JPH09193994A - 加圧タンク - Google Patents

加圧タンク

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JPH09193994A
JPH09193994A JP8007710A JP771096A JPH09193994A JP H09193994 A JPH09193994 A JP H09193994A JP 8007710 A JP8007710 A JP 8007710A JP 771096 A JP771096 A JP 771096A JP H09193994 A JPH09193994 A JP H09193994A
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gas
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JP8007710A
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Akira Nagata
明 永田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は半導体製造プロセスで用いる薬品等を
貯槽する加圧タンクに関し、タンク本体に貯槽される液
体に気体或いは気泡が混在するのを防止することを課題
とする。 【解決手段】液体11が貯槽されるタンク本体12と、液体
11を前記タンク本体から外部に送液するノズル13と、液
体11をタンク本体12の外部に送液するための加圧用気体
が導入される気体導入口14とを具備する加圧タンクにお
いて、タンク本体12内を液体11が貯槽される液相室18と
加圧用気体が導入される気相室19とに画成する遮蔽板15
をタンク本体12内に移動可能な構成で設け、気体導入口
14から気相室19内に加圧用気体を導入することにより遮
蔽板15を移動させ、これにより液体11をタンク本体12の
外部に送液する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加圧タンクに係り、
特に半導体製造プロセスで用いる薬品等を貯槽する加圧
タンクに関する。一般に半導体装置の製造プロセスで
は、各プロセスにおいて多種の薬品を用いている。この
薬品は加圧タンクに貯槽されており、必要時に加圧タン
クから半導体製造装置に供給されて所定の処理が行われ
る。
【0002】周知のように半導体装置の製造プロセスは
高い信頼性が要求されており、これに伴い各製造プロセ
スで用いる薬品も高い信頼性が要求されている。従っ
て、加圧タンク内に薬品が貯槽されている間、及び薬品
が加圧タンクから半導体製造装置に供給される過程にお
いて薬品が劣化しないよう構成する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図5は半導体装置の製造プロセスで用い
られる加圧タンクの一例を示している。同図に示す加圧
タンク1は、大略するとタンク本体2,ノズル3,及び
気体導入口4等よりなる構成とされている。
【0004】タンク本体2は、内部に半導体装置の製造
プロセスで使用する薬品等の液体5が貯槽されるもので
ありフレーム6に支持されている。また、ノズル3はタ
ンク本体2内に設けられており、下端開口は液体5に開
口すると共に上端開口はタンク本体2に配設されたカプ
ラ7に接続されている。このカプラ7は、半導体製造装
置に接続された配管が接続されている。
【0005】このノズル3は、タンク本体2に貯槽され
ている液体5をタンク本体2から外部に送液する機能を
奏する。また、気体導入口4はタンク本体2の上部に配
設されており、図示しないコンプレッサー等の加圧気体
生成装置より加圧気体が導入される構成とされている。
【0006】上記構成とされた加圧タンク1において、
タンク本体2から液体5を半導体製造に向け供給(送
液)するには、上記した加圧気体生成装置より加圧気体
を気体導入口4に供給する。これにより、タンク本体2
内における液体5の上部に形成された空間部8は加圧さ
れ、これにより液体5はノズル3内に進入しカプラ7に
接続された配管を通り半導体製造に供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成と
された加圧タンク1に液体5(薬品)を充填する際は、
液体5へのパーティクル混入等を防ぐ為に充填系路は閉
ざされた状態にある。この時、液体5を加圧タンク1に
充填する際、気体による圧送充填を用いた場合には加圧
