JP2002199269A - 電子カメラ - Google Patents
電子カメラInfo
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- JP2002199269A JP2002199269A JP2000398874A JP2000398874A JP2002199269A JP 2002199269 A JP2002199269 A JP 2002199269A JP 2000398874 A JP2000398874 A JP 2000398874A JP 2000398874 A JP2000398874 A JP 2000398874A JP 2002199269 A JP2002199269 A JP 2002199269A
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- JP
- Japan
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- data
- electronic camera
- function
- camera according
- shooting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cameras In General (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子カメラ単体で監視を行うことができ、監
視のための各種機能を容易に設定することができ、監視
システムを低コストで実現できる電子カメラを提供す
る。 【解決手段】 カメラ本体に着脱可能に組み込み可能な
メモリ・カード１を備えた電子カメラ２において、起動
時または所定の選択操作がなされたときにメモリ・カー
ド１に書き込まれているスケジュールデータを読み込
み、当該スケジュールデータに基づいて自動的に機能設
定および撮影を行うように構成した。スケジュールデー
タはＰＣにインストールされたソフトウエアを用いて編
集することができ、そのデータをＰＣからメモリ・カー
ド１に書き込むことが可能である。介護者はスケジュー
ルデータが保存されているメモリ・カード１を電子カメ
ラ２に装填し、監視対象である老人３を撮影できる位置
に電子カメラ２を設置する。電子カメラ２で撮影された
画像は介護者の待機場所に設置されたモニタ６に表示さ
れる。
視のための各種機能を容易に設定することができ、監視
システムを低コストで実現できる電子カメラを提供す
る。 【解決手段】 カメラ本体に着脱可能に組み込み可能な
メモリ・カード１を備えた電子カメラ２において、起動
時または所定の選択操作がなされたときにメモリ・カー
ド１に書き込まれているスケジュールデータを読み込
み、当該スケジュールデータに基づいて自動的に機能設
定および撮影を行うように構成した。スケジュールデー
タはＰＣにインストールされたソフトウエアを用いて編
集することができ、そのデータをＰＣからメモリ・カー
ド１に書き込むことが可能である。介護者はスケジュー
ルデータが保存されているメモリ・カード１を電子カメ
ラ２に装填し、監視対象である老人３を撮影できる位置
に電子カメラ２を設置する。電子カメラ２で撮影された
画像は介護者の待機場所に設置されたモニタ６に表示さ
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電子カメラを監視シ
ステムに応用する技術に関する。
ステムに応用する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子カメラを用いた監視システムは様々
であるが、監視対象を撮影できる位置に電子カメラを設
置し、撮影データを遠隔地に設置した監視用モニタや記
録装置に送信する点で共通している。そして多くの場
合、通信コストを削減するために、所定の時間間隔を空
けて撮影しデータ送信する方法を採っている。電子カメ
ラを使用し所定の時間間隔を空けて撮影する方法あるい
は、インターバル撮影機能を元々備えた電子カメラを使
用する方法や、電子カメラをパーソナルコンピュータ
（以下、ＰＣと記す。）などの外部装置で制御すること
