JPH09188716A - ビニル4−ヒドロキシベンザル−ビニルアルコール−ビニルアセテート共重合体、ビニル4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニルアルコール−ビニルアセテート共重合体、ビニル4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル4−ヒドロキシベンザル−ビニルアルコール−ビニルアセテート共重合体、これらの製造方法及びフォトレジスト物質 - Google Patents
ビニル4−ヒドロキシベンザル−ビニルアルコール−ビニルアセテート共重合体、ビニル4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニルアルコール−ビニルアセテート共重合体、ビニル4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル4−ヒドロキシベンザル−ビニルアルコール−ビニルアセテート共重合体、これらの製造方法及びフォトレジスト物質Info
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- C08F216/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の主な目的は、ビニル 4−ヒドロキ
シベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共
重合体及び前記共重合体のビニル 4−ヒドロキシベン
ザル基の全部、又は一部をt−ブトキシカルボニル基で
保護した重合体を提供することである。 【解決手段】 本発明はポリ(ビニル アルコール)を
4−ヒドロキシベンズアルデヒドでアセタル化させたビ
ニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビ
ニル アセテート共重合体、前記重合体の4−ヒドロキ
シベンザル基の全部又は一部をt−ブトキシカルボニル
基で保護したビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキ
シベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共
重合体(共重合体(II))又はビニル 4−t−ブトキ
シカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシ
ベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重
合体(共重合体(III))、それらの製造方法及びそれ
ら共重合体のフォトレジストとしての用途に関する。
シベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共
重合体及び前記共重合体のビニル 4−ヒドロキシベン
ザル基の全部、又は一部をt−ブトキシカルボニル基で
保護した重合体を提供することである。 【解決手段】 本発明はポリ(ビニル アルコール)を
4−ヒドロキシベンズアルデヒドでアセタル化させたビ
ニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビ
ニル アセテート共重合体、前記重合体の4−ヒドロキ
シベンザル基の全部又は一部をt−ブトキシカルボニル
基で保護したビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキ
シベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共
重合体(共重合体(II))又はビニル 4−t−ブトキ
シカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシ
ベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重
合体(共重合体(III))、それらの製造方法及びそれ
ら共重合体のフォトレジストとしての用途に関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体、ビニル 4−ブトキシカルボニルオキシベ
ンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合
体、ビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザ
ル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニルアセテート共重合体、これらの製造方法及び
フォトレジスト物質に関する。より詳細には、本発明は
ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−
ビニル アセテート共重合体、前記共重合体のビニル 4
−ヒドロキシベンザル基の全部、又は一部をt−ブトキ
シカルボニル基で保護したビニル 4−t−ブトキシカ
ルボニルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル
アセテート共重合体、又はビニル 4−t−ブトキシカ
ルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベン
ザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合
体、これらの製造方法及びこれらの重合体のフォトレジ
ストとしての用途に関する。
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体、ビニル 4−ブトキシカルボニルオキシベ
ンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合
体、ビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザ
ル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニルアセテート共重合体、これらの製造方法及び
フォトレジスト物質に関する。より詳細には、本発明は
ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−
ビニル アセテート共重合体、前記共重合体のビニル 4
−ヒドロキシベンザル基の全部、又は一部をt−ブトキ
シカルボニル基で保護したビニル 4−t−ブトキシカ
ルボニルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル
アセテート共重合体、又はビニル 4−t−ブトキシカ
ルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベン
ザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合
体、これらの製造方法及びこれらの重合体のフォトレジ
ストとしての用途に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高度化に従い、その核
心技術である微細加工工程に用いられるフォトレジスト
は今まで種々開発されてきた。その中でも一番有望な期
待を集めており実用化されているものとしては、露光の
際、遠紫外線を利用するために現在この分野で発展した
技術をそのまま用いることができるt−ブトキシカルボ
ニル基で保護されたポリビニルフェノール樹脂(参照:
USP4,491,628;USP4,405,708;USP4,670,50
7)及びポリ(4−t−ブトキシカルボニルオキシスチ
レン)樹脂がある。
心技術である微細加工工程に用いられるフォトレジスト
は今まで種々開発されてきた。その中でも一番有望な期
待を集めており実用化されているものとしては、露光の
際、遠紫外線を利用するために現在この分野で発展した
技術をそのまま用いることができるt−ブトキシカルボ
ニル基で保護されたポリビニルフェノール樹脂(参照:
USP4,491,628;USP4,405,708;USP4,670,50
7)及びポリ(4−t−ブトキシカルボニルオキシスチ
レン)樹脂がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリビニルフ
ェノール樹脂はその構造内にベンゼン基を含んでいるの
で、250nm付近での光吸収度が大きいという短所を有
していることが知られている。さらに、ポリ(4−t−
ブトキシカルボニルオキシスチレン)樹脂は、露光後の
熱処理(PEB)の際、重さの損失が非常に大きく、接
着性が低下し、露光波長である250nm付近での吸光度
が高いので透明性が低いという短所を有するものとして
