JP2811043B2 - 瓶類の自動識別方法とその装置、およびこの識別装置を用いた瓶類分別装置 - Google Patents

瓶類の自動識別方法とその装置、およびこの識別装置を用いた瓶類分別装置

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JP2811043B2 JP6018332A JP1833294A JP2811043B2 JP 2811043 B2 JP2811043 B2 JP 2811043B2 JP 6018332 A JP6018332 A JP 6018332A JP 1833294 A JP1833294 A JP 1833294A JP 2811043 B2 JP2811043 B2 JP 2811043B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
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  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種瓶類を確実かつ高
能率に自動識別することが可能な瓶類の自動識別方法と
これを用いた頗る安価な識別装置、及びこの識別装置を
利用して各種瓶類を分別していく瓶類分別装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在、省資源、省エネルギー、ゴミ処理
量の減少等を目的として各地でリサイクル運動が積極的
に行われている。このリサイクル利用をより効果的に行
うためには、例えば沼津市の標語『混ぜればゴミ、分け
れば資源』にも端的に表明されているように瓶類、缶
類、古紙などをはじめとする所謂資源ゴミの分別が極め
て大切である。
【0003】そして、この分別の重要性は、燃えるゴミ
と燃えないゴミ、或いは瓶類と缶類との分別にとどまる
ものではなく、瓶類同士あるいは缶類同士の細かい分別
についても同様のことが言える。しかるに、従来の特に
瓶類同士の分別は、瓶類同士の機械的な識別が困難であ
ったため、ほとんどの場合、人手に頼るか、或いは非常
に高価な識別装置を導入する必要があった。
【0004】従来、瓶類同士の形状等を識別する装置と
しては、CCD(電荷結合素子)カメラを利用したものがあ
り、これは識別すべき瓶類全体を CCDカメラで撮像し、
予め認識しているパターンと比較して瓶類を識別すると
いうものであるが、この識別方法にあっては、撮像した
瓶類画像と認識パターンとの照合のために、瓶類画像位
置を補正したりするなど、高度な画像処理技術を駆使し
なければならず、装置がどうしても高価なものとなっ
た。
【0005】
【解決すべき技術的課題】本発明は、瓶類同士を識別・
分別するにあたって上記のような難点があったことに鑑
みて為されたものであり、各種瓶類の所定の高さに設定
された基準レベルにおける瓶類の外径サイズや表面状態
を確実かつ高能率に識別することが可能な瓶類識別方法
と、この識別方法を用いることにより頗る安価に製する
ことができる識別装置、並びにこの識別装置を組み込ん
で各種瓶類の分別を連続的に行うことが可能な瓶類分別
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題解決のために採用した手段】そこで本発明は、底
面から所定の高さHに設定された基準レベルにおける外
径サイズがD1 ・D2 …Dn である複数種の瓶類B1
2 …Bn を連続的に自動識別する識別装置でおいて、
各瓶類B1 ・B2 …Bn を底面で立てて縦列的に移動せ
しめるコンベアと;このコンベアの方向に光を照射する
少なくとも一つの投光器と; 前記基準レベル位置に瓶底
面に対して各々平行に、しかも各受光面の右端同士 の間
隔Lがほぼ前記最小外径サイズD 1 以下になる如く配設
されて、前記投光器との間にシート状識別領域を形成す
る一対の受光器と; 前記コンベアで移動されてきた瓶類
1 ・B 2 …Bn が前記識別領域を横断するとき、各瓶
類B 1 ・B 2 …Bn によって遮断されずに前記受光器に
受光される光量をそれぞれ連続的に計測し、各受光量計
測値を加算して瓶類毎の計測加算値の最小値を演算する
演算器と; この演算器により演算された最小値を、設定
器に予め入力したシキイ値と比較することによって瓶類
1 ・B 2 …Bn の前記基準レベル位置の外径サイズを
識別し、各瓶類に応じた識別信号を出力する比較器とを
採用することにより上記課題を解決した。
【0007】また本発明は、底面から所定の高さhに設
定された基準レベルにおける表面状態が異なる瓶類B1
・B2 …Bn を連続的に自動識別する識別装置におい
て、各瓶類B1 ・B2 …Bn を底面で立てて縦列的に移
