JP2005343642A - 粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー - Google Patents
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Abstract
【課題】 粘着テープでテープをカットする際に取りやすくする。
【解決手段】 ロール状粘着テープを回転保持するスタンド部と、カッター部と、ベース部と、を有し、カッター部が、粘着テープの粘着面を粘着保持する上面を有している固定テープ受部材と、粘着テープの粘着面を粘着保持する上面を有している可動テープ受部材と、粘着テープを所望の長さに切断するため可動テープ受部材に同期して移動するカッター部材と、を有しており、可動テープ受部材が回動軸周りにおいて固定テープ受部材に対して接離自在に取り付けてあり、可動テープ受部材及びカッター部材の重心位置が前記回動軸に関して常にスタンド部側から離れる方向に位置しており、かつ可動テープ受部材及びカッター部材の前記回動軸周りにおいてスタンド部側から離れる方向に移動する移動量を制限するため手段が設けてある。
【選択図】 図1
【解決手段】 ロール状粘着テープを回転保持するスタンド部と、カッター部と、ベース部と、を有し、カッター部が、粘着テープの粘着面を粘着保持する上面を有している固定テープ受部材と、粘着テープの粘着面を粘着保持する上面を有している可動テープ受部材と、粘着テープを所望の長さに切断するため可動テープ受部材に同期して移動するカッター部材と、を有しており、可動テープ受部材が回動軸周りにおいて固定テープ受部材に対して接離自在に取り付けてあり、可動テープ受部材及びカッター部材の重心位置が前記回動軸に関して常にスタンド部側から離れる方向に位置しており、かつ可動テープ受部材及びカッター部材の前記回動軸周りにおいてスタンド部側から離れる方向に移動する移動量を制限するため手段が設けてある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、粘着テープを所望の長さに切断して供給するための粘着テープ用デイスペンサーに関する。より詳細には、粘着テープを、例えば、仮留め用素材として使用した際に、使用後の剥離作業を考慮して予め当該粘着テープの先端部にテープの粘着面同士を互いに粘着するように折返して非粘着部により構成された摘み即ち折曲タブを形成し、その後に粘着テープを所望の長さだけ引出して切断することが可能な、粘着テープの先端に非粘着折曲部を形成可能な粘着テープのデイスペンサーに関する。
粘着テープは、通常、テープ基材の片面に粘着材が付与されている粘着面と、粘着材が付与されていない非粘着面と、により形成されており、一般にこの粘着テープは粘着面を内側にして巻心であるコア部材に対してロール状に巻き取られている。使用に際しては、テープ先端部の粘着材が付与されている粘着面を、ロール状に巻き取られている非粘着面から引き剥がして所定の長さだけ巻き戻しかつ切断しこれを所望の部片へ粘着することにより使用している。このような使用方法が利便性に富み、更に無駄なく適当な長さに容易に分断することが出来、衛生的で経済的でかつ軽便なため、粘着テープは幼稚園、学校等の教育現場において事務用文房具として、また図書館、役所その他の事務現場において簡便な補修手段又は結束手段として広く使用されている。また、デパート、ドラッグストア、スーパーマーケットその他の商品包装現場、更には会社、工場、その他各種の軽作業組立現場等における仮留め手段としても極めて有用に使用されている。
しかるに、例えば、事務現場、包装現場等において粘着テープによりメモ用紙や包装紙等を仮留めした場合、又は軽作業組立現場等において粘着テープにより軽部品等を仮留めした場合において、仮留め終了後に当該粘着テープを剥離したい時に、これらの粘着テープが粘着面全面によって留められている場合にそれらのテープの剥離作業が困難となり、しばしば先端が尖っている金属製の剥離部材を使用することがある。その結果、仮留めテープの端部を各種部品又は紙面から剥がすときにそれらの部品又は紙面等の表面を傷つけることがあった。もし、かかる剥離部材を使用しないで仮留めテープを安全に剥がそうとすると、テープ自体が非常に薄くまた粘着力が強力なため、かなりの時間と根気が必要となる。
このような問題を解消するため、先に「粘着テープ先端折曲げ付カッター」が発表された。このカッターは、粘着テープ密着片とカッター刃先面との間に間隔を設けこの間隔面上にテープを張り渡しカッター刃先面の作動片を粘着テープ密着片の方向へ押すことによりテープをループ状態となし、このループを指先でつまむことによりテープの先端をタブ状態即ち折曲状態とし、その後、テープを所用の寸法だけ引出して切断し、仮留めテープとして使用し、使用後に、当該仮留めテープを剥離するときには折曲げたタブ部分を摘んで剥離作業を容易に行なうというものである(特許文献1参照)。
また、同様の目的を達成するものとして、2つのガイドローラー間に配設した折曲ローラーに、その一端部から所定寸法だけ張出すように巻心に巻き回した粘着テープの粘着面を巻き掛け、この状態で粘着テープの自由端を繰出し、2つのガイドローラーにより粘着テープに張力を発生させ、粘着テープを折曲ローラー方向に押し付けて粘着面方向に折曲げ、こうして粘着テープの自由端を繰出す力を利用して折曲げられた粘着テープの張出部分と接触する折返ガイドにより粘着テープをさらに折曲げるようにして粘着面同士を張合わせ、その幅方向の一端部に接着に寄与しない折返部を形成する「粘着テープの折返部形成装置」も発表された(特許文献2参照)。
