JPH09192754A - パンチングプレス - Google Patents

パンチングプレス

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JPH09192754A
JPH09192754A JP496196A JP496196A JPH09192754A JP H09192754 A JPH09192754 A JP H09192754A JP 496196 A JP496196 A JP 496196A JP 496196 A JP496196 A JP 496196A JP H09192754 A JPH09192754 A JP H09192754A
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JP
Japan
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punch
work
upper die
punching press
turret
Prior art date
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Pending
Application number
JP496196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ito
茂 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd, Amada Engineering Center Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP496196A priority Critical patent/JPH09192754A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィードクリアランスを狭めても、機械とワ
ークに疵を付けることなくワークの円滑な送りを図る。 【解決手段】 パンチ15の移動ストロークを規制する
パンチ位置調整装置33を構成するシリンダ39を両軸
形式として上部タレット9の上面側に設け、片方のピス
トンロッド43Aはレギュレータプレート27に係止
し、他方のピストンロッド43Bは前記上部タレット9
の下面側に設けた上型支持部材用カバー49に係止す
る。而して、フィードクリアランスを狭くすると、上型
支持部材用カバー49は下り、パンチ15も下るが上型
支持部材用カバー49によりワークWが衝突しないよう
保護され、上部タレット9の下面とパンチ15およびパ
ンチガイド17には疵が着くことなく、ワークWの円滑
な送りを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチングプレ
スに係り、更に詳細には、フィードクリアランスを狭め
てもワークを円滑に送れるパンチングプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧プレス機械において、フィー
ドクリアランスは20mm程度に設定されている。そし
て、同一金型加工時は、ラムシリンダのピストンを上死
点まで戻さず、パンチがワークから抜ける程度までしか
戻さない上昇端打ちを行ない、フィードクリアランスを
3〜4mmにしてパンチヒットを高くすると共に、油量
を少なくしてポンプモータの負荷を減らしていた。な
お、上昇端打ちの例としては特公平6−86037号公
報に記載されている方式が知られている。
【0003】また、金型が変わるとラムはいったん上死
点まで戻り、金型交換のためタレットを回転して所望の
金型をパンチング加工位置に位置決めし、ラムシリンダ
を作動せしめパンチング加工を行なっている。そして、
上部タレットの下面側には金型保護と上部タレットの下
面を保護する上部タレットカバーが、上部タレットに固
定して設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の油圧プレス機械では、金型交換を頻繁に行なうとラ
ムのストロークが大きくなる。このことはポンプ吐出量
が増大し要求電力量が増えると共に、パンチングプレス
の特徴であるタクトタイムが低下することになる。
【0005】このタクトタイムの低下を防ぐためフィー
ドクリアランスを下げると、厚板加工、特にステンレス
系の加工において、ワークの反りによりワークのスムー
ズな送りが不可能となる。また、上向き成形の高さもフ
ィードクリアランスに比例して上下するので、単純にフ
ィードクリアランスを下げてタクトタイムを上げること
は不可能である。
【0006】また、フィードクリアランスを下げると金
型のみが突出するので、ワークとパンチガイドが衝突
し、ガイドとワークがデフオームで駄目になるという問
題があった。
【0007】この発明の目的は、フィードクリアランス
を狭めても、機械とワークに疵を付けることなくワーク
の円滑な送りを図ったパンチングプレスを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパンチングプレスは、ラム
を動かしてパンチとダイを協働せしめワークにパンチン
