JPH09187514A - センサ機能を備えたカテーテル - Google Patents

センサ機能を備えたカテーテル

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JPH09187514A
JPH09187514A JP8001799A JP179996A JPH09187514A JP H09187514 A JPH09187514 A JP H09187514A JP 8001799 A JP8001799 A JP 8001799A JP 179996 A JP179996 A JP 179996A JP H09187514 A JPH09187514 A JP H09187514A
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signal
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    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/021Measuring pressure in heart or blood vessels
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 進行方向前方の状況を正確に感知することが
できるセンサ機能を有するカテーテルを提供すること。 【解決手段】 このカテーテル1はセンサ機能を備える
ものであり、カテーテルチューブ2の先端面に作用する
圧力をセンサチップ6によって検知し、その検知結果を
センサ出力信号Srとして出力する。センサ出力信号S
rは、信号分離手段としてのマイクロコンピュータ21
によって、波形の変動に規則性がある成分P1 とそうで
ない成分P2 とに分離される。そして、後者の成分P2
を利用することにより、例えば進行方向前方における障
害物の有無等が正確に感知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体内に挿入される
部分の先端にセンサ機能を備えたカテーテルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、体内挿入式の医療器具の一種
としてカテーテルが知られている。カテーテルを構成す
る直径数mmのカテーテルチューブは、人体内にある各種
の管、例えば血管等の中に挿入されるようになってい
る。カテーテルチューブの先端は体内の所望の部位まで
誘導され、その部位において計測行為(例えば血圧の測
定等)や治療行為(例えば血管の拡張等)を行う。この
ため、カテーテルのオペレータは、カテーテルチューブ
の先端を外部操作によって所望の部位まで確実に誘導す
る必要がある。
【0003】ところで、体内にある管は必ずしも直線状
ではなく、部分的に屈曲していたり分岐している場合が
多い。しかも、管の径は必ずしも一定ではなく、管自体
が細くなっていたり、内部にある障害物(例えば血栓)
によって管が細くなっていることがある。しかしなが
ら、従来のカテーテルでは、カテーテルチューブの進行
方向前方の状況を検知する手段がなかったことから、オ
ペレータはカテーテルチューブの操作を自分の勘のみに
頼らざるを得なかった。このため、カテーテルチューブ
の先端を所望の部位まで誘導するのには熟練を要してい
た。このため、最近ではカテーテルチューブの先端に障
害物を感知するセンサの機能を設け、それによるセンシ
ング結果に基づいてカテーテルチューブを操作すること
が提案されていた。
【0004】障害物感知センサ機構を備えたカテーテル
は、例えば以下のような構成を有している。管状をした
カテーテルチューブの先端部分の内壁面には、圧力障壁
が設けられている。その圧力障壁は、管内にチップ収容
室を区画している。チップ収容室内には、半導体式圧力
センサチップが基板上に実装された状態で収容されてい
る。チップ収容室内には、圧力伝達媒体としてのシリコ
ーンゲルが充填されている。カテーテルチューブの開口
部は、ピストンによって封止されている。従って、この
カテーテルでは、ピストンの外面が先端受圧面としての
役割を果たすようになっている。障害物の存在によって
前記受圧面に圧力が加わると、その圧力はシリコーンゲ
ルを介してセンサチップの感圧面へ伝達される。する
と、感圧面に形成された図示しない歪みゲージの抵抗値
に変化が生じる。その結果、前記センサチップは、圧力
の変化に応じた電気信号をセンサ出力信号Sとして外部
