JPH0918930A - 回線接続システム及び回線接続方法 - Google Patents

回線接続システム及び回線接続方法

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JPH0918930A
JPH0918930A JP7167261A JP16726195A JPH0918930A JP H0918930 A JPH0918930 A JP H0918930A JP 7167261 A JP7167261 A JP 7167261A JP 16726195 A JP16726195 A JP 16726195A JP H0918930 A JPH0918930 A JP H0918930A
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wireless
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line
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Application number
JP7167261A
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English (en)
Inventor
Toshio Kawagishi
登志雄 川岸
Fumitaka Ito
文隆 伊藤
Hiromi Iino
広美 飯野
Yutaka Nishiki
豊 西喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、無線による回線接続をキャリアとの
契約時に優先順位を設定し、ユーザの使用条件に合わせ
た接続条件を選択できるようにすることで、サービスの
向上を目的とする。 【構成】基地局20に記憶装置24を設け、位置登録の
際に交換局10にある記憶装置13に格納された端末番
号、キャリア番号、契約クラス情報と照合するシステム
を設けることにより、携帯機30の契約内容をチェック
し、優先回線を設定し、携帯機ごとに接続の優先順位を
付け、基地局と携帯機の接続の制御を行う。または、基
地局20に記憶装置24を設け、記憶装置24内にキャ
リア番号27と契約クラス情報28を格納し、携帯機3
0にも契約クラス情報を格納することにより、携帯機3
0の契約内容をチェックし、優先回線を設定し、携帯機
ごとに接続の優先順位を付け、基地局と携帯機の接続の
制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加入者部分を無線化し
た携帯電話の回線接続システム及び回線接続方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話システムについては、「〜特集
〜進化するパーソナル通信」(日経BP社発行 日経コ
ミュニケーションズ 1991.2.18、p52−7
2)に1つの基本構想が記載されており、パーソナル・
ハンディホン・システムでは一つの無線基地局に対して
4つの無線回線が設けられている。
【0003】携帯電話の加入者数が増えるに従い、混雑
する時間帯、駅前やイベント会場など多くの人が集まっ
た場合、災害時など、トラフィックが高い状態では、い
くら携帯電話を操作をしても回線ビジーで発信が出来な
いことが起きてくる。
【0004】一般的に、携帯電話システムにおいて無線
端末が通話エリアに入った場合その優先順位を確認し、
基地局の無線回線を優先的に利用できる回線接続方式に
ついては、特開昭63-180231「移動無線通信方式」と、特
開平1-238328「移動無線装置の無線チャンネル切り替え
方式」等の公開特許公報に開示されている技術がある。
【0005】特開昭63-180231「移動無線通信方式」は、
特定加入者による優先通話を目的ものである。この方式
では、加入者の優先順位の識別は、交換局(固定網)と
無線基地局との間に「回線制御装置」を設けることにより
行われ、携帯端末機には識別情報が登録され、無線基地
局内にも加入者識別情報が登録されている。さらにこの
無線基地局内の加入者識別情報は「回線制御装置」により
設定し管理される。
【0006】特開平1-238328「移動無線装置の無線チャ
ンネル切り替え方式」では、複数の無線ゾーンからなる
移動無線通信において、ある無線ゾーンから他の無線ゾ
ーンへと移動する際のハンドオフ技術にかんするもであ
り、通話中の加入者に高い優先度順位を持たせ、混雑し
ている他の無線ゾーンへ移動する場合であっても通話を
中断させることなく続行できるようにすることを目的と
したものである。この方式では、特開昭63-180231「移動
無線通信方式」と同様に、加入者の優先順位の識別は、
交換局と無線基地局との間に「制御局」を設けることによ
り行われる。この制御局内には各端末ごとの優先順位を
記憶した管理テーブルを内蔵している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来一般
的に用いられてきた技術では、無線基地局と交換局(固
定網)との中間に専用の装置を設けることで加入者の優
先順位の識別を行ってきたが、この構成では資源的に、
また製造・設置及び補修コスト的にも負担が大きいとい
う第一の課題があった。
【0008】また、無線端末用の優先確保の際に、ユー
ザは現在の状況を容易に把握する術をもっておらず、優
先確保されているのかあるいは優先確保待ちの状態なの
か把握できないという第2の課題があった。
