JPH09188845A - インキ濃縮物の製造方法 - Google Patents

インキ濃縮物の製造方法

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JPH09188845A
JPH09188845A JP8303407A JP30340796A JPH09188845A JP H09188845 A JPH09188845 A JP H09188845A JP 8303407 A JP8303407 A JP 8303407A JP 30340796 A JP30340796 A JP 30340796A JP H09188845 A JPH09188845 A JP H09188845A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】顔料型金属フタロシアニンを含有するインキ濃
縮物が、長時間の摩砕の必要なしに、かつまた特殊な分
散剤および流動化剤の使用を必要とせずに製造する方法
の提供。 【解決手段】最初に粗金属フタロシアニンを摩砕してそ
の粒子サイズを低減させ、次にこの小粒子サイズの粗金
属フタロシアニンをインキの溶剤成分および、場合によ
っては、インキのバインダー成分と一緒に混練すること
によって顔料型金属フタロシアニンを含有するインキ濃
縮物が得られる。 【効果】無機塩摩砕助剤の使用に伴う環境問題の可能性
は避けれ、かつまた、粗金属フタロシアニンからインク
濃縮物を仕上げるまでに要する全体の加工時間も大幅に
短縮される。生成された濃縮物から、優れた分散性、着
色力、光沢および流れ特性を有する印刷インキを得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はインキ濃縮物(濃厚液)、すなわ
ち、溶剤と場合によってはその他の成分たとえばバイン
ダーおよび添加剤を含有しているインキビヒクル、特に
印刷インキビヒクル中に有機顔料を分散させた分散物の
製造方法に関し、本インキ濃縮物は顔料を20乃至80
重量%含有し、そしてさらにインキビヒクルを添加する
ことによって最終的な印刷インキにまで希釈することが
できる。
【0002】金属フタロシアニン顔料を含有するインキ
またはインキ濃縮物を製造する在来の製造方法は、無機
塩の存在下においてボールミルまたはニーダー中におい
て粗金属フタロシアニンを長時間摩砕し、続いてさらに
コンディショニングと単離とを行って粗金属フタロシア
ニンを顔料型に変換し、そしてこの顔料型金属フタロシ
アニンを、通常はさらに摩砕をしながら、インキビヒク
ル中に分散することを必要とした。国際特許WO 95/17
473 号明細書には、粗銅フタロシアニンを有機インキ溶
剤中において摩砕してインキ濃縮物を製造する方法が提
案されている。この製造方法は、特殊な分散剤と特殊な
流動化剤との使用が必要である。
【0003】誠に驚くべきことながら、今回、顔料型金
属フタロシアニンを含有するインキ濃縮物が、長時間の
摩砕の必要なしに、かつまた特殊な分散剤および流動化
剤の使用を必要とせずに製造できることが見いだされ
た。すなわち、最初に粗金属フタロシアニンを摩砕して
その粒子サイズを低減させ、次にこの小粒子サイズの粗
金属フタロシアニンをインキの溶剤成分および、場合に
よっては、インキのバインダー成分と一緒に混練するこ
とによって顔料型金属フタロシアニンを含有するインキ
濃縮物が得られる。したがって無機塩摩砕助剤の使用に
伴う環境問題の可能性は避けれ、かつまた、粗金属フタ
ロシアニンからインク濃縮物を仕上げるまでに要する全
体の加工時間も大幅に短縮される。生成された濃縮物か
ら、優れた分散性、着色力、光沢および流れ特性を有す
る印刷インキを得ることができる。
【0004】すなわち、本発明は下記工程を包含する、
インキ濃縮物の製造方法を提供する: (a) 粗金属フタロシアニンを摩砕してその粒子サイ
ズを減少させ、それによって変性された粗金属フタロシ
アニンをつくり、そして(b) 変性された粗金属フタ