グ加工を行なうパンチングプレスにして、前記パンチの
頭部に形成した凸部に嵌入され前記ラム先端が出没自在
な穴を備えたレギュレータプレートを設け、このレギュ
レータプレートを移動せしめ前記パンチの移動ストロー
クを規制するパンチ位置調整装置を上型支持部材の上面
側に設け、このパンチ位置調整装置の動きと共に移動す
る複数の前記パンチとパンチガイドが出没自在な穴を備
えた上型支持部材用カバーを前記上型支持部材の下面側
に設けてなることを特徴するものである。
【0009】また、請求項2によるこの発明パンチング
プレスは、前記パンチ位置調整装置は、複数の流体圧作
動のシリンダにして、このシリンダは両軸形成のピスト
ンロッドを備え、片方のピストンロッドは前記レギュレ
ータプレートに係止し、他方のピストンロッドは前記上
型支持部材用カバーに係止して構成されていることを特
徴とするものである。
【0010】上述した請求項1,2によるパンチングプ
レスとすることにより、レギュレータプレートをパンチ
位置調整装置の作動により下げパンチを移動すると共
に、上型支持部材用のカバーも同時に下げる。このた
め、フィードクリアランスを狭めても、ワークは上型支
持部材やパンチとパンチガイドには衝突せず、ワークや
機械に疵を付けることなくワークの円滑な送りが図られ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて詳細に説明する。なお、パンチングプ
レスとしてタレットパンチプレスを対象として説明する
が、この機種に限定するものではなく、例えば、マルチ
プレス、一軸移動式のパンチングプレス等にも採用され
るものである。また、タレットパンチプレスとしては既
に公知の構成のものであるため、詳細な図示と説明を省
略する。
【0012】図1を参照するに、タレットパンチプレス
1は、一部図示を省略しているがフレーム3にラム5を
上下方向へ作動せしめるラムシリンダ7が設けられ、上
型支持部材である上部タレット9の直下に下型支持部材
部である下部タレット11が同期して回転する構成とな
っている。
【0013】前記下部タレット11には複数のダイ13
が配設され、前記上部タレット9にはこのダイ13と相
対して複数のパンチ15が配設されている。
【0014】前記パンチ15の構成は、パンチ組立体と
しての中空筒形状からなるパンチガイド17内にパンチ
15は図示を省略したが回り止め用ガイドキーを介して
挿入されている。そして、パンチガイド17の上部に形
成した鍔部17Aの下面を押圧する押し板19を介して
リフトスプリング21が上部タレット9に複数設けられ
ている。
【0015】前記パンチ15の上端にはパンチ15の頭
部23が一体的に設けられていて、この頭部23には円
形の凸部25が形成され、後述するレギュレータプレー
ト27と当接する部位にウレタン等の材質による緩衝部
材29が接着されている。そして、前記パンチ15の頭
部23の下面と前記パンチガイド1の鍔部17Aの上面
との間にストリップスプリング31が介設してある。
【0016】パンチ位置調整装置33は、前記レギュレ
ータプレート27と、このレギュレータプレート27を
上下方向へ移動せしめる駆動装置35とで構成されてい
る。すなわち、前記レギュレータプレート27は前記パ
ンチ15の頭部23に形成した凸部25に嵌入する穴3
7がパンチ15の数だけ形成されている。そして、この
レギュレータプレート27を移動せしめる駆動装置35
は、流体圧作動のシリンダ39で構成され、このシリン
ダ39は両軸形成でありピストン41にそれぞれピスト
ンロッド43A,43Bを備えている。
【0017】前記ピストンロッド43Aの先端は、レギ
ュレータプレート27の下面に複数配設したボス45に
一体的に固着され、シリンダ39に設けたピストン41
の上下動によりレギュレータプレート27は上下動せし
められる。
【0018】また、前記ピストンロッド43Bは、上部
タレット9に形成された貫通穴47内を上下動自在で、
ピストンロッド43Bの下端は、前記上部タレット9の
下面を覆う状態で設けた上型支持部材用カバーである上
部タレットカバー49に設けたボス51に一体的に係止
されている。なお、前記上部タレットカバー49には前
記パンチガイド17が出没自在となる穴53が複数穿設
されている。
【0019】なお更に、符号55はディスクサポートで
あり、符号Wはワークを示し、パスラインをX−X線で
示し、フィードクリアランスをKで示す。
【0020】上記構成によりその作用としては、図2を
併せて参照するに、図1に示す状態は通常の場合を示
し、図2に示す状態はフィードクリアランスを下げた場
合を示す。
【0021】すなわち、図1に示す状態より、パンチ位
置調整装置33に設けた流体圧作動のシリンダ39を作
動せしめ、レギュレータプレート27を下降する。この
レギュレータプレート27が下がることによりパンチ1
5の頭部23に装着した緩衝部材29を介して、パンチ
15は押圧されながらリフトスプリング21の弾撥力に
抗して下降する。なお、レギュレータプレート27に形
成した穴37は、パンチ15の頭部23に突出した凸部
25には接触しない大きさをもっていて、ラム5にも接
触することはない。