【0009】そこで、本願発明の目的は、既存のハード
を生かしつつ、資源的に、製造・設置及び補修コスト的
にも有利な回線接続システム、及び回線接続方法を提供
することにある。
【0010】また、本願発明の目的は、優先確保の状況
を容易に把握できる回線接続システム、及び回線接続方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明の交換局は、無
線端末の個別の情報及び契約クラスを記憶する記憶部
と、無線基地局から送信される前記無線端末の位置登録
情報に基づいて前記記憶部に記憶される前記契約クラス
を検索し、前記無線端末の契約クラスが優先クラスであ
る場合には前記無線基地局に対し優先回線を確保するよ
う命令信号を発する交換局制御部とを有するものであ
る。
【0012】また、本願発明の無線基地局は、無線端末
と無線回線を介して回線接続を行う無線部と、前記無線
部に接続され前記交換局との回線接続インタフェースを
行うインタフェース部と、前記インタフェース部に接続
され前記インタフェース部と前記無線部を制御し、前記
交換局から送信される前記命令信号に基づいて優先回線
を確保し、優先回線確保通知を前記無線部より前記無線
端末に送信するよう制御する無線基地局制御部とを有す
るものである。
【0013】また、本願発明の無線基地局は、交換局か
ら送信される前記命令信号に基づいて前記無線基地局の
保有する無線回線の空き状況を探索し、該無線回線に空
きがある場合には前記無線端末用の優先回線を確保し優
先回線確保通知を前記無線部より前記無線端末に送信
し、該無線回線に空きが無い場合には前記無線端末用の
優先回線を予約し優先回線予約通知を前記無線部より前
記無線端末に送信するよう制御する無線基地局制御部と
を有するものである。
【0014】また、本願発明の無線端末は、前記無線端
末個別の情報を記憶する記憶部と、無線基地局と無線接
続する無線部と、前記記憶部及び前記無線部とを、前記
記憶部に記憶される前記無線端末個別の情報を含む前記
位置登録情報を前記無線基地局に送信するよう制御する
制御部と、前記無線基地局から通知される優先回線確保
通知に基づいて優先回本願発明の無線端末は、無線基地
局から通知される優先回線確保通知に基づいて優先回線
確保された旨を表示するか、あるいは前記無線基地局か
ら通知される優先回線予約通知に基づいて優先回線予約
された旨を表示する表示部とを有するものである。
【0015】また、本願発明の無線端末は、無線基地局
から通知される優先回線確保通知に基づいて優先回線確
保された旨を音声出力するか、あるいは前記無線基地局
から通知される優先回線予約通知に基づいて優先回線予
約された旨を音声出力する音声出力部とを有するもので
ある。
【0016】また、本願発明の回線接続システムは上述
してきた交換局、無線基地局、無線端末を有するもので
ある。
【0017】
【作用】本願発明では、ユーザごとの契約クラスを登録
しておく契約クラス管理テーブル17を交換局に設け、
回線の空き状態を確保するための記憶装置24を無線基
地局に設け、携帯端末30が通話エリア内200に入っ
てきた場合、交換局10側または無線基地局20側で契
約内容を契約クラス管理テーブル17から確認し、交換
局10から無線基地局20に優先的に回線を確保するよ
うに指示を送るか、あるいは無線基地局20単独で優先
的に回線を確保する。回線が空いている場合は、無線基
地局20側は優先回線確保の状態をメモリーである記憶
部24に記憶しておき、無線端末30側からの接続要求
に備え回線を確保しておき、無線端末に優先回線確保の
旨を通知する。また回線が塞がっている状態では、無線
基地局20側では回線の空き待ちあるいは回線予約を行
い無線端末に優先回線予約あるいは回線空き待ちの旨を
通知する。そして無線チャンネルが空き次第、回線を確
保すし、無線端末に優先回線確保の旨を通知する。一方
無線端末30では、優先回線確保あるいは優先回線予約
の旨の通知を受信すると、無線端末に備えられた表示部
34に表示するか、音声出力部37に音声出力するかの
どちらか、あるいは両方によってユーザに回線確保状態
を知らしめる。
【0018】以上のように、従来早いもの勝ちであった
回線接続が、契約状況に応じて優先順位が付けられる。
また、このように構成することにより、回線接続の優先
順位をクラス分けし、ユーザの使用条件に合わせた条件
を携帯無線端末の契約時に選択、または一時的に選択で
きるようにし、サービスの向上を図るものである。さら
に、回線確保の状態を一目であるいは一聞で容易に把握
できるためユーザの使い勝手が向上するものである。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を図1から図14を用い
て説明する。
【0020】図1は本発明を適用した回線接続方式のハ
ード構成を示めしたものである。交換局10は有線回線
14を介して無線基地局20に接続されている。本実施
例では無線基地局20は4つの空チャンネルを持ってい
る場合で説明するが、これ以上多い場合であっても差し
支えない。交換局10は交換機11とそれにつながる制
御部12と記憶装置13で構成される。記憶装置内には
位置管理テーブル15、端末番号管理テーブル16、契
約クラス管理テーブル17、キャリア(第1種通信回線
業者)番号管理テーブル18等が格納される。位置管理
テーブル15は携帯機30の位置情報を記憶する。端末
番号管理テーブル16は各携帯機30毎に割り当てられ
た、それぞれの端末番号40が登録されている。契約ク
ラス管理テーブル17は各携帯機ごとの契約状況が登録