報告されている。
ェノール樹脂はその構造内にベンゼン基を含んでいるの
で、250nm付近での光吸収度が大きいという短所を有
していることが知られている。さらに、ポリ(4−t−
ブトキシカルボニルオキシスチレン)樹脂は、露光後の
熱処理(PEB)の際、重さの損失が非常に大きく、接
着性が低下し、露光波長である250nm付近での吸光度
が高いので透明性が低いという短所を有するものとして
報告されている。
【0004】例えば、平均分子量が10,000である4−t
−ブトキシカルボニルオキシスチレンを単量体で用いる
場合、2、2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)を開始剤に用いて重合した樹脂は250nmでの紫外
線の吸光度が1μmの厚さの時0.170であり、ベンゾ
イルパーオキシド(BPO)を開始剤に用いて重合した樹
脂は1μmの厚さで紫外線吸光度が0.140であり、全
て樹脂の吸光度が高く透明性が低い。
−ブトキシカルボニルオキシスチレンを単量体で用いる
場合、2、2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)を開始剤に用いて重合した樹脂は250nmでの紫外
線の吸光度が1μmの厚さの時0.170であり、ベンゾ
イルパーオキシド(BPO)を開始剤に用いて重合した樹
脂は1μmの厚さで紫外線吸光度が0.140であり、全
て樹脂の吸光度が高く透明性が低い。
【0005】本発明の主な目的は、ビニル 4−ヒドロ
キシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート
共重合体及び前記共重合体のビニル 4−ヒドロキシベ
ンザル基の全部、又は一部をt−ブトキシカルボニル基
で保護した重合体を提供することである。本発明の他の
目的は、前記重合体の製造方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、前記重合体のフォトレジス
トとしての用途を提供することである。
キシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート
共重合体及び前記共重合体のビニル 4−ヒドロキシベ
ンザル基の全部、又は一部をt−ブトキシカルボニル基
で保護した重合体を提供することである。本発明の他の
目的は、前記重合体の製造方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、前記重合体のフォトレジス
トとしての用途を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ここに、本発明者等は前
記の従来技術の問題点を解決すべくと鋭意努力した結
果、新規化合物であるビニル 4−t−ブトキシカルボ
ニルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセ
テート共重合体及び、ビニル 4−t−ブトキシカルボ
ニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル
−ビニル アルコール ビニル アセテート共重合体は、
高い熱的安定性と機械的強度を有しながら、露光と熱処
理の際の少ない重量損失で微細回路の解像度を増進さ
せ、250nmでの吸光が低く透明性が非常に優秀であ
り、シリコン ウェーハに対する接着性を向上させるこ
とを発見し、本発明を完成することになった。
記の従来技術の問題点を解決すべくと鋭意努力した結
果、新規化合物であるビニル 4−t−ブトキシカルボ
ニルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセ
テート共重合体及び、ビニル 4−t−ブトキシカルボ
ニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル
−ビニル アルコール ビニル アセテート共重合体は、
高い熱的安定性と機械的強度を有しながら、露光と熱処
理の際の少ない重量損失で微細回路の解像度を増進さ
せ、250nmでの吸光が低く透明性が非常に優秀であ
り、シリコン ウェーハに対する接着性を向上させるこ
とを発見し、本発明を完成することになった。
【0007】本発明の請求項1記載のビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体は、一般式(I)で表されるものである。
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体は、一般式(I)で表されるものである。
【化4】 (式中、aが5〜70モル%に対応し、bが1〜60モ
ル%に対応し、cが0〜40モル%に対応する。) なお、上記式中のa、b、cは、ビニル 4−ヒドロキ
シベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共
重合体におけるビニル 4−ヒドロキシベンザルの部
分、ビニル アルコールの部分、ビニル アセテートの部
分の数をそれぞれ示すものである。そして、上記各部分
を仮に分子とみなし、一つの上記共重合体に含まれる各
部分のモル数の総和と各部分のモル数との比をモル百分
率で表した場合に、上記aはビニル 4−ヒドロキシベ
ンザルの部分のモル百分率が5〜70モル%となる値と
され、上記bはビニル アルコールの部分のモル百分率
が1〜60モル%となる値とされ、上記cはビニル ア
セテートの部分のモル百分率が0〜40モル%となる値
とされることが好ましい。また、上記共重合体の各部分
の並び方は、規則的なものでも、不規則でランダムなも
のでも良い。
ル%に対応し、cが0〜40モル%に対応する。) なお、上記式中のa、b、cは、ビニル 4−ヒドロキ
シベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共
重合体におけるビニル 4−ヒドロキシベンザルの部
分、ビニル アルコールの部分、ビニル アセテートの部
分の数をそれぞれ示すものである。そして、上記各部分
を仮に分子とみなし、一つの上記共重合体に含まれる各
部分のモル数の総和と各部分のモル数との比をモル百分
率で表した場合に、上記aはビニル 4−ヒドロキシベ
ンザルの部分のモル百分率が5〜70モル%となる値と
され、上記bはビニル アルコールの部分のモル百分率
が1〜60モル%となる値とされ、上記cはビニル ア
セテートの部分のモル百分率が0〜40モル%となる値
とされることが好ましい。また、上記共重合体の各部分
の並び方は、規則的なものでも、不規則でランダムなも
のでも良い。
【0008】本発明の請求項2記載のビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体の製造方法は、ジメチルホルムアミド又は蒸
留水を溶媒とし、酸触媒下で50〜140℃の温度でポ
リ(ビニル アルコール)と4−ヒドロキシベンズアル
デヒドとを反応させることにより請求項1記載の共重合
体を製造することを特徴とする。
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体の製造方法は、ジメチルホルムアミド又は蒸
留水を溶媒とし、酸触媒下で50〜140℃の温度でポ
リ(ビニル アルコール)と4−ヒドロキシベンズアル
デヒドとを反応させることにより請求項1記載の共重合
体を製造することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3記載のビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体の製造方法は、上記酸触媒が塩酸、硫酸、燐
酸で構成されたグループから選択されることを特徴とす
る。
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体の製造方法は、上記酸触媒が塩酸、硫酸、燐
酸で構成されたグループから選択されることを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項4記載のビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体の製造方法は、上記酸触媒が全反応溶液10
0重量部に対し1〜20重量部を添加することを特徴と
する。
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体の製造方法は、上記酸触媒が全反応溶液10
0重量部に対し1〜20重量部を添加することを特徴と
する。
【0011】本発明の請求項5記載のビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体の製造方法は、上記ポリ(ビニル アルコー