に出力する(図5参照)。そして、このセンサ出力信号
Sの変動を監視することにより、オペレータは障害物の
有無を感知することができるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成されたカテーテルを血管等に挿入した場合には、
以下のような問題が生じる。
【0006】即ち、血管内には常時血液が循環してお
り、しかもその圧力は時間とともに変動している。よっ
て、前記センサ出力信号Sには、障害物との当接によっ
て変動する成分のみならず、血圧による変動分(図5の
グラフにおいて規則的に現れている小さなパルス成分)
が含まれていることになる。従って、この構成である
と、場合によっては障害物の有無を正確に感知すること
ができなくなることがあった。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、進行方向前方の状況を正確に感知
することができるセンサ機能を有するカテーテルを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、カテーテルチューブ
の先端受圧面に作用する圧力を圧力検出手段によって検
知し、その検知結果をセンサ出力信号として出力するよ
うに構成したセンサ機能を備えたカテーテルにおいて、
前記センサ出力信号を波形の変動に規則性がある成分と
そうでない成分とに分離する信号分離手段を設けたこと
を特徴とするセンサ機能を備えたカテーテルをその要旨
とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記信号分離手段は、前記センサ出力信号を波形
の変動に規則性がある成分とそうでない成分とに分離
し、そのうちの少なくとも一方の成分を補正センサ出力
信号として出力することをその要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2において、前記信号分離手段は、センサ出力信号を
記憶する信号記憶手段と、前記信号記憶手段から呼び出
した基準センサ出力信号と実センサ出力信号とを比較
し、その差分を補正センサ出力信号として出力する信号
比較補正手段とによって構成されていることをその要旨
とする。
【0011】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1〜3に記載の発明においては、カテーテル
チューブの先端の進行方向前方の状況が変わった場合、
カテーテルチューブの挿入抵抗が変化し、それに伴って
先端受圧面に作用する圧力も変化する。例えば、カテー
テルチューブが挿入されている管の内部に障害物や狭窄
部位がある場合には、挿入抵抗が増加し、前記圧力もそ
れに伴って増加する。このような圧力の変化が圧力検出
手段によって検出されると、その圧力検出手段は、その
結果をセンサ出力信号に変換して外部に出力する。
【0012】そして、圧力検出手段から出力されたセン
サ出力信号は、信号分離手段によって、波形の変動に規
則性がある成分とそうでない成分とに分離される。よっ
て、目的とする成分のみを取り出すことができるととも
に、その成分をセンシングに利用することができる。ゆ
えに、このような信号処理を行わない場合に比較してセ
ンシング精度が高くなり、進行方向前方の状況を正確に
感知することが可能となる。
【0013】例えば、カテーテルが血管挿入用のもので
あると仮定すると、血圧による変動分は規則性のある成
分に対応し、障害物との当接による変動分は規則性のな
い成分に対応するものとなる。そのため、上記のような
信号処理を行うと、センサ出力信号から、障害物との当
接による変動分のみが取り出されることになる。ゆえ
に、血圧による変動分によってセンシング結果が左右さ
れにくくなり、もってセンシング精度の向上が図られ
る。
【0014】以上の結果、オペレータは、そのセンシン
グ結果を判断材料として進行方向前方の状況を確実に検
知することができ、カテーテルチューブの先端を管内の
所望の部位まで確実に誘導することが可能となる。
【0015】次に、請求項3に記載の発明の作用につい
て説明する。本発明では、信号記憶手段と信号比較補正
手段とによって信号分離手段を構成している。信号記憶
手段はセンサ出力信号を記憶する。信号比較補正手段
は、前記信号記憶手段から呼び出した基準センサ出力信
号と実センサ出力信号とを比較し、その差分を補正セン
サ出力信号として出力する。従って、このように補正さ
れたセンサ出力信号をセンシングに利用することによ