【0022】前記パンチ15が下降することにより、パ
ンチ15の先端部は上部タレット9の下面より突出する
がシリンダ39に設けたピストンロッド43Bは上部タ
レットカバー49に一体的に係止されているので、シリ
ンダ39の作動により上部タレットカバー49は下降す
る。このため、パンチ15の下降と共に上部タレットカ
バー49も下降するのでパンチ15、パンチガイド17
は上部タレットカバー49より突出することなく、図2
に示すごとくフィードクリアランスK2には、図1に示
すフィードクリアランスK1より小さくなる。
【0023】そして、パンチ15が下降すると、ラム5
もそれらに伴なって下げることができ、ラムストローク
もシリンダ39のストローク分小さくすることができ、
タクトタイムを減少せしめることができる。また、シリ
ンダ39の下降と共に上部タレットカバー49に下降す
るので、パンチ15と上部タレット9の下面を保護し、
ワークWの衝突により疵を付けることがてなく、ワーク
Wを高速送りにすると浮力が発生し上部タレット9の下
面に辺りクラッシュするが、これを防ぐことができる。
更に、成形、ステンレス厚板等にパンチング加工を行な
う場合は、フィードクリアランスを高くしてパンチング
加工を行なう。
【0024】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態の例に限定されることなく、適宜な変更を行なうこと
により、その他の態様で実施し得るものである。例えば
この実施の形態の例に採用した上型支持部材用カバーで
ある上部タレットカバー49を上下動する駆動装置35
として、両軸形式のシリンダ39を用いたが、別個の短
軸形式のシリンダとしても可能であり、また、機械的駆
動方式(ナットの回転によりネジ棒を移動する方式等)
に変えても可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例の説明より
理解されるように、請求項1,2によるこの発明によれ
ば、パンチ位置調整装置にてレギュレータプレートを介
してパンチの頭部を押圧し、パンチを移動せしめると共
に、上型支持部材用カバーも移動せしめる。このため、
フィードクリアランスを狭めてもワークが上型支持部材
の下面あるいはパンチ部材に衝突することなく、パンチ
部材あるいは上型支持部材下面に疵を付けることなく、
ワークの円滑な送りを可能とし、板厚、材質等によりフ
ィードクリアランスを小さくしタクトタイムの減少を図
り、成形、ステンレス厚板打抜き加工時はフィードクリ
アランスを高くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、上型支持部材用カバ
ーである上部タレットカバーを備えたパンチングプレス
の断面説明図である。
【図2】この発明の作用説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(パンチングプレス) 5 ラム 9 上部タレット(上型支持部材) 13 ダイ 15 パンチ 17 パンチガイド 23 頭部 25 凸部 27 レギュレータプレート 33 パンチ位置調整装置 37 穴 39 シリンダ 43A,43B ピストンロッド 49 上部タレットカバー(上型支持部材用カバー) 53 穴 W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムを動かしてパンチとダイを協働せし
    めワークにパンチング加工を行なうパンチングプレスに
    して、前記パンチの頭部に形成した凸部に嵌入され前記
    ラム先端が出没自在な穴を備えたレギュレータプレート
    を設け、このレギュレータプレートを移動せしめ前記パ
    ンチの移動ストロークを規制するパンチ位置調整装置を
    上型支持部材の上面側に設け、このパンチ位置調整装置
    の動きと共に移動する前記パンチとパンチガイドが出没
    自在な穴を備えた上型支持部材用カバーを前記上型支持
    部材の下面側に設けてなることを特徴とするパンチング
    プレス。
  2. 【請求項2】 前記パンチ位置調整装置は、複数の流体
    圧作動のシリンダにして、このシリンダは両軸形成のピ
    ストンロッドを備え、片方のピストンロッドは前記レギ
    ュレータプレートに係止し、他方のピストンロッドは前
    記上型支持部材用カバーに係止して構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のパンチングプレス。
JP496196A 1996-01-16 1996-01-16 パンチングプレス Pending JPH09192754A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105290204A (zh) * 2015-11-23 2016-02-03 梁锋 用于锅盖的孔加工装置
CN108772467A (zh) * 2018-06-28 2018-11-09 重庆友擘机械制造有限公司 一种离合器拨叉冲压装置

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