JP2004504996A - 切断ブレード/供給ロール離間アセンブリを有するディスペンサ - Google Patents
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Abstract
シート材料のロール(24)から一定長のシート材料(25)を分配するためのディスペンサ(10)。ディスペンサ(10)は、回転可能な第1のハブ(16)を含み、このハブは、その周縁の周りにシート材料のロール(24)を受容するディスペンサフレーム(12)に装着される。細長い切断ブレード(30)の第1の端部は、ディスペンサ(10)の使用者が、ブレード(30)の刃先(37)の周りのロール(24)から引き出されるシート材料(25)に手で張力を加えて、シート材料を順次横断方向に切断できるようにフレーム(12)に取り付けられる。離間アーム(50)の一方の端部に回転可能に装着された配置ハブ(52)は、第1のハブ(16)と反対側の端部からシート材料のロール(24)内に受容されるように構成される。配置ハブ(52)と反対側の離間アーム(50)の端部は切断ブレード(30)に装着されており、シート材料がブレード(30)の刃先(37)に沿って順次横断方向に切断されるにつれ、シート材料(25)のロールの第2の端部におけるシート材料のロール(27)の軸線(18)から所定の距離だけ刃先(37)が離間する。
Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は、シート材料の長さを分配するためのディスペンサに関し、ディスペンサは、一方の端部のみからフレームに回転可能に装着される、シート材料のロールが支持されるハブを含み、ディスペンサはまた、ディスペンサの使用者が、刃先の周りのロールから引き出されるシート材料に手で張力を加えて、シート材料を順次横断方向に切断できるように、ハブの軸線から離間されまたハブに対して略平行に延在する刃先を有する一方の端部のみからフレームにも取り付けられる細長い切断ブレードを含む。
【0002】
(関連技術の説明)
米国特許第4,990,214号は、シート材料の長さを分配するためのマスキング機械または装置と呼ばれる携帯型のディスペンサについて記載し、その一つの実施態様がMinnesota Mining and Manufacturing Company,St.,Paul,MNにより「HandMasker」(商標)M3000 Dispenserの商品名で販売されている。一般的に、ディスペンサは、2つのハブが回転可能に装着されたポリマフレームを含み、一方のハブは、マスキングシート材料のロールを受容するように構成され、その他方はテープのロールを受容するように構成される。そのロールからのテープは、マスキングシート材料のロールの周縁に案内され、そこでテープの側部はマスキングシート材料の一部分に接着されて、複合マスキングシート材料を所望の位置に保持するようにマスキングすべき表面に沿って接着剤被覆の露出部分を接着できるように、一定長のテープ上に感圧接着剤被覆の露出部分を有する複合マスキングシート材料を形成する。
【0003】
使用者は、複合マスキングシート材料を引き出しつつ、ディスペンサを保持することによって、あるいは複合シート材料が表面に沿って接着されるときにディスペンサを複合シート材料から離して移動することによって、ディスペンサからマスキングシート材料のロールの周縁に形成される複合マスキングシート材料を引き出すことが可能である。切断ブレードは、フレーム上の一方の端部に取り付けられ、ハブの軸線に略平行に延在して、複合マスキングシート材料がディスペンサから引き出される通路の第1の側面を画定する。ディスペンサの使用者は、切断ブレードに含まれる1列の突出する歯の周りでディスペンサから引き出される複合マスキングシート材料に手で張力を加えることができ、前記切断ブレードは、フレームに隣接した複合マスキングシートの縁部から始まって、切断ブレードの遠端に向かって進んで、張力が加えられた複合マスキングシート材料を穿孔し、次に横断方向に切断する。切断ブレードは、マスキングシート材料が、米国特許第5,113,921号に記載されている種類の折り畳まれたポリマシート材料である場合、複合マスキングシート材料を切断するために特に有用である。歯によるこのような穿孔は、折り畳まれたポリママスキングシート材料層の相対位置の維持を有利に補助するが、その層が切断される間に、結果として得られる複合マスキングシート材料上の切断エッジは、複合マスキングシート材料のある特定の用途に望み得るほど真っ直ぐでなく、テープおよびマスキングシート材料の長手方向縁部に対して直角でないことが多い。出願人は、得られる切断エッジの上記の問題が、2つの問題、すなわち(1)複合マスキングシート材料が刃先に沿ってブレードの遠端に向かって徐々に切断されるときのロールに向かう切断ブレードの撓み、(2)複合マスキングシート材料が切断ブレード上で徐々に横断方向に切断されるときのマスキングシート材料のロールの僅かな漸次の巻き解きによるものであることを確認した。
【0004】
(発明の開示)
本発明は、一般的に上述の種類のシート材料の長さを分配するためのマスキング機械または装置に対し修正(変更)を提供し、この修正により、特に、装置から分配されるシート材料が折り畳まれたポリマシート材料である場合、修正なしのマスキング機械または装置によって形成されるカットよりも相当真っ直ぐで、シート材料の長手方向縁部に対しより直角に近い切断エッジをシート材料に形成する際にマスキング機械が補助される。
【0005】
一般的に、本発明によるディスペンサは、当該シート材料のロールから一定長のシート材料を分配するためのものである。ディスペンサは、シート材料のロールの周縁の周りでロールを支持するハブの第1の端部のフレームに回転可能に装着された第1のハブを具備する。細長い切断ブレードは、ディスペンサの使用者が、刃先の周りのディスペンサから引き出されるシート材料に手で張力を加えて、シート材料を順次横断方向に切断できるように、フレームに取り付けられた近端と、第1のハブの軸線から離間されまたそれに対して略平行に切断ブレードの遠端に延在する刃先とを有する。本発明によるディスペンサは、(1)離間アームと、(2)離間アームの第2の端部に装着された配置ハブとを含む切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの改良を含む。配置ハブは、ディスペンサのフレームに隣接するロールの第1の端部と反対側のロールの第2の端部から、シート材料のロール内の開口部内に受容されるように構成される。離間アームの反対側の第1の端部は、シート材料がブレードの刃先に沿って順次横断方向の切断されるにつれ、離間アームおよび配置ハブが、シート材料のロールの第2の端部のシート材料のロールの軸線から、シート材料のロールの第1の端部のシート材料のロールの軸線と刃先との間の距離よりも僅かに大きな距離(例えば、約0.31インチまたは0.79cm大きい)の所定の距離だけ刃先を離間するように、切断ブレードの遠端に隣接して装着される。上記の両方の改良により、(1)シート材料が刃先に沿って切断ブレードの近端から遠端に向かって徐々に切断されるので、ロールに向かう切断ブレードの撓みが制限され、(2)シート材料が切断ブレードで徐々に横断方向に切断されて、正確に直角ではないが、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリなしの同一のディスペンサに典型的に形成されるよりもシート材料の長手方向縁部に対して直角により近い切断エッジをシート材料に形成するので、シート材料のロールの僅かな漸次の巻き解きが収容される。
【0006】
添付図面を参照して、本発明についてさらに説明するが、同様の参照番号は複数の図面の同様の部分を指す。
【0007】
(発明の実施の形態)