り、高精度のセンシングを行うことができる。
【0016】例えば、カテーテルが血管挿入用のもので
あると仮定する。このとき、基準センサ出力信号と実セ
ンサ出力信号とを比較しかつその差分を求めると、その
差分は障害物との当接による変動分に相当するもののみ
になる。つまり、血圧による変動分が実センサ出力信号
から除去され、障害物との当接による変動分のみが補正
センサ出力信号として取り出される。このようなことが
可能であるのは、実センサ出力信号及び基準センサ出力
信号の双方に、波形の変動に規則性のある成分が含まれ
ていることに由来する。従って、これらの差分をとると
規則性のある成分が互いに相殺されてしまう反面、波形
の変動に規則性のない成分のみが得られることになるか
らである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を血管用カテーテル
1に具体化した一実施の形態を図1〜図4に基づき詳細
に説明する。
【0018】この血管用カテーテル1は、血管20に挿
入されるカテーテルチューブ2と、それを体外にて操作
するためにチューブ2の基端部に設けられる本体(操作
手段、マイクロコンピュータ21、ディスプレイ装置
等)とによって成り立っている。操作手段は、例えばチ
ューブ2内に挿入された複数本のワイヤと、それらを操
作するワイヤ操作部とによって構成されている。また、
チューブ2の基端部には、チューブ2の先端付近に設け
られた拡張用バルーンにエアを圧送するためのエアコン
プレッサ等が設けられている。コンプレッサには送気管
が接続されている。この送気管はチューブ2内に挿通さ
れており、その先端にはバルーンが接続されている。そ
して、このバルーンにエアが供給されると、狭窄した血
管20が膨張したバルーンの作用によって内面側から拡
張されるようになっている。
【0019】本実施形態のカテーテル1においては、カ
テーテルチューブ2の先端に、以下に示すようなセンサ
部3が構成されている。チューブ2の内壁面には、圧力
障壁4が設けられている。この圧力障壁4があることに
よって、チューブ2の先端部分にチップ収容室5が区画
されている。チップ収容室5内には、半導体式圧力セン
サチップ6が基板7に実装された状態で収容されてい
る。センサチップ6及び基板7は、ともに矩形状を呈し
ている。そして、センサチップ6及び基板7の長辺は軸
線方向C1 に沿って配置され、かつ短辺は軸線方向C1
に直交するように配置されている。なお、基板7の短辺
の大きさはチューブ2の内径よりも僅かに小さく、基板
7の長辺の大きさはチューブ2の内径よりもいくぶん大
きい。
【0020】前記センサチップ6は肉薄部分を有してお
り、その部分の上面(即ち、感圧面6a)には歪みゲー
ジ8が形成されている。従って、本実施形態では、感圧
面6aが軸線方向C1 と直交する方向を向いている。セ
ンサチップ6の上面及び基板7の上面には、それぞれパ
ッドが形成されている。これらのパッド同士は、ボンデ
ィングワイヤ11を介して接合されている。また、基板
7側のパッドには、信号ケーブル12の各々のリード線
が接合されている。そして、この信号ケーブル12は、
圧力障壁4の貫通孔13を貫通しかつチューブ2を通り
抜けて基端部に到っている。
【0021】前記基板7に透設された連通孔7aは、セ
ンサチップ6の感圧面6aの反対側面6bの下側領域
と、圧力障壁4よりも基端側の領域とを連通している。
従って、このセンサチップ6には、背圧(即ち大気圧)
が基準圧力として作用するようになっている。
【0022】また、チップ収容室5内には、圧力伝達媒
体としてのシリコーンゲル14が充填されている。カテ
ーテルチューブ2の開口部2aは、閉塞部材としての封
止栓15によって封止されている。従って、この実施形
態では、ピストン15の外面が先端受圧面15aとして
の役割を果たすようになっている。なお、前記ピストン
15の形成材料としては、例えばPTFE(ポリテトラ
フロロエチレン)や塩化ビニル等といった生体適合性の
樹脂材料が使用されている。
【0023】さて、チューブ2が挿入されている血管2
0の内部に障害物(血栓や腫瘍など)や狭窄部位がある
場合、センサ部3の頭部が同部位に押し付けられること
により、挿入抵抗が増加する。従って、ピストン15の
先端受圧面15aに作用する圧力も、それに伴って増加
する。このような変化が起きた場合、チップ収容室5内
に充填されているシリコーンゲル14の圧力が増加し、
その結果として感圧面6aに加わる圧力も増加する。つ