ロシアニンと、1種またはそれ以上のインキ溶剤を含む
インキビヒクルとの混合物を混練する。この金属フタロ
シアニンは混練混合物の20乃至80重量%の量で存在
する。このようにして、顔料型でインキビヒクルの中に
分散された金属フタロシアニンを含有しているインキ濃
縮物を得る。
【0005】摩砕工程(a)は、好ましくはボールミル
中において実施される。しかし、同様な効果を有する他
の摩砕装置、たとえばアトライターなどが所望により使
用できる。摩砕工程においては、粗金属フタロシアニン
は、好ましくは、樹脂および/または有機液体との混合
物の形態をとる。樹脂は、印刷インキ濃厚液の樹脂成分
またはバインダー成分として通常使用されている樹脂、
あるいは製造されるインキ濃縮物の他の成分と相容性の
ある樹脂でありうる。適当な樹脂の例は、製造されるべ
きインキ濃縮物が油性(オイルベースの)濃縮物である
場合には、フェノール変性ロジンおよびマレイン酸変性
ロジンを含むロジン類、アルキド樹脂、炭化水素樹脂ま
たはこれらの2つまたはそれ以上の混合物である。フェ
ノール変性ロジンおよびマレイン酸変性ロジンが好まし
い。製造されるべきインキ濃縮物が水性濃縮物である場
合には、水に相容性のある樹脂が適当であり、アクリル
樹脂が通常より好ましい。樹脂が摩砕工程(a)におい
て使用される場合には、樹脂は通常粉末の形態である。
【0006】摩砕工程(a)において使用するのに適当
な有機液体は、印刷インキ濃縮物の溶剤成分として通常
使用されている液体、あるいはこのような成分と相容性
のある液体である。液体は環境温度においては固体であ
るが、摩砕工程で生じる高められた温度においては液体
であるような物質でありうる。適当な液体の例は、長鎖
脂肪族アルコールすなわち少なくとも12個の炭素原
子、たとえば12乃至20個の炭素原子を有する脂肪族
アルコールたとえばラウリルアルコール(ドデシルアル
コール)、トリデカノール、ミリスチルアルコール、セ
チルアルコール、マルガリルアルコール、ステアリルア
ルコール、オレイルアルコール;および少なくとも4個
の炭素原子、たとえば4乃至20個の炭素原子を有する
脂肪族カルボン酸たとえば酪酸、ヘキサン酸、n−オク
タン酸、2−エチルヘキサン酸、ノナン酸、デカン酸、
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸などである。特に好ましい有機液体はセ
チルアルコール、ラウリルアルコールおよび2−エチル
ヘキサン酸である。流動化剤は、摩砕工程(a)におい
て粗金属フタロシアニンと一緒に摩砕することもでき
る。適当な流動化剤の例は、長鎖脂肪族アミンたとえば
少なくとも10個の炭素原子、たとえば10乃至20個
の炭素原子の鎖を1つまたはそれ以上有する長鎖脂肪族
アミンのスルホン化金属フタロシアニン、特にスルホン
化銅フタロシアニンとの塩である。
【0007】摩砕工程(a)によって製造される変性粗
金属フタロシアニンは、一般に5乃至50ミクロンの粒
子サイズである。これに対して、摩砕前の粗製フタロシ
アニンの粒子サイズは約10乃至100ミクロンであ
る。β−結晶型のフタロシアニンのパーセンテージは、
摩砕によって一般に減少する。ただし、そのフタロシア
ニンと一緒に有機液体が摩砕にかけられた場合には、そ
の減少の程度は低い。摩砕生成物は、一般にボールミル
摩砕された中間生成物の特徴を示す。
【0008】摩砕工程(a)において樹脂が使用される
場合には、それは通常、粗金属フタロシアニンの重量を
基準にして、0.1乃至50重量%、好ましくは2乃至
30重量%、特に好ましくは5乃至15重量%の量で使
用されうる。摩砕工程(a)において有機液体が使用さ
れる場合には、それは通常、粗製フタロシアニンの重量
を基準にして、0.1乃至20重量%の量で使用され、
摩砕工程(a)の生成物は粉末の形状であり、ケーキま
たはウエット形態にならないようにする。
【0009】本発明の方法の混練り工程(b)はバッチ