ル)の平均分子量が8,000〜200,000であることを特徴と
する。
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体の製造方法は、上記ポリ(ビニル アルコー
ル)の平均分子量が8,000〜200,000であることを特徴と
する。
【0012】本発明の請求項6記載のビニル 4−t−
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニル アセテート共重合体は、一般式(II)で表
されるものである。
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニル アセテート共重合体は、一般式(II)で表
されるものである。
【化5】 (式中、xが5〜70モル%に対応し、yが1〜60モ
ル%に対応し、zが0〜40モル%に対応する。) なお、上記式中のx、y、zは、ビニル 4−t−ブト
キシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコール−
ビニル アセテート共重合体におけるビニル 4−t−ブ
トキシカルボニルオキシベンザルの部分、ビニル アル
コールの部分、ビニル アセテートの部分の数をそれぞ
れ示すものである。そして、上記各部分を仮に分子とみ
なし、一つの上記共重合体に含まれる各部分のモル数の
総和と各部分のモル数との比をモル百分率で表した場合
に、上記xはビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキ
シベンザルの部分のモル百分率が5〜70モル%となる
値とされ、上記yはビニル アルコールの部分のモル百
分率が1〜60モル%となる値とされ、上記zはビニル
アセテートの部分のモル百分率が0〜40モル%とな
る値とされることが好ましい。また、上記共重合体の上
記各部分の並び方は、規則的なものでも、不規則でラン
ダムなものでも良い。
ル%に対応し、zが0〜40モル%に対応する。) なお、上記式中のx、y、zは、ビニル 4−t−ブト
キシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコール−
ビニル アセテート共重合体におけるビニル 4−t−ブ
トキシカルボニルオキシベンザルの部分、ビニル アル
コールの部分、ビニル アセテートの部分の数をそれぞ
れ示すものである。そして、上記各部分を仮に分子とみ
なし、一つの上記共重合体に含まれる各部分のモル数の
総和と各部分のモル数との比をモル百分率で表した場合
に、上記xはビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキ
シベンザルの部分のモル百分率が5〜70モル%となる
値とされ、上記yはビニル アルコールの部分のモル百
分率が1〜60モル%となる値とされ、上記zはビニル
アセテートの部分のモル百分率が0〜40モル%とな
る値とされることが好ましい。また、上記共重合体の上
記各部分の並び方は、規則的なものでも、不規則でラン
ダムなものでも良い。
【0013】本発明の請求項7記載のビニル 4−t−
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニル アセテート共重合体の製造方法は、請求項
1記載の共重合体を溶媒であるジメチルホルムアミドと
水素化ナトリウムを用いてジ(t−ブチルジカルボネー
ト)と反応させ、請求項1記載の共重合体の4−ヒドロ
キシベンザル基全部をt−ブトキシカルボニル基で保護
することを特徴とする。
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニル アセテート共重合体の製造方法は、請求項
1記載の共重合体を溶媒であるジメチルホルムアミドと
水素化ナトリウムを用いてジ(t−ブチルジカルボネー
ト)と反応させ、請求項1記載の共重合体の4−ヒドロ
キシベンザル基全部をt−ブトキシカルボニル基で保護
することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項8記載のビニル 4−t−
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニル アセテート共重合体の製造方法は、上記水
素化ナトリウムの代りにt−ブトキシド、トリエチルア
ミン及び炭酸カルシウムで構成されたグループから選択
される物質を用いることを特徴とする。
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニル アセテート共重合体の製造方法は、上記水
素化ナトリウムの代りにt−ブトキシド、トリエチルア
ミン及び炭酸カルシウムで構成されたグループから選択
される物質を用いることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項9記載のビニル 4−t−
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール− ビニル アセテ
ート共重合体は、一般式(III)で表されるものであ
る。
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール− ビニル アセテ
ート共重合体は、一般式(III)で表されるものであ
る。
【化6】 (式中、mが1〜50モル%に対応し、nが5〜60モ
ル%に対応し、oが1〜60モル%に対応し、pが0〜
40モル%に対応する。) なお、上記式中のm、n、o、pは、ビニル 4−t−
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニルアセテー
ト共重合体におけるビニル 4−ヒドロキシベンザルの
部分、ビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベン
ザルの部分、ビニル アルコールの部分、ビニル アセテ
ートの部分の数をそれぞれ示すものである。そして、上
記各部分を仮に分子とみなし、一つの上記共重合体に含
まれる各部分のモル数の総和と各部分のモル数との比を
モル百分率で表した場合に、上記mはビニル 4−ヒド
ロキシベンザルの部分のモル百分率が1〜50モル%と
なる値とされ、上記nはビニル 4−t−ブトキシカル
ボニルオキシベンザルの部分のモル百分率が5〜60モ
ル%となる値とされ、上記oはビニル アルコールの部
分のモル百分率が1〜60モル%となる値とされ、上記
pはビニル アセテートの部分のモル百分率が0〜40
モル%となる値とされることが好ましい。また、上記共
重合体の上記各部分の並び方は、規則的なものでも、不
規則でランダムなものでも良い。
ル%に対応し、oが1〜60モル%に対応し、pが0〜
40モル%に対応する。) なお、上記式中のm、n、o、pは、ビニル 4−t−
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒド
ロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニルアセテー
ト共重合体におけるビニル 4−ヒドロキシベンザルの
部分、ビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベン
ザルの部分、ビニル アルコールの部分、ビニル アセテ
ートの部分の数をそれぞれ示すものである。そして、上
記各部分を仮に分子とみなし、一つの上記共重合体に含
まれる各部分のモル数の総和と各部分のモル数との比を
モル百分率で表した場合に、上記mはビニル 4−ヒド
ロキシベンザルの部分のモル百分率が1〜50モル%と
なる値とされ、上記nはビニル 4−t−ブトキシカル
ボニルオキシベンザルの部分のモル百分率が5〜60モ
ル%となる値とされ、上記oはビニル アルコールの部
分のモル百分率が1〜60モル%となる値とされ、上記
pはビニル アセテートの部分のモル百分率が0〜40
モル%となる値とされることが好ましい。また、上記共
重合体の上記各部分の並び方は、規則的なものでも、不
規則でランダムなものでも良い。
【0016】本発明の請求項10記載のビニル 4−t
−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒ
ドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテ
ート共重合体の製造方法は、請求項1記載の共重合体を
溶媒であるジメチルホルムアミドと水素化ナトリウムを
用いてジ(t−ブチルジカルボネート)と反応させ、請
求項1記載の共重合体の4−ヒドロキシベンザル基の一
部をt−ブトキシカルボニルで保護することを特徴とす
る。
−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒ
ドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテ
ート共重合体の製造方法は、請求項1記載の共重合体を
溶媒であるジメチルホルムアミドと水素化ナトリウムを
用いてジ(t−ブチルジカルボネート)と反応させ、請
求項1記載の共重合体の4−ヒドロキシベンザル基の一
部をt−ブトキシカルボニルで保護することを特徴とす
る。
【0017】本発明の請求項11記載のビニル 4−t
−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒ
ドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテ
ート共重合体の製造方法は、上記水素化ナトリウムの代
りにt−ブトキシド、トリエチルアミン及び炭酸カルシ
ウムで構成されたグループから選択される物質を用いる
ことを特徴とする。
−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒ
ドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテ
ート共重合体の製造方法は、上記水素化ナトリウムの代
りにt−ブトキシド、トリエチルアミン及び炭酸カルシ
ウムで構成されたグループから選択される物質を用いる
ことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項12記載のフォトレジスト
物質は、請求項6記載の共重合体を主成分とする。本発
明の請求項13記載のフォトレジスト物質は、請求項9
記載の共重合体を主成分とする。
物質は、請求項6記載の共重合体を主成分とする。本発
明の請求項13記載のフォトレジスト物質は、請求項9
記載の共重合体を主成分とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより具体的に説明
することにする。本発明の新規物質であるビニル 4−
ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセ
テート共重合体、ビニル 4−t−ブトキシカルボニル
オキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体及び、ビニル 4−t−ブトキシカルボニル
オキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビ
ニルアルコール−ビニル アセテート共重合体は下記の
ような方法で製造する。
することにする。本発明の新規物質であるビニル 4−
ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセ
テート共重合体、ビニル 4−t−ブトキシカルボニル
オキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体及び、ビニル 4−t−ブトキシカルボニル
オキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビ
ニルアルコール−ビニル アセテート共重合体は下記の
ような方法で製造する。
【0020】先ず、平均分子量が8,000〜200,000である
ポリ(ビニル アルコール)をジメチルホルムアミド
(DMF)に溶解させ5〜20wt%の濃度になるように
した後、酸を添加し50〜140℃の温度で1〜5時間
の間、撹拌する。次いで、4−ヒドロキシベンズ アル
デヒドを添加して前記と同一条件で撹拌させ、蒸留水で
沈殿する生成物をジメチルホルムアミドに再び溶解させ
蒸留水での再沈殿過程を2〜3回繰返す。
ポリ(ビニル アルコール)をジメチルホルムアミド
(DMF)に溶解させ5〜20wt%の濃度になるように
した後、酸を添加し50〜140℃の温度で1〜5時間
の間、撹拌する。次いで、4−ヒドロキシベンズ アル
デヒドを添加して前記と同一条件で撹拌させ、蒸留水で
沈殿する生成物をジメチルホルムアミドに再び溶解させ
蒸留水での再沈殿過程を2〜3回繰返す。
【0021】その次に、沈殿物を真空減圧下で乾燥させ
純粋なビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコ
ール −ビニル アセテート共重合体を得る。この際、酸
としては、塩酸、硫酸又は燐酸等を用いることができ、
これら酸の添加量は全反応溶液100重量部に対し1〜
20重量部になるようにする。なお、前記で溶媒に用い
られたジメチルホルムアミドの代りに蒸留水を用いて反
応を進行させることもできるが、この場合には、反応が
進行するに従い、共重合体が沈殿するので、沈殿物を漉
すとともに洗滌して望む共重合体を得る。
純粋なビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコ
ール −ビニル アセテート共重合体を得る。この際、酸
としては、塩酸、硫酸又は燐酸等を用いることができ、
これら酸の添加量は全反応溶液100重量部に対し1〜
20重量部になるようにする。なお、前記で溶媒に用い
られたジメチルホルムアミドの代りに蒸留水を用いて反
応を進行させることもできるが、この場合には、反応が
進行するに従い、共重合体が沈殿するので、沈殿物を漉
すとともに洗滌して望む共重合体を得る。
【0022】前記で製造したビニル 4−ヒドロキシベ
ンザル−ビニル アルコール−ビニルアセテート共重合
体をジメチルホルムアミドに溶解させ3〜20wt%の濃
度になるようにした後、水素化ナトリウム(NaH)、
t−ブトキシド(t-butoxide)、トリエチルアミン或は
炭酸カルシウム(CaCO3)を添加し、約1時間の間
撹拌させる。
ンザル−ビニル アルコール−ビニルアセテート共重合
体をジメチルホルムアミドに溶解させ3〜20wt%の濃
度になるようにした後、水素化ナトリウム(NaH)、
t−ブトキシド(t-butoxide)、トリエチルアミン或は
炭酸カルシウム(CaCO3)を添加し、約1時間の間
撹拌させる。
【0023】次いで、ジ(t−ブチルジカルボネート)
(di(t-butyldicarbonate))を添加し、常温で30分
〜2時間の間撹拌させた後、蒸留水で沈殿する生成物を
ジメチルホルムアミドに再び溶解させ蒸留水での再沈殿
過程を2〜3回繰返す。その次に、沈殿物を真空減圧下
で乾燥させ純粋なビニル 4−t−ブトキシカルボニル
オキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体又は、ビニル 4−t−ブトキシカルボニル
オキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビ
ニル アルコール ビニル アセテート共重合体を得る。
(di(t-butyldicarbonate))を添加し、常温で30分
〜2時間の間撹拌させた後、蒸留水で沈殿する生成物を
ジメチルホルムアミドに再び溶解させ蒸留水での再沈殿
過程を2〜3回繰返す。その次に、沈殿物を真空減圧下
で乾燥させ純粋なビニル 4−t−ブトキシカルボニル
オキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテー
ト共重合体又は、ビニル 4−t−ブトキシカルボニル
オキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビ
ニル アルコール ビニル アセテート共重合体を得る。
【0024】この際、ジ(t−ブチルジカルボネート)
をビニル 4−ヒドロキシベンザル基のモル数以上に添
加すれば、バルキなビニル 4−ヒドロキシベンザル基
が全てt−ブトキシカルボニル基で保護され、ビニル
4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル
アルコール−ビニル アセテート共重合体が製造され、
ジ(t−ブチルジカルボネート)の量をビニル 4−ヒ
ドロキシベンザル基のモル数より少なく添加すれば、ビ
ニル 4−ヒドロキシベンザル基の一部がt−ブトキシ
カルボニル基で保護され、ビニル 4−t−ブトキシカ
ルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベン
ザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体
が製造される。
をビニル 4−ヒドロキシベンザル基のモル数以上に添
加すれば、バルキなビニル 4−ヒドロキシベンザル基
が全てt−ブトキシカルボニル基で保護され、ビニル
4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル
アルコール−ビニル アセテート共重合体が製造され、
ジ(t−ブチルジカルボネート)の量をビニル 4−ヒ
