JPH09193960A - 分別廃棄性に優れた容器蓋 - Google Patents

分別廃棄性に優れた容器蓋

Info

Publication number
JPH09193960A
JPH09193960A JP8006497A JP649796A JPH09193960A JP H09193960 A JPH09193960 A JP H09193960A JP 8006497 A JP8006497 A JP 8006497A JP 649796 A JP649796 A JP 649796A JP H09193960 A JPH09193960 A JP H09193960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
side wall
thin portion
container lid
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8006497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3840279B2 (ja
Inventor
Takayuki Saso
孝幸 佐相
Koji Yogo
康二 与後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Closures Co Ltd
Original Assignee
Japan Crown Cork Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Crown Cork Co Ltd filed Critical Japan Crown Cork Co Ltd
Priority to JP00649796A priority Critical patent/JP3840279B2/ja
Publication of JPH09193960A publication Critical patent/JPH09193960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3840279B2 publication Critical patent/JP3840279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器口部に嵌合固定される容器蓋において、
容器からの取り外しを容易にして分別廃棄性を向上させ
ると共に、タンパーエビデント性を付与する。 【解決手段】 容器口部に嵌合固定される中蓋の周状側
壁の下端部に、引き剥がし可能な薄肉部を設け、この薄
肉部の引き剥がしにより、周状側壁に切欠き部が形成さ
れるようにしたことを特徴とする。切欠き部に栓抜きを
係合させることにより、容易に中蓋を容器から取り外す
ことができる。また容器から取り外されたものは切欠き
部が形成されているが、容器から取り外されていないも
のは、切欠き部が形成されていない。従って、タンパー
エビデント性が良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器口部壁に嵌合
固定される中蓋と、該中蓋に設けられる上蓋とから成る
容器蓋の分別廃棄性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】容器口部壁に嵌合固定される容器蓋は、
醤油やソース等の容器に広く使用されている。最近にな
って、ゴミ廃棄処理や省資源の見地からゴミの分別廃棄
が要求されるようになり、上記の容器蓋についても分別
廃棄が望まれている。
【0003】ところで、上記の容器蓋においては、中蓋
が容器口部壁に嵌合固定されているため、使用済みの容
器蓋を容器口部からの除去を容易に行うことができず、
分別廃棄性が極めて不満足なものとなっている。
【0004】このため、上記のような容器蓋の分別廃棄
性の改善について、多くの提案がなされている。例え
ば、実開平6−32351号公報には、中蓋の筒状側壁
の下端に、弱化ラインを介して周状リングを設けた容器
蓋が開示されている。この容器蓋は、弱化ラインを破断
して周状リングを除去すれば、周状リングが存在してい
た空間を利用して、栓抜き等により、中蓋を容易に容器
口部から除去できるというものである。また特開平7−
285570号公報には、中蓋の筒状側壁の下端に、栓
抜きと係合し得るような形状の切欠き部を形成した容器
蓋が開示されている。この容器蓋は、該切欠き部を利用
して栓抜きにより中蓋を容易に容器口部から除去できる
というものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、実開平6
−32351号公報のキャップにおいては、周状リング
を除去したとしても、容器口部に残存している中蓋の筒
状側壁下端部には実質上凹部が形成されないため、栓抜
きを係合するのが容易でなく、中蓋を容器口部から容易
に除去できるとは言い難い。また、周状リングが除去さ
れた中蓋を、そのまま容器口部に装着して使用した場
合、一般の消費者は、これを未だ開封されていないもの
と区別することが困難であり、タンパーエビデント性
(以下、TE性と略す)の点で問題を有している。