されている。キャリア番号管理テーブルは18は運用さ
れているキャリア(第1種通信回線業者)を識別するた
めの番号が登録されている。ここで上記テーブルは個別
に存在する場合で説明されるが、複数のテーブルを一つ
のテーブルにマージして記憶、設定してもよい。
【0021】本実施例では、ユーザが通信サービス会社
との契約において優先接続を行うための契約をファース
トクラス契約、優先接続を行わない契約をエコノミーク
ラス契約としている。尚、契約クラスは3つ以上のクラ
スであってもよい。
【0022】無線基地局20は回線インターフェース部
21と無線部22を持ち、制御部23により回線の接続
の制御を行う。制御部23には記憶装置24がつなが
り、交換局10からの優先接続の指示を記憶している。
無線基地局20と携帯端末30は無線信号26をそれぞ
れのアンテナ25、35を介して送受信する。
【0023】携帯端末30は無線部31とベースバンド
処理部32を内蔵し、これらは制御部33により動作を
制御される。制御部には表示器34、操作部36、スピ
ーカー37と記憶装置38がつながっている。記憶装置
38にはキャリア番号39と端末番号40を格納してあ
り、このキャリア番号と端末番号とを交換局の記憶装置
と照合させ、契約状態を知る。
【0024】図2〜図5を用いて端末の契約クラスの違
いによる制御の状態を説明する。本実施例では無線回線
26は4チャンネル持っている。
【0025】図2は通話エリア200の中にエコノミー
クラス契約携帯機30a、30b、30cがおり、ファー
ストクラス契約携帯機は通話エリアの外にある。この状
態では無線基地局20は4無線回線を自由に利用でき
る。
【0026】図3は通話エリア200内にファーストク
ラス契約携帯機がエリア内に入った状態を示す。このと
き位置登録の時に携帯端末の契約状態を認識し、無線基
地局20は無線回線26fを優先的に確保する。
【0027】図4は通話エリア内にエコノミークラス契
約携帯機のみで無線回線が塞がっている状態を示す。フ
ァーストクラス契約端末は通話エリア200内に無いの
で、従来と同様の制御が行われる。
【0028】図5は回線塞がり状態に通話エリア内にフ
ァーストクラス契約端末30fが入ってきた状態を示
す。このとき無線回線は塞がり状態にあるので、無線基
地局20には優先回線確保待ちになる。基地局20は優
先回線待ち状態であることをファーストクラス契約端末
30fに通知する。(250) 図6でエコノミー契約携帯端末の接続シーケンスを示
す。エコノミー契約携帯機に電源を入れる(310)
と、通話エリア内であれば基地局に位置情報が送信され
(311)、基地局から交換局に位置情報が送信される
(312)。送られた位置情報には端末番号、キャリア
番号が含まれており、位置登録とともに交換局側の記憶
装置12と照合され、契約クラスの確認が行われる(3
13)。基地局から圏内であることの通知が携帯機に行
く(314)。携帯機側で通話ボタンが押されると(3
15)、基地局に接続要求の信号が行く(316)。位
置登録が成立するが、回線に空きが無い状態に移行した
状態では(317)、基地局は回線塞がり状態通知を携
帯機に返す(318)。このとき携帯機に回線塞がりを
示すビジートーンが流れる(319)。このようにエコ
ノミー契約端末では回線に空きが無い状態では空きがで
きるまで待つしかないが、いつ空きが出るかユーザは予
測できないし、接続は早いもの勝ちである。
【0029】図7を用いて、回線に空きが有る状態での
ファーストクラス契約携帯機の接続シーケンスの一実施
例を示す。図7の状態は、図3に対応する。ファースト
クラス契約携帯機の電源を入れると(410)、基地局
に位置情報が送信され(411)、基地局から交換局に
位置情報が送信される(412)。交換局側では記憶装
置13内の位置登録管理テーブル15に位置情報が格納
され、端末番号管理テーブル16と契約クラス管理テー
ブル17で照合され、契約クラスの確認が行われる(4
13)。ファーストクラス契約であることが確認される
と交換局は基地局に対し優先回線確保の指示を出す(4
30)。基地局は優先回線を確保する(432)。この
時交換局からの指示情報にはキャリア番号や端末番号の
情報が含まれており(413)、これらの情報は記憶装
置24に格納される。また、基地局から圏内であること
の通知が携帯機に行く(431)。基地局20は優先回
線が確保されたことを携帯機に通知し(434)、携帯
機側に優先回線確保の表示が出る(450) この時の携帯機側の状態の一実施例を図10に示す。携
帯機30は表示器34と通話ボタン712を持ち、表示
器34の中に「優先回線確保」表示710と「優先回線
確保待ち」表示711の表示機能を持つ。基地局側から
優先回線確保の通知を受け取ると「優先回線確保」表示
710が点灯し、基地局側から優先回線確保待ちの信号
を受け取ると「優先回線確保待ち」表示711が点灯す
る。
【0030】これらの表示は、無線基地局20からの信
号をアンテナ35で受信し、無線部31を通り制御部3
3に伝えられ、表示器34に表示点灯の制御が行われ
る。また、「優先回線確保」、「優先回線確保待ち」の
表示は視覚による表示方法以外に、スピーカー37によ
り音声で通知してもよい。
【0031】携帯機側で通話ボタンが押されると(43
3)、基地局に接続要求の信号が行く(435)。基地
局では接続要求を行った携帯機がファーストクラス契約
携帯機であることを記憶装置24に格納されるた情報に
より確認し、ファーストクラス契約携帯機であれば交換
局に接続要求を出す(436)。これに対し交換局は接