次に、図面の図1〜図6を参照すると、本発明による切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11を含むディスペンサ10が示されている。ディスペンサ10は、米国特許第4,990,214号に記載されているマスキング機械または装置と呼ばれるディスペンサの種類の修正であり、その一実施態様は、「HandMasker」(商標)M3000ディスペンサの商標名でMinnesota Mining and Manufacturing Company,St.,Paul,MNによって販売されている。一般に、ディスペンサ10は、ディスペンサ10は、ハブ支持フレーム部材13と、ディスペンサ10を手動で係合して操作するために採用された取っ手14とを含むポリマフレーム12を含む。第1および第2のハブ16と15は、略平行な離間した軸線17と18を中心に回転するためにハブ16と15の第1の端部のみからハブ支持フレーム部材13に取り付けられる。第2のハブ15は、その周縁の周りにテープ21のロール20を受容して、ロール20から引き出される一定長のテープ21の第1の縁部22を、第1および第2のハブ15、16に対して軸方向に第1の所定位置に配置するように構成され、テープ21のその引き抜かれた長さの反対側の第2の縁部はフレーム12を通過して突出する。第2のハブ16は、ロール24の第1の端部23がハブ支持フレーム部材13に隣接した状態でマスキング材料25のロール24を受容し、一定長のマスキングシート材料25の第1の縁部26を第1および第2のハブ15、16に対して軸方向に第2の所定位置に配置するように構成され、一定長のテープ21の幅は第1の位置から第2の位置を通過して延在し、一定長のマスキングシート材料25の幅は第2の位置から第1の位置を通過して延在する。一定長のテープ21の第1の縁部22に沿ったテープ21の一部、および一定長のマスキングシート材料25の第1の縁部26に沿ったマスキング材料25の一部は、両方ともそれらの第1および第2の位置の間に配置される。ディスペンサ10は、テープ21のロール20からマスキングシート材料25のロール24の周縁までの一定長のテープ21の経路を画定する案内ピン27を含む手段を含み、一定長のテープ21の第1の縁部22に沿ったテープ21の一部は、一定長のマスキングシート材料25の第1の縁部26に沿ったマスキング材料25の一部に接着される。マスキングシート材料25のロール24の周縁に沿ったマスキングシート材料25に対するテープ21のこのような接着は、一定長のテープ21と一定長のマスキングシート材料25の第2の縁部によって画定される反対側縁部を有する複合マスキングシート材料28と、複合マスキングシート材料28の1つの主面に沿った一定長のテープ21の第2の縁部に沿った感圧接着剤の被膜の露出部分とを形成し、この結果、接着剤の被膜の露出部分は複合マスキングシート材料28を所望の位置に保持するためにマスキングすべき表面に沿って接着できる。ロール24内のマスキングシート材料25は、紙製またはポリマ材料製であることが可能であり、広げることができるかまたは米国特許第4,913,767号に記載されているように長手方向に折り畳むことができるか、あるいは平坦な長さの管状材料であり得る。
【0008】
フレーム12は装置10通路を画定し、この通路を通して使用者は、マスキングシート材料のロール24の周縁から複合マスキングシート材料28を引き出し得る(例えば、このような引き出しは、一方の手にディスペンサ10を保持して、他方の手で複合マスキングシート材料28をディスペンサから引き出すか、あるいは壁のような固定面に複合マスキングシート材料28のテープ21を接着し、固定面に沿ってディスペンサ10を移動することによって行うことができる。ディスペンサ10は、反対側の平行の第1および第2の主面31と32を有する薄い金属の切断ブレード30(例えば、0.018インチまたは0.05cmの厚さの板鋼製)を含む。金属切断ブレード30は、その長さに沿って曲げられ、略J字形の断面を有し、またフレーム12の部材35に着脱可能に取り付けられるブレードの近端34に隣接した端部を有する。切断ブレード30は、ハブ15と16の軸線17と18に対して略平行に切断ブレード30の遠端33まで延在して、通路の第1の側面を画定する。ディスペンサ10の使用者は、切断ブレード30に含まれる同様の形状の一列の突出歯36の周りでロール24から引き出される複合マスキングシート材料28に手で張力を加えることができる。次に、歯36は、切断ブレード30の刃先37に沿って、張力が加えられた複合マスキングシート材料28を穿孔して、横断方向に切断し、この切断は、ブレードの近端34に隣接して始まり、複合マスキングシート材料28がディスペンサ10から引き出されるにつれ、ブレードの遠端36に向かって進行する。
【0009】
切断ブレード30は、米国特許第4,990,214号に記載されている手段によってフレーム部材35に着脱可能に取り付けられ、この手段は、フレーム12のポリマ部分の部材35の周りに掛けられる近端に隣接したJ字形の切断ブレード30の端部を簡略的に備え、フレーム12は前記端部に嵌合するように、また切断ブレード30内の開口部を通して部材35から突出するピンによって前記端部に保持されるように構成される。切断ブレード30は、それが弾性的に曲がってピンの上方で撓み、そのとき切断ブレード30を部材35から外せるように、手で部材35を押すことによって部材35から取り外すことができる。
【0010】
切断ブレード30の歯36の形状は、米国特許第4,913,767号に記載されている歯と同様であり、この特許に記載されている方法によって製造することができる。歯36の底部主面は切断ブレード30の第1の主面31の三角形部分であり、これに対し主歯36の反対側上部主面は切断ブレード30の第2の主面32の三角形部分である。歯36の各々は、先端とその反対側の基部とに終端する2つの側面を有する。歯36の基部は、切断ブレード30に長手方向に沿った第1の方向に整列され、歯36の先端36が前記第1の方向に略直角に突出するようにする。隣接した主歯36の側面は隣接した歯の基部36と交差して、隣接した歯36の間の略V字形の開口部を画定する。歯36の側面に沿った刃先面は、歯36の底面に対して約90°未満(例えば、約30°)の開先角度に配置され、歯36の底面と、隣接した歯36の側面および先端に沿った刃先面との交差部において刃先37を画定する。歯36の先端は、シート材料28が歯36の底面から歯を横切って引き出されるとき、複合マスキングシート材料28を穿孔でき、複合マスキングシート材料28に加えられるさらなる張力は、それが刃先37によって完全に切断されるまで、歯が複合マスキングシート材料28をさらに穿孔するようにする。切断ブレード30は、米国特許第5,113,921号に記載されている種類の折り畳まれたポリママスキングシート材料の切断に特に有用である。歯36によるこのような穿孔は、折り畳まれたポリマシート材料が切断されている間に、当該材料層の相対位置の維持を有利に補助する。
【0011】
本発明によるディスペンサ10は、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11の改良を含む。アセンブリ11は、切断ブレード30の長さに沿った調整可能な摺動運動のために切断ブレードに装着された第1の端部51を有する離間アーム50と、離間アーム50の第2の反対側端部54に固定された円筒状の配置ハブ52とを含み、配置ハブ52はアーム50の長さに略垂直の軸線を有する。配置ハブ52は、ロール24の第1の端部23と反対側のロールの第2の端部55からマスキングシート材料のロール24内の貫通開口部に小さなクリアランス(例えば、0.01〜0.06インチまたは0.025〜0.15cm)で受容されるように構成され、第1のハブおよび配置ハブ16と52の軸線が略同軸であるようにする。離間アーム50および配置ハブ52は、複合マスキングシート材料28が、切断ブレードの隣接した近端34から始まり、遠端33に向かって進んで、切断ブレード30の刃先37に沿って順次横断方向に切断されるにつれ、マスキングシート材料のロール24の第2の端部55におけるマスキングシート材料のロール24の軸線18から所定の距離だけ刃先37を離間するように構成される。好ましくは、その距離は、刃先37と、シート材料のロール24の第1の端部23におけるシート材料の第1のハブ16およびロール24の軸線との間の距離よりも僅かに大きな距離(例えば、約0.31インチまたは0.79cm以上)である。かくして、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11は、(1)複合マスキングシート材料が刃先37に沿って切断ブレード30の近端23から遠端33に向かって徐々に切断されるので、シート材料のロール24に向かう切断ブレード30の撓みを制限すると共に、(2)複合マスキングシート材料28が切断ブレード30で徐々に横断方向に切断されて、正確に直角ではないが、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11なしの同一のディスペンサ10に典型的に形成されるよりも複合マスキングシート材料28の長手方向縁部に対して直角により近い切断エッジを複合マスキングシート材料28に形成するときに生じるマスキングシート材料のロール24の僅かな漸次の巻き解きを収容する。
