JPH09190521A - 計数装置 - Google Patents

計数装置

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JPH09190521A
JPH09190521A JP235696A JP235696A JPH09190521A JP H09190521 A JPH09190521 A JP H09190521A JP 235696 A JP235696 A JP 235696A JP 235696 A JP235696 A JP 235696A JP H09190521 A JPH09190521 A JP H09190521A
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JP
Japan
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bound
product
bundled
laser beam
parts
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Pending
Application number
JP235696A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Inoue
智弘 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚のシート状物がポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレン、塩化ビニール、ポリプロピレ
ン、紙等の結束フィルムで束ねられたままの状態で結束
総数を正確に計数し得る計数装置を提供する。 【解決手段】 結束フィルムで結束された結束品の配列
に、該結束品の結束フィルム及び結束品と結束品の間の
空隙部にレーザー光を一定速度で走行させながら照射
し、反射するレーザー光が上記結束品及び結束品と結束
品の間の空隙部毎に受光部に返って来るまでの応答信号
と走査距離の信号波形を測定するレーザーセンサー部
と、上記応答信号が形成する波形を予め設定された閾値
により、結束品及び結束品と結束品の間の空隙が形成す
る凹凸部を判別し、判別された凹凸部を演算処理するア
ナログコントローラー部を備えてなることを特徴とする
計数装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、計数装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、複数枚のシート結束品の結束総
数を測定する方法として、例えば特開昭55−8915
8号公報に開示される如く光電管により一枚づつシート
を計数する計数装置が提案されている。しかし、上記光
電管により一枚づつシートを計数する計数装置において
は、計数の対象となる段ボールシートは光電管のビーム
を完全に遮断するものの、段ボールシートの蓋及び底部
を形成する辺の折れ、曲がり等が発生することがあり、
このため光電管による段ボールシートの計数が正確に出
来なくなるおそれがある。
【0003】又、上記特開昭55−89158号公報に
開示されたシート計数排出装置は、上記結束品が箱等の
容器に納められたものであると、該容器の底面によって
検出光が遮断され続けるので結束品毎に検出信号を発す
ることができない。従って、これらの結束品を計数する
ためには、わざわざ上記容器から結束品を取り出し、コ
ンベア等を利用して1列に配列し直して上記検出装置を
通過させねばならない等、例えば、箱詰め工程の工数を
増加させ、且つ、増加工数に対応する商品の出し入れ作
業によって該商品を汚損するおそれがある。
【0004】又、特開平3−172244号公報には、
複写機等のシート供給装置に関し、循環式にシートを送
るエアー給紙装置において、複数枚積み重ねたシートス
タックの、最下位シートをエアにより分離給送する技術
が開示されている。しかし、この方法においても、エア
の流量が的確に調整されていない場合にはシートがフラ
ッターを起こしてシートの送りムラを生じる事があり、
そのため正確なシートの給送が出来ないおそれがある。
【0005】又、上記目的を達成するために複数枚のシ
ート集積体の総重量を計測し、その重量をシートの枚数
に換算する計数装置も知られている。しかし、上記シー
ト集積体の総重量を計測する装置にあっては、重量計測
工程が律速となり、計数速度が小さく、生産性の低いも
のになるばかりか、個々のシート集積体の重量のバラツ
キによって、計数精度も低いものである。特に、医療用
テープを包装したような薄く、軽量のものの場合、適用
は困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の事実
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
