JPH09190374A - 文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方法 - Google Patents

文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方法

Info

Publication number
JPH09190374A
JPH09190374A JP8296769A JP29676996A JPH09190374A JP H09190374 A JPH09190374 A JP H09190374A JP 8296769 A JP8296769 A JP 8296769A JP 29676996 A JP29676996 A JP 29676996A JP H09190374 A JPH09190374 A JP H09190374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
request
list
requesting
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8296769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3274373B2 (ja
Inventor
Toru Imai
徹 今井
Hiroko Fujii
寛子 藤井
Toshihiko Shimokawa
俊彦 下川
Hideki Yoshida
英樹 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP29676996A priority Critical patent/JP3274373B2/ja
Publication of JPH09190374A publication Critical patent/JPH09190374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3274373B2 publication Critical patent/JP3274373B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書提供装置から文書要求装置に文書を転送
するシステムにおいて、ユーザの要求する文書の転送に
際して該要求文書に関連する文書を転送できるようにし
た文書転送方法を提供すること。 【解決手段】 文書提供装置から文書要求装置に文書を
転送するために、該文書要求装置が該文書提供装置に文
書を要求する文書転送方法において、前記文書要求装置
から前記文書提供装置に所望の文書を要求し、前記文書
提供装置から前記文書要求装置に該要求された文書に関
連のある文書のリストを転送し、前記文書要求装置は転
送された前記リストに基づいて前記文書提供装置に文書
を要求することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書提供装置から
文書要求装置に文書を転送するシステムにおける文書提
供装置、文書要求装置及び文書転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、WWW(World Wide Web)を利用
して、電子新聞や電子出版物等の電子情報のサービスを
提供するようなシステムが普及しつつある。WWWはネ
ットワークを介して様々な文書をWWWサーバからクラ
イアントであるWWWビューアへ提供するシステムであ
る。WWWでは、特にHTML(Hyper Text Markup La
nguage)という形式の文書を扱うことが可能あり、ある
HTML文書から他の文書へのハイパーリンクを張るこ
とができる。サーバとクライアントの間のメッセージ送
受信は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に
従って行なわれている。WWWを利用することにより、
世界中のWWWサーバ上の文書をWWWビューアにより
参照することが可能である。最近の電子情報サービスで
は、このWWWを用いて有料で情報を提供するような試
みがなされている。
【0003】ここで文書とは、文字、図形、静止画、動
画、音声などのメディアから構成され電子的に提供され
得るものの総称として使う。一つの文書は複数のメディ
アから構成されても良い。
【0004】一方、ユーザの利用する計算機は、小型化
する傾向にある。デスクトップ型の計算機だけでなく、
ラップトップやノート型の計算機、PDA(Personal D
igital Assistance )等、携帯可能なサイズの計算機が
利用されることが多くなってきている。携帯端末は、通
常のデスクトップ計算機とは違い、常にネットワークに
接続された状態で使用されるわけではなく、必要なとき
だけネットワークに接続されることが多い。
【0005】このような計算機からWWWを利用して情
報を得ようとする場合は、携帯端末をWWWの利用が終
了するまでネットワークに接続しておかなければならな
い。しかし、例えばモデムを経由してネットワークに接
続している場合などは、できるだけ多くの情報を携帯端
末にダウンロードしておき、内容を見るのは接続を切っ
てからにしたい。また、将来、街角に情報サーバが置か
れ、これを人々が利用して、好きなときに欲しい文書を
ユーザ所有の携帯端末に有料または無料でダウンロード
できるような状況が実現すると思われる。そのような状
況でも、必要な文書をダウンロードしておき、情報サー
バから離れても文書を見ることができるようにする必要
がある。従って、特に携帯端末ではネットワーク接続を
して所望の文書を入手する際、その文書以外にも後に必
要になりそうな文書を予め端末側にダウンロードしてお
くことにより、ネットワークから端末を切り離した状態
でも、WWWサーバにアクセスしているのと同様に文書
を参照できるような機能が必要である。また、デスクト
ップ計算機においても、予めダウンロードすることによ
りユーザが文書を求めてからすぐに表示することができ
るため有効な方法である。
【0006】このためには、計算機をネットワークに接
続し、ある文書をサーバからダウンロードする際、他の
必要になりそうな文書を特定できるような場合は、利用
者が必要な文書を明示的にサーバに要求するという方法
が考えられる。
【0007】しかし、文書の数が多い場合、ユーザは繁
雑な処理を行わなければならない。例えば、電子新聞で
は1日の新聞は100を越える文書から構成されること
が珍しくないが、この場合ユーザは100回以上のアク
セスを行わないとダウンロードできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、文書提供装置と
そのクライアントである文書要求装置との間で文書の送
受信を行なうシステムにおいて、文書要求装置またはこ
れを使用するユーザには、所望の文書をダウンロードす
る際、該所望の文書に関連する文書を簡便に指定しダウ
ンロードすることは困難であった。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、文書提供装置から文書要求装置に文書を転送
するシステムにおいて、ユーザの要求する文書の転送に
際して該要求文書に関連する文書を要求/転送できるよ
うにした文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
文書提供装置から文書要求装置に文書を転送する文書転
送方法であって、前記文書要求装置から前記文書提供装
置に、所望の文書を示す文書要求を行い、前記文書提供
装置から前記文書要求装置に、該文書要求により示され
た該所望の文書に関連付けられている文書のリストを転
送し、前記文書要求装置から前記文書提供装置に、該リ
ストに基づいて文書の転送を要求する転送要求を行い、
前記文書提供装置から前記文書要求装置に、該転送要求
により要求された文書を転送することを特徴とする。
【0011】更に、本発明(請求項2)は、前記リスト
は、前記所望の文書とリンクされたハイパーメディア文
書のリストであることを特徴とする。
【0012】更に、本発明(請求項3)は、前記文書提
供装置から前記文書要求装置に、該文書提供装置に対し
て前記リストに基づいた転送要求を行うことが可能なプ
ログラムを転送し、前記文書要求装置は、該プログラム
を実行することにより前記文書提供装置に対して転送要
求を行うことを特徴とする。
【0013】また、本発明(請求項4)は、要求元装置
からの要求に応じて文書を提供する文書提供装置であっ
て、該文書提供装置が提供し得る文書と、各文書に関連
付けられている文書のリストを格納する手段と、前記要
求元装置からの所望の文書を示す文書要求と文書の転送
を要求する転送要求を受信する手段と、前記文書要求が
受信された時に該文書要求により示された所望の文書に
対応する前記リストを前記要求元装置に送信し、前記転
送要求が受信された時に該転送要求により要求された文
書を前記要求元装置に送信する手段とを備えたことを特
徴とする。
【0014】更に、本発明(請求項5)は、前記格納す
る手段が格納する前記リストは、各文書とリンクされた
ハイパーメディア文書のリストであることを特徴とす
る。
【0015】更に、本発明(請求項6)は、前記要求元
装置が前記リストを処理する機能を有するか否かについ
て確認する手段をさらに備え、該確認する手段が前記要
求元装置は前記リストを処理する機能を有すると判断し
た場合に、前記送信する手段は前記リストを送信するこ
とを特徴とする。
【0016】また、本発明(請求項7)は、文書提供装
置の提供する文書を受ける文書要求装置であって、前記
文書提供装置に所望の文書を示す文書要求を行う手段
と、該文書要求に応じて前記文書提供装置から送られて
きた情報を受信する手段と、受信された前記情報が前記
文書要求により示された所望の文書に関連付けられてい
る文書のリストであった場合に、前記文書提供装置に該
リストに基づいて文書の転送を要求する転送要求を行う
手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】更に、本発明(請求項8)は、前記受信す
る手段が受信する前記リストは、前記所望の文書とリン
クされたハイパーメディア文書のリストであることを特
徴とする。
【0018】また、本発明(請求項9)は、コンピュー
タを、要求元装置からの要求に応じて文書を提供する文
書提供装置として機能させるための、コンピュータが判
読可能なプログラムコードを記憶する記憶媒体であっ
て、前記コンピュータが判読可能なプログラムコード
は、前記コンピュータに、前記要求元装置からの所望の
文書を示す文書要求と文書の転送を要求する転送要求を