まり、センサ部3の外部で起こった圧力の変化は、シリ
コーンゲル14を介して感圧面6aに間接的に伝達され
ることになる。すると、感圧面6aの歪みが大きくな
り、その上にある歪みゲージ8の抵抗値に変化が生じ
る。そして、このときセンサチップ6は、圧力の変化を
電気信号(以下、「実センサ出力信号Sr」と呼ぶ。)
として外部に出力する。この実センサ出力信号Srは、
ボンディングワイヤ11及び信号ケーブル12を介して
チューブ2の基端部にあるマイクロコンピュータ21に
入力されている。そして、前記実センサ出力信号Sr
は、マイクロコンピュータ21による所定の処理を受け
た後、後段のディスプレイ装置に出力される。そして、
最終的に前記圧力の変動が同ディスプレイ装置によって
可視化されるようになっている。
【0024】次に、本実施形態のカテーテル1における
信号処理の仕方を図2〜図4に基づいて説明する。ここ
で、図2(a)はカテーテル1の進行方向前方に障害物
が存在していないときの実センサ出力信号Srの波形を
示すグラフであり、図2(b)は障害物が存在するとき
の実センサ出力信号Srの波形を示すグラフである。図
3は信号処理の仕方を説明するための概念図であり、図
4はそのフローチャートである。
【0025】カテーテル1の進行方向前方に障害物が存
在していないとき、センサチップ6は、図2(a)に示
されるような波形の実センサ出力信号Srを出力する。
このときの実センサ出力信号Srには血圧の変動分のみ
が含まれており、その波形には一定の規則性がある。こ
のグラフに描かれている実センサ出力信号Srの軌跡に
おいて見られる、ほぼ同じ形状をした小さなパルスP1
の1つ1つは、心臓の鼓動(即ち血圧の脈動変化)に対
応している。なお、上記の実センサ出力信号Srに規則
性があるのは、基本的に血圧の脈動変化自体に規則性が
あることに由来する。また、前記小さなパルスP1 のピ
ークは最高血圧の値に対応し、ボトムは最低血圧の値に
対応する。
【0026】一方、カテーテル1の進行方向前方に障害
物が存在するとき、センサチップ6は、図2(b)に示
されるような波形の実センサ出力信号Srを出力する。
このときの実センサ出力信号Srには、脈動による血圧
の変動分に加えて、障害物との当接による圧力の変動分
も含まれている。即ち、このグラフに描かれている実セ
ンサ出力信号Srの軌跡において見られる大きなパルス
P2 が、障害物との当接による圧力の変動分に対応する
部分になる。なお、このような波形成分は、脈動による
血圧の変動成分とは異なり、一定の規則性を有していな
い。
【0027】図3において概念的に示されるように、セ
ンサチップ6から出力される実センサ出力信号Srは、
信号分離手段としてのマイクロコンピュータ21に漸次
入力されるようになっている。前記マイクロコンピュー
タ21は、信号記憶手段としてのメモリ22と、信号比
較補正手段としてのCPU23と、計時手段としてのタ
イマ24と、A/D変換器25とを備えている。前記A
/D変換器25は、センサチップ6が出力したアナログ
信号をデジタル化した後、そのデジタル化された実セン
サ出力信号SrをCPU23に出力する。前記メモリ2
2は、入力された実センサ出力信号Srを一時的に記憶
しておくための領域である。CPU23は、所定時間前
のセンサ出力信号Sr,Ssを前記メモリ22から2つ
呼び出してきてそれらを比較し、かつそれらSs,Sr
の差分ΔSを演算によって求める。本実施形態では、t
秒前のセンサ出力信号Sr(詳細には実センサ出力信号
Sr)と、t+n秒前のセンサ出力信号Ss(詳細には
基準センサ出力信号Ss)とが呼び出される。ここで、
nはその時の心拍数(即ち脈動の周期(秒))から割り
出される数値である。tは、あらかじめ設定された正の
数である。なお、このtの値を小さく設定するほど、セ
ンシングのタイムラグを小さくすることができる。本実
施形態では、tの値を数百msec以下に設定している。ま
た、各種時間の計測は、CPU23内のタイマ24に基
づいてなされるようになっている。
【0028】そして、所定の場合にCPU23は、その
差分ΔSを補正センサ出力信号(即ち、障害物感知信
号)Smとして外部に出力する。なお、CPU23は、
常時、血圧脈動信号を外部に出力している。
【0029】次に、信号処理の仕方を、図4のフローチ
ャートに基づいて説明する。ステップ31では、CPU
23は、センサチップ6から連続的に出力される実セン
サ出力信号SrをA/D変換器25を介して入力し、か
つそれをメモリ22内に一次的に記憶させる。なお、メ
