JPH09188468A - テープ切断具 - Google Patents

テープ切断具

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JPH09188468A
JPH09188468A JP1938196A JP1938196A JPH09188468A JP H09188468 A JPH09188468 A JP H09188468A JP 1938196 A JP1938196 A JP 1938196A JP 1938196 A JP1938196 A JP 1938196A JP H09188468 A JPH09188468 A JP H09188468A
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JP
Japan
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adhesive tape
tape
cutting tool
support
drawn
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Application number
JP1938196A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kuromitsu
豊 黒光
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OKABE LOCK KK
Original Assignee
OKABE LOCK KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/0006Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
    • B65H35/002Hand-held or table apparatus
    • B65H35/0026Hand-held or table apparatus for delivering pressure-sensitive adhesive tape

Landscapes

  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】必要長さに貼着テープを切断する作業と、貼着
テープの貼着及び引剥がし作業とが容易に行えるテープ
切断具を提供する。 【解決手段】支持板と可動板との間に引出された貼着テ
ープの引出し側下面に垂下防止板を接触させて、各板間
よりも上方に貼着テープの引出し部分を持上げた状態に
支持する。支持板と対向する方向に可動板を回動して貼
着テープの引出し部分を上方に湾曲させ、各板間に引出
されたテープの引出し部分をループ状に湾曲する。次
に、ループ状に湾曲した貼着テープの引出し部分を指先
で挾持して引出し、可動板に固定した切断刃で貼着テー
プを必要長さに切断するので、切断刃に指先が接触する
のを防止できる。且つ、ループ状に湾曲したテープの引
出し部分を挾持して取り扱うので、貼着及び引剥がす作
業が容易に行える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、食品、
化粧品、繊維製品、家電製品、工業製品等の包装、案内
用や広告用、宣伝用ポスター等の掲示、美術品や工芸
品、模型、工作等の製作時に於いて、必要な長さに貼着
テープを切断できるテープ切断具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような用途に用いられる
テープ切断具には、例えば、図16に示すように、ケー
ス本体31の前端側上方に架設したプレート32と対向
する方向に、前端側下方に軸支した可動レバー33を指
先で回動して、プレート32と可動レバー33との間に
引出された貼着テープTの引出し部分をループ状に湾曲
する。同時に、ループ状に湾曲した貼着テープTの引出
し部分を指先で挾持して引出し、可動レバー33に固定
した切断刃34に貼着テープTを押付けて必要長さに切
断するテープ切断具30(実開昭63−200560号