ドロキシベンザル基のモル数より少なく添加すれば、ビ
ニル 4−ヒドロキシベンザル基の一部がt−ブトキシ
カルボニル基で保護され、ビニル 4−t−ブトキシカ
ルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベン
ザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体
が製造される。
【0025】これら共重合体に内在する各官能基の比率
に従い共重合体の特性が変化するため、前記共重合体が
フォトレジストに用いられるためには官能基が一定範囲
内に存在しなければならない。まず、ビニル 4−t−
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニル アセテート共重合体では、4−t−ブトキ
シカルボニルオキシベンザル基(ビニル 4−t−ブト
キシカルボニルオキシベンザルの部分)が5モル%以下
であれば、脱保護による現像液での溶解も差が小さいの
で実用的ではなく、70モル%以上になれば基質に対す
る接着性が低下する欠点がある。
に従い共重合体の特性が変化するため、前記共重合体が
フォトレジストに用いられるためには官能基が一定範囲
内に存在しなければならない。まず、ビニル 4−t−
ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコー
ル−ビニル アセテート共重合体では、4−t−ブトキ
シカルボニルオキシベンザル基(ビニル 4−t−ブト
キシカルボニルオキシベンザルの部分)が5モル%以下
であれば、脱保護による現像液での溶解も差が小さいの
で実用的ではなく、70モル%以上になれば基質に対す
る接着性が低下する欠点がある。
【0026】また、ヒドロキシ基(ビニル アルコール
の部分)が60モル%以上であれば共重合体の溶媒に対
する非露光部の現像液に対する溶解度が大きくなる欠点
がある。また、アセテート基(ビニル アセテートの部
分)が40モル%以上であれば游離転移温度が著しく低
くなる欠点がある。従って、ビニル 4−t−ブトキシ
カルボニルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニ
ル アセテート共重合体で、4−t−ブトキシカルボニ
ルオキシベンザル基は5〜70モル%、ヒドロキシ基は
1〜60モル%及びアセテート基は0〜40モル%の範
囲内にあることが好ましい。
の部分)が60モル%以上であれば共重合体の溶媒に対
する非露光部の現像液に対する溶解度が大きくなる欠点
がある。また、アセテート基(ビニル アセテートの部
分)が40モル%以上であれば游離転移温度が著しく低
くなる欠点がある。従って、ビニル 4−t−ブトキシ
カルボニルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニ
ル アセテート共重合体で、4−t−ブトキシカルボニ
ルオキシベンザル基は5〜70モル%、ヒドロキシ基は
1〜60モル%及びアセテート基は0〜40モル%の範
囲内にあることが好ましい。
【0027】なお、ビニル 4−t−ブトキシカルボニ
ルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテ
ート共重合体の原料となるビニル 4−ヒドロキシベン
ザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体
においては、t−ブトキシカルボニル基で保護されて4
−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル基となる4−
ヒドロキシベンザル基(ビニル 4−ヒドロキシベンザ
ルの部分)が5〜70モル%、ヒドロキシ基は1〜60
モル%及びアセテート基は0〜40モル%の範囲内にあ
ることが好ましい。
ルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテ
ート共重合体の原料となるビニル 4−ヒドロキシベン
ザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体
においては、t−ブトキシカルボニル基で保護されて4
−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル基となる4−
ヒドロキシベンザル基(ビニル 4−ヒドロキシベンザ
ルの部分)が5〜70モル%、ヒドロキシ基は1〜60
モル%及びアセテート基は0〜40モル%の範囲内にあ
ることが好ましい。
【0028】本発明のビニル 4−ヒドロキシベンザル
−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体及
び、ビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザ
ル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体は
一般式(I)及び(II)で表される。この際、各鎖は規
則的、又は不規則的に形成される。
−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体及
び、ビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザ
ル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体は
一般式(I)及び(II)で表される。この際、各鎖は規
則的、又は不規則的に形成される。
【化7】 (式中、aが5〜70モル%に対応し、bが1〜60モ
ル%に対応し、cが0〜40モル%に対応する。)
ル%に対応し、cが0〜40モル%に対応する。)
【化8】 (式中、xが5〜70モル%に対応し、yが1〜60モ
ル%に対応し、zが0〜40モル%に対応する。)
ル%に対応し、zが0〜40モル%に対応する。)
【0029】同時に、ビニル 4−t−ブトキシカルボ
ニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル
−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体は、
ビニル4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−
ビニル アセテート共重合体のビニル 4−ヒドロキシベ
ンザル基の一部をt−ブトキシカルボニル基を保護せず
に残すことにより、保護されないアセタル構造により共
重合体の機械的強度の向上、游離転移温度の上昇、残存
するフェノールによる感度の増加により一層優れた特性
を現わす。
ニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル
−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体は、
ビニル4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−
ビニル アセテート共重合体のビニル 4−ヒドロキシベ
ンザル基の一部をt−ブトキシカルボニル基を保護せず
に残すことにより、保護されないアセタル構造により共
重合体の機械的強度の向上、游離転移温度の上昇、残存
するフェノールによる感度の増加により一層優れた特性
を現わす。
【0030】t−ブトキシカルボニル基で保護されない
4−ヒドロキシベンザル基は、4−t−ブトキシカルボ
ニル基が脱保護により適宜な溶解度の差を現さなければ
ならないため50モル%を超過することはできない。従
って、本発明のビニル 4−t−ブトキシカルボニルオ
キシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニ
ル アルコール−ビニル アセテート共重合体は一般式
(III)で表示される。
4−ヒドロキシベンザル基は、4−t−ブトキシカルボ
ニル基が脱保護により適宜な溶解度の差を現さなければ
ならないため50モル%を超過することはできない。従
って、本発明のビニル 4−t−ブトキシカルボニルオ
キシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニ
ル アルコール−ビニル アセテート共重合体は一般式
(III)で表示される。
【化9】 (式中、mが1〜50モル%に対応し、nが5〜60モ
ル%に対応し、oが1〜60モル%に対応し、pが0〜
40モル%に対応する。)
ル%に対応し、oが1〜60モル%に対応し、pが0〜
40モル%に対応する。)
【0031】前記重合体(II)及び(III)は主鎖中の
アセタル構造により高い熱的安定性と機械的強度を有し
ながら、露光後の熱処理の際に分解され脱離することに