続許可を出す(437)。基地局は携帯機に対してチャ
ンネル割り当てし(438)、通話状態にはいる(43
9、440、441) 図8を用いて、回線に空きが無い状態でのファーストク
ラス契約携帯機の接続シーケンスの一実施例を示す。図
8では基地局の回線空き無しの状態(414)でファー
ストクラス契約携帯機が位置登録を行う。図8の状態は
図5に対応する。ステップ430までは図7と同様であ
る。交換局から基地局には優先回線確保の指示が出され
るが(430)、このとき基地局の無線回線は塞がり状
態であるから、基地局では優先回線確保待ちになる(4
16)。基地局から圏内であることの通知が携帯機に行
く(431)。携帯機側で通話ボタンが押されると(4
17)基地局に接続要求の信号が行く(418)。基地
局は携帯機に対し優先回線確保待ちであることを通知す
る(419)。携帯機は優先回線確保待ちであることを
本体の表示部34に表示する(420)。基地局側に回
線の空きができると(421)、優先回線の確保が行わ
れ(432)、基地局から携帯機側に優先回線が確保で
きたことを通知し(434)、携帯機側に優先回線確保
の表示が出る(450)。以下、図7と同様である。
【0032】図9を用いて、基地局の接続フローの一実
施例を説明する。携帯機からの位置登録情報を受け付け
ると(511)、交換局に対し携帯機の端末番号、キャ
リア番号を送信する(512)。交換局からは契約クラ
スチェックし優先回線確保の指示を待つ(513)。
【0033】ファーストクラスでない場合は、交換局か
ら優先回線確保の指示が来ない。回線の空きをチェック
し(540)、基地局の回線に空きがない場合は携帯機
からの接続要求(517)に対し、回線塞がり状態を通
知する(542)。基地局の回線に空きがある場合は携
帯機からの接続要求(517)に対し、チャンネル割り
当てを出し(519)、通話に入る(520)。携帯機
から接続解除の要求がきたら(521)、チャンネル割
り当てを解除し(522)、終了する(523)。
【0034】ファーストクラスの場合、優先回線確保の
指示が交換局から来る(513)。回線の空きをチェッ
クし(540)、回線に空きがある場合は優先回線を確
保し(515)、携帯機に優先回線確保の通知を行う
(516)。携帯機からの接続要求(517)に対し、
ファーストクラス契約の端末であるか否かのチェックを
行い(518)、ファーストクラス契約の端末である場
合は、チャンネル割り当てを出し(519)、通話に入
る(520)。
【0035】ファーストクラス契約の端末でない場合は
回線塞がり状態を通知する(542)。
【0036】回線に空きがない場合、優先回線の確保待
ち状態になり(530)、携帯機に優先回線確保待ちの
通知を行う(531)。携帯機からの接続要求(51
7)に対し、ファーストクラス契約の端末であるか否か
のチェックを行い(518)、ファーストクラス契約の
端末である場合は、再度、携帯機に優先回線確保待ちの
通知を行う(533)。優先回線の確保待ちにはタイム
アウトがあり(534)、制限時間内に回線が空かない
場合は優先回線確保待ちを解除し(535)、終了する
(523)。制限時間内であれば一定の時間おきに空き
があるかどうかチェック(514)し、空いた場合には
優先回線を確保する(515)。
【0037】これまで携帯機の発信について述べてきた
が、この回線接続方式を用いれば受信の際にも効果を発
揮する。受信にいての接続フローの一実施礼例を図11
を用いて説明する。
【0038】ステップ(410)から、優先回線が確保
されたことを携帯機に通知するまでのステップ(43
4)までは図7と同様である。交換局側から呼出(81
0)があると、交換局から基地局に対し着信要求が行く
(811)、このとき基地局では契約クラスをチェック
し(812)、着信要求がファーストクラス契約携帯機
でなく、しかも回線が空いていない状態であれば回線塞
がり状態通知を返す(813)。着信要求がファースト
クラス契約携帯機かけに対してであれば呼び出しをする
(814)。携帯機に呼び出しがかかり携帯機側で通話
ボタンが押されると(815)、基地局に着信応答の信
号が行く(816)。基地局は携帯機に対してチャンネ
ル割り当てし(817)、通話状態にはいる(818、
819、820)。
【0039】この様に本発明では着信に対しても効果が
ある。
【0040】図12は本発明を適用した回線接続方式の
ハード構成の別の実施例を示めしたものである。図12
の基本構成は図1と同様であるが、交換局10の記憶装
置13内には位置管理テーブル15、端末番号管理テー
ブル16が格納される。
【0041】一方、無線基地局20に内蔵する記憶装置
24には、キャリア番号27と契約クラス情報が格納さ
れている。
【0042】携帯端末30に内蔵する記憶装置38には
キャリア番号39と端末番号40に加え契約クラス情報
38を格納してあり、このキャリア番号と契約クラス情
報とを無線基地局側のキャリア番号27と契約クラス情
報28とを照合させ、優先回線の設定を行う。
【0043】図13を用いて、図12に示すハード構成
による、回線に空きが有る状態でのファーストクラス契
約携帯機の接続シーケンスの一実施例を示す。図13の
状態も、図3に対応する。図10との違いは、基地局か
ら交換局に位置情報が送信された(412)際に、交換
局側では記憶装置13内の位置登録管理テーブル15と
端末番号管理テーブル16により位置情報が格納され
(100)、ファーストクラス契約であることの確認
は、基地局側のキャリア番号27と契約クラス情報28
との照合により行われ、基地局が独自に優先回線を確保