式ニーダー中、または好ましくは、押出機、特に、たと
えば1乃至30の混合ゾーン、より通常的には3乃至2
0の混合ゾーンを有する二軸・スクリュー押出機中にお
いて実施されうる。摩砕工程(a)によって得られた変
性粗金属フタロシアニンは、インキビヒクルと混合して
押出機に供給することができるし、あるいはまた、イン
クビヒクルを押出機へ別々に供給することもできる。イ
ンキビヒクルは、全部が前記した摩砕工程(a)におい
て使用するのに適当であると記述した有機液体、すなわ
ち印刷インキ濃縮物の溶剤成分として常用されている液
体からなることができる。あるいはまた、そのような溶
剤成分と相容性のある、環境温度において液体であるよ
うな液体からなることもできる。また、インキビヒクル
は1種またはそれ以上のインキ溶剤、たとえば前記した
1つまたはそれ以上の有機液体を、場合によっては1種
またはそれ以上のインキバインダーと共に、含有するこ
とができ、所望の場合には、さらにインキビヒクルの他
の公知成分、たとえば常用添加剤を含有することができ
る。
【0010】工程(b)の1つの好ましい実施態様にお
いては、摩砕工程(a)によって得られた変性粗金属フ
タロシアニンは、有機液体たとえば摩砕工程(a)にお
いて使用しうるものとして前記した1種またはそれ以上
の有機液体と一緒に押出機に供給される。別の好ましい
実施態様においては、摩砕工程(a)によって得られた
変性粗金属フタロシアニンと有機液体とは別々に押出機
に供給される。いずれの実施態様の場合にも、インキビ
ヒクルの残分は、第1混合ゾーンの前のまたは第1混合
ゾーンの1つの入口を通じて押出機に供給するのが好ま
しい。
【0011】インキビヒクルのインキ溶剤成分は、工程
(b)において、金属フタロシアニンの重量を基準にし
て、0.1乃至100重量%、好ましくは15乃至5重
量%の量で使用することができる。混練工程(b)の実
施温度、たとえば押出機のバレル温度は、20乃至20
0℃、好ましくは50乃至150℃である。押出し加工
される材料に印加される剪断勾配は、スクリュー速度を
調節ことによって調節することができる。一般的には、
この剪断勾配は300乃至20000s-1であり、好ま
しくは500乃至20000s-1である。
【0012】溶剤、バインダーおよびインキビヒクルの
他の成分の種類は、製造したいインキ濃縮物のタイプに
よって一般に決定される。本発明の方法は、各種のタイ
プの印刷インキの濃縮物の製造に使用することができ
る。たとえば、リソグラフインキ、凸版印刷インキ、フ
レキソグラフィックグラビア印刷インキ、シルクスクリ
ーン印刷インキのための濃縮物を製造することができ
る。これらインキは有機溶剤ベース、あるいは水性溶剤
ベースでありうる。
【0013】溶剤としては、下記のものの1つまたはそ
れ以上が使用できる:アルコール類たとえばメタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール、脂肪族炭
化水素類たとえばヘキサン、ヘプタン、オクタン、およ
び印刷インキ留出物として公知の高沸点鉱油、芳香族炭
化水素類たとえばトルエンおよびキシレン、スステル類
たとえば酢酸エチル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸アミルおよび2−エトキシエチルアセテート、
グリコールエーテル類たとえば2−エトキシエタノール
および2−n−ブトキシエタノール、ケトン類たとえば
メチルエチレケトンおよびシクロヘキサノン。
【0014】バインダーとしては、下記のものの1つま
たはそれ以上が使用できる:通常可塑化熱可塑性プラス
チッチ樹脂と混合された重合化ロジン、フェノール変性
ロジンおよびマレイン酸変性ロジンを含むロジン、アル
キド樹脂、アクリルポリマー、ニトロセルロース、ポリ
アミド、ポリスチレン、エポキシ樹脂。
【0015】工程(b)においてフタロシアニンと一緒
に混練りしうる、またはインキ濃縮物の次の加工段階に
おいて添加しうるインキビヒクルの他の公知成分の例