より、物質の特定溶媒に対する溶解度を変化させるt−
ブトキシカルボニル基がアセタル構造にのみ置換され熱
処理段階での重量損失が少なくレジスト フィルムの厚
さ損失を防止することができる。さらに、紫外線分光分
析で現れた前記共重合体の250nmでの吸光度は平均分
子量が約10,000である場合、1μmの厚さで約0.021であ
り、この数値はポリ(4−t−ブトキシカルボニルオキ
シスチレン)樹脂吸光度の1/8〜1/7程度に該当する
ため、前記共重合体の透明性は非常に優れている。併せ
て、前記共重合体の高分子鎖に残っているアルコールと
アセテートの親水性によりシリコン ウェーハに対する
接着性も向上させることができる。
アセタル構造により高い熱的安定性と機械的強度を有し
ながら、露光後の熱処理の際に分解され脱離することに
より、物質の特定溶媒に対する溶解度を変化させるt−
ブトキシカルボニル基がアセタル構造にのみ置換され熱
処理段階での重量損失が少なくレジスト フィルムの厚
さ損失を防止することができる。さらに、紫外線分光分
析で現れた前記共重合体の250nmでの吸光度は平均分
子量が約10,000である場合、1μmの厚さで約0.021であ
り、この数値はポリ(4−t−ブトキシカルボニルオキ
シスチレン)樹脂吸光度の1/8〜1/7程度に該当する
ため、前記共重合体の透明性は非常に優れている。併せ
て、前記共重合体の高分子鎖に残っているアルコールと
アセテートの親水性によりシリコン ウェーハに対する
接着性も向上させることができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例を介し本発明を一層詳細に説明
する。これら実施例は、ただ本発明をより具体的に説明
するためのもので、本発明の範囲がこれら実施例に限ら
れないことは当業界で通常の知識を有した者においては
自明である。
する。これら実施例は、ただ本発明をより具体的に説明
するためのもので、本発明の範囲がこれら実施例に限ら
れないことは当業界で通常の知識を有した者においては
自明である。
【0033】実施例1:共重合体(II)の製造(1) 下記の共重合体(II)の合成に用いられる共重合体
(I)を製造するため、カルシウム管、滴下漏斗、窒素
導入管及び温度計が装着された250mL4球フラスコに
ジメチルホルムアミド(DMF)100mLとポリ(ビニ
ルアル コール)(鹸化度;80%、平均分子量:9,000
〜10,000)5gを添加し、50℃で5時間撹拌させ完全
に溶解させた後、36%塩酸溶液3mLを添加した。次い
で、4−ヒドロキシベンズアルデヒド3gをジメチルホ
ルムアミド50mLに溶解させた溶液を滴下漏斗を利用し
前記フラスコに1時間の間滴下し、常温で1時間の間撹
拌させた。
(I)を製造するため、カルシウム管、滴下漏斗、窒素
導入管及び温度計が装着された250mL4球フラスコに
ジメチルホルムアミド(DMF)100mLとポリ(ビニ
ルアル コール)(鹸化度;80%、平均分子量:9,000
〜10,000)5gを添加し、50℃で5時間撹拌させ完全
に溶解させた後、36%塩酸溶液3mLを添加した。次い
で、4−ヒドロキシベンズアルデヒド3gをジメチルホ
ルムアミド50mLに溶解させた溶液を滴下漏斗を利用し
前記フラスコに1時間の間滴下し、常温で1時間の間撹
拌させた。
【0034】このようにして得た生成物を滴下漏斗を利
用して蒸留水800mLが入ったビーカに徐々にて落下さ
せ、撹拌させて生成する沈殿物を真空減圧下で24時間
の間乾燥させた。このように乾燥された沈殿物を再びジ
メチルホルムアミドに溶解させ、蒸留水で再沈殿させる
過程を2回繰り返し真空減圧下で乾燥させ、純粋な共重
合体(I)を80%の歩留りで得た。
用して蒸留水800mLが入ったビーカに徐々にて落下さ
せ、撹拌させて生成する沈殿物を真空減圧下で24時間
の間乾燥させた。このように乾燥された沈殿物を再びジ
メチルホルムアミドに溶解させ、蒸留水で再沈殿させる
過程を2回繰り返し真空減圧下で乾燥させ、純粋な共重
合体(I)を80%の歩留りで得た。
【0035】前記で製造した共重合体の下記のようなN
MR及びIRスペクトル分析から、共重合体(I)が製
造されたことを確認した。さらに、NMRスペクトルの
分析から、前記共重合体の4−ヒドロキシベンザル基:
アルコール基(ヒドロキシ基):アセテート基のモル比
は37:49:14であることが分った。以下に、NM
Rのδ値及びIRのピークの波数を示す。1 H - NMR(300 MHz DMSO - d6 ) : δ9.43(s, Ph-OH),
7.18(s, o-Ph), 6.75〜6.65(d, m-PH), 5.38(s,-O-CH-O
-), 4.0〜3.80(d, CH-OH), 2.86(s,-OH), 2.71(s, -O
H), 1.9(s, -CH3), 1.75〜1.30(m, -CH2-) IR(NaCl)cm-1 : 3331, 1734, 1662, 1520, 1437〜1340,
1248, 1103,1019
MR及びIRスペクトル分析から、共重合体(I)が製
造されたことを確認した。さらに、NMRスペクトルの
分析から、前記共重合体の4−ヒドロキシベンザル基:
アルコール基(ヒドロキシ基):アセテート基のモル比
は37:49:14であることが分った。以下に、NM
Rのδ値及びIRのピークの波数を示す。1 H - NMR(300 MHz DMSO - d6 ) : δ9.43(s, Ph-OH),
7.18(s, o-Ph), 6.75〜6.65(d, m-PH), 5.38(s,-O-CH-O
-), 4.0〜3.80(d, CH-OH), 2.86(s,-OH), 2.71(s, -O
H), 1.9(s, -CH3), 1.75〜1.30(m, -CH2-) IR(NaCl)cm-1 : 3331, 1734, 1662, 1520, 1437〜1340,
1248, 1103,1019
【0036】一方、共重合体(II)を合成するため、カ
ルシウム管、窒素導入管及び温度計が装着された4球フ
ラスコに水素化ナトリウム1.4gを添加し密封した
後、注射器を利用してジメチルホルムアミド100mLを
加え、20℃で30分の間撹拌させた。次いで、反応器
の温度を0℃に下げ、前記で合成した共重合体(I)3
gをジメチルホルムアミド100mLに溶解させた溶液を
注射器を利用して反応器に少しずつ注入し30分の間撹
拌させた。温度を常温に上げ1時間の間撹拌させ再び0
℃に下げた後、ジ(t−ブチルジカルボネート)(di
(t-butyldicarbonate))12gをジメチルホロムアミ
ド20mLに溶解させた溶液を注射器を利用して反応器に
少しずつ注入し、30分の間撹拌させた。
ルシウム管、窒素導入管及び温度計が装着された4球フ
ラスコに水素化ナトリウム1.4gを添加し密封した
後、注射器を利用してジメチルホルムアミド100mLを
加え、20℃で30分の間撹拌させた。次いで、反応器
の温度を0℃に下げ、前記で合成した共重合体(I)3
gをジメチルホルムアミド100mLに溶解させた溶液を
注射器を利用して反応器に少しずつ注入し30分の間撹
拌させた。温度を常温に上げ1時間の間撹拌させ再び0
℃に下げた後、ジ(t−ブチルジカルボネート)(di
(t-butyldicarbonate))12gをジメチルホロムアミ
ド20mLに溶解させた溶液を注射器を利用して反応器に
少しずつ注入し、30分の間撹拌させた。
【0037】この反応物の温度を再び20℃に上げて5
時間の間撹拌させ、反応を終結させた後、生成物を蒸留
水に沈殿させて得た。この沈殿物をジメチルホルムアミ
ドに再び溶解させて蒸留水で再沈殿させ、得られた沈殿
物を真空減圧下で24時間乾燥させ純粋な共重合体(I
I)を70%の歩留りで得た。前記で製造した共重合体
の下記のようなNMR及びIRスペクトル分析から、共
重合体(II)が製造されたことを確認した。さらに、N
MRスペクトルの分析から、前記共重合体の4−t−ブ
トキシカルボニルオキシベンザル基:アルコール基:ア
セテート基のモル比は37:49:14であることが分
かった。
時間の間撹拌させ、反応を終結させた後、生成物を蒸留
水に沈殿させて得た。この沈殿物をジメチルホルムアミ
ドに再び溶解させて蒸留水で再沈殿させ、得られた沈殿
物を真空減圧下で24時間乾燥させ純粋な共重合体(I
I)を70%の歩留りで得た。前記で製造した共重合体
の下記のようなNMR及びIRスペクトル分析から、共
重合体(II)が製造されたことを確認した。さらに、N
MRスペクトルの分析から、前記共重合体の4−t−ブ
トキシカルボニルオキシベンザル基:アルコール基:ア
セテート基のモル比は37:49:14であることが分
かった。
【0038】以下に、NMRのδ値及びIRのピークの
波数を示す。1 H - NMR(200 MHz DMSO - d6 ) : δ7.42(s, o-Ph), 7.