により気体が液体5内に混入し、この気体が混入した状
態の液体5が加圧タンク1に充填されるおそれがある。
また、ポンプを利用してポンプ充填を行う場合には、ポ
ンプの圧力変動により発泡が発生し、発生した泡(気
泡)が混入した状態の液体5が加圧タンク1に充填され
るおそれがある。
【0008】一方、上記したようにタンク本体2内は液
体5と加圧気が充填された空間部8とが存在しており、
液体5と加圧気とは接触した状態となっている。従っ
て、加圧気体生成装置より加圧気体を気体導入口4に供
給し、タンク本体2の内部圧力が上昇すると、液体5と
加圧気体との界面において加圧気体が液体5に混入する
おそれがある。
【0009】このように、液体5を加圧タンク1に充填
する時、及び液体5を加圧タンク1から送液する時に液
体5に対し気体或いは気泡が混入すると、液体5は気体
或いは気泡を混入した状態で半導体製造装置に供給され
てしまう。このため、液体5を用いて半導体製造処理
(例えば、ウエハーの洗浄,或いは薬品の塗布)を行う
際、液体5に気体或いは気泡が混在すると処理に悪影響
を及ぼし、半導体装置の製造歩留りが低下するおそれが
あるという問題点がある。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、タンク本体に貯槽される液体に気体或いは気泡が
混在するのを防止しうる加圧タンクを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記の手段
を講じることにより解決することができる。請求項1記
載の発明では、液体が貯槽されるタンク本体と、このタ
ンク本体に設けられ前記液体を前記タンク本体から外部
に送液するノズルと、前記液体を前記タンク本体の外部
に送液するための加圧用気体が導入される気体導入口と
を具備する加圧タンクにおいて、前記タンク本体内を前
記液体が貯槽される液相室と前記加圧用気体が導入され
る気相室とに画成する遮蔽板を、前記タンク本体内に移
動可能な構成で設け、前記気体導入口から前記気相室内
に前記加圧用気体を導入することにより前記遮蔽板を移
動させ、この遮蔽板の移動により前記液体を前記タンク
本体の外部に送液させる構成としたことを特徴とするも
のである。
【0012】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の加圧タンクにおいて、前記液相室を前記気相
室の上部に配設すると共に、前記加圧気体を前記気相室
に導入する気体導入ノズルを設けたことを特徴とするも
のである。
【0013】また、請求項3記載の発明では、液体が貯
槽されるタンク本体と、このタンク本体に設けられ前記
液体を前記タンク本体から外部に送液するノズルと、前
記液体を前記タンク本体の外部に送液するための加圧用
気体が導入される気体導入口とを具備する加圧タンクに
おいて、前記ノズルに気液分離手段を設け、前記液相室
内の液体が前記ノズルを通り送液される際に前記液体内
に混入する気体を分離除去する構成としたことを特徴と
するものである。
【0014】更に、請求項4記載の発明では、前記請求
項1記載の加圧タンクにおいて、前記ノズルに気液分離
手段を設け、前記液相室内の液体が前記ノズルを通り送
液される際に前記液体内に混入する気体を分離除去する
構成としたことを特徴とするものである。
【0015】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、タンク本体内に遮蔽板を設
けることにより、タンク本体内を液体が貯槽される液相
室と加圧用気体が導入される気相室とに画成することに
より、液相室内の液体と気相室内の加圧用気体が接触す
ることを防止することができる。よって、加圧用気体が
液体内に混入することを防止する事ができる。
【0016】また、遮蔽板は移動可能な構成でタンク本
体内に設けられているため、遮蔽板は気体導入口から気
相室内に加圧用気体を導入することにより移動し、この
移動により液体をタンク本体の外部に送液させることが
できる。よって、遮蔽板を設けても、従来と同様に気体
導入口から気相室内に加圧用気体を導入することによ
り、タンク本体から液体を送液させることができる。
【0017】また、請求項2記載の発明によれば、液相
室を気相室の上部に配設すると共に加圧気体を気相室に
導入する気体導入ノズルを設けたことにより、液体はノ
ズルを用いることなくタンク本体の外部に送液される。
よって、ノズルによる圧力損失を防ぐことが可能とな
り、低い圧力の加圧用気体で液体をタンク本体の外部に