【0006】一方、特開平7−285570号公報に開
示されている容器蓋では、筒状側壁に形成されている切
欠き部を利用して栓抜きを容易に係合させることができ
るため、分別廃棄性の点では満足のいくものである。し
かるに、この容器蓋も、TE性の点で問題がある。即
ち、一度容器口部から除去された使用済の容器蓋も、バ
ージンの容器蓋も形状に殆ど相違がないため、使用済容
器蓋が再度使用された場合、一般の消費者は、これを認
識することができないのである。
【0007】従って本発明の課題は、分別廃棄性と共
に、TE性も改善された容器蓋を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中蓋と
該中蓋にヒンジ連結乃至螺子結合された上蓋とから成
り、該中蓋は、弱化線で区画された容器内容物排出用開
口を形成し得る破断領域を有する頂面と、該頂面の周縁
部から下方に垂下している筒状側壁とから形成されてお
り、該筒状側壁の内面には、容器口部壁と嵌合する係止
突条が周状に形成されている容器蓋において、前記中蓋
の筒状側壁の開放側端部の一部には、引き剥がし可能な
薄肉部が形成されており、該薄肉部の引き剥がしによ
り、筒状側壁の下方端部には切欠き部が形成されること
を特徴とする分別廃棄性に優れた容器蓋が提供される。
【0009】本発明の容器蓋は、中蓋の筒状側壁に設け
られた薄肉部を引き剥がすことによって切欠き部を形成
し、この切欠き部に栓抜きを引っ掛けて容器口部に固定
されている使用済の中蓋の除去を行うというものであ
る。即ち、本発明においては、一度も容器口部から除去
されていない容器蓋は、切欠き部に薄肉部が形成されて
いるが、栓抜きにより一度容器口部から除去されたもの
は、薄肉部が引き剥がされて切欠き部が現れている。従
って、一般の需要者等は、容器口部から除去された容器
蓋を一見して認識することができる。このように本発明
の容器蓋は、TE性が極めて優れている。
【0010】本発明の容器蓋において、前記薄肉部は、
周方向両端部分が中央部分に比して上方に、即ち中蓋の
頂面側に突出した形状を有しており、前記切欠き部は、
この薄肉部の形状に対応した形状を有していることが望
ましい。即ち、このような形状の切欠き部によれば、栓
抜きを容易に係合することができ、栓抜きによる容器口
部からの中蓋の除去を至って容易に行うことができる。
尚、栓抜きによる中蓋の除去は、容器蓋の大きさや形成
される切欠き部の大きさに応じて、中蓋に螺子係合ある
いはヒンジ連結された上蓋を取り外した後に行うことも
できるし、また上蓋が設けられている状態のまま行うこ
ともできる。
【0011】前記薄肉部は、破断可能なブリッジを介し
て筒状側壁の他の部分に連結されていてもよいし、スコ
アを介して筒状側壁の他の部分に連結されていてもよ
い。ブリッジを介して連結されている場合には、この薄
肉部を手やドライバー等を用いてめくり上げることによ
り、容易にブリッジを破断して該薄肉部を引き剥がすこ
とができる。また薄肉部がスコアを介して接合されてい
る場合には、この薄肉部に適当な把手を設けておくのが
好ましい。特に把手を設けていない態様は、容器蓋の搬
送供給時や容器への取り付け時に、作業の邪魔となる部
材がない点で有利である。
【0012】また本発明において、前記薄肉部は、その
外面が、筒状側壁の他の部分と実質上同一面上に位置す
るように形成されていること、即ち、側断面でみた時
に、薄肉部の壁が筒状側壁の外面側に位置していること
が好ましい。この場合には、薄肉部が、容器首部の外面
に密着しないため、薄肉部を剥がしやすいという利点が
ある。また外観が損なわれない点でも有利である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す具
体例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の容器
蓋の一例を示す図であり、図1において、(A)は側断
面図、(B)は側面図である。図2は、図1の容器蓋に
おいて、容器口部に装着されている中蓋を栓抜きにより
除去する状態を示す図である。図3は、本発明の容器蓋
の他の例を示す図であり、図3において、(A)は側断
面図、(B)は側面図である。図4は、薄肉部に把手が
設けられている本発明の容器蓋の例を示す図であり、図
4中、(A)は平面図、及び(B)は側面図である。図
5は、薄肉部に把手が設けられている本発明の容器蓋の
他の例を示す図であり、図5中、(A)は平面図、及び
(B)は側面図である。
【0014】本発明の容器蓋の一例を示す図1におい
て、この容器蓋は、中蓋1と、これに着脱自在に螺子係
合している上蓋2とから成っている。中蓋1は、頂面5
を有しており、この頂面5の周縁部からは筒状側壁6が
垂下している。筒状側壁6の内面側には、容器口部(図
示せず)との嵌合用の係止突条7が周状に形成されてお
り、この係止突条7と容器口部壁に形成されている環状
顎部とが係合して中蓋1が容器口部に固定されるのであ
る。
【0015】また、頂面5には、弱化線(スコア)8で
区画された破断領域9が形成されており、この破断領域
9には、引き裂き用タブ10が設けられている。即ち、
このタブ10を手で持って引っ張ることによりスコア8