動せしめるコンベアと;このコンベアの方向に光を照射
する投光器;瓶底面から前記基準レベルの位置に配設
され、前記投光器との間に識別領域を形成する受光器
と;前記コンベアで移動されてきた瓶類B1 ・B2 …B
n が前記識別領域を横断するとき、各瓶類を透過し或い
は各瓶類表面で反射して前記受光器に受光される光量を
連続的に計測し、この受光量計測値が光量設定器に予め
入力した光量シキイ値より大なる状態から小なる状態へ
変化する回数および光量シキイ値より小なる状態から大
なる状態へ変化する回数を瓶類毎に計数する演算器32
と;この演算器により計数された光量変化回数を、回数
設定器に予め入力した回数シキイ値と比較することによ
って瓶類B1 ・B2 …Bn の前記基準レベル位置の表面
状態を識別し、各瓶類に応じた識別信号を出力する比較
器とを、採用したことにより上記課題を解決した。
【0008】さらにまた本発明は、底面から所定の高さ
Hに設定された外径基準レベルにおける外径サイズがD
1 ・D2 …Dn であり、底面から所定の高さhに設定さ
れた表面状態基準レベルおける表面状態が異なる瓶類B
1 ・B2 …Bn を連続的に自動識別し分別する瓶類分別
装置において、周面に螺旋溝を有し回転運動を行って当
該螺旋溝に係止された瓶類B1 ・B2…Bn を底面で立
てたまま縦列的に移動せしめる横臥ウォームと;この横
臥ウォームの回転位置を計測しその回転信号を出力する
ロータリーエンコーダと;前記横臥ウォーム方向に光を
照射する少なくとも一つの投光器と;前記外径基準レベ
ル位置に瓶底面に対して各々平行に、しかも各受光面の
右端同士の間隔Lがほぼ前記最小外径サイズD1 以下に
なるごとく配設されて、前記投光器との間にシート状識
別領域を形成する一対の受光器と;前記横臥ウォームに
より移動されてきて瓶類B1 ・B2 …Bn が前記識別領
域を横断するとき、各瓶類B1 ・B2 …Bn によって遮
断されずに前記受光器に受光される光量をそれぞれ連続
的に計測し、各受光量計測値を加算して瓶類毎の計測加
算値の最小値を演算する演算器と;前記ロータリーエン
コーダからの回転信号に基づく所要のタイミングをもっ
て前記演算器により演算された最小値を設定器に予め入
力したシキイ値と比較することによって移動中の瓶類B
1 ・B2 …Bn の前記外径基準レベル位置の外径サイズ
を識別し、各瓶類に応じた識別信号を出力する比較器
と;前記横臥ウォーム方向に光を照射する投光器と;瓶
底面から前記表面状態基準レベル位置に配設され、前記
投光器とで識別領域を形成する受光器と;前記横臥ウォ
ームにより移動されてきて瓶類B1 ・B2 …Bn が前記
識別領域を横断するとき、各瓶類を透過し或いは各瓶類
表面で反射して前記受光器に受光される光量を連続的に
計測し、この受光量計測値が光量設定器に予め入力した
光量シキイ値より大なる状態から小なる状態へ変化する
回数および光量シキイ値より小なる状態から大なる状態
へ変化する回数を瓶類毎に計数する演算器と;前記ロー
タリーエンコーダからの回転信号に基づく所要のタイミ
ングをもって前記演算器により計数された光量変化回数
を回数設定器に予め入力した回数シキイ値と比較するこ
とによって瓶類B1 ・B2 …Bn の前記表面状態基準レ
ベル位置の表面状態を識別し、各瓶類に応じた識別信号
を出力する比較器と;前記比較器からそれぞれ出力され
る識別信号を受け、ガイドを進退せしめて瓶類B1 ・B
2 …Bn の搬送路を選択する流路選択器とを、採用した
ことによって上記課題を解決したのである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す各実施例に基
づいて説明する。なお、図1は本発明に係る第一実施例
の瓶類識別装置の構成を説明する全体斜視図、図2及び
図3は同装置の識別領域を各瓶類が横断する状態を示す
部分平面図、図4は同装置の受光器が受光する受光量を
示す受光量変化図、図5は本発明に係る第二実施例の瓶
類識別装置の構成を説明する全体斜視図、図6及び図7
は同装置の受光器が受光する受光量を示す受光量変化
図、図8は本発明に係る第三実施例の瓶類分別装置の構
成を説明する全体斜視図、図9は同装置の受光器の配置
を説明する部分平面図である。
【0010】 『第一実施例;瓶類識別装置(形状識別)』 本実施例の識別装置は、瓶類底面から所定の高さにおけ
る外径サイズを識別することにより瓶類の形状識別を行
うものである。図1中、符号B1 ・B2 で指示するもの
は、底面から高さHに設定された基準レベル位置におけ
る外径サイズがD1 ・D2 (D1 <D2 )である瓶類容
器であり、この瓶類B1 ・B2 がコンベアベルトのみ図
示するコンベア6により立った状態のまま瓶底面に沿っ
て縦列的に移送される。