【0012】
離間アーム50の第1の端部51は、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11の摺動ブロック部56による切断ブレードの長さに沿った調整可能な摺動運動のために切断ブレード30に装着される。その摺動ブロック部56は2組の指状部58と59を有し、これらの指状部は切断ブレード30の形状に一致するように構成されたスロットをこれらの指状部の間に画定し、また前記スロットは、切断ブレード30に長手方向に沿った異なる位置に摺動ブロック部56を移動できると共に前記異なる位置に留まって、異なる長さのマスキングシート材料のロール24を収容する傾向を有するように、切断ブレード30との僅かな摩擦係合を行うように離間した反対面を有する。図示したように、離間アーム50の第1の端部51を摺動ブロック部56に任意に固定し得るが、配置ハブ52の軸線が第1のハブ16の軸線18と同軸である使用位置(図1、図2、図5および図6)(摺動ブロック部56は切断ブレード30上にある)と、離間アーム50が軸線60の周りに枢着される装填位置(図3および図4参照)との間の離間アーム50の第1の端部51における軸線60の周りの枢着運動のために、前記第1の端部を摺動ブロック部56に装着することができ、前記装填位置において、マスキングシート材料のロール24を第1のハブ16の周りに配置できるか、あるいはこのようなロール24からのコアを第1のハブ16の周りから取り外すことができるように、配置ハブ52が第1のハブ16の軸線18から離間した状態で離間アーム50は一定長の切断ブレード30に対して略平行に延在する。
【0013】
図示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11は、2部片から成るポリマ材料(例えば、10%のガラス充填のナイロン)の成形である。摺動ブロック部56を含む部片の成形は、反対側の指状部59よりもわずかに大きな指状部58の間に空間が存在し、これによって、簡単なモールディング工具を用いた部片の成形を可能にするという点で促進される。摺動ブロック部の遠端部61は、3つの指状部58の端部を接合して、切断ブレード30の表面32との摩擦係合を補助する。離間アーム50の第2の端部51の離間したフック状の2つのヒンジ部材は、離間アーム50が枢着する軸線60を画定する摺動ブロック部56に成形された反対側に突出するトルニオン64に確実に係合し、なおかつ前記トルニオンの周りから取り外すために十分に可撓性である。略円錐状の先細り端部66は配置ハブ52の遠端に形成され、マスキングシート材料のロール24内の開口部に配置ハブを案内するのを補助する。
【0014】
図7〜図9は、本発明によるディスペンサ10の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ69の改良の代替的実施態様である。アセンブリ69は、離間アームの長さに沿ったスロット73内の調整可能な摺動運動のために切断ブレード30aに装着された第1の端部71を有する離間アーム70と(切断ブレード30aは、長手方向延在スロット73の追加を除いて切断ブレード30と同一の構造を有する)、離間アーム70の第2の反対側端部74に回転可能に装着された配置ハブ72とを含み、配置ハブ72は一定長のアーム70に対し略垂直の軸線を有する。配置ハブ72は、第1のハブおよび配置ハブ18と72の軸線が略同軸であるように、ロールの第1の端部23と反対側のロール24の第2の端部58からマスキングシート材料のロール24内の開口部内に密接に受容されるように構成される。離間アーム70および配置ハブ72は、複合マスキングシート材料28が、切断ブレードの隣接した近端から始まり、遠端33aに向かって進んで、切断ブレード30aの刃先37aに沿って順次横断方向に切断されるにつれ、マスキングシート材料のロール24の第2の端部58におけるマスキングシート材料のロール24の軸線18から所定の距離だけ刃先37aを離間するように構成される。好ましくは、その距離は、刃先37aと、シート材料のロール24の第1の端部23におけるシート材料の第1のハブ18およびロール24の軸線との間の距離よりも僅かに大きな距離(例えば、約0.31インチまたは0.79cm以上)である。かくして、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ69は、(1)複合マスキングシート材料が刃先37aに沿って切断ブレード30aの近端から遠端33aに向かって徐々に切断されるので、シート材料のロール24に向かう切断ブレード30aの撓みを制限すると共に、(2)複合マスキングシート材料28が切断ブレード30aで徐々に横断方向に切断されて、正確に直角ではないが、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ69なしの同一のディスペンサ10に典型的に形成されるよりも複合マスキングシート材料28の長手方向縁部に対して直角により近い切断エッジを複合マスキングシート材料28に形成するときに生じるマスキングシート材料のロール24の僅かな漸次の巻き解きを収容する。
【0015】
離間アーム70の第1の端部71は、ブレード30aの長さに沿ったスロット73内の調整可能な摺動運動のために、スロット73を通して延在する平頭ねじ76によって切断ブレード30aに装着される。ねじ76は、切断ブレード30aに長手方向に沿って異なる位置にスロット73内で摺動して、異なる長さのマスキングシート材料のロール24を収容することができ、またねじ76はスロット73内で回転して、マスキングシート材料のロール24を第1のハブ18の周りに配置できるか、あるいはこのようなロール24からのコアを第1のハブ18の周りから取り外すことができるように、配置ハブ72の軸線が第1のハブ18の軸線18と同軸である使用位置(図8参照)と、配置ハブ72が第1のハブ18の軸線18から離間した状態で離間アーム70が切断ブレード30aの長さに対して略平行に延在する装填位置(図7参照)との間で、離間アーム70の第1の端部71におけるねじ76の軸線の周りのアーム70の枢着運動を可能にする。
【0016】
切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ69は、共にポリマ材料(例えば、10%のガラス充填ナイロン)から成形できる離間アーム70と配置ハブ72とを含む。ハブ72は、ボルト78によってアーム70の第2の端部74に回転可能に装着される。配置ハブ72は、ハブ72の3つの軸方向延在隆起がマスキングシート材料のロール24のコアに摩擦係合して、前記コア内のハブ72を保持するように寸法決めされる三角形断面(図9参照)を有する。
【0017】
