JPH09189498A - 熱媒体分流促進機構付ヘッダ及びその成形方法 - Google Patents
熱媒体分流促進機構付ヘッダ及びその成形方法Info
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- JPH09189498A JPH09189498A JP8018303A JP1830396A JPH09189498A JP H09189498 A JPH09189498 A JP H09189498A JP 8018303 A JP8018303 A JP 8018303A JP 1830396 A JP1830396 A JP 1830396A JP H09189498 A JPH09189498 A JP H09189498A
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- F28F9/0243—Header boxes having a circular cross-section
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
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- F28F9/026—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits
- F28F9/0278—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of stacked distribution plates or perforated plates arranged over end plates
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱媒体の良好な分流を実現しつつ、部品点数
が少なく組立も簡単でかつ低コストの熱媒体分流促進機
構付ヘッダを提供することにある。 【課題を解決する手段】 パイプ内を上下の第1室23
と第2室24とに区画する仕切壁22を具備するパイプ
21を準備し、このパイプに半径方向外側からパイプ壁
に接続穴26,27を形成すると共に、仕切壁に透孔2
8を成形し、接続穴27には熱媒体管路3を接合し、第
2室24に導入された熱媒体を透孔28を通過する際に
分流させ、各熱媒体管路3に均等に流入させるように構
成する。
が少なく組立も簡単でかつ低コストの熱媒体分流促進機
構付ヘッダを提供することにある。 【課題を解決する手段】 パイプ内を上下の第1室23
と第2室24とに区画する仕切壁22を具備するパイプ
21を準備し、このパイプに半径方向外側からパイプ壁
に接続穴26,27を形成すると共に、仕切壁に透孔2
8を成形し、接続穴27には熱媒体管路3を接合し、第
2室24に導入された熱媒体を透孔28を通過する際に
分流させ、各熱媒体管路3に均等に流入させるように構
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、並行流型熱交換
器等を簡易に構成し得る熱媒体分流促進機構付ヘッダ及
びその成形方法に関するものである。
器等を簡易に構成し得る熱媒体分流促進機構付ヘッダ及
びその成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に搭載される空気調和用の
蒸発器等として使用される熱交換器には、サーペンタイ
ン型と積層型とがある。前者のサーペンタイン型は、扁
平中空状の熱交換管を蛇行状に折曲し、その間にコルゲ
ートルーバフィンを挿入したタイプであり、また後者の
積層型は、プレートを重ねて冷媒の通路とすると共に、
プレートの一端を加工してヘッダ部としたタイプであ
り、ヘッダ部が上下にある両タンク型と、ヘッダ部が片
側にある片タンク型とに分けられる。
蒸発器等として使用される熱交換器には、サーペンタイ
ン型と積層型とがある。前者のサーペンタイン型は、扁
平中空状の熱交換管を蛇行状に折曲し、その間にコルゲ
ートルーバフィンを挿入したタイプであり、また後者の
積層型は、プレートを重ねて冷媒の通路とすると共に、
プレートの一端を加工してヘッダ部としたタイプであ
り、ヘッダ部が上下にある両タンク型と、ヘッダ部が片
側にある片タンク型とに分けられる。
【0003】このうち、後者の積層型熱交換器におい
て、効率の高い並行流型熱交換器を設計するためには、
各冷媒管の熱媒体流量を均等にする必要がある。このた
め、一般に多パス化が実施されているが、この方法では
必然的に熱媒体通路断面積が減少するので、その通路抵
抗が増加し、全体としての効率を損ねている。
て、効率の高い並行流型熱交換器を設計するためには、
各冷媒管の熱媒体流量を均等にする必要がある。このた
め、一般に多パス化が実施されているが、この方法では
必然的に熱媒体通路断面積が減少するので、その通路抵
抗が増加し、全体としての効率を損ねている。
【0004】この問題を解決する手法として、特開平5
−346297号には熱交換器において分散板型ヘッダ
とする構成が開示され(図5〜図9参照)、また実開平
3−21687号には2重ヘッダとする構成が開示され
ている(図10参照)。
−346297号には熱交換器において分散板型ヘッダ