受信させる第一のプログラムコードと、前記コンピュー
タに、前記文書要求が受信された時に該文書要求により
示された所望の文書に対応する前記リストを前記要求元
装置に対して送信させ、前記転送要求が受信された時に
該転送要求により要求された文書を前記要求元装置に対
して送信させる第二のプログラムコードとを備えたこと
を特徴とする。
【0019】また、本発明(請求項10)は、コンピュ
ータを、文書提供装置の提供する文書を受ける文書要求
装置として機能させるための、コンピュータが判読可能
なプログラムコードを記憶する記憶媒体であって、前記
コンピュータが判読可能なプログラムコードは、前記コ
ンピュータに、前記文書提供装置に対して所望の文書を
示す文書要求を行わせる第一のプログラムコードと、前
記コンピュータに、該文書要求に応じて前記文書提供装
置から送られてきた情報を受信させる第二のプログラム
コードと、前記コンピュータに、受信された前記情報が
前記文書要求により示された所望の文書に関連付けられ
ている文書のリストであった場合に、前記文書提供装置
に対して該リストに基づいて文書の転送を要求する転送
要求を行わせる第三のプログラムコードとを備えたこと
を特徴とする。
【0020】また、本発明(請求項11)は、文書提供
装置から文書要求装置に文書を転送する文書転送方法で
あって、前記文書要求装置から前記文書提供装置に、所
望の文書を示す文書要求を行い、前記文書提供装置から
前記文書要求装置に、該文書要求により示された該所望
の文書に関連付けられている文書を連結してなる連結フ
ァイルを転送し、前記文書要求装置において、該連結フ
ァイルから個々の文書を取り出すことを特徴とする。
【0021】更に、本発明(請求項12)は、前記連結
ファイルは、前記所望の文書とリンクされたハイパーメ
ディア文書を連結してなるものであることを特徴とす
る。
【0022】更に、本発明(請求項13)は、前記文書
提供装置から前記文書要求装置に、前記連結ファイルか
ら個々の文書を取り出すことが可能なプログラムを転送
し、前記文書要求装置は、該プログラムを実行すること
により前記連結ファイルから個々の文書を取り出すこと
を特徴とする。
【0023】また、本発明(請求項14)は、要求元装
置からの要求に応じて文書を提供する文書提供装置であ
って、該文書提供装置が提供し得る文書と、各文書に関
連付けられている文書を連結してなる連結ファイルを格
納する手段と、前記要求元装置からの所望の文書を示す
文書要求を受信する手段と、該文書要求により示された
所望の文書に対応する前記連結ファイルと該連結ファイ
ルから個々の文書を取り出すプログラムを前記要求元装
置に送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】更に、本発明(請求項15)は、前記格納
する手段が格納する前記連結ファイルは、各文書とリン
クされたハイパーメディア文書を連結してなるものであ
ることを特徴とする。
【0025】更に、本発明(請求項16)は、前記要求
元装置が前記連結ファイルを処理する機能を有するか否
かについて確認する手段をさらに備え、該確認する手段
が前記要求元装置は前記連結ファイルを処理する機能を
有すると判断した場合に、前記送信する手段は前記連結
ファイルを送信することを特徴とする。
【0026】また、本発明(請求項17)は、文書提供
装置の提供する文書を受ける文書要求装置であって、前
記文書提供装置に所望の文書を示す文書要求を行う手段
と、該文書要求に応じて前記文書提供装置から送られて
きた情報を受信する手段と、受信された前記情報が前記
文書要求により示された所望の文書に関連付けられてい
る文書を連結してなる連結ファイルであった場合に、該
連結ファイルから個々の文書を取り出す手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0027】更に、本発明(請求項18)は、前記受信
する手段が受信する前記連結ファイルは、前記所望の文
書とリンクされたハイパーメディア文書を連結してなる
ものであることを特徴とする。
【0028】更に、本発明(請求項19)は、前記取り
出す手段は、前記文書提供装置から送信されたもので前
記連結ファイルから個々の文書を取り出すプログラムを
実行することにより個々の文書を取り出すことを特徴と
する。
【0029】更に、本発明(請求項20)は、前記取り
出す手段は、前記文書要求装置に予め備えられたもので
前記連結ファイルから個々の文書を取り出すプログラム
を実行することにより個々の文書を取り出すことを特徴
とする。
【0030】また、本発明(請求項21)は、コンピュ
ータを、要求元装置からの要求に応じて文書を提供する
文書提供装置として機能させるための、コンピュータが
判読可能なプログラムコードを記憶する記憶媒体であっ
て、前記コンピュータが判読可能なプログラムコード
は、前記コンピュータに、前記要求元装置からの所望の
文書を示す文書要求を受信させる第一のプログラムコー
ドと、前記コンピュータに、該文書要求により示された
所望の文書に関連付けられている文書を連結してなる連
結ファイルと該連結ファイルから個々の文書を取り出す
プログラムを前記要求元装置に対して送信させる第二の
プログラムコードとを備えたことを特徴とする。
【0031】また、本発明(請求項22)は、コンピュ
ータを、文書提供装置の提供する文書を受ける文書要求
装置として機能させるための、コンピュータが判読可能
なプログラムコードを記憶する記憶媒体であって、前記
コンピュータが判読可能なプログラムコードは、前記コ
ンピュータに、前記文書提供装置に対して所望の文書を
示す文書要求を行わせる第一のプログラムコードと、前
記コンピュータに、該文書要求に応じて前記文書提供装
置から送られてきた情報を受信させる第二のプログラム
コードと、前記コンピュータに、受信された前記情報が
前記文書要求により示された所望の文書に関連付けられ
ている文書を連結してなる連結ファイルであった場合
に、該連結ファイルから個々の文書を取り出させる第三
のプログラムコードとを備えたことを特徴とする。
【0032】(作用1)本発明では、文書提供装置側で
は、ある要求文書に関連する1または複数の文書を決定
してそのリストを用意しておき、文書要求装置から文書
提供装置に所望の文書を要求した際、文書提供装置から
文書要求装置には該要求された文書に関連のある文書の
リストを転送するので、文書要求装置側では転送された
リストから先に要求した文書に関連のある文書の一覧情
報をその時点で得ることができる。従って、文書要求装
置では、該リストに基づいて容易に要求文書に関連する
文書を要求(その結果入手)することができる。その
際、リストに登録されているすべての文書を要求するだ
けでなく、記録媒体の容量等の条件を(自動的に)判断
して一部のみ要求する、ユーザが任意に選択するなど、
種々の選択操作が可能である。
【0033】文書要求装置側では、上記のような操作の
結果文書提供装置から転送された要求文書および関連文
書を記録媒体に格納しておけば、文書提供装置との接続
を切り離しても、要求文書の参照だけでなく、関連文書
の参照をも自由に行なうことができる。
【0034】また、文書提供装置から文書要求装置に、
当該文書提供装置に対し該リストに基づいた文書の要求
を行なうことの可能なプログラムを転送することで、文
書要求装置側では、予め本機能が備っていなくても転送
されたプログラムを実行することにより文書提供装置に
文書の要求を行なうことができる。
【0035】また、文書提供装置側に要求元装置がリス
トを処理する手段を有するか否かについて確認するため
の手段を設けることで、該手段を有する要求元装置には
リストを送信して関連文書の一覧情報を提供し、該手段
を有しない要求元装置には例えば要求文書だけを送信す
ることができる。
【0036】(作用2)本発明では、文書提供装置側で
は、ある要求文書に関連する1または複数の文書を決定
し、該文書と該関連する文書を連結してなる連結ファイ
ルを用意しておき、文書要求装置から文書提供装置に所
望の文書を要求した際、文書提供装置から文書要求装置
には該連結ファイルを転送する。文書要求装置側では、
転送された連結ファイルから個々の文書を取り出すこと
で、先に要求した文書だけでなく、該要求文書に関連す
る文書も入手することができる。文書要求装置側では、
取り出した要求文書および関連文書を記憶媒体に格納し
ておけば、文書提供装置との接続を切り離しても、要求
文書の参照だけでなく、関連文書の参照をも自由に行な
うことができる。
【0037】また、文書提供装置から文書要求装置に、
当該文書提供装置に対し連結ファイルの要求を行なうこ
との可能なプログラムを転送することで、文書要求装置
側では、予め本機能が備っていなくても転送されたプロ
グラムを実行することにより文書提供装置に文書の要求
を行ない、要求文書に加えて関連文書をも入手すること
ができる。
【0038】また、文書提供装置側に要求元装置が連結
ファイルを処理する手段を有するか否かについて確認す
るための手段を設けることで、該手段を有する要求元装
置には連結ファイルを送信し、該手段を有しない要求元
装置には例えば要求文書だけ送信することかできる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0040】図1は、本発明の実施形態に係るシステム
の構成を示す図である。
【0041】本システムは、文書提供装置110と文書
要求装置120からなり、文書提供装置110と文書要
求装置120の間でメッセージの送受信行なうことによ
り、文書要求装置120が文書提供装置110から文書
の提供を受けるシステムである。文書要求装置120
は、文書提供装置110とモデムやLANや赤外線イン
タフェース等からなる通信装置157,127を用いて
接続する。例えば、電子新聞や電子出版物や社内文書等
を提供する電子情報サービスのサーバとして文書提供装
置110をオフィス内や街角に設置し、ユーザは、文書
要求装置120としてPCやPDA等の小型携帯端末を
用い、文書要求装置120を文書提供装置110に接続
して文書の提供を受けるといった使い方が想定される。
【0042】文書提供装置110は、文書要求装置12
0からの要求を受理する要求受理部151と、この要求
受理部151により受理した要求に従った処理を行なう
要求処理部152を備えている。本実施形態では、要求
受理部151および要求処理部152の機能を含むよう
に作成された文書提供プログラム(150)を文書提供
装置110で実行している。
【0043】文書提供装置110には記憶媒体156が
接続され、この記憶媒体156には、提供可能な文書
(111)、各文書に対しこれに関連する他の文書の情
報を登録した文書リスト(112)および提供可能な文