【0011】図1中、符号A 21 ・A 22 で指示するもの
は、瓶類B 1 ・B 2 の外径サイズを識別する一対の識別
領域であり、一方の識別領域A 21 はレーザー光を照射す
る投光器11とこの投光器11からのレーザー光を受光する
受光器21との間に形成され、他方の識別領域A 22 はレー
ザー光を照射する投光器12とこの投光器12からのレーザ
ー光を受光する受光器22との間に形成されている。本実
施例では、これら投光器11・12及び受光器21・22が共
に、瓶類B 1 ・B 2 の底面、即ちコンベア6の移送 面か
ら、高さHに設定された基準レベル位置に、瓶底面に対
して平行に配置されており、これら識別領域A 21 ・A 22
は、この基準レベル平面内において2つ対になって形成
されている。
【0012】これら一対の識別領域A 21 ・A 22 を瓶類B
1 ・B 2 が順次横断してゆき、各瓶類の前記基準レベル
位置における外径サイズが識別されてゆく。即ち、本装
置にあっては、図2及び図3に示すように、瓶類B 1
2 が識別領域A 21 ・A 22 を横断するときの、瓶類に遮
られずに直接、受光器21・22に入射するレーザー光量を
計測し、この計測値の最小値を求め、予め入力しておい
たシキイ値と比較することにより外径サイズの識別を行
うのである。
【0013】本実施例では、識別領域A 21 ・A 22 を2つ
に分けているので、演算器31(図1参照)がまず、受光
器21の受光量計測値と受光器22の受光量計測値とを加算
し、そして、この計測加算値の最小値を演算する。こう
して演算器31により求められた最小値と設定器40に予め
入力しておいたシキイ値とを比較器50が瓶類毎に比較し
て瓶類の外径サイズを識別するのである。外径サイズを
識別した比較器50は各瓶類に応じた識別信号を、エアシ
リンダの伸退縮運動により移送流路を変更する周知の流
路選択器Sへ出力する。
【0014】図4に示すように、瓶類B 1 ・B 2 に遮ら
れずに直接受光器21・22に入射するレーザー光量の加算
値は、識別領域A 21 ・A 22 に対する瓶類B 1 ・B 2 の位
置に応じて経時的に変化する。例えば、一方の識別領域
22 内に瓶類B 2 が進入するとき(図4中符号T 1 )に
は、受光器21・22の計測加算値は瓶類B 2 の移動に従っ
て減少し、逆に、他方の識別領域A 21 内から瓶類B 2
出てゆくとき(図4中符号T 3 )には瓶類B 2 の移動に
従って増加する。しかしながら、瓶類が両方の識別領域
21 ・A 22 内に跨がるようにして各瓶類の両脇が共に、
両方の識別領域A 21 ・A 22 内に存在するとき(図4中符
号T 2 )には、このレーザー光量の計測加算値は、最小
の値をとり各瓶類の外径サイズを代表することになる。
【0015】そこで、本実施例では瓶類B 1 ・B 2 が識
別領域A 21 ・A 22 内を横断する間、前記演算器31が、受
光器21及び受光器22の受光量計測値を加算しながら常に
この加算値の最小値を演算(ボトムホールド)し続け、
各瓶類が識別領域A 21 ・A 22 を完全に横断しきって当該
計測加算値が最大になった後の所要時期(例えば図4中
符号T 4 )に、前記比較器50がこの計測加算値の最小値
とシキイ値とを比較して外径サイズ識別を行うようにし
ているのである。シキイ値との比較を終えた受光量最小
値はリセットされて、演算器31は直ぐさま次に横断する
瓶類の形状識別のため計測加算値のボトムホールドを開
始する。
【0016】このように、本実施例では、瓶類B 1 ・B
2 の横断中、連続的に演算した受光量の計測加算値の最
小値をもってシキイ値と比較する方法を採用しているの
で、瓶類の形状識別の確実性を格段に向上させることが
可能となる。即ち、各瓶類の両脇が共に両方の識別領域
21 ・A 22 内に存在するときには、前述したように、そ
の計測加算値は最小となって各瓶類の外径サイズを代表
することになるわけであるが、このときには、前記コン
ベア6の移送運動により瓶類がどんなに振動したとして
も、瓶類の両脇が共に識別領域A 21 ・A 22 内に存在して
いる限り、受光量の計測加算値は略一定になり、瓶類の
外径サイズを確実に代表することになるのである。した
がって、従来装置のように振動等による画像位置ズレを
補正するために複雑な画像処理を一切行なわなくても確
実な自動識別が可能なのである。
【0017】また、本実施例では、識別領域A 21 ・A 22
を二分しているので、ただ一枚のシート状の識別領域を
用いて自動識別を行う場合に比べて、その最大受光量を
低く抑えることができる。したがって、最大受光量に対
する、瓶類毎に異なる最小受光量(計測加算値の最小
値)の差の割合を高めることができ、その分シキイ値と
の比較が容易になる。また、識別領域A 21 ・A 22 を二分