は、乾性油、乾燥剤、ワックス、酸化防止剤、界面活性
剤、他の顔料特に白色顔料たとえば二酸化チタン、安定
剤および特に分散剤と流動化剤となどである。好ましい
分散剤は長鎖カルボン酸、特にポリ(ヒドロキシカルボ
ン酸)とその塩類である。好ましい流動化剤は、長鎖脂
肪族アミン、たとえば少なくとも10個の炭素原子、た
とえば10乃至20個の炭素原子の鎖を1つまたはそれ
以上有する長鎖脂肪族アミンのスルホン化金属フタロシ
アニン、特にスルホン化銅フタロシアニンとの塩であ
る。
【0016】混練り工程(b)においては、摩砕工程
(a)からの変性粗金属フタロシアニンと、それと一緒
に混練りされるインキビヒクルとの相対的量は、混練り
混合物、したがって製造されるインキ濃縮物が金属フタ
ロシアニンを20乃至80重量%、好ましくは30乃至
70重量%、特に好ましくは40乃至60重量%含有す
るよう選択されうる。混練り工程の生成物は、顔料型、
主としてβ−結晶型の金属フタロシアニンを含有するイ
ンキ濃縮物である。この濃縮物は、さらにインキビヒク
ルによって最終的なインキを得るように希釈することが
できる。または、この濃縮物は、中間希釈製品まで希釈
することができ、この中間希釈製品は、供給品として、
インキメーカーに出荷することができる。そして、さら
にインキビヒクルによって希釈されて、最終的なインキ
とされる。本濃縮物の希釈は、常用方法を使用して実施
することができる。
【0017】本発明の方法は、金属フタロシアニンが銅
フタロシアニンであるインキ濃縮物の製造に特に有用で
ある。しかしながら、他の金属フタロシアニンたとえば
亜鉛またはニッケルフタロシアニンあるいは塩素化およ
び/または臭素化銅フタロシアニンを含有するインキ濃
縮物の製造にも有用である。
【0018】本発明の方法は、各種の印刷インキたとえ
ばリソグラフインキ、オフセット印刷インキ、凸版印刷
インキ、水性インキおよび刊行物グラビア印刷インキ用
のインキ濃縮物の製造に使用することができる。以下の
実施例によって本発明を説明する。実施例中の部とおよ
びパーセントは、特に別途記載のない限り、重量ベース
である。
【0019】実施例1 粗製銅フタロシアニン(CuPc)8570gとフェノ
ール変性ロジン430gとを回転ボールミルに入れ、5
時間摩砕してボールミル摩砕中間生成物(BMIと略記
する)を得た。この摩砕された材料の結晶型は、48%
がα型であった。このBMIを同時回転二軸スクリュー
押出機(MP 2030 型; APV, Newcastle-under-Lyme、
英国から入手可能)へ、セチルアルコールと共に、Cu
Pcのセチルアルコールに対する比が3:1となるよう
に供給した。全粉末供給速度は0.9Kghr-1であった。
硬質ロジン約5部、印刷インキ留出物8.3部およびア
ルキド樹脂1.7部からなる印刷インキワニスを、液体
として、押出機の第1ゾーンの前の位置に、ただ1つの
入口を通じて0.6Kghr-1の速度で供給した。押出機の
バレル温度は110℃に、そしてスクリュ−速度は50
0rpm.に設定した。これによる印加剪断勾配は1674
-1である。濃縮物の排出温度は110乃至115℃で
あった。得られた印刷インキ濃縮物の顔料型CuPc含
有量は43重量%であり、主としてβ型であった。40
00rpm.の回転速度、60℃の温度において高速撹
拌装置を20分間使用して、インキワニスをさらに加え
て、この濃縮物の顔料分を25%に希釈した。このあ
と、このインキ濃縮物を10バールの圧力下において、
3本ロールミルに通して混合物から空気を除去した。こ
のあと、Muller分散装置を使用して、25%濃縮物を顔
料分15%までさらに希釈した。最終的に得られたイン
キは優れた分散性、濃度、光沢および流れ特性を示し
た。
【0020】実施例2 粗銅フタロシアニン(CuPc)8182gとフェノー
ル変性ロジン818gとを回転ボールミルに入れ、10
時間摩砕してBMIを得た。この摩砕された材料の結晶
型は、62%がα型であった。このBMIを、実施例1