書の一覧であるメニュー(113)が格納されている。
【0044】本実施形態の文書要求装置120は、文書
提供装置110と接続する接続部131、文書提供装置
110に文書を要求する文書要求部132、文書要求部
132により要求した文書を受信する文書受信部13
3、文書受信部133により受信した文書を記憶媒体に
格納する文書格納部134、利用者の要求した文書を表
示する文書表示部135、利用者からの要求を受理する
要求受理部136と、文書提供装置110との通信を終
了し、ネットワーク接続を切るための処理を行なう接続
解除部137を備えている。本実施形態では、接続部1
31、文書要求部132、文書受信部133、文書格納
部134、文書表示部135、要求受理部136および
接続解除部137の機能を含むように作成された文書表
示プログラム(130)を文書要求装置120で実行し
ている。なお、文書要求装置120の接続部131およ
び接続解除部137は、文書表示プログラム130には
含まれず、別のプログラムとして実現するなどの実施形
態も考えられる。
【0045】文書要求装置120は、文書提供装置11
0より受信した文書111を格納するため、記憶媒体中
にキャッシュ領域121を備えている。
【0046】本実施形態では、文書提供装置110の文
書提供プログラム150としてWWWサーバプログラム
を、文書要求装置120の文書表示プログラム130と
してWWWビューアプログラムを仮定する。
【0047】各装置の動作の概略は以下のようである。
【0048】文書要求装置120において、接続部13
1は、赤外線インタフェースやモデム等の通信装置12
7にて接続される文書提供装置110とのHTTPによ
る通信を可能とするための処理を行なう。その後、メニ
ュー要求を送信することにより文書提供装置110から
送信されるメニューを文書受理部133にて受けとる。
利用者によりメニューの中から文書が選択され、利用者
の要求が入力されると、この要求を要求受理部136に
て受理する。文書要求部132は、受理された要求に従
った文書要求(140)を送信する。
【0049】文書要求部132により送信された文書要
求140に対応した文書送信(141)が文書提供装置
110から送られてくると、この文書送信を文書受理部
133にて受信する。文書受信部133で受信した情報
が文書リストであった場合、文書要求装置120は、そ
の文書リストに記載されている文書をさらに文書要求部
132により要求する。文書要求部132による文書要
求(140)に対応した文書が文書提供装置110から
送られてくると、この文書を文書受信部133にて受信
する。この受信された文書は、文書格納部134により
キャッシュ領域121に格納される。さらに、文書受信
部133にて受信した情報が、利用者が要求した文書で
あった場合は、該文書を文書表示部135により表示す
る。
【0050】文書要求装置120が、接続中の文書提供
装置110との接続を解除したい場合は、接続解除部1
37による処理を行なう。文書要求装置120の利用者
は、いつでも接続解除部137により接続解除処理を行
なうことが可能であるとする。利用者が接続解除の要求
をしたとき、文書提供装置110からの文書の送信が完
了している場合は、直ちに接続解除のための処理が行な
われる。もし文書の送信途中である場合は、アボート処
理をした後、接続解除処理を行なう。なお、文書の送信
途中である場合の接続解除部137での処理は、アボー
ト諸を行なわず、文書の送信が全て完了するまで待つ、
あるいは利用者に文書の送信途中であることを通知し、
送信をアボートするか確認する、などがあり得る。
【0051】一方、文書提供装置110は、要求受理部
151で文書要求装置120の文書要求部132より送
信される文書要求(140)を受理する。次に、要求処
理部152で文書要求140に対応する文書の文書リス
トを文書リスト(112)より検索し、該文書リストを
文書送信141により文書要求装置120に送信する。
【0052】図2は、本実施形態における文書要求方法
の一例である。すなわち、文書提供装置110および文
書要求装置120の間の通信は例えば図2に示すような
手順で行なわれる。なお、図2の例では、文書の送信プ
ロトコルとしてHTTPを利用するものとしている。
【0053】文書の提供を受けたい場合、利用者はまず
モデムやLANや赤外線インタフェース等通信装置12
7を用いて、文書要求装置120を適当な文書提供装置
110に接続する。次に、文書提供装置110と文書要
求装置120間でのHTTPによる通信を可能な状態に
する処理を行なうために、文書要求装置120から文書
提供装置110へ接続要求(601)を送信する。文書
提供装置110側では、文書要求装置120より接続要
求(601)を受けとると、必要な処理を行なった後に
応答(602)を返す。接続要求(601)および応答
(602)の処理は、例えばPPP(Point-to-Point P
rotocol )やDHCP(Dynamic Host Configuration P
rotocol )を利用して行なう。
【0054】文書提供装置110と文書要求装置120
の間の接続処理が終了した後、文書要求装置120は、
今度はHTTPにより文書提供装置110と接続し、文
書提供装置110が提供可能な文書の一覧であるメニュ
ーをメニュー要求(603)により要求する。メニュー
要求(603)に対応して、文書提供装置110ではメ
ニュー送信(604)により文書要求装置120にメニ
ューを送信する。メニューは、例えば該文書提供装置1
10の持つホームページ、あるいはホームページよりリ
ンクを辿って到達可能なページとして提供される。利用
者は、メニューより必要な文書を選択し、文書リスト要
求(605)を文書提供装置110に送信する。文書提
供装置110では、文書要求装置120から文書リスト
要求(605)を受信すると、要求された文書に対応す
る文書リストを文書リスト送信(606)により文書要
求装置120に送信する。
【0055】文書要求装置120では、文書リスト送信
(606)により文書提供装置110から送信された文
書リストの記載に従い、文書要求(607)により文書
提供装置110に文書の送信を要求する。つまり文書要
求装置120が文書リストを解釈し順次文書の送信を要
求する機能を持つ。文書要求装置120からの文書要求
(607)を受信した文書提供装置110では、要求さ
れた文書を文書送信(608)により送信する。
【0056】本文書転送方法では、基本的には文書リス
ト要求(605)から文書送信(608)までが一つの
文書要求に対する処理となる。このうち、文書要求(6
07)および文書送信(608)は、文書リストの記載
に応じた回数繰り返される。
【0057】必要な文書を受信し、文書提供装置110
との接続を解除する場合は、文書要求装置120から文
書提供装置110へ接続解除要求(609)を送信す
る。
【0058】接続解除要求(609)が利用者から入力
された場合、文書要求装置120では必要な文書の受信
が全て完了しているかどうかを確認し、完了していれば
接続解除要求(609)を文書提供装置110に送信す
る。もし文書提供装置110が必要な文書の送信途中で
あれば、アボート処理を行ない、アボート処理が完了し
た後に接続解除要求(609)を送信する。アボート処
理は、文書提供装置110と文書要求装置120の双方
から可能である。アボートが発せられた場合、文書要求
装置120には、既に受信が完了している文書のみが格
納され、受信途中の文書は消去される。あるいは、アボ
ートの発せられた要求により受信した全ての文書を消去
する方法もある。また、接続解除要求(609)が利用
者から入力されたとき、必要な文書の受信が完了してい
ない場合、アボート処理を行なわず、全ての文書の受信
が完了するのを待ち、完了した後に接続解除要求(60
9)を文書提供装置装置110に送信する、という場合
も考えられる。あるいは、文書の送信途中であった場合
の処理を利用者に選択させるということも可能である。
【0059】本実施形態のように、文書提供装置に文書
リストと文書を格納しておくような場合でも、該文書提
供装置には本実施形態で示したような文書要求装置だけ
でなく、従来の文書要求装置からもアクセスがある可能
性がある。例えば、常にネットワークに接続された状態
で利用されている計算機上のビューアから従来と同様に
文書提供装置に文書を要求してくる場合も考えられる。
そのような場合でも、前記文書提供装置は、要求された
文書のみをビューアに提供することが可能である。ま
た、本実施形態の文書提供装置は、従来の文書提供装置
に文書リスト(あるいは、文書リストおよび文書要求を
行なうアプレット)を新たに加えることで実現できる。
従って、従来の文書提供装置にて管理されている文書を
変更することなく関連文書の転送を実現することが可能
である。
【0060】図3は、文書提供装置110の記憶媒体1
56に格納されている、提供可能な文書一覧であるメニ
ューの記述例を示したものである。メニューは、利用者
が必要とする文書を選択するためのものであり、例えば
その文書提供装置110の持つホームページあるいはホ
ームページからリンクを辿って参照可能なページとして
与えられる。
【0061】図3のメニュー(図中1100)は、HT
ML形式で記述されており、その文書提供装置110が
提供可能な文書のタイトル(図中1101)と、該文書
に対応する文書リストのURL(URL:Uniform Reso
urce Locater)(図中1102)がリンクされている。
【0062】利用者が図3の1101に対応する文書を
要求すると、実際には1102に記述された文書リスト
が文書提供装置より文書要求装置に転送される。このと
き、該文書リストには、少なくとも利用者の要求した文
書およびその関連文書のURLが記述してある。文書要
求装置では、該文書リストに記述してある文書を文書提
供装置に要求し、これを入手する。また、1102の部
分には該文書のURLを記述しておき、該文書の中に文
書リストのURLを特殊なタグで囲った形で記述してお
くという方法も考えられる。この場合は、利用者が文書
を要求すると、該文書が文書要求装置に転送、表示され
る。文書要求装置では、該文書より前記特殊タグで囲ま
れている文書リストのURLを検索し、文書提供装置に
該文書リストを要求する。この場合の文書リストには、
該文書のURLは含まれていなくても良い。
【0063】図4は、文書提供装置110の記憶媒体1
56に格納される文書リストの一例を示したものであ
る。文書リスト(図中200)には、利用者が要求した
文書およびその関連文書の所在を示した記述が、予め定
められた区切り子で区切られて記述される。図4に示す
文書リストには、利用者が文書提供装置110に要求し