とする構成が開示され(図5〜図9参照)、また実開平
3−21687号には2重ヘッダとする構成が開示され
ている(図10参照)。
【0005】前者の熱交換器について説明すると、図5
〜図9は蒸発器の例であって、気液二相の熱媒体である
冷媒が導入される第1のヘッダ部1と、その一端が第1
のヘッド部1に接続され、第1のヘッダ部1内の冷媒が
分散されてその内部を通過し、液相冷媒を蒸発させる複
数の扁平中空状の熱交換管3と、これら熱交換管3の他
端が接続され、これら熱交換管3を通過した冷媒を集合
し、他の熱交換管3に分散する第2のヘッダ部2と、熱
交換管3、3間に配置される熱交換用フィン4とで主要
部が構成されている。
〜図9は蒸発器の例であって、気液二相の熱媒体である
冷媒が導入される第1のヘッダ部1と、その一端が第1
のヘッド部1に接続され、第1のヘッダ部1内の冷媒が
分散されてその内部を通過し、液相冷媒を蒸発させる複
数の扁平中空状の熱交換管3と、これら熱交換管3の他
端が接続され、これら熱交換管3を通過した冷媒を集合
し、他の熱交換管3に分散する第2のヘッダ部2と、熱
交換管3、3間に配置される熱交換用フィン4とで主要
部が構成されている。
【0006】上記第1のヘッダ部1は、冷媒入口配管5
及び冷媒出口配管6を接続するアルミニウム合金製天板
11と、冷媒通路を司る複数(図面では3つの場合を示
す)の室7a,7b,7cを有するアルミニウム合金製
冷媒通路板7と、複数の分散用開口8aと冷媒通路室8
bとを有するアルミニウム合金製分散板8(分散部)
と、分散された冷媒を集中する複数(図面では4つの場
合を示す)の分散室9aを有するアルミニウム合金製分
散室板9と、熱交換管3の接合用長孔10aを有するア
ルミニウム合金製接合板10とで構成されている。
及び冷媒出口配管6を接続するアルミニウム合金製天板
11と、冷媒通路を司る複数(図面では3つの場合を示
す)の室7a,7b,7cを有するアルミニウム合金製
冷媒通路板7と、複数の分散用開口8aと冷媒通路室8
bとを有するアルミニウム合金製分散板8(分散部)
と、分散された冷媒を集中する複数(図面では4つの場
合を示す)の分散室9aを有するアルミニウム合金製分
散室板9と、熱交換管3の接合用長孔10aを有するア
ルミニウム合金製接合板10とで構成されている。
【0007】この場合、冷媒通路板7と分散室9は両面
にろう材がクラッド又は塗布された両面ろう付け板にて
形成されており、接合板10は熱交換管側面にろう材が
クラッド又は塗布された片面ろう付け板にて形成されて
いる。したがって、ろう付け接合により、簡単に天板1
1、冷媒通路板7、分散板8、分散室板9及び接合板を
接着して小体積の扁平矩形なブロック状の第1のヘッダ
部を構成することができる。
にろう材がクラッド又は塗布された両面ろう付け板にて
形成されており、接合板10は熱交換管側面にろう材が
クラッド又は塗布された片面ろう付け板にて形成されて
いる。したがって、ろう付け接合により、簡単に天板1
1、冷媒通路板7、分散板8、分散室板9及び接合板を
接着して小体積の扁平矩形なブロック状の第1のヘッダ
部を構成することができる。
【0008】上記第2のヘッダ部2は、アルミニウム合
金製底板12と、冷媒通路を司る複数(図面では2つの
場合を示す)の室7d,7eを有するアルミニウム合金
製冷媒通路板7と、複数の分散用開口8aと冷媒通路室
8bとを有するアルミニウム合金製分散板8(分散部)
と、分散された冷媒を集中する複数(図面では4つの場
合を示す)の分散室9aを有するアルミニウム合金製分
散室板9と、熱交換管3の接合用長孔10aを有するア
ルミニウム合金製接合板10とで構成されている。この
第2のヘッダ部2は、上記第1のヘッダ部1と同様に、
冷媒通路板と分散板9は両面にろう材がクラッド又は塗
布された両面ろう付け板にて形成されており、接合板1
0は熱交換管側面にろう材がクラッドまたは塗布された
片面ろう付け板にて形成される。この第2のヘッド部2
も第1ヘッダ部1と同様にろう付けによって形成され
る。
金製底板12と、冷媒通路を司る複数(図面では2つの
場合を示す)の室7d,7eを有するアルミニウム合金
製冷媒通路板7と、複数の分散用開口8aと冷媒通路室
8bとを有するアルミニウム合金製分散板8(分散部)
と、分散された冷媒を集中する複数(図面では4つの場
合を示す)の分散室9aを有するアルミニウム合金製分
散室板9と、熱交換管3の接合用長孔10aを有するア
ルミニウム合金製接合板10とで構成されている。この
第2のヘッダ部2は、上記第1のヘッダ部1と同様に、
冷媒通路板と分散板9は両面にろう材がクラッド又は塗
布された両面ろう付け板にて形成されており、接合板1
0は熱交換管側面にろう材がクラッドまたは塗布された
片面ろう付け板にて形成される。この第2のヘッド部2
も第1ヘッダ部1と同様にろう付けによって形成され
る。
【0009】一方、熱交換管3は、図6及び図9(a)
に示すように、断面が扁平楕円形状をなし、その内部に
複数の矩形状中空部3aを設けたアルミニウム合金製押
し出し形材にて形成されている。このように形成される
熱交換管3は、上方に位置する第1ヘッダ部1と下方に
位置する第2ヘッダ2との間に垂直状に配設されて、接
合板10を介して第1及び第2のヘッダ部1,2間に接