に沿って破断領域9が破断し、容器内容物の排出用の開
口が形成される。この破断領域9の周囲には、内容物注
ぎ出し用案内となる周状突起11が設けられている。即
ち、上記開口を介して容器内容物の注ぎ出しを行う場
合、該周状突起11が注ぎ出される内容物の案内とな
り、スムーズな注ぎ出しを行うことができる。更に頂面
5の上記周状突起11の外側には、外面に螺条を備え、
周状突起11よりも背の低い螺子係合用の周状突起12
が直立している。
【0016】上蓋2の筒状側壁15には、その内面に上
記周状突起12の螺条と係合する螺条が形成されてお
り、これら螺条同士の螺子係合により、上蓋2は、中蓋
1に着脱自在に締結される。また上蓋2の天面16の内
面には、下方に延びている周状突起17が形成されてお
り、上蓋2を閉じた状態(図1(A)参照)において、
該周状突起17が中蓋1の内容物注ぎ出し用案内となる
周状突起11に密着してシール部が形成されるようにな
っている。従って、容器内容物の排出用の開口が形成さ
れている状態においても、良好なシール性が確保され
る。
【0017】本発明においては、上述した中蓋1の筒状
側壁6の開放側端部(頂面5が形成されていない側)で
あって周状突起7の下側となる位置に薄肉部20を形成
する。この薄肉部20は、破断可能なブリッジ21を介
して筒状側壁6の他の部分に連結されている。即ち、薄
肉部20は、厚みが薄いことから、格別の把手を形成し
ておくことなく、容易に手やドライバー等によりめくる
ことができ、これによりブリッジ21を破断して引き剥
がすことができる。薄肉部20の引き剥がしにより、筒
状側壁6の開放側端部には、この薄肉部20の形状に対
応する切欠き部が形成される。従って、図2に示す様
に、容器100の口部に装着されている中蓋の薄肉部を
引き剥がして切欠き部を形成し、この切欠き部に栓抜き
101を引っ掛けて中蓋1を容器口部から除去すること
ができるのである。
【0018】上記薄肉部20の形状、即ち、これに対応
して形成される切欠き部の形状は、栓抜きを容易に引っ
掛けることができる限り任意であるが、一般的には、図
1の(B)に示されている様に、薄肉部20の周方向両
端部が中央部分に比して突出した形状とするのがよい。
このような形状とすると、薄肉部20の引き剥がしによ
って形成される切欠き部の中央部20aは、下向きの凸
形となり、栓抜きを容易に引っ掛け得ることが理解され
る。尚、図1(B)は、切欠き部の中央部20aが滑ら
かな曲率線となるように薄肉部20の形状を設定した例
である。
【0019】また上述した薄肉部20は、特に図1
(A)に示されている通り、筒状側壁6の外面側に位置
しており、薄肉部20の外面が、筒状側壁6の他の部分
と実質上同一面上に位置している。このため、薄肉部2
0の形成により容器蓋の外観が損なわれることがなく、
本発明の容器蓋の商品価値は極めて高い。また薄肉部2
0が外側に存在していることから、容器蓋を容器に装着
した場合、該薄肉部20は容器首部の外面に密着しない
ので、その引き剥がしを容易に行うことができる。
【0020】上述した本発明の容器蓋において、薄肉部
20を引き剥がした後に行われる栓抜きを用いての中蓋
1の除去は、薄肉部20(切欠き部)の大きさや中蓋1
の筒状側壁6の長さ或いは用いる栓抜きの大きさ等に応
じて、上蓋1を外した後に行うこともできるし、上蓋2
が装着されたままの状態で行うこともできる。また図1
の容器蓋は、上蓋2が中蓋1に螺子締結されている例で
あるが、中蓋1にヒンジ連結されているタイプの容器蓋
に本発明を適用し得ることは言うまでもない。
【0021】図3(A)及び(B)は、本発明の容器蓋
の他の例を示す図であり、この例においては、筒状側壁
6内面の係止突条7の上側に薄肉部20の上端が位置し
ている。このような位置に薄肉部20を形成した場合に
は、薄肉部20をめくり易いという利点がある。
【0022】更にこの態様の容器蓋は、図3(B)に示
されている様に、薄肉部20の中央部分上端を水平線状
とし、その両端部との間に明確な段差が形成されてい
る。薄肉部20の形状をこのように設定すると、形成さ
れる切欠き部の中央部20aは水平線状となり、且つそ
の両端部に明確な段差20b,20bが形成されること
になり、栓抜きとの係合性がさらに良好になる。
【0023】上述した図1及び図3の容器蓋は、薄肉部
20がブリッジ21を介して設けられている例である
が、図4及び図5には、薄肉部20がスコアを介して設
けられている例を示す。これら図中の(A)及び(B)
は、それぞれの容器蓋の平面図及び側面図である。
【0024】図4の容器蓋は、上蓋2がヒンジ50を介
して中蓋1に設けられており、上蓋2のヒンジ50との
反対側には、上蓋2を手による旋回開放を容易に行い得
る様に鍔51が設けられている。また中蓋1の筒状側壁
6には、スコア52を介して薄肉部20が形成されてい
る。この態様の容器蓋においては、薄肉部20をめくり
上げての引き剥がしを行いにくいため(スコア52を破
断しにくい)、薄肉部20の外面には、把手片53が設
けられている。この把手片53は、図4(A)の平面図
から明らかな通り、薄肉部20の周方向全体にわたって
固定されている基部53aと、筒状側壁6の外面から離