た文書に対応するURL(図中201)、および要求文
書に関連のある文書のURL(図中202)が記述され
ている。本実施形態では、文書リスト中の区切り子とし
て改行コードを用い、文書リストの先頭に記述されてい
る文書(のURL)を利用者が要求した文書であるとし
た例を示している。
【0064】文書リストは、文書提供者が作成しても良
いし、要求文書よりリンク情報を抽出し、自動的に作成
するようにしても良い。文書リストを自動作成する場合
は、例えば文書提供装置に文書リストを自動的に作成す
るプログラムを格納しておく。このプログラムでは、要
求文書およびこの文書からリンクによって辿ることの可
能な文書の中から参照されるすべてのURL情報を抽出
する。このとき、要求文書より辿るリンクの深さを予め
設定でるようにしておく。
【0065】なお、文書リスト内に、別の文書リストを
記述することも可能である。この場合、該別の文書リス
トに記述されている文書も文書提供装置に要求される。
【0066】図5は、文書リストの他の例である。図5
に示す文書リスト(300)は、図4に示す文書リスト
(200)に記載された内容に加え、リストされている
各文書の固有データも記述したものである。固有データ
は、例えば各文書のURLの後に、図4の例で定めた区
切り子とは別に定められた区切り子で区切られて記述す
る。各文書の固有データとしては、文書のサイズや優先
度等が考えられる。図5に示した例では、各文書の所在
を示すURL(図中301)の後に、対応する固有デー
タを+(プラス記号)で区切って記述してある。URL
(図中301)の次のカラム(図中302)は対応する
文書のサイズ、最後のカラム(図中303)は優先度を
示している。デフォルトのサイズあるいは優先度など、
固有データに対してデフォルト値を設定しておくことに
より、固有データの値の記述を省略することも可能であ
る(図中304)。
【0067】図6は、文書要求装置120のビューアプ
ログラムの一例を示したものである。図6において、ビ
ューアプログラム400は、接続部401、文書要求部
402、文書受信部403、文書格納部404、文書表
示部405、入力受理部406、および接続解除部40
7より構成される。ビューアプログラム400では、接
続部401により、文書要求装置120と赤外線インタ
フェースやモデム等で接続している文書提供装置110
の間でHTTPによる通信ができる状態にするための処
理を行ない、接続部401による処理が終了した後、文
書要求部402にて文書提供装置110に対し、メニュ
ーの送信を要求する。文書要求部402の要求に対応
し、文書提供装置110より送信されてきたメニュー
は、文書受信部403にて受信し、これを文書表示部4
05にて表示する。文書表示部405により表示された
メニューの中から利用者が選択した要求は、入力受理部
406にて受理する。次に、入力受理部406で受理し
た要求に対応した文書の文書リストを文書要求部402
により要求し、文書受信部403により文書要求部40
2で要求した文書リストを受信する。その後、受信した
文書リストの内容に従って、文書要求部402により文
書を要求し、文書受信部403により文書要求部402
で要求した文書を受信し、さらに受信した文書を文書格
納部404によりキャッシュ領域に格納する。また、利
用者の要求に対応する文書は、文書表示部405により
ビューアに表示される。文書リストに従った文書要求部
402、文書受信部403および文書格納部404は、
文書リストに記載されている文書数回だけ繰り返され
る。また、利用者が接続解除を行ないたい場合は、接続
解除部407により接続解除処理が行なわれる。
【0068】本実施形態の文書転送方法では、利用者の
要求した文書と共に、その関連文書も利用者の所持する
文書要求装置120に格納されるため、関連文書の数や
サイズによっては、文書要求装置120のキャッシュ領
域が不足してしまう可能性も生じ得る。このとき、文書
リストに記述されている各文書に、文書のサイズや文書
を文書要求装置120に格納する際の優先度を付記して
おけば、キャッシュの空き領域に格納可能な文書のみ選
択的に格納することが可能である。さらに、キャッシュ
領域に格納できない文書があった場合に、これを利用者
に通知するようにしてもよい。
【0069】図7は、文書リスト内に各文書の固有デー
タも記述されている場合について、図6のビューアプロ
グラム400による処理のフローチャートの一例を示し
たものである。図7では、ビューアプログラムの動作の
うち、利用者からの要求を受理してから文書を表示する
までの部分について示してある。
【0070】まず、利用者からの要求を受理すると(ス
テップS501)、文書リスト要求処理にて、該要求に
対応した文書リストを、利用者の利用している文書要求
装置120を接続している文書提供装置110に要求す
る(ステップS502)。
【0071】次に、ビューアプログラムでは、文書リス
ト受信処理にて、文書リスト要求S502に従い文書提
供装置110より送信されてきた文書リストを受信する
(ステップS503)。固有データ検索処理では、受信
された文書リスト内の各文書の優先度を調べ、各文書を
その優先度順にソートする(ステップS504)。
【0072】続くステップS505からの処理では、ソ
ートされた文書を優先度が高いものから順に処理してい
く。
【0073】まず、ステップS506にて、文書サイズ
とキャッシュの空き領域の大きさを比較する。文書のサ
イズの方が大きければ、次の文書に対してステップS5
05からの処理を続ける。文書のサイズがキャッシュ領
域以下であれば、ステップS508の文書要求処理によ
り、該文書を文書提供装置110に要求し、文書受信ス
テップS509により文書提供装置110から該文書を
受信し、ステップS510の文書格納処理により、受信
した該文書をキャッシュ領域に格納する。その後、次の
文書に対し、ステップS505からの処理を続ける。ス
テップS505の条件を満たした場合、処理はステップ
S511に移る。ステップS511では、利用者の要求
した文書の表示を行ない、ステップS512によりキャ
ッシュに格納できなかった文書があるかどうかを調べ、
なければ処理を終了する。あればそれをステップS51
3により利用者に通知して処理をを終了する。
【0074】次に本実施形態を別の方法で実施する例を
示す。
【0075】ビューアプログラムの中に、文書提供装置
110により送信されたプログラムを解釈し実行する処
理系を備えたものがある。例えばJava言語を解釈、
実行する機能を備えるビューアに対しては、Java言
語で記述された、ネットワーク要求処理機能、文書受信
処理機能、文書格納処理機能および文書表示処理機能を
含むようなプログラム文書提供装置110より受信し、
これをビューア側で実行することにより、本発明の文書
要求方法を実現することが可能である。
【0076】図8は、本実施形態の文書転送方法をJa
vaプログラム(アプレットと呼ぶ)を利用して実現し
た、文書提供装置110が提供可能な文書一覧であるメ
ニューの記述例を示したものである。図8では、メニュ
ー(700)は、HTML文書として記述されており、
文書提供装置110の提供可能な文書のタイトル(図中
701)が列挙されている。ただし、第1の例として実
際にリンク先として指定されているのは、要求文書のU
RLではなく、要求文書を含まず、文書入手を実現する
アプレットのみで構成されるHTML文書のURL(図
中702)とする。
【0077】アプレットを含むHTML文書は、例えば
図9のような記述となる。図9において、アプレットを
含むHTML文書(900)には、アプレットを指定す
るタグ(図中910)が記述されている。このタグの中
では、図中901のように、“CLASS=”に続いて
アプレット名を指定する。
【0078】さらに、図9の例では、アプレットの引数
として、図中902のように、文書リストを記述してい
る。この引数としては、文書リストそのものではなく、
文書リストのURLを記述しても良い。この場合、文書
の提供側では、文書リストを生成し、文書提供装置11
0の記憶媒体に格納する。
【0079】図16は、文書入手を行なうアプレットを
転送する場合の、文書提供装置と文書要求装置の間の通
信手順の例を示したものである。図16において、16
01−1604と1611は図2の601−604と6
09と同様である。利用者が文書提供装置より送信され
たメニュー700から文書701を選択すると、文書要
求装置から文書提供装置へは、メニュー700の702
部分に記されたURLに従い、該文書および関連文書を
入手するためのアプレットを含んだHTML文書を要求
(図中1605)する。文書提供装置より前記HTML
文書が文書要求装置に送信される(図中1606)と、
該HTML文書に含まれるアプレットが起動し、文書入
手のための処理(1607−1610)を行なう。本方
式では文書入手アプレットは引数として文書リストのU
RLをとることとする。該アプレットは、該文書リスト
を文書提供装置に要求(図中1607)し、文書提供装
置より受信した文書リストの内容に従い、要求文書にお
よびその関連文書の要求(1609)、受信(161
0)を行なう。
【0080】図10は、本発明の文書要求方法を実現す
るアプレットのフローチャートを例示したものである。
図10では、アプレットは、まず、文書リストの転送を
要求し(S1001)、成功したら(S1002YE
S)最初の文書の転送を要求する(S1003)。成功
したら(S1004YES)ビューアで表示し、格納す
る(S1005)。2つ目以降は(S1006YES)
転送要求を出し(S1007)、成功したら(S100
8YES)格納する(S1009)。
【0081】なお、2つ目以降の文書に対する処理と表
示文書に対する処理の順序は逆であっても良いし、並行
に処理されても良い。
【0082】図11は、文書要求装置120が文書提供
装置110からの文書を受信中であることを利用者に通
知する場合の通知する手段の一例を示したものである。
図11では、文書要求装置120上のビューア画面(図
中801)上に文書を受信中であることを示す文字(図
中802)を表示するような例を示している。なお、文
書を受信中であることを通知する手段は、図11の例の
ように文字を画面に表示する以外にも、例えば音による
通知、画像による通知等の手段が考えられる。
【0083】第1の例ではリンク先の文書は要求文書で
はないことを仮定したが、要求文書がHTMLの場合は
リンク先を文書入手を実現するアプレットを含む要求文
書とすることも可能である。この場合図9の文書は必要
なく、図8のメニュー700の702部分に要求文書の
URLを記述すれば良い。図18は通信手順を示す図で
ある。図18において1801−1804と1807−