公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したテー
プ切断具30は、プレート32と対向する方向に可動レ
バー33を回動したとき、プレート32と可動レバー3
3との間に引出された貼着テープTの引出し部分が上下
に揺動しやすく、貼着テープTの湾曲方向が不安定であ
るため、所定の形状に貼着テープTを湾曲することが困
難である。貼着テープTの引出し部分が下方に湾曲した
場合、プレート32と可動レバー33とに貼着テープT
が付着してしまい、その付着した貼着テープTを取り除
かなければ、必要長さに貼着テープTを続いて引出すこ
とができない。その貼着テープTを取り除くときに、可
動レバー33に固定した切断刃34に指先が接触した
り、貼着テープTが変形して使用不可能となるため、貼
着テープTの引出し作業に手間及び時間が掛かる。且
つ、プレート32と対向する方向に可動レバー33を一
旦押し戻して、貼着テープTの引出し部分をループ状に
湾曲するため、必要時に貼着テープTを即引出すことが
できないという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、支持体と可動
体との間に引出された貼着テープの引出し部分をテープ
支持手段により支持することで、貼着テープの引出し部
分を所定の方向及び形状に湾曲することができ、貼着テ
ープの貼着及び引剥がす作業が容易に行えるテープ切断
具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ロール状に巻回した貼着テープを切断具本体の後部側に
保持し、該切断具本体の前部側上部に上記貼着テープを
粘着するための支持体を架設し、上記切断具本体の前部
側下部に上記支持体と対向する方向に可動体を前後回動
可能に軸支し、該可動体の上端部に貼着テープを切断す
るための切断刃を固定すると共に、上記支持体と可動体
との間に引出される貼着テープの引出し部分と対向し
て、該各体間よりも上方に貼着テープの引出し部分を支
持するテープ支持手段を設けたテープ切断具であること
を特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記テープ支持手段を、上記支持体と
可動体との間に引出される貼着テープの引出し側下面と
接触する位置であって、該各体間よりも上方に貼着テー
プの引出し部分を支持する高さに支持部材を設けて構成
したテープ切断具であることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記テープ支持手段を、上記支持体と
可動体との間に引出される貼着テープの引出し側下面と
対向して、該貼着テープの引出し部分に対してエアを吐
出するエア吐出手段を設けて構成したテープ切断具であ
ることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記テープ支持手段を、上記支持体と
可動体との間に引出される貼着テープの引出し側下面と
対接する位置に突上げ部材を設け、上記各体間よりも上
方に貼着テープの引出し部分が持上げられる高さに突上
げ部材を上下動する突上げ手段を設けて構成したテープ
切断具であることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1,
2,3又は4記載の構成と併せて、上記支持体と対向す
る方向に、上記貼着テープの切断側端部が粘着された可
動体を回動復帰する回動復帰手段を設けたテープ切断具
であることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、上記請求項1,
2,3,4又は5記載の構成と併せて、上記可動体を任
意角度に前方回動した角度に回動規制する角度調節手段
に設けたテープ切断具であることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載のテープ切断具は、支持体と可動
体との間に引出された貼着テープの引出し部分をテープ
支持手段により支持して、各体間よりも上方に貼着テー
プの引出し部分を支持することで、支持体と対向する方
向に可動体を回動したとき貼着テープの引出し部分が上