れて延びている摘み部53bとから成っている。また摘
み部53bの先端部分は、ブリッジ54により筒状側壁
6の外面に固定されているのがよい。
【0025】即ち、この把手片53を手で持って引っ張
ることにより、スコア52を破断して薄肉部20を容易
に引き剥がすことができる。特に、この例では、薄肉部
20自体がめくり易いことに加えて(厚みが薄いた
め)、薄肉部20の周方向全体が把手片53の基部53
aに接合されているため、把手片53を手で持っての引
張りにより、極めて容易にスコア52の破断を行うこと
ができる。
【0026】図5の容器蓋は、上蓋2が中蓋1と螺子係
合するタイプのものであり、中蓋1の筒状側壁6には、
図4と同様、スコア52を介して薄肉部20が形成され
ており、該薄肉部20には把手片60が設けられてい
る。この態様では、特に図5(A)及び(B)から明ら
かな通り、把手片60の両端部が薄肉部20の周方向両
端部に固定され、実質的に無端状、即ち全体としてリン
グ状となっている。このような把手片60を設けること
によっても、把手片60を手で持っての引張りにより、
図4の例と同様、極めて容易にスコア52の破断を行う
ことができる。
【0027】尚、図4及び図5に示されている容器蓋
は、薄肉部20がスコア52を介して形成されているこ
と、及び薄肉部20に把手片53乃至60が設けられて
いる点を除けば、図1及び図3の容器蓋と実質的に同じ
構造を有するものであり、例えば薄肉部20は、図1の
様に筒状側壁6の内面の係止突状7の下側に位置してい
てもよいし、また薄肉部20の上端が係止突状7の上側
に位置していてもよい。また上蓋2が中蓋1にヒンジ連
結されているタイプの容器蓋について、図5のような把
手片60を備えた薄肉部20を形成することもできる
し、上蓋2が中蓋1に螺子係合されるタイプの容器蓋に
ついて、図4のような把手片53を備えた薄肉部20を
形成することもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明の容器蓋は、容器口部からの取り
外しを、中蓋の筒状側壁に形成された切欠き部を利用し
て栓抜きによって容易に行うことが可能であり、分別廃
棄性の点で極めて有利である。しかも、この切欠き部
は、常態においては薄肉部で覆われており、中蓋を容器
口部から取り外す際にはじめて薄肉部を引き剥がすこと
によって形成されるものである。従って、切欠き部の有
無により、一般の消費者等は、その容器蓋が一度容器口
部から取り外されたものであるか否かを一見して識別す
ることができる。このように本発明の容器蓋は、TE性
にも極めて優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器蓋の一例を示す図であり、図1
中、(A)は側断面図、(B)は側面図である。
【図2】図1の容器蓋において、容器口部に装着されて
いる中蓋を栓抜きにより除去する状態を示す図である。
【図3】本発明の容器蓋の他の例を示す図であり、図3
中、(A)は側断面図、(B)は側面図である。
【図4】薄肉部に把手が設けられている本発明の容器蓋
の例を示す図であり、図4中、(A)は平面図、(B)
は側面図である。
【図5】薄肉部に把手が設けられている本発明の容器蓋
の他の例を示す図であり、図5中、(A)は平面図、
(B)は側面図である。
【符号の説明】
1:中蓋 2:上蓋
5:頂面 6:筒状側壁 8:弱化線
9:破断領域 20:薄肉部 21:ブリッジ 5
2:スコア 53:把手片 60:把手片

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中蓋と該中蓋にヒンジ連結乃至螺子結合
    された上蓋とから成り、該中蓋は、弱化線で区画された
    容器内容物排出用開口を形成し得る破断領域を有する頂
    面と、該頂面の周縁部から下方に垂下している筒状側壁
    とから形成されており、該筒状側壁の内面には、容器口
    部壁と嵌合する係止突条が周状に形成されている容器蓋
    において、 前記中蓋の筒状側壁の下方端部の一部には、引き剥がし
    可能な薄肉部が形成されており、 該薄肉部の引き剥がしにより、筒状側壁の下方端部には
    切欠き部が形成されることを特徴とする分別廃棄性に優
    れた容器蓋。
  2. 【請求項2】 前記薄肉部は、周方向両端部分が中央部
    分に比して上方に突出した形状を有しており、前記切欠
    き部は、この薄肉部の形状に対応した形状を有している
    請求項1に記載の容器蓋。
  3. 【請求項3】 前記薄肉部は、その外面が、筒状側壁の
    他の部分と実質上同一面上に位置するように形成されて
    いる請求項1又は2に記載の容器蓋。
  4. 【請求項4】 前記薄肉部は、破断可能なブリッジを介
    して筒状側壁の他の部分に連結されている請求項1乃至
    3の何れかに記載の容器蓋。
  5. 【請求項5】 前記薄肉部は、スコアを介して筒状側壁
    の他の部分に連結されており、該薄肉部の外面には、引
    裂用の把手片が形成されている請求項1乃至4の何れか
    に記載の容器蓋。
  6. 【請求項6】 前記把手片は、薄肉部の周方向全体にわ
