JPH09190093A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09190093A
JPH09190093A JP8018058A JP1805896A JPH09190093A JP H09190093 A JPH09190093 A JP H09190093A JP 8018058 A JP8018058 A JP 8018058A JP 1805896 A JP1805896 A JP 1805896A JP H09190093 A JPH09190093 A JP H09190093A
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JP
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toner
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cleaning
bias
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JP8018058A
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Daizo Fukuzawa
大三 福沢
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写手段に付着したトナーを、正規トナー、
反転トナーともに効率良くクリーニングする。 【解決手段】 転写手段の清掃時に前記転写手段に対向
する像担持体の表面に明電位部と暗電位部が形成されて
おり、その転写手段の清掃時に印加されるバイアスをV
Clとし、像担持体の暗電位をVD 、明電位をVL とする
と|VD |>|VCl|>|VL |の関係が成り立ってい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真を
応用した複写機やレーザープリンター、ファクシミリ等
の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真を用いた画像形成装置は
例えば図8のように構成されている。1はインターフェ
ースコントローラ、2はレーザー駆動回路、3はレーザ
ーダイオード、4はポリゴンミラー、5はf・θレン
ズ、6は反射ミラー、7は帯電ローラ、8は感光ドラ
ム、9は現像器、9′は現像スリーブ、10は給紙ロー
ラ、11はペーパーカセット、12はレジストローラ
対、13は転写手段としての転写ローラ、14は定着
器、15はクリーナー、16はコリメータレンズであ
る。
【0003】ホストコンピュータ(図示せず)から送ら
れた画像情報はインターフェースコントローラ1に入力
され、信号処理され、この出力により、レーザー駆動回
路2でレーザーダイオード3が適宜発光する。
【0004】レーザー光はコリメータレンズ16により
集光され、回転するポリゴンミラー4、f・θレンズ
5、反射ミラー6を経て感光ドラム8上に投射される。
感光ドラム8は帯電ローラ7により一様に帯電された
後、上述のレーザー光の照射を受け、レーザー光のON
・OFFに応じて静電潜像が形成される。
【0005】次いで感光ドラム8の矢印方向への回転に
ともない現像器9により静電潜像に応じてトナーが付与
され、感光ドラム8上に顕像が得られる。
【0006】一方、ペーパーカセット11より給紙ロー
ラ10で1枚ずつ取り出された転写紙をレジストローラ
対12でタイミングを合わせて、感光ドラム8に接触さ
せた上、転写ローラ13にトナーと逆極性のバイアスを
印加することにより転写紙上に顕像を転写させる。
【0007】転写紙上の顕像は定着器14により転写紙
上に定着される。そして転写工程終了後感光ドラム8に
対しクリーナー15により、残留トナーを除去して次の
画像形成プロセスに入る。
【0008】ここで、次回のプリント信号入力がない場
合、装置は後回転モードに移行し、帯電バイアスをOF
Fして感光ドラム8を0Vに除電するとともに、転写ロ
ーラ13にはトナーと同極性のバイアス(クリーニング
バイアス)を印加して転写ローラ13上に付着したトナ
ーを感光ドラム8に戻すことで転写ローラ13のクリー
ニングを行う。
【0009】上述したプリントスタートから後回転終了
(プリント終了(停止))までの装置の動作シーケンス
の概略を図9に示す。
【0010】転写ローラ13がトナーで汚れる原因とし
ては転写紙間等において感光ドラム8に転写ローラ13
が直接触れた時などに感光ドラム8上にごく微量に付着
したトナー(かぶり)が転写ローラ13に転移する場
合、あるいはユーザーが誤って出力する画像よりも幅の
小さな転写紙を給紙させてしまった時に転写紙からはみ
出た部分の画像が転写ローラ13に転写されてしまう場
合等が考えられる。
【0011】また、転写ローラ13のクリーニングはプ
リントの前回転時や、プリンタの電源投入時、あるいは
ジャム処理後の前多回転時にも行われる。
【0012】これはジャム処理後に、感光ドラム8に残
ったトナーが転写ローラ13に付着するのを防止するこ
とが目的である。この場合にも転写ローラ13のクリー
ニング効率をよくするため感光ドラム8上の電位は0V
で除電している。