合されると共に、互いに平行に2列に配列される。な
お、熱交換用フィン4はアルミニウム合金製部材にて形
成されており、熱交換管3あるいは熱交換用フィン4の
うちの少なくとも一方に付着されるろう材によってろう
付け接着することができる。また、熱交換管3の両側は
サイドプレート13にて保持されている。
に示すように、断面が扁平楕円形状をなし、その内部に
複数の矩形状中空部3aを設けたアルミニウム合金製押
し出し形材にて形成されている。このように形成される
熱交換管3は、上方に位置する第1ヘッダ部1と下方に
位置する第2ヘッダ2との間に垂直状に配設されて、接
合板10を介して第1及び第2のヘッダ部1,2間に接
合されると共に、互いに平行に2列に配列される。な
お、熱交換用フィン4はアルミニウム合金製部材にて形
成されており、熱交換管3あるいは熱交換用フィン4の
うちの少なくとも一方に付着されるろう材によってろう
付け接着することができる。また、熱交換管3の両側は
サイドプレート13にて保持されている。
【0010】上記のように構成される熱交換器におい
て、気液二相流の冷媒が冷媒入口配管5から導入される
と、冷媒は冷媒通路室7aと分散用開口8aを通過する
際に分散化されて熱交換管3内を流れ、熱交換管3内を
流れた冷媒は集合されて第2ヘッダ部2に流れる(図7
参照)。第2ヘッダ部2において、冷媒は再び冷媒通路
室7d及び分散用開口8aを通る際に分散化されて熱交
換管3内を流れた後、集合されて再び第1のヘッダ部1
に流れ、冷媒出口配管6から排出される(図7及び図8
参照)。このように分散化されて熱交換管3内を流れる
冷媒は熱交換される空気と接触して蒸発して空気を冷却
する。
て、気液二相流の冷媒が冷媒入口配管5から導入される
と、冷媒は冷媒通路室7aと分散用開口8aを通過する
際に分散化されて熱交換管3内を流れ、熱交換管3内を
流れた冷媒は集合されて第2ヘッダ部2に流れる(図7
参照)。第2ヘッダ部2において、冷媒は再び冷媒通路
室7d及び分散用開口8aを通る際に分散化されて熱交
換管3内を流れた後、集合されて再び第1のヘッダ部1
に流れ、冷媒出口配管6から排出される(図7及び図8
参照)。このように分散化されて熱交換管3内を流れる
冷媒は熱交換される空気と接触して蒸発して空気を冷却
する。
【0011】なお、熱交換管3の冷媒通路の断面形状は
必ずしも矩形状中空部3aである必要はなく、図9
(b)に示すような三角状の中空部3b、或いは図9
(c)に示すように、熱交換管3の中空部3c内を波形
仕切3dにて区画するようにしたものであってもよい。
必ずしも矩形状中空部3aである必要はなく、図9
(b)に示すような三角状の中空部3b、或いは図9
(c)に示すように、熱交換管3の中空部3c内を波形
仕切3dにて区画するようにしたものであってもよい。
【0012】次に、後者の実開平3−21687号の熱
交換器は、図10に示すように、流体14aが流入管1
5から分配管17の孔18を経てチューブ内に流入する
ヘッダ16の構造において、流体14aが流入管15か
ら流入する分配管17に速度調整板19を設けたもので
あって、流入速度の大小によって生じる不均等分布が、
流入速度の一定化によって均等分配になり、熱交換器に
おいては、冷媒が熱交換器の中に均等にムダなく流れ、
熱交換能力が向上するようにしたものである。
交換器は、図10に示すように、流体14aが流入管1
5から分配管17の孔18を経てチューブ内に流入する
ヘッダ16の構造において、流体14aが流入管15か
ら流入する分配管17に速度調整板19を設けたもので
あって、流入速度の大小によって生じる不均等分布が、
流入速度の一定化によって均等分配になり、熱交換器に
おいては、冷媒が熱交換器の中に均等にムダなく流れ、
熱交換能力が向上するようにしたものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した熱交
換器における分散板型ヘッダの構成(図5〜図9)及び
2重ヘッダの構成(図10)は、両手法とも熱媒体の良
好な分流を実現するものの、部品点数が増加し、組み立
ても煩雑となるという課題がある。このため、広く一般
には用いられていない。
換器における分散板型ヘッダの構成(図5〜図9)及び
2重ヘッダの構成(図10)は、両手法とも熱媒体の良
好な分流を実現するものの、部品点数が増加し、組み立
ても煩雑となるという課題がある。このため、広く一般
には用いられていない。
【0014】そこで、この発明の目的は、上記課題を解
決し、熱媒体の良好な分流を実現しつつ、部品点数が少
なく組立も簡単でかつ低コストの熱媒体分流促進機構付
ヘッダ及びそのヘッダの成形方法を提供することにあ
る。
決し、熱媒体の良好な分流を実現しつつ、部品点数が少
なく組立も簡単でかつ低コストの熱媒体分流促進機構付
ヘッダ及びそのヘッダの成形方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の媒体分流促進機構付ヘッダは、パ
イプ内を第1室と第2室とに区画する仕切壁を具備する
パイプにて形成され、このパイプに半径方向外側からパ
イプ壁に接続穴を形成すると共に、上記仕切壁に透孔を
成形し、上記接続穴には熱媒体管路を接合し、上記第2
室に導入された熱媒体を透孔を通過する際に分流させ、