1811は図16の1601−1604と1607−1
611と同様である。図18の1805部分で該要求文
書が文書提供装置に要求され、1806により文書要求
装置に受信される。そして該要求文書がビューアに表示
されると共に該要求文書内に記述されたアプレットが起
動され、2つ目以降の文書が転送される。従って文書リ
ストには該要求文書に関する記述は含まれない。
【0084】図8以降の例では、Javaプログラムが
サーバからダウンロードされる例を示したが、本発明は
その限りではない。例えば、クライアント側にあらかじ
め図10で示されるアルゴリズムを実現するプログラム
を備えておいて、これが文書リストの転送要求や文書の
転送要求を行っても良い。この場合は図9で901のア
プレット名において、クライアントに備わっているプロ
グラムを起動するよう記述しておけば良い。図18の通
信方式とは、1805と1806が無くなる点が異な
る。
【0085】以下では、文書提供装置110に接続され
た記憶媒体中156の文書リスト(112)または文書
(111)および文書リスト(112)の代わりに、複
数文書の連結ファイルあるいは連結ファイルを圧縮した
ファイルが格納されている場合の実施形態について説明
する。
【0086】図12は、上記の場合の文書転送方法の一
例である。すなわち、文書提供装置110と文書要求装
置120の間の通信は例えば図12に示したような手順
で行なわれる。
【0087】文書の提供を受けたい場合、利用者はまず
通信装置127を用いて、文書要求装置120を適当な
文書提供装置110に接続する。次に文書提供装置11
0と文書要求装置120の間でHTTPにより通信する
ために必要となる処理を行なうために、文書要求装置1
20から文書提供装置110へ接続要求(1301)を
送信する。文書提供装置110側では、文書要求装置1
20より接続要求(1301)を受けとると、必要な処
理を行なった後に応答(1302)を返す。接続要求
(1301)および応答(1302)の間の処理は、例
えばPPP(Point-to-Point Protocol )やDHCP
(Dynamic Host Configuration Protocol )を利用して
行なう。
【0088】文書提供装置110と文書要求装置120
の間の接続処理が完了した後、文書要求装置120は今
度はHTTPにより文書提供装置110と接続し、文書
提供装置110が提供可能な文書の一覧であるメニュー
をメニュー要求(1303)により要求する。メニュー
は、例えば該文書提供装置110のホームページあるい
は、ホームページよりリンクを辿って到達可能なページ
として提供される。メニュー要求(1303)を受信し
た文書提供装置110では、対応するメニューをメニュ
ー送信(1304)により送信する。利用者は、メニュ
ーより必要な文書を選択し、連結ファイル要求(130
5)を要求提供装置110に送信する。文書提供装置1
10では、文書要求装置120からの連結ファイル要求
(1305)を受信すると、要求された文書に対応する
連結ファイルを連結ファイル送信(1306)により文
書要求装置120に送信する。
【0089】文書要求装置120では、連結ファイル送
信(1306)により文書提供装置110から送信され
た連結ファイルより個々の文書を取り出し、文書要求装
置120のキャッシュ領域に格納する。
【0090】必要な文書を受信し、文書提供装置110
との接続を解除する場合は、文書要求装置120から文
書提供装置110へ接続解除要求(1307)を送信す
る。
【0091】接続解除要求(1307)が利用者から入
力された場合、文書要求装置120では必要な文書の受
信が全て完了しているかどうかを確認し、完了していれ
ば接続解除要求(1307)を文書提供装置110に送
信する。もし文書提供装置110が必要な文書の送信途
中であれば、アボート処理を行ない、アボート処理が完
了した後に接続解除要求(1307)を送信する。アボ
ート処理は、文書提供装置110、文書要求装置120
双方から可能である。アボートが発せられた場合、文書
要求装置120には、連結ファイルに含まれる複数の文
書のうち、既に送信が完了している文書は格納し、送信
途中及び送信前の文書は格納しないという方法もある
し、アボートが発せられた要求により受信した連結ファ
イルに含まれる全ての文書は格納しないという方法も考
えられる。また、接続解除要求(1307)が利用者か
ら入力されたとき、必要な文書の受信が完了していない
場合、アボート処理を行なわず、全ての文書の受信が完
了するのを待ち、完了した後に接続解除要求(130
7)を文書提供装置110に送信する、という場合も考
えられる。あるいは、文書の送信途中であった場合の処
理を利用者に選択させるということも可能である。
【0092】図20は、文書提供装置110より送信さ
れるメニューの記述の例である。このメニュー2000
では、図3の文書リストのURL(図3中1102)の
代わりに、要求文書を含む複数文書を連結した連結ファ
イルのURL2002を記述すれば良い。
【0093】また、図3の文書リストのURLの代わり
に、要求文書のURLを記述しておき、要求文書内に連
結ファイルのURLを記述する方法も考えられる。図1
9がその例である。この要求文書1900では、要求文
書中の連結ファイルのURLの記述は、<PREFET
CH ARCHIVE>という特殊なタグで囲んでお
く。文書要求装置が前記要求文書を要求し、該要求文書
を文書提供装置より受信すると、文書要求装置のビュー
アで該要求文書を表示する。ビューアはさらに、該要求
文書内に記述されている、特殊タグに囲まれた連結ファ
イルのURLを検出し、該連結ファイルを文書提供装置
に要求する。その結果、文書要求装置では、前記要求文
書に対応する関連文書を入手することができる。この場
合のように、要求文書内に連結ファイルの所在が記述さ
れているときは、該連結ファイルには要求文書は含まれ
てない。
【0094】前の例では、要求文書に対応し連結ファイ
ルから関連文書を入手する機能が文書要求装置に備わっ
ているとしたが、文書提供装置より転送されるプログラ
ムにより実現することも可能である。この場合、図20
の連結ファイルのURLの記述2002の部分には、上
記機能を持つアプレットを含むHTML文書のURLが
記述される。
【0095】図17は、本実施形態における関連文書の
入手を文書提供装置から転送されるプログラムにより実
現する場合、文書提供装置と文書要求装置の間の通信手
順を示したものである。図17において1701−17
04と1709は図2の601−604と609と同様
である。1704で送信されたメニューは図21のよう
な形式をしている。このメニュー2100から利用した
い文書のタイトル2101を選択すると、文書要求装置
から文書提供装置へは、メニュー2100の2102部
分に記述されたURLで示されるHTML文書を要求
(図中1705)する。文書提供装置より前記HTML
文書が文書要求装置に送信される(図中1706)。こ
れが図22である。該HTML文書2200の2210
部分に含まれるアプレット2201が起動され、文書入
手のための処理が行なわれる。具体的には、アプレット
の引数として連結ファイルのURL2202が記述され
ており、該連結ファイルを文書提供装置に要求(図中1
707)し、文書提供装置より該連結ファイルを受信す
る(図中1708)。さらに前記アプレットは、該連結
ファイルを展開し、要求文書およびその関連文書を文書
要求装置のキャッシュ領域に格納し、要求文書のみをビ
ューアに表示させる処理を行なう。
【0096】本方法ではリンク先の文書は要求文書では
ないことを仮定したが、要求文書がHTMLの場合はリ
ンク先を文書入手アプレットを含む要求文書とすること
も可能である。この場合は、図21のメニュー2100
の2102部分に要求文書のURLが記述される。従っ
て、図17の1701部分で該要求文書が文書提供装置
に要求され、1702により文書要求装置に受信され
る。そして該要求文書がビューアに表示され、該要求文
書内に記述されたアプレットも起動される。なお、要求
文書にアプレットを指定する記述が含まれる場合には、
該連結ファイルには該要求文書は含まれなくても良い。
【0097】次に連結ファイル内に持つべき情報につい
て述べる。
【0098】文書要求装置120は連結ファイルから取
り出した各々の文書をキャッシュ領域121格納する。
これは各々の文書がばらばらに転送された場合と同様に
ユーザが使用できるようにするためである。このために
は、連結ファイル内の各文書のURLがわかるようにし
ておく必要がある。例えば各文書のファイル名を、該文
書のURLと同一にしておけばよい。あるいは、連結フ
ァイルの中に、連結ファイルの中の各文書のファイル名
と該文書のURLとを対応付けた記述を含めておいても
良い。さらに、この場合においても、図5で説明したよ
うに文書のファイル名と該文書のURLとを対応付けた
記述中に各文書の固有データも含めておけば、文書要求
装置120のキャッシュ領域が不足た場合に格納するフ
ァイルを選択することもできる。なお、連結ファイルは
圧縮した形で保持しておいても良い。
【0099】なお、ここまでの例ではJavaプログラ
ムがサーバからダウンロードされる実施例を示したが、
本発明はその限りではない。例えば、クライアント側に
あらかじめJavaプログラムを備えておいて、これを
呼び出して使用しても良い。この場合は図22で220
1のアプレット名において、クライアントに備わってい
るプログラムを起動するよう記述しておけば良い。図1
7の通信方式とは、1705と1706が無くなる点が
異なる。
【0100】図13は、文書提供装置110に格納され
ているメニューの別の記述例である。ここでは、HTM
L形式で記述されたメニュー(1200)の中に、文書
提供装置110の提供可能な文書へのリンク(図中12
01)に加え、この文書が指定されたときに文書提供装
置110に実際に要求すべき文書を特定する記述(図中
1203)を含むコメント行(図中1202)を記述す
る。図13の例では、文書提供装置110に要求すべき
文書を特定する記述(図中1203)として、利用者の
要求に対応した文書およびその関連文書の連結ファイル
のURLが記述されている。文書提供装置110に要求
すべき文書を特定する記述(1203)としては、連結
ファイルの他にも、連結ファイルを圧縮した圧縮ファイ
ルの所在を示す記述、文書を入手するためのプログラム
を含む文書の所在を示す記述、あるいは要求に対応した
文書およびその関連文書の連結それぞれの所在を列挙し
た記述等も考えられる。
【0101】文書提供装置110より提供されるメニュ
ーの形式が図13のようなものであった場合、文書要求
装置120のビューアの構成は、例えば図14のように