【0013】すなわち、一般に反転現像を用いた装置で
は感光ドラム8の帯電はトナーと同極性であるため、0
Vに除電をせずに帯電電位のままだと転写ローラ13に
クリーニングバイアスを印加しても、トナーは感光ドラ
ム8上の電位により反発して、十分感光ドラム8に戻っ
てはくれないのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転写ロ
ーラ13に付着するトナーは全て正規トナーとは限らず
反転トナーも多く含まれているため、転写ローラ13に
正規トナーと同極性のバイアスを印加してクリーニング
を行っても反転トナーを除去することは全くできない。
【0015】したがってクリーニングされない反転トナ
ーはプリント時に転写紙の裏側に転移し、裏汚れとな
る。
【0016】また、正規トナーのクリーニングにおいて
も、より高効率なクリーニングという点で従来の構成に
はまだ疑問の余地があった。クリーニング効率がよくな
いと、トナーが転写ローラ13に蓄積し、転写ローラ1
3の能力低下や装置内へのトナーの飛散を引き起こす恐
れがある。
【0017】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
転写手段に付着したトナーを、正規トナー、反転トナー
ともに効率良くクリーニングし得る画像形成装置を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本出願に係る第1の発明は、画像情報を光に変換して像
担持体を露光し潜像を形成する画像露光手段と、像担持
体を一様に帯電させる帯電手段と、像担持体上の潜像を
トナーにより現像する現像手段と、現像したトナー像を
転写材に転写する前記像担持体に対向して設けられた転
写手段と、を備え、前記転写手段にトナーと同極性のバ
イアスを印加することで前記転写手段に付着したトナー
を前記像担持体に転移させて前記転写手段の清掃を行う
画像形成装置において、前記転写手段の清掃時に前記転
写手段に対向する前記像担持体の表面には明電位部と暗
電位部が形成されていることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため本出願に係る第2
の発明は、第1の発明に係る画像形成装置において、前
記転写手段の清掃時に印加されるバイアスをVcl、像担
持体の暗電位をVD 、明電位をVL とすると、|VD
>|Vcl|>|VL |の関係が成り立っていることを特
徴とする。
【0020】上記目的を達成するため本出願に係る第3
の発明は、第1の発明に係る画像形成装置において、前
記転写手段の清掃時に2種類のバイアスを交互に切り替
えて印加することを特徴とする。
【0021】上記第1の発明に係る画像形成装置にあっ
ては、転写手段の清掃時に転写手段に対向する像担持体
の表面に明電位部と暗電位部が形成されていることか
ら、トナーと同極性のバイアスが印加された転写手段か
らはこのバイアスに反発して正規トナーが離れ、像担持
体の表面に付着しようとするが、この際正規トナーは像
担持体の表面の明電位部に付着する。また転写手段に付
着していた反転トナーは像担持体の表面の暗電位部に引
き寄せられ転写手段からクリーニングされる。
【0022】そして上記第2の発明に係る画像形成装置
にあっては、転写手段の清掃時に印加するバイアスはそ
の絶対値を暗電位よりも小さく、明電位よりも大きくす
ることで、より効果的に転写手段に付着したトナーを、
正規トナー、反転トナーともクリーニングすることがで
きる。
【0023】さらに上記第3の発明に係る画像形成装置
にあっては、転写手段の清掃時に2種類のバイアスを交
互に切り替えて印加することで、転写材に付着したトナ
ーの正規トナー、反転トナーに対してそれぞれ印加する
ことができるため、より積極的に各トナーを転写手段か
ら除去できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下に本発明を図示の実施の形態に基
づいて説明する。
【0025】図1は本発明の実施の形態1に係る画像形
成装置の動作シーケンスを示している。そして、本発明
の実施の形態1に係る画像形成装置の機械的構成は従来
例と同一であるため図8を用い、同一符号を付して以下
に説明する。
【0026】1はインターフェースコントローラ、2は
レーザー駆動回路、3はレーザーダイオード、4はポリ
ゴンミラー、5はf・θレンズ、6は反射ミラー、7は
帯電手段としての帯電ローラ、8は像担持体としての感
光ドラム、9は感光ドラム8上の潜像をトナーにより現
像する現像手段としての現像器、9′は現像器9に有す
る現像スリーブ、10は給紙ローラ、11はペーパーカ
セット、12はレジストローラ対、13は現像したトナ
ー像を転写材に転写する感光ドラム8と対向して設けら
れた転写手段としての転写ローラ、14は定着器、15
はクリーナー、16はコリメータレンズである。
【0027】ホストコンピュータ(図示せず)から送ら
れた画像情報はインターフェースコントローラ1に入力
され、信号処理され、この出力により、レーザー駆動回
路2でレーザーダイオード3が適宜発光する。
【0028】レーザー光はコリメータレンズ16により
集光され、回転するポリゴンミラー4、f・θレンズ