各熱媒体管路に均等に流入させるように構成したもので
ある。
に、請求項1の発明の媒体分流促進機構付ヘッダは、パ
イプ内を第1室と第2室とに区画する仕切壁を具備する
パイプにて形成され、このパイプに半径方向外側からパ
イプ壁に接続穴を形成すると共に、上記仕切壁に透孔を
成形し、上記接続穴には熱媒体管路を接合し、上記第2
室に導入された熱媒体を透孔を通過する際に分流させ、
各熱媒体管路に均等に流入させるように構成したもので
ある。
【0016】また請求項2の発明の媒体分流促進機構付
ヘッダは、パイプ内を第1室と第2室とに区画する仕切
壁を具備するパイプにて形成され、このパイプの途中で
上記第1室を終端させ閉鎖して仕切壁の存在しない第3
室を形成し、この閉鎖部からパイプの長手方向両側にお
いてパイプの半径方向外側からパイプ壁に接続穴を形成
すると共に、上記仕切壁に透孔を成形し、上記接続穴に
は熱媒体管路を接合し、第3室より第2室及び透孔を経
て第1室に導入される熱媒体を、透孔を通過する際に分
流させ、各熱媒体管路に均等に流入させるように構成し
たものである。
ヘッダは、パイプ内を第1室と第2室とに区画する仕切
壁を具備するパイプにて形成され、このパイプの途中で
上記第1室を終端させ閉鎖して仕切壁の存在しない第3
室を形成し、この閉鎖部からパイプの長手方向両側にお
いてパイプの半径方向外側からパイプ壁に接続穴を形成
すると共に、上記仕切壁に透孔を成形し、上記接続穴に
は熱媒体管路を接合し、第3室より第2室及び透孔を経
て第1室に導入される熱媒体を、透孔を通過する際に分
流させ、各熱媒体管路に均等に流入させるように構成し
たものである。
【0017】この発明において、上記パイプには上記仕
切壁を一体又は一体的に形成したものを用いるのがよい
(請求項3)。
切壁を一体又は一体的に形成したものを用いるのがよい
(請求項3)。
【0018】また、請求項4の発明の熱媒体分流促進機
構付ヘッダの成形方法は、上記請求項1又は2記載の熱
媒体分流促進機構付ヘッダの成形方法であって、上記接
続穴及び透孔を、2段形状の刃具による孔明け加工によ
り形成することを特徴とするものである。この場合、複
数箇所の接続穴及び透孔を順次孔明け加工してもよい
が、同時に複数箇所の接続穴及び透孔を孔明け加工する
方が好ましい(請求項5)。
構付ヘッダの成形方法は、上記請求項1又は2記載の熱
媒体分流促進機構付ヘッダの成形方法であって、上記接
続穴及び透孔を、2段形状の刃具による孔明け加工によ
り形成することを特徴とするものである。この場合、複
数箇所の接続穴及び透孔を順次孔明け加工してもよい
が、同時に複数箇所の接続穴及び透孔を孔明け加工する
方が好ましい(請求項5)。
【0019】この発明によれば、パイプに穴(孔)を明
けるという操作によりヘッダが構成できるため、従来の
構造に比べ、より簡便かつ安価に、熱媒体の分流を促進
するヘッダを得ることができる。
けるという操作によりヘッダが構成できるため、従来の
構造に比べ、より簡便かつ安価に、熱媒体の分流を促進
するヘッダを得ることができる。
【0020】更に、仕切壁を一体又は一体的に形成した
パイプは、通常多パス化品用ヘッダを成形するのと同じ
孔明け加工工程で準備できるため、従来法のように、部
品点数増加や組立工数が増すことによるコストアップを
防止することができる。
パイプは、通常多パス化品用ヘッダを成形するのと同じ
孔明け加工工程で準備できるため、従来法のように、部
品点数増加や組立工数が増すことによるコストアップを
防止することができる。
【0021】したがって、熱媒体の良好な分流を実現し
つつ、部品点数が少なく組立も簡単でかつ低コストの熱
媒体分流促進機構付ヘッダが提供される。
つつ、部品点数が少なく組立も簡単でかつ低コストの熱
媒体分流促進機構付ヘッダが提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態例に基づいて説明する。説明の便宜上、ここでは上記
熱交換器(図5〜図8)の分散板型ヘッダを構成する場
合を例にする。
態例に基づいて説明する。説明の便宜上、ここでは上記
熱交換器(図5〜図8)の分散板型ヘッダを構成する場
合を例にする。
【0023】図1の熱媒体分流促進機構付ヘッダ20
は、図2に断面で示すように内部に仕切壁22を有する
アルミニウム合金製パイプ21を加工することによって
形成されている。すなわち、このパイプ21は、パイプ
断面内の任意の部位に位置しかつパイプの長手方向に延
在していて、パイプ21内を上下に第1室23と第2室
24とに液密に区画する仕切壁22を具備している。こ
のようなパイプ21は、例えば押し出し加工により形成
することができる。なお、パイプ21は押し出し加工以
外に、例えば鋳造によっても形成することができるほ
か、帯状の板材をろう付やかしめによって形成すること
もでき、更には、鍛造等によっても形成することもでき
る。このように押し出し加工や鋳造あるいはろう付等に
よって形成することにより、パイプ21と仕切壁22を
一体又は一体的に形成することができる。
は、図2に断面で示すように内部に仕切壁22を有する
アルミニウム合金製パイプ21を加工することによって
形成されている。すなわち、このパイプ21は、パイプ
断面内の任意の部位に位置しかつパイプの長手方向に延
在していて、パイプ21内を上下に第1室23と第2室