本発明について、2つの実施態様およびその可能な修正を参照して説明してきた。本発明の範囲から逸脱することなしに、説明した実施態様に多くの変更をなし得ることが、当業者には明白であろう。例えば、上述のように、離間アーム50の第1の端部51は摺動ブロック部56に固定し得るが、これには、摺動ブロック部56を切断ブレード30に沿って移動して、配置ハブ52をマスキングシート材料のロール24に係合させるかまたはそれから係合解除することが必要となろう。したがって、本発明の範囲は、本出願に記載した構造に限定されるべきでなく、特許請求の範囲の内容およびその等価物により記載される構造のみによって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの第1の実施態様を含むディスペンサの斜視図である。
【図2】図1に示したディスペンサに含まれる切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの拡大斜視図であり、ディスペンサから分離された離間アセンブリが示され、また離間アームは使用位置において離間アセンブリに含まれている。
【図3】図1に示したディスペンサの部分に装着された図1と図2に示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの斜視図であり、離間アームは装填位置にある。
【図4】図1に示したディスペンサの部分に装着された図1、図2および図3に示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの斜視図であり、シート材料のロールはディスペンサに装着され、また離間アームは装填位置にある。
【図5】図1に示したディスペンサの部分に装着された図1、図2、図3および図4に示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの異なる斜視図であり、シート材料のロールはディスペンサに装着され、また離間アームは使用位置にある。
【図6】図1に示したディスペンサの部分に装着された図1、図2、図3および図4に示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの異なる斜視図であり、シート材料のロールはディスペンサに装着され、また離間アームは使用位置にある。
【図7】本発明による切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの第2の実施態様を含む図1のディスペンサと同様のディスペンサの部分斜視図であり、ディスペンサに装着されたシート材料のロール付きで示され、また切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの離間アームは装填位置にある。
【図8】図7のディスペンサの部分斜視図であり、ディスペンサに装着されたシート材料のロール付きで示され、また切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの離間アームは使用位置にある。
【図9】図7のライン9−9に沿った部分拡大断面図である。
(発明の分野)
本発明は、シート材料の長さを分配するためのディスペンサに関し、ディスペンサは、一方の端部のみからフレームに回転可能に装着される、シート材料のロールが支持されるハブを含み、ディスペンサはまた、ディスペンサの使用者が、刃先の周りのロールから引き出されるシート材料に手で張力を加えて、シート材料を順次横断方向に切断できるように、ハブの軸線から離間されまたハブに対して略平行に延在する刃先を有する一方の端部のみからフレームにも取り付けられる細長い切断ブレードを含む。
【0002】
(関連技術の説明)
米国特許第4,990,214号は、シート材料の長さを分配するためのマスキング機械または装置と呼ばれる携帯型のディスペンサについて記載し、その一つの実施態様がMinnesota Mining and Manufacturing Company,St.,Paul,MNにより「HandMasker」(商標)M3000 Dispenserの商品名で販売されている。一般的に、ディスペンサは、2つのハブが回転可能に装着されたポリマフレームを含み、一方のハブは、マスキングシート材料のロールを受容するように構成され、その他方はテープのロールを受容するように構成される。そのロールからのテープは、マスキングシート材料のロールの周縁に案内され、そこでテープの側部はマスキングシート材料の一部分に接着されて、複合マスキングシート材料を所望の位置に保持するようにマスキングすべき表面に沿って接着剤被覆の露出部分を接着できるように、一定長のテープ上に感圧接着剤被覆の露出部分を有する複合マスキングシート材料を形成する。
【0003】
使用者は、複合マスキングシート材料を引き出しつつ、ディスペンサを保持することによって、あるいは複合シート材料が表面に沿って接着されるときにディスペンサを複合シート材料から離して移動することによって、ディスペンサからマスキングシート材料のロールの周縁に形成される複合マスキングシート材料を引き出すことが可能である。切断ブレードは、フレーム上の一方の端部に取り付けられ、ハブの軸線に略平行に延在して、複合マスキングシート材料がディスペンサから引き出される通路の第1の側面を画定する。ディスペンサの使用者は、切断ブレードに含まれる1列の突出する歯の周りでディスペンサから引き出される複合マスキングシート材料に手で張力を加えることができ、前記切断ブレードは、フレームに隣接した複合マスキングシートの縁部から始まって、切断ブレードの遠端に向かって進んで、張力が加えられた複合マスキングシート材料を穿孔し、次に横断方向に切断する。切断ブレードは、マスキングシート材料が、米国特許第5,113,921号に記載されている種類の折り畳まれたポリマシート材料である場合、複合マスキングシート材料を切断するために特に有用である。歯によるこのような穿孔は、折り畳まれたポリママスキングシート材料層の相対位置の維持を有利に補助するが、その層が切断される間に、結果として得られる複合マスキングシート材料上の切断エッジは、複合マスキングシート材料のある特定の用途に望み得るほど真っ直ぐでなく、テープおよびマスキングシート材料の長手方向縁部に対して直角でないことが多い。出願人は、得られる切断エッジの上記の問題が、2つの問題、すなわち(1)複合マスキングシート材料が刃先に沿ってブレードの遠端に向かって徐々に切断されるときのロールに向かう切断ブレードの撓み、(2)複合マスキングシート材料が切断ブレード上で徐々に横断方向に切断されるときのマスキングシート材料のロールの僅かな漸次の巻き解きによるものであることを確認した。
【0004】
(発明の開示)
本発明は、一般的に上述の種類のシート材料の長さを分配するためのマスキング機械または装置に対し修正(変更)を提供し、この修正により、特に、装置から分配されるシート材料が折り畳まれたポリマシート材料である場合、修正なしのマスキング機械または装置によって形成されるカットよりも相当真っ直ぐで、シート材料の長手方向縁部に対しより直角に近い切断エッジをシート材料に形成する際にマスキング機械が補助される。
【0005】