5、反射ミラー6を経て感光ドラム8上に投射される。
感光ドラム8は帯電ローラ7により一様に帯電された
後、上述のレーザー光の照射を受け、レーザー光のON
・OFFに応じて静電潜像が形成される。これら構成部
品により画像露光手段としてのレーザー露光手段を成し
ている。
【0029】次いで感光ドラム8の矢印方向への回転に
ともない現像器9により静電潜像に応じてトナーが付与
され、感光ドラム8上に顕像が得られる。
【0030】一方、ペーパーカセット11より給紙ロー
ラ10で1枚ずつ取り出された転写材としての転写紙を
レジストローラ対12でタイミングを合わせて、感光ド
ラム8に接触させた上、転写ローラ13にトナーと逆極
性のバイアスを印加することにより転写紙上に顕像を転
写させる。
【0031】転写紙上の顕像は定着器14により転写紙
上に定着される。そして転写工程終了後感光ドラム8に
対しクリーナー15により、残留トナーを除去すること
で、次の画像形成プロセスに入る。
【0032】ここで、本実施の形態に係る画像形成装置
の転写ローラ13のクリーニングを含めた動作シーケン
スについて図1を参照して説明する。
【0033】本実施の形態では画像形成プロセスが終了
し、装置が後回転モードに移行した際、帯電ローラ7に
は画像形成時と同様に帯電電圧(帯電バイアス)を印加
し続ける。そして、この帯電した感光ドラム8の表面に
対して上記レーザー露光手段でレーザー光の照射を行
う。
【0034】このレーザー露光は図2に示す矩形波状の
細かいON・OFFを繰り返すように行われ、潜像は例
えば図3のような市松模様状になる。すなわち、感光ド
ラム8の表面に、非常に微小な明電位領域と暗電位領域
が互いに隣接して無数に形成されることになる。
【0035】そしてこのレーザー露光は後回転終了まで
続けられる。ここで明電位をVL 、暗電位をVD とす
る。
【0036】感光ドラム8の回転にともない、この市松
模様状の潜像が形成された感光ドラム8の表面は次に現
像器9の現像部に達するが、ここで現像バイアスが印加
されていると潜像に対して現像が行われてしまうため、
到達前に現像バイアスはOFFしておかねばならない。
【0037】さらに感光ドラム8が回転し、市松模様状
潜像が転写ローラ13の転写部に到達するのにタイミン
グを合わせ、転写ローラ13にトナーと同極性のクリー
ニングバイアスVClが印加される。
【0038】このクリーニングバイアスVClにより、正
規トナーには転写ローラ13から離れる方向に力が働く
が、感光ドラム8の表面上の電位にはVL とVD が存在
しているため、正規トナーはVD の部分にはほとんど行
かず、VL の領域に付着することになる。
【0039】VL の部分に付着した正規トナーはこの領
域が微小である上に、まわりが全てVD で囲まれている
ために、エッジ効果により強く感光ドラム8の表面上に
保持される。すなわち、クリーニング効率としては、従
来のように0Vに除電された感光ドラム8の表面に対し
て転写クリーニングバイアスをかけた場合よりも大きな
効果がある。
【0040】また、反転トナーはクリーニングバイアス
だけでは逆に転写ローラ13に付着する方向に力が働く
が、転写ローラ13と対向する感光ドラム8の表面にV
D が存在することにより、このVD の部分に吸い寄せら
れやはり感光ドラム8に付着する。従来の感光ドラム8
の表面が0Vであった場合には反転トナーのクリーニン
グは全くできないのに対し、本実施の形態では反転トナ
ーも効率的にクリーニングできる。
【0041】この時、反転トナーを効率よく感光ドラム
8のVD 部に付着させるためには当然、|VD |>|V
Cl|である必要があり、正規トナーをVL 部に転移させ
るためには|VCl|>|VL |でなくてはならない。す
なわち|VD |>|VCl|>|VL |の成り立っている
時が、反転トナー、正規トナー両方のクリーニングにお
いて最も効率が良い。
【0042】例えばVD が−700V、VL が−150
Vに対し、VClを−500Vに設定する等が考えられ
る。もっとも、VD とVClの関係については上記の関係
を満たさなくても正規トナーのクリーニング性の向上は
図ることができる。
【0043】つまり正規トナーのクリーニングだけなら
ば|VD |<|VCl|でもかまわない。後回転を行う時
間は、転写ローラ13のクリーニングに要する時間で決
まるが、本実施の形態に用いた装置では誤って転写ロー
ラ13にベタ黒を転写させてしまった場合で4周を必要
とした。もちろんこれは装置によって異なるものであ
る。
【0044】また、転写ローラ13のクリーニングはジ
ャム復帰後等を考慮して前回転、前多回転時にも行われ
るが、この時にも感光ドラム8の表面に対してレーザー
露光を行う。ただし停止時に感光ドラム8の露光−転写
間にあたっていた部分は当然露光はできない。
【0045】ところでジャム復帰後の場合、現像−転写
間には感光ドラム8上に画像形成されたトナーが残って
いる可能性が高い。したがって前多回転時はこの感光ド
ラム8上の残留トナーが転写ローラ13に付着しないよ
うにクリーニングバイアスが印加されたあと、さらに所
定の転写ローラ13の回転部分のクリーニングが行われ
る。
【0046】前多回転のクリーニングでは後回転時のよ
うに転写ローラ13にベタ黒が転写されていることはま