24とに液密に区画する仕切壁22を具備している。こ
のようなパイプ21は、例えば押し出し加工により形成
することができる。なお、パイプ21は押し出し加工以
外に、例えば鋳造によっても形成することができるほ
か、帯状の板材をろう付やかしめによって形成すること
もでき、更には、鍛造等によっても形成することもでき
る。このように押し出し加工や鋳造あるいはろう付等に
よって形成することにより、パイプ21と仕切壁22を
一体又は一体的に形成することができる。
【0024】図1の熱媒体分流促進機構付ヘッダ20
は、上記図5〜図8の熱交換器における第2のヘッダ部
2に対応して構成されており、パイプ21の内部が図7
の接合板10及び底板12の間に形成される空間に相当
し、パイプ21内の仕切壁22が図7の分散板8に相当
している。
は、上記図5〜図8の熱交換器における第2のヘッダ部
2に対応して構成されており、パイプ21の内部が図7
の接合板10及び底板12の間に形成される空間に相当
し、パイプ21内の仕切壁22が図7の分散板8に相当
している。
【0025】すなわち、パイプ21内の仕切壁22は長
手方向の途中まで存在するように形成され、その終端部
には、上側の第1室23の端を閉塞して他から独立した
室とする閉鎖部22aが形成されている。従って、閉鎖
部22aの左側には仕切壁22の存在しない第3室25
が形成される。
手方向の途中まで存在するように形成され、その終端部
には、上側の第1室23の端を閉塞して他から独立した
室とする閉鎖部22aが形成されている。従って、閉鎖
部22aの左側には仕切壁22の存在しない第3室25
が形成される。
【0026】そして、この閉鎖部22aの左側のパイプ
21領域には、その長手方向に沿って、図7の通路室7
dの左半分(図6の流入側の冷媒通路室8b)に属する
熱交換管3のための接続穴26が、軸方向に複数個設け
られている。また、閉鎖部22aの右側のパイプ21領
域には、その長手方向に沿って、図7の通路室7dの右
半分(図6の流出側の分散板8)に属する熱交換管3の
ための接続穴27が、軸方向に複数個設けられている。
更に、これらの接続穴26に対応する位置において、仕
切壁22には、分散板8における分散用開口に対応する
透孔28が設けられる。なおこの場合、透孔28の大き
さを、流入側から、つまり閉鎖部22aから遠ざかるに
従って順次大きくなるように形成してもよい。
21領域には、その長手方向に沿って、図7の通路室7
dの左半分(図6の流入側の冷媒通路室8b)に属する
熱交換管3のための接続穴26が、軸方向に複数個設け
られている。また、閉鎖部22aの右側のパイプ21領
域には、その長手方向に沿って、図7の通路室7dの右
半分(図6の流出側の分散板8)に属する熱交換管3の
ための接続穴27が、軸方向に複数個設けられている。
更に、これらの接続穴26に対応する位置において、仕
切壁22には、分散板8における分散用開口に対応する
透孔28が設けられる。なおこの場合、透孔28の大き
さを、流入側から、つまり閉鎖部22aから遠ざかるに
従って順次大きくなるように形成してもよい。
【0027】したがって、第2室24から第1室23に
導入される熱媒体は、仕切壁22の透孔28を通過する
際に分流され、熱交換管3からなる各熱媒体管路に均等
に流入される。
導入される熱媒体は、仕切壁22の透孔28を通過する
際に分流され、熱交換管3からなる各熱媒体管路に均等
に流入される。
【0028】上記構成を得るには、図2の如き仕切壁2
2を有するパイプ21を準備し、接続穴26,27及び
透孔28を成形する。接続穴26,27には熱交換管3
から成る熱媒体管路を接合する。
2を有するパイプ21を準備し、接続穴26,27及び
透孔28を成形する。接続穴26,27には熱交換管3
から成る熱媒体管路を接合する。
【0029】上記パイプ21の接続穴26,27の形
成、及び仕切壁22の透孔28の形成は、ここでは図3
に示す2段の刃を有する形状の刃具30を用いた1回孔
明けにより行う。すなわち、この刃具30は、先端に透
孔28を明けるための比較的小径の刃先31を有すると
共に、それより後退した根本側により大径の接続穴2
6,27を明けるための刃先32を有し、半径方向外側
からの1回の孔明け動作により、接続穴26,27及び
透孔28を明けることができる。このような穴(孔)明
け加工によれば、図3(a)に示すように、1箇所の接
続穴27と透孔28を同時に成形して複数箇所に順次接
続穴27と透孔28を形成することができることは勿
論、図3(b)に示すように、複数箇所の接続穴27と
透孔28(28a,28b)を同時に成形することがで
きる。また、透孔28,28a,28bをそれぞれ異な
る開口径とすることもできる。このような刃物30によ
る1回孔明け加工としては、例えばドリルによる孔明
け、プレスによる孔明けの他、放電加工等によることも
できる。
成、及び仕切壁22の透孔28の形成は、ここでは図3
に示す2段の刃を有する形状の刃具30を用いた1回孔
明けにより行う。すなわち、この刃具30は、先端に透
孔28を明けるための比較的小径の刃先31を有すると
共に、それより後退した根本側により大径の接続穴2
6,27を明けるための刃先32を有し、半径方向外側
からの1回の孔明け動作により、接続穴26,27及び