する(101)ことである。あとは同様に、携帯機側に
優先回線確保の表示がなされ、携帯機側で通話ボタンが
押されると(433)、基地局に接続要求の信号が行き
(435)、通話状態にはいる(439、440、44
1) 図14を用いて、図12に示すハード構成による、回線
に空きが無い状態でのファーストクラス契約携帯機の接
続シーケンスの一実施例を示す。図14の状態も図5に
対応する。
【0044】図8との違いは、基地局から交換局に位置
情報が送信された(412)際に、交換局側では記憶装
置13内の位置登録管理テーブル15と端末番号管理テ
ーブル16により位置情報が格納され(100)、ファ
ーストクラス契約であることの確認は、基地局側のキャ
リア番号27と契約クラス情報28との照合により行わ
れ、基地局が独自に優先回線確保待ちにする(110)
ことである。以下圏内情報通知(431)以下、図4b
と同様である。
【0045】これまで説明してきた実施例では、予め、
図1に示した構成図の様に交換局10内に契約クラスの
管理テーブルを持つか図12に示した構成図の様に無線
基地局10と携帯機30内に契約クラス情報を持つこと
により加入者の優先順位の識別を行ってきたが、次にフ
ァーストクラス契約ユーザでない加入者が、一時的にフ
ァーストクラス契約として通話を許可する例を述べる。
その場合利用料金が通常に比べ高額に設定される。
【0046】例えば、一実施例として、図10の携帯機
30から優先回線接続要求信号を出せるようにする。優
先回線接続要求信号は専用ボタンでありる優先回線ボタ
ン713を設けてもよいし、特定の番号を操作部の10
キーから押させてもよい。携帯端末から送信された優先
回線接続要求信号は、図1の場合、無線基地局20から
交換局10に送られ、契約管理テーブル17で一時利用
者としての登録を行い、以下、図7のステップ430、
図8のステップ430以降同様の手順で優先回線を確保
する。図14の場合は無線基地局20の契約クラス情報
28で一時利用者としての識別を行い、以下図13のス
テップ434、図14のステップ418以降同様の手順
で優先回線を確保する。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本願発明では、携帯
電話システムにおいてキャリアとの契約時にクラスを選
択することにより、無線基地局に優先接続の設定が確保
でき、トラフィックの高い状態での発信及び、着信が確
実になる。従来早いもの勝ちであった接続条件が、ユー
ザの使用条件に合わせた接続が選べるようになる。
【0048】また、本願発明の構成によれば、既存のハ
ードを生かしつつ、資源的に、製造・設置及び補修コス
ト的にも有利な回線接続システム、及び回線接続方法を
提供できる。
【0049】また、本願発明では、優先回線確保の状況
を無線基地局から無線端末に通知するため、ユーザが優
先回線確保の状況を容易に把握できる回線接続システ
ム、及び回線接続方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回線接続システムの
構成図。
【図2】通話エリア外にファーストクラス契約携帯機が
存在する状態を示す図。
【図3】通話エリア内にファーストクラス契約携帯機が
存在する状態を示す図。
【図4】回線が全て塞がり、かつ、通話エリア内のにフ
ァーストクラス契約携帯機が存在しない状態を示す図。
【図5】回線が全て塞がり、かつ、通話エリア内のにフ
ァーストクラス契約携帯機が存在する状態を示す図。
【図6】エコノミークラス契約携帯機の無線回線の空き
無し状態での接続シーケンスの一例を示す図。
【図7】ファーストクラス契約携帯機の接続シーケンス
の一例を示す図。
【図8】ファーストクラス契約携帯機の接続シーケンス
の一例を示す図。
【図9】基地局の動作のプローの一例を示す図。
【図10】携帯機の外観と表示部の一例を示す図。
【図11】ファーストクラス契約携帯機の着信時の接続
シーケンスの一例を示す図。
【図12】本発明の他の実施例における回線接続システ
ムの構成図。
【図13】図12に示した構成図におけるファーストク
ラス契約携帯機の接続シーケンスの一例を示す図。
【図14】図12に示した構成図におけるファーストク
ラス契約携帯機の接続シーケンスの一例を示す図。
【符号の説明】
10…交換局,11…交換機,12…交換局制御部,1
3…交換局記憶装置,14…有線回線,20…無線基地
局,21…回線インターフェース部,22…基地局無線
部,23…基地局制御部,24…無線基地局記憶装置,
25…無線基地局アンテナ部,30…携帯機,31…携
帯機無線部,32…ベースバンド処理部,33…携帯機
制御部,34…表示器,35…携帯機アンテナ部,36
…操作部,37…スピーカー,38…携帯機記憶装置,
712…通話ボタン,713…優先回線ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西喜 豊 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所無線事業推進本部内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換局に接続される無線基地局と無線端末
    との回線接続に用いられる回線接続方法において、 前記無線端末に無線基地局に該無線基地局の通信圏内に
    あることを通知する位置登録情報を送信し、 前記交換局は前記無線基地局を介して前記位置登録情報
    を受信し、該位置登録情報を送信した前記無線端末の契
    約クラスを検索し、該契約クラスが優先クラスである場