送液することができ、圧力タンクに印加される負荷を低
減することができる。
【0018】また、請求項3記載の発明によれば、ノズ
ルに気液分離手段を設けたことにより、液体がノズルを
通り送液される際に液体内に混入している気体は分離除
去されるため、液体のみをタンク本体から送液すること
が可能となる。
【0019】更に、請求項4記載の発明によれば、タン
ク本体内に遮蔽板を設けることによりタンク本体内で加
圧用気体が液体内に混入することを防止する事ができ、
かつノズルに気液分離手段を設けたことにより液体がノ
ズルを通り送液される際に液体内に混入している気体は
分離除去され液体のみをタンク本体から送液することが
可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面と共に説明する。図1は本発明の第1実施例である
加圧タンク10を示している。この加圧タンク10は、
例えば半導体装置の製造プロセスで用いられるものであ
り、半導体装置の製造プロセスで用いられる薬品等の液
体11が貯槽されるものである。この加圧タンク10は
半導体製造装置と接続されており、所定のタイミングで
加圧タンク10ら半導体製造装置に向け液体11(薬品
等)が送液される構成とされている。
【0021】図1に示されるように、加圧タンク10は
大略するとタンク本体12,ノズル13,気体導入口1
4,及び本実施例の特徴となる遮蔽板15等を有した構
成とされている。タンク本体12は圧力容器であり、内
部に半導体装置の製造プロセスで使用する薬品等の液体
11が貯槽されるものである。このタンク本体12は固
定フレーム16により支持されている。
【0022】また、ノズル13はパイプ状の部材であ
り、タンク本体12内に上下方向に延在するよう設けら
れている。このノズル13の下端開口はタンク本体12
の底面と対向離間するよう配設されており、また上端開
口はタンク本体12の天板に配設されたカプラ17に接
続されている。このカプラ17は、半導体製造装置に接
続された配管(図示せず)が接合される。
【0023】上記のノズル13は、タンク本体12に貯
槽されている液体11をタンク本体12から外部に送液
するのに用いられる。また、気体導入口14はタンク本
体12の天板に配設されると共に、図示しないコンプレ
ッサー等の加圧気体生成装置が接続されている。そし
て、この加圧気体生成装置が駆動することにより、気体
導入口14には加圧された気体(以下、加圧用気体とい
う)が供給される構成とされている。
【0024】更に、タンク本体12の内部には、本実施
例の特徴となる遮蔽板15が配設されている。この遮蔽
板15は、タンク本体12内を液体11が貯槽される液
相室18と加圧用気体が導入される気相室19とに画成
するものであり、またタンク本体12内を気密状態を維
持しつつ図中上下方向に移動可能な構成とされている
る。
【0025】このため、遮蔽板15のタンク本体12の
内壁と摺接する部位、及びノズル13が貫通する部位に
は、夫々タンク本体12の内壁及びノズル13に対して
遮蔽板15が気密状態を維持しつつ移動できるよう、ゴ
ム等よりなるOリング20が配設されている。
【0026】上記構成とされた加圧タンク10におい
て、タンク本体12から液体11を半導体製造に向け供
給(送液)するには、上記した加圧気体生成装置より加
圧気体を気体導入口14に供給する。これにより、加圧
気体はタンク本体12内の気相室19内に導入され、気
相室19の内圧は上昇する。
【0027】気相室19の内圧が上昇すると、タンク本
体12内に移動可能に構成で配設されている遮蔽板15
は加圧気体により下方に向け移動を開始する。これによ
り、遮蔽板15の下部に位置する液相室18の体積は減
少し、液相室18に貯槽されている液体11はノズル1
3内を通りカプラ7に接続された配管を介して半導体製
造に供給される。
【0028】この際、本実施例に係る加圧タンク10
は、タンク本体12内に遮蔽板15が設けられているた
め、タンク本体12の内部は液体11が貯槽される液相
室18と加圧用気体が導入される気相室19とに画成さ
れている。このため、液相室18内の液体11と気相室
19内の加圧用気体とは遮蔽板15により分離されてお
り、液体11と加圧用気体とが接触することを防してい
る。
【0029】従って、上記のように液体11を半導体製
造に供給するために加圧処理しても、気相室19内の加
圧用気体が液体11内に混入することを確実に防止する
ことができる。これにより、液体11を用いて半導体製
造処理(例えば、ウエハーの洗浄,或いは薬品の塗布)