によりインターバル撮影機能を実現する方法がある。
であるが、監視対象を撮影できる位置に電子カメラを設
置し、撮影データを遠隔地に設置した監視用モニタや記
録装置に送信する点で共通している。そして多くの場
合、通信コストを削減するために、所定の時間間隔を空
けて撮影しデータ送信する方法を採っている。電子カメ
ラを使用し所定の時間間隔を空けて撮影する方法あるい
は、インターバル撮影機能を元々備えた電子カメラを使
用する方法や、電子カメラをパーソナルコンピュータ
（以下、ＰＣと記す。）などの外部装置で制御すること
によりインターバル撮影機能を実現する方法がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしインターバル撮
影機能を元々備えた電子カメラであっても撮影時間の間
隔設定などは手入力で行わなければならないため設定作
業が繁雑である。またＰＣで電子カメラを制御するシス
テムであれば、電子カメラ制御用のアプリケーションソ
フトを使用してＰＣ上で簡単に各種機能の設定を行うこ
とはできるが、電子カメラとＰＣとを接続した状態で設
置できるスペースが必要であり設備コストも運用コスト
も高くなる。本発明が解決しようとする課題は、このよ
うな従来の技術の欠点を解消すること、すなわち電子カ
メラ単体で監視を行うことができ、監視のための各種機
能を容易に設定することができ、監視システムを低コス
トで実現できる電子カメラを提供することにある。
影機能を元々備えた電子カメラであっても撮影時間の間
隔設定などは手入力で行わなければならないため設定作
業が繁雑である。またＰＣで電子カメラを制御するシス
テムであれば、電子カメラ制御用のアプリケーションソ
フトを使用してＰＣ上で簡単に各種機能の設定を行うこ
とはできるが、電子カメラとＰＣとを接続した状態で設
置できるスペースが必要であり設備コストも運用コスト
も高くなる。本発明が解決しようとする課題は、このよ
うな従来の技術の欠点を解消すること、すなわち電子カ
メラ単体で監視を行うことができ、監視のための各種機
能を容易に設定することができ、監視システムを低コス
トで実現できる電子カメラを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、カメラ本体に着脱可能に組み込み可能な可
搬外部メモリを備えた電子カメラにおいて、起動時また
は所定の選択操作がなされたときに前記可搬外部メモリ
に書き込まれているスケジュールデータを読み込み、当
該スケジュールデータに基づいて自動的に機能設定およ
び撮影を行うように構成したことを特徴とする。本発明
の電子カメラにおいて、前記スケジュールデータはＰＣ
にインストールされたソフトウエアを用いて編集するこ
とができ、そのデータを当該ＰＣから前記可搬外部メモ
リに書き込むことが可能であることが望ましい。また前
記スケジュールデータには、撮影する日時に関する情
報、インターバル撮影の間隔に関する情報、各種機能を
使用するか否かに関する情報のうちのいずれかが含まれ
ていることが望ましい。また前記可搬外部メモリは不揮
発性メモリであることが望ましい。また管理サーバなど
外部機器との通信機能と、撮影データをあらかじめ登録
された送信先へ自動的に送信する自動送信機能とを備え
ていることが望ましい。
に本発明は、カメラ本体に着脱可能に組み込み可能な可
搬外部メモリを備えた電子カメラにおいて、起動時また
は所定の選択操作がなされたときに前記可搬外部メモリ
に書き込まれているスケジュールデータを読み込み、当
該スケジュールデータに基づいて自動的に機能設定およ
び撮影を行うように構成したことを特徴とする。本発明
の電子カメラにおいて、前記スケジュールデータはＰＣ
にインストールされたソフトウエアを用いて編集するこ
とができ、そのデータを当該ＰＣから前記可搬外部メモ
リに書き込むことが可能であることが望ましい。また前
記スケジュールデータには、撮影する日時に関する情
報、インターバル撮影の間隔に関する情報、各種機能を
使用するか否かに関する情報のうちのいずれかが含まれ
ていることが望ましい。また前記可搬外部メモリは不揮
発性メモリであることが望ましい。また管理サーバなど