に記載したように、同時回転二軸スクリュー押出機にか
けて混練りして、CuPc42重量%を含有する濃縮物
を製造した。前記実施例1に記載した仕方で希釈して最
終インキを得た。この最終インキは優れた濃度、光沢、
流れ特性および分散性を示した。
【0021】実施例3 粗銅フタロシアニン(CuPc)8823gとセチルア
ルコール177gとを回転ボールミルに入れ、10時間
摩砕してBMIを得た。この摩砕された材料の結晶型
は、15%がα型であった。このBMIを、実施例1に
記載したように、同時回転二軸スクリュー押出機にかけ
て混練りして、顔料型CuPc42%を含有する濃縮物
を製造した。実施例1に記載した仕方で希釈して最終イ
ンキを得た。その最終インキは優れた濃度、光沢、流れ
特性および分散性を示した。
【0022】実施例4 粗銅フタロシアニン(CuPc)8823gと2−エチ
ルヘキサン酸177gとを回転ボールミルに入れ、10
時間摩砕してBMIを得た。この摩砕された材料の結晶
型は12%がα型であった。このBMIを、実施例1に
記載したように、同時回転二軸スクリュー押出機にかけ
て混練りして、顔料型CuPc42%を含有する濃縮物
を製造した。実施例1に記載した仕方で希釈して最終イ
ンキを得た。その最終インキは優れた濃度、光沢、流れ
特性および分散性を示した。
【0023】実施例5 粗銅フタロシアニン(CuPc)8036g、フェノー
ル変性硬質ロジン803gおよびセチルアルコール16
1gを回転ボールミルに入れ、10時間摩砕してBMI
を得た。この摩砕された材料の結晶型は16%がα型で
あった。このBMIを、実施例1に記載したように、同
時回転二軸スクリュー押出機にかけて混練りして、顔料
型CuPc42%を含有する濃縮物を製造した。実施例
1に記載した仕方で希釈して最終インキを得た。その最
終インキは優れた濃度、光沢、流れ特性および分散性を
示した。
【0024】実施例6 粗銅フタロシアニン(CuPc)8181gとマレイン
酸変性硬質ロジン819gとを回転ボールミルに入れ、
10時間摩砕してBMIを得た。この摩砕された材料の
結晶型は、62%がα型であった。このBMIを、実施
例1に記載したように、同時回転二軸スクリュー押出機
にかけて混練りした。顔料型CuPc42%を含有する
濃縮物を製造した。実施例1に記載の方法で希釈して最
終インキを得た。その最終インキは優れた濃度、光沢、
流れ特性および分散性を示した。
【0025】実施例7 粗銅フタロシアニン(CuPc)8181gと水素化木
材ロジン(商品名は"Staybelite")819gとを回転ボ
ールミルに入れ、10時間摩砕してBMIを得た。この
摩砕された材料の結晶型は、62%がα型であった。こ
のBMIを、実施例1に記載したように、同時回転二軸
スクリュー押出機にかけて混練りした。顔料型CuPc
42%を含有する濃縮物を製造した。実施例1に記載の
方法で希釈して最終インキを得た。その最終インキは優
れた濃度、光沢、流れ特性および分散性を示した。
【0026】実施例8 粗銅フタロシアニン(CuPc)8065g,フェノー
ル変性硬質ロジン806gおよびZeneca社から商品名"S
olsperse 5000"で供給されている変性銅フタロシアニン
129gを回転ボールミルに入れ、10時間摩砕してB
MIを得た。この摩砕された材料の結晶型は62%がα
型であった。このBMIを、同時回転二軸スクリュー押
出機(実施例1記載のもの)へ、セチルアルコールに対
するCuPcの比が3:1となるように、セチルアルコ
ールと一緒に供給した。全粉末供給速度は1.45Kghr
-1であった。Zeneca社から商品名"Solsperse 17000" で
供給されている超分散剤1部、印刷インキ留出物3.8
3部、硬質ロジン2.92部,アルキド樹脂1部からな
る印刷インキワニスを、同時的に、押出機の第1混合ゾ
ーンより前に、ただ1つの入口を通じて0.58Kghr-1
の速度で供給した。押出機のバレル温度は110℃に、