モリ22内にはそれ以前の実センサ出力信号Srが既に
記憶されているものとして、以下の説明を進める。ま
た、メモリ22内に記憶されている実センサ出力信号S
rのうち古いもの(例えばt+n秒よりもずっと以前の
もの)は、自動的に消去されるかまたは新データが上書
きされるようになっている。そして、このステップ31
の後、CPU23は次のステップ32に移行する。
【0030】ステップ32では、CPU23は、t秒前
の実センサ出力信号Sr及びt+n秒前の基準センサ出
力信号Ssをメモリ22内から呼び出してくる。この
後、CPU23は次のステップ33に移行する。
【0031】ステップ33では、CPU23は、両者S
r,Ssを比較し、その差分ΔSを演算によって求め
る。この後、CPU23は次のステップ34に移行す
る。ステップ34では、CPU23は、さきほど求めた
差分ΔSの値が正であるか否かを判定する。このような
判定の結果、差分ΔS≦0であるときには、CPUは次
のステップ35に移行する。一方、差分ΔS>0である
ときには、CPUは次のステップ35に移行することな
く、別のステップ37に移行する。
【0032】ステップ35では、CPU23は、実セン
サ出力信号Srのみを「血圧脈動信号」として後段のデ
ィスプレイ装置に出力する。ディスプレイ装置に付設さ
れている計算手段は、この結果に基づいて血圧及び心拍
数を求め、画面上にその結果を数字等によって映し出
す。この後、CPU23は次のステップ36に移行す
る。
【0033】ステップ35では、CPU23は、画面上
にある「障害物あり」の表示灯をオフ状態に保持する。
この後、CPU23は、再び最初のステップ31に戻り
同様の処理を開始する。
【0034】従って、差分ΔS≦0である場合、カテー
テル1のオペレータは、ディスプレイ装置によって画面
上に可視化された結果を見ることにより進行方向前方に
障害物が特に存在していないことを把握することができ
る。その結果、オペレータは、カテーテル1の押し込み
操作を続行してもよい、と判断することができる。
【0035】ステップ37では、CPU23は、実セン
サ出力信号Srを「血圧脈動信号」として出力するばか
りでなく、求めた差分ΔSを「補正センサ出力信号Sm
(障害物感知信号Sm)」として出力する。ディスプレ
イ装置に付設されている計算手段は、この結果に基づい
て血圧及び心拍数を求め、画面上にその結果を数字等に
よって映し出す。この後、CPU23は次のステップ3
8に移行する。
【0036】ステップ38では、CPU23は、画面上
にある「障害物あり」の表示灯をオン状態に保持する。
この後、CPU23は、再び最初のステップ31に戻り
同様の処理を開始する。なお、前記「障害物あり」の表
示灯を点滅させることにより、オペレータによりいっそ
うの注意を喚起させてもよい。また、「障害物あり」の
表示灯の点灯または点滅に加えて、障害物感知信号Sm
の値から判断した障害物から受ける圧力を、画面上に数
値等によって表示してもよい。さらに、「障害物あり」
というようなメッセージに代え、「狭窄部位あり」、
「注意」などといったメッセージを表示することとして
もよい。
【0037】従って、差分ΔS>0である場合、カテー
テル1のオペレータは、ディスプレイ装置によって画面
上に可視化された結果を見ることによって、進行方向前
方に障害物が存在していることを把握することができ
る。その結果、オペレータは、カテーテル1の押し込み
操作を続行すべきでない、と判断することができる。そ
して、この場合には、ワイヤの操作によって、カテーテ
ル1の進行経路を別の経路に変更する等の措置を講じる
ことになる。また、現在カテーテル1の先端部分がある
箇所が目的の場所であるならば、そこで治療行為や計測
行為を実施することになる。
【0038】以下、本実施形態において特徴的な作用効
果を列挙する。 (イ) 本実施形態では、圧力分離手段としてのマイク
ロコンピュータ21が設けられており、それによる信号
処理が行われる。このため、センサチップ6が出力した
実センサ出力信号Srは、波形の変動に規則性がある成
分P1 と、規則性がない成分P2 とに分離される。よっ
て、目的としている成分P2 、即ち障害物との当接によ
る変動分のみを取り出すことができる。ゆえに、血圧に
よる変動分がセンサチップ6に作用していたとしても、
それによってセンシング結果が左右されることはない。
それゆえ、かかる信号処理を行わない場合に比較して、
センシング精度の向上を図ることができる。