を行っても、従来発生していた気体或いは気泡の液体1
1内への混在に起因して発生していた悪影響を抑制で
き、半導体装置の製造歩留りを向上させることができ
る。
【0030】また、遮蔽板15は移動可能な構成でタン
ク本体12内に設けられているため、遮蔽板15は気体
導入口14から気相室19内に加圧用気体を導入するこ
とにより移動し、この移動に伴い液体11をタンク本体
12の外部に送液させることができる。よって、遮蔽板
15を設けても、従来と同様に気体導入口14から加圧
用気体を導入するだけの作業でタンク本体12から液体
11を送液させることができる。
【0031】続いて、本発明の第2実施例について説明
する。図2は本発明の第2実施例である加圧タンク10
Aの断面図である。尚、同図において、図1に示した第
1実施例である加圧タンク10と同一構成については同
一符号を附してその説明を省略する。
【0032】前記した第1実施例に係る加圧タンク10
は、遮蔽板15を境界としてその上部に気相室19を形
成すると共に下部に液相室18を形成する構成とされて
いた。これに対し本実施例では、タンク本体12に内接
される遮蔽板15を境界として、その上部に液相室18
を形成すると共に下部に気相室19を形成したことを特
徴とするものである。
【0033】また、本実施例に係る加圧タンク10Aで
は、第1実施例に係る加圧タンク10に設けられていた
ノズル13は配設されておらず、その代わりにタンク本
体12内には気体導入口14に供給された加圧気体を気
相室に導入する気体導入ノズル21が設けられている。
この気体導入ノズル21の下端部は気相室19に接続さ
れており、また上端部は気体導入口14に接続されてい
る。
【0034】上記のように、本実施例に係る加圧タンク
10Aでは、液相室18を気相室19の上部に配設する
と共に、加圧気体を気相室19に導入する気体導入ノズ
ル21を設けたことにより、液体11はノズル(第1実
施例で設けられていたノズル13)を用いることなくタ
ンク本体12の外部に送液される。よって、ノズル13
による圧力損失を防ぐことが可能となり、低い圧力の加
圧用気体で液体11をタンク本体12の外部に送液する
ことができ、圧力タンク10Aに印加される負荷を低減
することができる。
【0035】続いて、本発明の第3実施例について説明
する。図3は本発明の第3実施例である加圧タンク10
Bの断面図である。尚、同図においても、図1に示した
第1実施例である加圧タンク10と同一構成については
同一符号を附してその説明を省略する。
【0036】本実施例に係る加圧タンク10Bは、前記
した第1及び第2実施例に係る加圧タンク10,10A
と異なりタンク本体12に遮蔽板15が配設されておら
ず、従来の加圧タンク1(図5参照)に近い構造とされ
ている。しかるに、本実施例に係る加圧タンク10Bで
は、ノズル22に気液分離手段を設け、液相室18内の
液体11がノズル22を通り送液される際に液体11内
に混入する気体が分離除去されるよう構成したことを特
徴とするものである。
【0037】本実施例では、気液分離手段として気液分
離膜23を用いており、この気液分離膜23を筒状に巻
回してノズル22内に配設することにより、ノズル22
は二重ノズルの構造とされている(以下、ノズル22を
二重ノズル22という)。気液分離膜23は、気体或い
は気泡が混入した液体11が通過した際、気体或いは気
泡と液体11とを分離する機能を有している。従って、
二重ノズル22に気液分離膜23を設けたことにより、
液体11が二重ノズル22を通り送液される際、液体1
1内に混入している気体或いは気泡は気液分離膜23で
分離除去されるため、液体11のみをタンク本体12か
ら半導体製造装置に向け送液することが可能となる。
尚、気液分離膜23で分離された気体或いは気泡は、カ
プラ7に設けられている排気口24からタンク本体12
の外部に排気される。
【0038】続いて、本発明の第4実施例について説明
する。図4は本発明の第4実施例である加圧タンク10
Cの断面図である。尚、同図において、図2に示した第
2実施例である加圧タンク10A、及び図3に示した第
3実施例である加圧タンク10Bと同一構成については
同一符号を附してその説明を省略する。
【0039】本実施例に係る加圧タンク10Cは、第1
実施例で設けた遮蔽板15と、第2実施例で設けた気液
分離膜23を共に設けたことを特徴とするものである。
本実施例のように遮蔽板15及び気液分離膜23を共に
設けることにより、タンク本体12内で加圧用気体が液
体内に混入することを防止する事ができると共に、液体