    合に、前記無線端末用の優先回線を確保するとことを特
    徴とする回線接続方法。
  2. 【請求項2】交換局に接続される無線基地局と無線端末
    との回線接続に用いられる回線接続方法において、 前記無線端末に無線基地局に該無線基地局の通信圏内に
    あることを通知する位置登録情報を送信し、 前記交換局は前記無線基地局を介して前記位置登録情報
    を受信し、該位置登録情報を送信した前記無線端末の契
    約クラスを検索し、該契約クラスが優先クラスである場
    合に、前記無線基地局は該無線基地局の保有する無線回
    線の空き状況を探索し、該無線回線に空きがある場合に
    は前記無線端末用の優先回線を確保し、該無線回線に空
    きが無い場合には前記無線端末用の優先回線を予約する
    とことを特徴とする回線接続方法。
  3. 【請求項3】交換局に接続される無線基地局と無線端末
    との回線接続に用いられる回線接続方法において、 前記無線端末は無線基地局に該無線基地局の通信圏内に
    あることを通知する位置登録情報を送信し、 前記交換局は前記無線基地局を介して前記位置登録情報
    を受信し、該位置登録情報を送信した前記無線端末の契
    約クラスを検索し、該契約クラスが優先クラスである場
    合に優先回線の確保命令を前記無線基地局に対して発
    し、 前記無線基地局は前記確保命令に基づいて前記優先回線
    を確保するとことを特徴とする回線接続方法。
  4. 【請求項4】交換局に接続される無線基地局と無線端末
    との回線接続に用いられる回線接続方法において、 前記無線端末は無線基地局に該無線基地局の通信圏内に
    あることを通知する位置登録情報を送信し、 前記交換局は前記無線基地局を介して前記位置登録情報
    を受信し、該位置登録情報を送信した前記無線端末の契
    約クラスを検索し、該契約クラスが優先クラスである場
    合に、前記無線基地局は該無線基地局の保有する無線回
    線の空き状況を探索し、該無線回線に空きがある場合に
    は前記無線端末用の優先回線の確保命令を前記無線基地
    局に対して発し、該無線回線に空きが無い場合には前記
    無線端末用の優先回線を予約する予約命令を前記無線基
    地局に対して発し、 前記無線基地局は前記確保命令に基づいて前記優先回線
    を確保あるいは前記予約命令に基づいて前記回線を予約
    するとことを特徴とする回線接続方法。
  5. 【請求項5】交換局に接続される無線基地局と無線端末
    との回線接続に用いられる回線接続方法において、 前記無線端末は無線基地局に該無線基地局の通信圏内に
    あることを通知する位置登録情報を送信し、 前記位置登録情報を受信した無線基地局は該位置登録情
    報を前記交換局に送信し、 前記交換局は前記位置登録情報を受信し、該位置登録情
    報に関わる前記無線局の契約クラスを確認し、該契約ク
    ラスが優先クラスである場合に優先回線の確保命令を前
    記無線基地局に対して発し、 前記無線基地局は前記確保命令に基づいて前記優先回線
    を確保し、前記無線端末に対して優先回線確保通知を送
    信し、 前記無線端末は前記優先回線確保通知を受信し、前記優
    先回線を介して前記無線基地局と回線接続するとことを
    特徴とする回線接続方法。
  6. 【請求項6】交換局に接続される無線基地局と無線端末
    との回線接続に用いられる回線接続方法において、 前記無線端末は無線基地局に該無線基地局の通信圏内に
    あることを通知する位置登録情報を送信し、 前記位置登録情報を受信した無線基地局は該位置登録情
    報を前記交換局に送信し、 前記交換局は前記位置登録情報を受信し、該位置登録情
    報に関わる前記無線局の契約クラスを確認し、該契約ク
    ラスが優先クラスである場合に優先回線の確保命令を前
    記無線基地局に対して発し、 前記無線基地局は前記確保命令に基づいて前記優先回線
    を確保あるいは前記優先回線を即座に確保できない場合
    には優先回線を予約した後に確保し、前記無線端末に対
    して優先回線確保通知を送信し、 前記無線端末は前記優先回線確保通知を受信し、前記優
    先回線を介して前記無線基地局と回線接続するとことを
    特徴とする回線接続方法。
  7. 【請求項7】交換局に接続される無線基地局と無線端末
    との回線接続に用いられる回線接続方法において、 前記無線端末は前記無線基地局に該無線基地局の通信圏
    内にあることを通知する位置登録情報を送信し、 前記位置登録情報を受信した前記無線基地局は該位置登
    録情報を前記交換局に送信し、 前記交換局は前記位置登録情報を受信し、該位置登録情
    報に関わる前記無線局の契約クラスを確認し、該契約ク
    ラスが優先クラスである場合に前記無線基地局に対して
    優先回線の確保命令を発し、 前記無線基地局は前記確保命令に基づいて優先回線を確
    保し、前記無線端末に対して優先回線確保通知を送信
    し、 前記無線端末は前記優先回線確保通知を受信し、優先回
    線が確保された旨を表示し、確保された前記優先回線を
    介して前記無線基地局と回線接続するとことを特徴とす
    る回線接続方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の回線接続方法において、前
    記優先回線確保が即座に行えない場合に前記無線端末に