複数枚のシート状物がポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン、塩化ビニール、ポリプロピレン、紙等の結
束フィルムで束ねられたままの状態で結束総数を正確に
短時間で計数し得る計数装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、結束フィルム
で結束された結束品の配列に、該結束品の結束フィルム
及び結束品と結束品の間の空隙部にレーザー光を一定速
度で走行させながら照射し、反射するレーザー光が上記
結束品及び結束品と結束品の間の空隙部毎に受光部に返
って来るまでの応答信号と走査距離の信号波形を測定す
るレーザーセンサー部と、上記応答信号が形成する波形
を予め設定された閾値により、結束品及び結束品と結束
品の間の空隙が形成する凹凸部を判別し、判別された凹
凸部を演算処理するアナログコントローラー部を備えて
なることを特徴とする計数装置をその要旨とするもので
ある。
【0008】本発明における結束品は、例えば、複数枚
のシート状物が、結束フィルムで結束されたもの、もし
くは一面が開放された容器の中に収納されて結束されて
いるものであってもよい。また、上記結束フィルムは、
レーザー光を反射し得るものであれば特に限定されるも
のではないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン、塩化ビニール、ポリプロピレン、紙等が
挙げられる。また、上記結束品は結束されたままで計数
されても良いが、一面が開放された容器の中に収納され
ても良い。
【0009】上記結束フィルムで結束された結束品もし
くは上記一面が開放された容器の中に収納されている結
束品は、例えば、ベルトコンベアによって連続的に流し
て、配列してレーザーセンサー部に供給し、結束された
結束フィルム上を非接触で走査し、該レーザーセンサー
部より発するレーザー光が結束フィルム上を通過すると
きと、結束品間の空隙部を通過するときの受光部が受け
るレーザー光強度の応答信号と走査距離の信号波形を測
定するレーザーセンサー部により形成される波形チャー
トと、予め設定された閾値により、結束品及び結束品と
結束品の間の空隙が形成する凹凸部を判別し、判別され
た凹凸部を演算処理するアナログコントローラー部によ
って正確に計数される。
【0010】上記レーザーセンサー部は、叙上の如く、
固定して搬送コンベア等により結束品ないし該結束品を
収納した容器を一方向に移動してもよいが、上記結束品
ないし該結束品を収納した容器をロット毎に固定してお
き、上記レーザーセンサー部を右または左に移動させる
ようにしてもよい。上記レーザーセンサー部を右または
左に移動させる場合、上記レーザーセンサー部を移動装
置停止用光電管及びリセット用光電管でセット、リセッ
トの位置を設定し、計数台上をレーザーセンサー部が定
速往復して結束品の配列のレーザー光の応答時間と走査
距離の信号波形を得る。
【0011】そしてこの時、アナログコントローラーが
予め設定された閾値により波形を判断し、アナログ信号
波形の凹凸の数を計数、演算することにより結束品の計
数が行われる。
【0012】又、時間計測は、結束品の上面で反射され
たレーザー光が受光部で受光されるまでの時間を測定す
ることにより、レーザー発光器と結束品の上面までの距
離をレーザーセンサー部により算定する。
【0013】本発明に使用するレーザー発光器は、特に
種類を限定されるものではないが、例えば、安価で使用
し易いHe−Neレーザーが好適である。レーザー受光
器も光電管、フォトダイオード、フォトトランジスタ等
光電変換出来るものであれば特に限定されるものではな
い。又、CdS素子による検出も可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の態様を図面に示さ
れた実施例を参照しながら更に詳細に説明する。図1
は、本発明の計数装置のレーザーセンサー部1が被計数
結束品集積体の結束フィルム6上に沿って走査し、レー
ザー光を送受信し、該結束フィルム6面及び該結束品と
結束品の間の空隙部3から得られたレーザー光強度の応
答信号と走査距離の信号波形Wを各々対応する位置に配
置して描いた説明図であり、レーザーセンサー部1から
被計数結束品集積体までの距離を応答速度から算出し、
この距離とレーザー光を走査した時間の関係からレーザ
ーセンサー部1が上記信号波形Wの如くその応答速度に
大きな差ができる様子を示している。
【0015】図2は、上記信号波形Wに予め設定した閾
値により、配列された結束品と結束品の間の空隙部3と
結束品上の結束フィルムを凹凸部として判別する方法を
説明するための説明図であり、アナログコントローラー
部において、上記閾値によって区別された凹部もしくは
凸部にあたる信号を積算し、一定の演算をすることによ
り、走査した結束品を計数する様子を示している。
【0016】(実施例1)図3に示された本発明の計数