なる。
【0102】図14において、文書要求装置120のビ
ューアプログラム1400は、文書提供装置110とH
TTPによる通信を可能にするための処理を行なう接続
部1401と、接続部1401の完了後、HTTPによ
り文書提供装置110に文書を要求する文書要求部14
02と、文書要求部1402に対応して文書提供装置1
10から送信されてきた文書を受信する文書受信部14
03と、文書受信部1403により受信した文書を文書
要求装置120のキャッシュ領域に格納する文書処理部
1404と、利用者の要求した文書をビューア1400
に表示する文書表示部1405と、利用者の要求を受理
する要求受理部1406と、要求受理部1406により
受理した要求に対応するコメント行を検索するコメント
行検索部1407と、文書提供装置110との接続を解
除するための接続解除部1408より構成される。
【0103】接続部1401により接続処理を行なった
ビューア1400は、HTTPにより接続先である文書
提供装置110に格納されているメニューを文書要求部
1402により要求し、これに対応したメニューを、文
書受信部1403により受信する。次に、利用者は、表
示部1405によりビューア1400に表示されたメニ
ューより、文書を選択する。利用者の選択は、要求受理
部1406によりビューア1400に受理され、利用者
の選択した文書に対応したコメント行がコメント行検索
部1407により検索される。次に、コメント行検索部
1407で検索された文書のURLを文書要求部140
2により文書提供装置110に要求し、これに対応して
文書提供装置110より送信されてきた文書を、文書受
信部1403により受信する。このとき、上記コメント
行に記述された文書が、利用者の要求した文書に対応し
た連結ファイルであった場合は、文書処理部1404に
より連結ファイルより個々の文書を取り出し、これらを
文書要求装置120のキャッシュ領域に格納する。な
お、上記コメント行には、連結ファイルの圧縮ファイル
を示すURLあるいは、連結していない個々の文書を示
すURLが記述されていてもよい。個々の文書(利用者
の要求した文書およびその関連文書)を示すURLが記
述してある場合は、文書要求部1402より文書処理部
1404までの処理がコメント行に記述してある文書の
数だけ繰り返される。この場合の文書処理部1404に
おける処理では、文書受信部1403により受信された
文書を文書要求装置120のキャッシュ領域に格納す
る。
【0104】図14の例の場合でも、文書受信部140
3により受信する文書が連結ファイルであった場合は、
文書要求装置120のキャッシュ領域に格納する際のフ
ァイル名とURLは、図12の例で述べたような方法に
より対応付けることができる。また、接続解除時の接続
解除部1408による処理も、図6の例で述べたものと
同様に行なわれる。
【0105】また、この連結ファイルを転送する実施形
態においても、先の実施形態にて説明したように、文書
要求装置120内に文書提供装置110から送信される
プログラムを解釈し実行する処理系を用意し、文書提供
装置110からJava言語などで記述された、ネット
ワーク要求処理機能、文書受信処理機能、文書格納処理
機能および文書表示処理機能を含むようなプログラムを
受信し、これを実行することにより、本発明の文書入手
方法を実現することが可能である。
【0106】この場合は、例えば関連文書を入手する処
理を行なうプログラムを含むHTML文書のURLを前
記コメント行に記述しておく。ビューアに表示されたメ
ニューより利用者が文書を選択すると、これに対応した
コメント行が検索される。この結果、該文書ではなく、
コメント行に記述された前記HTML文書が文書提供装
置に要求される。また、先の実施形態と同様に、該HT
ML文書は要求文書である場合もある。
【0107】さらに、このような場合には、コメント行
の記述をせず、図13の1201に直接アプレットの記
述を含んだ要求文書のURLを記述するようにする方法
も考えられる。
【0108】ところで、文書提供装置110には、本実
施形態の文書入手方法に対応したビューアを持つ文書要
求装置120と対応していないビューアを持つ文書要求
装置120の両方が接続される可能性がある。しかし、
文書提供装置110では、本文書入手方法に対応したビ
ューアと対応していないビューアの両方からの要求を受
理する場合に、同じインタフェース(メニュー)を利用
することができる。例えば、連結ファイルを転送する実
施形態において、文書提供装置110より送信されるメ
ニューが図13のような形式である場合、本文書入手方
法に対応していないようなビューアでは、コメント行の
記述は無視され、リンク(1201)に記述されている
文書のみを要求するので、文書要求装置120にインス
トールされているWWWビューアプログラムが本文書入
手方法に対応していないようなものであった場合も正常
に動作する。
【0109】また、文書提供装置110では、図1の要
求受理部151および要求処理部152を図15のよう
な構成にすることにより、本文書入手方法に対応したビ
ューアと対応していないビューアの両方からの要求を処
理することが可能となる。
【0110】これは例えば、本文書入手方法に対応する
機能は備えているが、メニュー内のコメント行の解析を
する機能は持たないような文書要求装置があった場合に
有効な方法である。
【0111】図15において、文書提供装置110にイ
ンストールされているWWWサーバプログラム1500
は、ネゴシエーション部1501と、要求受理部150
2と、要求処理部1503より構成される。WWWサー
バプログラム1500は、クライアントであるビューア
とHTTPコネクションを設立する際、ネゴシエーショ
ン部1501により、ビューアが本文書入手方法に対応
しているかどうかを調べる。HTTPコネクション設立
後、WWWサーバプログラムは要求受理部1502によ
りビューアからの要求を受理する。このとき、ビューア
により要求される文書は、本文書入手方法に対応するビ
ューアも対応していないビューアも、図3のリンク(1
101,1102)あるいは図13のリンク(120
1)に記述されている文書のみである。ここで、ネゴシ
エーション部1501により、要求受理部1502で受
理した要求を送信してきたビューアが、本文書入手方法
に対応していると判断されたものであった場合は、要求
処理部1503により、要求受理部1502で受理した
要求に対応した連結ファイルをビューアに送信する。も
しビューアが本文書入手方法に対応していないと判断さ
れていれば、要求処理部1503では、要求処理部15
02により受理した要求に対応する文書のみをビューア
に送信する。
【0112】本文書入手方法では、一つのHTTPコネ
クション内で複数のメッセージを送信できるようにHT
TPを改造することにより、通信時間を短縮することが
できる。ビューアが改造されたHTTPを利用している
ような場合、ネゴシエーション部1501により、ビュ
ーアが本文書入手方法に対応しているかどうかは、ビュ
ーアが改造したHTTPを用いて通信しているかどうか
により確認できる。ビューアが通常のHTTPを用いて
いる場合は、例えばJava言語に対応しているかどう
かを確認することにより、ビューアが本文書入手方法に
対応しているかどうかを調べる。
【0113】なお、ビューアが本文書入手方法に対応し
たものであった場合に要求処理部1503が送信する文
書は、前述のような連結ファイルでなく、別の形式のフ
ァイルであってもよい。
【0114】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、文書提供装置より提供
される文書を文書要求装置が要求した際に、文書提供装
置から文書要求装置に対し、要求文書に関連のある文書
のリストを提供することにより、文書要求装置側では、
該リストに基づき先に要求した文書の関連文書をもその
時点で要求することができる。文書要求装置側では、要
求に応答して文書提供装置から転送された要求文書およ
び関連文書を記憶媒体に格納しておけば、文書提供装置
との接続を切り離しても、要求文書だけでなく関連文書
をも参照することが可能となる。
【0116】本発明によれば、文書提供装置より提供さ
れる文書を文書要求装置が要求した際に、文書提供装置
から文書要求装置に対し、少なくとも要求文書に関連す
る文書を連結してなる連結ファイルを提供することによ
り、文書要求装置側では、要求文書と同時にその関連文
書をも入手することができる。文書要求装置側では、転
送された連結ファイルから個々の文書を取り出し、記憶
媒体に格納しておけば、文書提供装置との接続を切り離
しても、要求文書だけでなく関連文書をも参照すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシステムの構成を示
す図。
【図2】文書入手のための通信手順を示す図。
【図3】メニューの記述例を示す図。
【図4】文書リストの記述例を示す図。
【図5】固有データを含む文書リストの記述例を示す
図。
【図6】ビューアプログラムの構成を示す図。
【図7】文書入手の手順を示すフローチャート。
【図8】メニューの記述例を示す図。
【図9】アプレットを含むHTML文書の記述例を示す
図。
【図10】文書入手のプログラムの構成を示す図。
【図11】ビューア画面の表示例を示す図。
【図12】文書入手のための通信手順を示す図。
【図13】メニューの記述例を示す図。
【図14】ビューアプログラムの構成を示す図。
【図15】サーバプログラムの構成を示す図。
【図16】文書入手を行なうアプレットを転送する場合
の文書提供装置と文書要求装置の間の通信手順を示す
図。
【図17】関連文書の入手を文書提供装置から転送され
るプログラムにより実現する場合の文書提供装置と文書
要求装置の間の通信手順を示す図。
【図18】本文入手のための通信手順を示す図。
【図19】連結ファイルのコメントを含むHTML文書
を示す図。
【図20】メニューの記述例を示す図。
【図21】メニューの記述例を示す図。
【図22】アプレットを含むHTML文書を示す図。
【符号の説明】
110 文書提供装置 111 文書 112 文書リスト 113 メニュー 120 文書要求装置 121 キャッシュ領域 130 文書表示プログラム 131 接続部 132 文書要求部 133 文書受信部 134 文書格納部 135 文書表示部 136 要求受理部 137 接続解除部 140 文書要求 141 文書送信 150 文書提供プログラム 151 要求受理部 152 文書処理部 1501 ネゴシエーション部 1502 要求受理部 1503 文書処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 英樹 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書提供装置から文書要求装置に文書を