方に湾曲し、貼着テープの引出し部分がループ状に湾曲
される。次に、ループ状に湾曲した貼着テープの引出し
部分を指先で挾持して必要長さ引出し、可動体に固定し
た切断刃で貼着テープを切断することで、貼着テープの
貼着及び引剥がす作業が容易に行える。
【0012】請求項2記載のテープ切断具は、上記請求
項1記載の作用と併せて、支持体と可動体との間に引出
された貼着テープの引出し側下面に粘着性の弱い支持部
材を接触させて支持することで、各体間よりも下方に貼
着テープの引出し部分が下方に湾曲するのを防止でき、
支持体と対向する方向に可動体を回動したとき貼着テー
プの引出し部分がループ状に湾曲される。
【0013】請求項3記載のテープ切断具は、上記請求
項1記載の作用と併せて、エア吐出手段を駆動して、支
持体と可動体との間に引出された貼着テープの引出し側
下面にエアを吹付け、各体間よりも上方に貼着テープの
引出し部分を付勢することで、支持体と対向する方向に
可動体を回動したとき貼着テープの引出し部分がループ
状に湾曲される。
【0014】請求項4記載のテープ切断具は、上記請求
項1記載の作用と併せて、突上げ手段を駆動して、支持
体と可動体との間に引出された貼着テープの引出し側下
面に突上げ部材を対接し、各体間よりも上方に貼着テー
プの引出し部分を持上げることで、支持体と対向する方
向に可動体を回動したとき貼着テープの引出し部分がル
ープ状に湾曲される。
【0015】請求項5記載のテープ切断具は、上記請求
項1,2,3又は4記載の作用と併せて、必要長さ引出
した貼着テープを切断刃で切断した後、支持体と対向す
る方向に可動体を回動復帰手段により回動復帰すること
で、支持体と可動体との間に引出された貼着テープの引
出し部分がループ状に湾曲され、必要長さに貼着テープ
を引出す作業が即行える。
【0016】請求項6記載のテープ切断具は、上記請求
項1,2,3,4又は5記載の作用と併せて、角度調節
手段を操作して、任意角度に前方回動した角度に可動体
を回動規制することで、支持体と可動体との間に引出さ
れる貼着テープの引出し寸法が可変でき、貼着テープの
引出し部分を必要に応じて任意長さに設定できる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、支持体と可動体との
間に引出された貼着テープの引出し部分をテープ支持手
段により支持するので、従来例のように貼着テープの引
出し部分が下方に湾曲するのを確実に防止でき、貼着テ
ープの湾曲方向が常時安定しているため、貼着テープの
引出し部分を所定の方向及び形状に湾曲することができ
る。且つ、ループ状に湾曲した貼着テープの引出し部分
を挾持して引出すので、可動体に固定した切断刃に指先
が接触するのを防止でき、貼着テープの引出し作業が容
易に行える。
【0018】しかも、ループ状に湾曲した貼着テープの
引出し部分を挾持して貼着又は引剥がすので、貼着テー
プが指先に付着したり、爪痕や擦り傷等が貼着部分に付
いたり、貼着テープが貼着部分に残ったりせず、貼着テ
ープの貼着及び引剥がす作業が容易に行える。且つ、弾
性又は自重等の付勢手段により支持体と対向する方向に
可動体を回動復帰することで、貼着テープを任意長さに
切断した直後、支持体と可動体との間に引出された貼着
テープの引出し部分がループ状に湾曲され、必要長さに
貼着テープを引出す作業が即行え、作業性が向上する。
【0019】
【実施例】図面は貼着テープの引出し作業及び引剥がし
作業が容易に行えるテープ切断具を示し、図1及び図2
に於いて、このテープ切断具1は、切断具本体2の前部
側上面に形成した各壁部2a,2aの上端部間に後述す
る貼着テープTの横幅寸法よりも幅広に形成した支持板
3を架設し、同各壁部2a,2aの下端部間に後述する
切断刃5と略同一幅に形成した可動板4を前後回動可能
に軸支し、切断具本体2の後部側上面に形成した各壁部
2c,2c間に後述する貼着テープTを巻回してなるテ
ープ巻回体12を自由回転可能に軸受している。
【0020】上述した可動板4は、各壁部2a,2aの
下端側対向面に、可動板4の下端側幅方向に挿通した支
軸6の両端部を差込み固定して、同支軸6を軸中心とし
て可動板4を前後回動可能に軸支すると共に、支軸6に