透孔28を明けることができる。このような穴(孔)明
け加工によれば、図3(a)に示すように、1箇所の接
続穴27と透孔28を同時に成形して複数箇所に順次接
続穴27と透孔28を形成することができることは勿
論、図3(b)に示すように、複数箇所の接続穴27と
透孔28(28a,28b)を同時に成形することがで
きる。また、透孔28,28a,28bをそれぞれ異な
る開口径とすることもできる。このような刃物30によ
る1回孔明け加工としては、例えばドリルによる孔明
け、プレスによる孔明けの他、放電加工等によることも
できる。
【0030】いずれにしても、上記のようにパイプ21
に穴(孔)を開けるという基本操作によりヘッダが構成
できるため、従来の構造に比べ、より簡便かつ安価に、
熱媒体の分流を促進するヘッダを得ることができる。
に穴(孔)を開けるという基本操作によりヘッダが構成
できるため、従来の構造に比べ、より簡便かつ安価に、
熱媒体の分流を促進するヘッダを得ることができる。
【0031】また、図2の形状のヘッダにより、熱媒体
の流量が各熱媒体管路にて均等となり、熱交換器全面が
最大の熱交換が可能となるので、熱交換器の性能が向上
する。
の流量が各熱媒体管路にて均等となり、熱交換器全面が
最大の熱交換が可能となるので、熱交換器の性能が向上
する。
【0032】更に図2の断面の素材を準備すれば、通常
多パス化品用ヘッダを成形するのと同じ例えばプレス加
工等の孔明け加工工程で成形できるため、従来法(図5
〜図9、図10)のように、部品点数増加や組立工数が
増すことによるコストアップを防止することができる。
多パス化品用ヘッダを成形するのと同じ例えばプレス加
工等の孔明け加工工程で成形できるため、従来法(図5
〜図9、図10)のように、部品点数増加や組立工数が
増すことによるコストアップを防止することができる。
【0033】上記実施の形態では、本ヘッダ20を第2
のヘッダ部2に適用する場合について説明したが、同様
にして第1のヘッダ部1についても適用できるものであ
る。また、流入用の接続穴26を設けたが、これを省
き、パイプ21の軸方向に媒体を送り込む形態とするこ
とができるものである。更に、熱媒体管路としての熱交
換管3を円形断面の形で描いてあるが、これに限らず、
図6又は図9で示したような扁平な熱交換管を用いるこ
ともできる。
のヘッダ部2に適用する場合について説明したが、同様
にして第1のヘッダ部1についても適用できるものであ
る。また、流入用の接続穴26を設けたが、これを省
き、パイプ21の軸方向に媒体を送り込む形態とするこ
とができるものである。更に、熱媒体管路としての熱交
換管3を円形断面の形で描いてあるが、これに限らず、
図6又は図9で示したような扁平な熱交換管を用いるこ
ともできる。
【0034】また、図4に示すように、パイプ21を複
数本平面内に並置することにより、面的な熱媒体分流促
進機構付ヘッダを構成することもできる。
数本平面内に並置することにより、面的な熱媒体分流促
進機構付ヘッダを構成することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の熱媒体
分流促進機構付ヘッダは上記のように構成されているの
で、以下のような効果が得られる。
分流促進機構付ヘッダは上記のように構成されているの
で、以下のような効果が得られる。
【0036】1)請求項1及び2に記載の熱媒体分流促
進機構付ヘッダによれば、パイプ内を第1室と第2室と
に区画する仕切壁を具備するパイプにて形成され、この
パイプに半径方向外側から穴を明けるという操作により
ヘッダの基本部分が構成できるため、並行流型熱交換器
等において、従来の構造に比べ、より簡便かつ安価に、
熱媒体の分流を促進するヘッダを得ることができる。
進機構付ヘッダによれば、パイプ内を第1室と第2室と
に区画する仕切壁を具備するパイプにて形成され、この
パイプに半径方向外側から穴を明けるという操作により
ヘッダの基本部分が構成できるため、並行流型熱交換器
等において、従来の構造に比べ、より簡便かつ安価に、
熱媒体の分流を促進するヘッダを得ることができる。
【0037】2)請求項3に記載の媒体分流促進機構付
ヘッダによれば、上記パイプには上記仕切壁を一体又は
一体的に形成したものを用いることとしており、これは
通常多パス化品用ヘッダを成形するのと同じ孔明け加工
工程で準備できるため、従来より少ない部品点数と組立
工数で最も簡単かつ安価に、熱媒体の分流を促進するヘ
ッダを得ることができる。
ヘッダによれば、上記パイプには上記仕切壁を一体又は
一体的に形成したものを用いることとしており、これは
通常多パス化品用ヘッダを成形するのと同じ孔明け加工
工程で準備できるため、従来より少ない部品点数と組立
工数で最も簡単かつ安価に、熱媒体の分流を促進するヘ
ッダを得ることができる。
【0038】3)請求項4に記載の熱媒体分流促進機構
付ヘッダの成形方法によれば、接続穴及び透孔を、2段
形状の刃具による孔明け加工により例えば1回で形成す
ることができるので、従来に比べ非常に簡単に造ること
ができ、従来の組立工数の減少を図って製造コストを下
げることができる。
付ヘッダの成形方法によれば、接続穴及び透孔を、2段
形状の刃具による孔明け加工により例えば1回で形成す
ることができるので、従来に比べ非常に簡単に造ること
