける。そし
て、このシャトル弁22の2次圧を前記可変絞り弁20
の絞り閉じ側のパイロットポート20cへ作用させる。
【0012】而して、当該油圧ショベルにて床掘り作業
をする場合、図5に示したように、アーム17の閉じ操
作とブーム18の上げ操作とを同時に行ってバケット1
9を矢印方向へ水平引きする。このとき、図2に示すよ
うに、ブーム上げパイロット信号圧P1 によりブーム速
度切替弁15が15bの位置に切り替わり、第1の油圧
ポンプ1の圧力油が油路16からブームシリンダ用の方
向制御弁12へ合流し、ブームシリンダ11への流量が
増加してブーム上げ速度が上昇する。
をする場合、図5に示したように、アーム17の閉じ操
作とブーム18の上げ操作とを同時に行ってバケット1
9を矢印方向へ水平引きする。このとき、図2に示すよ
うに、ブーム上げパイロット信号圧P1 によりブーム速
度切替弁15が15bの位置に切り替わり、第1の油圧
ポンプ1の圧力油が油路16からブームシリンダ用の方
向制御弁12へ合流し、ブームシリンダ11への流量が
増加してブーム上げ速度が上昇する。
【0013】また、前記シャトル弁22によりブーム上
げパイロット信号圧P1 が高圧選択されて可変絞り弁2
0のパイロットポート20cへ作用するので、該可変絞
り弁20が絞り位置20bに切り替わる。このため、パ
ラレル油路5へ導出された第1の油圧ポンプ1の圧力油
は、該可変絞り弁20により流量が制限される。従っ
て、ブーム上げ操作の初期には、従来と同様にブーム上
げ速度が上昇するとともにアーム閉じ速度が低下する。
げパイロット信号圧P1 が高圧選択されて可変絞り弁2
0のパイロットポート20cへ作用するので、該可変絞
り弁20が絞り位置20bに切り替わる。このため、パ
ラレル油路5へ導出された第1の油圧ポンプ1の圧力油
は、該可変絞り弁20により流量が制限される。従っ
て、ブーム上げ操作の初期には、従来と同様にブーム上
げ速度が上昇するとともにアーム閉じ速度が低下する。
【0014】そして、バケット19が近づくに従ってブ
ーム上げ操作を遅くしていくと、ブーム上げパイロット
信号圧P1 が減少していくため、前記可変絞り弁20の
パイロットポート20cへ作用する圧力が低下し、該可
変絞り弁20が徐々に全開位置20aへ復帰する。然
し、従来のように、アームシリンダ9へ供給される圧力
油の流量が急増しないので、アーム17の閉じ速度は徐
々に上昇していき、ブーム上げ操作の調整が容易となっ
てオペレータの負担を軽減できる。
ーム上げ操作を遅くしていくと、ブーム上げパイロット
信号圧P1 が減少していくため、前記可変絞り弁20の
パイロットポート20cへ作用する圧力が低下し、該可
変絞り弁20が徐々に全開位置20aへ復帰する。然
し、従来のように、アームシリンダ9へ供給される圧力
油の流量が急増しないので、アーム17の閉じ速度は徐
々に上昇していき、ブーム上げ操作の調整が容易となっ
てオペレータの負担を軽減できる。
【0015】更に、図6の姿勢に至った後には、ブーム
18を下げ操作するが、図3に示すように、前記可変絞
り弁20が徐々に全開位置20aへ復帰して、アームシ
リンダ9へ供給される圧力油の流量が漸増していくの
で、アーム17の閉じ速度が急激に上昇することがな
く、ブーム下げ操作の調整も容易となる。
18を下げ操作するが、図3に示すように、前記可変絞
り弁20が徐々に全開位置20aへ復帰して、アームシ
リンダ9へ供給される圧力油の流量が漸増していくの
で、アーム17の閉じ速度が急激に上昇することがな
く、ブーム下げ操作の調整も容易となる。
【0016】一方、押し付け掘削作業をする場合は、前
記シャトル弁22によってブーム上げパイロット信号圧
P1 または旋回パイロット信号圧P2 の何れかが高圧選
択され、該シャトル弁22の2次圧で前記可変絞り弁2
0の開口が決定されるため、旋回モータ7の押し付け力
を確保しつつ掘削作業をおこなうことができる。
記シャトル弁22によってブーム上げパイロット信号圧
P1 または旋回パイロット信号圧P2 の何れかが高圧選
択され、該シャトル弁22の2次圧で前記可変絞り弁2
0の開口が決定されるため、旋回モータ7の押し付け力
を確保しつつ掘削作業をおこなうことができる。
【0017】また、従来の制御回路では絞り14で圧力
損失が生じ、この圧力損失による発熱でエネルギーロス
が大きかったが、本発明の制御回路では可変絞り弁20
を設けたことにより、ブーム上げ操作量に応じて絞りの
開口が調整され、ここでの圧力損失が解消されてエネル
ギーを効率よく消費できる。
損失が生じ、この圧力損失による発熱でエネルギーロス
が大きかったが、本発明の制御回路では可変絞り弁20
を設けたことにより、ブーム上げ操作量に応じて絞りの
開口が調整され、ここでの圧力損失が解消されてエネル
ギーを効率よく消費できる。
【0018】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではアーム
シリンダ用の方向制御弁の上流位置に可変絞り弁を設
け、ブーム上げパイロット信号圧に応じて該可変絞り弁
の開口を調整するようにしたので、ブーム上げ操作及び
下げ操作に対応して最適なアーム閉じ速度が得られる。
シリンダ用の方向制御弁の上流位置に可変絞り弁を設
け、ブーム上げパイロット信号圧に応じて該可変絞り弁
の開口を調整するようにしたので、ブーム上げ操作及び
下げ操作に対応して最適なアーム閉じ速度が得られる。
【0020】依って、油圧ショベルでの床掘り作業の操
作性が著しく向上し、オペレータの負担を軽減すること
が可能となる。
作性が著しく向上し、オペレータの負担を軽減すること
が可能となる。
【図1】本発明の実施の形態を示し、ブーム操作を行っ
ていないときの油圧ショベルの制御回路図。
ていないときの油圧ショベルの制御回路図。
【図2】床掘り作業でブーム上げ操作中の油圧ショベル
の制御回路図。
の制御回路図。
【図3】床掘り作業でブーム下げ操作中の油圧ショベル
の制御回路図。
の制御回路図。
【図4】従来の油圧ショベルの制御回路図。
【図5】床掘り作業中の油圧ショベルの側面図。
【図6】床掘り作業中の油圧ショベルの側面図。