    対して優先回線確保待ちの旨を通知し、該通知を受けた
    前記無線端末は前記優先回線確保待ちの旨を表示するこ
    とを特徴とする回線接続方法。
  9. 【請求項9】交換局に接続される無線基地局と無線端末
    との回線接続に用いられる回線接続方法において、 前記無線端末は前記無線基地局に該無線基地局の通信圏
    内にあることを通知する位置登録情報を送信し、 前記位置登録情報を受信した前記無線基地局は該位置登
    録情報を前記交換局に送信し、 前記交換局は前記位置登録情報を受信し、該位置登録情
    報に関わる前記無線局の契約クラスを確認し、該契約ク
    ラスが優先クラスである場合に前記無線基地局に対して
    優先回線の確保命令を発し、 前記無線基地局は前記確保命令に基づいて優先回線を確
    保し、前記無線端末に対して優先回線確保通知を送信
    し、 前記無線端末は前記優先回線確保通知を受信し、優先回
    線が確保された旨を音声出力し、確保された前記優先回
    線を介して前記無線基地局と回線接続するとことを特徴
    とした回線接続方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の回線接続方法において、
    前記優先回線確保が即座に行えない場合に前記無線端末
    に対して優先回線確保待ちの旨を通知し、該通知を受け
    た前記無線端末は前記優先回線確保待ちの旨を音声出力
    することを特徴とする回線接続方法。
  11. 【請求項11】交換局と、前記交換局に接続される無線
    基地局と、前記無線基地局と無線回線により接続される
    無線端末と、を有する回線接続システムにおいて、 前記交換局は、 前記無線端末の個別の情報及び契約クラスを記憶する記
    憶部と、 前記無線基地局から送信される前記無線端末の位置登録
    情報に基づいて前記記憶部に記憶される前記契約クラス
    を確認し、前記無線端末の契約クラスが優先クラスであ
    る場合には前記無線基地局に対し優先回線を確保するよ
    う命令信号を発する交換局制御部と、 を有し、 前記交換局に接続される前記無線基地局は、 前記交換局及び前記無線端末との回線接続のインタフェ
    ースを行うインタフェース部と、 前記インタフェース部に接続され前記無線端末と無線回
    線を介して回線接続を行う無線部と、 前記インタフェース部と前記無線部を制御し、前記交換
    局から送信される前記命令信号に基づいて優先回線を確
    保し、優先回線確保通知を前記無線部より前記無線端末
    に送信するよう制御する無線基地局制御部と、 を有し、 前記無線基地局と無線回線を介して接続する無線端末
    は、 前記無線端末個別の情報を記憶する記憶部と、 前記無線基地局と無線接続する無線部と、 前記記憶部及び前記無線部とを、前記記憶部に記憶され
    る前記無線端末個別の情報を含む前記位置登録情報を前
    記無線基地局に送信するよう制御する無線端末制御部
    と、 前記無線端末制御部に制御され前記無線基地局から通知
    される優先回線確保通知に基づいて優先回線確保された
    旨を表示する表示部と、 を有し、 前記無線端末は前記優先回線を介して前記無線基地局と
    接続されることを特徴とした回線接続システム。
  12. 【請求項12】請求項11記載の回線接続システムにお
    いて、前記優先回線確保が即座に行えない場合に前記無
    線基地局は、前記無線端末に対して優先回線確保待ちの
    旨を通知し、該通知を受けた前記無線端末は前記優先回
    線確保待ちの旨を前記表示部に表示することを特徴とす
    る回線接続システム。
  13. 【請求項13】交換局と、前記交換局に接続される無線
    基地局と、前記無線基地局と無線回線により接続される
    無線端末と、を有する回線接続システムにおいて、 前記交換局は、 前記無線端末の個別の情報及び契約クラスを記憶する記
    憶部と、 前記無線基地局から送信される前記無線端末の位置登録
    情報に基づいて前記記憶部に記憶される前記契約クラス
    を確認し、前記無線端末の契約クラスが優先クラスであ
    る場合には前記無線基地局に対し優先回線を確保するよ
    う命令信号を発する交換局制御部と、 を有し、 前記交換局に接続される前記無線基地局は、 前記無線端末と無線回線を介して回線接続を行う無線部
    と、 前記無線部に接続され前記交換局及との回線接続のイン
    タフェースを行うインタフェース部と、 前記インタフェース部と前記無線部を制御し、前記交換
    局から送信される前記命令信号に基づいて優先回線を確
    保し、優先回線確保通知を前記無線部より前記無線端末
    に送信するよう制御する無線基地局制御部と、 を有し、 前記無線基地局と無線回線を介して接続する無線端末
    は、 前記無線端末個別の情報を記憶する記憶部と、 前記無線基地局と無線接続する無線部と、 前記記憶部及び前記無線部とを、前記記憶部に記憶され
    る前記無線端末個別の情報を含む前記位置登録情報を前
    記無線基地局に送信するよう制御する無線端末制御部
    と、 前記無線端末制御部に制御され前記無線基地局から通知
    される優先回線確保通知に基づいて優先回線確保された
    旨を音声出力する音声出力部と、 を有し、 前記無線端末は前記優先回線を介して前記無線基地局と
    接続されることを特徴とした回線接続システム。
  14. 【請求項14】請求項13記載の回線接続システムにお