外部機器との通信機能と、撮影データをあらかじめ登録
された送信先へ自動的に送信する自動送信機能とを備え
ていることが望ましい。
【０００５】また前記撮影データは静止画像データ、動
画像データ、音声データ、音声データ付き静止画像デー
タ、音声データ付き動画像データのいずれかであること
が望ましい。また前記可搬外部メモリに書き込まれてい
る前記送信先のアドレスデータを読み込み、当該アドレ
スデータに基づいて前記自動送信機能による送信先のア
ドレスを自動的に設定する機能を備えていることが望ま
しい。また送信済みデータを消去するか否かをユーザが
選択できるように構成されていることが望ましい。また
設定されている時刻にならなくても、あるいは設定され
ている時間が経過なくても、所定の操作がなされたと
き、または所定の通信データを受け取ったときには撮影
を実行し、その撮影により得られた撮影データを送信す
る機能を備えたことが望ましい。また前記可搬外部メモ
リに書き込まれているスケジュールデータに従って、予
め登録されているサーバから画像データをダウンロード
し、再生する機能を備えていることが望ましい。また画
像表示装置を備え、当該画像表示装置に前記スケジュー
ルデータの内容を表示できることが望ましい。また前記
スケジュールデータに基づく撮影スケジュールが終了し
た場合もしくは、前記可搬外部メモリの空き容量が無く
なった場合または残り少なくなった場合には、その旨を
前記画像表示装置に表示する機能を備えていることが望
ましい。また前記可搬外部メモリから読み込んだデータ
を記憶保持する不揮発性の内部メモリを備えていること
が望ましい。
画像データ、音声データ、音声データ付き静止画像デー
タ、音声データ付き動画像データのいずれかであること
が望ましい。また前記可搬外部メモリに書き込まれてい
る前記送信先のアドレスデータを読み込み、当該アドレ
スデータに基づいて前記自動送信機能による送信先のア
ドレスを自動的に設定する機能を備えていることが望ま
しい。また送信済みデータを消去するか否かをユーザが
選択できるように構成されていることが望ましい。また
設定されている時刻にならなくても、あるいは設定され
ている時間が経過なくても、所定の操作がなされたと
き、または所定の通信データを受け取ったときには撮影
を実行し、その撮影により得られた撮影データを送信す
る機能を備えたことが望ましい。また前記可搬外部メモ
リに書き込まれているスケジュールデータに従って、予
め登録されているサーバから画像データをダウンロード
し、再生する機能を備えていることが望ましい。また画
像表示装置を備え、当該画像表示装置に前記スケジュー
ルデータの内容を表示できることが望ましい。また前記
スケジュールデータに基づく撮影スケジュールが終了し
た場合もしくは、前記可搬外部メモリの空き容量が無く
なった場合または残り少なくなった場合には、その旨を
前記画像表示装置に表示する機能を備えていることが望
ましい。また前記可搬外部メモリから読み込んだデータ
を記憶保持する不揮発性の内部メモリを備えていること
が望ましい。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
説明する。図１は本発明に係る電子カメラを利用した監
視システムの一例を示す説明図、図２は電子カメラの機
能設定や撮影に関する情報を含むスケジュールデータを
ＰＣで作成し可搬外部メモリの一例であるフラッシュ・
メモリ・カード（コンパクトフラッシュ（登録商標）、
スマートメディア、メモリースティックなど）に書き込
むシステム構成例を示した説明図である。この種の監視
システムは、たとえば一人暮らしの老人の介護システム
などに用いられる。介護者はスケジュールデータが保存
されているフラッシュ・メモリ・カード（可搬外部メモ
リ）１を電子カメラ２に装填し、監視対象である老人３
を撮影できる位置に電子カメラ２を設置する。電子カメ
ラ２で撮影された画像は介護者の待機場所に設置された
モニタ６に表示される。介護者は老人３の健康状況や生
活パターンなどを考慮し、監視システムのスケジュール
データ作成用ソフトがインストールされているＰＣ４を
用いて、撮影時間や撮影インターバルなどのスケジュー
ルデータを作成する。フラッシュ・メモリ・カード１へ