したことで、受光器21・22も小さくて済み、製造コスト
も低減できる。
【0018】しかし、受光器21・22の受光面の幅はどこ
までも小さくできるわけではなく、識別すべき瓶類に応
じて決定される。即ち、受光器21の受光面右端(外端)
と受光器22の受光面右端(内端)との間隔L(図2
照;左端同士の間隔でも良い)は、識別すべき瓶類の最
小外径サイズ以下でなければならない。本実施例の場合
図3に示すように、対に配した受光器21・22の右端同士
の間隔Lを最小外径サイズD1 と同じにしている。この
ように受光器21・22を配置することによって、図3に示
すように、外径サイズがD 1 の瓶類B 1 が識別領域A 21
の左端(内端)と識別領域A 22 の左端(外端)とに同時
に接する瞬間(図4中符号T 5 )、即ち、瓶類B 1 の両
脇が共に識別領域A 21 ・A 22 内に存在する瞬間を確保し
ているのである。仮に受光器21・22の右端同士の間隔L
が最小外径サイズD 1 以上であるとすると、瓶類B 1
両脇が共に識別領域A 21 ・A 22 内に存在する瞬間T 5
確保できなくなり、前述した計測加算値の最小値はもは
や瓶類B1 の外径サイズD1を代表しなくなってしまう
のである。
【0019】また、本実施例では、受光器21受光面の右
端(外端)と受光器22受光面の左端(外端)との間隔M
つまり両者の受光面端部の外法間隔を、前記最大外径サ
イズD2 とほぼ同じにしているが、これに限定されるも
のではなく、この外法間隔Mは最大外径サイズD2 以上
であれば良い。この外法間隔Mを最大外径サイズD 2
り大きくすれば、上述したように瓶類振動等に十分に対
処できる反面、投光器11・12及び受光器21・22をその
分、大きくしなければならず、本装置の製造コストは増
大するので、これら瓶振動の対処、製造コスト、および
前記間隔Lなどを考慮して決定することができる。
【0020】更にまた、本実施例では、識別領域A 21
22 を瓶底面から高さHに設定した一つの基準レベル位
置にのみ形成しているが、形成する識別領域は一対に限
定されるものではなく、複数対の識別領域を高さH以外
の位置に形成すれば、前記基準レベルの外径サイズのみ
を比較するだけでは識別できない瓶類同士の識別も可能
になる。
【0021】 『第二実施例;瓶類識別装置(表面状態識別)』第二 実施例の識別装置は、瓶類底面から所定の高さにお
ける瓶類の表面状態を識別するものである。図5中符号
3 で指示するものは、底面から高さhに設定された基
準レベル位置にプリント模様Pを有する瓶類容器であ
り、符号B4 で指示するものはこの基準レベル位置にプ
リント模様が存在しない瓶類容器である。この瓶類B3
・B4 はコンベアベルトのみ図示したコンベア6により
立った状態のまま瓶類底面に沿って移送される。図中符
号A23で指示するものは、瓶類B3・B4 の表面状態を
識別する識別領域であり、この識別領域A23は直線光
(径約5mm)を照射する投光器13とこの投光器13から照
射された光を受光する受光器23とで形成されている。本
実施例では、投光器13と受光器23が共に前記基準レベル
位置に配置されているので、識別領域A23はコンベア6
の移送面から高さhの位置に搬送面に対して平行に形成
されることになる。
【0022】本装置は、この識別領域A23を各瓶類が横
断するときの、各瓶類を透過して前記受光器23に入射す
る光の量を連続的に計測し、この計測値の変化する度合
いをシキイ値と比較して瓶類表面状態を識別する。詳し
く説明すると、まず演算器32によって、瓶類の移動に伴
い変動する受光量測定値が、光量設定器41に予め入力し
た光量シキイ値を横切る回数を計数する。つまり演算器
32が、図6に示すように、受光量測定値が光量シキイ値
より大である状態から光量シキイ値より小になる状態へ
変化する回数と、逆に受光量測定値が光量シキイ値より
小である状態から光量シキイ値より大になる状態へ変化
する回数とを計数するのである(図6では合計10回)。
【0023】そして、図5中符号51で指示する比較器
が、このように計数した光量変化回数を、回数設定器42
に予め入力した回数シキイ値と比較することによって瓶
類B3・B4 の前記基準レベル位置の表面状態を識別す
るのである。瓶類表面状態を識別した比較器51は、各瓶
類に応じた識別信号を、エアシリンダの伸退縮運動によ
り移送流路を変更する周知の流路選択器Sへ出力する。
図7は、前記基準レベル位置にプリント模様を持たない
瓶類B4 についての受光量測定値を示している。瓶類B
4 の場合、受光量測定値が多少変動することはあるが、
前記光量シキイ値を越えて変化することはなく前記光量
変化回数はゼロとなる。
【0024】なお、本実施例では、底面から高さhに設