    いて、前記優先回線確保が即座に行えない場合に前記無
    線基地局は、前記無線端末に対して優先回線確保待ちの
    旨を通知し、該通知を受けた前記無線端末は前記優先回
    線確保待ちの旨を前記音声出力部に音声出力することを
    特徴とする回線接続システム。
  15. 【請求項15】交換局と、前記交換局に接続される無線
    基地局と、前記無線基地局と無線回線により接続される
    無線端末と、を有する回線接続システムに用いられる交
    換局において、 前記無線端末の個別の情報及び契約クラスを記憶する記
    憶部と、 前記無線基地局から送信される前記無線端末の位置登録
    情報に基づいて前記記憶部に記憶される前記契約クラス
    を検索し、前記無線端末の契約クラスが優先クラスであ
    る場合には前記無線基地局に対し優先回線を確保するよ
    う命令信号を発する交換局制御部と、を有することを特
    徴とする交換局。
  16. 【請求項16】交換局と、前記交換局に接続される無線
    基地局と、前記無線基地局と無線回線により接続される
    無線端末と、を有する回線接続システムに用いられる無
    線基地局において、 前記無線端末と無線回線を介して回線接続を行う無線部
    と、 前記無線部に接続され前記交換局との回線接続インタフ
    ェースを行うインタフェース部と、 前記インタフェース部に接続され前記インタフェース部
    と前記無線部を制御し、前記交換局から送信される前記
    命令信号に基づいて優先回線を確保し、優先回線確保通
    知を前記無線部より前記無線端末に送信するよう制御す
    る無線基地局制御部と、を有することを特徴とする無線
    基地局。
  17. 【請求項17】交換局と、前記交換局に接続される無線
    基地局と、前記無線基地局と無線回線により接続される
    無線端末と、を有する回線接続システムに用いられる無
    線基地局において、 前記無線端末と無線回線を介して回線接続を行う無線部
    と、 前記無線部に接続され前記交換局との回線接続インタフ
    ェースを行うインタフェース部と、 前記インタフェース部に接続され前記インタフェース部
    と前記無線部を制御し、前記交換局から送信される前記
    命令信号に基づいて前記無線基地局の保有する無線回線
    の空き状況を探索し、該無線回線に空きがある場合には
    前記無線端末用の優先回線を確保し優先回線確保通知を
    前記無線部より前記無線端末に送信し、該無線回線に空
    きが無い場合には前記無線端末用の優先回線を予約し優
    先回線予約通知を前記無線部より前記無線端末に送信す
    るよう制御する無線基地局制御部と、を有することを特
    徴とする無線基地局。
  18. 【請求項18】無線基地局と無線回線を介して接続する
    無線端末において、 前記無線端末個別の情報を記憶する記憶部と、 前記無線基地局と無線接続する無線部と、 前記記憶部及び前記無線部とを、前記記憶部に記憶され
    る前記無線端末個別の情報を含む前記位置登録情報を前
    記無線基地局に送信するよう制御する制御部と、 前記無線基地局から通知される優先回線確保通知に基づ
    いて優先回線確保された旨を表示する表示部と、 を有することを特徴とする無線端末。
  19. 【請求項19】無線基地局と無線回線を介して接続する
    無線端末において、 前記無線端末個別の情報を記憶する記憶部と、 前記無線基地局と無線接続する無線部と、 前記記憶部及び前記無線部とを、前記記憶部に記憶され
    る前記無線端末個別の情報を含む前記位置登録情報を前
    記無線基地局に送信するよう制御する制御部と、 前記無線基地局から通知される優先回線確保通知に基づ
    いて優先回線確保された旨を表示するか、あるいは前記
    無線基地局から通知される優先回線予約通知に基づいて
    優先回線予約された旨を表示する表示部と、 を有することを特徴とする無線端末。
  20. 【請求項20】無線基地局と無線回線を介して接続する
    無線端末において、 前記無線端末個別の情報を記憶する記憶部と、 前記無線基地局と無線接続する無線部と、 前記記憶部及び前記無線部とを、前記記憶部に記憶され
    る前記無線端末個別の情報を含む前記位置登録情報を前
    記無線基地局に送信するよう制御する制御部と、 前記無線基地局から通知される優先回線確保通知に基づ
    いて優先回線確保された旨を音声出力する音声出力部
    と、 を有することを特徴とする無線端末。
  21. 【請求項21】無線基地局と無線回線を介して接続する
    無線端末において、 前記無線端末個別の情報を記憶する記憶部と、 前記無線基地局と無線接続する無線部と、 前記記憶部及び前記無線部とを、前記記憶部に記憶され
    る前記無線端末個別の情報を含む前記位置登録情報を前
    記無線基地局に送信するよう制御する制御部と、 前記無線基地局から通知される優先回線確保通知に基づ
    いて優先回線確保された旨を音声出力するか、あるいは
    前記無線基地局から通知される優先回線予約通知に基づ
    いて優先回線予約された旨を音声出力する音声出力部
    と、 を有することを特徴とする無線端末。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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