一般的に、本発明によるディスペンサは、当該シート材料のロールから一定長のシート材料を分配するためのものである。ディスペンサは、シート材料のロールの周縁の周りでロールを支持するハブの第1の端部のフレームに回転可能に装着された第1のハブを具備する。細長い切断ブレードは、ディスペンサの使用者が、刃先の周りのディスペンサから引き出されるシート材料に手で張力を加えて、シート材料を順次横断方向に切断できるように、フレームに取り付けられた近端と、第1のハブの軸線から離間されまたそれに対して略平行に切断ブレードの遠端に延在する刃先とを有する。本発明によるディスペンサは、(1)離間アームと、(2)離間アームの第2の端部に装着された配置ハブとを含む切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの改良を含む。配置ハブは、ディスペンサのフレームに隣接するロールの第1の端部と反対側のロールの第2の端部から、シート材料のロール内の開口部内に受容されるように構成される。離間アームの反対側の第1の端部は、シート材料がブレードの刃先に沿って順次横断方向の切断されるにつれ、離間アームおよび配置ハブが、シート材料のロールの第2の端部のシート材料のロールの軸線から、シート材料のロールの第1の端部のシート材料のロールの軸線と刃先との間の距離よりも僅かに大きな距離(例えば、約0.31インチまたは0.79cm大きい)の所定の距離だけ刃先を離間するように、切断ブレードの遠端に隣接して装着される。上記の両方の改良により、(1)シート材料が刃先に沿って切断ブレードの近端から遠端に向かって徐々に切断されるので、ロールに向かう切断ブレードの撓みが制限され、(2)シート材料が切断ブレードで徐々に横断方向に切断されて、正確に直角ではないが、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリなしの同一のディスペンサに典型的に形成されるよりもシート材料の長手方向縁部に対して直角により近い切断エッジをシート材料に形成するので、シート材料のロールの僅かな漸次の巻き解きが収容される。
【0006】
添付図面を参照して、本発明についてさらに説明するが、同様の参照番号は複数の図面の同様の部分を指す。
【0007】
(発明の実施の形態)
次に、図面の図1〜図6を参照すると、本発明による切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11を含むディスペンサ10が示されている。ディスペンサ10は、米国特許第4,990,214号に記載されているマスキング機械または装置と呼ばれるディスペンサの種類の修正であり、その一実施態様は、「HandMasker」(商標)M3000ディスペンサの商標名でMinnesota Mining and Manufacturing Company,St.,Paul,MNによって販売されている。一般に、ディスペンサ10は、ディスペンサ10は、ハブ支持フレーム部材13と、ディスペンサ10を手動で係合して操作するために採用された取っ手14とを含むポリマフレーム12を含む。第1および第2のハブ16と15は、略平行な離間した軸線17と18を中心に回転するためにハブ16と15の第1の端部のみからハブ支持フレーム部材13に取り付けられる。第2のハブ15は、その周縁の周りにテープ21のロール20を受容して、ロール20から引き出される一定長のテープ21の第1の縁部22を、第1および第2のハブ15、16に対して軸方向に第1の所定位置に配置するように構成され、テープ21のその引き抜かれた長さの反対側の第2の縁部はフレーム12を通過して突出する。第2のハブ16は、ロール24の第1の端部23がハブ支持フレーム部材13に隣接した状態でマスキング材料25のロール24を受容し、一定長のマスキングシート材料25の第1の縁部26を第1および第2のハブ15、16に対して軸方向に第2の所定位置に配置するように構成され、一定長のテープ21の幅は第1の位置から第2の位置を通過して延在し、一定長のマスキングシート材料25の幅は第2の位置から第1の位置を通過して延在する。一定長のテープ21の第1の縁部22に沿ったテープ21の一部、および一定長のマスキングシート材料25の第1の縁部26に沿ったマスキング材料25の一部は、両方ともそれらの第1および第2の位置の間に配置される。ディスペンサ10は、テープ21のロール20からマスキングシート材料25のロール24の周縁までの一定長のテープ21の経路を画定する案内ピン27を含む手段を含み、一定長のテープ21の第1の縁部22に沿ったテープ21の一部は、一定長のマスキングシート材料25の第1の縁部26に沿ったマスキング材料25の一部に接着される。マスキングシート材料25のロール24の周縁に沿ったマスキングシート材料25に対するテープ21のこのような接着は、一定長のテープ21と一定長のマスキングシート材料25の第2の縁部によって画定される反対側縁部を有する複合マスキングシート材料28と、複合マスキングシート材料28の1つの主面に沿った一定長のテープ21の第2の縁部に沿った感圧接着剤の被膜の露出部分とを形成し、この結果、接着剤の被膜の露出部分は複合マスキングシート材料28を所望の位置に保持するためにマスキングすべき表面に沿って接着できる。ロール24内のマスキングシート材料25は、紙製またはポリマ材料製であることが可能であり、広げることができるかまたは米国特許第4,913,767号に記載されているように長手方向に折り畳むことができるか、あるいは平坦な長さの管状材料であり得る。
【0008】
フレーム12は装置10通路を画定し、この通路を通して使用者は、マスキングシート材料のロール24の周縁から複合マスキングシート材料28を引き出し得る(例えば、このような引き出しは、一方の手にディスペンサ10を保持して、他方の手で複合マスキングシート材料28をディスペンサから引き出すか、あるいは壁のような固定面に複合マスキングシート材料28のテープ21を接着し、固定面に沿ってディスペンサ10を移動することによって行うことができる。ディスペンサ10は、反対側の平行の第1および第2の主面31と32を有する薄い金属の切断ブレード30(例えば、0.018インチまたは0.05cmの厚さの板鋼製)を含む。金属切断ブレード30は、その長さに沿って曲げられ、略J字形の断面を有し、またフレーム12の部材35に着脱可能に取り付けられるブレードの近端34に隣接した端部を有する。切断ブレード30は、ハブ15と16の軸線17と18に対して略平行に切断ブレード30の遠端33まで延在して、通路の第1の側面を画定する。ディスペンサ10の使用者は、切断ブレード30に含まれる同様の形状の一列の突出歯36の周りでロール24から引き出される複合マスキングシート材料28に手で張力を加えることができる。次に、歯36は、切断ブレード30の刃先37に沿って、張力が加えられた複合マスキングシート材料28を穿孔して、横断方向に切断し、この切断は、ブレードの近端34に隣接して始まり、複合マスキングシート材料28がディスペンサ10から引き出されるにつれ、ブレードの遠端36に向かって進行する。
【0009】
切断ブレード30は、米国特許第4,990,214号に記載されている手段によってフレーム部材35に着脱可能に取り付けられ、この手段は、フレーム12のポリマ部分の部材35の周りに掛けられる近端に隣接したJ字形の切断ブレード30の端部を簡略的に備え、フレーム12は前記端部に嵌合するように、また切断ブレード30内の開口部を通して部材35から突出するピンによって前記端部に保持されるように構成される。切断ブレード30は、それが弾性的に曲がってピンの上方で撓み、そのとき切断ブレード30を部材35から外せるように、手で部材35を押すことによって部材35から取り外すことができる。
【0010】
切断ブレード30の歯36の形状は、米国特許第4,913,767号に記載されている歯と同様であり、この特許に記載されている方法によって製造することができる。歯36の底部主面は切断ブレード30の第1の主面31の三角形部分であり、これに対し主歯36の反対側上部主面は切断ブレード30の第2の主面32の三角形部分である。歯36の各々は、先端とその反対側の基部とに終端する2つの側面を有する。歯36の基部は、切断ブレード30に長手方向に沿った第1の方向に整列され、歯36の先端36が前記第1の方向に略直角に突出するようにする。隣接した主歯36の側面は隣接した歯の基部36と交差して、隣接した歯36の間の略V字形の開口部を画定する。歯36の側面に沿った刃先面は、歯36の底面に対して約90°未満(例えば、約30°)の開先角度に配置され、歯36の底面と、隣接した歯36の側面および先端に沿った刃先面との交差部において刃先37を画定する。歯36の先端は、シート材料28が歯36の底面から歯を横切って引き出されるとき、複合マスキングシート材料28を穿孔でき、複合マスキングシート材料28に加えられるさらなる張力は、それが刃先37によって完全に切断されるまで、歯が複合マスキングシート材料28をさらに穿孔するようにする。切断ブレード30は、米国特許第5,113,921号に記載されている種類の折り畳まれたポリママスキングシート材料の切断に特に有用である。歯36によるこのような穿孔は、折り畳まれたポリマシート材料が切断されている間に、当該材料層の相対位置の維持を有利に補助する。
【0011】
本発明によるディスペンサ10は、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11の改良を含む。アセンブリ11は、切断ブレード30の長さに沿った調整可能な摺動運動のために切断ブレードに装着された第1の端部51を有する離間アーム50と、離間アーム50の第2の反対側端部54に固定された円筒状の配置ハブ52とを含み、配置ハブ52はアーム50の長さに略垂直の軸線を有する。配置ハブ52は、ロール24の第1の端部23と反対側のロールの第2の端部55からマスキングシート材料のロール24内の貫通開口部に小さなクリアランス(例えば、0.01〜0.06インチまたは0.025〜0.15cm)で受容されるように構成され、第1のハブおよび配置ハブ16と52の軸線が略同軸であるようにする。離間アーム50および配置ハブ52は、複合マスキングシート材料28が、切断ブレードの隣接した近端34から始まり、遠端33に向かって進んで、切断ブレード30の刃先37に沿って順次横断方向に切断されるにつれ、マスキングシート材料のロール24の第2の端部55におけるマスキングシート材料のロール24の軸線18から所定の距離だけ刃先37を離間するように構成される。好ましくは、その距離は、刃先37と、シート材料のロール24の第1の端部23におけるシート材料の第1のハブ16およびロール24の軸線との間の距離よりも僅かに大きな距離(例えば、約0.31インチまたは0.79cm以上)である。かくして、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11は、(1)複合マスキングシート材料が刃先37に沿って切断ブレード30の近端23から遠端33に向かって徐々に切断されるので、シート材料のロール24に向かう切断ブレード30の撓みを制限すると共に、(2)複合マスキングシート材料28が切断ブレード30で徐々に横断方向に切断されて、正確に直角ではないが、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11なしの同一のディスペンサ10に典型的に形成されるよりも複合マスキングシート材料28の長手方向縁部に対して直角により近い切断エッジを複合マスキングシート材料28に形成するときに生じるマスキングシート材料のロール24の僅かな漸次の巻き解きを収容する。
【0012】
離間アーム50の第1の端部51は、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11の摺動ブロック部56による切断ブレードの長さに沿った調整可能な摺動運動のために切断ブレード30に装着される。その摺動ブロック部56は2組の指状部58と59を有し、これらの指状部は切断ブレード30の形状に一致するように構成されたスロットをこれらの指状部の間に画定し、また前記スロットは、切断ブレード30に長手方向に沿った異なる位置に摺動ブロック部56を移動できると共に前記異なる位置に留まって、異なる長さのマスキングシート材料のロール24を収容する傾向を有するように、切断ブレード30との僅かな摩擦係合を行うように離間した反対面を有する。図示したように、離間アーム50の第1の端部51を摺動ブロック部56に任意に固定し得るが、配置ハブ52の軸線が第1のハブ16の軸線18と同軸である使用位置(図1、図2、図5および図6)(摺動ブロック部56は切断ブレード30上にある)と、離間アーム50が軸線60の周りに枢着される装填位置(図3および図4参照)との間の離間アーム50の第1の端部51における軸線60の周りの枢着運動のために、前記第1の端部を摺動ブロック部56に装着することができ、前記装填位置において、マスキングシート材料のロール24を第1のハブ16の周りに配置できるか、あるいはこのようなロール24からのコアを第1のハブ16の周りから取り外すことができるように、配置ハブ52が第1のハブ16の軸線18から離間した状態で離間アーム50は一定長の切断ブレード30に対して略平行に延在する。
【0013】
図示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ11は、2部片から成るポリマ材料(例えば、10%のガラス充填のナイロン)の成形である。摺動ブロック部56を含む部片の成形は、反対側の指状部59よりもわずかに大きな指状部58の間に空間が存在し、これによって、簡単なモールディング工具を用いた部片の成形を可能にするという点で促進される。摺動ブロック部の遠端部61は、3つの指状部58の端部を接合して、切断ブレード30の表面32との摩擦係合を補助する。離間アーム50の第2の端部51の離間したフック状の2つのヒンジ部材は、離間アーム50が枢着する軸線60を画定する摺動ブロック部56に成形された反対側に突出するトルニオン64に確実に係合し、なおかつ前記トルニオンの周りから取り外すために十分に可撓性である。略円錐状の先細り端部66は配置ハブ52の遠端に形成され、マスキングシート材料のロール24内の開口部に配置ハブを案内するのを補助する。
【0014】
図7〜図9は、本発明によるディスペンサ10の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ69の改良の代替的実施態様である。アセンブリ69は、離間アームの長さに沿ったスロット73内の調整可能な摺動運動のために切断ブレード30aに装着された第1の端部71を有する離間アーム70と(切断ブレード30aは、長手方向延在スロット73の追加を除いて切断ブレード30と同一の構造を有する)、離間アーム70の第2の反対側端部74に回転可能に装着された配置ハブ72とを含み、配置ハブ72は一定長のアーム70に対し略垂直の軸線を有する。配置ハブ72は、第1のハブおよび配置ハブ18と72の軸線が略同軸であるように、ロールの第1の端部23と反対側のロール24の第2の端部58からマスキングシート材料のロール24内の開口部内に密接に受容されるように構成される。離間アーム70および配置ハブ72は、複合マスキングシート材料28が、切断ブレードの隣接した近端から始まり、遠端33aに向かって進んで、切断ブレード30aの刃先37aに沿って順次横断方向に切断されるにつれ、マスキングシート材料のロール24の第2の端部58におけるマスキングシート材料のロール24の軸線18から所定の距離だけ刃先37aを離間するように構成される。好ましくは、その距離は、刃先37aと、シート材料のロール24の第1の端部23におけるシート材料の第1のハブ18およびロール24の軸線との間の距離よりも僅かに大きな距離(例えば、約0.31インチまたは0.79cm以上)である。かくして、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ69は、(1)複合マスキングシート材料が刃先37aに沿って切断ブレード30aの近端から遠端33aに向かって徐々に切断されるので、シート材料のロール24に向かう切断ブレード30aの撓みを制限すると共に、(2)複合マスキングシート材料28が切断ブレード30aで徐々に横断方向に切断されて、正確に直角ではないが、切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ69なしの同一のディスペンサ10に典型的に形成されるよりも複合マスキングシート材料28の長手方向縁部に対して直角により近い切断エッジを複合マスキングシート材料28に形成するときに生じるマスキングシート材料のロール24の僅かな漸次の巻き解きを収容する。
【0015】
離間アーム70の第1の端部71は、ブレード30aの長さに沿ったスロット73内の調整可能な摺動運動のために、スロット73を通して延在する平頭ねじ76によって切断ブレード30aに装着される。ねじ76は、切断ブレード30aに長手方向に沿って異なる位置にスロット73内で摺動して、異なる長さのマスキングシート材料のロール24を収容することができ、またねじ76はスロット73内で回転して、マスキングシート材料のロール24を第1のハブ18の周りに配置できるか、あるいはこのようなロール24からのコアを第1のハブ18の周りから取り外すことができるように、配置ハブ72の軸線が第1のハブ18の軸線18と同軸である使用位置(図8参照)と、配置ハブ72が第1のハブ18の軸線18から離間した状態で離間アーム70が切断ブレード30aの長さに対して略平行に延在する装填位置(図7参照)との間で、離間アーム70の第1の端部71におけるねじ76の軸線の周りのアーム70の枢着運動を可能にする。
【0016】
切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ69は、共にポリマ材料(例えば、10%のガラス充填ナイロン)から成形できる離間アーム70と配置ハブ72とを含む。ハブ72は、ボルト78によってアーム70の第2の端部74に回転可能に装着される。配置ハブ72は、ハブ72の3つの軸方向延在隆起がマスキングシート材料のロール24のコアに摩擦係合して、前記コア内のハブ72を保持するように寸法決めされる三角形断面(図9参照)を有する。
【0017】
本発明について、2つの実施態様およびその可能な修正を参照して説明してきた。本発明の範囲から逸脱することなしに、説明した実施態様に多くの変更をなし得ることが、当業者には明白であろう。例えば、上述のように、離間アーム50の第1の端部51は摺動ブロック部56に固定し得るが、これには、摺動ブロック部56を切断ブレード30に沿って移動して、配置ハブ52をマスキングシート材料のロール24に係合させるかまたはそれから係合解除することが必要となろう。したがって、本発明の範囲は、本出願に記載した構造に限定されるべきでなく、特許請求の範囲の内容およびその等価物により記載される構造のみによって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの第1の実施態様を含むディスペンサの斜視図である。
【図2】図1に示したディスペンサに含まれる切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの拡大斜視図であり、ディスペンサから分離された離間アセンブリが示され、また離間アームは使用位置において離間アセンブリに含まれている。
【図3】図1に示したディスペンサの部分に装着された図1と図2に示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの斜視図であり、離間アームは装填位置にある。
【図4】図1に示したディスペンサの部分に装着された図1、図2および図3に示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの斜視図であり、シート材料のロールはディスペンサに装着され、また離間アームは装填位置にある。
【図5】図1に示したディスペンサの部分に装着された図1、図2、図3および図4に示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの異なる斜視図であり、シート材料のロールはディスペンサに装着され、また離間アームは使用位置にある。
【図6】図1に示したディスペンサの部分に装着された図1、図2、図3および図4に示した切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの異なる斜視図であり、シート材料のロールはディスペンサに装着され、また離間アームは使用位置にある。
【図7】本発明による切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの第2の実施態様を含む図1のディスペンサと同様のディスペンサの部分斜視図であり、ディスペンサに装着されたシート材料のロール付きで示され、また切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの離間アームは装填位置にある。
【図8】図7のディスペンサの部分斜視図であり、ディスペンサに装着されたシート材料のロール付きで示され、また切断ブレード/供給ロール離間アセンブリの離間アームは使用位置にある。
【図9】図7のライン9−9に沿った部分拡大断面図である。
Claims (20)
- 軸線と、軸方向に離間した第1および第2の端部と、該端部の両方を通して開口部を画定する内面とを有するシート材料のロールからシート材料の長さを分配するためのディスペンサであって、
フレームと、
軸線と第1および第2の軸方向に離間した端部とを有する第1のハブであって、その第1の端部のみにおける前記軸線を中心とする回転のために前記フレームに装着されると共に、第1の端部に前記シート材料のロールの第1の端部が隣接した状態で該ハブの周縁の回りのシート材料のロールの第1の端部を通して前記開口部を画定する内面の一部分を受容するように構成された第1のハブと、
長手方向に離間し反対側に位置する遠端および近端と、該遠端と近端との間に延在する刃先とを有する細長い切断ブレードであって、前記ブレードの前記近端が前記フレームに取り付けられ、前記第1のハブの周りの前記シート材料のロールにより、ディスペンサの使用者が、前記刃先の周りの前記ロールから引き出されるシート材料に手で張力を加えて、前記シート材料を順次横断方向に切断できるように、前記刃先が前記第1のハブの軸線から離間されかつそれに対して略平行に延在する、細長い切断ブレードと、
切断ブレード/供給ロール離間アセンブリと、を有し、
該切断ブレード/供給ロール離間アセンブリは、
第1および第2の端部を有する離間アームと、
前記離間アームの前記第2の端部に装着された、軸線を有する配置ハブであって、前記シート材料のロールの第2の端部を通して前記開口部内に受容されるように構成された前記軸線の周りの周縁を有する配置ハブと、を有し、
前記第1のハブおよび配置ハブの周りに配置された前記シート材料のロールにより、前記シート材料が前記ブレードの刃先に沿って順次横断方向に切断されるにつれ、前記離間アームおよび配置ハブが、前記シート材料のロールの第2の端部における前記シート材料のロールの軸線から所定の距離だけ前記刃先を離間するように、前記離間アームの前記第1の端部が前記切断ブレードに装着された、ディスペンサ。 - 前記離間アームの前記第1の端部が前記切断ブレードに装着されて、前記配置ハブの軸線が前記第1のハブの軸線と同軸である使用位置と、前記離間アームが前記切断ブレードの長さに対して略平行に延在する装填位置との間で、前記離間アームの第1の端部における前記軸線の周りの前記離間アームの枢着運動を可能にし、前記配置ハブが、マスキングシート材料のロールを前記第1のハブの周りに配置できるように前記第1のハブの軸線から離間された、請求項1に記載のディスペンサ。
- 所定の範囲の長さの前記シート材料のロールの第1の端部と第2の端部との間に軸方向長さを有する前記シート材料のロールからシート材料の長さを分配するように構成され、前記離間アームの前記第1の端部が前記切断ブレードに装着されて、前記切断ブレードに長手方向に沿った異なる位置における前記離間アームの配置を可能にする、請求項1に記載のディスペンサ。
- 前記離間アームの前記第1の端部が前記切断ブレードに装着されて、前記配置ハブの軸線が前記第1のハブの軸線と同軸である使用位置と、前記離間アームが前記切断ブレードの長さに対して略平行に延在する装填位置との間で、前記離間アームの第1の端部における前記軸線の周りの前記離間アームの枢着運動を可能にし、前記配置ハブが、マスキングシート材料のロールを前記第1のハブの周りに配置できるように前記第1のハブの軸線から離間された、請求項3に記載のディスペンサ。
- 前記切断ブレード/供給ロール離間アセンブリが、前記ブレードの長手方向に沿って摺動するように構成された摺動ブロック部を含み、また前記離間アームの前記第1の端部が前記摺動ブロック部に装着されて、前記使用位置と装填位置との間で前記離間アームの第1の端部における前記軸線の周りの前記離間アームの枢着運動を可能にする、請求項4に記載のディスペンサ。
- 前記摺動ブロック部が前記ブレードに摩擦係合し、また前記配置ハブが前記離間アームの前記第2の端部に固定され、前記配置アームの前記周縁が、小さなクリアランスで前記シート材料のロール内の開口部に受容されるように構成された、請求項5に記載のディスペンサ。
- 前記ブレードが長手方向に延在するスロットを有し、また切断ブレード/供給ロール離間アセンブリが、前記ブレードの長手方向に沿った前記離間アームの第1の端部の前記摺動と、前記使用位置と装填位置との間の前記離間アームの前記第1の端部の前記枢着運動とを可能にするための部材を、前記スロットを通して延在する前記離間アームの前記第1の端部に含む、請求項4に記載のディスペンサ。
- 前記配置ハブが前記離間アームの前記第2の端部に回転可能に装着され、また前記配置ハブの前記周縁が、前記シート材料のロールに摩擦係合するように構成された、請求項7に記載のディスペンサ。
- 前記刃先が前記シート材料のロールの第2の端部の前記シート材料のロールの軸線から離間される前記所定の距離が、前記シート材料のロールの第1の端部の前記シート材料のロールの軸線と前記刃先との間の距離よりも僅かに大きい、請求項1に記載のディスペンサ。
- 前記刃先が前記シート材料のロールの第2の端部の前記シート材料のロールの軸線から離間される前記所定の距離が、前記シート材料のロールの第1の端部の前記シート材料のロールの軸線と前記刃先との間の距離よりも約0.31インチまたは0.79cm大きい、請求項1に記載のディスペンサ。
- 軸線と、軸方向に離間した第1および第2の端部と、前記端部の両方を通して開口部を画定する内面とを有するシート材料のロールからシート材料の長さを分配するためのディスペンサで使用するための切断ブレード/供給ロール離間アセンブリであって、
フレームと、
軸線と第1および第2の軸方向に離間した端部とを有する第1のハブであって、その第1の端部のみにおける前記軸線を中心とする回転のために前記フレームに装着されると共に、第1の端部に前記シート材料のロールの第1の端部が隣接した状態で該ハブの周縁の回りのシート材料のロールの第1の端部を通して前記開口部を画定する内面の一部分を受容するように構成された第1のハブと、
長手方向に離間し反対側に位置する遠端および近端と、該遠端と近端との間に延在する刃先とを有する細長い切断ブレードであって、前記ブレードの前記近端が前記フレームに取り付けられ、前記第1のハブの周りの前記シート材料のロールにより、ディスペンサの使用者が、前記刃先の周りの前記ロールから引き出されるシート材料に手で張力を加えて、前記シート材料を順次横断方向に切断できるように、前記刃先が前記第1のハブの軸線から離間されかつそれに対して略平行に延在する、細長い切断ブレードと、
第1および第2の端部を有する離間アームと、
前記離間アームの前記第2の端部に装着された、軸線を有する配置ハブであって、前記シート材料のロールの第2の端部を通して前記開口部内に受容されるように構成された前記軸線の周りの周縁を有する配置ハブと、を有し、
前記第1のハブおよび配置ハブの周りに配置された前記シート材料のロールにより、前記シート材料が前記ブレードの刃先に沿って順次横断方向に切断されるにつれ、前記離間アームおよび配置ハブが、前記シート材料のロールの第2の端部における前記シート材料のロールの軸線から所定の距離だけ前記刃先を離間するように、前記離間アームの前記第1の端部が前記切断ブレードに装着されたディスペンサで使用するための切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。 - 前記離間アームの前記第1の端部が前記切断ブレードに装着されて、前記配置ハブの軸線が前記第1のハブの軸線と同軸である使用位置と、前記離間アームが前記切断ブレードの長さに対して略平行に延在する装填位置との間で、前記離間アームの第1の端部における前記軸線の周りの前記離間アームの枢着運動を可能にするように構成され、前記配置ハブが、マスキングシート材料のロールを前記第1のハブの周りに配置できるように前記第1のハブの軸線から離間された、請求項11に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
- 所定の範囲の長さの前記シート材料のロールの第1の端部と第2の端部との間に軸方向長さを有する前記シート材料のロールからシート材料の長さを分配するように構成されたディスペンサで使用するための切断ブレード/供給ロール離間アセンブリであって、前記離間アームの前記第1の端部が前記切断ブレード上に装着されて、前記切断ブレードに長手方向に沿った異なる位置における前記離間アームの配置を可能にするように構成された、請求項11に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
- 前記離間アームの前記第1の端部が前記切断ブレードに装着されて、前記配置ハブの軸線が前記第1のハブの軸線と同軸である使用位置と、前記離間アームが前記切断ブレードの長さに対して略平行に延在する装填位置との間で、前記離間アームの第1の端部における前記軸線の周りの前記離間アームの枢着運動を可能にするように構成され、前記配置ハブが、マスキングシート材料のロールを前記第1のハブの周りに配置できるように前記第1のハブの軸線から離間された、請求項13に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
- 前記ブレードに長手方向に沿って摺動するように構成された摺動ブロック部を含み、前記離間アームの前記第1の端部が前記摺動ブロック部に装着されて、前記使用位置と装填位置との間で前記離間アームの第1の端部における前記軸線の周りの前記離間アームの枢着運動を可能にする、請求項14に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
- 前記摺動ブロック部が前記ブレードに摩擦係合し、また前記配置ハブが前記離間アームの前記第2の端部に固定され、前記配置アームの前記周縁が、小さなクリアランスで前記シート材料のロール内の開口部に受容されるように構成された、請求項15に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
- 前記ブレードが、長手方向に延在するスロットを有し、また切断ブレード/供給ロール離間アセンブリが、前記ブレードの長手方向に沿った前記離間アームの第1の端部の前記摺動と、前記使用位置と装填位置との間の前記離間アームの前記第1の端部の前記枢着運動とを可能にするための部材を、前記スロットを通して延在する前記離間アームの前記第1の端部に含む、請求項14に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
- 前記配置ハブが前記離間アームの前記第2の端部に回転可能に装着され、また前記配置ハブの前記周縁が、前記シート材料のロールに摩擦係合するように構成された、請求項17に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
- 前記刃先が前記シート材料のロールの第2の端部の前記シート材料のロールの軸線から離間される前記所定の距離が、前記シート材料のロールの第1の端部の前記シート材料のロールの軸線と前記刃先との間の距離よりも僅かに大きい、請求項11に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
- 前記刃先が前記シート材料のロールの第2の端部の前記シート材料のロールの軸線から離間される前記所定の距離が、前記シート材料のロールの第1の端部の前記シート材料のロールの軸線と前記刃先との間の距離よりも約0.31インチまたは0.79cm大きい、請求項11に記載の切断ブレード/供給ロール離間アセンブリ。
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