そしてスクリュ−速度は500rpm.に設定した。この結
果、印加剪断勾配は1674s-1である。濃縮物の排出
温度は110乃至115℃であった。得られた印刷イン
キ濃縮物は顔料型CuPcを49%含有しており、主と
してβ型であった。実施例1に記載のごとく、この濃縮
物を希釈して25%濃縮物とし、そのあと最終インキま
で希釈した。得られたインキは優れた光沢、流れ特性、
濃度および分散性を示した。
【0027】実施例9 粗銅フタロシアニン(CuPc)8823gとセチルア
ルコール177gとを回転ボールミルに入れ、5時間摩
砕してBMIを得た。この摩砕された材料の結晶型は1
5%がα型であった。このBMIを実施例1記載の同時
回転二軸スクリュー押出機へ、セチルアルコールに対す
るCuPcの比が4.5:1となるように、追加のセチ
ルアルコールと一緒に供給した。全粉末供給速度は0.
9Kghr-1であった。硬質ロジン約5部、印刷インキ留出
物8.3部、アルキド樹脂1.7部からなる印刷インキ
ワニスを液体として、押出機の第1混合ゾーンより前
に、ただ1つの入口を通じて0.82Kghr-1の速度で供
給した。押出機のバレル温度は110℃に、そしてスク
リュ−速度は500rpm.に設定した。この結果、印加剪
断勾配は1674s-1である。濃縮物の排出温度は11
0乃至115℃であった。得られた印刷インキ濃縮物は
顔料型CuPcを43%含有しており、主としてβ型で
あった。実施例1に記載のごとく、この濃縮物を希釈し
て25%濃縮物とし、そのあと最終インキまで希釈し
た。得られた最終のインキは優れた色濃度、光沢、分散
性および流れ特性を示した。
【0028】実施例10 CuPc42重量%を含有するインキ濃縮物を、実施例
2に記載したようにして製造した。得られた濃縮物を、
その59.72部を下記成分からなる希釈剤を用いて希
釈することによって顔料分25%へ希釈した。 希釈剤組成: Alvco 1407(Lawter Internationalから入手可能な溶剤) 25.74部 Terlon 3(Lawter Internationalから入手可能なアルキド樹脂)11.08部 Ink Oil 991 (Sun Lubricants から入手可能) 3.46部 この25%濃厚液を、さらに上記と同じ希薄剤を用い
て、Muller分散装置を使用して、顔料分15%に希釈し
た。これによって得られたインキは優れた色濃度、光
沢、分散性および流れ特性を示した。
【0029】実施例11 実施例1記載の方法で製造されたBMIを、長さ:直径
の比が40:1である同時回転二軸スクリュー押出機
(MP065 型、 APV、 Newcastle-under-Lyme,英国から入
手可能)に、総粉末供給速度を1時間当り21.89Kg
にして供給した。別のロス−イン−ウエイト(loss-in-w
eight)型供給器を使用して、セチルアルコールを1時間
当り6.63Kgの供給速度で押出機に供給した。実施例
1記載の印刷インキワニスを、第1混合ゾーンの前に位
置において、ただ1つの入口を通じて、押出機に1時間
当り19.01Kgの供給速度で供給した。押出機のバレ
ル温度は110℃に、そしてスクリュ−速度は600rp
m.に設定し、この結果、印加剪断勾配は2009s -1
ある。濃縮物の排出温度は110乃至120℃であっ
た。得られた印刷インキ濃縮物は顔料型CuPcを42
%含有しており、主としてβ型であった。実施例1に記
載のごとくにして顔料分15%に希釈して、ヒートセッ
トインキ系およびシート供給インキ系において優れた分
散性、濃度、光沢および流れ特性を示すインキを得た。
【0030】実施例12 実施例1を繰り返した。ただし、BMIのセチルアルコ
ールに対する比を6:1とした。得られたインキは、優
れた濃度、光沢、分散性および流れ特性を示した。
【0031】実施例13 粗銅フタロシアニン(CuPc)8182gとフェノー
ル変性ロジン818gとを回転ボールミルに入れ、10
時間摩砕してボールミル摩砕中間生成物(BMI)を得