ができ、従来の組立工数の減少を図って製造コストを下
げることができる。
【0039】4)請求項5に記載の熱媒体分流促進機構
付ヘッダの成形方法によれば、複数箇所の接続穴及び透
孔を同時に孔明け加工するので、上記3)に加えて更に
加工工数の削減が図れると共に、製造コストの低減を図
ることができる。
付ヘッダの成形方法によれば、複数箇所の接続穴及び透
孔を同時に孔明け加工するので、上記3)に加えて更に
加工工数の削減が図れると共に、製造コストの低減を図
ることができる。
【図1】この発明の熱媒体分流促進機構付ヘッダの一例
を示す部分透視図である。
を示す部分透視図である。
【図2】この発明の熱媒体分流促進機構付ヘッダの構成
に用いるパイプの断面図である。
に用いるパイプの断面図である。
【図3】この発明の熱媒体分流促進機構付ヘッダの成形
方法を示す断面図(a)及び(a)のA−A線に沿う断
面図(b)である。
方法を示す断面図(a)及び(a)のA−A線に沿う断
面図(b)である。
【図4】この発明の媒体分流促進機構付ヘッダの変形例
を示す部分斜視図である。
を示す部分斜視図である。
【図5】従来の熱交換器を示す断面斜視図である。
【図6】図5の熱交換器の分解斜視図である。
【図7】図5の熱媒体流入側の縦断面図である。
【図8】図5の熱媒体流出側の縦断面図である。
【図9】図5における熱交換管の異なる形態を示す断面
図である。
図である。
【図10】従来の熱交換器のヘッダを示す断面図であ
る。
る。
1 第1のヘッダ部 2 第2のヘッダ部 3 熱交換管 4 熱交換用フィン 20 熱媒体分流促進機構付ヘッダ 21 アルミニウム合金製パイプ 22 仕切壁 22a 閉鎖部 23 第1室 24 第2室 25 第3室 26,27 接続穴 28,28a,28b 透孔 30,30a,30b 刃具 31,31a,31b 小径刃先 32,32a,32b 大径刃先
Claims (5)
- 【請求項1】 パイプ内を第1室と第2室とに区画する
仕切壁を具備するパイプにて形成され、このパイプに半
径方向外側からパイプ壁に接続穴を形成すると共に、上
記仕切壁に透孔を成形し、上記接続穴には熱媒体管路を
接合し、上記第2室に導入された熱媒体を透孔を通過す
る際に分流させ、各熱媒体管路に均等に流入させるよう
に構成したことを特徴とする熱媒体分流促進機構付ヘッ
ダ。 - 【請求項2】 パイプ内を第1室と第2室とに区画する
仕切壁を具備するパイプにて形成され、このパイプの途
中で上記第1室を終端させ閉鎖して仕切壁の存在しない
第3室を形成し、この閉鎖部からパイプの長手方向両側
においてパイプの半径方向外側からパイプ壁に接続穴を
形成すると共に、上記仕切壁に透孔を成形し、上記接続
穴には熱媒体管路を接合し、第3室より第2室及び透孔
を経て第1室に導入される熱媒体を、透孔を通過する際
に分流させ、各熱媒体管路に均等に流入させるように構
成したことを特徴とする熱媒体分流促進機構付ヘッダ。 - 【請求項3】 上記パイプには上記仕切壁を一体又は一
体的に形成したものを用いることを特徴とする請求項1
又は2記載の媒体分流促進機構付ヘッダ。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の熱媒体分流促進機
構付ヘッダの成形方法であって、 上記接続穴及び透孔を、2段形状の刃具による孔明け加
工により形成することを特徴とする熱媒体分流促進機構
付ヘッダの成形方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の熱媒体分流促進機構付ヘ
ッダの成形方法において、 複数箇所の接続穴及び透孔を同時に孔明け加工するよう
にしたことを特徴とする熱媒体分流促進機構付ヘッダの
成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8018303A JPH09189498A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 熱媒体分流促進機構付ヘッダ及びその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8018303A JPH09189498A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 熱媒体分流促進機構付ヘッダ及びその成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189498A true JPH09189498A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11967854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8018303A Withdrawn JPH09189498A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 熱媒体分流促進機構付ヘッダ及びその成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09189498A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005513403A (ja) * | 2001-12-21 | 2005-05-12 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 特に自動車用の熱交換器 |