のスケジュールデータの書き込みは、ＰＣ４に接続され
ているメモリーライタ５を用いるか、またはフラッシュ
・メモリ・カード１を装着した電子カメラ２とＰＣ４を
ケーブルで接続し、ＰＣ４から電子カメラ２にデータを
転送することにより容易に行うことができる。スケジュ
ールデータには、撮影する日時に関する情報、インター
バル撮影の間隔に関する情報、各種機能を使用するか否
かに関する情報などが含まれる。スケジュールデータの
内容はＰＣ４のモニタ７上でも電子カメラ２のＬＣＤ２
６上でも確認できる。電子カメラ２はフラッシュ・メモ
リ・カード１に書き込まれているスケジュールデータに
従って自動的に機能設定を行って撮像を実施し、その撮
影データを、フラッシュ・メモリ・カード１に書き込ま
れているＩＰアドレスの管理サーバへ送信する。また撮
影データを電子メールとして送信することも可能であ
る。
説明する。図１は本発明に係る電子カメラを利用した監
視システムの一例を示す説明図、図２は電子カメラの機
能設定や撮影に関する情報を含むスケジュールデータを
ＰＣで作成し可搬外部メモリの一例であるフラッシュ・
メモリ・カード（コンパクトフラッシュ（登録商標）、
スマートメディア、メモリースティックなど）に書き込
むシステム構成例を示した説明図である。この種の監視
システムは、たとえば一人暮らしの老人の介護システム
などに用いられる。介護者はスケジュールデータが保存
されているフラッシュ・メモリ・カード（可搬外部メモ
リ）１を電子カメラ２に装填し、監視対象である老人３
を撮影できる位置に電子カメラ２を設置する。電子カメ
ラ２で撮影された画像は介護者の待機場所に設置された
モニタ６に表示される。介護者は老人３の健康状況や生
活パターンなどを考慮し、監視システムのスケジュール
データ作成用ソフトがインストールされているＰＣ４を
用いて、撮影時間や撮影インターバルなどのスケジュー
ルデータを作成する。フラッシュ・メモリ・カード１へ
のスケジュールデータの書き込みは、ＰＣ４に接続され
ているメモリーライタ５を用いるか、またはフラッシュ
・メモリ・カード１を装着した電子カメラ２とＰＣ４を
ケーブルで接続し、ＰＣ４から電子カメラ２にデータを
転送することにより容易に行うことができる。スケジュ
ールデータには、撮影する日時に関する情報、インター
バル撮影の間隔に関する情報、各種機能を使用するか否
かに関する情報などが含まれる。スケジュールデータの
内容はＰＣ４のモニタ７上でも電子カメラ２のＬＣＤ２
６上でも確認できる。電子カメラ２はフラッシュ・メモ
リ・カード１に書き込まれているスケジュールデータに
従って自動的に機能設定を行って撮像を実施し、その撮
影データを、フラッシュ・メモリ・カード１に書き込ま
れているＩＰアドレスの管理サーバへ送信する。また撮
影データを電子メールとして送信することも可能であ
る。
【０００７】図３に電子カメラ２の構成例を示す。電子
カメラ２は、レンズ２１、撮像素子（ＣＣＤ、ＣＭＯＳ
センサなど）２２、Ａ／Ｄ変換器２３、ＩＰＰ(イメー
ジ・プリ・プロセッサ)２４、Ｄ／Ａ変換器２５、表示
装置(ＬＣＤ)２６、内部メモリ２７、通信モジュール２
８、ＣＰＵ２９、メモリコントローラ３０、および可搬
外部メモリであるフラッシュ・メモリ・カード１をカメ
ラ本体に備えている。内部メモリ２７にはこの電子カメ
ラ２を制御するための制御プログラムが格納されてい
る。内部メモリ２７はＥＰＲＯＭなどの不揮発性メモリ
である。ＣＰＵ２９はこの内部メモリ２７に格納されて
いる制御プログラムに従って動作し、電子カメラ２の各
部を統括制御する。この電子カメラ２は起動時またはユ
ーザが入力ボタンなどである設定をしたときに、カメラ
本体に装着されているフラッシュ・メモリ・カード１に
スケジュールデータのファイルがあるかどうか検索す
る。フラッシュ・メモリ・カード１には、図４に示すよ
うな所定のファイル構成でファイルが格納されおり、Ｃ
ＰＵ２９はメモリコントローラ３０を介してフラッシュ
・メモリ・カード１内のルートフォルダまたは決められ
たフォルダ内を検索する。そして決められた名前（図４
の例ではＳＣＨＥＤＵＬＥ）または拡張子が付けられた
ファイルが入っていれば、そのファイルを撮影スケジュ
ールデータの入ったファイルであると判断する。そのフ
ァイルが入っていなければ入っていないことを示すメッ
セージをＬＣＤ２６に表示し通常動作に戻る。スケジュ
ールデータは電子カメラ２に動作をさせるコマンドから
なる。電子カメラ２の内部メモリ２７に書かれている制
御プログラムはフラッシュ・メモリ・カード１のコマン
ドに対応しており、コマンドに従って電子カメラ２が制
御される。
カメラ２は、レンズ２１、撮像素子（ＣＣＤ、ＣＭＯＳ
センサなど）２２、Ａ／Ｄ変換器２３、ＩＰＰ(イメー
ジ・プリ・プロセッサ)２４、Ｄ／Ａ変換器２５、表示
装置(ＬＣＤ)２６、内部メモリ２７、通信モジュール２
８、ＣＰＵ２９、メモリコントローラ３０、および可搬
外部メモリであるフラッシュ・メモリ・カード１をカメ
ラ本体に備えている。内部メモリ２７にはこの電子カメ
ラ２を制御するための制御プログラムが格納されてい
る。内部メモリ２７はＥＰＲＯＭなどの不揮発性メモリ
である。ＣＰＵ２９はこの内部メモリ２７に格納されて
いる制御プログラムに従って動作し、電子カメラ２の各
部を統括制御する。この電子カメラ２は起動時またはユ
ーザが入力ボタンなどである設定をしたときに、カメラ
本体に装着されているフラッシュ・メモリ・カード１に
スケジュールデータのファイルがあるかどうか検索す
る。フラッシュ・メモリ・カード１には、図４に示すよ
うな所定のファイル構成でファイルが格納されおり、Ｃ
ＰＵ２９はメモリコントローラ３０を介してフラッシュ
・メモリ・カード１内のルートフォルダまたは決められ
たフォルダ内を検索する。そして決められた名前（図４
の例ではＳＣＨＥＤＵＬＥ）または拡張子が付けられた
ファイルが入っていれば、そのファイルを撮影スケジュ
ールデータの入ったファイルであると判断する。そのフ
ァイルが入っていなければ入っていないことを示すメッ
セージをＬＣＤ２６に表示し通常動作に戻る。スケジュ
ールデータは電子カメラ２に動作をさせるコマンドから
なる。電子カメラ２の内部メモリ２７に書かれている制
御プログラムはフラッシュ・メモリ・カード１のコマン
ドに対応しており、コマンドに従って電子カメラ２が制
御される。
【０００８】たとえば、図５はある時刻（撮影（監視）
開始時刻）からある時刻（撮影（監視）終了時刻）まで
１時間ごとに撮影を行う場合のシーケンスの例を表して
いる。ユーザによって監視開始を指示する操作がなされ
たら（スタート）、その時点から内蔵されている時計機
能により時刻を検知し、撮影開始時刻になったかどうか
チェックする（Ｓ１）。撮影開始時刻になったら（Ｓ１
でＹｅｓ）、撮影を行い（Ｓ２）、その撮影データを送
信する（Ｓ３）。送信後に内部メモリ２７に記録する場
合は、内部メモリ２７の空き容量をチェックし（Ｓ
４）、空き容量があれば（Ｓ４でＹｅｓ）、次の撮影時
刻（この例では１時間後の時刻）をセットし（Ｓ５）、
撮影終了時刻になっていなければ（Ｓ６でＮｏ）、ステ
ップＳ１に戻る。すなわち、撮影終了時刻になるまで上
記の動作を繰り返し、撮影終了時刻になったら（Ｓ６で
Ｙｅｓ）、監視動作を終了する。また内部メモリ２７の
空き容量がなくなったら（Ｓ４でＮｏ）、警告メッセー
ジなどをＬＣＤ２６に表示させ、その時点で監視動作を
終了する。上記撮像（Ｓ２）、送信（Ｓ３）、次の撮影
時刻をセットする（Ｓ５）といった一つ一つの動作がコ
マンドになっており、これらのコマンドによりスケジュ
ールデータが構成されている。またユーザがカメラを操
作するか、または外部から動作を指示するデータを受信
した場合はそちらのほうを優先させ、その動作が終わり
次第フラッシュ・メモリ・カード１に書かれている動作
に戻る。
開始時刻）からある時刻（撮影（監視）終了時刻）まで
１時間ごとに撮影を行う場合のシーケンスの例を表して
いる。ユーザによって監視開始を指示する操作がなされ
たら（スタート）、その時点から内蔵されている時計機
能により時刻を検知し、撮影開始時刻になったかどうか
チェックする（Ｓ１）。撮影開始時刻になったら（Ｓ１
でＹｅｓ）、撮影を行い（Ｓ２）、その撮影データを送
信する（Ｓ３）。送信後に内部メモリ２７に記録する場
合は、内部メモリ２７の空き容量をチェックし（Ｓ
４）、空き容量があれば（Ｓ４でＹｅｓ）、次の撮影時
刻（この例では１時間後の時刻）をセットし（Ｓ５）、
撮影終了時刻になっていなければ（Ｓ６でＮｏ）、ステ
ップＳ１に戻る。すなわち、撮影終了時刻になるまで上
記の動作を繰り返し、撮影終了時刻になったら（Ｓ６で
Ｙｅｓ）、監視動作を終了する。また内部メモリ２７の
空き容量がなくなったら（Ｓ４でＮｏ）、警告メッセー
ジなどをＬＣＤ２６に表示させ、その時点で監視動作を
終了する。上記撮像（Ｓ２）、送信（Ｓ３）、次の撮影
時刻をセットする（Ｓ５）といった一つ一つの動作がコ
マンドになっており、これらのコマンドによりスケジュ
ールデータが構成されている。またユーザがカメラを操
作するか、または外部から動作を指示するデータを受信
した場合はそちらのほうを優先させ、その動作が終わり
次第フラッシュ・メモリ・カード１に書かれている動作
に戻る。
【０００９】上記実施の形態の構成によれば、撮影のシ
ーケンスなどをＰＣ４上で設定することができるので、
電子カメラ２に設けられているタッチセンサ式のＬＣＤ
２６や操作ボタンなどを操作して設定を行う場合と比べ
てはるかに容易に設定を行うことができる。また内部メ
モリ２７に不揮発性メモリを使用したことにより、カメ
ラの電源が落ちたりフラッシュ・メモリ・カード１が外
されたりした場合でも設定が保持されるため、再設定な
どの必要がなくなる。また電子カメラ２の持つ自動送信
機能によって、設定された送信先へ撮影データが自動的
に送信されるので、監視システムを容易に実現できる。
また電子カメラ２のＬＣＤ２６で撮影スケジュールや各
種機能の設定内容を確認できるので、意図するように撮
像されるかどうかを知ることができる。なお撮影データ
は静止画像データに限らず動画像データであってもよ
い。動画像データとすることにより、送信先に詳しい監
視情報を提供することができる。また電子カメラ２の内
蔵マイクなどで拾音した音声データ付きの静止画像デー
タ、音声データ付きの動画像データなどを送信するよう
にしてもよい。また場合によっては音声データのみ送信
するようにしてもよい。また送信済みデータを消去する
か否かをユーザが選択できるようにすれば、を内蔵メモ
リ２７の記憶領域を効率的に使用することができる。ま
た設定されている時刻にならなくても、あるいは設定さ
れている時間が経過なくても、所定の操作がなされたと
き、または所定の通信データを受け取ったときには撮影
を実行し、その撮影により得られた撮影データを送信す
るように構成してもよい。またフラッシュ・メモリ・カ
ード１に書き込まれているスケジュールデータに従っ
て、予め登録されているサーバから画像データをダウン
ロードし、再生するように構成してもよい。また、あら
かじめ設定したシーケンス以外にもユーザの操作を受け
付けることによって、緊急時に画像を送ることができ
る。また、あらかじめ設定したシーケンス以外にも、デ
ータを受信したときは、動作をすることによって、緊急
時の対処ができる。また送信だけでなく、データを受信
し表示させることによって監視される側へも各種の情報
を伝えることができる。
ーケンスなどをＰＣ４上で設定することができるので、
電子カメラ２に設けられているタッチセンサ式のＬＣＤ
２６や操作ボタンなどを操作して設定を行う場合と比べ
てはるかに容易に設定を行うことができる。また内部メ
モリ２７に不揮発性メモリを使用したことにより、カメ
ラの電源が落ちたりフラッシュ・メモリ・カード１が外
されたりした場合でも設定が保持されるため、再設定な
どの必要がなくなる。また電子カメラ２の持つ自動送信
機能によって、設定された送信先へ撮影データが自動的
に送信されるので、監視システムを容易に実現できる。
また電子カメラ２のＬＣＤ２６で撮影スケジュールや各
種機能の設定内容を確認できるので、意図するように撮
像されるかどうかを知ることができる。なお撮影データ
は静止画像データに限らず動画像データであってもよ
い。動画像データとすることにより、送信先に詳しい監
視情報を提供することができる。また電子カメラ２の内
蔵マイクなどで拾音した音声データ付きの静止画像デー
タ、音声データ付きの動画像データなどを送信するよう
にしてもよい。また場合によっては音声データのみ送信
するようにしてもよい。また送信済みデータを消去する
か否かをユーザが選択できるようにすれば、を内蔵メモ
リ２７の記憶領域を効率的に使用することができる。ま
た設定されている時刻にならなくても、あるいは設定さ
れている時間が経過なくても、所定の操作がなされたと
き、または所定の通信データを受け取ったときには撮影
を実行し、その撮影により得られた撮影データを送信す
るように構成してもよい。またフラッシュ・メモリ・カ
ード１に書き込まれているスケジュールデータに従っ
て、予め登録されているサーバから画像データをダウン
ロードし、再生するように構成してもよい。また、あら
かじめ設定したシーケンス以外にもユーザの操作を受け
付けることによって、緊急時に画像を送ることができ
る。また、あらかじめ設定したシーケンス以外にも、デ
ータを受信したときは、動作をすることによって、緊急
時の対処ができる。また送信だけでなく、データを受信
し表示させることによって監視される側へも各種の情報
を伝えることができる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子カメラ
によれば、起動時または所定の選択操作がなされたとき
にカメラ本体に着脱可能に装着された可搬外部メモリに
書き込まれているスケジュールデータを読み込み、当該
スケジュールデータに基づいて自動的に機能設定および
撮影を行うことができるので、ＰＣなどと接続すること
無く電子カメラ単体で監視を行うことができ、監視のた
めの各種機能を容易に設定することができ、監視システ
ムを低コストで実現できる。
によれば、起動時または所定の選択操作がなされたとき
にカメラ本体に着脱可能に装着された可搬外部メモリに
書き込まれているスケジュールデータを読み込み、当該
スケジュールデータに基づいて自動的に機能設定および
撮影を行うことができるので、ＰＣなどと接続すること
無く電子カメラ単体で監視を行うことができ、監視のた
めの各種機能を容易に設定することができ、監視システ
ムを低コストで実現できる。
【図１】本発明に係る電子カメラを利用した監視システ
ムの一例を示す説明図である。
ムの一例を示す説明図である。
【図２】本発明に係る電子カメラの機能設定や撮影に関
する情報を含むスケジュールデータをＰＣで作成し可搬
外部メモリに書き込むためのシステム構成例を示した説
明図である。
する情報を含むスケジュールデータをＰＣで作成し可搬
外部メモリに書き込むためのシステム構成例を示した説
明図である。
【図３】本発明に係る電子カメラの構成例を示した機能
ブロック図である。
ブロック図である。
【図４】可搬外部メモリ内のファイル構成を例示した図
である。
である。
【図５】本発明に係る電子カメラの動作例を例示したフ
ローチャートである。
ローチャートである。
１：フラッシュ・メモリ・カード（可搬外部メモリ） ２：電子カメラ ３：監視対象 ４：パーソナルコンピュータ ５：メモリーライタ ６：モニタ ２６：ＬＣＤ（画像表示装置） ２７：内部メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/18 Ｈ０４Ｎ 7/18 Ｅ // Ｈ０４Ｎ 101:00 101:00
Claims (14)
- 【請求項１】 カメラ本体に着脱可能に組み込み可能な
可搬外部メモリを備えた電子カメラにおいて、起動時ま
たは所定の選択操作がなされたときに前記可搬外部メモ
リに書き込まれているスケジュールデータを読み込み、
当該スケジュールデータに基づいて自動的に機能設定お
よび撮影を行うように構成したことを特徴とする電子カ
メラ。 - 【請求項２】 前記スケジュールデータはパーソナルコ
ンピュータにインストールされたソフトウエアを用いて
編集することができ、そのデータを当該パーソナルコン
ピュータから前記可搬外部メモリに書き込むことが可能
であることを特徴とする請求項１記載の電子カメラ。 - 【請求項３】 前記スケジュールデータには、撮影する
日時に関する情報、インターバル撮影の間隔に関する情
報、各種機能を使用するか否かに関する情報のうちのい
ずれかが含まれることを特徴とする請求項１または２記
載の電子カメラ。 - 【請求項４】 前記可搬外部メモリは不揮発性メモリで
あることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の
電子カメラ。 - 【請求項５】 外部機器との通信機能と、撮影データを
あらかじめ登録された送信先へ自動的に送信する自動送
信機能とを備えたことを特徴とする請求項１〜４のいず
れかに記載の電子カメラ。 - 【請求項６】 前記撮影データは静止画像データ、動画
像データ、音声データ、音声データ付き静止画像デー
タ、音声データ付き動画像データのいずれかであること
を特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の電子カメ
ラ。 - 【請求項７】 前記可搬外部メモリに書き込まれている
前記送信先のアドレスデータを読み込み、当該アドレス
データに基づいて前記自動送信機能による送信先のアド
レスを自動的に設定する機能を備えたことを特徴とする
請求項５または６記載の電子カメラ。 - 【請求項８】 送信済みデータを消去するか否かをユー
ザが選択できるように構成したことを特徴とする請求項
５〜７のいずれかに記載の電子カメラ。 - 【請求項９】 設定されている時刻にならなくても、あ
るいは設定されている時間が経過なくても、所定の操作
がなされたときには撮影を実行し、その撮影により得ら
れた撮影データを送信する機能を備えたことを特徴とす
る請求項５〜８のいずれかに記載の電子カメラ。 - 【請求項１０】 設定されている時刻にならなくても、
あるいは設定されている時間が経過しなくても、所定の
通信データを受け取ったときには撮影を実行し、その撮
影により得られた撮影データを送信する機能を備えたこ
とを特徴とする請求項５〜９のいずれかに記載の電子カ
メラ。 - 【請求項１１】 前記可搬外部メモリに書き込まれてい
るスケジュールデータに従って、予め登録されているサ
ーバから画像データをダウンロードし、再生する機能を
備えたことを特徴とする請求項５〜１０のいずれかに記
載の電子カメラ。 - 【請求項１２】 画像表示装置を備え、当該画像表示装
置に前記スケジュールデータの内容を表示できるように
構成したことを特徴とする請求項１〜１１のいずれかに
記載の電子カメラ。 - 【請求項１３】 前記スケジュールデータに基づく撮影
スケジュールが終了した場合もしくは、前記可搬外部メ
モリの空き容量が無くなった場合または残り少なくなっ
た場合には、その旨を前記画像表示装置に表示する機能
を備えたことを特徴とする請求項１３記載の電子カメ
ラ。 - 【請求項１４】 前記可搬外部メモリから読み込んだデ
ータを記憶保持する不揮発性の内部メモリを備えたこと
を特徴とする請求項１〜１３のいずれかに記載の電子カ
メラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000398874A JP2002199269A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 電子カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000398874A JP2002199269A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 電子カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002199269A true JP2002199269A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18863747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000398874A Pending JP2002199269A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 電子カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002199269A (ja) |
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