装置において、1はレーザーセンサー部であり、該レー
ザーセンサー部1から発信されたレーザー光は図中、仮
想的に破線で描かれた光路の如く、搬送コンベア7で駆
動される計数台4上を移送される一面が開放された容器
2の中に収納されている結束品の結束フィルム6上を走
査し、該結束フィルム6面及び該結束品と結束品の間の
空隙部3において各々反射し、受光部で受光される。
【0017】上記レーザーセンサー部1で受信されたレ
ーザー光強度の応答信号と走査距離の信号波形と、予め
設定された閾値により結束品及び、結束品と結束品の間
の空隙が形成する凹凸部を判別し、判別された凹凸部を
演算処理するアナログコントローラー部5によって計数
され、表示部51に同時に表示される。
【0018】上記実施例1においては、アルミ包材で包
装され、7枚重ねられてポリエチレンテレフタレート製
の結束フィルムで結束された医療用テープを上部が開放
された容器に収納し、計数台4上にセットして搬送され
たものである。
【0019】(実施例2)図4に示された本発明の計数
装置において、図3と同じ符号は、図3と同じ部分を表
す。図4において、図示されていない駆動装置によって
駆動ガイド10に沿って左右に移動するレーザーセンサ
ー部1は、固定した計数台41上にロット毎に一面が開
放された容器2の中に収納されている結束品の結束フィ
ルム6上を図1に示されたと同様に走査し、結束フィル
ム6面及び該結束品と結束品の間の空隙部3を検出し
て、結束品を計数する。
【0020】図4に示された本発明の計数装置の場合、
被計数結束品集積容器2は、上記駆動ガイド10の両端
に設けられたストップ及びリセット信号用の光電管8及
び9の間にセットされ、上記被計数結束品集積容器2の
一端からレーザーセンサー部1が作動し、上記被計数結
束品集積容器2の他端に至り、更に進んで被計数結束品
がなくなったところでストップ信号用の光電管8によっ
て、リセット信号用の光電管9の位置までリターンす
る。その他の計数の機構は、図3におけると同様であ
る。上記実施例2においては、アルミ包材で包装され、
10枚重ねられてポリエチレンテレフタレート製の結束
フィルムで結束された貼付用粘着シートを上部が開放さ
れた容器に収納し、計数台4上にセットした。
【0021】
【発明の効果】本発明の計数装置は、叙上の如く構成さ
れているので、これを用いてフィルム等により結束され
たシート状物を計数する際に、簡便且つ短時間で正確に
計数でき、加えて、フィルム等により結束されたシート
状物を上面が開口した容器に納められた状態のままで計
数できるので、製品を汚損するおそれもない。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計数装置のレーザーセンサー部により
走査したときの信号波形及び走査位置の関係を説明する
図である。
【図2】本発明の計数装置のアナログコントローラー部
によってレーザーセンサー部で得られた信号波形等から
被計数結束品の個数を演算し、計数する関係を説明する
図である。
【図3】本発明の計数装置の実施の一例を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の計数装置の他の実施の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 レーザーセンサー部 2 容器 3 空隙部 4、41 計数台 5 アナログコントローラ部 51 表示部 6 結束フィルム 7 搬送コンベア 8 ストップ信号用光電管 9 リセット信号用光電管 10 駆動ガイド W 信号波形

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結束フィルムで結束された結束品の配列
    に、該結束品の結束フィルム及び結束品と結束品の間の
    空隙部にレーザー光を一定速度で走行させながら照射
    し、反射するレーザー光が上記結束品及び結束品と結束
    品の間の空隙部毎に受光部に返って来るまでの応答信号
    と走査距離の信号波形を測定するレーザーセンサー部
    と、上記応答信号が形成する波形を予め設定された閾値
    により、結束品及び結束品と結束品の間の空隙が形成す
    る凹凸部を判別し、判別された凹凸部を演算処理するア
    ナログコントローラー部を備えてなることを特徴とする
    計数装置。
JP235696A 1996-01-10 1996-01-10 計数装置 Pending JPH09190521A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004344225A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Glory Ltd 景品払出機における景品計数装置
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