巻回したコイルバネ7の一端側を可動板4の後面側に係
止し、他端側を各壁部2a,2a間に架設した係止軸8
に係止して、切断具本体2の前方側に対して突出される
方向に可動板4を回動付勢している。
【0021】且つ、各壁部2a,2aの下端側後面部に
可動板4の下端部と対向して規制板9を固定し、可動板
4の下端部と規制板9の前面側とを当接して、可動板4
を最大角度に回動した位置に回動規制すると共に、規制
板9の中央部に上述した可動板4の下端部と対向する方
向に調節ネジ10を螺合固定し、可動板4の下端部と調
節ネジ10の先端部とを当接して、可動板4を任意角度
に回動した位置に回動規制すると共に、支持板3と可動
板4との間に引出される貼着テープTの引出し寸法を調
節ネジ10の回動操作により可変調節する。
【0022】さらに、可動板4の上端側前面部に後述す
る貼着テープTの横幅寸法よりも幅広に形成した切断刃
5を上向きに固定し、同切断刃5の刃先を上述した支持
板3の前端部と当接する高さに突出して固定している。
且つ、可動板4の上端側後面部に、支持板3と可動板4
との間に引出される貼着テープTの中央部貼着面と対向
して垂下防止板11を引出し方向に鉛直固定し、同垂下
防止板11の上端部を可動板4に固定した切断刃5の回
動軌跡と接する高さであって、各板3,4間よりも上方
に突出する状態に固定している。
【0023】上述した垂下防止板11は、例えば、合成
樹脂、金属、木材等の材質で形成した肉厚の薄い扇形の
板材又は丸形、楕円形、三角形等の方形に形成した板材
により垂下防止板11を構成し、扇形状、貼着テープT
の中央部貼着面と対向する垂下防止板11の上端部を鋸
刃形状に形成している。つまり、支持板3と可動板4と
の間に引出された貼着テープTの引出し側貼着面に垂下
防止板11の鋸刃部分を点接触させることで、同各板
3,4間に引出された貼着テープTが垂下防止板11の
上端部に粘着するのを防止している。なお、粘着性の弱
い材質で形成した垂下防止板11又はテフロン加工等の
処理を施した粘着性の弱い垂下防止板11を用いてもよ
い。
【0024】前述した貼着テープTは、例えば、合成樹
脂、紙材等の材質で長尺寸法に形成したテープ部材の片
面側のみに粘着剤を塗布して貼着テープTを構成し、同
貼着テープTの貼着面を内周側に向けてドラム形状を有
するテープ巻回体12の外周面に対してロール状に連続
巻回し、切断具本体2の後部側上面に形成した各壁部2
c,2c間にテープ巻回体12を装填すると共に、同各
壁部2c,2cに形成した各溝部2d,2dに、テープ
巻回体12の両側面中心部に突出した各軸部12a,1
2aを係合して、ロール状に貼着テープTを巻回してな
るテープ巻回体12を自由回転可能に軸受している。
【0025】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、テープ切断具1による貼着テープTの切断方
法を説明する。先ず、図3、図4に示すように、必要長
さに貼着テープTを切断した直後、支持板3と可動板4
との間に引出された貼着テープTの下面側に垂下防止板
11を点接触させて、各板3,4間よりも上方であっ
て、可動板4に固定した切断刃5の回動軌跡と接する高
さに貼着テープTの引出し部分を支持することで、支持
板3と対向する方向に可動板4をコイルバネ7の弾性に
抗して指先で回動したとき、支持板3と可動板4との間
に引出した貼着テープTの引出し部分が上方に湾曲され
る。支持板3と可動板4との上端部を互いに近接又は当
接して、各板3,4の上端部に粘着された貼着テープT
の貼着面側を貼着させ、貼着テープTの引出し部分をル
ープ状に湾曲した状態に貼着固定する。
【0026】次に、図5に示すように、ループ状に湾曲
した貼着テープTの引出し部分を指先で挾持して扁平状
態に貼着固定し、扁平した貼着テープTの引出し部分を
指先で挾持した状態のまま必要長さ引出すと共に、コイ
ルバネ7の弾性により可動板4を引出し方向に回動さ
せ、可動板4の下端部を調節ネジ10に当接して所定角
度に回動固定した後、可動板4に固定した切断刃5に貼
着テープTの引出し部分を上方から押付けて必要長さに
切断する。扁平した貼着テープTのループ部分を指先で
挾持した状態のまま移動して貼着するので、貼着時に於