【0039】従って、オペレータは、その正確なセンシ
ング結果を判断材料として進行方向前方の状況を確実に
検知することができる。ゆえに、カテーテルチューブ2
の先端を血管20内の所望の部位まで確実に誘導するこ
とが可能となる。
【0040】(ロ) 本実施形態では、信号分離手段と
してのマイクロコンピュータ21が、信号記憶手段とし
てのメモリ22と、信号比較補正手段としてのCPU2
3とによって構成されている。既に述べたように、CP
U23は、メモリ22から呼び出した基準センサ出力信
号Ssと実センサ出力信号Srとを比較し、その差分Δ
Sを補正センサ出力信号Smとして出力する。従って、
このように補正されたセンサ出力信号Smをセンシング
に利用すれば、より高精度なセンシングを行うことがで
きる。
【0041】なお、求められた差分ΔSは、障害物との
当接による変動分に相当するもののみになる。つまり、
血圧による変動分が実センサ出力信号Srから除去さ
れ、障害物との当接による変動分のみが補正センサ出力
信号Smとして取り出される。このようなことが可能で
あるのは、実センサ出力信号Sr及び基準センサ出力信
号Ssの双方に、波形の変動に規則性のある成分P1 が
含まれていることに由来する。従って、これらの差分Δ
Sをとると規則性のある成分P1 は互いに相殺されてし
まう反面、波形の変動に規則性のない成分P2 が得られ
ることになるからである。
【0042】(ハ)本実施形態では、上述した信号処理
が、信号分離手段であるマイクロコンピュータ21によ
って実行されるという特徴がある。よって、この構成で
あると、例えばアナログ回路によって同様の処理を実施
した場合に比べ、波形成分P1 ,P2 の分離性を向上さ
せることができる。従って、実センサ出力信号Sr中に
含まれている両波形成分P1 ,P2 のレベルがほぼ等し
くても、確実にそれらP1 ,P2 を分離することができ
る。よって、アナログ回路とした場合よりもセンシング
精度がおのずと高くなる。
【0043】なお、本発明は上記の実施形態のみに限定
されることはなく、例えば次のように変更することが可
能である。 (1)実施形態のステップ34においては、ΔS≦0の
ときにステップ35に移行させ、ΔS>0のときにステ
ップ37に移行することとしていた。これに代えて、例
えばΔS≦x1 (x1 :正の数)のときにステップ35
に移行させ、ΔS>x1 のときにステップ37に移行す
ることとしてもよい。このように設定しておけば、差分
ΔSの値に多少ばらつきがあってもそれを許容すること
ができる。なお、この場合のx1 は、ある程度小さな数
値であることが好ましい。
【0044】(2)実施形態のステップ38において、
表示灯の点灯もしくは点滅に代えてまたはそれらに付随
して、警告音などを鳴らしてもよい。 (3)実施形態のステップ32においては、t秒前の実
センサ出力信号Srを順次呼び出すことにより、それを
基準センサ出力信号Ssとして用いていた。これに代え
て、例えばメモリ22にあらかじめ記憶されているデー
タを基準センサ出力信号Ssとして常時用いてもよい。
また、カテーテルチューブ2のセンサ部3以外の箇所に
存在する既存の血圧センサからのセンサ出力信号を用い
て、それとの間で差分ΔSをとるという方法であっても
よい。ただし、1つの半導体式圧力センサチップ6のみ
によってセンシングを行うことができる実施形態のほう
が構成簡略化につながるという点において好ましい。
【0045】(4)実センサ出力信号Sr中に含まれて
いる分離されるべき波形成分は、3つ以上であってもよ
い。 (5)実施形態のようなマイクロコンピュータ21によ
るデジタル信号処理に代えて、例えばアナログ回路によ
る信号処理を行うことも勿論可能である。
【0046】(6)圧力検出手段6から出力されるセン
サ出力信号は電気信号に限られることはなく、例えば光
信号等であってよい。 (7)本発明は、実施形態において例示したセンサ部3
とは異なる構造を有するカテーテル1にも適用すること
ができる。例えば、前記ピストン15の代わりに、シリ
コーンゴム製の単なる封止栓等を使用した場合がそれに
該当する。また、実施形態のような相対圧型のセンサに
限定されることなく、絶対圧型のセンサにおいて使用さ
れることも可能である。
【0047】(8)本発明のカテーテル1は、体内にあ
る血管20以外の管(例えば、気管支、消化管、リンパ
管、尿道等)への挿入に使用されるものでも勿論よい。
ここで、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほか
に、前述した実施形態によって把握される技術的思想を
以下に列挙する。
【0048】(1) カテーテルチューブの先端面に作
用する圧力を圧力検出手段によって検知し、その検知結
果をセンサ出力信号として出力するように構成したセン
サ機能を備えたカテーテルにおいて、前記センサ出力信
号を波形の変動に規則性がある成分とそうでない成分と
に分離することを特徴とするセンサ機能を備えたカテー
テルにおける信号処理方法。
【0049】(2) 前記信号分離手段は、前記圧力検
出手段から連続的に出力されてくるセンサ出力信号を記
憶するメモリと、前記メモリから呼び出した基準センサ
出力信号と実センサ出力信号とを比較し、それらに差分
があるときにその差分を補正センサ出力信号として出力
するCPUとによって構成されたマイクロコンピュータ
であることを特徴とする請求項1または2に記載のセン
サ機能を備えたカテーテル。
【0050】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「ガイドチューブ: カテーテルを構成する部材であっ
て、体内に挿入されるフレキシブルなチューブ状の部材
をいう。」
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、進行方向前方の状況を正確に感知す
ることができるセンサ機能を有するカテーテルを提供す
ることができる。従って、このようなカテーテルを使用
するオペレータは、進行方向前方の状況を確実に検知す
ることができ、チューブの先端を管内の所望の部位まで
確実に誘導することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態におけるセンサ
機能を備えたカテーテルの先端部分を示す概略断面図。
【図2】(a)は同カテーテルの進行方向前方に障害物
が存在していないときの実センサ出力信号の波形を示す
グラフ、(b)は障害物が存在するときの実センサ出力
信号の波形を示すグラフ。
【図3】同カテーテルにおける信号処理の仕方を説明す
るための概念図。
【図4】同カテーテルにおける信号処理の仕方を説明す
るためのフローチャート。
【図5】従来のセンサ機構を備えたカテーテルにおける
センサ出力信号の波形を示すグラフ。
【符号の説明】
1…カテーテル、2…カテーテルチューブ、6…圧力検
出手段としての半導体式圧力センサチップ、15a…先
端受圧面、21…信号分離手段としてのマイクロコンピ
ュータ、22…信号記憶手段としてのメモリ、23…信
号比較補正手段としてのCPU、P1 …波形の変動に規
則性がある成分、P2 …波形の変動に規則性がない成
分、Sr…(実)センサ出力信号、Ss…基準センサ出
力信号、Sm…補正センサ出力信号、ΔS…差分。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カテーテルチューブ(2)の先端受圧面
    (15a)に作用する圧力を圧力検出手段(6)によっ
    て検知し、その検知結果をセンサ出力信号(Sr)とし
    て出力するように構成したセンサ機能を備えたカテーテ
    ル(1)において、 前記センサ出力信号(Sr)を波形の変動に規則性があ
    る成分(P1 )とそうでない成分(P2 )とに分離する
    信号分離手段(21)を設けたことを特徴とするセンサ
    機能を備えたカテーテル。
  2. 【請求項2】前記信号分離手段(21)は、前記センサ
    出力信号(Sr)を波形の変動に規則性がある成分(P
    1 )とそうでない成分(P2 )とに分離し、そのうちの
    少なくとも一方の成分(P2 )を補正センサ出力信号
    (Sm)として出力することを特徴とする請求項1に記
    載のセンサ機能を備えたカテーテル。
  3. 【請求項3】前記信号分離手段(21)は、センサ出力
    信号(Ss,Sr)を記憶する信号記憶手段(22)
    と、前記信号記憶手段(22)から呼び出した基準セン
    サ出力信号(Ss)と実センサ出力信号(Sr)とを比
    較し、その差分(ΔS)を補正センサ出力信号(Sm)
    として出力する信号比較補正手段(23)とによって構
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    のセンサ機能を備えたカテーテル。
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