11が二重ノズル22を通り送液される際に液体11内
に混入している気体は分離除去され液体11のみをタン
ク本体12から送液することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次の種々の
効果を実現することができる。請求項1記載の発明によ
れば、遮蔽板によりタンク本体内を液体が貯槽される液
相室と加圧用気体が導入される気相室とに画成すること
により、液相室内の液体と気相室内の加圧用気体が接触
することを防止することができ、よって加圧用気体が液
体内に混入することを防止する事ができる。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、液体
はノズルを用いることなく液体をタンク本体の外部に送
液されるため、ノズルによる圧力損失を防ぐことが可能
となり、低い圧力の加圧用気体で液体をタンク本体の外
部に送液することができ、圧力タンクに印加される負荷
を低減することができる。
【0042】また、請求項3記載の発明によれば、ノズ
ルに気液分離手段を設けたことにより、液体がノズルを
通り送液される際に液体内に混入している気体は分離除
去されるため、液体のみをタンク本体から送液すること
が可能となる。更に、請求項4記載の発明によれば、タ
ンク本体内に遮蔽板を設けることによりタンク本体内で
加圧用気体が液体内に混入することを防止する事がで
き、かつノズルに気液分離手段を設けたことにより液体
がノズルを通り送液される際に液体内に混入している気
体は分離除去され液体のみをタンク本体から送液するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である加圧タンクを示す断
面図である。
【図2】本発明の第2実施例である加圧タンクを示す断
面図である。
【図3】本発明の第3実施例である加圧タンクを示す断
面図である。
【図4】本発明の第4実施例である加圧タンクを示す断
面図である。
【図5】従来の加圧タンクの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C 加圧タンク 11 液体 12 タンク本体 13 ノズル 14 気体導入口 15 遮蔽板 17 カプラ 18 液相室 19 気相室 20 Oリング 21 気体導入ノズル 22 二重ノズル 23 気液分離膜 24 排気口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体が貯槽されるタンク本体と、 該タンク本体に設けられ前記液体を前記タンク本体から
    外部に送液するノズルと、 前記液体を前記タンク本体の外部に送液するための加圧
    用気体が導入される気体導入口とを具備する加圧タンク
    において、 前記タンク本体内を前記液体が貯槽される液相室と前記
    加圧用気体が導入される気相室とに画成する遮蔽板を前
    記タンク本体内に移動可能な構成で設け、 前記気体導入口から前記気相室内に前記加圧用気体を導
    入することにより前記遮蔽板を移動させ、該遮蔽板の移
    動により前記液体を前記タンク本体の外部に送液させる
    構成としたことを特徴とする加圧タンク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加圧タンクにおいて、 前記液相室を前記気相室の上部に配設すると共に、前記
    加圧気体を前記気相室に導入する気体導入ノズルを設け
    たことを特徴とする加圧タンク。
  3. 【請求項3】 液体が貯槽されるタンク本体と、 該タンク本体に設けられ前記液体を前記タンク本体から
    外部に送液するノズルと、 前記液体を前記タンク本体の外部に送液するための加圧
    用気体が導入される気体導入口とを具備する加圧タンク
    において、 前記ノズルに気液分離手段を設け、前記液相室内の液体
    が前記ノズルを通り送液される際に前記液体内に混入す
    る気体を分離除去する構成としたことを特徴とする加圧
    タンク。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の加圧タンクにおいて、 前記ノズルに気液分離手段を設け、前記液相室内の液体
    が前記ノズルを通り送液される際に前記液体内に混入す
    る気体を分離除去する構成としたことを特徴とする加圧
    タンク。
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