    転送する文書転送方法であって、 前記文書要求装置から前記文書提供装置に、所望の文書
    を示す文書要求を行い、 前記文書提供装置から前記文書要求装置に、該文書要求
    により示された該所望の文書に関連付けられている文書
    のリストを転送し、 前記文書要求装置から前記文書提供装置に、該リストに
    基づいて文書の転送を要求する転送要求を行い、 前記文書提供装置から前記文書要求装置に、該転送要求
    により要求された文書を転送することを特徴とする文書
    転送方法。
  2. 【請求項2】 前記リストは、前記所望の文書とリンク
    されたハイパーメディア文書のリストであることを特徴
    とする請求項1記載の文書転送方法。
  3. 【請求項3】 前記文書提供装置から前記文書要求装置
    に、該文書提供装置に対して前記リストに基づいた転送
    要求を行うことが可能なプログラムを転送し、 前記文書要求装置は、該プログラムを実行することによ
    り前記文書提供装置に対して転送要求を行うことを特徴
    とする請求項1記載の文書転送方法。
  4. 【請求項4】 要求元装置からの要求に応じて文書を提
    供する文書提供装置であって、 該文書提供装置が提供し得る文書と、各文書に関連付け
    られている文書のリストを格納する手段と、 前記要求元装置からの所望の文書を示す文書要求と文書
    の転送を要求する転送要求を受信する手段と、 前記文書要求が受信された時に該文書要求により示され
    た所望の文書に対応する前記リストを前記要求元装置に
    送信し、前記転送要求が受信された時に該転送要求によ
    り要求された文書を前記要求元装置に送信する手段とを
    備えたことを特徴とする文書提供装置。
  5. 【請求項5】 前記格納する手段が格納する前記リスト
    は、各文書とリンクされたハイパーメディア文書のリス
    トであることを特徴とする請求項4記載の文書提供装
    置。
  6. 【請求項6】 前記要求元装置が前記リストを処理する
    機能を有するか否かについて確認する手段をさらに備
    え、 該確認する手段が前記要求元装置は前記リストを処理す
    る機能を有すると判断した場合に、前記送信する手段は
    前記リストを送信することを特徴とする請求項4記載の
    文書提供装置。
  7. 【請求項7】 文書提供装置の提供する文書を受ける文
    書要求装置であって、 前記文書提供装置に所望の文書を示す文書要求を行う手
    段と、 該文書要求に応じて前記文書提供装置から送られてきた
    情報を受信する手段と、 受信された前記情報が前記文書要求により示された所望
    の文書に関連付けられている文書のリストであった場合
    に、前記文書提供装置に該リストに基づいて文書の転送
    を要求する転送要求を行う手段とを備えたことを特徴と
    する文書要求装置。
  8. 【請求項8】 前記受信する手段が受信する前記リスト
    は、前記所望の文書とリンクされたハイパーメディア文
    書のリストであることを特徴とする請求項7記載の文書
    要求装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータを、要求元装置からの要求
    に応じて文書を提供する文書提供装置として機能させる
    ための、コンピュータが判読可能なプログラムコードを
    記憶する記憶媒体であって、前記コンピュータが判読可
    能なプログラムコードは、 前記コンピュータに、前記要求元装置からの所望の文書
    を示す文書要求と文書の転送を要求する転送要求を受信
    させる第一のプログラムコードと、 前記コンピュータに、前記文書要求が受信された時に該
    文書要求により示された所望の文書に対応する前記リス
    トを前記要求元装置に対して送信させ、前記転送要求が
    受信された時に該転送要求により要求された文書を前記
    要求元装置に対して送信させる第二のプログラムコード
    とを備えたことを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、文書提供装置の提供
    する文書を受ける文書要求装置として機能させるため
    の、コンピュータが判読可能なプログラムコードを記憶
    する記憶媒体であって、前記コンピュータが判読可能な
    プログラムコードは、 前記コンピュータに、前記文書提供装置に対して所望の
    文書を示す文書要求を行わせる第一のプログラムコード
    と、 前記コンピュータに、該文書要求に応じて前記文書提供
    装置から送られてきた情報を受信させる第二のプログラ
    ムコードと、 前記コンピュータに、受信された前記情報が前記文書要
    求により示された所望の文書に関連付けられている文書
    のリストであった場合に、前記文書提供装置に対して該
    リストに基づいて文書の転送を要求する転送要求を行わ
    せる第三のプログラムコードとを備えたことを特徴とす
    る記憶媒体。
  11. 【請求項11】 文書提供装置から文書要求装置に文書
    を転送する文書転送方法であって、 前記文書要求装置から前記文書提供装置に、所望の文書
    を示す文書要求を行い、 前記文書提供装置から前記文書要求装置に、該文書要求
    により示された該所望の文書に関連付けられている文書
    を連結してなる連結ファイルを転送し、 前記文書要求装置において、該連結ファイルから個々の
    文書を取り出すことを特徴とする文書転送方法。
  12. 【請求項12】 前記連結ファイルは、前記所望の文書
    とリンクされたハイパーメディア文書を連結してなるも
    のであることを特徴とする請求項11記載の文書転送方
    法。
  13. 【請求項13】 前記文書提供装置から前記文書要求装
    置に、前記連結ファイルから個々の文書を取り出すこと
    が可能なプログラムを転送し、 前記文書要求装置は、該プログラムを実行することによ
    り前記連結ファイルから個々の文書を取り出すことを特
    徴とする請求項11記載の文書転送方法。
  14. 【請求項14】 要求元装置からの要求に応じて文書を
    提供する文書提供装置であって、 該文書提供装置が提供し得る文書と、各文書に関連付け
    られている文書を連結してなる連結ファイルを格納する
    手段と、 前記要求元装置からの所望の文書を示す文書要求を受信
    する手段と、 該文書要求により示された所望の文書に対応する前記連
    結ファイルと該連結ファイルから個々の文書を取り出す
    プログラムを前記要求元装置に送信する手段とを備えた
    ことを特徴とする文書提供装置。
  15. 【請求項15】 前記格納する手段が格納する前記連結
    ファイルは、各文書とリンクされたハイパーメディア文
    書を連結してなるものであることを特徴とする請求項1
    4記載の文書提供装置。
  16. 【請求項16】 前記要求元装置が前記連結ファイルを
    処理する機能を有するか否かについて確認する手段をさ
    らに備え、 該確認する手段が前記要求元装置は前記連結ファイルを
    処理する機能を有すると判断した場合に、前記送信する
    手段は前記連結ファイルを送信することを特徴とする請
    求項14記載の文書提供装置。
  17. 【請求項17】 文書提供装置の提供する文書を受ける
    文書要求装置であって、 前記文書提供装置に所望の文書を示す文書要求を行う手
    段と、 該文書要求に応じて前記文書提供装置から送られてきた
    情報を受信する手段と、 受信された前記情報が前記文書要求により示された所望
    の文書に関連付けられている文書を連結してなる連結フ
    ァイルであった場合に、該連結ファイルから個々の文書
    を取り出す手段とを備えたことを特徴とする文書要求装
    置。
  18. 【請求項18】 前記受信する手段が受信する前記連結
    ファイルは、前記所望の文書とリンクされたハイパーメ
    ディア文書を連結してなるものであることを特徴とする
    請求項17記載の文書要求装置。
  19. 【請求項19】 前記取り出す手段は、前記文書提供装
    置から送信されたもので前記連結ファイルから個々の文
    書を取り出すプログラムを実行することにより個々の文
    書を取り出すことを特徴とする請求項17記載の文書要
    求装置。
  20. 【請求項20】 前記取り出す手段は、前記文書要求装
    置に予め備えられたもので前記連結ファイルから個々の
    文書を取り出すプログラムを実行することにより個々の
    文書を取り出すことを特徴とする請求項17記載の文書
    要求装置。
  21. 【請求項21】 コンピュータを、要求元装置からの要
    求に応じて文書を提供する文書提供装置として機能させ
    るための、コンピュータが判読可能なプログラムコード
    を記憶する記憶媒体であって、前記コンピュータが判読
    可能なプログラムコードは、 前記コンピュータに、前記要求元装置からの所望の文書
    を示す文書要求を受信させる第一のプログラムコード
    と、 前記コンピュータに、該文書要求により示された所望の
    文書に関連付けられている文書を連結してなる連結ファ
    イルと該連結ファイルから個々の文書を取り出すプログ
    ラムを前記要求元装置に対して送信させる第二のプログ
    ラムコードとを備えたことを特徴とする記憶媒体。
  22. 【請求項22】 コンピュータを、文書提供装置の提供
    する文書を受ける文書要求装置として機能させるため
    の、コンピュータが判読可能なプログラムコードを記憶
    する記憶媒体であって、前記コンピュータが判読可能な
    プログラムコードは、 前記コンピュータに、前記文書提供装置に対して所望の
    文書を示す文書要求を行わせる第一のプログラムコード
    と、 前記コンピュータに、該文書要求に応じて前記文書提供
    装置から送られてきた情報を受信させる第二のプログラ
    ムコードと、 前記コンピュータに、受信された前記情報が前記文書要
    求により示された所望の文書に関連付けられている文書
    を連結してなる連結ファイルであった場合に、該連結フ
    ァイルから個々の文書を取り出させる第三のプログラム
    コードとを備えたことを特徴とする記憶媒体。
