JPH09189307A - 円筒部材と係合部材の結合方法及びその組立体及び感光体の組立体及びプロセスカートリッジ - Google Patents

円筒部材と係合部材の結合方法及びその組立体及び感光体の組立体及びプロセスカートリッジ

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JPH09189307A
JPH09189307A JP8018457A JP1845796A JPH09189307A JP H09189307 A JPH09189307 A JP H09189307A JP 8018457 A JP8018457 A JP 8018457A JP 1845796 A JP1845796 A JP 1845796A JP H09189307 A JPH09189307 A JP H09189307A
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Teruhiko Sasaki
輝彦 佐々木
Satoshi Kurihara
敏 栗原
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Canon Inc
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムフランジやギア等が、温度変化によ
り、熱収縮や熱膨張しても、シリンダーに対して抜けた
り、空回りしたりすることを防止する。 【解決手段】 円筒部材(ドラム等)7と係合部材(フ
ランジギア等)16の係合部分16bに円筒部材と同等
の熱膨張係数(熱収縮率)を有する材料を成形し円筒部
材と係合部材を圧入し固定する。成形方法は2色成形又
はインサート成形であり、更には円筒部材と係合部材の
係合部にローレットを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタや複写機等の画像形成装置に使用される円筒部材
と係合部材の結合方法及びその組立体及びその組立体を
有するプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述の従来の
技術を更に発展させたものであり、円筒部材と係合部材
の結合強度が温度変化にかかわらず維持される円筒部材
と係合部材の結合方法及びその組立体及びこの組立体を
組み込んだプロセスカートリッジを提供することを目的
とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は互
いに異種材質である円筒部材と円筒部材に嵌合する嵌合
部と円筒部材に嵌合しない機能部を有する係合部材を結
合する結合方法において、嵌合部の材質に円筒部材及び
機能部の各々の材質と異なり、且つ円筒部材の材質とほ
ぼ等しい熱膨張係数を有するものを用いて嵌合部と係合
部を一体に作り、係合部材の嵌合部を円筒部材に圧入す
ることを特徴とする画像形成装置の円筒部材と係合部材
の結合方法である。
【0004】本発明の第2の発明は係合部材の嵌合部と
機能部を二色成形することを特徴とする第1の発明に記
載の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法であ
る。
【0005】本発明の第3の発明は係合部材の嵌合部と
機能部をインサート成形により一体としたことを特徴と
する第1の発明に記載の画像形成装置の円筒部材と係合
部材の結合方法である。
【0006】本発明の第4の発明は係合部材の嵌合部の
材質が機能部の材質にフィラーを含有させたものである
第1又は第2の発明に記載の画像形成装置の円筒部材と
係合部材の結合方法である。
【0007】本発明の第5の発明は円筒部材の材質がア
ルミニウムであって、機能部の材質がポリアセタール、
又はポリカーボネイトである第4の発明に記載の画像形
成装置の円筒部材と係合部材の結合方法である。
【0008】本発明の第6の発明は係合部材の嵌合部の
材質は機能部の材質と異なり、且つフィラーを含有した
第3の発明に記載の画像形成装置の円筒部材と係合部材
の結合方法である。
【0009】本発明の第7の発明は嵌合部の材質がポリ
アセタールにフィラーを含有したものであり、機能部の
材質がポリカーボネイトである第6の発明に記載の画像
形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法である。
【0010】本発明の第8の発明は嵌合部の材質がポリ
カーボネイトにフィラーを含有したものであり、機能部
の材質がポリアセタールである第6の発明に記載の画像
形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法である。
【0011】本発明の第9の発明は係合部材の嵌合部及
び円筒部材の係合部材が嵌合する部分に夫々ローレット
加工等の凹凸加工を施した第1から第8の発明の何れか
1つに記載の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合
方法である。
【0012】本発明の第10の発明は互いに異種材質で
ある円筒部材と係合部材を結合する結合方法により組立
てられた円筒部材と係合部材の組立体において、係合部
材は円筒部材に圧入する嵌合部と円筒部材に嵌合しない
機能部と、を一体に有し、嵌合部の材質は円筒部材及び
機能部の各々の材質と異なり、且つ嵌合部と円筒部材の
材質はほぼ等しい熱膨張係数を有し、係合部材の嵌合部
を円筒部材に圧入した画像形成装置の円筒部材と係合部
材の組立体である。
【0013】本発明の第11の発明は外周に感光層を設
けた金属円筒と、該金属円筒の端部に嵌合固定されたギ
アフランジを備えた感光体組立体において、前記ギアフ
ランジの金属円筒に嵌合するフランジ部の材質は金属円
筒及びギア部の各々の材質と異なり、且つフランジ部と
金属円筒の材質はほぼ等しい熱膨張係数を有し、ギアフ
ランジのフランジ部を金属円筒に圧入した画像形成装置
の感光体の組立体である。
【0014】本発明の第12の発明は電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段とを有
して、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリ
ッジにおいて、互いに異種材質である円筒部材と係合部
材を結合する結合方法により組立てられた円筒部材と係
合部材の組立体であって、係合部材は円筒部材に圧入す
る嵌合部と、円筒部材に嵌合しない機能部と、を一体に
有し、嵌合部の材質は円筒部材及び機能部の各々の材料
と異なり、且つ嵌合部と円筒部材の材質はほぼ等しい熱
膨張係数を有し、係合部材の嵌合部を円筒部材に圧入し
た円筒部材と係合部材の組立体を有する、プロセスカー
トリッジである。
【0015】本発明の第13の発明は前記プロセスカー
トリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング
手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、
このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能
とする第12の発明に記載のプロセスカートリッジであ
る。
【0016】本発明の第14の発明は前記プロセスカー
トリッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段
の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能とする
第12の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0017】本発明の第15の発明は前記プロセスカー
トリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光体と
を一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱
可能とする第12の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0018】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0019】ところで、前記プロセスカートリッジ内に
は、感光体ドラムやトナーを感光体ドラムに顕像化する
ための現像ローラ等が設けてあるが、この感光体ドラム
や現像ローラ等はギア又はフランジを円筒部材の端部に
接着剤により接着したり、カシメ方法により固定してい
るのが、一般的である。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明に係わるプロセスカー
トリッジ及び画像形成装置の実施の形態を図面を参照し
て具体的に説明する。
【0021】(実施の形態イ)図1から図3を参照して
実施の形態イについて説明する。図1はプロセスカート
リッジを装着した状態の画像形成装置の構成説明図であ
り、図2はプロセスカートリッジの構成説明図、図3は
感光体ドラムとギアの結合構成説明図である。尚、図1
ではプロセスカートリッジの着脱を示すため、プロセス
カートリッジ及び画像形成装置本体の開閉部は重複して
表現してある。
【0022】ここで、説明の順序として、まず画像形成
装置及びプロセスカートリッジの全体構成を説明し、次
に感光体ドラムとギアの結合構成について説明する。
【0023】〔全体構成〕画像形成装置Aは図1に示す
ように、光学系1から画像情報に基づいたレーザー光L
を照射して像担持体である感光体ドラム7に現像剤(以
降トナーと言う)の像を形成する。そして前記トナー像
の形成と同期して、記録媒体2を給紙カセット3aから
ピックアップローラ3b及びレジストローラ対3c等か
らなる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカートリッジ
Bとしてカートリッジ化された画像形成部において、前
記感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段として
の転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体2
に転写し、その記録媒体2をガイド板3dでガイドして
定着手段5へ搬送する。
【0024】定着手段5は、駆動ローラ5a及びヒータ
を内蔵する定着ローラ5bからなり、通過する記録媒体
2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着する。そ
して、前記記録媒体2を排出ローラ対3eで搬送して排
出部6へと排出するものである。
【0025】一方、前記画像形成部を構成するプロセス
カートリッジBは、図1及び図2に示すように、像担持
体であるアルミニウムの円筒表面に感光層を有する感光
体ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ロ
ーラ8への電圧印加によって一様に帯電し、前記光学系
1からの光像を露光部9を介して感光体ドラム7に露光
して潜像を形成し、現像手段10によって現像する。こ
の現像手段10は、トナー溜め10a内のトナーをトナ
ー送り部材10bで送りだし、固定磁石10cを内蔵し
た現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブレード
10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像
ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に
応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー
像を形成して可視像化する。
【0026】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーをかきおとすと共に、スクイシート
手段11bによってすくいとり、廃トナー溜め11cへ
集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上
の残留トナーを除去するように構成している。
【0027】前記感光体ドラム7等の各部品は、トナー
溜め10aを形成するトナー容器12a、現像ローラ1
0d等を保持する現像枠体12b、感光体ドラム7や帯
電ローラ8及びクリーニング手段11を保持するクリー
ニング枠体12cと、感光体ドラム7を保護するためク
リーニング枠体12にヒンジ12d1で枢着したドラム
シャッター部材12dを結合させて構成したカートリッ
ジ枠体12内に収納してカートリッジ化され、装置本体
13に設けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に
装着される。
【0028】プロセスカートリッジBが装着されると、
装置本体13の側面に軸支したドラム駆動ギア(不図
示)が感光体ドラム7の一端に取付けたドラムギア16
(図3参照)と噛合し、感光体ドラム7へ駆動力が伝達
可能となる。又、感光体ドラム7の他端に取付けたドラ
ムギア17(図3参照)が転写ローラ4と同転で転写ロ
ーラ4に固定された転写ローラギア(不図示)と噛み合
う。
【0029】〔プロセスカートリッジの着脱構成〕図1
に示すようにヒンジ14aで装置本体13に開閉自在に
取り付けられた開閉カバー14は、転写ローラ4、定着
手段5、排出ローラ対3eを担持している。この開閉カ
バー14を図1において反時計回りに閉じると、感光体
ドラム7に転写ローラ4が接し、定着手段5、排出ロー
ラ対3eが所定位置にセットされ、排出ローラ対3eか
ら排出部6へ記録媒体2を排出可能となる。この開閉カ
バー14を時計回りに開いて、図示矢印a方向にプロセ
スカートリッジBが着脱される。装置本体13には図1
の紙面に平行な面上に対向して一対のプロセスカートリ
ッジ装着手段(図示されない)が設けられており、プロ
セスカートリッジBはこの装着手段に案内されて所定位
置にセットされるようになっている。プロセスカートリ
ッジBを画像形成装置本体13へ装着後は開閉カバー1
4を閉じる。
【0030】〔円筒部材と係合部材の結合構成〕次に前
記感光体ドラム7とドラムギアを結合するための結合構
成について説明する。
【0031】前記プロセスカートリッジBには、図3に
示すように、前記像担持体はアルミニウムの円筒表面に
感光層を有する前記感光体ドラム7と装置本体13から
の駆動を前記感光体ドラム7に伝達するためのドラムギ
ア16、転写ローラ4を駆動するためのドラムギア17
から構成されている。前記ドラムギア16はギア部16
aと円筒形のフランジ部16b(図3に斜線を施して示
す)から構成されており、前記フランジ部16bが前記
感光体ドラム7に圧入結合される。ドラムギア17はギ
ア部17aと円筒形のフランジ部17b(図3に斜線を
施して示す)から構成されており、前記フランジ部17
bが前記感光体ドラム7に圧入結合される。
【0032】前記圧入結合での圧入代は通常、10μm
程度確保されることで、最適な圧入強度が得られる。従
来、前記ドラムギア16,17はポリアセタールPOM
やフッ素を含有させ、摺動性を良くしたポリカーボネイ
トPC等の材料を用いて成型されている。
【0033】ポリアセタールの線膨張係数は10×10
-5cm/cm℃、ポリカーボネイトの線膨張係数は1.
9×10-5cm/cm℃に対して、圧入結合する前記感
光体ドラム7のアルミニウムの線膨張係数は2.4×1
0-5cm/cm℃である。この線膨張係数(収縮率)の
違いによって環境温度が変化するとフランジ部と感光体
ドラム7の圧入代が変化し、適切な感光体ドラム7とフ
ランジ部が相対回転を生ずるトルク又は感光体ドラムと
フランジ部が軸方向にずれを生ずる伸長力である圧入強
度がえられない恐れがあった。
【0034】本実施の形態イではどのような環境温度に
おいても、適切な圧入強度を得るため、前記フランジ部
16b,17bに前記感光体ドラム7(材質:アルミニ
ウム)と同等の線膨張係数2.4×10-5cm/cm℃
である材料を用い、ポリアセタールを材料とするギア部
16a,17aと2色成型することで、圧入強度を向上
させる。前記ドラムギア16,17の材質がポリアセタ
ールであれば、ポリアセタール材にフィラーを含有(フ
ィラー含有率GF25%)させた材質(線膨張係数:
2.5×10-5cm/cm℃)等をフランジ部16b,
17bとした2色成型する。また、前記ドラムギア1
6,17の材質がポリカーボネイトであれば、ポリカー
ボネイト材にフィラーを含有(フイラー含有率G20
%)させた材質(線膨張係数:2.4×10-5cm/c
m℃)等をフランジ部16b,17bとした2色成型す
る。前記2色成型したドラムギア16,17を前記感光
体ドラム7に圧入結合しても環境の温度変化による、圧
入代の変化がなく、常に適切な圧入強度が得られる。
【0035】同様に図5に示す、スリーブフランジ20
(材質:ポリアセタールPOM)と現像ローラ10b
(材質:アルミニウム)の圧入結合においてもスリーブ
フランジ部20a部分(図5に斜線を施して示す)を2
色成型することで、適切な圧入結合が得られる。
【0036】(実施の形態ロ)前述した実施の形態イで
は、ドラムギアのフランジ部に感光体ドラムと同等の線
膨張係数を持つ材質(ドラムギアと同材質の材料にフィ
ラー等を含有させる)を2色成型し、感光体ドラムと圧
入結合させる例を示したが、本実施の形態ロでは図4に
示すように、夫々ギア部18a,19aを有するドラム
ギア18,19のドラムフランジ部18b,19b(図
4に斜線を施して示す)に前記感光体ドラム7(材質:
アルミニウム)と同等の線膨張係数2.4×10cm/
cm℃である材料をインサート成型させる。
【0037】前記ドラムギア18,19の材質がポリア
セタールであれば、ポリカーボネイト材にフィラーを含
有(フイラー含有率G20%)させた材質(線膨張係
数:2.4×10cm/cm℃)等をフランジ部18
b,19bとしたインサート成型する。また、前記ドラ
ムギア18,19の材質がポリカーボネイトであれば、
ポリアセタール材にフィラーを含有(フイラー含有率G
F25%)させた材質(線膨張係数:2.5×10cm
/cm℃)等をフランジ部18b,19bとしたインサ
ート成型する。
【0038】同様に図5に示す、スリーブフランジ20
(材質:ポリアセタールPOM)と現像ローラ10d
(材質:アルミニウム)の圧入結合においてもスリーブ
フランジ部20a部分にインサート成型〔PC材にフィ
ラーを含有(フィラー含有率G20%)させた材質〕す
ることで、適切な圧入結合が得られる。
【0039】(実施の形態ハ)次に、本発明の実施の形
態ハを図6を用いて説明する。
【0040】図6において、はすばのギア部21bを有
するドラムギア21のギア部と同軸のフランジ部21a
は実施の形態イ、ロで成型(2色成型又はインサート成
型)されたフランジ部にローレット加工を施したもので
ある。22はフランジ部21aと圧入結合する感光体ド
ラム7内周にローレット加工を施したローレット部であ
る。
【0041】フランジ部21aには最大10kgfcm
の回転トルクが加わるため、本実施の形態ハではフラン
ジ部21aと感光体ドラム7内周のローレット部22を
圧入結合させると共に、フランジ部21aのローレット
が感光体ドラム7内周のローレット部22に食い込み回
転トルクに十分たえうる構成とする。
【0042】また、図5に示す、スリーブフランジ20
と現像ローラ10dの内周の結合部にも同様にローレッ
トを施すと前記と同様の効果が得られる。
【0043】なお、以上述べた実施の形態イ、ロ、ハの
構成はプロセスカートリッジに採用される感光体ドラム
に限らず、画像形成装置本体の例えば、定着部、給紙
部、排紙部等の円筒部材と係合部材の結合方法にも用い
ることができる。
【0044】なお、ドラムギア21のフランジ部21a
は成形の際ローレット模様と同様な凹凸形状に成形して
も良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機能部が機能部として最適な材質を選択できる上、円筒
部材と係合部材の嵌合部はほぼ等しい熱膨張係数を有す
るため、温度変化による熱膨張時及び熱収縮時に於いて
円筒部材から係合部材が抜けたり空回りすることがな
い。また、カシメ等で発生する真円度の悪化もなく、信
頼性の高い結合が行うことができる。従ってプロセスカ
ートリッジの信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し、
【図1】プロセスカートリッジを装着した画像形成装置
構成を説明する縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの構成を説明する縦断面
図である。
【図3】実施の形態イの感光体ドラムとギアの結合構成
を説明する一部断面で示す側面図である。
【図4】実施の形態ロの感光体ドラムとギアの結合構成
を説明する一部断面で示す側面図である。
【図5】スリーブフランジと現像スリーブの結合構成を
説明する一部断面で示す側面図である。
【図6】実施の形態ハの感光体ドラムとギアの結合構成
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…給紙カセット 3b…ピックアッ
プローラ 3c…レジストローラ 3d…ガイド板 3
e…排出ローラ対 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…定着ローラ 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…露光部 10…現像手段 10a…トナー溜め 10b…トナー
送り部材 10c…固定磁石 10d…現像ローラ 1
0e…現像ブレード 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…廃トナー溜め 12…カートリッジ枠体 12a…トナー容器 12b
…現像枠体 12c…クリーニング枠体 12…ドラム
シャッター 12d1…ヒンジ 13…装置本体 14…開閉カバー 14a…ヒンジ 16…ドラムギア 16a…ギア部 16b…フランジ
部 17…ドラムギア 17a…ギア部 17b…フランジ
部 18…ドラムギア 18a…ギア部 18b…ドラムフ
ランジ部 19…ドラムギア 19a…ギア部 19b…ドラムフ
ランジ部 20…スリーブフランジ 20a…フランジ部 21…ドラムギア 21a…フランジ部 21b…ギア
部 22…ローレット部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異種材質である円筒部材と円筒部
    材に嵌合する嵌合部と円筒部材に嵌合しない機能部を有
    する係合部材を結合する結合方法において、嵌合部の材
    質に円筒部材及び機能部の各々の材質と異なり、且つ円
    筒部材の材質とほぼ等しい熱膨張係数を有するものを用
    いて嵌合部と係合部を一体に作り、係合部材の嵌合部を
    円筒部材に圧入することを特徴とする画像形成装置の円
    筒部材と係合部材の結合方法。
  2. 【請求項2】 係合部材の嵌合部と機能部を二色成形す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の円
    筒部材と係合部材の結合方法。
  3. 【請求項3】 係合部材の嵌合部と機能部をインサート
    成形により一体としたことを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法。
  4. 【請求項4】 係合部材の嵌合部の材質が機能部の材質
    にフィラーを含有させたものである請求項1又は2に記
    載の画像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法。
  5. 【請求項5】 円筒部材の材質がアルミニウムであっ
    て、機能部の材質がポリアセタール、又はポリカーボネ
    イトである請求項4に記載の画像形成装置の円筒部材と
    係合部材の結合方法。
  6. 【請求項6】 係合部材の嵌合部の材質は機能部の材質
    と異なり、且つフィラーを含有した請求項3に記載の画
    像形成装置の円筒部材と係合部材の結合方法。
  7. 【請求項7】 嵌合部の材質がポリアセタールにフィラ
    ーを含有したものであり、機能部の材質がポリカーボネ
    イトである請求項6に記載の画像形成装置の円筒部材と
    係合部材の結合方法。
  8. 【請求項8】 嵌合部の材質がポリカーボネイトにフィ
    ラーを含有したものであり、機能部の材質がポリアセタ
    ールである請求項6に記載の画像形成装置の円筒部材と
    係合部材の結合方法。
  9. 【請求項9】 係合部材の嵌合部及び円筒部材の係合部
    材が嵌合する部分に夫々ローレット加工等の凹凸加工を
    施した請求項1から8の何れか1つに記載の画像形成装
    置の円筒部材と係合部材の結合方法。
  10. 【請求項10】 互いに異種材質である円筒部材と係合
    部材を結合する結合方法により組立てられた円筒部材と
    係合部材の組立体において、係合部材は円筒部材に圧入
    する嵌合部と、円筒部材に嵌合しない機能部と、を一体
    に有し、嵌合部の材質は円筒部材及び機能部の各々の材
    質と異なり、且つ嵌合部と円筒部材の材質はほぼ等しい
    熱膨張係数を有し、係合部材の嵌合部を円筒部材に圧入
    した画像形成装置の円筒部材と係合部材の組立体。
  11. 【請求項11】 外周に感光層を設けた金属円筒と、該
    金属円筒の端部に嵌合固定されたギアフランジを備えた
    感光体組立体において、前記ギアフランジの金属円筒に
    嵌合するフランジ部の材質は金属円筒及びギア部の各々
    の材質と異なり、且つフランジ部と金属円筒の材質はほ
    ぼ等しい熱膨張係数を有し、ギアフランジのフランジ部
    を金属円筒に圧入した画像形成装置の感光体の組立体。
  12. 【請求項12】 電子写真感光体と、前記電子写真感光
    体に作用するプロセス手段とを有して、画像形成装置本
    体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、互いに
    異種材質である円筒部材と係合部材を結合する結合方法
    により組立てられた円筒部材と係合部材の組立体であっ
    て、係合部材は円筒部材に圧入する嵌合部と、円筒部材
    に嵌合しない機能部と、を一体に有し、嵌合部の材質は
    円筒部材及び機能部の各々の材質と異なり、且つ嵌合部
    と円筒部材の材質はほぼ等しい熱膨張係数を有し、係合
    部材の嵌合部を円筒部材に圧入した円筒部材と係合部材
    の組立体を有する、プロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光
    体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
    画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項12に
    記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと
    電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
    成装置本体に対して着脱可能とする請求項12に記載の
    プロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記プロセスカートリッジとは、少な
    くとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリ
    ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1
    2に記載のプロセスカートリッジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112131A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Xerox Corp プリンタ画像ドラム
JP2010085649A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Canon Inc 感光ドラムユニットおよび電子写真装置

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