いて、貼着テープTが指先に付着したりせず、貼着作業
が確実に行える。且つ、貼着テープTを引剥がす場合、
扁平した貼着テープTの引出し部分を指先で挾持した状
態のまま粘着力に抗して一挙に引剥がすので、爪痕や擦
り傷等が貼着部分に付いたり、貼着テープTの一部が貼
着部分に残ったりせず、貼着テープTの引剥がし作業が
簡単に行える。
【0027】以上のように、支持板3と可動板4との間
に引出された貼着テープTの引出し部分を垂下防止板1
1により支持するので、従来例のように貼着テープTの
引出し部分が下方に湾曲するのを確実に防止でき、貼着
テープTの湾曲方向が常時安定しているため、貼着テー
プTの引出し部分を所定の方向及び形状に湾曲すること
ができる。且つ、ループ状に湾曲した貼着テープTの引
出し部分を挾持して必要長さ引出すので、可動板4に固
定した切断刃5に指先が接触するのを防止でき、貼着テ
ープTの引出し作業が容易に行える。しかも、ループ状
に湾曲した貼着テープTの引出し部分を挾持して貼着又
は引剥がすので、貼着テープTが指先に付着したり、爪
痕や擦り傷等が貼着部分に付いたり、貼着テープTが貼
着部分に残ったりせず、貼着テープTの貼着及び引剥が
す作業が容易に行える。
【0028】図6、図7、図8は支持板3と可動板4と
の間に引出された貼着テープTの引出し部分をエアによ
りループ状に湾曲する第2実施例のテープ切断具1を示
し、支持板3と可動板4との間に引出される貼着テープ
Tの引出し部分と対向する下部位置に、例えば、合成樹
脂、紙材等の柔軟部材で形成した空気袋13を取付ける
と共に、切断具本体2を構成する各壁部2a,2aと可
動板4とに空気袋13の前後周面を固定し、同貼着テー
プTの引出し部分と対向する方向に空気袋13の吐出口
13aを向き設定している。つまり、可動板4を引出し
方向に回動しながら空気袋13を拡張して吐出口13a
から空気を吸入する。支持板3と対向する方向に可動板
4を回動しながら空気袋13を圧縮して、各板3,4間
に引出された貼着テープTの引出し部分に空気袋13の
吐出口13aから吐出されるエアを下方から吹付け、各
板3,4間よりも上方に貼着テープTの引出し部分を付
勢することで、第1実施例と同様に、貼着テープTの引
出し部分をループ状に湾曲することができ、貼着テープ
Tの引出し作業が容易に行える。
【0029】図9、図10、図11は支持板3と可動板
4との間に引出された貼着テープTの引出し部分を垂下
防止棒15によりループ状に湾曲する第3実施例のテー
プ切断具1を示し、各壁部2a,2aの上端側対向面に
形成した各溝部2e,2eに棒案内板14の一端側を前
後動可能に係合し、棒案内板14の他端側を可動板4の
上端側後面部に連結し、棒案内板14に形成した挿通孔
14aに垂下防止棒15を上下動可能に挿通すると共
に、垂下防止棒15の下端側周面部に圧縮装填したコイ
ルスプリング16の弾性により垂下方向に付勢してい
る。且つ、各壁部2a,2aの中間部対向面に軸支した
連結板17の上端部と垂下防止棒15の下端部とを連結
し、連結板17の下端部と可動板4の下端側後面部とを
連結片18で連結している。つまり、可動板4を引出し
方向に回動しながら垂下防止棒15を上方に突出動作
し、各板3,4間に引出された貼着テープTの引出し部
分を垂下防止棒15により突上げて、各板3,4間より
も上方に貼着テープTの引出し部分を持上げる。支持板
3と対向する方向に可動板4を回動しながら垂下防止棒
15を下方に没入動作し、垂下防止棒15により持上げ
られた貼着テープTの引出し部分を上方に湾曲するの
で、第1実施例と同様に、貼着テープTの引出し部分を
ループ状に湾曲することができ、貼着テープTの引出し
作業が容易に行える。
【0030】図12は支持板3と対向する方向に可動板
4を回動復帰する第4実施例のテープ切断具1を示し、
コイルバネ7の一端側を可動板4の後面側に係止し、他
端側を係止軸8に係止して、支持板3と対向する方向に
可動板4を回動付勢している。つまり、可動板4に固定
した切断刃5に貼着テープTを押付けながら斜め前方に
引出すことで、予め設定した回動角度に可動板4が回動
規制され、必要長さ引出した貼着テープTが切断刃5で
切断される。同時に、コイルバネ7の弾性により支持板