    たって固定されている基部と、筒状側壁外面から離れて
    延びている摘み部とから形成されている請求項5に記載
    の容器蓋。
  7. 【請求項7】 前記把手片は、その両端部が薄肉部の周
    方向両端部に固定され、実質的に無端状となっている請
    求項5に記載の容器蓋。
  8. 【請求項8】 前記薄肉部は、筒状側壁内面の係止突条
    よりも下側に位置している請求項1乃至7の何れかに記
    載の容器蓋。
  9. 【請求項9】 前記薄肉部の上端は、筒状側壁内面の係
    止突条よりも上側に位置している請求項1に記載の容器
    蓋。
JP00649796A 1996-01-18 1996-01-18 分別廃棄性に優れた容器蓋 Expired - Fee Related JP3840279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00649796A JP3840279B2 (ja) 1996-01-18 1996-01-18 分別廃棄性に優れた容器蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00649796A JP3840279B2 (ja) 1996-01-18 1996-01-18 分別廃棄性に優れた容器蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09193960A true JPH09193960A (ja) 1997-07-29
JP3840279B2 JP3840279B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=11640097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00649796A Expired - Fee Related JP3840279B2 (ja) 1996-01-18 1996-01-18 分別廃棄性に優れた容器蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3840279B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508226A (ja) * 2009-10-14 2013-03-07 シージェイ チェイルジェダン コーポレーション 瓶の栓組立体
JP2021075331A (ja) * 2019-10-31 2021-05-20 株式会社吉野工業所 移行中栓キャップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508226A (ja) * 2009-10-14 2013-03-07 シージェイ チェイルジェダン コーポレーション 瓶の栓組立体
JP2021075331A (ja) * 2019-10-31 2021-05-20 株式会社吉野工業所 移行中栓キャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3840279B2 (ja) 2006-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU593266B2 (en) Plastic closure with safety band
JPH03124565A (ja) 容器と蓋とキャップとの組合せ
JP2596699Y2 (ja) 容器とその蓋
JPH0761454A (ja) 合成樹脂製キャップ
JP4401467B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JPH09193960A (ja) 分別廃棄性に優れた容器蓋
JPH08156960A (ja) 除去容易なキャップ
JP2004155488A (ja) ヒンジキャップ
JP4076258B2 (ja) 分別廃棄性に優れたプラスチックキャップ
JP4416235B2 (ja) 分別回収容易なヒンジキャップ
JP3355390B2 (ja) 容器の中栓
JPH07315403A (ja) 分別廃棄性に優れたキャップ
JP3241460B2 (ja) キャップ
JP2004175436A (ja) タンパーエビデント性を有するヒンジキャップ
JP3606616B2 (ja) 容器口部から除去容易なキャップ
JP3095907B2 (ja) 中栓付樹脂キャップ
JP3302169B2 (ja) 分別廃棄性が改善された容器蓋
JPH09142506A (ja) 分別廃棄性を有するキャップ
JP2001315821A (ja) 合成樹脂製キャップ
JP4460710B2 (ja) 分別廃棄性に優れた樹脂キャップ
JPH11130113A (ja) 分別機能を有するプラスチックキャップ
JP3068825B1 (ja) 分別廃棄キャップ
JP7466988B2 (ja) ヒンジキャップ
JP4069264B2 (ja) 容器の開閉装置
JP3353242B2 (ja) 分別廃棄可能なキャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees