JP3095907U - 粘着テープカッター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品からの剥離が容易な粘着テープの切断を
可能にし、その切断を指などが負傷することなく安全に
行えるようにする。 【解決手段】 カッター部材１０をカッター刃１０ａが
上端に形成された弾性板とし、弾性板の粘着テープ巻付
体３側に粘着テープ２を引き出しながらカッター刃１０
ａ方向に案内するロールガイド9を設け、カッター部材
１０のテープ引き出し方向側に、カッター部材１０の変
形量を規制するストッパ12を備える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ロール状に巻回されている粘着テープを所定量引き出して切断し、 物品の貼り付け等に使用するための粘着テープカッターに関する。

【０００２】

【従来の技術】

粘着テープは、布、セロファン紙、クラフト紙、ビニールシートなどの基材の 一面または両面にゴムや合成樹脂を主剤とする粘着剤を塗布した透明、半透明或 いは不透明なテープである。また、この粘着テープは円筒状の粘着テープ巻付体 にロール状に一定量巻回されて、販売および利用される。 この粘着テープを使用する場合には、粘着テープ巻付体から粘着テープの一端 を引き出して必要とする長さで切断する。この切断を容易にするために、従来か ら、粘着テープカッターが広く用いられている。

【０００３】 従来の粘着テープカッターは、図６に示すように、粘着テープ２を回転自在に 支持するケース台１と、このケース台１に着脱自在に取り付けられている粘着テ ープ巻付体３と、この粘着テープ巻付体３を回転可能に装着する回転体４と、巻 装されている粘着テープ２を取り出し方向に引いて回転させて粘着テープを切断 するカッター５とを備えている。

【０００４】 この粘着テープカッターは、粘着テープ２の先端を摘まんで引くと、粘着テー プ巻付体3が回転体４の回転でテープ２は引出される。次に、見込みをつけた粘 着テープ２の所定長さの位置を、カッター部材５のカッター刃５ａに当てる。そ して、摘まんだ粘着テープ２をカッター刃５ａの下方へ引きおろす。この手順に より、粘着テープ２はカッター刃５ａに当たった位置で速やかに切断される。

【０００５】 したがって、鋏やカッターナイフなどの道具を必要としないで、また面倒な操 作をすることなく、粘着テープ２を必要とする長さに簡単、迅速に切断すること ができる。

【０００６】

【考案が解決しょうとする課題】

しかしながら、このような従来の粘着テープカッターで切断された粘着テープ ２は、その基材が薄くかつ基材の片面全体に粘着剤が塗布されているため、貼り 付けられたのち、物品などから粘着テープを剥がし取る作業が極めて面倒である 。通常、指の爪で粘着テープの先端を掻き起こすという方法が採られるが、指や つめを痛めることがある。また、カッターナイフで削り取る方法も採られている が、物品自体に傷をつけてしまう。さらに、粘着テープの引き出し時にカッター 刃に指が触れ易いため、このカッター刃による指や爪の負傷が多発していた。

【０００７】 本考案は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、貼り付け後の物品からの剥離を容易にするための粘着テープを、速やか にかつ指や爪などが負傷することなく安全に切断することができる粘着テープカ ッターを提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための解決手段】

前記目的を達成するために、請求項１の考案にかかる粘着テープカッターは、 透明、半透明或いは不透明の粘着テープを巻回した粘着テープ巻付体を回転自在 に支持するケース台と、該ケース台の前記粘着テープ巻付体の回転方向と平行な 回転軸溝に前記粘着テープ巻付体の回転軸を回転自在に軸承されているテープ回 転体と、前記粘着テープ巻付体より引出された粘着テープをカッター刃方向に送 るロール状のテープガイドと、該テープガイドに近接し、上部にカッター刃を備 えると共に前記粘着テープの引出し方向に扇動可能に形成されたカッター部材と 、該カッター部材の扇動量を規制するストッパーとを備えてなり、前記粘着テー プ切断後の前記カッター刃の反動で、該粘着テープ端部を前記テープガイド方向 に戻すことを特徴とする。

【０００９】 これにより、ロールガイドを通して粘着テープ巻付体から粘着テープをスムー スに引き出せる。この引き出しに続く粘着テープの切断操作力を利用して、スト ッパに当たるまでカッター部材を大きく撓ませ、このカッター部材の変形が止ま ったところで、スムーズに粘着テープを切断することができる。 この切断動作直後においては、カッター部材はカッター刃に粘着テープの切断 部を付けたまま、自身の弾発力により元の位置に復帰する。この復帰動作により 、カッター刃に付いている粘着テープの切断部が前記ロールガイド付近の粘着テ ープの粘着面に付着する。

【００１０】 このため、カッター刃上には、外面側が粘着層となっていない粘着テープのル ープが形成される。以後、このループを指で摘まんで粘着テープを前記同様に粘 着テープ巻付体から引き出し、さらに切断を行って、物品に貼り付けることがで きる。物品に貼り付けられた粘着テープのうちループの外面は物品に接着されな いので、そのループ部を指で摘まみ上げることにより、粘着テープの物品からの 引き剥がしが極めて容易になる。

【００１１】 また、請求項２の考案にかかる粘着テープカッターは、前記カッター部材は、 反発力のある弾性板で形成され、下端部が前記テープガイドの下部に固定され、 上部が扇動可能に配置されている。 これにより、カッター部材の全体を大きなストロークで撓ませることができる 。したがって、この粘着テープの緩みを大きくして、切断に続く前記ループの形 成を確実にすることができる。

【００１２】 また、請求項３の考案にかかる粘着テープカッターは、前記カッター部材が、 前記粘着テープの引出し方向に対して水平方向或いは垂直方向に駆動可能に取り 付けられている。 これにより、カッター刃上に作られる粘着テープの前記ループの形状やサイズ を任意に選定することができるとともに、カッター刃に指などを触れ難くするこ とができる。

【００１３】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を図面について説明する。図１は本考案の粘着テー プカッターを示す正面図ある。同図において、図６と同一部分は同一符号を付し て説明する。 この考案の粘着テープカッターは、透明、半透明或いは不透明の粘着テープ２ を巻回した粘着テープ巻付体３を回転自在に支持するケース台１と、このケース 台１に回転自在に装着されて、粘着テープ２が巻装された粘着テープ巻付体３を 装着して回転させる回転体４と、粘着テープ巻付体3より引出された粘着テープ2 をカッター刃方向に送るロール状のテープガイド9と、このテープガイド9に近接 し、上部にカッター刃１０aを備えると共に前記粘着テープ２の引出し方向に扇 動可能に形成されたカッター部材１０と、該カッター部材１０の扇動量を規制す るストッパー１２とを備えている。さらに、テープガイド9は、ケース台１の粘 着テープ2の引出方向に取り付けられいる。また、テープガイド9は、高さ位置を 調節できるレール部材６と、このレール部材６に沿って水平方向(図上、左右方 向)に移動可能で、その移動位置が調節可能な移動台７とを備えている。

【００１４】 また、この粘着テープカッターのテープガイト9とカツター部材１０は、前記 移動台７上には支柱８が立設されており、この支柱８の上端には水平軸を中心に 回転するロールガイド９が取り付けられている。このロールガイドは９は、粘着 剤に対して剥離性の強い材料により形成されることが望ましい。支柱８の前記回 転体４とは反対側の側面下部には、カッター部材１０の下端が取付具、例えばピ ン１１によって固定されている。カッター部材は、金属製や合成樹脂製の弾性部 材(弾性板)からなり、本実施例では金属製のばね板が用いられている。なお、こ のカッター部材１０の上端部には、のこぎり状のカッター刃１０ａが形成されて いる。

【００１５】 さらに、前記移動台７上であって、粘着テープ２の引き出し方向には、肉厚の 板状のストッパ１２が立設されている。このストッパ１２の上端には、粘着テー プの引き出し方向に低く傾斜する傾斜面１２ａが形成されている。 なお、ケース台１は内部に重量物を充填した例えばプラスチック製のケースか らなり、粘着テープ２としてはセロハンやクラフト紙などを基体とするものが用 いられる。回転体４は必ずしも円筒状である必要がなく、図示のように、８角筒 状としてもよい。

【００１６】 レール部材６は、移動台７を調整ねじ(図示しない)などによって位置調整自在 に支持しており、しかもレール部材６は同じく図示しない調整ねじによって、上 下方向に高さ(深さ)調節可能に支持されている。前記ロールガイド９とカッター 刃１０ａの高さは略等しく、ストッパ１２はカッター部材５が最大傾いたときの 高さより僅か低いかまたは略等しく形成されている。

【００１７】 このように、本考案は、ケース台１上に回転自在に装着されて、ロール状に巻 かれた粘着テープ２の粘着テープ巻付体３を支持する回転体4と、この回転体４ の回転によって粘着テープ巻付体３から引き出された粘着テープ2を切断するカ ッター部材１０とを備えた粘着テープカッターであって、前記カッター部材１０ は上端にカッター刃１０ａが形成された弾性板からなり、カッター部材１０の前 記粘着テープ巻付体３側には、引き出された粘着テープ2をカッター刃１０ａ方 向に案内するロールガイド9が設けられいる。カッター部材１０のテープ引き出 し方向側には、カッター部材１０の変形量を規制するストッパ１２が設けられた 構成を特徴としている。

【００１８】 次に、前記構成になる粘着テープカッターの動作について、図面を参照して説 明する。 まず、この粘着テープカッターを使用するにあたって、回転体４の外周に粘着 テープ２が巻装されている粘着テープ巻付体３を、図1に示すように装着する。 また、この回転体４の回転軸をケース台１の回転軸溝(図示せず)に回転自在に装 着し、粘着テープ２の一端を爪で剥がす。次に、剥がした部分を指で摘まんでス トッパ１２方向へ引き出す。

【００１９】 このとき、粘着テープ2の粘着面をロールガイド９の上に案内する。さらに、 切断しょうとする粘着テープ２の見込みをつけた部位を、図１に示すように、カ ッター部材１０のカッター刃１０ａの上に載せる。次に、このような状態におい て、摘まんでいる粘着テープ2の先端部を、図２に示すように、さらにストッパ １２の上を越えるようにして、引き出す。この動作によって、下端部がケース台 １側に固定されているカッター部材１０が、その固定部を中心に右方向に傾斜す る。

【００２０】 そして、さらに粘着テープ２を引き出すと、カッター部材１０が、図３に示す ように、ストッパ１２に当たる最大傾斜位置にくる。このとき、摘まんでいる粘 着テープ２の先端側を下方へ強い力で引き下げる。これにより、粘着テープ２は 切断刃に当たっている位置で大きなストレスを受けて切断される。

【００２１】 こうして粘着テープ２が切断されると、切り離されて残った粘着テープ２の切 断端は、まだカッター刃５ａ上に接着されている。しかし、このときはカッター 部材１０には既に前記引き出し力が作用していないので、このカッター部材１０ は自身の弾発力によって自動復帰(復元)動作する。つまり、カッター部材１０が 、図上において、これの固定部を中心に左方向に戻る。

【００２２】 このため、この自動復帰動作の過程で粘着テープ2はロールガイド９とカッタ ー刃５ａとの間で、図４に示すように、上方にループ状に持ち上がるように撓む 。そして、カッター部材１０が支柱８に最接近する位置付近で、カッター刃１０ ａ上の粘着テープ2端が、ループ状になった部位の粘着テープ2の粘着面(図上の 下面)に、図５に示すように、接触するとともに、密着する。

【００２３】 この粘着テープ２の密着によって、前記ループ状部はループ状(リング状)に繋 がる。このため、以後、粘着テープ２を切断して利用しょうとする場合には、そ のループ状部１３を指で摘まんで、前記同様に粘着テープ巻付体３から再び粘着 テープ２を引き出して、切断操作をすればよい。なお、ループ状部１３は指で摘 まむと、内側の粘着剤どうしが接着して平らになる。このようにして切断された 粘着テープ２は、次の物品の接着に利用される。

【００２４】 また、物品に接着された粘着テープ２を再びこの物品から引き剥がす場合には 、ループ状部１３の接着剤のない部分が外側に臨むため、物品に接着されること はない。したがって、このループ状部を指で摘まんで引き上げるだけで、簡単に 物品から粘着テープ２を引き剥がすことができる。

【００２５】 また、カッター部材１０は弾性板(ばね板)から構成され、仮に指がカッター刃 １０ａに触れても、カッター刃１０ａの全体が逃げるように変移または撓むこと によって、指に対する負荷が軽減され、傷を負うことを未然に回避できる。さら に、ストッパ１２はケース台１の先端に突出しており、指がカッター刃１０ａに 直接触れるのを避けるように作用するため、指の負傷をさらに確実に回避するこ とができる。

【００２６】

【考案の効果】

以上のように、本考案によれば、テープ切断後のカッター部材が弾発力で、テ ープ端部がロールガイド方向に戻ると、ループが形成される。ケース台上に回転 自在に装着されて、ロールガイド状に巻かれた粘着テープの粘着テープ巻付体を 支持する回転体と、この回転体の回転によって粘着テープ巻付体から引き出され た粘着テープを切断するカッター部材とを備えた粘着テープカッターであって、 前記カッター部材を上端にカッター刃が形成された弾性板から構成し、カッター 部材の前記粘着テープ巻付体側には、引き出された粘着テープをカッター刃方向 に案内するロールガイドを設け、カッター部材のテープ引き出し方向側には、カ ッター部材の変形量を規制するストッパを設けたので、ロールガイドの回転によ って粘着テープ巻付体から粘着テープをスムースに引き出すことができる。また 、粘着テープの切断操作力を利用して、カッター部材の変形が規制された位置で 、スムーズに粘着テープを切断することができる。

【００２７】 また、この切断動作後のカッター部材の復帰動作時に、カッター刃上に、内面 が粘着層となっている粘着テープのループ部分を形成することができる。したが って、このループ部分を指で摘まんで粘着テープ巻付体から容易に引き出すこと ができる。さらに、この粘着テープが切断されて、物品に貼り付けられても、ル ープ部分を摘むことにより、物品からの引き剥がしが容易に行える。また、指を 触れてもカッター部材は容易に撓むため、カッター刃により指や爪が負傷するこ とは少ない。

【００２８】 また、本考案によれば前記カッター部材を、下端部を中心に変形する弾性板か ら構成したことにより、カッター部材を大きなストロークで撓ませることができ 、粘着テープの切断時におけるループの形成を確実にすることができる。

【００２９】 さらに、前記カッター部材およびロールガイドを、回転支持体に対して水平方 向または／および垂直方向に移動自在に取り付けたことにより、カッター刃上に 作られる前記ループの形状やサイズを任意に選定することができるとともに、カ ッター刃に指などを触れ難くすることができるという効果が得られる。

【提出日】平成１５年４月２日（２００３．４．２）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１０

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１０】 このため、カッター刃上には、外面側が粘着層となっていない粘着テープのル ープが形成されたり、端部がそのまま残り引き出し易い状態が形成される。以後 、このループ或いはテープの端を指で摘まんで粘着テープを前記同様に粘着テー プ巻付体から引き出し、さらに切断を行って、物品に貼り付けることができる。 物品に貼り付けられた粘着テープのうちループの外面は物品に接着されないので 、そのループ部を指で摘まみ上げることにより、粘着テープの物品からの引き剥 がしが極めて容易になる。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２２

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２２】 このため、この自動復帰動作の過程で粘着テープ2はロールガイド９とカッター 刃５ａとの間で、図４に示すように、上方にループ状に持ち上がるように撓む。 そして、カッター部材１０が支柱８に最接近する位置付近で、カッター刃１０ａ 上の粘着テープ2端が、そのまま端部が離れるか、ループ状になった部位の粘着 テープ2の粘着面(図上の下面)に、図５に示すように、接触するとともに、密着 することになる。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２３

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２３】 この粘着テープ２の密着によって、前記ループ状部はループ状(リング状)に繋 がる。このため、以後、粘着テープ２を切断して利用しょうとする場合には、そ のループ状部１３を指で摘まんで、前記同様に粘着テープ巻付体３から再び粘着 テープ２を引き出して、切断操作をすればよい。なお、ループ状部１３は指で摘 まむと、内側の粘着剤どうしが接着して平らになる。また、テープが切断された ままの場合は、そのまま端部を引っ張ればよい。 このようにして切断された粘着 テープ２は、次の物品の接着に利用される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の一形態による粘着テープカッタ
ーを示す正面図である。

【図２】図１における粘着テープの引き出し状態を示す
粘着テープカッターの正面図である。

【図３】図１における粘着テープの引き出しによるカッ
ター部材の変形状態を示す正面図である。

【図４】図１におけるカッター部材の戻りによる粘着テ
ープの撓み状態を示す正面図である。

【図５】図１における粘着テープのループ状部を示す正
面図である。

【図６】従来の粘着テープカッターを示す正面図であ
る。

【符号の説明】

１ ケース台 ２ 粘着テープ ３ 粘着テープ巻付体 ４ 回転体(回転支持体) ８ 支柱 ９ ロールガイド １０ カッター部材 １０ａ カッター刃 １２ ストッパ １２ａ 傾斜面 １３ ループ状部

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 透明、半透明或いは不透明の粘着テープ
   を巻回した粘着テープ巻付体を回転自在に支持するケー
   ス台と、該ケース台の前記粘着テープ巻付体の回転方向
   と平行な回転軸溝に前記粘着テープ巻付体の回転軸を回
   転自在に軸承されているテープ回転体と、前記粘着テー
   プ巻付体より引出された粘着テープをカッター刃方向に
   送るロール状のテープガイドと、該テープガイドに近接
   し、上部にカッター刃を備えると共に前記粘着テープの
   引出し方向に扇動可能に形成されたカッター部材と、該
   カッター部材の扇動量を規制するストッパーとを備えて
   なり、 前記粘着テープ切断後の前記カッター刃の反動で、該粘
   着テープ端部を前記テープガイド方向に戻すことを特徴
   とする粘着テープカッター。
2. 【請求項２】 前記カッター部材は、弾発力のある弾性
   板で形成され、下端部が前記テープガイドの下部に固定
   され、上部が扇動可能に配置されている請求項１記載の
   粘着テープカッター。
3. 【請求項３】 前記カッター部材が、前記粘着テープの
   引出し方向に対して水平或いは垂直方向に駆動可能に取
   り付けられている請求項１又は２に記載の粘着テープカ
   ッター。