3と対向する方向に可動板4を回動復帰して、各板3,
4間に貼着された貼着テープTの引出し部分をループ状
に湾曲するので、第1実施例のように可動板4を指先で
押し戻す手間及び作業が省け、必要長さに貼着テープT
を引出す作業が即行え、作業性が向上する。なお、上述
した復帰構造を第1,2又は第3実施例のテープ切断具
1に用いてもよい。
【0031】図13、図14は支持板3と対向する方向
に可動板4を回動復帰する第5実施例のテープ切断具1
を示し、切断具本体2の前部側下面と対向して同側下部
に配設した支持台19上に固定片20を固定し、同側の
下面中央部に形成したガイド孔2bを介して、固定片2
0と可動片21との前後端部を各傾動板22,23で連
結し、後部傾動板23に固定した牽引棒24の上端部と
可動板4の上端側後面部とをコイルスプリング25で連
結し、支持台19上に載置される巻回物Aと対向して前
部傾動板22を固定している。つまり、ロール状に巻回
した巻回物Aの巻回側終端部に貼着テープTを貼着固定
して支持台19に載置し、支持台19上に載置した巻回
物Aを前部傾動板22と対向する方向に転動させて相互
を当接することで、各傾動板22,23が後方に傾動さ
れ、傾動板23に固定した牽引棒24の牽引動作により
支持板3と対向する方向に可動板4が回動し、各板3,
4間に貼着された貼着テープTの引出し部分をループ状
に湾曲する。
【0032】次に、支持台19上から巻回物Aを取り除
いた後、ループ状に湾曲した貼着テープTの引出し部分
を挾持して必要長さ引出すことで、予め設定した回動角
度に可動板4が回動復帰し、牽引棒24及び各傾動板2
2,23が初期位置に復帰されるため、第4実施例と同
様に可動板4を指先で押し戻す手間及び作業が省け、必
要長さに貼着テープTを引出す作業が容易に行える。な
お、上述した復帰構造を第1,2又は第3実施例のテー
プ切断具1に用いてもよい。
【0033】図15はループ状に湾曲する貼着テープT
の引出し部分を任意長さに可変調節する第6実施例のテ
ープ切断具1を示し、各壁部2a,2aの中間部対向面
に架設した軸受板26の中央部に挿通孔26aを形成
し、軸受板26に形成した挿通孔26aにネジ軸27を
前後動可能に挿通すると共に、ネジ軸27の一端側を可
動板4の中央後面部に連結し、ネジ軸27の他端側に各
調節ナット28,28を螺合している。つまり、ループ
状に湾曲した貼着テープTの引出し部分を指先で挾持し
て必要長さ引出すことで、コイルバネ7の弾性により可
動板4が引出し方向に回動する。同時に、ネジ軸27に
螺合した調節ナット28と軸受板26とが互いに当接
し、可動板4を任意角度に回動した角度に回動規制する
ので、支持板3と可動板4との間に引出される貼着テー
プTの引出し寸法を各調節ナット28,28の回動操作
により可変調節することができ、ループ状に湾曲する貼
着テープTの引出し部分を必要に応じて任意長さに設定
できる。なお、上述した調節構造を第4又は第5実施例
のテープ切断具1に用いてもよい。
【0034】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の支持体は、実施例の支持板3に対
応し、以下同様に、可動体は、可動板4に対応し、テー
プ支持手段は、第1実施例の垂下防止板11、第2実施
例の空気袋13、第3実施例の垂下防止棒15に対応
し、支持部材は、垂下防止板11に対応し、エア吐出手
段は、空気袋13に対応し、突上げ部材は、垂下防止棒
15に対応し、突上げ手段は、棒案内板14、コイルス
プリング16、連結板17、連結片18に対応し、回動
復帰手段は、巻回物A、コイルバネ7、固定片20、可
動片21、傾動板22,23、牽引棒24、コイルスプ
リング25に対応するも、この発明は、上述の実施例の
構成のみに限定されるものではない。
【0035】上述した各実施例では、テープ切断具1を
構成する可動板4をコイルバネ7の弾性により前後方向
に回動付勢しているが、例えば、可動板4の下端部に重
り部材(図示省略)を固定して、同部材の自重により可
動板4を前方又は後方に回動付勢してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のテープ切断具による貼着テープの
湾曲方法を示す側面図。
【図2】テープ切断具による貼着テープの湾曲方法を示
す平面図。
【図3】ループ状に貼着テープの引出し部分を湾曲する
動作を示す側面図。
【図4】貼着テープの引出し部分をループ状に湾曲した
状態を示す側面図。
【図5】貼着テープを任意長さに切断した状態を示す側
面図。
【図6】第2実施例のテープ切断具による貼着テープの
湾曲方法を示す側面図。
【図7】貼着テープの引出し部分をエアにより湾曲する
動作を示す側面図。
【図8】貼着テープの引出し部分をループ状に湾曲した
状態を示す側面図。
【図9】第3実施例のテープ切断具による貼着テープの
湾曲方法を示す側面図。
【図10】貼着テープの引出し部分を突き上げて湾曲す
る動作を示す側面図。
【図11】貼着テープの引出し部分をループ状に湾曲し
た状態を示す側面図。
【図12】第4実施例のテープ切断具による貼着テープ
の湾曲方法を示す側面図。
【図13】第5実施例のテープ切断具による貼着テープ
の湾曲方法を示す側面図。
【図14】貼着テープの引出し部分をループ状に湾曲し
た状態を示す側面図。
【図15】第6実施例のテープ切断具による貼着テープ
の引出し方法を示す側面図。
【図16】従来例のテープ切断具による貼着テープの湾
曲方法を示す側面図。
【符号の説明】
A…巻回物 T…貼着テープ 1…テープ切断具 2…切断具本体 3…支持板 4…可動板 5…切断刃 6…支軸 7…コイルバネ 9…規制板 10…調節ネジ 11…垂下防止板 12…テープ巻回体 13…空気袋 14…棒案内板 15…垂下防止棒 16…コイルスプリング 17…連結板 18…連結片 19…支持台 20…固定片 21…可動片 22,23…傾動板 24…牽引棒 25…コイルスプリング 26…軸受板 27…ネジ軸 28…調節ナット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻回された貼着テープの一端側
    を挾持して引出し、該引出し側に固定した切断刃で必要
    長さに切断するテープ切断具であって、上記ロール状に
    巻回した貼着テープを切断具本体の後部側に保持し、該
    切断具本体の前部側上部に上記貼着テープを粘着するた
    めの支持体を架設し、上記切断具本体の前部側下部に上
    記支持体と対向する方向に可動体を前後回動可能に軸支
    し、該可動体の上端部に貼着テープを切断するための切
    断刃を固定すると共に、上記支持体と可動体との間に引
    出される貼着テープの引出し部分と対向して、該各体間
    よりも上方に貼着テープの引出し部分を支持するテープ
    支持手段を設けたテープ切断具。
  2. 【請求項2】上記テープ支持手段を、上記支持体と可動
    体との間に引出される貼着テープの引出し側下面と接触
    する位置であって、該各体間よりも上方に貼着テープの
    引出し部分を支持する高さに粘着性の弱い支持部材を設
    けて構成した請求項1記載のテープ切断具。
  3. 【請求項3】上記テープ支持手段を、上記支持体と可動
    体との間に引出される貼着テープの引出し側下面と対向
    して、該貼着テープの引出し部分に対してエアを吐出す
    るエア吐出手段を設けて構成した請求項1記載のテープ
    切断具。
  4. 【請求項4】上記テープ支持手段を、上記支持体と可動
    体との間に引出される貼着テープの引出し側下面と対接
    する位置に突上げ部材を設け、上記各体間よりも上方に
    貼着テープの引出し部分が持上げられる高さに突上げ部
    材を上下動する突上げ手段を設けて構成した請求項1記
    載のテープ切断具。
  5. 【請求項5】上記支持体と対向する方向に、上記貼着テ
    ープの切断側端部が粘着された可動体を回動復帰する回
    動復帰手段を設けた請求項1,2,3又は4記載のテー
    プ切断具。
  6. 【請求項6】上記可動体を任意角度に前方回動した角度
    に回動規制する角度調節手段に設けた請求項1,2,
    3,4又は5記載のテープ切断具。
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