特開平7−304551号公報
特開2003−118926号公報
特許文献1に記載のカッターにおいては、粘着テープの粘着面が粘着する密着片とカッター刃先面との間に所定の間隔を設け、この間隔面上に粘着テープを張り渡し、クイックコイルバネにより前記間隔を保持するようにカッター刃先面を偏倚している刃先面の作動片を、当該コイルバネの偏倚力に抗して密着片の方向へ押圧することにより粘着テープをループ状態となし、このループを指先でつまむことにより密着片とカッター刃先面との間に懸架されたテープの粘着面同士を折曲状態に粘着してタブ部分を形成し、この折曲状態となったテープの部分を所用の長さだけ引出して使用するものである。このため、特許文献1に記載の装置においては、粘着テープをループ状態に形成するためカッター刃先面をテープ密着片から所定距離だけ引き離すように偏倚しているクイックコイルバネが必須の要素となっており、このため構造が複雑になり、また、当該クイックコイルバネが破損したりまたはバネ強度が弱まると装置全体が全く機能しなくなり、更に、カッター刃先面は粘着テープをそこに粘着保持してループを形成するということが主たる機能であり、粘着テープを切断するという機能が従であるため、ループを形成することなく粘着テープの粘着面全面を使用したい場合の粘着テープの使用特に当該テープの切断が極めて困難であるという課題があった。
更にまた、特許文献2に記載の装置においては、粘着テープの粘着面を強制的に擦ることになり、粘着作用によりその作動が間欠的となり、従って円滑な動作が出来ず、更にある程度時間を経過した後に再度作動させようとするときには、しばしば粘着面が完全に折曲ローラーに粘着して起動が出来ないこともある。さらにまた、この装置においては粘着テープの幅方向の一端部を折曲げることにより粘着テープの長手方向にそって非粘着部分を形成するものである。そのため、粘着面積が少なくなりテープの粘着力が弱まり容易に剥離し易くなり、また粘着テープが強制的な変形運動を受けるためしばしばテープ自体に皺が発生することがある。また、粘着テープを仮留め作業に使用し当該仮留め作業終了後に、使用した粘着テープを剥離する際に便利なループ状のつまみを形成することは出来ず、従ってこの装置は、前述のような仮留め作業に使用するということには不向きである。
本発明の粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサーは、スタンド部と、カッター部と、ベース部と、を有しており、スタンド部が、ロール状粘着テープを回転自在に保持しており、カッター部が、粘着テープの粘着面を粘着保持する上面を有している固定テープ受部材と、粘着テープの粘着面を粘着保持する上面を有している可動テープ受部材と、粘着テープを所望の長さに切断するカッター部材と、を有しており、可動テープ受部材が回動軸周りにおいて固定テープ受部材に対して接離自在に取り付けてあり、可動テープ受部材とカッター部材とが連動して移動可能となっており、かつ該可動テープ受部材及びカッター部材の重心位置が前記回動軸に関して常にスタンド部側から離れる方向に位置しており、該可動テープ受部材及びカッター部材の前記回動軸周りにおいてスタンド部側から離れる方向に移動する移動量を制限するため手段を設けてある。
本発明においては、固定位置にある固定テープ受部材とそこから所定距離だけ離れて回動自在に設けてある可動テープ受部材との間にテープを掛け渡し、その後、可動テープ受部材を固定テープ受部材側に接近させることによりテープをループ状に変形し容易に折曲タブを成形出来る。このとき可動テープ受部材が常に自由に初期位置へ偏倚しかつ復帰するので折曲タブ成形作業が極めて容易であり、またテープを切断するカッター部材が可動テープ受部材と同期して移動するので、必要な長さの仮留め用テープを迅速に提供することが出来るのである。また仮留め作業が完了し、当該仮留め作業において使用した仮留め用粘着テープを被仮留め部材から剥離する剥離作業に際して、仮留め用に使用した切断粘着テープには予め折曲タブが形成されているため、不要になった仮留め用粘着テープを剥離する場合には、初めに、当該仮留め用に使用した切断粘着テープから折曲タブを立上げ、この折曲タブを摘み上げる。次いで、この折曲タブを上方に静かに持上げ、当該テープにおける粘着部分の短い部分を剥離する。その後、粘着部分の長い部分を剥離することにより、容易にテープの剥離を完了出来る。このため被仮留め部材の損傷が最小限で済み、更に、剥離作業が短時間で完了出来る利点がある。これまでは、使用したテープの端部を探し出しては鋭利な道具でもってその端部を引上げながら当該仮留め用粘着テープを被仮留め部材から剥離していた。しかしこのような作業は極めて根気の要る作業であり、しばしば被仮留め部材の面を損傷することがあった。本発明はそのような課題を完全に解消している。