定した前記基準レベル位置にプリント模様がある瓶類B
3 と、この基準レベル位置にプリント模様がない瓶類B
4 との識別を例に説明しているが、本装置は、上述した
ように受光量計測値の変化の度合いを比較して瓶類表面
状態を識別するようにしているので、前記光量シキイ値
および回数シキイ値の設定を、識別すべき瓶類に応じて
最適に行えば、異なるプリント模様同士の識別も可能で
ある。
【0025】また、本実施例では、各瓶類を透過する透
過光を用いて表面状態を識別しているが、前記受光器23
を投光器13側に配置して、瓶類表面で反射された反射光
を受光器で受光して識別するようにしても良い。このこ
とによって、不透明な瓶類の識別や、瓶類表面に凹凸
(例えばエンボス模様)を有する瓶類の識別を、確実に
識別することができるようになる。この場合、瓶類表面
に照射する光はレーザー光が好ましい。
【0026】さらにまた、本実施例では、識別領域A23
を線状(径5mm)に形成しているがこの識別領域A23
瓶類底面に対して平行な帯形状(例えば幅20mm)に形成
しても良い。このことにより識別材料となる受光量計測
値の変動は滑らかになるが、移送中、振動等により瓶類
が回転しプリント模様が横向きになって表面識別が困難
になるといったこともなくなる。
【0027】 『第三実施例;瓶類分別装置(ビール瓶分別)』第三 実施例は、第一実施例で説明した形状識別装置と
実施例で説明した表面識別装置とを含んだ瓶類分別装
置であり、各種ビール瓶の所定の高さにおける外径サイ
ズおよび表面状態を識別し分別するビール瓶専用の分別
装置である。
【0028】図8中、符号B5 〜B10で指示するものが
ビール瓶であり、このビール瓶B5〜B10は、コンベア
ベルトのみ図示するコンベア6により立った状態のまま
底面に沿って搬送される。なお、図8では各ビール瓶B
5 〜B10を簡易的に示しており、各ビール瓶の形状相違
等は表現していない。
【0029】ビール瓶は、その高さや胴部の外径サイズ
など大体は規格化されているものの部分的な形状はビー
ル製造会社により若干異なる。本実施例ではK社のビー
ル瓶と他社のビール瓶との分別を行う。大瓶の場合、底
面から高さ190mm位置(ビール瓶肩部分)における外
径サイズが、K社は58.5mm、他社はすべて47.5mmで
あり、本装置ではこの部分で外径サイズを識別して分別
を行う。中瓶の場合、形状の差異は殆どないので、底面
から高さ170mm位置(ビール瓶肩部分)におけるK社
特有のプリント模様を識別して分別を行う。
【0030】図8中、符号8で指示するものは、周面に
一条の半円状螺旋溝81を有し、横臥状に配した横臥ウォ
ームであり、この横臥ウォーム8は、図示しないモータ
ーにより回転運動を行って、前記コンベア6上のビール
瓶を一定の間隔をおいて移動せしめる。また横臥ウォー
ム8にはロータリーエンコーダ7が付設されており、横
臥ウォーム8の回転位置が1度分割(/360度) した回転
信号として後述する比較器50・51へ出力される。この横
臥ウォーム8の回転角度を把握することによって、一定
間隔をおいて移動する各ビール瓶B7 〜B10の現在位置
が認識でき、さらに認識したビール瓶が横臥ウォーム8
を抜ける瞬間も計算できる。
【0031】本装置が行うビール瓶(大瓶)の形状識別
は、第一実施例で説明した形状識別と同様である。即
ち、各ビール瓶B5 〜B10が投光器11・12と受光器21・
22とで形成した識別領域A21・A22を横断する際、ビー
ル瓶に遮断されずに受光器21・22に受光される光量を、
演算器31により連続的に計測してその最小値を演算し、
この最小値と設定器40に予め入力したシキイ値とを、比
較器50が比較することによって、前述したK社のビール
瓶か否かを識別するのである。形状識別を行った比較器
50はその結果を識別信号として、エアシリンダを含む流
路選択器9へ出力し、識別信号を受けた流路選択器9
は、ガイド91を適宜に進退せしめることによりビール瓶
の移送流路を選択する。
【0032】この比較器50の形状判断タイミングは、前
記ロータリーエンコーダ7からの回転信号に基づいて決
定される。本実施例では、各ビール瓶が識別領域A22
横断しきったときに形状判断が為される。比較器50から
の識別信号の出力タイミングもまた、前記ロータリーエ
ンコーダ7からの回転信号に基づいて決定される。形状
識別を終えたビール瓶が横臥ウォーム8を抜けて前記ガ
イド91に到達するタイミングも横臥ウォーム8の回転量
から計算できるからである。
【0033】図9に本実施例装置における投光器11・12
および受光器21・22の配置を示す。本装置は専らK社瓶
(外径サイズ58.5mm)と他社瓶(外径サイズ47.5m
m)の2種類の外径サイズの識別を行うものと仮定して
設計したものであり、前述したように製造コストを抑え