17〜7.13(d, m-PH), 5.51(s,-O-CH-O-), 4.0〜3.8(d, b
r, CH-OH), 2.93(s,-OH), 2.77(s, -OH), 1.94(s, -CH
3), 1.71〜1.67, 1.22〜1.09(m, -CH2-), 1.47(s, C(CH
3)3) IR(NaCl)cm-1 : 3389, 1757, 1738, 1372, 1148
波数を示す。1 H - NMR(200 MHz DMSO - d6 ) : δ7.42(s, o-Ph), 7.
17〜7.13(d, m-PH), 5.51(s,-O-CH-O-), 4.0〜3.8(d, b
r, CH-OH), 2.93(s,-OH), 2.77(s, -OH), 1.94(s, -CH
3), 1.71〜1.67, 1.22〜1.09(m, -CH2-), 1.47(s, C(CH
3)3) IR(NaCl)cm-1 : 3389, 1757, 1738, 1372, 1148
【0039】実施例2:共重合体(II)の製造(2) 下記の共重合体(II)合成に用いられる共重合体(I)
は、平均分子量が 124,000〜186,000であるポリ(ビ
ニル アルコール)を130℃の温度でジメチルホルム
アミド(DMF)に溶解させた点を除いては実施例1と
同様な方法で78%の歩留りに製造し、NMR及びIR
スペクトル分析で共重合体(I)を確認した。さらに、
NMRスペクトルの分析から、前記共重合体の4−ヒド
ロキシベンザル基:アルコール基:アセテート基のモル
比は42: 45:13であることが分かった。
は、平均分子量が 124,000〜186,000であるポリ(ビ
ニル アルコール)を130℃の温度でジメチルホルム
アミド(DMF)に溶解させた点を除いては実施例1と
同様な方法で78%の歩留りに製造し、NMR及びIR
スペクトル分析で共重合体(I)を確認した。さらに、
NMRスペクトルの分析から、前記共重合体の4−ヒド
ロキシベンザル基:アルコール基:アセテート基のモル
比は42: 45:13であることが分かった。
【0040】一方、共重合体(II)は、前記で合成した
共重合体(I)を用いる点を除いては実施例1と同様な
方法で65%の歩留りに製造し、NMR及びIRスペク
トル分析で共重合体(II)を確認した。さらに、NMR
スペクトルの分析から、前記共重合体の4−t−ブトキ
シカルボニルオキシベンザル基:アルコール基:アセテ
ート基のモル比は42:45:13であることが分かっ
た。
共重合体(I)を用いる点を除いては実施例1と同様な
方法で65%の歩留りに製造し、NMR及びIRスペク
トル分析で共重合体(II)を確認した。さらに、NMR
スペクトルの分析から、前記共重合体の4−t−ブトキ
シカルボニルオキシベンザル基:アルコール基:アセテ
ート基のモル比は42:45:13であることが分かっ
た。
【0041】実施例3:共重合体(II)の製造(3) 下記の共重合体(II)合成に用いられる共重合体(I)
は溶媒としてジメチルホルムアミド(DMF)の代りに
蒸留水を用い、4−ヒドロキシベンズアルデヒドが溶解
した溶液を滴下し60℃で8時間の間撹拌させた後、沈
殿した生成物を漉して数回蒸留水で洗滌し乾燥させる点
を除いては実施例1と同様な方法で60%の歩留りに製
造し、NMR及びIRスペクトル分析で共重合体(I)
を確認した。さらに、NMRスペクトルの分析から、前
記共重合体の4−ヒドロキシベンザル基:アルコール
基:アセテート基のモル比は10:75:15であるこ
とが分かった。
は溶媒としてジメチルホルムアミド(DMF)の代りに
蒸留水を用い、4−ヒドロキシベンズアルデヒドが溶解
した溶液を滴下し60℃で8時間の間撹拌させた後、沈
殿した生成物を漉して数回蒸留水で洗滌し乾燥させる点
を除いては実施例1と同様な方法で60%の歩留りに製
造し、NMR及びIRスペクトル分析で共重合体(I)
を確認した。さらに、NMRスペクトルの分析から、前
記共重合体の4−ヒドロキシベンザル基:アルコール
基:アセテート基のモル比は10:75:15であるこ
とが分かった。
【0042】一方、共重合体(II)は前記で合成した共
重合体(I)を用いる点を除いては実施例1と同様な方
法で65%の歩留りに製造し、NMR及びIRスペクト
ル分析で共重合体(II)を確認した。さらに、NMRス
ペクトルの分析から、前記共重合体の4−t−ブトキシ
カルボニルオキシベンザル基:アルコール基:アセテー
ト基のモル比は10:75:15であることが分かっ
た。
重合体(I)を用いる点を除いては実施例1と同様な方
法で65%の歩留りに製造し、NMR及びIRスペクト
ル分析で共重合体(II)を確認した。さらに、NMRス
ペクトルの分析から、前記共重合体の4−t−ブトキシ
カルボニルオキシベンザル基:アルコール基:アセテー
ト基のモル比は10:75:15であることが分かっ
た。
【0043】実施例4:共重合体(III)の製造 下記の共重合体(III)合成に用いられる共重合体
(I)は、平均分子量が 124,000〜186,000であるポリ
(ビニル アルコール)を130℃の温度でジメチルホ
ルムアミド(DMF)に溶解させた点を除いては実施例
1と同様な方法で78%の歩留りに製造し、NMR及び
IRスペクトル分析で共重合体(I)を確認した。さら
に、NMRスペクトルの分析から、前記共重合体の4−
ヒドロキシベンザル基:アルコール基:アセテート基の
モル比は44:45:11であることが分かった。
(I)は、平均分子量が 124,000〜186,000であるポリ
(ビニル アルコール)を130℃の温度でジメチルホ
ルムアミド(DMF)に溶解させた点を除いては実施例
1と同様な方法で78%の歩留りに製造し、NMR及び
IRスペクトル分析で共重合体(I)を確認した。さら
に、NMRスペクトルの分析から、前記共重合体の4−
ヒドロキシベンザル基:アルコール基:アセテート基の
モル比は44:45:11であることが分かった。
【0044】一方、共重合体(III)は水素化ナトリウ
ム0.7g、前記で合成した共重合体(I)及びジ(t
−ブチルジカルボネート)6gを用いる点を除いては実
施例1と同様な方法で70%の歩留りに製造し、NMR
及びIRスペクトル分析で共重合体(III)を確認し
た。さらに、NMRスペクトルの分析から、前記共重合
体の4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル基:4
−ヒドロキシベンザル基:アルコール基:アセテート基
のモル比は18:24:45:11であることが分かっ
た。
ム0.7g、前記で合成した共重合体(I)及びジ(t
−ブチルジカルボネート)6gを用いる点を除いては実
施例1と同様な方法で70%の歩留りに製造し、NMR
及びIRスペクトル分析で共重合体(III)を確認し
た。さらに、NMRスペクトルの分析から、前記共重合
体の4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル基:4
−ヒドロキシベンザル基:アルコール基:アセテート基
のモル比は18:24:45:11であることが分かっ
た。
【0045】
【発明の効果】以上のように詳細に説明し、かつ、立証
したように、本発明はビニル 4−ヒドロキシベンザル
−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体、前
記共重合体のビニル 4−ヒドロキシベンザル基の全部
又は一部を、t−ブトキシカルボニル基で保護したビニ
ル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニ
ル アルコール−ビニル アセテート共重合体(共重合体
(II))又はビニル 4−ブトキシカルボニルオキシベ
ンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アル
コール−ビニル アセテート共重合体(共重合体(II
I))、それらの製造方法及びそれら重合体のフォトレ
ジストとしての用途を提供する。前記共重合体(II)及
び(III)のフォトレジストとしての用途を提供する。
前記共重合体(II)及び(III)をフォトレジストとし
て微細加工技術に利用すれば、透明性と熱的安定性、機
械的強度、シリコン ウェーハに対する接着性及び露光
と熱処理の際の少ない重量損失で微細回路の解像度を向
上させることができる。
したように、本発明はビニル 4−ヒドロキシベンザル
−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体、前
記共重合体のビニル 4−ヒドロキシベンザル基の全部
又は一部を、t−ブトキシカルボニル基で保護したビニ
ル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニ
ル アルコール−ビニル アセテート共重合体(共重合体
(II))又はビニル 4−ブトキシカルボニルオキシベ
ンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アル
コール−ビニル アセテート共重合体(共重合体(II
I))、それらの製造方法及びそれら重合体のフォトレ
ジストとしての用途を提供する。前記共重合体(II)及
び(III)のフォトレジストとしての用途を提供する。
前記共重合体(II)及び(III)をフォトレジストとし
て微細加工技術に利用すれば、透明性と熱的安定性、機
械的強度、シリコン ウェーハに対する接着性及び露光
と熱処理の際の少ない重量損失で微細回路の解像度を向
上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/039 501 G03F 7/039 501 H01L 21/027 H01L 21/30 502R (72)発明者 金 賢友 大韓民国ソウル特別市松波区蠶室7洞 ア ジア選手村ART 7−807 (54)【発明の名称】 ビニル4−ヒドロキシベンザル−ビニルアルコール−ビニルアセテート共重合体、ビニル4−t −ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニルアルコール−ビニルアセテート共重合体、ビニル 4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル4−ヒドロキシベンザル−ビニルアルコー ル−ビニルアセテート共重合体、これらの製造方法及びフォトレジスト物質
Claims (13)
- 【請求項1】 一般式(I)で表されるビニル 4−ヒ
ドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテ
ート共重合体。 【化1】 (式中、aが5〜70モル%に対応し、bが1〜60モ
ル%に対応し、cが0〜40モル%に対応する。) - 【請求項2】 ジメチルホルムアミド又は蒸留水を溶媒
とし、酸触媒下で50〜140℃の温度でポリ(ビニル
アルコール)と4−ヒドロキシベンズアルデヒドとを
反応させることにより請求項1記載の共重合体を製造す
ることを特徴とするビニル 4−ヒドロキシベンザル−
ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体の製造
方法。 - 【請求項3】 上記酸触媒は、塩酸、硫酸、燐酸で構成
されたグループから選択されることを特徴とする請求項
2記載のビニル 4−ヒドロキシベンザル−ビニル アル
コール−ビニル アセテート共重合体の製造方法。 - 【請求項4】 上記酸触媒は、全反応溶液100重量部
に対し1〜20重量部を添加することを特徴とする請求
項2又は請求項3記載のビニル 4−ヒドロキシベンザ
ル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体の
製造方法。 - 【請求項5】 上記ポリ(ビニル アルコール)は平均
分子量が8,000〜200,000であることを特徴とする請求項
2〜4のいずれか一つに記載のビニル 4−ヒドロキシ
ベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重
合体の製造方法。 - 【請求項6】 一般式(II)で表されるビニル 4−t
−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル アルコ
ール−ビニル アセテート共重合体。 【化2】 (式中、xが5〜70モル%に対応し、yが1〜60モ
ル%に対応し、zが0〜40モル%に対応する。) - 【請求項7】 請求項1記載の共重合体を溶媒であるジ
メチルホルムアミドと水素化ナトリウムを用いてジ(t
−ブチルジカルボネート)と反応させ、請求項1記載の
共重合体の4−ヒドロキシベンザル基の全部をt−ブト
キシカルボニル基で保護することを特徴とするビニル
4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル
アルコール−ビニル アセテート共重合体の製造方法。 - 【請求項8】 上記水素化ナトリウムの代りにt−ブト
キシド、トリエチルアミン及び炭酸カルシウムで構成さ
れたグループから選択される物質を用いることを特徴と
する請求項7記載のビニル 4−t−ブトキシカルボニ
ルオキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル アセテ
ート共重合体の製造方法。 - 【請求項9】 一般式(III)で表されるビニル 4−t
−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒ
ドロキシベンザル−ビニル アルコール− ビニル アセ
テート共重合体。 【化3】 (式中、mが1〜50モル%に対応し、nが5〜60モ
ル%に対応し、oが1〜60モル%に対応し、pが0〜
40モル%に対応する。) - 【請求項10】 請求項1記載の共重合体を溶媒である
ジメチルホルムアミドと水素化ナトリウムを用いてジ
(t−ブチルジカルボネート)と反応させ、請求項1記
載の共重合体の4−ヒドロキシベンザル基の一部をt−
ブトキシカルボニルで保護することを特徴とするビニル
4−t−ブトキシカルボニルオキシベンザル−ビニル
4−ヒドロキシベンザル−ビニル アルコール−ビニル
アセテート共重合体の製造方法。 - 【請求項11】 上記水素化ナトリウムの代りにt−ブ
トキシド、トリエチルアミン及び炭酸カルシウムで構成
されたグループから選択される物質を用いることを特徴
とする請求項10記載のビニル 4−t−ブトキシカル
ボニルオキシベンザル−ビニル 4−ヒドロキシベンザ
ル−ビニル アルコール−ビニル アセテート共重合体の
製造方法。 - 【請求項12】 請求項6記載の共重合体を主成分とす
るフォトレジスト物質。 - 【請求項13】 請求項9記載の共重合体を主成分とす
るフォトレジスト物質。
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