本発明の切断接着テープによれば、折曲タブの一方(図5において右側)には可動テープ受部材とカッター部材との間の寸法に対応する長さを有する短い粘着テープがあり、他方(図5において左側)に長い粘着テープがある。このため、短い粘着テープの部分が、意図しないときに不用意に仮留め部が剥離することを防止することが出来るのである。もし、切断接着テープにおいて、この短い粘着テープ部分を必要とせず、図6に示すように、テープの端部に直接折曲タブ部分を形成したい場合には、図2のループ状の盛り上がったテープを互いに接近するように押し込みながら可動テープ受部材の上面に粘着しているテープを上方に引剥がし、この可動テープ受部材の上面から引剥がしたテープの粘着面を更にロール状粘着テープから引出したテープの粘着面に対して接着することにより可動テープ受部材とカッター部材との間の粘着テープが全て折曲タブ部分として形成されることになる。また、折曲タブを必要としない場合には、テープを必要な長さだけ引出してカッター部材で所望の長さに切断することも出来る。
粘着テープを、特に、仮留め作業及びその後の剥離作業に有利なように所定の長さに切断するときその先端部付近に極めて簡便な手段によりタブ状の折曲げ形態の摘み即ち折曲タブを形成することが出来る粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサーを提供する。
図1〜図6は第1の実施例について開示している。図1は本発明にかかる粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー10の全体側方断面図を示している。このデイスペンサー10は、スタンド部12と、カッター部14と、ベース部16と、により構成されている。スタンド部12は、後述する粘着テープ22を支承するもので、ベース部16の両側より垂直に立ち上がっている一対の壁部18(図1においては一方の壁部のみを破線で示している)から構成されており、これらの壁部18には上方から下方にほぼ垂直に伸びているU字形の切り溝20が設けてある。なお、図示した一対の壁部18及び切り溝20の形状及び寸法等は単なる例示であり使用に際して適宜変更され得るものである。また、図示した切り溝20は、上下に伸張する真直ぐな溝となっているが、当業者に明らかなように、当該溝20の下端部をカッター部14の方向へほぼ直角に伸ばしたL字形状の溝とすることにより、使用中にロール状粘着テープ22を当該溝20から抜け出しにくくすることも可能である。スタンド部12は、片面に粘着材を付与しコア部材の外周面にロール状に巻回したそれ自体公知のロール状粘着テープ22を図示の位置に回転自在に配設するための粘着テープ立脚部を提供している。ロール状に巻回した粘着テープ22をスタンド部12に適切に配設するため、例えば、粘着テープ22が巻回しているコア部材の内周面側にテープホルダー24を組み込む。テープホルダー24は、例えば図3に示すように、ロール状粘着テープ22の内側のコア部材内周面に嵌合する嵌合部26と、当該嵌合部26の一側に形成されておりロール状粘着テープ22が嵌合部26から抜け出ないように当該テープの外径よりも大きい直径を有しており当該テープ22の一側を保持している拡径フランジ28と、当該嵌合部26の中心部に配置されている回転軸30と、嵌合部26と回転軸30とを連結している複数のスポーク(図示なし)と、により構成され、好ましくはこれらの部材26、28、30等は一体的に形成され得る。これによりテープホルダー24に嵌合保持されたロール状粘着テープ22は、テープホルダー24の回転軸30をスタンド部12のU字形切り溝20内に配設することにより、適切にスタンド部12の切り溝20内に回転自在に設置されるのである。もし必要なら、スタンド部12の切り溝20内に回転自在に設置された回転軸30が切り溝20から容易に抜け出さないように、図3に示すように、スタンド部12へ対して回転軸30をナット等の締付具により締め付けることも可能である。勿論切り溝20をL字形状に形成することにより回転軸30の抜出しを防止出来ることは前述した通りである。
ベース部16の底部には、粘着テープを分与する際にデイスペンサー10が容易に倒れることがないよう安定性を図るために適当な錘32が配置され得る。勿論、デイスペンサー10全体を多少重量のある材料により形成することにより安定性を担保することも出来、そのような場合には特に錘32を配置する必要が無いことは当業者に明らかである。
カッター部14は、スタンド部12に適切にセットされたロール状粘着テープ22を回転軸30周りに回転し、粘着テープ22を巻き戻しながら必要な長さだけ引出した後に、当該テープ22を所定長に切断するテープ切断部である。しかしながら、本発明におけるカッター部14は単に粘着テープ22を所定長に切断するのみならず、例えば包装紙等を仮留めするために粘着テープ22を仮留め要素として使用した場合、使用後に、その仮留め要素として使用した粘着テープを被仮留め部材である包装紙等から剥離するときに便利なように、粘着テープを切断する前にテープの先端部に粘着効果のないタブ状の摘み即ち折曲タブを形成することが出来る機能を有しているものである。
このため、本発明のカッター部14は、ベース部16の両側より垂直に立ち上がっている一対の壁部34(図1においては一方の壁部のみを破線で示している)と、該一対の壁部34間に配置され下面がベース部16へ固定されかつ前後方向(図1においては左右方向)の両端が折曲げられている折曲部材36と、該折曲部材36から上方に伸張しており上端部においてロール状粘着テープ22から巻戻される粘着テープの粘着面を粘着保持する固定テープ受部材38と、該固定テープ受部材38から(図1において右方に)所定の距離だけ離れており上端部においてロール状粘着テープ22から巻戻される粘着テープの粘着面を粘着保持する可動テープ受部材40と、可動テープ受部材40と連動して移動可能でかつテープ22を所定の位置にて切断するカッター部材42と、を有している。
ベース部16の両側より垂直に立ち上がっている一対の壁部34は、ベース部16と一体に形成することも出来る。また、壁部34はその形状を適宜変更することも出来、例えば、折曲部材36の全体を覆うような長い形状とすることも出来る。この一対の壁部34には両者を貫通する孔44が形成されている。
該一対の壁部34間に配置され下面がベース部16へ固定されかつ両端が折曲げられている折曲部材36は、例えば薄い金属板部材又はプラスチック板部材等に形成されることが出来、またある場合には、ベース部16又は壁部34と一体に形成されることも出来る。
固定テープ受部材38は、図示の例では、折曲部材36から別体として伸張しているが、折曲部材36と一体に形成することも出来るし、また壁部34又はベース部16から一体として又は別体として伸張するように構成することも出来る。また、固定テープ受部材38の上端部はテープ側に向かって傾斜しており、ロール状態から巻戻される粘着テープ22を適切に受け入れることが出来るようにしてあり、更にその上端面には粘着テープ22の粘着面を適切に粘着保持し更には該粘着保持面を適切に遊離出来るようにするため適当なローレットが形成されていることが望ましい。なお、該固定テープ受部材38の長さはテープの巻戻し作業及び切断作業が容易な長さとなっている。
可動テープ受部材40は、図示の例では、壁部34へ形成した孔44に回転自在に嵌合している回動軸45へ対して装着され、該壁部34に対して回転可能となっているが、前述のように壁部34をベース部16と一体に形成した場合には可動テープ受部材40を有する回動軸45はベース部16に設けた孔44に回動自在に嵌合することになる。また、孔44は図示の例では単に丸穴で示しており、ここに嵌合する回動軸45が容易に抜けないようにその両端をナット等の締具に締め付けている(図4参照)。しかしながら、例えば、図1において破線で示すように孔44が(図1において下端部が左方に伸張する)L形状の溝の先端部に形成されるようにすれば、締具は必要ない。なお、可動テープ受部材40と回動軸45とは一体に形成されることも出来るし、可動テープ受部材40を回動軸45に対して回転自在に装着する事も出来るであろう。また、可動テープ受部材40の上端部には粘着テープ22の粘着面を適切に粘着保持し更には該粘着保持面を適切に遊離出来るようにするため適当なローレットが形成されていることが望ましい。なお、該可動テープ受部材40の長さは固定テープ受部材38と同様にテープの巻戻し作業及び切断作業が容易な長さとなっている。
カッター部材42は、上方に向かって伸びているその先端部に切断用鋸歯(図4参照)が形成されており、テープ22を適切な位置にて切断出来るようになっている。このカッター部材42は好ましくは可動テープ受部材40と一緒に運動出来るように該可動テープ受部材40に対して固定されている。図示の例では、カッター部材42は連結部材46を介して可動テープ受部材40に対して固着されている。しかし、可動テープ受部材40と連結部材46とカッター部材42とは例えば合成樹脂により一体成形することも出来る。ここで、可動テープ受部材40及びカッター部材42は回動軸45周りにおいて固定テープ受部材38に対して接近したりそこから離脱したりすることが出来る。即ち固定テープ受部材38に対して離脱自在に取り付けてあるのである。また、カッター部材42及び可動テープ受部材40の重心位置は、常に孔44に嵌合している回動軸45の前方方向(図1において右側方向)に位置し、このため、カッター部材42と可動テープ受部材40は、常に図1に示す正常位置に停止しかつそこへ復帰することが出来る。従って、カッター部材42及び可動テープ受部材40が図2に示す位置に至っても、重力作用によりカッター部材42及び可動テープ受部材40は容易に図1に示す状態に復帰しそこへ停止するのである。ここで、カッター部材42及び可動テープ受部材40の時計方向の回転は、カッター部材42の下端部が折曲部材36に接触する位置にて停止される。なお、カッター部材42と可動テープ受部材40とを例え合成樹脂素材により一体に成形するものとすれば、カッター部材42と可動テープ受部材40とを連結している連結部材46は不要となる。
また、固定テープ受部材38を直接ベース部16から立上げ、更にカッター部材42を図示の例よりも長く形成し、可動テープ受部材40が回動軸45周りを時計方向に回転したときに、該カッター部材42の下端部が直接ベース部16へ接するようにすれば、該可動テープ受部材40及びカッター部材42の前記回動軸45周りにおいてスタンド部12側から離れる方向に移動する移動量を制限するため手段として機能している折曲部材36は不要となる。
次に本発明の作用について述べる。初めに本件デイスペンサー10のスタンド部12へ適切に装着したロール状粘着テープ22の外周部からテープ端部を引出すと、片面に粘着材を付与されたテープ22が、図1において、粘着材が付与された粘着面を下側にした状態で引出される。固定テープ受部材38及び可動テープ受部材40の上端部を介してテープ22を所定の長さだけ引出した後、テープ22の端部をカッター部材42で切断する。このとき、可動テープ受部材40及びカッター部材42は、図1に示すような、回動軸45周りに固定テープ受部材38から最も離れた正常位置まで移動しており、テープ22は、固定テープ受部材38の上面、可動テープ受部材40の上面、及びカッター部材42まで伸張し、かつ固定テープ受部材38の上面及び可動テープ受部材40の上面にテープの粘着面が粘着保持された状態となって緊張している。この状態にてカッター部材42の背面(図1にて右側面)を図2において矢印48にて示す方向へ押し込む。このため可動テープ受部材40及びカッター部材42は一体となって回動軸45の周りに反時計方向に回転し固定テープ受部材38の方に接近する。このため、可動テープ受部材40の上面に粘着しているテープ22の部分が、図2に示すように、固定テープ受部材38の上面に粘着しているテープ22の部分に接近し、固定テープ受部材38の上面に粘着しているテープ22と可動テープ受部材40の上面に粘着しているテープ22との間のテープ部分が粘着面側を互いに近接するようにして上方にループ状に盛り上がる。これは、ロール状粘着テープ22から離れる方向へ向かって上方へ傾斜している固定テープ受部材38の上面と可動テープ受部材40の上面にそれぞれ緊張状態で粘着保持されているテープ22が互いに接近する方向へ移動するため、固定テープ受部材38と可動テープ受部材40との間のテープ22が固定テープ受部材38の上面に形成された斜面の方向に向かって上方に押し上げられるからである。もし必要なら、可動テープ受部材40の上端部に、固定テープ受部材38の上端部の傾斜方向と反対の方向に、図1において、左側縁が高く右側縁が低くなるような傾斜面を付すようにすれば、更に上記テープの盛り上がり効果が顕著となる。
その後、こうして粘着面を内側にしてループ状に盛り上がったテープ22の盛り上がり部(図2参照)を指先で摘み押さえ込む。このため、テープの粘着面同士が互いに接近しかつ粘着し、折曲タブ49(図5参照)が形成される。次いで、この折曲タブ49を摘み、テープ22を上方に持上げてテープ22の粘着面を固定テープ受部材38及び可動テープ受部材40のそれぞれの上面から引き剥がす。テープ22の粘着面が可動テープ受部材40の上面から離れると、可動テープ受部材40とカッター部材42とは重心位置の関係で図2の位置から直ちに図1の正常位置まで復帰する。可動テープ受部材40とカッター部材42とが図1に示す正常位置まで復帰した後、テープを更に所定の長さだけ引出してその末端部をカッター部材42で切断し、図5に示すような一端部付近に折曲タブ49を有する所定の長さを有している仮留め用の切断接着テープ50が形成される。この切断接着テープ50は例えば包装紙等の仮留め作業において通常の接着テープの使用と同様の手順で極めて有用に使用される。折曲タブ49は完全に粘着面が接合している。このため、仮留め作業において、当該折曲タブ49が広がって仮留め部分の位置変動が発生するような心配はなく、折曲タブ49が存在しない所定長さの粘着テープとして使用され得るのである。
仮留め作業が完了した場合には、当該作業にて使用した仮留め用接着テープ50を被仮留め部材から剥離する必要がある。この剥離作業のとき、これまでは、使用したテープの端部を探し出しては鋭利な道具でもってその端部を引上げながら当該仮留め用接着テープ50を被仮留め部材から剥離していた。しかしこのような作業は極めて根気の要る作業であり、しばしば被仮留め部材の面を損傷することがあった。しかしながら、本発明によれば、仮留め用に使用した切断接着テープ50には予め折曲タブ49が形成されており、不要になった仮留め用接着テープを剥離する場合には、初めに、当該仮留め用に使用した切断接着テープ50から折曲タブ49を立上げ、この折曲タブ49を摘み上げる。次いで、この折曲タブ49を上方に静かに持上げ、当該テープ50における粘着部分の短い部分(図5において折曲タブ49の右側部分)を剥離する。その後、連続して粘着部分の長い部分(図5において折曲タブ49の左側部分)を剥離する。このような剥離作業では、折曲タブ49を摘んで作業するため、必要に応じて折曲タブ49を左右に揺らしながら剥離作業が出来るため、被仮留め部材の損傷が最小限で済み、更に、剥離作業が短時間で完了出来る利点がある。
なお、折曲タブ49の成形を必要とすることなくテープを所定長に切断する場合には、従来と同様に、当初から所定の長さだけテープを引出し、図1に示す位置にあるカッター部材42で切断して使用すればよい。
本発明の切断接着テープ50によれば、図5に示すように、折曲タブ49の一方(図5において右側)には可動テープ受部材40とカッター部材42との間の寸法に対応する長さを有する短い粘着テープがあり、他方(図5において左側)には長い粘着テープがある。ここで、短い粘着テープの部分は、意図しないときに不用意に仮留め部が剥離することを防止する機能を提供している。しかし、もし、切断接着テープにおいて、この短い粘着テープ部分を必要とせず、図6に示すように、テープの一端部全体に所定長の折曲タブ部分52を形成したい場合には、図2においてループ状の盛り上がったテープを互いに接近するように押し込みながら可動テープ受部材40の上面に粘着しているテープを上方に引剥がし、この可動テープ受部材40の上面から引剥がしたテープの粘着面を更にロール状粘着テープ22から引出したテープの粘着面に対して接着することにより可動テープ受部材40とカッター部材42との間の粘着テープが全て折曲タブ部分52として形成されることになる。
図7〜図11は第2の実施例について開示している。第2の実施例は全体的には実質的に第1の実施例と同様の構成を有しており、実際にはカッター部の構成のみが幾分異なっている。よって、実施例2に関する図においては当該カッター部のみを示し、かつ、以下に述べる第2の実施例においては第1の実施例において使用した部材と同様の部材には第1の実施例の番号に符号aを付して述べる。第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、第2の実施例における固定テープ受部材38aがベース部(図示無し)に直接固定されていること、可動テープ受部材40aが該固定テープ受部材38aへ対して回動軸45aを介して枢着されていること、該可動テープ受部材40aの常態位置が、第1実施例においてはカッター部材42が例えば折曲部材36に衝接することにより位置決めされていたが、第2実施例においては可動テープ受部材40aが直接制限部材60へ衝接することにより制限されていること、の諸点である。以下に詳述する。
第2の実施例においては、固定テープ受部材38aが、図示していないベース部に直接固定されている。ここでベース部は図1〜図4に示すベース部16と同様の構成及び機能を提供しているものである。このため、実施例2の構成においては実施例1における折曲部材36は不要となっている。なお、固定テープ受部材38aの上面には実施例1と同様に適当なローレットが施されていることが望ましい。
また、実施例2においては、可動テープ受部材40aが該固定テープ受部材38aへ対して回動軸45aにより枢着されている。このため、実施例1におけるようなベース部16から立ち上がっている壁部34は不要である。ここで、当該可動テープ受部材40aの上面には実施例1と同様に適当なローレットが施されていることが望ましい。また、この可動テープ受部材40aの後方側面には、L字形状を有しているカッター部材42aが装着されている。このカッター部材42aは例えば薄い金属板から構成されており、L字形状の上端部分に図4に示すと同様の鋸歯状の切断要素(図示無し)を具備している。カッター部材42aは可動テープ受部材40aの枢動運動に連動して移動する。勿論カッター部材42aは可動テープ受部材40aと同様の例えば合成樹脂により一体形成するも可能である。ここで、可動テープ受部材40a及びカッター部材42aの重心位置が常に回動軸45aの前方(図7において右方)に位置するように可動テープ受部材40a及びカッター部材42aの形状が形成されている。これにより可動テープ受部材40a及びカッター部材42aは、図7に示すような正常位置では、常に回動軸45a周りに右方向に偏倚した位置に存しており、また図9に示すように可動テープ受部材40a及びカッター部材42aが最も回転軸30a周りに左方に偏倚した場合にもその重心位置が回転軸30aの左方に移動することが無いように配慮されており、これにより可動テープ受部材40a及びカッター部材42aは常に初期位置へ復帰出来るのである。
また、実施例1においては、可動テープ受部材40の静止常態位置はカッター部材42が例えば折曲部材36に衝接することにより特定されていたが、実施例2においては可動テープ受部材40aが直接制限部材60へ衝接することにより特定されているのである。ここで、制限部材60は好ましくはばね部材により構成されている。この制限部材60の下端部は図示していないベース部にねじ手段又は嵌め込み手段その他の適当な手段により固着されており、一方、上端部は円形成分を構成するように形成されており、この円形成分が可動テープ受部材40aの右側面に弾性接触している。
次に実施例2に関する作用について述べる。この実施例の作用は先に述べた実施例1の作用と本質的に同一であるので、特に実施例2に特有の部分についてのみ詳述する。デイスペンサーのスタンド部へ適切に装着したロール状粘着テープの外周部からテープ端部を引出すと、片面に粘着材を付与されたテープ22aが、図7において、粘着材が付与された粘着面を下側にした状態で引出される。固定テープ受部材38a、可動テープ受部材40aを介してテープ22aを所定の長さだけ引出した後、テープ22aの端部をカッター部材42aで切断する。このとき、可動テープ受部材40a及びカッター部材42aは、図7に示すように、回動軸45a周りにおいて固定テープ受部材38aから最も離れた位置まで移動しており、テープ22aは、固定テープ受部材38aの上面及び可動テープ受部材40aの上面にテープの粘着面が粘着保持された状態となって緊張している。更に、テープ22aの端部をカッター部材42aで切断するためテープ22aをカッター部材42aの切断端へ押圧したときカッター部材42aを介して可動テープ受部材40aが制限部材60を弾性的に押圧する。この状態にてカッター部材42aの背面(図7にて右側面)を図8において矢印48aにて示す方向へ押し込む。このため可動テープ受部材40a及びカッター部材42aは一体となって回動軸45aの周りに反時計方向に回転し固定テープ受部材38aの方に接近する。このとき、可動テープ受部材40aは前記制限部材60の弾性反力により極めて円滑に矢印48aの方向へ移動出来るのである。この結果、図2に関して述べたように、可動テープ受部材40aの上面に粘着しているテープ22aの部分が、固定テープ受部材38aの上面に粘着しているテープ22aの部分に接近し、固定テープ受部材38aの上面に粘着しているテープ22aと可動テープ受部材40aの上面に粘着しているテープ22aとの間のテープ部分が粘着面側を互いに近接するようにして上方にループ状に盛り上がる。これは、ロール状粘着テープ22aから離れる方向へ向かって上方へ傾斜している固定テープ受部材38aの上面と可動テープ受部材40aの上面にそれぞれ緊張状態で粘着保持されているテープ22aが互いに接近する方向へ移動するため、固定テープ受部材38aと可動テープ受部材40aとの間のテープ22aが固定テープ受部材38aの上面に形成された斜面の方向に向かって上方に押し上げられるからである。実施例1の場合と同様に、もし必要なら、可動テープ受部材40aの上端部に、固定テープ受部材38aの上端部の傾斜方向と反対の方向に、図9において、左側縁が高く右側縁が低くなるような傾斜面を付すようにすれば、更に上記テープの盛り上がり効果が顕著となる。
その後、ループ状に盛り上がったテープ22aの盛り上がり部(図9参照)を指先で摘み押さえ、折曲タブ49a(図10参照)が形成される。次いで、この折タブ49aを摘み、テープ22aを上方に持上げてテープ22aを固定テープ受部材38a及び可動テープ受部材40aから引き剥がす。テープ22aが可動テープ受部材40aから離れると、可動テープ受部材40aとカッター部材42aとは重心位置の関係で図9の位置から直ちに図7の位置まで復帰する。その後、テープを更に所定の長さだけ引出してその末端部をカッター部材42aで切断し、図10に示すような一端部付近に折曲タブ49aを有する所定の長さを有している切断接着テープ50aが形成される。この切断接着テープ50aは例えば包装紙等の仮留め作業において通常の接着テープの使用と同様の手順で極めて有用に使用される。
仮留め作業が完了し、当該仮留め用粘着テープを被仮留め部材から剥離するとき、当該仮留め用に使用した切断粘着テープ50aから折曲タブ49aを立上げ、この折曲タブ49aを摘み上げ、次いで、この折曲タブ49aを上方に静かに持上げ、当該テープ50aにおける粘着部分の短い部分を剥離する。その後、連続して粘着部分の長い部分を剥離する。このような剥離作業では、折曲タブ49aを摘んで作業するため、必要に応じて折曲タブ49aを左右に揺らしながら剥離作業が出来るため、被仮留め部材の損傷が最小限で済み、更に、剥離作業が短時間で完了出来る利点がある。
もし、折曲タブ49aの成形を必要とすることなくテープを所定長に切断する場合には、図11に破線で示すように、当初から所定の長さだけテープを引出し、図11に示す位置にあるカッター部材42aで切断して使用すればよい。
デパート、ドラッグストア、スーパーマーケットその他の商品包装現場、更には会社、工場、その他各種の軽作業組立現場等における仮留め手段として粘着テープは広く使用されている。しかして、仮留め終了後に当該粘着テープを剥離したい時に、当該テープに折曲タブが形成されていると非常に便利である。この発明は極めて簡潔な機構により確実に折曲タブを形成することが出来、更にかかる折曲タブを備えた粘着テープを簡単に所望の長さに切断出来るデイスペンサーを提供する。
本発明の実施態様は、次のとおりである。
1.粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー10であって、スタンド部12と、カッター部14と、ベース部16と、を有しており、
スタンド部12が、ロール状粘着テープ22を回転自在に保持しており、
カッター部14が、粘着テープ22の粘着面を粘着保持する上面を有している固定テープ受部材38と、粘着テープ22の粘着面を粘着保持する上面を有している可動テープ受部材40と、粘着テープ22を所望の長さに切断するカッター部材42と、を有しており、
可動テープ受部材40が回動軸45周りにおいて固定テープ受部材38に対して接離自在に取り付けてあり、
可動テープ受部材40とカッター部材42とが連動して移動可能となっており、かつ該可動テープ受部材40及びカッター部材42の重心位置が前記回動軸45に関して常にスタンド部12側から離れる方向に位置しており、該可動テープ受部材40及びカッター部材42の前記回動軸45周りにおいてスタンド部12側から離れる方向に移動する移動量を制限するため手段が設けてあることを特徴とする粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー10。
2.固定テープ受部材38の前記上面と可動テープ受部材40の前記上面が、互いに接近可能な側縁から他方に向かって下方に傾斜している斜面によって構成され、かつ各斜面にはローレットが付与されていることを特徴とする上記1に記載の粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー10。
1.粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー10であって、スタンド部12と、カッター部14と、ベース部16と、を有しており、
スタンド部12が、ロール状粘着テープ22を回転自在に保持しており、
カッター部14が、粘着テープ22の粘着面を粘着保持する上面を有している固定テープ受部材38と、粘着テープ22の粘着面を粘着保持する上面を有している可動テープ受部材40と、粘着テープ22を所望の長さに切断するカッター部材42と、を有しており、
可動テープ受部材40が回動軸45周りにおいて固定テープ受部材38に対して接離自在に取り付けてあり、
可動テープ受部材40とカッター部材42とが連動して移動可能となっており、かつ該可動テープ受部材40及びカッター部材42の重心位置が前記回動軸45に関して常にスタンド部12側から離れる方向に位置しており、該可動テープ受部材40及びカッター部材42の前記回動軸45周りにおいてスタンド部12側から離れる方向に移動する移動量を制限するため手段が設けてあることを特徴とする粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー10。
2.固定テープ受部材38の前記上面と可動テープ受部材40の前記上面が、互いに接近可能な側縁から他方に向かって下方に傾斜している斜面によって構成され、かつ各斜面にはローレットが付与されていることを特徴とする上記1に記載の粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー10。
10 デイスペンサー 12 スタンド部
14 カッター部 16 ベース部
18 壁部 20 切り溝
22 ロール状粘着テープ 24 テープホルダー
26 嵌合部 28 拡径フランジ
30 回転軸 32 錘
34 壁部 36 折曲部材
38 固定テープ受部材 40 可動テープ受部材
42 カッター部材 44 孔
45 回動軸 46 連結部材 49 折曲タブ 50 切断接着テープ
52 折曲タブ部分 60 制限部材
14 カッター部 16 ベース部
18 壁部 20 切り溝
22 ロール状粘着テープ 24 テープホルダー
26 嵌合部 28 拡径フランジ
30 回転軸 32 錘
34 壁部 36 折曲部材
38 固定テープ受部材 40 可動テープ受部材
42 カッター部材 44 孔
45 回動軸 46 連結部材 49 折曲タブ 50 切断接着テープ
52 折曲タブ部分 60 制限部材
Claims (2)
- 粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサーであって、スタンド部と、カッター部と、ベース部と、を有しており、
スタンド部が、ロール状粘着テープを回転自在に保持しており、
カッター部が、粘着テープの粘着面を粘着保持する上面を有している固定テープ受部材と、粘着テープの粘着面を粘着保持する上面を有している可動テープ受部材40と、粘着テープを所望の長さに切断するカッター部材と、を有しており、
可動テープ受部材が回動軸周りにおいて固定テープ受部材に対して接離自在に取り付けてあり、
可動テープ受部材とカッター部材とが連動して移動可能となっており、かつ該可動テープ受部材及びカッター部材の重心位置が前記回動軸に関して常にスタンド部側から離れる方向に位置しており、該可動テープ受部材及びカッター部材の前記回動軸周りにおいてスタンド部側から離れる方向に移動する移動量を制限するため手段が設けてあることを特徴とする粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー。 - 固定テープ受部材の前記上面と可動テープ受部材の前記上面が、互いに接近可能な側縁から他方に向かって下方に傾斜している斜面によって構成され、かつ各斜面にはローレットが付与されていることを特徴とする請求項1に記載の粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004165923A JP2005343642A (ja) | 2004-06-03 | 2004-06-03 | 粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004165923A JP2005343642A (ja) | 2004-06-03 | 2004-06-03 | 粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005343642A true JP2005343642A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35496371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004165923A Pending JP2005343642A (ja) | 2004-06-03 | 2004-06-03 | 粘着テープの先端折曲部形成用デイスペンサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005343642A (ja) |
-
2004
- 2004-06-03 JP JP2004165923A patent/JP2005343642A/ja active Pending
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