JP29676996A 1995-11-10 1996-11-08 文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方法 Expired - Fee Related JP3274373B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29676996A JP3274373B2 (ja) 1995-11-10 1996-11-08 文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29291095 1995-11-10
JP7-292910 1995-11-10
JP29676996A JP3274373B2 (ja) 1995-11-10 1996-11-08 文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09190374A true JPH09190374A (ja) 1997-07-22
JP3274373B2 JP3274373B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=26559175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29676996A Expired - Fee Related JP3274373B2 (ja) 1995-11-10 1996-11-08 文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3274373B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09218816A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Toshiba Corp ファイル転送方法
JPH1165953A (ja) * 1997-08-27 1999-03-09 Sky Com:Kk ファイル転送システム
JPH11175415A (ja) * 1997-12-05 1999-07-02 Nec Corp ファイル転送方式
JPH11272840A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Hitachi Ltd 電子アルバム装置
JP2000089988A (ja) * 1998-08-31 2000-03-31 Xerox Corp 文書プロパティに基づく自己管理型文書の文書管理方法
JP2001092699A (ja) * 1999-09-20 2001-04-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ファイル蓄積装置
JP2002268963A (ja) * 2001-01-19 2002-09-20 Samsung Electronics Co Ltd ブルートゥース機能を用いた無線データ送受信制御方法と無線データ送受信システム、及びそれに使用されるサーバーと端末機
JP2012043466A (ja) * 2011-11-09 2012-03-01 Sharp Corp データ配信装置、データ配信方法、データ受信装置およびデータ受信方法
US8209734B2 (en) 1998-07-14 2012-06-26 Sony Corporation Data transmission control method, data transmitting method, data transmitting apparatus, and receiving apparatus
US8243321B2 (en) 2006-11-10 2012-08-14 Canon Kabushiki Kaisha Document processing apparatus and document processing method

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09218816A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Toshiba Corp ファイル転送方法
JPH1165953A (ja) * 1997-08-27 1999-03-09 Sky Com:Kk ファイル転送システム
JPH11175415A (ja) * 1997-12-05 1999-07-02 Nec Corp ファイル転送方式
JPH11272840A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Hitachi Ltd 電子アルバム装置
US8209734B2 (en) 1998-07-14 2012-06-26 Sony Corporation Data transmission control method, data transmitting method, data transmitting apparatus, and receiving apparatus
JP2000089988A (ja) * 1998-08-31 2000-03-31 Xerox Corp 文書プロパティに基づく自己管理型文書の文書管理方法
JP2001092699A (ja) * 1999-09-20 2001-04-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ファイル蓄積装置
JP2002268963A (ja) * 2001-01-19 2002-09-20 Samsung Electronics Co Ltd ブルートゥース機能を用いた無線データ送受信制御方法と無線データ送受信システム、及びそれに使用されるサーバーと端末機
US7167677B2 (en) 2001-01-19 2007-01-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Control method and system using a bluetooth for wireless communication, and a server and a terminal used for the same
US8243321B2 (en) 2006-11-10 2012-08-14 Canon Kabushiki Kaisha Document processing apparatus and document processing method
JP2012043466A (ja) * 2011-11-09 2012-03-01 Sharp Corp データ配信装置、データ配信方法、データ受信装置およびデータ受信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3274373B2 (ja) 2002-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4690615B2 (ja) セルラー通信システムのサーバからコンテンツを取り出すための方法およびシステム
US6148334A (en) System for transferring desired file by transferring concatenated file related to the desired file
US6334126B1 (en) Data output system, communication terminal to be connected to data output system, data output method and storage medium
US6684239B1 (en) System and method for automatically publishing electronic mail messages on the internet
US8375285B2 (en) Enabling access to data files unsupported by a computing device
CN100552678C (zh) 用于传输内容的系统和方法
US7711804B2 (en) Methods and devices for the asynchronous delivery of digital data
JP2007534037A (ja) モバイル装置を用いたオフライン・ブラウジング
CN102271165B (zh) 互联网搜索资源的分享管理装置及方法
JP2002501232A (ja) ハイパーテキストページを閲覧するための方法とシステム
JP2008097201A (ja) ブラウザデータ共有システム、サーバ、方法およびプログラム
JP3274373B2 (ja) 文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方法
JP2003162444A (ja) 情報提供システム、情報提供方法、情報提供プログラム
JP3555415B2 (ja) 情報提供サービス方法及びシステム及び情報提供サーバ及び情報提供サービスプログラムを格納した記憶媒体
JP2002278856A (ja) 遠隔のネットワーク・パス・ブックマーク情報をモバイル機器に供給する方法
WO2006098245A1 (ja) 情報処理端末、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法およびコンテンツ提供プログラム
US20110209051A1 (en) Document browsing system and document conversion server
US20010039578A1 (en) Content distribution system
JP3658610B2 (ja) 無線電話によるメッセージ通信方法及び通信システム
JP2000200233A (ja) デ―タ取得通知装置及びデ―タ取得通知方法並びに記録媒体
JP2003162474A (ja) 情報の入手を支援する支援方法および支援サーバ
WO2001073560A1 (fr) Systeme fournisseur de contenus
JP4489390B2 (ja) 通信システム及び通信方法、並びにサーバ装置及び携帯電話端末機
JP2003248613A (ja) 情報配信システムおよびそれに用いられる配信情報生成装置
KR100567314B1 (ko) 무선 프락시 서버를 이용한 리다이렉션 처리 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees