JPH0918908A - Pbx−コンピュータ連携システムおよびpbxならびにその連携方法 - Google Patents

Pbx−コンピュータ連携システムおよびpbxならびにその連携方法

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JPH0918908A
JPH0918908A JP16205695A JP16205695A JPH0918908A JP H0918908 A JPH0918908 A JP H0918908A JP 16205695 A JP16205695 A JP 16205695A JP 16205695 A JP16205695 A JP 16205695A JP H0918908 A JPH0918908 A JP H0918908A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PBXに収容された電話端末が多種多様なア
プリケーションのすべてに対応することのできるPBX
−コンピュータ連携システムを提供。 【構成】 PBX18に収容された電話端末12a,b,c,..に
対して、PBX18とサーバ40a,b,c,..とが連携して複数
のサービスを実施することができるように、それぞれの
サーバ40a,b,c,..からサービスに対応した識別情報を含
む端末制御情報がPBX18に出力され、PBX18に入力
された識別番号がそれぞれコンピュータ制御メモリ32に
それぞれの電話端末a,b,c,..ごとに対応させて格納され
る。これら識別番号がPBX18に登録された状態にてP
BX18にてサービスが発生すると、そのサービスに対応
する識別番号の内容に基づいて、そのサービスを担当す
るサーバ40と、そのサーバ40に登録されたアプリケーシ
ョンとが判別され、判別されたサーバとPBX18とが連
携してアプリケーションに応じたサービスが実施され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換するPBXとコン
ピュータとを連動させたPBX−コンピュータ連携シス
テムおよびPBXならびにその連携方法に係り、とく
に、複数のコンピュータにおけるアプリケーションに応
じたサービスを実施するPBX−コンピュータ連携シス
テムおよびPBXならびにその連携方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、企業内情報ネットワークの中核に
位置付けられるディジタル構内交換機(PBX;Private Bra
nch Exchange) は、多様なサービスを提供するものが知
られている。しかし、PBX単体にてサービスの多機能
化を図っていくと限界が生じる場合があり、このため最
近では、ディジタルPBXと多種のサービスを提供する
コンピュータとを連携させて、ディジタルPBXにおけ
るサービスの一部をコンピュータにて制御するPBX−
コンピュータ連携システムが開発されている。
【0003】このようなシステムでは、たとえば汎用コ
ンピュータとして、クライアント/サーバ・モデルにお
けるサーバおよびクライアントが使用される。このサー
バには、PBXに収容された電話端末に対して特定のサ
ービスを提供するためのアプリケーションが登録され、
PBXはサーバに登録されたアプリケーションに応じた
処理を行なう。
【0004】アプリケーションを用いたシステムとして
は、各人に付与したID番号をサーバに登録して、ID番号
ごとにダイヤル接続や料金管理を行なうID番号管理、自
動呼分配機能、電話受付代行システムおよび個人位置認
識カードシステムなどのシステムがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のP
BX−コンピュータ連携システムでは、PBXに関連す
る1台のサーバのみがPBXに接続され、このサーバに
登録されたアプリケーションにて提供されるサービスが
行なわれる構成であった。このため、クライアントとサ
ーバとの関係のサービス定義を必要とするアプリケーシ
ョンや、クライアント/サーバ関係を必要としないサー
バ独立のアプリケーションなどの複数のアプリケーショ
ンを同一システムに構築する場合、これら複数のアプリ
ケーションをこの1台のサーバに登録して、そのサーバ
にてアプリケーションを実行することとなり、電話端末
1台に対する電話端末制御情報は1つのアプリケーショ
ンでしか使用できないという問題があった。
【0006】また、たとえば電話端末Aに対してはサー
バAが制御し、電話端末Bに対してはサーバBが制御す
るという固定された構成によって各アプリケーションを
それぞれの電話端末に対応させてたとしても、PBX
は、特定の電話端末に対する複数のアプリケーションを
受けつけることができず、電話端末は対応するサーバに
おけるアプリケーションのみにしか対応することができ
なかった。このためPBXに収容された電話端末が多種
多様なアプリケーションのすべてに対応するように構成
することができなかった。
【0007】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、PBXに収容された電話端末が多種多様なアプリケ
ーションのすべてに対応することのできるPBX−コン
ピュータ連携システムおよびPBXならびにその連携方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、通信回線および複数の端末装置を収容
し、これらの間の情報交換を行なうPBXと、このPB
Xとともに端末装置に対するサービスをそれぞれ提供す
る複数のコンピュータとが連携してサービスを実施する
PBX−コンピュータ連携システムにおいて、このシス
テムは、コンピュータがPBXに複数接続され、複数の
コンピュータはそれぞれ、自己のコンピュータに関連す
るサービスをPBXと連携して行なうために、このサー
ビスとこのコンピュータとを対応づける識別情報をPB
Xに要求する制御要求をPBXに送出する要求手段を有
し、PBXは、複数のコンピュータの要求手段からそれ
ぞれ送出された複数の識別情報を蓄積する記憶手段であ
って、この識別情報を端末装置へのサービスに対応して
格納する複数の記憶領域を含む記憶手段と、識別情報を
制御要求に応じて記憶手段に格納する制御を行なう制御
手段とを有し、この制御手段は、制御要求を受けると、
識別情報を端末装置に対応させた記憶手段の記憶領域に
格納させ、さらに制御手段は、サービスが発生すると、
記憶手段に複数格納された識別情報からこのサービスに
対応する識別情報を判別し、この判別した識別情報に対
応したコンピュータと連携してサービスを実施すること
を特徴とする。
【0009】この場合、識別情報は、サービスと、この
サービスを実行するコンピュータとを特定するための第
1の情報を含み、制御手段は、制御要求に応じて第1の
情報を記憶手段の記憶領域に格納させ、さらに、サービ
スが発生すると、この記憶手段に格納された第1の情報
に基づいて、サービスに対応するコンピュータを判別
し、この判別したコンピュータと連携するとよい。
【0010】この場合さらに識別情報は、サービスを実
行するアプリケーションを特定するための第2の情報を
含み、コンピュータには、複数のサービスを実行するた
めの複数のアプリケーションが登録され、制御手段は、
第2の情報を制御要求に応じて記憶手段の記憶領域に格
納させ、さらに、サービスが発生すると、この記憶手段
に格納された第2の情報に基づいて、コンピュータに複
数登録されたアプリケーションのうちサービスに対応す
るアプリケーションを判別し、この判別したアプリケー
ションを用いてサービスを実行するコンピュータと連携
するとよい。
【0011】また、記憶手段は、端末装置を制御するた
めの管理情報と、サービスに対応するコンピュータを示
す第1の情報およびサービスに対応するアプリケーショ
ンを示す第2の情報を含む識別情報とを複数の端末装置
ごとに記憶する記憶領域を有し、制御手段は、この記憶
領域に複数格納された識別情報に基づいて、端末装置ご
とに、サービスに対応するコンピュータおよびアプリケ
ーションを判別し、対応する端末装置に対しサービスを
実施するとよい。
【0012】また、複数のコンピュータは、サービスの
実行を要求するクライアントと、このクライアントから
の要求に応じてサービスを開始するサーバとを含み、サ
ーバは、クライアントからの要求に従ってPBXに制御
要求を送出するとよい。
【0013】また本発明は上述の課題を解決するため
に、通信回線および複数の端末装置を収容しこれらの間
の情報交換を行なうPBXであって、端末装置に対する
サービスを提供する複数のコンピュータと連携してサー
ビスを実施するPBXにおいて、このPBXは、コンピ
ュータのそれぞれから送出された識別情報であって、サ
ービスとこのコンピュータとを対応づける識別情報を端
末装置に対応して格納する複数の記憶領域を有した記憶
手段と、識別情報を記憶手段に登録する制御を行なう制
御手段とを有し、この制御手段は、識別情報を複数のコ
ンピュータから受けると、この識別情報をそれぞれ、端
末装置に対応させた記憶手段の記憶領域に格納させて、
サービスをPBXとともに実行するコンピュータをこの
PBXに登録し、さらにこの制御手段は、サービスが発
生すると、記憶手段に複数登録された識別情報からこの
サービスに対応する識別情報を判別し、この判別した識
別情報に対応したコンピュータと連携してサービスを実
施することを特徴とする。
【0014】この場合、識別情報は、サービスと、この
サービスを実行するコンピュータとを特定するための第
1の情報を含み、制御手段は、第1の情報を制御要求に
応じて記憶手段の記憶領域に格納させ、さらに、サービ
スが発生すると、この記憶手段に格納された第1の情報
に基づいて、サービスに対応するコンピュータを判別
し、この判別したコンピュータと連携するとよい。
【0015】この場合さらに、識別情報は、サービスを
実行するアプリケーションを特定するための第2の情報
を含み、コンピュータには、複数のサービスを実行する
ための複数のアプリケーションが登録され、制御手段
は、第2の情報を制御要求に応じて記憶手段の記憶領域
に格納させ、さらに、サービスが発生すると、この記憶
手段に格納された第2の情報に基づいて、コンピュータ
に複数登録されたアプリケーションのうちこのサービス
に対応するアプリケーションを判別し、この判別したア
プリケーションを用いてサービスを実行するコンピュー
タと連携するとよい。
【0016】また、記憶手段は、端末装置を制御するた
めの管理情報と、サービスに応じたコンピュータを示す
第1の情報およびサービスに応じたアプリケーションを
示す第2の情報を含む識別情報とを複数の端末装置ごと
に記憶する記憶領域を有し、制御手段は、この記憶領域
に複数格納された識別情報に基づいて、端末装置ごと
に、サービスに対応するコンピュータおよびアプリケー
ションを判別し、対応する端末装置に対しサービスを実
施するとよい。
【0017】また本発明は上述の課題を解決するため
に、通信回線および端末装置を収容し、これらの間の情
報交換を行なうPBXと、このPBXとともに端末装置
に対するサービスを提供する複数のコンピュータとが連
携してこのサービスを実施するPBX−コンピュータ連
携システムにおけるPBX−コンピュータ連携方法にお
いて、この方法は、自己のコンピュータに関連するサー
ビスをPBXと連携して行なうために、このサービスと
このコンピュータとを対応づける識別情報を登録する制
御要求をコンピュータからPBXに送出し、制御要求を
受けたPBXは、この制御要求を送出したコンピュータ
に対し応答を送出するとともに、この制御要求に含まれ
る識別情報を端末装置ごとに対応させて登録し、このP
BXはさらに、複数のコンピュータから送出されるそれ
ぞれの制御要求を受け付けて、この制御要求ごとに識別
情報をそれぞれ登録し、サービスの発生に応じてPBX
では、このサービスに対応するコンピュータを登録した
識別情報に基づいて判別し、この判別したコンピュータ
とPBXとが連携してサービスを実施することを特徴と
する。
【0018】この場合、識別情報は、サービスと、この
サービスを実行するコンピュータとを特定するための第
1情報を含み、PBXは、制御要求に応じて第1の情報
を登録し、サービスが発生すると、この登録した第1の
情報に基づいてサービスに対応するコンピュータを判別
し、この判別したコンピュータと連携するとよい。
【0019】この場合さらに、識別情報は、サービスを
実行するアプリケーションを特定するための第2の情報
を含み、PBXには、複数のサービスを実行するための
複数のアプリケーションが登録され、PBXでは、制御
要求に応じて第2の情報を登録し、サービスが発生する
と、この登録した第2の情報に基づいてサービスに対応
するアプリケーションを、コンピュータに複数登録され
たアプリケーションから判別し、この判別したアプリケ
ーションを用いてサービスを実行するコンピュータと連
携するとよい。
【0020】また、この方法は、端末装置を制御するた
めの管理情報と、サービスに対応するコンピュータを示
す第1の情報およびサービスに対応するアプリケーショ
ンを示す第2の情報とをPBXに登録し、サービスが発
生すると、登録した複数の識別情報に基づいて、端末装
置ごとに、サービスに対応するコンピュータおよびアプ
リケーションを判別し、対応する端末装置に対するサー
ビスを実施するとよい。
【0021】また、この方法は、PBXに登録された識
別情報の内容をコンピュータからの制御要求にしたがっ
て変更する更新処理を行なうとよい。
【0022】
【作用】本発明に係るPBX−コンピュータ連携システ
ムおよびPBXならびにその連携方法によれば、複数の
コンピュータはそれぞれ、自己のコンピュータに関連す
るサービスをPBXと連携して行なうために、サービス
とコンピュータとを対応づける識別情報をPBXに登録
する制御要求を送出し、PBXの制御手段は、複数のコ
ンピュータから送出された制御要求を受けて、それぞれ
の制御要求を端末装置に対応させて記憶手段に格納させ
る。この記憶手段に複数の識別情報が格納された状態に
て、サービスが発生するとこのサービスに対応する識別
情報が制御手段にて判別され、判別された識別情報に対
応したコンピュータと連携してそのサービスを実施す
る。
【0023】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるPBX
−コンピュータ連携システムの実施例を詳細に説明す
る。図1を参照すると同図には本発明が適用されたPB
X−コンピュータ連携システムの一実施例が示されてい
る。このPBX−コンピュータ連携システム10は、複数
の電話端末12a,b,c,..を内線14にて収容し、公衆回線網
などの通信網を構成する局線16および電話端末12a,b,
c,..からの呼を交換するディジタルPBX(Private Bra
nch Exchange; 構内交換機) 18と、登録されたアプリケ
ーションに従ってPBX18に対するサービスを実行する
コンピュータシステム20とを含み、コンピュータシステ
ム20の複数のサーバから送出される端末制御情報をPB
X18にて受け付けて、これらを登録することにより、P
BX18に収容されているそれぞれの電話端末12a,b,c,..
が多種多様なアプリケーションに応じたサービスに対応
することのできるシステムである。
【0024】PBX18は、図2にその内部構成を示すよ
うに、複数の局線16を収容する局線インタフェース22
と、電話端末12a,b,c,..が接続された内線14を収容する
内線インタフェース24と、内線14および局線16から伝送
される通信情報を交換する時分割スイッチ(TSW) 26と、
ローカルバス30を介してインタフェース22,24 および時
分割スイッチ26に接続され、コンピュータ制御メモリ32
に記憶された情報に基づいてこれらを機能分散的に制御
する制御回路(CPU)34 とを有している。
【0025】局線インタフェース22は、アナログ加入者
線やディジタル加入者線などの複数の局線16を収容し、
回線交換およびパケット交換に対応するための発着信用
の局線トランクである。また、内線インタフェース24
は、電話機、データ端末およびISDN端末などの電話端末
12a,b,c,..を収容し、接続された電話端末12a,b,c,..の
制御を行ない、また通信情報を所定の形式に変換する内
線トランクである。また時分割スイッチ(TSW)26 は、時
間スイッチにて構成された時分割交換方式の通話路スイ
ッチである。PBX18は、局線インタフェース22および
内線インタフェース24からの呼を時分割スイッチ26にて
所望の内線14および局線16に接続する。
【0026】コンピュータ制御メモリ32はローカルバス
30に接続され、電話端末12a,b,c,..がそれぞれ接続され
た内線14に関する情報や電話端末12a,b,c,..の機能を設
定するための管理情報と、PBX18とともにサービスを
実行するサーバやそのサービスに応じたアプリケーショ
ンを特定するための識別番号とをそれぞれ電話端末12a,
b,c,..ごとに対応した記憶領域に記憶する管理メモリで
ある。また、メモリ32は、交換接続などの動作を制御す
る呼処理プログラムが蓄積された制御メモリである。
【0027】とくにコンピュータ制御メモリ32は、サー
バ40a,b,c,..(図1)から通知された識別番号をその記
憶領域に格納する。この識別番号の内容は、一例を図5
に示すように、識別番号1はサーバ「1」 およびアプリケ
ーション(AP)1を表わし、識別番号2はサーバ「1」 およ
びアプリケーション(AP)2を表わすようにサーバ「1」40a
によって設定される管理情報である。また、識別番号
3はサーバ「2」 およびアプリケーション(AP)3を表わ
し、識別番号4はサーバ「2」 およびアプリケーション(A
P)4を表わすようにサーバ「2」 40b によって設定される
管理情報である。さらに識別番号5は、サーバ「3」 およ
びアプリケーション(AP)5を表わすようにサーバ「3」 40
c によって設定される管理情報である。サーバ40a,b,
c,..から通知されるこれら識別番号の内容は、電話端末
12a,b,c,..のそれぞれに対応したコンピュータ制御メモ
リ32の記憶領域に格納される。
【0028】本実施例におけるアプリケーション(AP)を
説明すると、図4に示したように、アプリケーション1
は、個人および社内の電話帳機能と代行発信機能とを有
したサービス1を実行するための制御プログラムであ
る。アプリケーション2は、局線16への着呼を所定の分
配規則に基づいて電話端末12a,b,c,..のいずれかに分配
する自動呼分配(ACD) 機能を有したサービス2を実行す
るための制御プログラムである。アプリケーション3
は、電話端末12およびクライアント38からの操作によっ
て入力されたID(発信者識別番号)に応じて、そのIDク
ラスを管理するIDクラス管理機能を有したサービス3を
実行するための制御プログラムである。たとえばアプリ
ケーション3は、オペレータの操作に応じて入力された
IDに基づいて発信許可または発信不許可し、また、IDに
応じてID発信を実行する機能を有している。さらにアプ
リケーション3は電話端末12からの発呼に際してID転送
を行なう機能を有している。アプリケーション4は電話
端末12ごと課金管理を行なう機能を有したサービス4を
実行する制御プログラムである。このアプリケーション
4は、アプリケーション3によるIDに応じた課金管理を
も実行する。アプリケーション5は、電話端末12への入
力操作に応じてオペレータの出退勤務、在席、不在など
を管理する出退勤務管理機能を有したサービス5を実行
する制御プログラムである。
【0029】コンピュータ制御メモリ32には、電話端末
12a,b,c,..ごとにサービス1〜5を実現するための管理
情報が上述の識別番号1〜5として蓄積される。詳しく
は、コンピュータ制御メモリ32は、図3に示すように複
数の電話端末12a,b,c,..のそれぞれに対応した複数の管
理領域を有し、一つの電話端末12に対応づけられた管理
領域は、その電話端末12の管理情報が格納される領域
と、サービスごとの識別番号が格納される領域とを含
む。本実施例におけるそれぞれの電話端末12a,b,c,..に
関するコンピュータ制御メモリ32の記憶領域は、とく
に、サービス1〜5のそれぞれについて識別番号1〜5
の内容が登録される領域を有し、この記憶領域には、サ
ーバ40から通知される端末制御情報に応じた識別番号の
内容が格納される。
【0030】同図に示したコンピュータ制御メモリ32の
記憶領域は、PBX18に接続された電話端末12のそれぞ
れに対応したサービスについて最大限の識別番号を登録
し得る最大限の記憶容量を有している。しかし、本発明
はこれに限らず、サービスに対応して登録する識別番号
に応じて記憶領域の容量を可変に制御するものでもよ
い。
【0031】図2に示す制御回路(CPU)34 は、LAN 36お
よびこのLAN 36に接続するための所定のインタフェース
回路(図示せず)を介して、コンピュータシステム20に
接続されている。制御回路34は、TCP/IP(Transmission
Control Protocol/InternetProtocol) などの通信プロ
トコルを用いてシステム20のサーバ40から通知される端
末制御要求に含まれる端末制御情報をコンピュータ制御
メモリ32に格納させる。制御回路34はメモリ32に格納さ
れた端末制御情報を参照して各種サービスを実行する処
理回路である。また、制御回路34は、コンピュータ制御
メモリ32に蓄積されている呼処理プログラムに基づいて
呼制御を行なう。
【0032】呼処理プログラムは、局線16および内線14
の状態を監視する入力処理プログラムと、入力処理プロ
グラムにて検出された状態の変化に基づいて処理動作を
行なう分析処理プログラムおよびタスクプログラムを含
む内部処理プログラムと、局線16および内線14を制御し
PBX18内部の状態を変更したり外部に対して必要な信
号を送出するための出力処理プログラムとを含む交換プ
ログラムであり、制御回路34はこれらに基づいてPBX
18内の各部を制御する。制御回路34はLAN 36を介してコ
ンピュータシステム20に接続され、このシステム20と結
合して各種のアプリケーションに応じた複数のサービス
を実行する連携機能を有している。とくに制御回路34
は、サービスに応じたアプリケーションの実行をサーバ
40に依頼する場合、コンピュータ制御メモリ32に複数格
納されている識別番号のうち、そのサービスに対応する
サーバ40およびアプリケーションに対して情報の通知お
よび問い合わせを行なう。
【0033】図1に戻って、PBX18に接続されたコン
ピュータシステム20は、クライアト/サーバ・モデルに
おけるクライアント38a,b,..、複数のサーバー40a,b,
c,..および複数のファイルサーバ42にて構成され、それ
ぞれのサーバ40a,b,c,..には、サービスを実行するため
の一つまたは複数のアプリケーションが登録されてい
る。本実施例におけるサーバ40a は、クライアント38a
から通知される要求および指示に基づいてアプリケーシ
ョンのサービスを実行するサーバである。また、サーバ
40b,c,..はクライアントを必要としないサーバであり、
PBX18から通知される情報および問い合わせに基づい
て、そのサーバに登録されているアプリケーションに応
じたサービスを提供する。
【0034】サーバ40a は、アプリケーションを開始す
るために、電話端末12a の状態を監視するモニタ開始を
行なう旨をPBX18に対して要求するモニタ開始要求機
能を有し、また、サーバ40a,b,c,..は、端末制御情報を
PBX18に登録する端末制御要求機能を有している。
【0035】これらモニタ開始要求および端末制御要求
には、システム10であらかじめ規定したサーバ40の装置
番号(1,2,3,..)と、アプリケーションの種別に応じたア
プリケーション(AP)番号(1,2,3,..)と、対象となる電話
端末12a,b,c,..の端末番号(A,B,C,..)を表わす端末情報
とを有した識別番号が含まれている。
【0036】PBX18の制御回路34は、サーバ40a,b,
c,..からそれぞれ通知されたこれら複数の端末制御情報
をコンピュータ制御メモリ32の記憶領域(図3)に格納
させる。詳細には、サーバ40a は、クライアント38a か
ら通知されるモニタ要求によって、電話端末12a の状態
を監視させるモニタ開始要求を含む端末制御情報をPB
X18に対し出力する。さらにサーバ40a は、自動呼分配
を実行するための端末制御情報を登録する端末制御要求
をPBX18に対し出力する。また、サーバ40b は、ID発
信および課金管理を実行するための端末制御情報を登録
する端末制御要求をPBX18に出力する。サーバ40c
は、出退勤務管理のコンピュータデータ入出力ログイン
を行なうための端末制御情報を登録する端末制御要求を
PBX18に対し出力する。制御回路34は、これらサーバ
40a,b,c,..から通知される端末制御情報を受けて、その
端末制御情報をコンピュータ制御メモリ32に格納する制
御を行なう。制御回路34は、サーバ40から任意に通知さ
れた端末制御情報のとくに識別番号を、それぞれの電話
端末12a,b,c,..およびサービス1〜5に対応させてメモ
リ32に記憶領域に格納させる。
【0037】サーバ40からPBX18へ端末制御情報を登
録をする時機は、システム10の電源投入時、決まった時
刻ごと、もしくはサーバ40または(および)クライアン
ト38への手動操作に応じた任意のタイミングでよく、ま
た、一定期間ごと定期的に行なってもよい。また、端末
制御情報のPBX18への登録処理はサービス構成の変更
や使用状態の変化などに応じて登録、変更することがで
き、PBX18に登録された端末制御情報を異なる内容に
更新することができる。
【0038】サーバ40a,b,c,..は、複数の端末制御情報
がPBX32に登録された状態にて、PBX32から電話端
末12の状態を表わす呼イベントやアプリケーションに関
連する情報および問い合わせが通知されると、登録され
ているアプリケーションに応じたサービスを実行する。
【0039】一方、複数の端末制御情報が登録されたP
BX18は、サービス1における機能のたとえば電話端末
12から出社時刻登録を行なう場合、電話端末12の呼イベ
ントを受けて、この登録内容をコンピュータ制御メモリ
32のサービス1に対応する記憶領域に格納されている識
別番号1のサーバ「1」40aに対し通知する。また、PBX
18は、サービス2における機能のたとえば、自動呼分配
を行なう場合、局線16からの着信情報をメモリ32のサー
ビス2に対応する記憶領域に格納されている識別番号2
のサーバ「1」40aに対し通知し、着呼させる電話端末12に
ついての問い合わせを行なう。
【0040】さらにPBX18は、サービス5における機
能のたとえば、出社時刻を電話端末12に入力するログイ
ン操作を行なう場合、このログインを受けてこの操作内
容をメモリ32のサービス5に対応する記憶領域に格納さ
れている識別番号5のサーバ「3」40cに対し通知する。
【0041】さらに、PBX18は、サービス3における
機能のたとえば、ID発信を行なう場合、電話端末12から
の呼イベントを受けて、この呼イベントおよびID情報を
コンピュータ制御メモリ32のサービス3に対応する記憶
領域に格納されている識別番号3のサーバ「2」40bに通知
するとともに、サービス3における機能のIDクラスをチ
ェックするためにこのサーバ「2」40bに対し情報を問い合
わせる。
【0042】さらに、PBX18は、サービス4における
機能のIDごとの課金情報を管理するために、この課金情
報をメモリ32のサービス4に対応する記憶領域に格納さ
れている識別番号4のサーバ「2」40bに対し通知する。
【0043】また、複数の端末制御情報が登録されたP
BX18は、クライアント38a への操作に応じて代行発信
するサービス1による代行操作に関する呼設定および呼
切断などを表わす要求情報を、このクライアント38a に
対応するサーバ「1」40aから受けると、メモリ32に格納さ
れているサービス1の識別番号の内容に対応したサーバ
「1」40aに応答を送出する。PBX18は、この要求情報に
基づいて、クライアント38a に対応づけられた電話端末
12a から発信する代行発信を行なうべく呼設定のための
ダイヤル番号を局線16もしくは内線14に送出する発信処
理を行なう代行発信機能を有している。この場合、要求
情報には、サーバ「1」 〜「3」 40とアプリケーション(1
〜5)とが指定された識別番号、対象となる電話端末12
の番号および発信処理のためのダイヤル情報を表わす接
続情報が含まれ、PBX18は接続情報に基づいて発信処
理を行なう。また、PBX18は、その電話端末12a のオ
ンフック操作により呼切断を行なう。
【0044】このようにPBX18は、メモリ32の記憶領
域に電話端末12ごとに対応させ、さらに、それぞれのサ
ービスごとに区分して、複数のサービスのそれぞれに応
じた識別番号を含む端末制御情報を複数登録する。そし
てPBX18は、メモリ32に格納した識別番号の内容に基
づいて、所望のサービスを実行するアプリケーションが
登録されたサーバにサービスを実行するためのサービス
情報を提供する。
【0045】ファイルサーバ42は、サーバ40にて必要と
なる情報を蓄積する大容量の記憶装置を有したサーバで
あり、サーバ40から通知される要求に応じて勤務管理、
社内電話帳および社員ID管理などのための情報をそれぞ
れファイルサーバ42a,42b,42c に蓄積し、また蓄積した
情報を通知される要求に応じてサーバ40に通知する。
【0046】以上のような構成で、PBX−コンピュー
タ連携システムの動作を以下に説明する。
【0047】アプリケーションを開始するための端末制
御要求が各サーバ40a,b,c,..のいずれかから出力される
と、出力された端末制御要求はLAN 36を介してPBX18
に入力される。PBX18に入力された端末制御要求の端
末制御情報は、制御回路34によりコンピュータ制御メモ
リ32の所定の記憶領域、つまり電話端末12に対応した記
憶領域に格納される。同様にして、他に端末制御要求を
出力するサーバ40があると、出力された端末制御要求が
PBX18に入力され、その端末制御情報がメモリ32の記
憶領域に格納される。このようにしてPBX18は、メモ
リ32に登録された端末制御情報に基づいて、複数のアプ
リケーションのそれぞれに応じたサービスを提供するこ
とが可能となる。
【0048】詳しくは、図6に示すように、クライアン
ト38a からモニタ要求が出力されてこれがサーバ1に通
知されると、識別番号1の内容を含むモニタ開始要求が
サーバ「1」 42a から出力されPBX18に入力される。ま
た、所定のタイミングにて識別番号2の内容を含む端末
制御要求がサーバ「1」40aから出力されPBX18に入力さ
れる。さらにサーバ「2」40bから所定のタイミングにて識
別番号3および4の内容を含む端末制御要求が出力さ
れ、サーバ「3」40cから所定のタイミングにて識別番号5
の内容を含む端末制御要求が出力されて、これら端末制
御情報がPBX18に入力される。
【0049】このようにしてそれぞれサーバ40a,b,c,..
から端末制御情報がPBX18に通知されると、PBX18
の制御回路34の制御により、これら要求に含まれる識別
番号の内容がそれぞれ対象とする電話端末12に対応した
メモリ32の記憶領域に格納される。それとともに、モニ
タ開始要求に対するモニタ開始応答が制御回路34からサ
ーバ40a に通知され、また、端末制御要求に対する端末
制御応答がそれぞれ制御回路34からサーバ40a,b,c,..に
通知される。
【0050】具体的には、サーバ「1」40aからモニタ開始
要求に含まれる識別番号1がPBX18に通知されると、
図3に示すように、通知された識別番号1の内容がメモ
リ32の電話端末12a に対応する記憶領域に格納される。
このモニタ開始要求によってPBX18はサービス1によ
る電話端末12a の状態を監視するモニタを開始するとと
もに、その開始を表わすモニタ開始応答が、メモリ32に
格納された識別番号1に基づいてサーバ「1」40aに対し返
送される。さらにサーバ「1」40aから識別番号2を含む端
末制御要求がPBX18に通知されると、その識別番号2
の内容は、対象となる電話端末12a,b,c,..に対応するメ
モリ32の記憶領域に格納されるとともに識別番号2の内
容に基づいて、サービス2による自動呼分配機能がPB
X18にて実行され、その機能開始を示す端末制御応答が
識別番号2の内容に基づきサーバ「1」40aに対し通知され
る。
【0051】また、サーバ「2」40bからは、識別番号3お
よび(または)4を含む端末制御情報がPBX18に通知
され、これら識別番号の内容は、対象となる電話端末12
a,b,c,..に応じたメモリ32の記憶領域にそれぞれ格納さ
れるとともに、サービス3によるID発信機能および(ま
たは)サービス4による課金管理機能が実行可能とな
る。これら機能の実行可能を表わす端末制御応答は、そ
れぞれメモリ32に格納された識別番号3および4の内容
に基づき、サーバ「2」40bに対し通知される。
【0052】さらに、サーバ「3」40cからは、識別番号5
を含む端末制御情報がPBX18に通知され、この識別番
号5の内容は、対象となる電話端末12a,b,c,..のそれぞ
れに応じたメモリ32に記憶領域に格納されるとともに、
サービス5による出退勤務管理機能が実行可能となり、
この機能の実行可能を表わす端末制御応答がメモリ32に
格納された識別番号5の内容に基づきサーバ「3」40cに対
し通知される。
【0053】このようにして複数の識別番号1〜5がP
BX18のコンピュータ制御メモリ32にそれぞれの電話端
末12a,b,c,..ごとの領域に区分されて登録されたことに
よって、PBX18は、メモリ32に蓄積された識別番号の
内容からサービスに対応するサーバおよびアプリケーシ
ョンを認識することができ、たとえば特定の電話端末12
に対して複数のサービスを提供することができる。しか
し、識別番号がPBX18に登録されていない電話端末12
やサービスに対してPBX18は対応するサーバを識別番
号からは認識することができず、この場合、そのサービ
スは実行されない。
【0054】PBX18のコンピュータ制御メモリ32に識
別番号等が登録された状態にて、アプリケーション5の
機能を利用する出社時刻の登録を行なう出退勤務管理
(サービス5)ために、電話端末12a がオフフックされ
ると、図7に示すようにそのオフフック等の操作に応じ
て、この電話端末12a の状態を表わす呼イベントが、コ
ンピュータ制御メモリ32に登録されている識別番号1の
内容に基づき、PBX18からサーバ「1」40aに通知される
(サービス開始)。その後、出社時刻や出社番号を登録
する特別番号が電話端末12a に入力されると、PBX18
から付加番号ログイン要求が、メモリ32に登録されてい
る識別番号5の内容に基づきサーバ「3」40cに通知され、
さらにサーバ「3」40cからPBX18に対しそのログイン応
答が発生する。たとえば、出社時刻を登録した旨がPB
X18に通知されて、PBX18はその登録完了を電話端末
12a に通知する。これにより、たとえば、出社時刻等の
情報がファイルサーバ42に登録される。次に、電話端末
のオンフックによって、PBX18からサーバ「3」40cに対
してログアウト要求が出力されると、そのサービス5に
よる機能が終了する。
【0055】このようなサービス5による処理の間、電
話端末12a に関連する呼イベントがサービス開始情報に
よってサーバ「1」40aに通知されているので、電話端末12
a を対象とするクライアント30a からの代行発信処理が
その間規制され、その呼イベントが終了するまで代行発
信における呼設定処理が待ち合わせされる。その後、P
BX18から呼切断を表わす呼イベントがサーバ「1」40aに
通知されると、サーバ「1」40aは電話端末12a の発信規制
を解除する。
【0056】また、サービス3によるID発信を行なうた
めに、電話端末12a がオフフックされると、図8に示す
ようにオフフック等の操作に応じてサービス開始を示す
情報がメモリ32に登録されている識別番号1の内容に基
づきPBX18からサーバ「1」40aに通知される。その後、
ID発信のためのIDダイヤル操作が電話端末12a に対し行
なわれると、これを受けたPBX18からID発信要求およ
びID発信のクラスチェックのための情報の問い合わせが
メモリ32に登録されている識別番号3の内容に基づきサ
ーバ「2」40bに通知される。サーバ「2」40bにてIDクラスチ
ェックが行なわれた後、このチェック結果を含むID発信
応答がサーバ「2」40bからPBX18に対し返送される。次
に、電話端末12a にて操作された公衆網接続のための接
続番号が局線16に送出されるとともに、この電話端末12
a のID発信操作状態を表わす呼イベントが、メモリ32に
登録されている識別番号1の内容に基づきサーバ「1」40a
に通知され、電話端末12a の呼出、呼確立および呼切断
などの呼イベントがサーバ「1」40aにて認識される。ま
た、電話端末12a に入力されたIDに対応する課金情報
は、メモリ32に登録されている識別番号4の内容に基づ
きサーバ「2」40bに通知され、サーバ「2」40bにて電話端末
12a およびIDに応じた課金管理が実行される。
【0057】また、クライアント38a にてサービス1の
機能による代行発信操作が開始された場合、たとえば、
図9に示すように、クライアント38a の画面に表示され
た電話帳検索画面で発信指示するとこの発信要求がサー
バ「1」40aに通知され、これを受けたサーバ「1」40aから
は、呼設定要求がPBX18に通知される。この呼設定要
求に対する呼設定応答がメモリ32に登録されている識別
番号1に対応するサーバ「1」40aに通知され、さらに発信
要求に対する発信応答がサーバ「1」40aからクライアント
38a に対し通知される。呼設定要求を受けたPBX18か
らは、この呼設定要求がPBX18にて翻訳されて所望の
相手を呼び出す呼出信号が局線16に送出される。このと
き呼出中を示す呼出通知がPBX18からサーバ「1」40aに
出力され、これを受けてサーバ「1」40aからクライアント
38a に対し発信通知が送出される。発呼先とのデータリ
ンクが確立するとPBX18からサーバ「1」40aに対し呼確
立通知が送出され、これを受けてサーバ「1」40aからクラ
イアント38a に対し応答通知が送出される。クライアン
ト38a では通知された応答通知に基づいて、発呼先が応
答したことを示す相手情報を表示し、操作者がこのクラ
イアント38a に対応する電話端末12a をオフフックする
と、通話が開始される。
【0058】通話が終了して、電話端末12a がオンフッ
ク状態となるとPBX18にて呼切断処理が行なわれる
が、これ以外に、クライアント38a への操作に応じてク
ライアント38a から切断要求がサーバ「1」40aに対し送出
されると、これを受けたサーバ「1」40aから呼切断要求が
PBX18に対し送出される。PBX18ではこの呼切断要
求を受け付けるとともに、サーバ「1」40aに対し呼切断応
答を送出する。このとき呼切断応答がサーバ「1」40aから
クライアント38a に対し通知され、局線16における終話
が完了すると、その呼切断がPBX18からサーバ「1」40a
に通知されるとともに、その通話における課金情報がメ
モリ32に登録された識別番号4に対応するサーバ「2」40b
に対し通知される。
【0059】また、相手情報表示画面にて切断操作指示
をクライアント38a サーバ「1」40aに通知すると、この呼
設定および呼切断などの代行操作に関する要求情報がサ
ーバ「1」40aからPBX18に通知される。PBX18は、対
象となる電話端末12a に関する呼イベントの有無を監視
しており、その呼イベントがなければ、メモリ32に登録
されている識別番号1の内容に対応するサーバ「1」40aに
対し応答を出力した後、電話端末12a からダイヤル操作
がなされたものとして呼設定が行なわれ、呼接続すると
オペレータのオフフック操作によって通話が開始され、
また、電話端末12a のオンフック操作によって呼切断さ
れて終話となる。
【0060】以上のようにして、サービスを実行するた
めのサーバおよびアプリケーションを示す識別番号がP
BX18のコンピュータ制御メモリ32の記憶領域に、それ
ぞれの電話端末ごとに複数登録されることができ、これ
によりサーバ40からの端末制御要求がPBX18にて複数
受け付けられるので、PBX18に収容された複数のサー
バ40にそれぞれ登録されたアプリケーションに応じたサ
ービスを提供することができる。
【0061】また、同一の電話端末12に対して同一の情
報を必要とする各アプリケーションに対応するために、
PBX18は、ある特定した数までサーバ40からの要求を
受け付けることができる。これによって、たとえば呼イ
ベントの通知などの情報送出サービスを複数のサーバ40
に対し同時に行なうことができる。
【0062】たとえば、電話端末状態を監視するモニタ
開始要求が各サーバ「1」 〜「3」 からPBX18に出力され
ている場合、電話端末12a が操作者自身またはクライア
ント38a の指示によって操作されて、他の内線14の加入
者または局線16から公衆網回線に接続されると、操作状
況に応じた呼イベントを、そのときコンピュータ制御メ
モリ32に格納してある識別番号の内容に対応するサーバ
「1」 〜「3」 のそれぞれに対し、呼イベントなどの同一情
報を送出する。このようにメモリ32に格納している識別
番号分のサーバに対しPBX18から同一情報を送出する
ことで、同一の電話端末12に対して複数のアプリケーシ
ョンを構築することが可能となる。
【0063】
【発明の効果】このように本発明によれば、コンピュー
タから送出された識別情報をPBXにて受け付けて、複
数のコンピュータからの識別情報を端末装置に対応させ
て記憶手段に登録するので、サービスを実行する際に、
登録された識別情報に基づいて、そのサービスに対応す
るコンピュータを判別することができ、この結果、PB
Xは、判別されたコンピュータと連携してサービスを実
施することができる。したがって、PBXに収容されて
いる1つの端末装置が、サービスを実行する多種多様な
アプリケーションのすべてに対応することのできるシス
テムが構築される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたPBX−コンピュータ連携
システムを示すブロック図である。
【図2】図1に示したPBXの内部構成を示すブロック
図である。
【図3】図1に示したコンピュータ制御メモリの記憶領
域の一例を示す図である。
【図4】アプリケーションの機能の一例を示す図であ
る。
【図5】識別番号の内容を示す図である。
【図6】モニタ要求および端末制御要求時の動作手順を
示す図である。
【図7】サービスの実行時における動作手順の一例を示
す図である。
【図8】サービスの実行時における動作手順の一例を示
す図である。
【図9】サービスの実行時における動作手順の一例を示
す図である。
【符号の説明】
10 PBX−コンピュータ連携システム 12 電話端末 14 内線 16 局線 18 PBX 20 コンピュータシステム 32 コンピュータ制御メモリ 34 制御回路(CPU) 36 LAN 38 クライアント 40 サーバ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線および複数の端末装置を収容
    し、これらの間の情報交換を行なうPBXと、該PBX
    とともに前記端末装置に対するサービスをそれぞれ提供
    する複数のコンピュータとが連携して前記サービスを実
    施するPBX−コンピュータ連携システムにおいて、該
    システムは、前記コンピュータが前記PBXに複数接続
    され、 前記複数のコンピュータはそれぞれ、自己のコンピュー
    タに関連するサービスを前記PBXと連携して行なうた
    めに、該サービスと該コンピュータとを対応づける識別
    情報を前記PBXに要求する制御要求を該PBXに送出
    する要求手段を有し、 前記PBXは、前記複数のコンピュータの要求手段から
    それぞれ送出された複数の識別情報を蓄積する記憶手段
    であって、該識別情報を前記端末装置へのサービスに対
    応して格納する複数の記憶領域を含む記憶手段と、前記
    識別情報を前記制御要求に応じて前記記憶手段に格納す
    る制御を行なう制御手段とを有し、 該制御手段は、前記制御要求を受けると、前記識別情報
    を前記端末装置に対応させた前記記憶手段の記憶領域に
    格納させ、 さらに該制御手段は、前記サービスが発生すると、前記
    記憶手段に複数格納された識別情報から該サービスに対
    応する識別情報を判別し、該判別した識別情報に対応し
    たコンピュータと連携して前記サービスを実施すること
    を特徴とするPBX−コンピュータ連携システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のPBX−コンピュータ
    連携システムにおいて、前記識別情報は、前記サービス
    と、該サービスを実行するコンピュータとを特定するた
    めの第1の情報を含み、 前記制御手段は、前記制御要求に応じて前記第1の情報
    を前記記憶手段の記憶領域に格納させ、さらに、前記サ
    ービスが発生すると、該記憶手段に格納された第1の情
    報に基づいて、前記サービスに対応するコンピュータを
    判別し、該判別したコンピュータと連携することを特徴
    とするPBX−コンピュータ連携システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のPBX−コンピュータ
    連携システムにおいて、前記識別情報は、前記サービス
    を実行するアプリケーションを特定するための第2の情
    報を含み、 前記コンピュータには、複数のサービスを実行するため
    の複数のアプリケーションが登録され、 前記制御手段は、前記第2の情報を前記制御要求に応じ
    て前記記憶手段の記憶領域に格納させ、さらに、前記サ
    ービスが発生すると、該記憶手段に格納された第2の情
    報に基づいて、前記コンピュータに複数登録されたアプ
    リケーションのうち前記サービスに対応するアプリケー
    ションを判別し、該判別したアプリケーションを用いて
    前記サービスを実行する前記コンピュータと連携するこ
    とを特徴とするPBX−コンピュータ連携システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のPBX−コンピュータ
    連携システムにおいて、前記記憶手段は、前記端末装置
    を制御するための管理情報と、前記サービスに対応する
    コンピュータを示す第1の情報およびサービスに対応す
    るアプリケーションを示す第2の情報を含む識別情報と
    を前記複数の端末装置ごとに記憶する記憶領域を有し、 前記制御手段は、該記憶領域に複数格納された識別情報
    に基づいて、前記端末装置ごとに、前記サービスに対応
    するコンピュータおよびアプリケーションを判別し、対
    応する端末装置に対し前記サービスを実施することを特
    徴とするPBX−コンピュータ連携システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のPBX−コンピュータ
    連携システムにおいて、前記複数のコンピュータは、前
    記サービスの実行を要求するクライアントと、該クライ
    アントからの要求に応じて前記サービスを開始するサー
    バとを含み、 前記サーバは、前記クライアントからの要求に従って前
    記PBXに前記制御要求を送出することを特徴とするP
    BX−コンピュータ連携システム。
  6. 【請求項6】 通信回線および複数の端末装置を収容し
    これらの間の情報交換を行なうPBXであって、前記端
    末装置に対するサービスを提供する複数のコンピュータ
    と連携して前記サービスを実施するPBXにおいて、該
    PBXは、 前記コンピュータのそれぞれから送出された識別情報で
    あって、前記サービスと該コンピュータとを対応づける
    識別情報を前記端末装置に対応して格納する複数の記憶
    領域を有した記憶手段と、 前記識別情報を前記記憶手段に登録する制御を行なう制
    御手段とを有し、 該制御手段は、前記識別情報を前記複数のコンピュータ
    から受けると、該識別情報をそれぞれ、前記端末装置に
    対応させた前記記憶手段の記憶領域に格納させて、前記
    サービスを前記PBXとともに実行するコンピュータを
    該PBXに登録し、 さらに該制御手段は、前記サービスが発生すると、前記
    記憶手段に複数登録された識別情報から該サービスに対
    応する識別情報を判別し、該判別した識別情報に対応し
    たコンピュータと連携して前記サービスを実施すること
    を特徴とするPBX。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のPBXにおいて、前記
    識別情報は、前記サービスと、該サービスを実行するコ
    ンピュータとを特定するための第1の情報を含み、 前記制御手段は、前記第1の情報を前記制御要求に応じ
    て前記記憶手段の記憶領域に格納させ、さらに、前記サ
    ービスが発生すると、該記憶手段に格納された第1の情
    報に基づいて、前記サービスに対応するコンピュータを
    判別し、該判別したコンピュータと連携することを特徴
    とするPBX。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のPBXにおいて、前記
    識別情報は、前記サービスを実行するアプリケーション
    を特定するための第2の情報を含み、 前記コンピュータには、複数のサービスを実行するため
    の複数のアプリケーションが登録され、 前記制御手段は、前記第2の情報を前記制御要求に応じ
    て前記記憶手段の記憶領域に格納させ、さらに、前記サ
    ービスが発生すると、該記憶手段に格納された第2の情
    報に基づいて、前記コンピュータに複数登録されたアプ
    リケーションのうち前記サービスに対応するアプリケー
    ションを判別し、該判別したアプリケーションを用いて
    前記サービスを実行する前記コンピュータと連携するこ
    とを特徴とするPBX。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のPBXにおいて、前記
    記憶手段は、前記端末装置を制御するための管理情報
    と、前記サービスに応じたコンピュータを示す第1の情
    報およびサービスに応じたアプリケーションを示す第2
    の情報を含む識別情報とを前記複数の端末装置ごとに記
    憶する記憶領域を有し、 前記制御手段は、該記憶領域に複数格納された識別情報
    に基づいて、前記電話端末ごとに、前記サービスに対応
    するコンピュータおよびアプリケーションを判別し、対
    応する端末装置に対し前記サービスを実施することを特
    徴とするPBX。
  10. 【請求項10】 通信回線および端末装置を収容し、こ
    れらの間の情報交換を行なうPBXと、該PBXととも
    に前記端末装置に対するサービスを提供する複数のコン
    ピュータとが連携して該サービスを実施するPBX−コ
    ンピュータ連携システムにおけるPBX−コンピュータ
    連携方法において、該方法は、 自己のコンピュータに関連するサービスを前記PBXと
    連携して行なうために、該サービスと該コンピュータと
    を対応づける識別情報を登録する制御要求を前記コンピ
    ュータから前記PBXに送出し、 前記制御要求を受けた前記PBXは、該制御要求を送出
    したコンピュータに対し応答を送出するとともに、該制
    御要求に含まれる識別情報を前記端末装置ごとに対応さ
    せて登録し、該PBXはさらに、前記複数のコンピュー
    タから送出されるそれぞれの制御要求を受け付けて、該
    制御要求ごとに前記識別情報をそれぞれ登録し、 前記サービスの発生に応じて前記PBXでは、該サービ
    スに対応するコンピュータを前記登録した識別情報に基
    づいて判別し、該判別したコンピュータと前記PBXと
    が連携して前記サービスを実施することを特徴とするP
    BX−コンピュータ連携方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のPBX−コンピュ
    ータ連携方法において、前記識別情報は、前記サービス
    と、該サービスを実行するコンピュータとを特定するた
    めの第1情報を含み、前記PBXは、前記制御要求に応
    じて前記第1の情報を登録し、前記サービスが発生する
    と、該登録した第1の情報に基づいて前記サービスに対
    応するコンピュータを判別し、該判別したコンピュータ
    と連携することを特徴とするPBX−コンピュータ連携
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のPBX−コンピュ
    ータ連携方法において、前記識別情報は、前記サービス
    を実行するアプリケーションを特定するための第2の情
    報を含み、前記PBXには、複数のサービスを実行する
    ための複数のアプリケーションが登録され、前記PBX
    では、前記制御要求に応じて前記第2の情報を登録し、
    前記サービスが発生すると、該登録した第2の情報に基
    づいて前記サービスに対応するアプリケーションを、前
    記コンピュータに複数登録されたアプリケーションから
    判別し、該判別したアプリケーションを用いて前記サー
    ビスを実行する前記コンピュータと連携することを特徴
    とするPBX−コンピュータ連携方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載のPBX−コンピュ
    ータ連携方法において、該方法は、前記端末装置を制御
    するための管理情報と、前記サービスに対応するコンピ
    ュータを示す第1の情報および前記サービスに対応する
    アプリケーションを示す第2の情報とを前記PBXに登
    録し、前記サービスが発生すると、前記登録した複数の
    識別情報に基づいて、前記端末装置ごとに、前記サービ
    スに対応するコンピュータおよびアプリケーションを判
    別し、対応する端末装置に対する前記サービスを実施す
    ることを特徴とするPBX−コンピュータ連携方法。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載のPBX−コンピュ
    ータ連携方法において、該方法は、前記PBXに登録さ
    れた識別情報の内容を前記コンピュータからの制御要求
    にしたがって変更する更新処理を行なうことを特徴とす
    るPBX−コンピュータ連携方法。
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