JP2007531861A (ja) * | 2004-04-05 | 2007-11-08 | モーディーン・マニュファクチャリング・カンパニー | 流体流分配装置 |
JP2013185790A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 |
JP2014037898A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-27 | Daikin Ind Ltd | 熱交換器 |
JP2014533819A (ja) * | 2011-11-18 | 2014-12-15 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 熱交換器 |
WO2015097876A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 三菱電機株式会社 | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 |
JPWO2015111216A1 (ja) * | 2014-01-27 | 2017-03-23 | 三菱電機株式会社 | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 |
CN110177702A (zh) * | 2016-11-21 | 2019-08-27 | 法雷奥空调系统有限责任公司 | 用于空调的冷凝器,特别是用于机动车辆 |
EP3620727A1 (de) * | 2018-09-06 | 2020-03-11 | Valeo Klimasysteme GmbH | Kondensator mit einlegeteil für eine klimaanlage, insbesondere für ein kraftfahrzeug |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP8018303A patent/JPH09189498A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7650935B2 (en) | 2001-12-21 | 2010-01-26 | Behr Gmbh & Co. Kg | Heat exchanger, particularly for a motor vehicle |
JP2005513403A (ja) * | 2001-12-21 | 2005-05-12 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 特に自動車用の熱交換器 |
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US9033029B2 (en) | 2011-11-18 | 2015-05-19 | Lg Electronics Inc. | Heat exchanger |
JP2013185790A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 |
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JP6080982B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-02-15 | 三菱電機株式会社 | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 |
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CN110177702A (zh) * | 2016-11-21 | 2019-08-27 | 法雷奥空调系统有限责任公司 | 用于空调的冷凝器,特别是用于机动车辆 |
EP3620727A1 (de) * | 2018-09-06 | 2020-03-11 | Valeo Klimasysteme GmbH | Kondensator mit einlegeteil für eine klimaanlage, insbesondere für ein kraftfahrzeug |
WO2020048870A1 (en) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Condenser with insert for an air conditioner, in particular for a motor vehicle |
CN113167515A (zh) * | 2018-09-06 | 2021-07-23 | 法雷奥空调系统有限责任公司 | 用于特别是用于机动车辆的空调的具有插入件的冷凝器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |