JPH0918764A - 監視システムおよびそれに用いる画像処理装置 - Google Patents

監視システムおよびそれに用いる画像処理装置

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JPH0918764A
JPH0918764A JP7162570A JP16257095A JPH0918764A JP H0918764 A JPH0918764 A JP H0918764A JP 7162570 A JP7162570 A JP 7162570A JP 16257095 A JP16257095 A JP 16257095A JP H0918764 A JPH0918764 A JP H0918764A
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JP7162570A
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English (en)
Inventor
Akira Sugiyama
明 杉山
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続した画像および高解像度の画像の両方を
記録することが可能な監視システムの構成を簡素化でき
るようにすることを目的とする。 【構成】 通常解像度モードおよび高解像度モードの両
方を設定可能な画像入力手段101と、入力される画像
を記録する記録手段102と、上記通常解像度モードと
高解像度モードとを切り換えるタイミングを指定するタ
イミング指定手段104と、各動作モードを切り換える
ための切り換え信号S2を発生させるタイミング監視手
段105と、普段は通常解像度モードによる画像S5を
生成して記録するとともに、上記タイミング指定手段1
04により指定されたタイミングでは高解像度モードに
よる高解像度画像S3を生成して記録するように制御す
る制御手段106を設け、普段は通常解像度の連続した
画像S5を記録し、所定の条件下では高解像度の画像S
3を生成して記録できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は監視システムおよびそれ
に用いる画像処理装置に関わり、特に、通常解像度画像
と高解像度画像の両方を生成することができるようにし
た監視システムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCDセンサ等の撮像面に入
射する光の光軸を光学的に所定量だけ変位(例えば右方
向、下方向、右下方向に1/2画素)させて撮像した複
数の画像を合成することにより、高解像度画像を生成す
るようにした画像入力装置が知られている。
【0003】また、テレビカメラを用いて対象物を撮像
して得た画像を連続して長時間VTR等の蓄積装置に記
録する監視システムや、スチルカメラを用いて対象物を
一定時間間隔で撮影して記録するようにする監視システ
ムも、従来よりよく知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の監視システ
ムの場合にはそれぞれ一長一短があり、解決すべき問題
点があった。すなわち、テレビカメラを用いた監視シス
テムの場合、連続した画像の記録を行うことはできる
が、記録した画像の解像度が低いという問題があった。
【0005】それに対し、スチルカメラを用いた監視シ
ステムの場合は、画像の解像度は高いが連続した画像を
長時間にわたって記録することができないという問題が
あった。このような問題を解決するために、高解像度の
画像を連続的に生成して記録するようにする監視システ
ムを構成した場合、システムの構成が大掛かりとなり、
高価になってしまう問題があった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑み、連続した画
像および高解像度の画像の両方を記録することが可能な
監視システムの構成を簡素化できるようにすることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の監視システム
は、撮像面に入射する入射光の光軸を変位させずに撮像
する通常解像度モード、および上記撮像面に入射する入
射光の光軸を所定量だけ変位させて撮像した複数の画像
を合成して高解像度画像を生成する高解像度モードを設
定可能な画像入力手段と、上記画像入力手段より入力さ
れる画像を記録する記録手段と、上記画像入力手段に設
けられている通常解像度モードと高解像度モードとを所
定条件で切り換える切換手段と、上記切換手段の切換動
作に応じて上記画像入力手段の画像生成動作を制御する
制御手段とを有することを特徴としている。
【0008】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記切換手段は通常解像度モードと高解像度モードとを
切り換えるタイミングを設定する設定手段を有し、上記
切換手段は上記設定手段により設定されたタイミングに
基いてモード切換を行うことを特徴としている。
【0009】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、撮像面に入射する入射光の光軸を変位させずに撮像
する通常解像度モード、および上記撮像面に入射する入
射光の光軸を所定量だけ変位させて撮像した複数の画像
を合成して高解像度画像を生成する高解像度モードを設
定可能な画像入力手段と、上記画像入力手段より入力さ
れる画像を記録する記録手段と、通信網を経由して結ば
れる遠隔地点の相手との間で所定のプロトコルに従い通
信を行う通信手段と、上記画像入力手段に設けられてい
る通常解像度モードと高解像度モードとを所定条件で切
り換える切換手段と、上記切換手段の切換動作に応じて
上記画像入力手段の画像生成動作を制御し、上記通信手
段を介して遠隔地点の相手に転送するように制御する制
御手段とを有することを特徴としている。
【0010】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記切換手段は通常解像度モードと高解像度モード
とを切り換えるタイミングを設定する設定手段を有し、
上記切換手段は上記設定手段により設定されたタイミン
グに基いてモード切換を行うことを特徴としている。
【0011】また、本発明の画像処理装置は、通常解像
度モードの画像データと、高解像度モードの画像データ
とを生成可能な画像生成手段と、上記画像生成手段より
出力される画像データを記録する記録手段と、上記画像
生成手段に設けられている通常解像度モードと高解像度
モードとを所定条件で切り換える切換手段と、上記切換
手段の切換動作に応じて上記画像生成手段の画像生成動
作を制御する制御手段とを有することを特徴としてい
る。
【0012】また、本発明の画像処理装置の他の特徴と
するところは、通常解像度モードの画像データと、高解
像度モードの画像データとを生成可能な画像生成手段
と、上記画像生成手段より出力される画像データを記録
する記録手段と、通信網を経由して結ばれる遠隔地点の
相手との間で所定のプロトコルに従い通信を行う通信手
段と、上記画像生成手段に設けられている通常解像度モ
ードと高解像度モードとを所定条件で切り換える切換手
段と、上記切換手段の切換動作に応じて上記画像生成手
段の画像生成動作を制御し、上記通信手段を介して遠隔
地点の相手に転送するように制御する制御手段とを有す
ることを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、本実施例
の監視システムによれば、普段は通常解像度モードの連
続した画像を生成して記録し、また、所定の条件下では
高解像度モードの高解像度画像を生成して記録するよう
にすることができる。
【0014】また、本発明の他の特徴によれば、普段は
通常解像度モードの連続した画像を生成して記録し、所
定の条件下では高解像度モードの高解像度画像を生成し
て通信の相手に転送するようにすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の監視システムの実施例を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の監視システムの
概略構成を示す機能構成図である。図1において、10
1は画像入力手段、102は記録手段、103は通信手
段、104はタイミング指定手段、105はタイミング
監視手段、106は制御手段、107は通信網、108
は画像表示手段をそれぞれ示している。
【0016】画像入力手段101は、撮像素子(図示せ
ず)の撮像面に入射する入射光S1の光軸を変位させず
に撮像する通常解像度モードと、上記撮像素子の撮像面
に入射する入射光S1の光軸を所定量だけ変位させて複
数の画像を撮像し、上記撮像した複数の画像を合成する
ことにより高解像度画像を生成する高解像度モードとを
設定可能に構成されている。
【0017】記録手段102は、上記画像入力手段10
1より入力される画像を記録するために設けられている
ものである。通信手段103は、通信網107を経由し
て結ばれる遠隔地点の相手との間で所定のプロトコルに
従い通信を行うためのものである。
【0018】タイミング指定手段104は、上記画像入
力手段101に設けられている通常解像度モードと高解
像度モードとを切り換えるタイミングを指定するための
ものである。タイミング監視手段105は、上記タイミ
ング指定手段104により指定されたタイミングで、上
記画像入力手段101に設けられている通常解像度モー
ドおよび高解像度モードを切り換えるための切り換え信
号S2を発生させる。上記タイミング指定手段104と
上記タイミング監視手段105とで、通常解像度モード
と高解像度モードとを所定条件で切り換える切換手段が
構成されている。
【0019】制御手段106は、普段は上記画像入力手
段101が通常解像度モードによる画像を生成して、こ
れを上記記録手段102により記録するように制御す
る。また、上記タイミング指定手段104により指定さ
れたタイミングでは高解像度モードによる画像を上記画
像入力手段101が生成して、これを上記記録手段10
2により記録するように制御する。
【0020】また、上記タイミング監視手段105から
切り換え信号S2が出力されたときには、上記画像入力
手段101の高解像度モードにより生成された高解像度
画像S3を上記通信手段103を介して遠隔地点の相手
に転送するように制御する。
【0021】通信網107は、本実施例の監視システム
を通信の相手に接続するためのものであり、本実施例の
監視システムは接続された通信網に応じたプロトコルを
実行する。画像表示手段108は、上記画像入力手段1
01から出力される画像、または上記記録手段102か
ら出力される画像を表示するためのものである。
【0022】このように構成された本実施例の監視シス
テムによれば、通常解像度モードの連続した画像S5
と、タイミング指定手段104によって指定される一定
時間間隔で切り換えられる高解像度モードの高解像度画
像S3とを記録することが可能な監視システムを構築す
ることができる。
【0023】すなわち、タイミング指定手段104によ
って或るタイミングが指定されると、上記指定されたタ
イミングを上記タイミング監視手段105が監視する。
そして、指定された所定のタイミングになった時点で上
記タイミング監視手段105が切り換え信号S2を出力
する。
【0024】タイミング監視手段105から出力された
切り換え信号S2は、制御手段106に与えられる。制
御手段106は、切り換え信号S2が入力されると、動
作モードを通常解像度モードから高解像度モードに切り
換えるようにするための制御信号S4を画像入力手段1
01に出力する。
【0025】画像入力手段101は、上記制御信号S4
が入力されると動作モードの設定を通常解像度モードか
ら高解像度モードに切り換えて動作するようになる。こ
れにより、撮像面に入射する入射光S1の光軸が所定量
だけ変位されて複数の画像が撮像されるとともに、上記
撮像された複数の画像が一つに合成されて高解像度画像
S3が生成されるようになる。
【0026】このようにして生成された高解像度画像S
3は、記録手段102に与えられて記憶媒体に記録され
る。また、通信手段103に与えられ、通信網107を
介して通信の相手に送信される。これにより、所定の時
間間隔で高解像度の画像S3を生成して記録できるとと
もに、通信の相手方においても所定の時間間隔で高解像
度S3の画像を得ることができるようになる。
【0027】次に、図2〜図9を参照しながら本発明の
監視システムの具体的な構成および動作を示す実施例を
説明する。図2は、本発明の第1の実施例を示し、画像
入力方式が適用される監視システムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【0028】図2において、1はプログラムに従って本
実施例の監視システムの全体を制御するCPU、2はB
IOS(基本入出力システム)等が格納されるROM、
3はプログラムやデータ等が格納されるRAMである。
【0029】4は時間監視を行うタイマ、5はハードデ
ィスク等の補助記憶装置、6はキーボード、7はVGA
等により構成されるビデオ表示部、8はビデオ表示部7
から与えられるビデオ信号を表示するモニタ、9は画素
ずらし機構を備えたカメラ部、10はカメラ部9からの
映像データや制御データを処理する映像処理部、11は
映像処理部10からの映像データを記録するVTR等の
映像記録装置である。
【0030】図3は、図2におけるカメラ部9のブロッ
ク図である。図3において、91は映像処理部10との
間で制御コマンドを送受することによりカメラ部9の全
体を制御する制御部、92は制御部91の制御に従いズ
ーム動作を行うズーム機構を備えた複数枚のレンズより
構成されるレンズ群である。
【0031】93は制御部91の制御に従い入射光軸を
所定量だけ変位させる光軸変位部、94は入射光を電気
信号(アナログ映像信号)に変換するCCD、95はC
CD94から出力されるアナログ映像信号のゲイン等の
調節処理を行うとともに、処理されたアナログ映像信号
を映像処理部10へ出力する信号処理部である。
【0032】図4は、映像処理部10のブロック図であ
る。図4において、101はCPU1との間で制御コマ
ンドを送受することにより映像処理部10全体を制御す
る制御部、102はカメラ部9からのアナログ映像信号
をデジタル映像データに変換する信号変換部である。
【0033】103はデジタル映像データを格納するフ
レームメモリ、104は制御部101の制御に従い信号
変換部102からの映像データをフレームメモリ103
の特定のアドレスに格納するとともに、フレームメモリ
103の特定のアドレスに格納されている映像データを
読出すようにする制御を行うメモリ制御部である。
【0034】105は、制御部101の制御に従いフレ
ームメモリ103から読み出した映像データをRGB形
式やYUV形式等の指定されたフォーマットに変換する
フォーマット変換部、106はフォーマット変換部10
5で変換された映像データをNTSC等の映像信号に変
換し、映像記録装置11へ出力する信号変換部である。
【0035】映像処理部10の制御部101は、CPU
1から受信した制御コマンドを解釈して映像処理部10
の各部を制御するとともに、カメラ部9に対する制御信
号を生成して送信する。また、カメラ部9から受信した
制御データを解釈して映像処理部10の各部を制御する
とともに、CPU1への制御コマンドに変換して送信す
るという動作を行う。
【0036】次に、図3および図4を参照しながら、通
常解像度モードと高解像度モードの動作を説明する。通
常解像度モードでは、光軸変位部93においてCCD9
4に入射する入射光の光軸を変位させずに撮像した映像
信号に所定の処理を行いフレームメモリ103に記憶す
ることにより通常解像度画像S5を生成する。
【0037】また、高解像度モードでは、光軸変位部9
3においてCCD94に入射する入射光の光軸を所定量
だけ変位させて撮像した各々の映像信号に対して所定の
処理を行う。そして、上記所定の処理を施した映像信号
をフレームメモリ103に記憶し、合成することにより
高解像画像を生成するようにしている。
【0038】例えば、光軸変位部93においてCCD9
4に入射する入射光を、ずらし無しで撮像した映像信号
に所定の処理を施し、フレームメモリ103の第1の領
域に記憶する。
【0039】また、水平方向右に1/2画素ずらして撮
像した映像信号に所定の処理を施し、フレームメモリ1
03の第2の領域に記憶し、さらに、斜め45°方向下
に1/2画素ずらして撮像した映像信号に所定の処理を
施しフレームメモリ103の第3の領域に記憶する。
【0040】さらに、垂直方向下に1/2画素ずらして
撮像した映像信号に所定の処理を施し、フレームメモリ
103の第4の領域に記憶する。その後、フレームメモ
リ103の第1〜4領域の画像を一つの画像として合成
することにより、通常解像度モードに比べて2倍の解像
度を有する画像を得るようにしている。
【0041】図5は、本実施例の監視システムにおい
て、タイミングとして時間を用いた場合の時間指定をユ
ーザが行うために、モニタ8に表示される時間設定ウイ
ンドウ81の構成を示す図である。
【0042】図5において、811は時間間隔値を入力
するための入力ボックス、812は時間設定ウインドウ
81での設定内容を確定し、監視を開始するためのスタ
ートボタン、813は監視を終了するためのストップボ
タン、814は現在の時間設定ウインドウ81での設定
操作をキャンセルし、時間設定ウインドウ81をクロー
ズするためのキャンセルボタンである。
【0043】時間設定ウインドウ81の操作は、キーボ
ード6を用いて行われる。なお、図5では時間間隔が2
0分に設定されている様子を表している。つまり、監視
を開始した後は、20分毎に高解像画像を記録するよう
に動作することになる。
【0044】図6は、本実施例の監視システムの動作を
表すフローチャートであり、時間設定ウインドウ81で
のボタン押下により起動される。以下、図6のフローチ
ャートに従い本実施例の監視システムの動作を説明す
る。
【0045】先ず、ステップS501では、押下された
ボタンがスタートボタンか否かを判定し、スタートボタ
ンであればステップS502に進み、そうでなければS
505に進む。
【0046】ステップS502では、時間間隔入力ボッ
クス811に入力された値をタイマ4に設定し、タイマ
4を起動する。次に、ステップS503では、初期化の
ために通常解像度コマンドを映像処理部10へ送信す
る。次に、ステップS504では、映像記録装置11へ
録画開始を指示して監視動作を開始し、処理を終了す
る。
【0047】一方、ステップS501の判断の結果、ス
テップS505に進んだ場合には、押下されたボタンが
ストップボタンか否かを判定し、ストップボタンであれ
ばステップS506に進み、そうでなければS508に
進む。
【0048】ステップS506では、タイマ4を停止す
る。次に、ステップS507では、映像記録装置へ録画
停止を指示して監視動作を終了し、処理を終了する。一
方、ステップS505の判断の結果、ステップS508
に進んだ場合は、押下されたボタンがキャンセルボタン
か否かを判定し、キャンセルボタンであればステップS
509に進み、そうでなければ処理を終了する。ステッ
プS509では、時間設定ウインドウ81をクローズし
て処理を終了する。
【0049】図7は、本実施例の監視システムの動作を
表すフローチャートであり、本処理はタイマ4からの指
定時間経過割り込みにより起動される。以下、図7のフ
ローチャートに従い動作を説明する。
【0050】最初のステップS601では、通常解像度
モードから高解像度モードへ切り換えるために高解像度
入力開始コマンドを映像処理部10へ送信する。次に、
ステップS602に進み、映像処理部10からの高解像
度入力完了コマンドの受信を待つ。そして、高解像度入
力完了コマンドを受信した場合には、ステップS603
に進み、そうでなければ再度ステップS602を実行す
る。
【0051】次のステップS603では、映像処理部1
0から高解像度画像データを読み出す。次に、ステップ
S604に進み、ステップS603の処理で読み出した
高解像度画像データを補助記憶装置5に記録する。
【0052】次に、ステップS605に進み、高解像度
モードから通常解像度モードへ切り換えるために通常解
像度コマンドを映像処理部10へ送信し、送信終了後処
理を終了する。
【0053】以上により、通常解像度モードによる連続
した通常解像度画像S5と、一定時間間隔で切り換えら
れる高解像度モードによる高解像度画像を記録する監視
システムを構築できる。なお、上記実施例では、通常解
像度モードと高解像度モードとを切り換えるタイミング
として監視開始からの経過時間の時間間隔を用いたが、
これは時刻を用いることもできる。
【0054】また、上記実施例では、通常解像度モード
の画像は映像記録装置11へ記録し、高解像度モードの
画像は補助記憶装置5へ記録するようにしたが、通常解
像度モードの画像と高解像度モードの画像を同一の記録
装置、例えば補助記憶装置5へ記録するようにしてもよ
い。
【0055】次に、図8および図9を参照しながら本発
明の監視システムの第2の実施例を説明する。図8に示
したように、第2の実施例の監視システムにおいては、
図2に示した監視システムに回線インタフェース部12
が追加されている。上記回線インタフェース部12は、
通信網に接続するためのものであり、接続された通信網
に応じたプロトコルを実行することにより、呼の設定お
よびデータ転送を行うものである。
【0056】このように構成された本実施例の監視シス
テムにおいては、図9のフローチャートに示すように、
ステップS603において読み出した高解像度画像デー
タを、ステップS604において回線インタフェース部
12により遠隔地点の通信の相手に送信するようにして
いる。
【0057】したがって、本実施例の監視システムの場
合には、通常解像度モードの連続した画像を記録すると
ともに、一定時間隔で生成する高解像度画像を遠隔地点
の通信の相手に送信する監視システムを構築することが
できる。
【0058】なお、本実施例においても、通常解像度モ
ードと高解像度モードとを切り換えるタイミングとして
監視開始からの経過時間の時間間隔を用いるが、これは
時刻を用いることもできる。
【0059】また、本実施例では、通常解像度モードの
画像は映像記録装置11へ記録し、高解像度モードの画
像は遠隔地点の通信の相手に送信するようにしたが、高
解像度モードの画像を通信の相手に送信するとともに、
補助記憶装置5へ記録するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明は上述したように、本発明の監視
システムによれば、普段は通常解像度モードの連続した
画像を生成して記録することができ、また、所定の条件
下では高解像度モードの高解像度画像を生成して記録で
きるようにすることができる。これにより、連続した画
像の記録と高解像な画像の記録の両方を行う監視システ
ムを容易に、かつ比較的安価に構築することができると
いう効果が得られる。
【0061】また、本発明の他の特徴によれば、普段は
通常解像度モードの画像を自側で記録するとともに、所
定の条件になったときには高解像度モードの画像を生成
して遠隔地点の通信の相手へ転送するようにすることが
できる。これにより、自側において連続した通常解像度
の画像(動画像)の記録が得られるとともに、遠隔地点
の相手側では高画質の画像を得ることができる監視シス
テムを容易に、かつ比較的安価に構築できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視システムの概略構成を示すクレー
ム対応図である。
【図2】本発明に係わる画像入力方式が適用される監視
システムの具体的な構成を示す第1の実施例のブロック
図である。
【図3】カメラ部の構成例を示すブロック図である。
【図4】映像処理部の構成例を示すブロック図である。
【図5】第1の実施例の時間設定ウインドウの構成を示
す図である。
【図6】第1の実施例の画像入力方式の処理手順を示す
フローチャートである。
【図7】第1の実施例の画像入力方式の処理手順を示す
フローチャートである。
【図8】本発明の監視システムの第2の実施例示すブロ
ック図である。
【図9】第2の実施例の画像入力方式の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 タイマ 5 キーボード 6 補助記憶装置 7 ビデオ表示部 8 モニタ 9 カメラ部 10 映像処理部 11 記録装置 101 画像入力手段 102 記録手段 103 通信手段 104 タイミング指定手段 105 タイミング監視手段 106 制御手段 107 通信網 108 画像表示手段 S1 入射光 S2 切り換え信号 S3 高解像度画像 S4 制御信号 S5 通常解像度画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 H04N 7/18 D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像面に入射する入射光の光軸を変位さ
    せずに撮像する通常解像度モード、および上記撮像面に
    入射する入射光の光軸を所定量だけ変位させて撮像した
    複数の画像を合成して高解像度画像を生成する高解像度
    モードを設定可能な画像入力手段と、 上記画像入力手段より入力される画像を記録する記録手
    段と、 上記画像入力手段に設けられている通常解像度モードと
    高解像度モードとを所定条件で切り換える切換手段と、 上記切換手段の切換動作に応じて上記画像入力手段の画
    像生成動作を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する監視システム。
  2. 【請求項2】 上記切換手段は通常解像度モードと高解
    像度モードとを切り換えるタイミングを設定する設定手
    段を有し、上記切換手段は上記設定手段により設定され
    たタイミングに基いてモード切換を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の監視システム。
  3. 【請求項3】 撮像面に入射する入射光の光軸を変位さ
    せずに撮像する通常解像度モード、および上記撮像面に
    入射する入射光の光軸を所定量だけ変位させて撮像した
    複数の画像を合成して高解像度画像を生成する高解像度
    モードを設定可能な画像入力手段と、 上記画像入力手段より入力される画像を記録する記録手
    段と、 通信網を経由して結ばれる遠隔地点の相手との間で所定
    のプロトコルに従い通信を行う通信手段と、 上記画像入力手段に設けられている通常解像度モードと
    高解像度モードとを所定条件で切り換える切換手段と、 上記切換手段の切換動作に応じて上記画像入力手段の画
    像生成動作を制御し、上記通信手段を介して遠隔地点の
    相手に転送するように制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする監視システム。
  4. 【請求項4】 上記切換手段は通常解像度モードと高解
    像度モードとを切り換えるタイミングを設定する設定手
    段を有し、上記切換手段は上記設定手段により設定され
    たタイミングに基いてモード切換を行うことを特徴とす
    る請求項3に記載の監視システム。
  5. 【請求項5】 通常解像度モードの画像データと、高解
    像度モードの画像データとを生成可能な画像生成手段
    と、 上記画像生成手段より出力される画像データを記録する
    記録手段と、 上記画像生成手段に設けられている通常解像度モードと
    高解像度モードとを所定条件で切り換える切換手段と、 上記切換手段の切換動作に応じて上記画像生成手段の画
    像生成動作を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  6. 【請求項6】 通常解像度モードの画像データと、高解
    像度モードの画像データとを生成可能な画像生成手段
    と、 上記画像生成手段より出力される画像データを記録する
    記録手段と、 通信網を経由して結ばれる遠隔地点の相手との間で所定
    のプロトコルに従い通信を行う通信手段と、 上記画像生成手段に設けられている通常解像度モードと
    高解像度モードとを所定条件で切り換える切換手段と、 上記切換手段の切換動作に応じて上記画像生成手段の画
    像生成動作を制御し、上記通信手段を介して遠隔地点の
    相手に転送するように制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする画像処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002199269A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Ricoh Co Ltd 電子カメラ
JP2011244293A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Canon Inc 画像処理装置
CN106483338A (zh) * 2015-08-28 2017-03-08 松下知识产权经营株式会社 图像输出装置、图像发送装置、图像接收装置、图像输出方法

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