た。この摩砕された材料の結晶型は62%がα型であっ
た。このBMIを同時回転二軸スクリュー押出機(MP
2030型、 APV、 Newcastle-under-Lyme,英国) へ、0.6
75Kghr-1の粉末供給速度で供給した。また、第1混合
ゾーンより前の位置でただ1つの入口を通じて、硬質ロ
ジン2.94部,印刷インキ留出物4.88部、アルキ
ド樹脂1部およびドデシルアルコール3.31部からな
る印刷インキワニスを液体として0.825Kghr-1の速
度で押出機へ供給した。押出機のバレル温度は110℃
に、そしてスクリュ−速度は500rpm.に設定した。こ
の結果、印加剪断勾配は1674s-1である。濃縮物排
出温度は110乃至115℃であった。得られた印刷イ
ンキ濃縮物は顔料型CuPcを43%含有しており、主
としてβ型であった。この濃縮物に、さらに上記インキ
ワニス(ただしドデシルアルコール成分は含まない)を
加え、4000rpm の速度、60℃の温度において高速
撹拌器を20分間使用して、上記濃縮物の顔料分を25
%に希釈した。このあと、1MPaの圧力下において3本
ロールミルに通して、混合物から空気を除去した。Mull
er分散装置を使用して、この25%濃縮物をさらに顔料
分15%まで希釈した。得られた最終インキは優れた分
散性、濃度、光沢、流れ特性を示した。
【0032】実施例14 実施例13を繰り返した。ただし、インキワニスの組成
は硬質ロジン2.70部、印刷インキ留出物4.48
部、アルキド樹脂1部、ドデシルアルコール1.28部
である。得られた最終インキは、実施例13において得
られた最終インキと同様な色学的特性を示した。
【0033】実施例15 粗銅フタロシアニン(CuPc)8182gとフェノー
ル変性ロジン818gとを回転ボールミルに入れ、10
時間摩砕してボールミル摩砕中間生成物(BMI)を得
た。この摩砕された材料の結晶型は62%がα型であっ
た。このBMIを同時回転二軸スクリュー押出機(MP
2030型、 APV、 Newcastle-under-Lyme,英国) へ、1.0
Kghr-1の粉末供給速度で供給した。また、第1混合ゾー
ンより前の位置でただ1つの入口を通じて、硬質ロジン
2.94部,印刷インキ留出物1.94部、アルキド樹
脂1部およびドデシルアルコール1.42部からなる印
刷インキワニスを液体として1.0Kghr-1の速度で押出
機へ供給した。押出機のバレル温度は110℃に、そし
てスクリュ−速度は500rpm.に設定した。この結果、
印加剪断勾配は1674s-1である。濃縮物の排出温度
は110乃至115℃であった。得られた印刷インキ濃
縮物は顔料型CuPcを45%含有しており、主として
β型であった。この濃縮物を、圧力1MPa,温度40℃
の3本ロールミルに通した。次に、この濃縮物に、さら
に上記インキワニス(ただしドデシルアルコール成分は
含まない)を加え、5000rpm の速度、60℃の温度
において高速撹拌機を20分間使用して顔料分を15%
に希釈した。得られた最終インキは優れた濃度、光沢、
流れ特性および分散特性を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール カーウィン イギリス国,スコットランド,ピーエー11 3エスエックス,レンフリュシャイア ー,ブリッジ オブ ウィア,ファイス アヴェニュー 5 (72)発明者 アーサー スターク ウォールス イギリス国,スコットランド,ケーエー1 2イーエヌ,キルマーノック,ビーチ アヴェニュー 10 (72)発明者 ケンネス グラント デイケス イギリス国,スコットランド,ジー76 8 エヌエックス,グラスゴウ,クラークスト ン,モンテイス ドライヴ 107

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記工程を包含するインキ濃縮物の製造
    方法: (a) 粗金属フタロシアニンを摩砕してその粒子サイ
    ズを減少させ、それによって変性された粗金属フタロシ