ずないため、クリーニングに要する回転数は後回転より
もすくなくてよく、本実施の形態では2周である。
【0047】なお、本実施の形態ではレーザー露光時の
潜像パターンに図3の市松模様状のものを用いたが、他
のパターンでもよいことはいうまでもない。たとえば図
4のようなライン画像、図5のような誤差拡散的なパタ
ーン等が考えられる。あるいはエッジ効果を期待しなく
てもよいなら、VL ・VD 領域ともに微小である必要は
ない。
【0048】ここで潜像でのVL 部とVD 部の比率は
1:1が好ましいが、別にこれに限らずとも十分効果は
ある。ただし、正規トナーのクリーニング性からVL
の比率は50%以下にしない方がよい。
【0049】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2に係る画像形成装置について説明する。尚、画像形成
装置の機械的構成は上記実施の形態1と同一なので、そ
の説明は省略する。
【0050】図6に本実施の形態に係る画像形成装置の
動作シーケンスを示す。
【0051】本実施の形態では、実施の形態1と同様
に、転写ローラ13のクリーニング時に感光ドラム8に
対してレーザー露光を行うが、転写ローラ13に印加す
るクリーニングバイアスは1種類だけではなく、2種類
を切り替えるようにする。
【0052】例えば、VD が−700V、VL が−15
0Vに対してVCl1 を−600V、Vcl2 を−250V
として設定し、図6に示すように後回転でのクリーニン
グバイアスを転写ローラ13の回転1周目でVCl1 、2
周目をVCl2 、3周目で再びVCl1 、4周目にVCl2
印加する。
【0053】本実施の形態の目的は、正規トナー,反転
トナーそれぞれにより効率的なクリーニングバイアスを
交互に印加することでクリーニング性の向上を図ること
にある。
【0054】実施の形態1のクリーニングバイアスVCl
では正規トナー,反転トナー両者のバランスを考慮し、
どちらかというと正規トナーのクリーニングに重点を置
いたバイアス設定をとることになるのに対し、本実施の
形態では2種類のバイアスをもつことでどちらのトナー
に対してより積極的に除去できるバイアス設定が可能に
なる。
【0055】VCl1 はVL に対して電位差が大きく、正
規トナーをVL 部に除去しやすく、VCl2 はVD に対し
て電位差が大きく、反転トナーをVD 部に付着させるの
に有効である。しかも、クリーニング能力としては若干
落ちるもののVCl1 は反転トナー、VCl2 は正規トナー
もそれぞれクリーニングしているため、トータルとして
のクリーニング効率はたいへん良い。
【0056】本実施の形態ではクリーニングバイアスの
切り替えを転写ローラ13の回転1周ごとに行っている
が、VCl1 を最初に2周分印加し、その後VCl2 を印加
するようにしてもよい。
【0057】また、転写紙サイズ不一致などのエラーが
発生した時(検知した時)にかぎり正規トナーの除去に
重点を置いてVCl1 を印加する比率を増やす、或はずっ
とVCl1 をかけ続けることもできる。
【0058】尚、本実施の形態ではVCl1 ,VCl2 とも
に同極性であるが反転トナーの除去という観点からそれ
ぞれ異なる極性にしてもよい。
【0059】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3に係る画像形成装置について説明する。尚、画像形成
装置の機械的構成は上記各実施の形態と同一なので、そ
の説明は省略する。
【0060】図7に本実施の形態に係る画像形成装置の
動作シーケンスを示す。
【0061】本実施の形態では実施の形態1,2と同様
に、転写ローラ13のクリーニングバイアス印加時に、
あらかじめ感光ドラム8上をレーザー露光して潜像を作
っておくのは変わらないが、後回転終了の感光ドラム8
の回転の1周前から感光ドラム8の帯電をやめ、表面電
位0Vに除電を行う。当然、この0Vの領域に対してレ
ーザー露光は行わない。
【0062】実施の形態1,2のように後回転終了まで
帯電,レーザー露光を続けて動作を終了した場合、次回
プリント時に帯電電位が安定せず、画像にムラが生じる
恐れがある。これに対し、本実施の形態のように、動作
終了前に感光ドラム8の全周分の除電を行えばそのよう
な問題は発生しない。
【0063】転写ローラ13のクリーニングの点では最
後の感光ドラム8の回転1周分でクリーニング効率が落
ちることになるが、大部分のトナーはそれ以前にすでに
クリーニングされているため問題はない。なんとなれ
ば、後回転を感光ドラム8の1周分長くしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、転写手段の清掃時に転写手段に対向する像担持体の
表面に明電位部と暗電位部が形成されているので、トナ
ーと同極性のバイアスが印加された転写手段からはこの
バイアスに反発して正規トナーが離れ、像担持体の表面
に付着しようとするが、この際正規トナーは像担持体の
表面の明電位部に付着する。また転写手段に付着してい
た反転トナーは像担持体の表面の暗電位部に引き寄せら
れ転写手段からクリーニングされる。
【0065】このように、正規トナーと反転トナーの両
方のクリーニングが同時に可能になる。これにより転写