るため、受光面幅が10mmの受光器21・22を、受光器21の
受光面右端(外端)と受光器22の受光面の右端(内端)
との間隔が48mmになるように配置している。つまり受
光器21・22の受光面の右端同士の間隔を、他社瓶の外径
サイズ(47.5mm)より若干大きくしており、さらに受
光器21の受光面の右端(外端)と受光器22の受光面の左
端(外端)との間隔(両受光面の外法間隔)を、K社瓶
の外径サイズ(58.5mm)より若干小さくしている。し
かし、本実施例装置は、K社瓶と他社瓶との2種類の外
径サイズを識別すれば足りるので、投光器11・12および
受光器21・22の幅をこれだけ小さくしても、確実な識別
にはなんら支障はない。なお、投光器11・12および受光
器21・22は何れも、前記コンベア6の移送面から高さ1
90mm位置に配置されている。
【0034】本装置が行うビール瓶(中瓶)のプリント
模様の識別は、第二実施例で説明した表面識別とほぼ同
様である。即ち、投光器14から照射されたレーザー光が
各ビール瓶B5 〜B10に反射され受光器24に受光される
反射光の量を演算器32により連続的に計測し、この計測
値が、光量設定器41に予め入力した光量シキイ値より大
なる状態から小なる状態へ変化する回数および当該光量
シキイ値より小なる状態から大なる状態へ変化する回数
を瓶類毎に計数し、比較器51が、この光量変化回数と回
数設定器42に予め入力した回数シキイ値とを比較するこ
とにより、プリント模様の有無つまり前述したK社のビ
ール瓶か否かを識別するのである。
【0035】表面識別を行った比較器51はその結果を識
別信号として、前記流路選択器9へ出力する。この比較
器51の表面状態判断タイミング、および識別信号の出力
タイミングもまた、上述した比較器50と同様、前記ロー
タリーエンコーダ7からの回転信号に基づいて決定され
る。
【0036】以上、第三実施例をもって瓶類分別装置を
説明したが、本発明に係る瓶類分別装置はこの実施例に
限定されるものではない。例えば本実施例では、受光器
24が瓶類表面での反射光を受光して表面状態を識別して
いるが、この受光器24を瓶類を挟んで投光器14と反対側
に配置して、各瓶類を透過する透過光を受光せしめても
良い。
【0037】
【本発明の効果】以上、実施例をもって説明したとおり
本発明に係る瓶類の形状識別方法とその装置にあって
は、シート状光線を瓶類に照射し、瓶類に遮断されずに
瓶類の両脇から直接受光器に入射する光の量でもって形
状識別を行っているので、受光器に入射する光の入射位
置は全く関係なく、移送中に瓶類が振動しても画像処理
など一切行うことなく確実に瓶類の外径サイズを識別す
ることができる。
【0038】また、照射した光が瓶両脇から直接受光器
に入射する時間帯、つまり瓶類振動の影響を受けない時
間帯に、受光量が最小レベルになるように、受光器の大
きさや間隔を決めているので、受光量を連続的に計測
し、その計測値をボトムホールドして得た最小値でもっ
て外径サイズ識別すれば良く、識別タイミングの設定も
大変融通がきく。
【0039】また、本発明に係る瓶類の表面状態識別方
法とその装置にあっては、瓶類が識別領域を横断する
際、瓶類による透過光あるいは反射光を、受光器により
連続的に受光しその受光量の変化の度合いをシキイ値と
比較し瓶類表面状態を識別するようにしているので、搬
送中の瓶類振動等には全く影響を受けることがなく確実
に表面状態の識別を行うことができる。
【0040】また、本発明に係る瓶類分別装置にあって
は、各瓶類を所要間隔で移動せしめる横臥ウォームの回
転位置をロータリーエンコーダにより把握し、このロー
タリーエンコーダから出力される回転信号に基づいて、
瓶類形状および表面状態の識別タイミングをとっている
ので、この横臥ウォームを駆動するモーター等の駆動手
段の制御を行う必要がなく、状況に応じて簡単に横臥ウ
ォームの回転速度、つまり瓶類の分別速度を変えること
ができる。しかも本分別装置は、上述したように、とて
も簡単な操作でもって各種瓶類を識別することができる
ので、その製造コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例の瓶類識別装置の構成を説明する
全体斜視図である。
【図2】 同装置の識別領域を各瓶類が横断する状態を
示す部分平面図であ る。
【図3】 同装置の識別領域を各瓶類が横断する状態を
示す部分平面図であ る。
【図4】 同装置の受光器が受光する受光量を示す受光
量変化図である。
【図5】 第二実施例の瓶類識別装置の構成を説明する
全体斜視図である。
【図6】 同装置の受光器が受光する受光量を示す受光
量変化図である。
【図7】 同装置の受光器が受光する受光量を示す受光
量変化図である。