1,2 油圧ポンプ 3,4 センタバイパス油路 5,6 パラレル油路 7 旋回モータ 8 アームシリンダ 9,10 方向制御弁 11 ブームシリンダ 12 方向制御弁 15 ブーム速度切替弁 16 油路 20 可変絞り弁 22 シャトル弁 P1 パイロット信号圧 P2 旋回パイロット信号圧
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】 従来の油圧ショベルの制御回路の一例
を図4に示す。第1及び第2の油圧ポンプ1,2に夫々
センタバイパス油路3,4とパラレル油路5,6とを設
け、第1の油圧ポンプ1側に旋回モータ7用の方向制御
弁8とアームシリンダ9用の方向制御弁10をポンプ下
流に向けて適宜配設する。一方、第2の油圧ポンプ2側
にブームシリンダ11用の方向制御弁12や他のアクチ
ュエータ(例えばバケットシリンダ)用の方向制御弁1
3等を適宜配設する。
を図4に示す。第1及び第2の油圧ポンプ1,2に夫々
センタバイパス油路3,4とパラレル油路5,6とを設
け、第1の油圧ポンプ1側に旋回モータ7用の方向制御
弁8とアームシリンダ9用の方向制御弁10をポンプ下
流に向けて適宜配設する。一方、第2の油圧ポンプ2側
にブームシリンダ11用の方向制御弁12や他のアクチ
ュエータ(例えばバケットシリンダ)用の方向制御弁1
3等を適宜配設する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図1は油圧ショベルの制御回路の一例を示
し、第1の油圧ポンプ1のパラレル油路5の下流であっ
て、アームシリンダ用の方向制御弁10の上流位置に可
変絞り弁20を介装する。該可変絞り弁20は全開位置
20aと絞り位置20bの2位置を有しており、全開位
置20aがノーマル位置となっている。
し、第1の油圧ポンプ1のパラレル油路5の下流であっ
て、アームシリンダ用の方向制御弁10の上流位置に可
変絞り弁20を介装する。該可変絞り弁20は全開位置
20aと絞り位置20bの2位置を有しており、全開位
置20aがノーマル位置となっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1,2 油圧ポンプ 3,4 センタバイパス油路 5,6 パラレル油路 7 旋回モータ9 アームシリンダ8 ,10 方向制御弁 11 ブームシリンダ 12 方向制御弁 15 ブーム速度切替弁 16 油路 20 可変絞り弁 22 シャトル弁 P1 パイロット信号圧 P2 旋回パイロット信号圧 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (1)
- 【請求項1】 第1及び第2の油圧ポンプに夫々センタ
バイパス油路とパラレル油路を設け、第1の油圧ポンプ
側にブーム速度切替弁と旋回モータ用の方向制御弁並び
にアームシリンダ用の方向制御弁をポンプ下流に向けて
適宜配設するとともに、第2の油圧ポンプ側にブームシ
リンダ用の方向制御弁等を適宜配設し、ブーム上げパイ
ロット信号圧に応じて前記ブーム速度切替弁から第1の
油圧ポンプの圧力油を分岐してブームシリンダ用の方向
制御弁へ合流させる油路を設けた油圧ショベルの制御回
路に於いて、前記第1の油圧ポンプのパラレル油路の下
流であって、アームシリンダ用の方向制御弁の上流位置
に可変絞り弁を介装し、ブーム上げパイロット信号圧と
旋回パイロット信号圧とを高圧選択するシャトル弁を設
け、該シャトル弁の2次圧を前記可変絞り弁の絞り閉じ
側へ作用させたことを特徴とする油圧ショベルの制御回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8007764A JP3012185B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 油圧ショベルの制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8007764A JP3012185B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 油圧ショベルの制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09195308A true JPH09195308A (ja) | 1997-07-29 |
JP3012185B2 JP3012185B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=11674763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8007764A Expired - Lifetime JP3012185B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 油圧ショベルの制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012185B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009002441A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Yanmar Co Ltd | 掘削旋回作業車の油圧回路 |
WO2013100458A1 (ko) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 붐 실린더 제어회로 |
CN107524644A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-12-29 | 衢州职业技术学院 | 潜孔钻机推进压力自适应液压控制回路 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8007764A patent/JP3012185B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
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