手段のクリーニング性は、従来のものと比べ格段に向上
する。
【0066】第2の発明によれば、転写手段の清掃時に
印加するバイアスはその絶対値を暗電位よりも小さく、
明電位よりも大きくしていることから、より効果的に転
写手段に付着したトナーを、正規トナー、反転トナーと
もクリーニングすることができる。そのため、より転写
手段のクリーニング性の向上を図ることができる。
【0067】第3の発明によれば、転写手段の清掃時に
2種類のバイアスを交互に切り替えて印加することで、
転写材に付着したトナーの正規トナー、反転トナーに対
してそれぞれ印加することができることから、より積極
的に各トナーを転写手段から除去できるる。そのため、
さらにクリーニング性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態1に係る画像形成装
置の動作シーケンスを説明する図である。
【図2】図2は本発明の一実施の形態に係る画像形成装
置のレーザー発光の模式図である。
【図3】図3は本発明の一実施の形態に係る画像形成装
置の潜像パターンの模式図である。
【図4】図4は本発明の一実施の形態に係る画像形成装
置の潜像パターンの模式図である。
【図5】図5は本発明の一実施の形態に係る画像形成装
置の潜像パターンの模式図である。
【図6】図6は本発明の実施の形態2に係る画像形成装
置の動作シーケンスを説明する図である。
【図7】図7は本発明の実施の形態3に係る画像形成装
置の動作シーケンスを説明する図である。
【図8】図8は従来、および本発明の一実施の形態に係
る画像形成装置の概略断面図である。
【図9】図9は従来の画像形成装置の動作シーケンスを
説明する図である。
【符号の説明】
1 インターフェースコントローラ 2 レーザー駆動回路 3 レーザーダイオード 4 ポリゴンミラー 5 f・θレンズ 6 反射ミラー 7 帯電ローラ(帯電手段) 8 感光ドラム(像担持体) 9 現像器(現像手段) 9′ 現像スリーブ 10 給紙ローラ 11 ペーパーカセット 12 レジストローラ対 13 転写ローラ(転写手段) 14 定着器 15 クリーナー 16 コリメータレンズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を光に変換して像担持体を露光
    し潜像を形成する画像露光手段と、像担持体を一様に帯
    電させる帯電手段と、像担持体上の潜像をトナーにより
    現像する現像手段と、現像したトナー像を転写材に転写
    する前記像担持体に対向して設けられた転写手段と、を
    備え、 前記転写手段にトナーと同極性のバイアスを印加するこ
    とで前記転写手段に付着したトナーを前記像担持体に転
    移させて前記転写手段の清掃を行う画像形成装置におい
    て、 前記転写手段の清掃時に前記転写手段に対向する前記像
    担持体の表面には明電位部と暗電位部が形成されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写手段の清掃時に印加されるバイ
    アスをVcl、像担持体の暗電位をVD 、明電位をVL
    すると、 |VD |>|Vcl|>|VL | の関係が成り立っていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写手段の清掃時に2種類のバイア
    スを交互に切り替えて印加することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
JP8018058A 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置 Withdrawn JPH09190093A (ja)

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JP8018058A JPH09190093A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

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JP8018058A JPH09190093A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

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JP8018058A Withdrawn JPH09190093A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139869A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2018084800A (ja) * 2016-11-11 2018-05-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007139869A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
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