【図8】 第三実施例の瓶類分別装置の構成を説明する
全体斜視図である。
【図9】 同装置の受光器の配置を説明する部分平面図
である。
【符号の説明】
1 ・B2 …Bn 瓶類 D1 ・D2 …Dn 各瓶類の底面から所定高さHにお
ける外径サイズ11・12・13・14 投光器21・22・23・24 受光器 21 ・A 22 ・A 23 ・A 24 識別領域31・32 演算器 40 設定器 41 光量設定器 42 回数設定器 50・51 比較器 6 コンベア 7 ロータリーエンコーダ 8 横臥ウォーム 81 螺旋溝 9 流路選択器 91 ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B07C 5/00 - 5/38 B65G 47/46 G01B 11/08 G01B 11/30 G01N 21/88 - 21/89 G01V 9/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面から所定の高さHに設定された基準
    レベルにおける外径サイズがD1 ・D2 …Dn である複
    数種の瓶類B1 ・B2 …Bn を瓶底で立てたまま縦列的
    に移動せしめる一方、 光を照射する少なくとも一つの投光器11・12と、前記縦
    列移動してくる各種瓶類の基準レベル位置に瓶底面に対
    して各々平行平面上に、しかも各受光面の右端同士の間
    隔Lが略前記最小外径サイズD1 以下になるごとく配し
    た2つの同形の受光器21・22とでシート状識別領域A21
    ・A22を形成し、前記瓶類B1 ・B2 …Bn をしてこれ
    ら識別領域A21・A22を横断せしめ、 これら各瓶類B1 ・B2 …Bn が横断するとき、各瓶類
    1 ・B2 …Bn により遮断されずに前記受光器21・22
    に受光される光量をそれぞれ連続的に計測し、各受光量
    計測値を加算して瓶類毎に計測加算値の最小値を測定
    し、 こうして測定された最小値を、設定器40に予め入力した
    シキイ値と比較することによって、瓶類B1 ・B2 …B
    n の前記基準レベル位置の外径サイズを自動的に識別可
    能にしたことを特徴とする瓶類の自動識別方法。
  2. 【請求項2】 底面から所定の高さhに設定された基準
    レベルにおける表面状態がそれぞれ異なる瓶類B1 ・B
    2 …Bn を瓶底で立てたまま縦列的に移動せしめる一
    方、 これら瓶類B1 ・B2 …Bn をして、光を照射する投光
    器13と、前記縦列移動してくる各瓶類の基準レベル位置
    に配置した受光器23とが形成する識別領域A23を横断せ
    しめ、 これら各瓶類B1 ・B2 …Bn が横断するとき、各瓶類
    1 ・B2 …Bn を透過し或いは各瓶類で反射して前記
    受光器23に受光される光量を連続的に計測し、 この受光量計測値が光量設定器41に予め入力した光量シ
    キイ値より大なる状態から小なる状態へ変化する回数お
    よび当該光量シキイ値より小なる状態から大なる状態へ
    変化する回数を瓶類毎に計数し、 これらの瓶類毎の光量変化回数を、回数設定器42に予め
    入力した回数シキイ値と比較することによって、瓶類B
    1 ・B2 …Bn の前記基準レベル位置の表面状態を自動
    的に識別可能にしたことを特徴とする瓶類の自動識別方
    法。
  3. 【請求項3】 底面から所定の高さHに設定された基準
    レベルにおける外径サイズがD1 ・D2 …Dn である複
    数種の瓶類B1 ・B2 …Bn を連続的に自動識別する識
    別装置であって、 これらの瓶類B1 ・B2 …Bn を底面で立てたまま縦列
    的に移動せしめるコンベア6と; このコンベア6の方向に光を照射する少なくとも一つの
    投光器11・12と; 前記基準レベル位置に瓶底面に対して各々平行に、しか
    も各受光面の右端同士の間隔Lがほぼ前記最小外径サイ
    ズD1 以下になる如く配設されて、前記投光器11・12と
    の間にシート状識別領域A21・A22を形成する一対の受
    光器21・22と; 前記コンベア6で移動されてきた瓶類B1 ・B2 …Bn
    が前記識別領域A21・A22を横断するとき、各瓶類B1
    ・B2 …Bn によって遮断されずに前記受光器21・22に
    受光される光量をそれぞれ連続的に計測し、各受光量計
    測値を加算して瓶類毎の計測加算値の最小値を演算する
    演算器31と; この演算器31により演算された最小値を、設定器40に予
    め入力したシキイ値と比較することによって瓶類B1
    2 …Bn の前記基準レベル位置の外径サイズを識別