    アニンをつくり、そして(b) 変性された粗金属フタ
    ロシアニンと、1種またはそれ以上のインキ溶剤を含む
    インキビヒクルとの混合物(この金属フタロシアニンは
    混練混合物の20乃至80重量%の量で存在する)を混
    練りして、顔料型でインキビヒクルの中に分散された金
    属フタロシアニンを含有しているインキ濃縮物を得る。
  2. 【請求項2】 工程(a)において、粗金属フタロシア
    ニンが樹脂および/または有機液体との混合物である請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 樹脂がロジンである請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 有機液体が、少なくとも12個の炭素原
    子を有する脂肪族アルコール、または少なくとも4個の
    炭素原子を有する脂肪族カルボン酸である請求項2また
    は3記載の方法。
  5. 【請求項5】 樹脂が、粗金属フタロシアニンの重量を
    基準にして、0.1乃至50重量%の量で使用される請
    求項2乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 有機液体が、粗金属フタロシアニンの重
    量を基準にして、0.1乃至20重量%の量で使用され
    る請求項2乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 混練り工程(b)が二軸・スクリュー押
    出機中において実施される前記請求項のいずれかに記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 変性された粗金属フタロシアニンが、摩
    砕工程(a)において使用されうる有機液体と一緒に押
    出機へ供給されるか、または変性粗金属フタロシアニン
    と該有機液体とが別々に押出機へ供給される請求項7記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 インキビヒクルの残分を、第1の混合ゾ
    ーンの前または第1の混合ゾーンの1つの入口を通じて
    押出機へ供給する請求項7または8記載の方法。
  10. 【請求項10】 混練り工程(b)が、20乃至200
    ℃において実施される前記請求項のいずれかに記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 混練り工程(b)の間に与えられる剪
    断勾配が、300乃至20000S-1である請求項1乃
    至10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 混練り混合物が、金属フタロシアニン
    を30乃至70重量%含有している前記請求項1乃至1
    0のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 混練り混合物が、金属フタロシアニン
    を40乃至60重量%含有している請求項12記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 インキビヒクルが、さらにバインダ−
    および、場合によっては、1種またはそれ以上の添加物
    を含有している前記請求項のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】 金属フタロシアニンが銅フタロシアニ
    ンである前記請求項のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15記載の方法によって
    得られたインキ濃縮物から誘導された印刷インキ。
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