    し、各瓶類に応じた識別信号を出力する比較器50とを含
    むことを特徴とする瓶類の自動識別装置。
  4. 【請求項4】 底面から所定の高さhに設定された基準
    レベルにおける表面状態がそれぞれ異なる瓶類B1 ・B
    2 …Bn を連続的に自動識別する識別装置であって、 これらの瓶類B1 ・B2 …Bn を底面で立てたまま縦列
    的に移動せしめるコンベア6と; このコンベア6の方向に光を照射する投光器13と; 前記基準レベル位置に配設され、前記投光器13との間に
    識別領域A23を形成する受光器23と; 前記コンベア6で移動されてきた瓶類B1 ・B2 …Bn
    が前記識別領域A23を横断するとき、各瓶類を透過し或
    いは各瓶類表面で反射して前記受光器23に受光される光
    量を連続的に計測し、この受光量計測値が光量設定器41
    に予め入力した光量シキイ値より大なる状態から小なる
    状態へ変化する回数および光量シキイ値より小なる状態
    から大なる状態へ変化する回数を瓶類毎に計数する演算
    器32と; この演算器32により計数された光量変化回数を、回数設
    定器42に予め入力した回数シキイ値と比較することによ
    って瓶類B1 ・B2 …Bn の前記基準レベル位置の表面
    状態を識別し、各瓶類に応じた識別信号を出力する比較
    器51とを含むことを特徴とする瓶類の自動識別装置。
  5. 【請求項5】 底面から所定の高さHに設定された外径
    基準レベルにおける外径サイズがD1 ・D2 …Dn であ
    り、底面から所定の高さhに設定された表面状態基準レ
    ベルおける表面状態がそれぞれ異なる瓶類B1 ・B2
    Bn を連続的に自動識別し分別する瓶類分別装置であっ
    て、 周面に螺旋溝81を有し、回転運動を行って当該螺旋溝81
    に係止された瓶類B1・B2 …Bn を底面で立てたまま
    縦列的に移動せしめる横臥ウォーム8と; この横臥ウォーム8の回転位置を計測しその回転信号を
    出力するロータリーエンコーダ7と; 前記横臥ウォーム8方向に光を照射する少なくとも一つ
    の投光器11・12と; 前記外径基準レベル位置に瓶底面に対して各々平行に、
    しかも各受光面の右端同士の間隔Lがほぼ前記最小外径
    サイズD1 以下になるごとく配設されて、前記投光器11
    ・12との間にシート状識別領域A21・A22を形成する一
    対の受光器21・22と; 前記横臥ウォーム8により移動されてきて瓶類B1 ・B
    2 …Bn が前記識別領域A21・A22を横断するとき、各
    瓶類B1 ・B2 …Bn によって遮断されずに前記受光器
    21・22に受光される光量をそれぞれ連続的に計測し、各
    受光量計測値を加算して瓶類毎の計測加算値の最小値を
    演算する演算器31と; 前記ロータリーエンコーダ7からの回転信号に基づく所
    要のタイミングをもって、前記演算器31により演算され
    た最小値を設定器40に予め入力したシキイ値と比較する
    ことによって移動中の瓶類B1 ・B2 …Bn の前記外径
    基準レベル位置の外径サイズを識別し、各瓶類に応じた
    識別信号を出力する比較器50と; 前記横臥ウォーム8方向に光を照射する投光器14と; 前記表面状態基準レベル位置に配設され、前記投光器14
    とで識別領域A24を形成する受光器24と; 前記横臥ウォーム8により移動されてきて瓶類B1 ・B
    2 …Bn が前記識別領域A24を横断するとき、各瓶類を
    透過し或いは各瓶類表面で反射して前記受光器24に受光
    される光量を連続的に計測し、この受光量計測値が光量
    設定器41に予め入力した光量シキイ値より大なる状態か
    ら小なる状態へ変化する回数および光量シキイ値より小
    なる状態から大なる状態へ変化する回数を瓶類毎に計数
    する演算器32と; 前記ロータリーエンコーダ7からの回転信号に基づく所
    要のタイミングをもって、前記演算器32により計数され
    た光量変化回数を回数設定器42に予め入力した回数シキ
    イ値と比較することにより瓶類B1 ・B2 …Bn の前記
    表面状態基準レベル位置の表面状態を識別し各瓶類に応
    じた識別信号を出力する比較器51と; 前記比較器50および比較器51からそれぞれ出力される識
    別信号を受け、ガイド91を進退せしめて瓶類B1 ・B2
    …Bn の搬送路を選択する流路選択器9と; を含むことを特徴とする瓶類分別装置。
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